注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:続伸、連日の終値5日線割れ *18:15JST 日経平均テクニカル:続伸、連日の終値5日線割れ 23日の日経平均は続伸した。高値と安値も前日水準を上回ったが、ほぼ高寄りから上げ幅を縮小し、下向きの5日移動平均線を8営業日連続で下回って終了。ローソク足は陰線を描いて上値での売り圧力の強さを窺わせた。5日線の上方では25日線が下降を続けたほか、一目均衡表では遅行線が応当日株価上昇で弱気シグナルを増大させており、調整継続リスクへの留意が必要となろう。一方、明日24日は5日線の上向き転換ラインが37961.81円まで下降するため、株価の上げ幅次第で短期調整終了の可能性もありそうだ。 <CS> 2024/04/23 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、円安けん制も根強いドル買いで *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、円安けん制も根強いドル買いで 23日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。日本の円安けん制で為替介入が警戒され、円買い圧力が強まる見通し。ただ、引き締め的な米金融政策を見込んだドル買いは根強く、155円を目指す展開に変わりはないだろう。イスラエルとイランの緊張が高まったが、過度な警戒は一服。リスクオフのムードは和らぎ、前日は円買いを巻き戻す展開に。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の複数回の利下げ期待は後退したが、長期金利の低下でややドル売りに振れた。ユーロ・ドルは1.0660ドル台を回復、ドル・円は154円80銭台に浮上した。本日アジア市場で日本の円安けん制による円買いも、ドル・円は154円後半を中心に底堅く推移した。この後の海外市場は米経済指標が注目される。今晩のPMIは製造業、サービス業とも前回を上回る見通し。住宅関連も好調とみられ、回復基調なら引き締め的な米金融政策を後押ししよう。そのためドル選好地合いに変わりはなく、主要通貨に対して下げづらい地合いとなりそうだ。ドル・円に関しては日本の為替介入が警戒され、円買いがドルを下押し。ただ、日銀は緩和スタンスを維持するとの思惑から円買いは限定的とみる。【今日の欧米市場の予定】・17:00 ユーロ圏・4月製造業PMI速報値(予想:46.5、3月:46.1)・17:00 ユーロ圏・4月サービス業PMI速報値(予想:51.8、3月:51.5)・17:30 英・4月製造業PMI速報値(予想:50.4、3月:50.3)・17:30 英・4月サービス業PMI速報値(予想:53.0、3月:53.1)・22:45 米・4月製造業PMI速報値(予想:52.0、3月:51.9)・22:45 米・4月サービス業PMI速報値(予想:52.0、3月:51.7)・23:00 米・3月新築住宅販売件数(予想:67.0万戸、2月:66.2万戸)・23:00 米・4月リッチモンド連銀製造業指数(予想:-8、3月:-11)・02:00 米財務省・2年債入札 <CS> 2024/04/23 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小幅高、円安けん制の円買い後退 *17:23JST 東京為替:ドル・円は小幅高、円安けん制の円買い後退 23日の東京市場でドル・円は小幅高。日本政府の円安けん制を受け為替介入を警戒した円買いが先行し、一時154円65銭まで下落。ただ、日経平均株価の堅調地合いで円買いは縮小し、米金利の持ち直しを受け夕方にかけて154円85銭まで値を上げた。・ユーロ・円は164円63銭から165円59銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0638ドルから1.0695ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値37,797.06円、高値37,817.78円、安値37,397.27円、終値37,552.16円(前日比113.55円高)・17時時点:ドル円154円80-90銭、ユーロ・円165円30-40銭【要人発言】・デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁「サプライズがなければ、6月の理事会で利下げはほぼ確実」「インフレとの戦いは終わりつつある」・十倉経団連会長「政府・日銀は行き過ぎた円安に過去にも介入」「為替介入、政府・日銀は適切に判断して対応する」「経済のファンダメンタルズを踏まえると円安に行き過ぎ」・鈴木財務相「環境が整ったと捉えられてもいい」「今後の対応は日米間共同声明を踏まえて行動」「過度の変動にはあらゆるオプションを排除せず適切に対応」・植田日銀総裁「金融政策の度合いを調整し、短期金利を引き上げていく」「物価見通し2%の達成期間、現時点では2025年度にかけてと想定」「基調的な物価見通しが下振れた場合、具体的な対応をあらかじめ言うのは難しい」【経済指標】・独・4月製造業PMI速報値:42.2(予想:42.7、3月:41.9)・独・4月サービス業PMI速報値:53.3(予想:50.5、3月:50.1)・ユーロ圏・4月製造業PMI速報値:45.6(予想:46.5、3月:46.1)・ユーロ圏・4月サービス業PMI速報値:52.9(予想:51.8、3月:51.5) <TY> 2024/04/23 17:23 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、ユーロに動意 *16:24JST 東京為替:ドル・円は変わらず、ユーロに動意 23日午後の東京市場でドル・円は154円70銭台と、ほぼ変わらずの値動き。一方、ユーロ・ドルはドル買いに押され一時1.0638ドルまで値を下げたが、その後は買戻しで1.0660ドル付近に持ち直した。ユーロ・円も失速後は165円付近に戻している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円65銭から154円84銭、ユーロ・円は164円63銭から165円00銭、ユーロ・ドルは1.0638ドルから1.0660ドル。 <TY> 2024/04/23 16:24 注目トピックス 市況・概況 23日の日本国債市場概況:債券先物は144円23銭で終了 *16:24JST 23日の日本国債市場概況:債券先物は144円23銭で終了 <円債市場>長期国債先物2024年6月限寄付144円29銭 高値144円33銭 安値144円14銭 引け144円23銭売買高総計20040枚2年 459回  0.284%5年 167回  0.489%10年 374回  0.881%20年 188回  1.656%債券先物6月限は、144円29銭で取引を開始。米金利の低下を受けて買いが先行したとみられ、144円33銭まで上げた。その後、財務省の2年債入札の結果は無難との見方で反応は特にみられなかったようだが、今週後半に開催される日銀金融政策決定会合への警戒感から売られたといわれ、一時144円14銭まで下げた。現物債の取引では、2年債、5年債、20年債が売られ、10年債が買われた。<米国債概況>2年債は4.98%、10年債は4.61%、30年債は4.72%近辺で推移。債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.48%、英国債は4.22%、オーストラリア10年債は4.27%、NZ10年債は4.81%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・16:30 独・4月製造業PMI速報値(予想:42.7、3月:41.9)・16:30 独・4月サービス業PMI速報値(予想:50.5、3月:50.1)・17:00 ユーロ圏・4月製造業PMI速報値(予想:46.5、3月:46.1)・17:00 ユーロ圏・4月サービス業PMI速報値(予想:51.8、3月:51.5)・17:30 英・4月製造業PMI速報値(予想:50.4、3月:50.3)・17:30 英・4月サービス業PMI速報値(予想:53.0、3月:53.1)・22:45 米・4月製造業PMI速報値(予想:52.0、3月:51.9)・22:45 米・4月サービス業PMI速報値(予想:52.0、3月:51.7)・23:00 米・3月新築住宅販売件数(予想:66.9万戸、2月:66.2万戸)・23:00 米・4月リッチモンド連銀製造業指数(予想:-8、3月:-11)・02:00 米財務省・2年債入札(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間) <KK> 2024/04/23 16:24 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価底堅く警戒感が後退 *16:05JST 日経VI:低下、株価底堅く警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は23日、前日比-0.96(低下率4.43%)の20.72と低下した。なお、高値は21.03、安値は20.29。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後、日経225先物は伸び悩む場面があったが下値を売り急ぐ動きはなく、概ね底堅く推移したことから市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退。日経VIは昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2024/04/23 16:05 注目トピックス 市況・概況 買い戻しの動きが先行するも決算など控えて上値は重い【クロージング】 *15:56JST 買い戻しの動きが先行するも決算など控えて上値は重い【クロージング】 23日の日経平均は続伸。113.55円高の37552.16円(出来高概算14億3000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク関連株を中心に買われた流れを受け、半導体関連株などを中心に買い戻しの動きが先行。日経平均は取引開始直後に37817.78円まで上げ幅を広げた。ただ、主要半導体関連企業の決算発表を前に利食い売りも散見され、買い一巡後に日経平均は一時マイナスに転じる場面もあった。このところの相場急落の反動から押し目を拾う動きもみられるものの、国内主要企業の決算発表本格化を前に積極的に売り買いをこなす向きも少なく、日経平均は37500~37600円水準での膠着となった。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が900を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、保険、証券商品先物、建設、その他金融など20業種が上昇。海運、ゴム製品、金属製品など13業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、NTTデータ<9613>、ダイキン<6367>が堅調だった半面、デンソー<6902>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、アドバンテス<6857>が軟化した。週明けの米国市場は、中東情勢緊迫化に対する警戒が後退する中、前営業日まで下落が続いた半導体株に押し目買いが入ったことなどから主要株価指数は上昇。東京市場にも好影響を及ぼし、買いが先行して始まった。また、銀行・証券・保険の金融株や食品・小売などの内需関連株にも投資資金が向かい、日経平均の上げ幅は一時350円を超えた。ただ、米長期金利は4.6%台と高止まりしていることや、日米ハイテク企業の決算内容を見極めたいと考える向きも多く、半導体関連株の一角が朝高後マイナスに転じるなど、上値の重さが意識されていた。日経平均は続伸したが、先週末にかけての相場急落の反動で自律反発の域を抜け出ていないと見る向きは多い。また、日米ともに主要企業の決算発表が今後本格化するほか、25日からは日銀の金融政策決定会合など重要イベントが控えている。さらに、イランとイスラエルとの戦闘激化による地政学リスクが再燃する恐れもあるほか、米国のインフレ再加速への不安感も残るなど、懸念材料が山積している。東京市場は大型連休を控えているだけに、連休が明けるまではじっくり業績動向を確認しながら、次なる上昇基調突入に向けたきっかけ待ちとなりそうだ。 <CS> 2024/04/23 15:56 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:海運業が下落率トップ *15:37JST 東証業種別ランキング:海運業が下落率トップ 海運業が下落率トップ。そのほかゴム製品、金属製品、ガラス・土石製品、輸送用機器なども下落。一方、保険業が上昇率トップ。そのほか証券業、建設業、その他 金融業、食料品なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 保険業 / 2,225.08 / 0.992. 証券業 / 605.82 / 0.893. 建設業 / 1,705.11 / 0.694. その他金融業 / 1,040.74 / 0.635. 食料品 / 2,280.49 / 0.626. 卸売業 / 3,970.73 / 0.557. 銀行業 / 313.73 / 0.558. 医薬品 / 3,520.75 / 0.469. サービス業 / 2,847.27 / 0.4510. 鉄鋼 / 809.33 / 0.2411. 小売業 / 1,757.7 / 0.2412. 精密機器 / 11,271.03 / 0.2113. 石油・石炭製品 / 1,789.08 / 0.1814. 鉱業 / 694.19 / 0.1815. 水産・農林業 / 595.21 / 0.1716. 化学工業 / 2,591.41 / 0.1517. パルプ・紙 / 564.76 / 0.1518. 空運業 / 241.16 / 0.1519. 不動産業 / 2,113.48 / 0.1120. 情報・通信業 / 5,424.87 / 0.0721. 陸運業 / 2,098.57 / -0.0822. 機械 / 3,110.6 / -0.1223. 電気機器 / 4,517.25 / -0.1524. その他製品 / 4,697.1 / -0.1525. 非鉄金属 / 1,449.78 / -0.1626. 電力・ガス業 / 598.55 / -0.1727. 倉庫・運輸関連業 / 2,759.19 / -0.2628. 繊維業 / 663.9 / -0.2829. 輸送用機器 / 5,268.85 / -0.2830. ガラス・土石製品 / 1,482.18 / -0.3531. 金属製品 / 1,419.54 / -0.9532. ゴム製品 / 4,951.82 / -1.1033. 海運業 / 1,610.27 / -1.50 <CS> 2024/04/23 15:37 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はこう着、ドルと円に買い *15:26JST 東京為替:ドル・円はこう着、ドルと円に買い 23日午後の東京市場でドル・円は154円70銭台と、こう着した値動き。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な米金融政策を見込んだドル買いが強まり、主要通貨は対ドルで軟調地合い。一方、主要株価指数は堅調ながら、クロス円も弱含む展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円65銭から154円84銭、ユーロ・円は164円64銭から165円00銭、ユーロ・ドルは1.0640ドルから1.0660ドル。 <TY> 2024/04/23 15:26 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比113.55円高の37552.16円 *15:07JST 日経平均大引け:前日比113.55円高の37552.16円 日経平均は前日比113.55円高の37552.16円(同+0.30%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比3.77pt高の2666.23pt(同+0.14%)。 <CS> 2024/04/23 15:07 注目トピックス 市況・概況 この記事は削除されました *15:05JST この記事は削除されました この記事は削除されました。 <CS> 2024/04/23 15:05 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は動意薄、株価を注視 *14:50JST 東京為替:ドル・円は動意薄、株価を注視 23日午後の東京市場でドル・円は動意が薄く、154円70銭台でのもみ合い。米10年債利回りは方向感を欠き、ドルは動きづらい。一方、日経平均株価は堅調だが、時間外取引の米ダウ先物は下げに転じた。それを受け今晩の株安が警戒され、円売りは縮小。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円65銭から154円84銭、ユーロ・円は164円83銭から165円00銭、ユーロ・ドルは1.0652ドルから1.0660ドル。 <TY> 2024/04/23 14:50 注目トピックス 市況・概況 日経平均は91円高、内外主要企業の決算や米経済指標に関心 *14:44JST 日経平均は91円高、内外主要企業の決算や米経済指標に関心 日経平均は91円高(14時40分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、信越化<4063>などがプラス寄与上位となっており、一方、レーザーテック<6920>、デンソー<6902>、京セラ<6971>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、保険業、証券商品先物、その他金融業、建設業、食料品が値上がり率上位、ゴム製品、海運業、金属製品、繊維製品、ガラス土石製品が値下がり率上位となっている。日経平均はやや方向感を欠く動きとなっている。今日はこの後、ニデック<6594>などが24年3月期決算を発表する。米国では今晩、4月の米PMI速報値(S&Pグローバル調べ)、3月の米新築住宅販売件数が発表される。また、テスラが1-3月期決算発表を予定している。 <SK> 2024/04/23 14:44 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感が後退 *14:09JST 日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.89(低下率4.11%)の20.79と低下している。なお、今日ここまでの高値は21.03、安値は20.29。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後、日経225先物は伸び悩む場面があったが下値を売り急ぐ動きはなく、概ね底堅く推移していることから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退。日経VIは昨日の水準を下回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <SK> 2024/04/23 14:09 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、アジア株にらみ *14:08JST 東京為替:ドル・円は小動き、アジア株にらみ 23日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、154円70銭台でのもみ合いが続く。米10年債利回りの低下でややドル売りに振れやすいものの、ドルの下げは限定的。一方、日経平均株価などアジア主要指数は強含み、株高を好感した円売りに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円65銭から154円84銭、ユーロ・円は164円83銭から165円00銭、ユーロ・ドルは1.0652ドルから1.0660ドル。 <TY> 2024/04/23 14:08 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:伸び悩みか、大手ハイテクの業績にらみ *13:58JST 米国株見通し:伸び悩みか、大手ハイテクの業績にらみ (13時30分現在)S&P500先物      5,047.50(変わらず)ナスダック100先物  17,334.75(-15.25)米株式先物市場でS&P500先物は変わらず、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は10ドル高。アジア株は低下し、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ22日の主要3指数は堅調。ナスダックとS&Pは7日ぶりに反発し、ダウは253ドル高の38239ドルと3日続伸で取引を終えた。中東情勢への過度な警戒は一服。一方で連邦準備制度理事会(FRB)の複数回の利下げ期待は後退したが、長期金利は低下した。前週までの軟調地合いで割安感のある銘柄を中心に幅広い買いが先行。特に前日まで大きく売り込まれたハイテクを中心に景気敏感、消費への買戻しが相場を押し上げた。本日は伸び悩みか。今晩のPMIは製造業、サービス業とも前回を上回ると予想され、景況感の改善なら引き締め的な金融政策を後押しする材料に。半面、回復を好感した買いが入りやすい。住宅関連が好調なら、消費や景気敏感への買いを誘発する材料になる。一方、取引時間中にはゼロックスの決算発表が予定され、相場に影響する可能性もあろう。また、テスラの業績が注目され、ハイテクには思惑的な売り買いが交錯するだろう。 <TY> 2024/04/23 13:58 注目トピックス 市況・概況 日経平均は171円高、積極的な売買は見送りムード *13:53JST 日経平均は171円高、積極的な売買は見送りムード 日経平均は171円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、信越化<4063>などがプラス寄与上位となっており、一方、レーザーテック<6920>、デンソー<6902>、京セラ<6971>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、保険業、証券商品先物、その他金融業、建設業、食料品が値上がり率上位、海運業、ゴム製品、金属製品、倉庫運輸関連、その他製品が値下がり率上位となっている。日経平均は下値の堅い展開となっている。今週は内外主要企業の決算発表が本格化するすることに加え、週末には日銀金融政策決定会合の結果が発表されることから、これらを見極めたいとして、やや様子見ムードが広がり、積極的な売買は見送られているようだ。 <SK> 2024/04/23 13:53 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、様子見ムードで *13:39JST 東京為替:ドル・円は変わらず、様子見ムードで 23日午後の東京市場でドル・円は154円70銭台と、ほぼ変わらずの値動き。日本の為替介入が警戒されるものの、円買いは一服しており、ドルは底堅く推移。一方、米10年債利回りはやや低下し、ドル買いは後退。全般的に様子見ムードで動きづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円65銭から154円84銭、ユーロ・円は164円83銭から165円00銭、ユーロ・ドルは1.0652ドルから1.0660ドル。 <TY> 2024/04/23 13:39 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は戻り一服、ドル買いは根強い *13:11JST 東京為替:ドル・円は戻り一服、ドル買いは根強い 23日午後の東京市場でドル・円は戻りが一服し、154円70銭台で推移。日本の円安けん制で、午前中は為替介入を警戒した円買いが短期的に強まった。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め的な金融政策を見込んだドル買いは根強いようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円65銭から154円84銭、ユーロ・円は164円83銭から165円00銭、ユーロ・ドルは1.0652ドルから1.0660ドル。 <TY> 2024/04/23 13:11 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~米国株高を好感も方向感に乏しい展開に *12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~米国株高を好感も方向感に乏しい展開に 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は小幅続伸、米国株高を好感も方向感に乏しい展開に・ドル・円は下げ渋り、円買い圧力は継続・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はNTTデータ<9613>■日経平均は小幅続伸、米国株高を好感も方向感に乏しい展開に日経平均は小幅続伸。前日比99.45円高(+0.27%)の37538.06円(出来高概算7億4000万株)で前場の取引を終えている。22日の米国市場は上昇。ダウ平均は253.58ドル高(+0.67%)の38239.98ドル、ナスダックは169.29ポイント高(+1.11%)の15451.30、S&P500は43.37ポイント高(+0.87%)の5010.60で取引を終了した。中東情勢の悪化への警戒感が後退したため寄り付き後、上昇。半導体のエヌビディアの反発がけん引したほか、ハイテクで売られ過ぎ感から買戻しが優勢となり、相場全体を支援し、終日堅調に推移。主要企業決算への期待もさらなる買い材料となり、終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了した。米国株高を受けて、東京株式市場は買い優勢で取引を開始した。寄り付き後の日経平均は37800円台まで上昇する場面があったものの、引き続き半導体株関連が弱かったことで、前日比マイナス圏に突入する場面も見られた。売り一巡後は切り返したが、プライム市場の売買代金が2兆円を下回る薄商いのなか、さえない地合いとなった。日経平均採用銘柄では、一部証券会社によるレポートを材料にフジクラ<5803>が買われたほか、築地再開発などが影響して鹿島建設<1812>も上昇。このほか、東京海上<8766>、アステラス製薬<4503>、味の素<2802>が買われた。一方、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株が引き続き売られたほか、デンソー<6902>、日本郵船<9101>もさえない。セクター別では、保険業、電気・ガス業、銀行業、鉱業、証券・商品先物取引業などが上昇した一方、金属製品、海運業、ゴム製品、倉庫・運輸関連業、ガラス・土石製品などが下落した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比1.74%高と反発したことで、東エレク<8035>など半導体株は総じて上昇スタートとなったが、投資家心理の悪化などが影響してか、買いは続かなかった。後場の東京市場は、値がさ半導体株の動向次第といったところか。調整局面を迎えた日経平均は引き続き方向感に乏しい展開となりそうだ。■ドル・円は下げ渋り、円買い圧力は継続23日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、154円84銭から154円65銭まで下落後はやや値を戻した。鈴木財務相は為替介入について「環境が整ったと捉えられてもいい」と円安をけん制。発言を受けて円買い圧力を強めたが、ドル買い地合いも続いた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円65銭から154円84銭、ユーロ・円は164円83銭から165円00銭、ユーロ・ドルは1.0652ドルから1.0660ドル。■後場のチェック銘柄・テックファームホールディングス<3625>、)ジィ・シィ企画<4073>など、5銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はNTTデータ<9613>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・3月シカゴ連銀全米活動指数:0.15(予想:0.07、2月:0.09←0.05)・ユーロ圏・4月消費者信頼感指数速報値:-14.7(予想:-14.5、3月:-14.9)【要人発言】・鈴木財務相「環境が整ったと捉えられてもいい」「今後の対応は日米間共同声明を踏まえて行動」・植田日銀総裁「金融政策の度合いを調整し、短期金利を引き上げていく」「物価見通し2%の達成期間、現時点では2025年度にかけてと想定」「基調的な物価見通しが下振れた場合、具体的な対応をあらかじめ言うのは難しい」<国内>・4月政府月例経済報告<海外>・15:00 英・3月公的部門純借入額(銀行部門除く)(予想:+100億ポンド、2月:+84億ポンド)・16:30 独・4月製造業PMI速報値(予想:42.7、3月:41.9)・16:30 独・4月サービス業PMI速報値(予想:50.5、3月:50.1) <CS> 2024/04/23 12:32 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、円買い圧力は継続 *12:19JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、円買い圧力は継続 23日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、154円84銭から154円65銭まで下落後はやや値を戻した。鈴木財務相は為替介入について「環境が整ったと捉えられてもいい」と円安をけん制。発言を受けて円買い圧力を強めたが、ドル買い地合いも続いた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円65銭から154円84銭、ユーロ・円は164円83銭から165円00銭、ユーロ・ドルは1.0652ドルから1.0660ドル。【要人発言】・鈴木財務相「環境が整ったと捉えられてもいい」「今後の対応は日米間共同声明を踏まえて行動」・植田日銀総裁「金融政策の度合いを調整し、短期金利を引き上げていく」「物価見通し2%の達成期間、現時点では2025年度にかけてと想定」「基調的な物価見通しが下振れた場合、具体的な対応をあらかじめ言うのは難しい」 <TY> 2024/04/23 12:19 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):大瓦斯、LIXIL、Finatextなど *11:37JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):大瓦斯、LIXIL、Finatextなど LIXIL<5938>:1705.5円(-80.5円)大幅反落。前日に24年3月期業績予想の下方修正を発表している。事業利益は従来予想の400億円から230億円、前期比10.7%減に引き下げ。業績未達は想定されていたものの、市場予想は300億円程度であったため、想定以上の下振れとなる形に。欧州市場を中心とした海外事業の低迷が継続する形になったもよう。なお、年間配当金計画の90円は据え置いている。神戸物産<3038>:3459円(+107円)大幅続伸。前日に3月の月次動向を発表している。営業利益は前年同月比20.3%増となり、直轄エリアの既存店出荷高も同7.5%増と堅調推移を持続している。利便性の高い冷凍野菜が好調だったほか、セール対象商品についても売上増に貢献したようだ。24年10月期に入って5カ月連続で営業利益は2ケタ増、引き続き円安進行という悪環境下での拡大が続いていることを評価する動きに。大瓦斯<9532>:3501円(+153円)大幅続伸。前日に24年3月期業績予想の修正を発表、経常利益は従来予想の1700億円から2265億円、前期比3.0倍にまで上方修正している。市場予想は1750億円程度であったため、想定以上の上振れとポジティブ視される形に。国内エネルギー事業におけるガス事業、LNG販売事業及び電気事業や、海外エネルギー事業での増益などが上振れ要因になったとされている。ストライク<6196>:4845円(+190円)大幅続伸。前日上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の29.3億円から37.1億円、前年同期比83.0%増に引き上げ。案件の成約組数が130組と当初計画の122組を上回るとともに、大型案件の成約も23組に上り、案件単価も当初計画を上回ったもよう。通期予想は据え置いているが、今後の引き上げなども想定される状況とみられる。JVCKW<6632>:871円(+32円)大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の165億円から181億円、前期比16.3%減に引き上げ。セーフティ&セキュリテイ分野の無線システム事業とモビリティ&テレマティクスサービス分野の海外OEM事業が引き続き好調に推移しているもよう。業績上振れに伴い、年間配当金も従来計画の8円から12円に引き上げ、特別配当5円があった前期配当並みの水準としている。Finatext<4419>:874円(+68円)大幅に続伸。24年3月期の営業損益予想を従来の0.21億円の黒字から2.20億円の黒字(前期実績3.28億円の赤字)に上方修正している。全社的な支出の見直しを実施した結果、業務委託費や人件費が当初見込みよりも縮小したため。従来予想から利益を約10倍も上方修正したことが好感され、買いが集まっているようだ。なお、機関投資家・アナリスト・メディア関係者向けの決算説明会を5月14日に開催すると明らかにしている。エルテス<3967>:805円(+28円)大幅に続伸。SNS型投資詐欺につながるなりすまし詐欺広告の検知サービスを開始すると発表している。起業家やタレントなど著名人の画像を無断に使用した虚偽広告をSNSに広告出稿する行為が横行しており、相談が増加していた。このため「なりすまし詐欺広告検知」をWebリスクモニタリングサービスの正式ラインナップの一つとし、正式な広告契約を結ぶ広告主やタレント事務所向けに展開する。タスキHD<166A>:642円(+45円)大幅に3日ぶり反発。資産コンサルティングベンチャーのオーラ(東京都港区)の株式を取得し、子会社化すると発表している。取得価額は23.47億円で、異動後の議決権所有割合は71.1%。オーラは不動産活用の提案や不動産仲介、不動産買取、不動産関連商品の販売などを行っており、子会社化でサービスの多角化と提供価値の向上に加え、ウェルスアドバイザリーサービスへの事業展開を強化する。 <ST> 2024/04/23 11:37 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は154円90銭手前で上げ渋る状態が続く *11:17JST 東京為替:ドル・円は154円90銭手前で上げ渋る状態が続く 23日午前の東京市場でドル・円は引き続き154円70銭台で推移。154円85銭から154円66銭で推移。ドルは154円90銭手前で上げ渋る状態が続いている。ここまでの取引レンジは154円66銭-154円85銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0652ドルから1.0661ドルまで反発。ユーロ・円は伸び悩み。165円06銭から164円83銭まで値下がり。 <MK> 2024/04/23 11:17 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は154円台後半でももみ合いが続く *11:13JST 東京為替:ドル・円は154円台後半でももみ合いが続く 23日午前の東京市場でドル・円は引き続き154円70銭台で推移。154円85銭から154円66銭で推移。リスク回避のドル売りは一巡しているが、ドルは154円90銭手前で上げ渋る状状態が続いている。ここまでの取引レンジは154円66銭-154円85銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0652ドルから1.0661ドルまで反発。ユーロ・円は伸び悩み。165円06銭から164円83銭まで値下がり。 <MK> 2024/04/23 11:13 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:ストライクや有機薬などに注目 *09:13JST 個別銘柄戦略:ストライクや有機薬などに注目 昨日22日の米株式市場でNYダウは253.58ドル高の38,239.98、ナスダック総合指数は169.29pt高の15,451.30、シカゴ日経225先物は大阪日中比295円高の37725円。為替は1ドル=154.80-90円。今日の東京市場では、24年3月期業績と配当見込みを上方修正したJVCKW<6632>、24年3月期利益と配当見込みを上方修正した東急建設<1720>、三信電気<8150>、24年3月期利益見込みを上方修正した大瓦斯<9532>、24年3月期利益と配当見込みを上方修正し「財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針の一部変更及び継続の決定に関するお知らせ」を発表した有機薬<4531>、上期業績見込みを上方修正したストライク<6196>、発行済株式数の0.62%上限の自社株買いを発表したダイセキ<9793>、STマイクロエレクトロニクスへのSiCウエハ供給契約を拡大すると発表したローム<6963>、東証スタンダードでは、24年3月期利益見込みを上方修正した横浜魚類<7443>、24年2月期営業利益と経常利益見込みを上方修正した東京衡機<7719>、発行済株式数の15.74%の自社株消却と自己株式の保有方針を発表したウエスコHD<6091>、電子書籍事業で初の海外展開となる全米最大級のデジタルマンガストアである「MangaPlaza」での配信開始を発表したボルテージ<3639>などが物色されそうだ。一方、24年3月期業績見込みを下方修正したエクセディ<7278>、LIXIL<5938>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2024/04/23 09:13 注目トピックス 市況・概況 日経平均は311円高、寄り後はもみ合い *09:10JST 日経平均は311円高、寄り後はもみ合い 日経平均は311円高(9時110分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が7日ぶりに反発、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4日ぶりに反発したことが安心感となり、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、為替介入への警戒感は強いが、外為市場で1ドル=154円70銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、今週は内外主要企業の決算発表が本格化するすることに加え、週末には日銀金融政策決定会合の結果が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。 <SK> 2024/04/23 09:10 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~短期的にはハイテク主導での自律反発狙い~ *08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~短期的にはハイテク主導での自律反発狙い~ 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■短期的にはハイテク主導での自律反発狙い■大瓦斯、24/3上方修正 営業利益 1725億円←1395億円■前場の注目材料:アステラス製薬、武田薬・三井住友銀と、創薬支援で新会社■短期的にはハイテク主導での自律反発狙い23日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりやすい相場展開になりそうだ。22日の米国市場は、NYダウが253ドル高、ナスダックは169ポイント高だった。中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが後退し、自律反発を期待した買いが入った。エヌビディアの反発がけん引する格好から、ハイテクで売られ過ぎ感から買戻しが優勢となった。シカゴ日経225先物は大阪比295円高の37725円。円相場は1ドル154円80銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。中東情勢を巡る過度な警戒感が後退し、米国ではナスダック指数が7営業日ぶりに反発した。自律反発の域は脱していないが、下げが目立っていた米ハイテク株が買い戻された動きのなか、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株への資金流入が意識されてきそうである。昨日の日経平均株価は朝方に37500円を回復する場面も見られたが、後場に入り37156円まで軟化するなど、自律反発の動きは限られていた。ボリンジャーバンドでは下向きで推移する-2σに上値を抑えられる形状となったが、本日はこれを上回ってくる可能性が高く、75日線が位置する37940円辺りが意識されてきそうだ。積極的な上値追いの動きは限られるものの、短期的にはリバウンド狙いの買いが入りやすいだろう。弱いトレンドではあるが、昨日のレーザーテック<6920>は寄り付きをほぼ安値にリバウンドの動きを見せていた。東エレク<8035>は75日線を割り込んだが、同線を上回ってくるようだと、目先的にはリバウンド狙いの動きに向かわせそうであり、ハイテク株をにらみながらの展開。また、決算を手掛かりとした個別物色が入りやすく、昨夕決算を発表したところでは、東急建設<1720>、Finatext<4419>、JVCKW<6632>、大瓦斯<9532>、横浜魚類<7443>、川岸工<5921>、有機薬<4531>の動向が注目されそうだ。■大瓦斯、24/3上方修正 営業利益 1725億円←1395億円大瓦斯<9532>は2024年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を1395億円から1725億円に上方修正した。国内エネルギー事業におけるガス事業、LNG販売事業および電力事業や、海外エネルギー事業での増益等により、計画を上回る見込み。■前場の注目材料・日経平均は上昇(37438.61、+370.26)・NYダウは上昇(38239.98、+253.58)・ナスダック総合指数は上昇(15451.31、+169.30)・1ドル=154.80-90円・シカゴ日経先物は上昇(37725、大阪比+295)・SOX指数は上昇(4381.92、+75.05)・VIX指数は低下(16.94、-1.77)・米国のインフレ沈静化期待・東証による企業価値向上の要請・アステラス製薬<4503>武田薬・三井住友銀と、創薬支援で新会社・リコー<7752>ドイツ新興買収、多様な文書をデジタル化・ローム<6963>STマイクロへのSiCウエハー供給契約拡大・積水ハウス<1928>米社買収完了、戸建住宅供給、年1万5000戸・伊藤忠<8001>三重・桑名でプール整備、官民連携し公共施設に注力・豊田合成<7282>高出力の深紫外線LED開発、1チップで200mW級・エンシュウ<6218>EV向けアルミ部品の高速溶接工法、米社と協業・コマツ<6301>電動ショベル 欧で市場開拓、仏見本市に出展・川崎重<7012>水素30%混焼、大型ガスエンジン実証・三井E&S<7003>住化にメタノール製造用反応器を納入・澁谷工業<6340>インドネシアに拠点・ローム<6963>アナ・デジ制御利点融合、電源用評価基板・富士通<6702>企業の属性証明を変換、安全にデータ空間接続・古河電工<5801>光ファイバーケーブル、国内最多の4000心実現・大日本印刷<7912>プラ部分100%再生材、ICカードのCO2減・ヒロセ電機<6806>車載用コネクター端子0.4mmピッチ・SMK<6798>音声で認知症早期発見、技術を外販、新興脳活アプリに・大興電子通信<8023>クラウド型ERP提供、全社データを一元管理・楽天G<4755>楽天モバイル、関東の5G地域拡大・三洋化成工業<4471>ポリウレタン原料にCO2組み込み、英社と実用化に向け覚書☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・特になし <ST> 2024/04/23 08:46 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆目先的にリスク回避的なユーロ売り・円買いが拡大する可能性は低い見通し *08:24JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆目先的にリスク回避的なユーロ売り・円買いが拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に165円35銭(2024/3/20)まで上昇。イランとイスラエルの二国間で大規模な戦闘が行われる可能性は低下しつつあることから、目先的にリスク回避的なユーロ売り・円買いが拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの6月利下げ観測・中東情勢の進展は予測困難、ユーロ圏経済の減速懸念・日本銀行は政策金利を0.00-0.10%に引き上げ【ユーロ買い要因】・欧州の景気回復期待・日本銀行は緩和的な金融環境を長期間維持する計画・米欧金利差縮小の可能性 <CS> 2024/04/23 08:24 注目トピックス 市況・概況 22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは253ドル高、主要企業決算への期待やハイテク反発を好感 *08:23JST 22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは253ドル高、主要企業決算への期待やハイテク反発を好感 ■NY株式:NYダウは253ドル高、主要企業決算への期待やハイテク反発を好感米国株式市場は上昇。ダウ平均は253.58ドル高の38,239.98ドル、ナスダックは169.29ポイント高の15,451.30で取引を終了した。中東情勢の悪化への警戒感が後退したため寄り付き後、上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)の反発がけん引したほか、ハイテクで売られ過ぎ感から買戻しが優勢となり、相場全体を支援し、終日堅調に推移。主要企業決算への期待もさらなる買い材料となり、終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了した。セクター別では、半導体・同製造装置、銀行が上昇した一方で、電気通信サービスが下落。携帯端末のアップル(AAPL)は6月の新作発表会のイベントがカタリストとなると、アナリストが依然強気判断を示したため上昇。地銀のザイオンズ・バンコーポレーション(ZION)は第1四半期の調整後の1株利益が予想を上回り、買われた。通信のベライゾン・コミユニケーションズ(VZ)は1-3月期決算で一部項目を除いた1株利益が予想を上回ったが、ワイヤレス加入者の流出継続が示されたほか、収入が予想を下回り下落。電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)は自動車と自動運転支援ソフトウエアの値下げ発表で収益源が懸念され、下落した。同業のルーシッド・グループ(LCID)も売られた。鉄鋼メーカーのクリーブランド・クリフス(CLF)は取引終了後に決算を発表。内容が予想を下回り、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:中東情勢の過度の懸念後退や良好な経済指標でリスクオン22日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円68銭から154円85銭まで上昇し、154円84銭で引けた。米3月シカゴ連銀全米活動指数が予想以上に改善したため利下げ観測後退でドル買いが強まったほか中東情勢への懸念が緩和しリスク回避の円買いも後退。ユーロ・ドルは1.0624ドルまで下落後、1.0661ドルまで反発し、1.0655ドルで引けた。センテノ・ボルトガル中銀総裁が「年内に100BPを超える利下げも可能」との見解を示したためユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、164円40銭まで下落後、165円03銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2300ドルまで下落後、1.2362ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9106フランへ弱含んだのち0.9124フランまで上昇した。■NY原油:弱含みで82.85ドル、供給不足への過度な不安は緩和されるNY原油先物5月限は弱含み(NYMEX原油5月限終値:82.85 ↓0.29)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-0.29ドル(-0.35%)の82.85ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは81.85ドル-83.35ドル。供給不足への過度な不安は和らぎ、ポジション調整的な売りが観測された。通常取引終了後の時間外取引では主に83ドルを挟んだ水準で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  37.73ドル   +0.76ドル(+2.05%)モルガン・スタンレー(MS) 92.09ドル   +1.43ドル(+1.57%)ゴールドマン・サックス(GS)417.35ドル  +13.35ドル(+3.30%)インテル(INTC)        34.41ドル   +0.21ドル(+0.61%)アップル(AAPL)        165.84ドル  +0.84ドル(+0.50%)アルファベット(GOOG)    157.95ドル  +2.23ドル(+1.43%)メタ(META)           481.73ドル  +0.66ドル(+0.13%)キャタピラー(CAT)      357.61ドル  +2.95ドル(+0.83%)アルコア(AA)         36.35ドル   +0.82ドル(+2.30%)ウォルマート(WMT)      60.14ドル   +0.61ドル(+1.02%) <ST> 2024/04/23 08:23 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:中東情勢の過度な悪化に対する警戒感低下でドルは下げ渋る可能性 *08:21JST 今日の為替市場ポイント:中東情勢の過度な悪化に対する警戒感低下でドルは下げ渋る可能性 22日のドル・円は、東京市場では154円46銭から154円76銭まで反発。欧米市場では154円63銭から154円85銭まで上昇し、154円84銭で取引終了。本日23日のドル・円は主に154円台で推移か。中東情勢の過度な悪化に対する警戒感は低下しつつあり、ドルは下げ渋る可能性がある。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内利下げについては、昨年末の段階では3月末までに利下げが開始されることが有力視されていた。年末までに5回程度の利下げが実施されるとの見方は少なくなかった。しかしながら、利下げの必要性を高める物価・経済・労働指標は不足しており、CMEのFedWatchツールによると9月利下げの確率は65%程度、11月利下げについては75%程度まで低下している。これを受けて年末までの利下げの回数は2回弱に減少すると予想されている。複数の地区連銀総裁は利下げ開始の時期については「データ次第」であることを強調しており、パウエルFRB議長もこの意見と大差ないとみられる。5月上旬までに発表される主要経済指標がまずまず良好な内容だった場合、市場参加者の一部は「年内利下げの確率はさらに低下し、米国株式相場は著しく圧迫される」と警戒してる。 <CS> 2024/04/23 08:21

ニュースカテゴリ