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注目トピックス 市況・概況 イラン通貨は安値もみ合い【フィスコ・コラム】 *09:00JST イラン通貨は安値もみ合い【フィスコ・コラム】 イランのライシ大統領死亡で、同国の政治情勢の行方に関心が高まっています。中東情勢がさらに混迷し地域の不安定化が進みかねないためです。核開発に対する制裁も長期化し、保守強硬路線の継続なら通貨リヤルの一段の減価は避けられそうにないでしょう。ライシ師はイラン北西部のダムや発電所の完成式に出席し、帰途にヘリコプターの墜落事故で死亡しました。それを受け、後任を選ぶ大統領選が6月28日に行われる予定。イランが支援する武装組織ハマスがイスラエルと紛争状態にあり、両国の緊張は地域全体の混乱に発展しかねません。最高指導者ハメネイ師およびその後継とみられていたライシ師と同じ保守強硬路線が引き継がれるか注目されます。対米関係も見据える必要があります。イランとアメリカは1979年以降、敵対関係にあるものの、保守穏健派のロウハニ前大統領(2013-21年)は就任直後に当時のオバマ米大統領と直接対話した経緯があります。アメリカ主導で国連を巻き込んだ2006年以降の厳しい経済制裁は緩和に向かうかに見えましたが、親イスラエルのトランプ前米大統領の就任でアメリカは核合意を離脱し制裁はむしろ強化されています。そうした背景から通貨リヤルはほぼ一貫して下げ続けています。足元の公式レートは現在1ドル=4万2000リヤルに固定され、市場のレートは38万5000リヤル、闇レートは51万3000リヤルで市場レートとの乖離は拡大。コロナ禍やウクライナ戦争のほか制裁強化、さらに中東情勢の緊迫化で乱高下しながら水準を切り下げているようです。対ドルでは世界最弱の通貨に位置付けられています。イランは欧米から制裁を受けているロシアとの貿易をここ数年で拡大させており、両国は決済システムに関する協議に合意。決済通貨にはロシアルーブルとイランリヤルが使用されているものの、両通貨の対ドルレートでの価値が極端に異なっています。ルーブル・リヤル相場は公式レートと闇レートで乖離しイランにとって不利に働くことから、リヤルはルーブルに対しても安定していません。リヤルの減価はインフレを招き国民生活を圧迫し続けることが国民の怒りにもつながっています。ここ数年はハメネイ師を独裁者呼ばわりする反政府デモが首都テヘランを中心に頻発。ライシ師は2022年に政府への抗議活動に参加した女性に対する暴力的な弾圧を繰り返しているとも伝えられました。非難が強まる保守強硬派路線が維持されれば、リヤル安と政情不安のスパイラルが待ち受けています。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。 <TY> 2024/05/26 09:00 注目トピックス 市況・概況 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米GDP改定値、米PCEコアデフレーター、米ベージュブック公表 *18:00JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米GDP改定値、米PCEコアデフレーター、米ベージュブック公表 ■株式相場見通し予想レンジ:上限39100円-下限38200円今週末24日の米国株式市場は反発。ダウ平均は前日比4.33ドル高(+0.01%)の39069.59ドル、ナスダックは184.77ポイント高(+1.10%)の16920.80、S&P500は36.88ポイント高(+0.70%)の5304.72で取引を終了した。また、大証ナイト・セッションの日経225先物は、通常取引終値比200円高の38800円で取引を終えた。日経平均は、75日移動平均線を下回ったが、右肩上がりに転じた25日移動平均線より上を維持している。日足の一目均衡表の雲下限が38396円と25日移動平均線とほぼ同じ水準であることで、38400円水準がサポートラインとして引き続き意識されよう。上値は重いが下値も固いといった地合いのため、下値警戒感はさほど感じられない。ただ、プライム市場の売買代金は4兆円前後に留まっており市場エネルギーは乏しい。エヌビディア決算をきっかけとした日経平均上昇、というシナリオが崩れた状況下、方向感が定まらない地合いが続くと想定する。なお、30日には、TOPIX定期見直しに伴うリバランス、31日にはMSCI定期見直しに伴うリバランスがそれぞれ発生するため、週末にかけては売買代金が5兆円前後まで膨らむ可能性はある。MSCI定期見直しでは、アシックス<7936>が新規採用となるが、清水建設<1803>、シャープ<6753>、ヤマハ<7951>、東武鉄道<9001>、小田急電鉄<9007>など15銘柄が除外となる。指数インパクトが小さい銘柄ではあるが、日経平均採用銘柄が多く除外されることで、31日大引けのタイミングは注意したいところだ。長期金利上昇を受けて、株式市場では、三菱地所<8802>、三井不動産<8801>など不動産株の下げが目立つ。一方、代表的な金利上昇恩恵セクターである銀行株は、コンコルディアFG<7186>など地銀がやや買われたが、三菱UFJFG<8306>などメガバンクは横ばい推移と目立った動きは観測されなかった。12年ぶりの水準まで長期金利が上昇したことに対して、市場は「脱デフレ」を好感するわけではなく、相場の急変などへの警戒感が先行しややネガティブな反応を示した。週明けの27日から28日にかけて、日銀金融研究所主催の国際コンファランスに植田和男日銀総裁など日銀関係者が出席することから、サプライズ発言への警戒感が強まった可能性もあろう。来週半ばに米連邦公開市場委員会(FOMC)開催前のブラックアウト期間入りするため、米政府高官の講演も多い。日米政府高官の発言によって日米金利が振らされる地合いは続くだろう。■為替市場見通し来週のドル・円は上げ渋りか。5月22日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、インフレ率は低下しているものの、目標値に抑え込むには時間を要するとの見方で一致。状況によっては利上げの可能性も示された。米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利は長期間据え置きとなる可能性が高まっており、投資家のドル選好は続く見通し。1-3月期の日本の経済成長率はマイナスに転じたこと、インフレ加速の可能性が低いことも意識されそうだ。ただ、日本の為替介入への警戒は根強く、神田財務官が、「いつ何時でも必要な措置を取る用意がある」と述べたことは軽視できない。そのため、157円超の水準でリスク選好的なドル買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いとみられる。米国のインフレ期待がやや低下していることも、ドルの一段の上昇を抑える一因となりそうだ。■来週の注目スケジュール5月27日(月):植田日本銀行総裁が日銀金融研究所主催2024年国際コンファランスで開会あいさつ、内田日銀副総裁が同コンファランスで基調講演、中・工業企業利益(4月)、独・IFO企業景況感指数(5月)、米英・株式市場は祝日のため休場など5月28日(火):企業向けサービス価格指数(4月)、基調的なインフレ率を捕捉するための指標(日本銀行)、豪・小売売上高(4月)、米・消費者信頼感指数(5月)、欧・欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏CPI予想、米・クリーブランド連銀総裁が日銀主催のイベントで講演、米・ミネアポリス連銀総裁がフォーラムでスピーチなど5月29日(水):安達日銀審議委員が熊本県金融経済懇談会で講演、同記者会見、豪・消費者物価指数(4月)、独・消費者物価指数(5月)、米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表、米・ニューヨーク連銀総裁が討論会に参加、南ア・総選挙など5月30日(木):欧・ユーロ圏失業率(4月)、欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(5月)、米・GDP改定値(1-3月)、米・中古住宅販売成約指数(4月)、米・ニューヨーク連銀総裁が講演、米・ダラス連銀総裁が講演など5月31日(金):東京CPI(5月)、失業率(4月)、有効求人倍率(4月)、国債買い入れオペ、外国為替平衡操作の実施状況(4月26日-5月29日)、中・製造業/非製造業PMI(5月)、欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(5月)、米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(4月)、米・MNIシカゴ購買部協会景気指数(5月)など <CN> 2024/05/25 18:00 注目トピックス 市況・概況 株ブロガー・さなさえ:イチ個人投資家のわたしならばこう選ぶ!注目の中小型株【FISCOソーシャルレポーター】 *17:00JST 株ブロガー・さなさえ:イチ個人投資家のわたしならばこう選ぶ!注目の中小型株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年5月21日15時に執筆皆様、おはこんばんちは。日経平均株価は3万9000台まで戻してきましたが、グロース市場指数を見ると、どうにもそこを主戦場としている個人投資家の体温が低い事が伺えます。今年、ここまでの相場でハッキリしている事は、重視されるのは「テーマ」というトレンドではなく、やはり株の基本である「好業績」という事ですね。5月に入ってそれを改めて痛感する今日この頃…さなさえです。夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目へ…はや71回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。<個人は好業績&業績期待のある株を狙うべし>さて、決算シーズンを通過して物色が続いているのは、やはり好業績の株のようです。個人投資家の夢でもある『短期急騰』を狙った注目株を月毎に自身のブログでレポートしている者として、振り返れば年始からの5ヶ月余りでそれを肌身に感じました。(引き続き頑張ります、ハイ…。)テーマとして人気化した半導体や生成AIやデータセンターなどは実は足元では息の長い人気もあるのですが、やはり4月、5月の相場においてはそのトレンドが続かなかったようです。特に「将来的な売り玉」でもある信用買い残が積み上がった銘柄においては本当に怖くて触れないメンタルにもなりましたね。また、これを書き終えた後、5月22日に控えた米エヌビディア社の決算の内容次第では、その物色動向も再び変わってくる事もあるでしょう。と、こんな風に愚痴ってばかりはいられないもので、その「好業績」、もしくは好業績への期待がある株に狙いを絞っていくならば、決算シーズンを終えたこの時期にその押し目を狙っていくのも得策です。今回はわたしが直近で注目した株をご紹介していきます。<ポートフォリオに入れてます>目下トレンドが来ている石炭・石油関連からは以前、著名投資家・井村俊哉氏の大量保有で個人投資家の間で話題となった住石HD<1514>と三井松島HD<1518>ですね。特に住石HDはあの麻生太郎元総理のお膝元、「麻生炭鉱」でも知られた麻生と資本・業務提携を発表し、個人投資家達を中心とした短期資金によって乱高下していましたね。三井松島HDもシティインデックスイレブンスと共同保有者による大量保有と追加取得で思惑が動いているようです。石油関連からは自社株買いを発表したENEOS<5020>ですね。「国内外の腰の入った資金が続々と入ってきたら…」と、見ています。また、運輸業も好業績企業が多いです。例えば鴻池運輸<9025>、C&FロジHD<9099>、センコーHD<9069>はチャートも右肩上がりでありながらもまだ割安感があるのがいいですね。そうなればECサイトにも思惑が…カタログ総合通販のベルーナ<9997>、EC以外にも実店舗でインバウンド向けカメラ・時計などで思惑のあるシュッピン<3179>も面白そうです。あとはザックリで恐縮ですが、造船関連から名村造船所<7014>、その船舶向け配電制御システムなどを手掛ける寺崎電気<6637>、同じく船舶用エレベーターも手掛ける守谷輸送機工業<6226>、EVや原発向けの振動試験・計測装置のIMV<7760>、同じく原発関連にも使われる温度測定装置を手掛ける助川電気工業<7711>、任天堂のSwitch後継機種でも思惑のあるシライ電子工業<6658>、プリント基板向け材料の有沢製作所<5208>、大型プリンター製造のミマキエンジニアリング<6638>、空調システム機器の木村工機<6231>は、決算を通過して強そうだなぁ…と見て、ポートフォリオに組み込んで監視しています。最後はオマケで…国内自動車メーカーのプラットフォーム型自律移動モビリティーの実証・開発に協力したと発表したKudan<4425>、[3092]ZOZOグループのアパレルブランドであり、業績期待の高いyutori<5892>、再生可能エネルギーを中心とした小売業を手掛ける直近IPOであるレジル<176A>は、短期目線ではどうかなぁ…と横目でチェック中です。はい、今回は以上です。ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.----執筆者名:さなさえブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』 <TY> 2024/05/25 17:00 注目トピックス 市況・概況 国内株式市場見通し:日米金利上昇が重し、売買代金も減少し日経平均の動きは鈍い *14:19JST 国内株式市場見通し:日米金利上昇が重し、売買代金も減少し日経平均の動きは鈍い ■エヌビディア決算は追い風とならず今週の日経平均は週間で141.27円安(-0.36%)の38646.11円と下落。注目された米半導体大手エヌビディアの決算発表が市場予想を上回ったことから、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体株を押し上げる材料となったが、多くの業種が上がるような全面高の展開とはならなかった。23日の米国市場では米経済指標が強かったことで米10年債利回りは4.49%まで上昇。金利上昇を嫌気した米ハイテク株下落の流れが東京市場にも波及し、週末は半導体株が総じて下落。為替が1ドル=157円台と円安ドル高が強まったものの、政府・日本銀行による円買い介入警戒が高まったことから日本株への追い風とはならなかった。債券市場では、指標となる新発10年物国債の利回りが1.005%まで上昇し、2012年4月以来およそ12年ぶりに節目である1.000%を超えた。足元の円安推移などを受けて、日銀が早期の追加利上げや国債買入の減額に動くとの思惑が高まっており、株式市場では相場の急変が警戒されて積極的な売買は手控えられた。週末のプライム市場の売買代金は、日経平均が一時700円下落したにも関わらず、押し目買いは膨らまず3.8兆円ほどに留まった。なお、5月第3週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を384億円買い越したほか、TOPIX先物を1797億円売り越し、225先物は614億円売り越したことから、合計2027億円の売り越しとなった。一方、個人投資家は現物を1093億円売り越すなど合計で518億円買い越し。なお、信託は現物を492億円と小幅に買い越した。■31日にはMSCIリバランス今週末24日の米国株式市場は反発。ダウ平均は前日比4.33ドル高(+0.01%)の39069.59ドル、ナスダックは184.77ポイント高(+1.10%)の16920.80、S&P500は36.88ポイント高(+0.70%)の5304.72で取引を終了した。また、大証ナイト・セッションの日経225先物は、通常取引終値比200円高の38800円で取引を終えた。日経平均は、75日移動平均線を下回ったが、右肩上がりに転じた25日移動平均線より上を維持している。日足の一目均衡表の雲下限が38396円と25日移動平均線とほぼ同じ水準であることで、38400円水準がサポートラインとして引き続き意識されよう。上値は重いが下値も固いといった地合いのため、下値警戒感はさほど感じられない。ただ、プライム市場の売買代金は4兆円前後に留まっており市場エネルギーは乏しい。エヌビディア決算をきっかけとした日経平均上昇、というシナリオが崩れた状況下、方向感が定まらない地合いが続くと想定する。なお、30日には、TOPIX定期見直しに伴うリバランス、31日にはMSCI定期見直しに伴うリバランスがそれぞれ発生するため、週末にかけては売買代金が5兆円前後まで膨らむ可能性はある。MSCI定期見直しでは、アシックス<7936>が新規採用となるが、清水建設<1803>、シャープ<6753>、ヤマハ<7951>、東武鉄道<9001>、小田急電鉄<9007>など15銘柄が除外となる。指数インパクトが小さい銘柄ではあるが、日経平均採用銘柄が多く除外されることで31日大引けのタイミングは注意したいところだ。■長期金利上昇でも銀行株は横ばい推移長期金利上昇を受けて、株式市場では、三菱地所<8802>、三井不動産<8801>など不動産株の下げが目立つ。一方、代表的な金利上昇恩恵セクターである銀行株は、コンコルディアFG<7186>など地銀がやや買われたが、三菱UFJFG<8306>などメガバンクは横ばい推移と目立った動きは観測されなかった。12年ぶりの水準まで長期金利が上昇したことに対して、市場は「脱デフレ」を好感するわけではなく、相場の急変などへの警戒感が先行しややネガティブな反応を示した。週明けの27日から28日にかけて、日銀金融研究所主催の国際コンファランスに植田和男日銀総裁など日銀関係者が出席することから、サプライズ発言への警戒感が強まった可能性もあろう。来週半ばに、米連邦公開市場委員会(FOMC)開催前のブラックアウト期間入りするため、米政府高官の講演も多い。日米政府高官の発言によって日米金利が振らされる地合いは続きそうだ。■30日に米1-3月GDP改定値発表来週は、国内では、27日に3月景気動向指数(確報値)、28日に4月企業向けサービス価格指数、29日に5月消費者態度指数、31日に5月東京消費者物価指数(CPI)、4月失業率、鉱工業生産(速報値)、住宅着工件数などの発表が予定されている。なお、27-28日に日銀金融研究所主催の2024年国際コンファランスが開催される予定。海外では、27日に独・5月IFO企業景況感指数、28日に豪・4月小売売上高、米・3月S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数、5月コンファレンスボード消費者信頼感指数、29日に豪・4月CPI、独・6月GFK消費者信頼感調査、5月CPI(速報)、米・5月リッチモンド連銀製造業指数、30日に欧・5月ユーロ圏景況感指数、4月ユーロ圏失業率、米・前週分新規失業保険申請件数、1-3月GDP(改定値)、4月卸売在庫(速報値)、4月中古住宅販売成約指数、週次原油在庫、31日に中・5月製造業/サービス業PMI、欧・5月ユーロ圏CPI(速報値)、米・4月個人所得、PCEデフレーター、5月シカゴ購買部協会景気指数などの発表が予定されている。 <FA> 2024/05/25 14:19 注目トピックス 市況・概況 新興市場見通し:年初来安値更新の厳しい状況のなか、久々のIPOが投資家心理改善につながるか *14:17JST 新興市場見通し:年初来安値更新の厳しい状況のなか、久々のIPOが投資家心理改善につながるか ■反発のきっかけを逸し年初来安値を連日で更新今週の新興市場は続落。同時期の騰落率は、日経平均が-0.36%だったのに対して、グロース市場指数は-3.17%、グロース市場250指数は-3.92%と新興市場の弱さが目立った。新興市場の決算発表も一巡し、証券会社のレポートが徐々に出始めたことで、見直しの動きが強まる可能性もあったが、グロース市場Core指数構成銘柄などの主力処は総じて弱いまま。グロース市場指数、グロース市場250指数はともに年初来安値を連日で更新した。売買代金を伴い急落するセリングクライマックスは見られず、じりじりと値を下げたことで反発のきっかけを逸した状況といえよう。投資家心理は悪化の一途をたどっており、押し目を入れにくくなっている。時価総額上位銘柄ではJTOWER<4485>が上場来安値を更新したほか、ウェルスナビ<7342>が5日続落で年初来安値を更新。カバー<5253>、ジーエヌアイグループ<2160>、弁護士ドットコム<6027>、BASE<4477>も年初来安値を更新した。一方、メディアに取り上げられたことなどが材料視されたGENDA<9166>が盛り返したほか、シーユーシー<9158>は週末、上場来安値更新手前で切り返した。その他の銘柄では、DWTI<4576>が無担保社債と新株予約権発行発表に伴い希薄化懸念が先行して売られたほか、日本電解<5759>は継続疑義の前提に関する事項で注記を追記したことで5日続落した。一方、エヌビディア決算への思惑が波及したことでKudan<4425>、Laboro.AI<5586>、エーアイ<4388>、キャスター<9331>などAI関連銘柄の一角に物色が向かった。■約1カ月ぶりのIPOが投資家心理改善につながるか来週の新興市場は、引き続き厳しい地合いが続くと想定する。主力株の多くがじりじりと年初来安値を更新しており、反発のきっかけがつかみにくい。新興市場が活性化するきっかけの一つとして、東京証券取引所が進める「企業統治強化」に注目していたが、5月21日に行われた「市場区分の見直しに関するフォローアップ」のなかで「グロース市場における投資者への情報発信の充実に向けた対応について(案)」を見る限り、目新しい内容とはいいがたい内容だった。グロース市場への影響も限定的だった。東証によるグロース市場の企業統治強化は、反発のきっかけの一つとして期待していただけに、新興市場は一段と厳しい状況に追い込まれたと考える。一方、来週は28日に学びエイド<184A>がグロース市場に上場する。約1カ月ぶりの新規株式公開(IPO)となることから、手掛かり材料に乏しい地合いも影響して、関心は向かいやすいだろう。同社が盛り上がることで直近IPO銘柄にも物色が波及する可能性はある。とりわけ、レジル<176A>、トライアルHD<141A>、SOLIZE<5871>は初値を上回って推移していることから、他のIPO銘柄よりも関心が高まるかもしれない。直近IPO銘柄が賑わうことで、投資家心理が少しでも改善するか注目したい。 <FA> 2024/05/25 14:17 注目トピックス 市況・概況 米国株式市場見通し:長期金利にらみだが、投資家心理は良好を維持 *14:17JST 米国株式市場見通し:長期金利にらみだが、投資家心理は良好を維持 来週の米国株は、27日がメモリアルデーに伴う休場のため4営業日立ち合いのなか、政府要人発言に伴う長期金利を睨んだ展開となりそうだ。6月11-12日に連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるため、来週半ばより、FOMC関係者はブラックアウト期間(中銀関係者による金融政策に関する発言を禁じた期間)に入る。そのため、週前半に政府要人の講演などが集中する。5月22日に公表された4月30日-5月1日のFOMC会合の議事要旨には、「追加利上げも辞さない」といった文言が盛り込まれており、想定以上にタカ派な内容と受け止められ、週末の10年物国債利回りは5月14日以来となる4.5%台に乗せる場面が見られた。来週も政府要人からタカ派な発言が相次いだ場合、米長期金利が上昇することで米国株の上値を抑える可能性はある。一方、今週のNYダウは週間ベースで、4月第2週(-2.37%)同様の大きな下落率となったが、25日移動平均線や75日移動平均線がサポートとして機能しており下値不安はさほど強まっていないと考える。また、VIX指数は11.93と今年の低い水準に留まっており、相場の急変動に備える動きも限定的だ。市場心理としては、「米長期金利が上昇したといっても4.5%ほどで、昨年の4.8-4.9%比では低い」という見方もあり、まだまだ楽観ムードが強いと推測する。こういった局面の方が、相場の急落でVIX指数が一気に跳ね上がり嫌なムードが強まりやすいので注意はしたいが、米国市場はソフトランディングへの期待感は相当強いと言えよう。来週は米長期金利を睨んだ展開ではあるが、投資家心理が良好なため、ハイテク中心の地合いで米国主要3指数はしっかりの展開を想定する。経済指標では、28日に3月S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数、5月コンファレンスボード消費者信頼感指数、29日に5月リッチモンド連銀製造業指数、30日に前週分新規失業保険申請件数、1-3月GDP改定値、4月卸売在庫(速報値)、4月中古住宅販売成約指数、週次原油在庫、31日に4月個人所得、PCEデフレーター、5月シカゴ購買部協会景気指数などが予定されている。主要企業決算は、28日にボックス、ヒューレット・パッカード、29日にセールスフォース、アバクロンビーアンドフィッチ、30日にメーシーズ、デル・テクノロジーズ、コストコ・ホールセールなどが予定されている。 <FA> 2024/05/25 14:17 注目トピックス 市況・概況 ユーロ週間見通し:上げ渋りか、引き続き170円台での利食い売りを警戒 *14:14JST ユーロ週間見通し:上げ渋りか、引き続き170円台での利食い売りを警戒 ■もみ合い、ユーロ圏経済の緩やかな回復への期待残る今週のユーロ・ドルはもみ合い。欧州中央銀行(ECB)による6月利下げの可能性は一段と高まり、米政策金利の長期間据え置きも想定されたことから、ユーロ売り・米ドル買いが一時優勢となった。ただ、週後半にはユーロ圏経済の緩やかな回復を期待したユーロ買いも観測されており、ユーロ売り・米ドル買いは縮小した。取引レンジ:1.0805ドル-1.0884ドル。■下げ渋りか、ECBの利下げペースにらみユーロ売り縮小も来週のユーロ・ドルは下げ渋りか。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な金融政策への期待でドル選好地合いに変わりはない。ただ、5月31日発表のユーロ圏消費者物価指数が市場予想を上回った場合、欧州中央銀行(ECB)の利下げペースは相当緩やかになるとの見方からリスク回避のユーロ売りは後退しそうだ。予想レンジ:1.0750ドル-1.0950■強含み、日欧金利差のすみやかな縮小は予想されず今週のユーロ・円は強含み。日米金利差の維持を想定して米ドル買い・円売りが強まり、この影響でユーロ・円は170円台半ばまで買われた。欧州中央銀行(ECB)による6月利下げは織り込み済みで7月以降については経済状況次第となることから、日欧金利差がすみやかに縮小するとの思惑は後退したこともユーロ買い・円売りを促す一因となったようだ。取引レンジ:168円99銭-170円50銭。■上げ渋りか、引き続き170円台での利食い売りを警戒来週のユーロ・円は上げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)の6月利下げはすでに織り込み済み。5月31日発表のユーロ圏消費者物価指数が市場予想を上回った場合、7月以降の利下げペースは緩慢になるとみられる。ただ、170円台では利益確定を狙ったユーロ売りが増える可能性があること、日本の為替介入が一部で警戒されていることから、ユーロは伸び悩む可能性は残されている。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・31日:5月消費者物価コア指数(4月:前年比+2.7%)45.7)予想レンジ:169円00銭-171円50銭 <FA> 2024/05/25 14:14 注目トピックス 市況・概況 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、4月消費者物価指数に注目 *14:13JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、4月消費者物価指数に注目 ■伸び悩み、米高金利長期化を警戒今週の豪ドル・円は伸び悩み。豪準備銀行(中央銀行)の5月理事会議事要旨を受けて、豪ドル買いが一時優勢となったが、米国の利下げ開始時期後ずれ観測や高金利長期化への警戒感が広がり、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは縮小した。取引レンジ:103円48銭-104円57銭。■底堅い展開か、4月消費者物価指数に注目来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の5月理事会議事要旨では、「消費者物価指数が目標をより長く上回り続けるリスクが増大」と指摘され、利上げも検討したことが判明しており、年内の利下げ観測後退により豪ドルは売りづらくなりそうだ。4月消費者物価指数が前回実績を上回った場合、豪ドル買いが強まる可能性がある。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・28日:4月小売売上高(3月:前月比-0.4%)・29日:4月消費者物価指数(3月:前年比+3.5%)予想レンジ:103円20銭-105円20銭 <FA> 2024/05/25 14:13 注目トピックス 市況・概況 英ポンド週間見通し:上げ渋りか、200円台で利食い売りが増える可能性 *14:12JST 英ポンド週間見通し:上げ渋りか、200円台で利食い売りが増える可能性 ■堅調推移、英国のインフレ持続を意識今週のポンド・円は堅調推移。一時200円を上回った。インフレ持続を意識したポンド買い・円売りが観測された。日本の円買い介入に対する警戒感はあるものの、英国のインフレがすみやかに緩和するとの見方は後退し、英中央銀行は政策金利を長期間据え置く可能性があることもポンド買い・円売りを促したようだ。取引レンジ:197円39銭-200円07銭。■上げ渋りか、200円台で利食い売りが増える可能性来週のポンド・円は上げ渋りか。英中央銀行の利下げ開始時期は後ずれの公算。英国の景気回復期待は消えていないため、リスク回避目的のポンド売りは抑制されるとみられる。ただ、節目の200円を超える局面では利益確定を狙ったポンド売り・円買いが増える可能性があるため、ポンド・円は200円台半ば近辺で上げ渋る展開もあり得る。○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント・特になし予想レンジ:198円00銭-201円00銭 <FA> 2024/05/25 14:12 注目トピックス 市況・概況 為替週間見通し:上げ渋りか、米金融引き締め長期化も日本の為替介入を警戒 *14:08JST 為替週間見通し:上げ渋りか、米金融引き締め長期化も日本の為替介入を警戒 【今週の概況】■米金利据え置き長期化をにらんでドル買い強まる今週のドル・円は強含み。インフレ緩和のペースは緩やかであることから、米国の利下げ開始時期は9月以降になるとの見方が強まり、リスク選好的なドル買い・円売りが優勢となった。5月23日発表の5月米製造業PMI速報値は50.9と、予想に反して改善したこともドル買い材料となり、ドル・円は157円台前半まで買われた。ただ、金利据え置きの長期化を警戒して5月23日の米国株式は大幅安となったことから、リスク選好的なドル買いはやや縮小し、ドル・円は157円を挟んだ水準でしばらく推移した。24日のニューヨーク外為市場でドル・円は一時157円13銭まで買われたが、その後は上げ渋った。この日発表された4月耐久財受注速報値は予想外にプラスとなったことから、ドル買いが一時優勢となったが、その後発表された5月ミシガン大学消費者信頼感の期待インフレ率(確報値)は市場予想を下回り、年内における利下げ期待が高まったことから、リスク選好的なドル買いは一服。ドル・円は156円96銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:155円48銭-157円20銭。【来週の見通し】■上げ渋りか、米金融引き締め長期化も日本の為替介入を警戒来週のドル・円は上げ渋りか。5月22日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、インフレ率は低下しているものの、目標値に抑え込むには時間を要するとの見方で一致。状況によっては利上げの可能性も示された。米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利は長期間据え置きとなる可能性が高まっており、投資家のドル選好は続く見通し。1-3月期の日本の経済成長率はマイナスに転じたこと、インフレ加速の可能性は低いことも意識されそうだ。ただ、日本の為替介入への警戒は根強く、157円超の水準でリスク選好的なドル買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いとみられる。【日・5月東京都区部消費者物価指数(CPI)】(5月31日)5月31日発表の5月東京都区部消費者物価コア指数(コアCPI)が前回実績の前年比+1.6%を下回った場合、早期のる金融正常化を期待した円買いは後退するとの見方が出ている。【米・4月コアPCE価格指数】(5月31日)5月31日発表の米4月コアPCE価格指数は前年比+2.8%と、前回から変わらずの見通し。市場予想を上回った場合、引き締め的な金融政策の継続を見込んだドル買いが続く可能性がある。ドル・円の予想レンジ:155.50円-158.50円 <FA> 2024/05/25 14:08 注目トピックス 市況・概況 個人投資家・有限亭玉介:株の基本は業績にあり!決算後に注目した銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 *10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:株の基本は業績にあり!決算後に注目した銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年5月20日10時に執筆近年は新NISAやAIが資産運用を行うサービスなど、株式投資に何らかの形で参入する人も増えてきました。株式投資に関する記事を執筆してきた人間として、多くの方がこの世界に関心を持ってくれるのは嬉しいもんですな。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。何かをキッカケに株式投資の世界へ飛び込んだ初心者にとっては、見るもの全てが新鮮でわからない事だらけかもしれません。「そもそも株式とは?」、「なぜ海外のニュースで日本の株価が乱高下するのか?」、「需要と供給って何?」などなど…あたくしが株式投資を始めた時はそのような感じでした。失敗しては勉強を繰り返し…今でも株式投資が好きでそれは続けております。「どうして株価が上がるの?」と聞かれたら、買いが売りを上回るから。という回答になります。下がる場合は、その逆という事ですな。どのような理由で買われる(売られる)かは、個別銘柄の特徴や世界情勢、あるいは日米の金融政策など、地球上の全てが株価に影響していると言っても過言ではありません。このような説明をすると、「気軽に始めたのに、大変なものに手を出してしまったなぁ。」と思う方もおられるかも…それでも、ご安心ください。確かに永遠に買われ続ける銘柄を見つけるのは至難の業ではありますが、増配や業績拡大を繰り返している企業の株価は、長い目で見れば基本的には上昇していくものです。ただ、そうは言っても、そんな優良銘柄を探し出すのはやはり難しいもの…だからこそあたくしが毎週こちらの記事で皆様の為に気になる銘柄をピックアップしております。今回は株式投資の基本に則って、好業績&上昇チャートが続いている銘柄をご紹介して参ります。独立系ソフト開発受託会社のクレスコ<4674>は、25年3月期も過去最高益を更新する見通しです。チャート(日足)もしっかり年初来高値を更新しました。6月30日を基準日として株式分割も発表しております。同社は13期連続で経常利益が最高益を更新する見通しとの事で、どこまで業績拡大するのか楽しみですな。こちらも直近の決算が好業績で増配も発表したミラースHD<8897>です。5月13日の決算発表後に窓を開けて動意すると、年初来高値となりました。首都圏を中心にマンションの分譲や太陽光発電にも注力する同社は、テーマ性でも注視です。5月10日の決算で経常利益が最高益予想に加えて増配を発表したコンフィデンス・インターワークス<7374>は、動意すると25日線・75日線を上回りました。ゲーム・エンタメ業界の人材派遣業を手掛ける同社は、IT系人材不足を背景に業績拡大が続くか監視中。橋梁・鉄骨の大手である宮地エンジニアリング<3431>も5月14日の決算では2期連続で最高益を更新を発表しており、チャートも上昇トレンドを継続しておりますな。政府が推進する国土強靭化にちなんだ国策銘柄としても知られた同社ですが、国内のインフラ整備事業はまだまだ継続でもありますので思惑・期待は尽きませんな。業務用食品卸を展開する尾家産業<7481>は、近年急速に増加するインバウンド需要によって外食向け等が業績拡大している模様。また、PB商品やヘルスケア商品なども好調との事です。底値から反発したチャートは、トレンド転換へ向かうか…。年間配当が90円で、PERも割安となれば監視を強めていきたいですねぇ。最後は山口銀行や広島のもみじ銀行などを傘下に持つ山口フィナンシャルグループ<8418>です。インフレで利上げ機運が高まっている昨今、銀行株はしっかり注視しておりますよ。5月10日には好決算に加えて、自社株買いも発表しました。4月の調整で上昇トレンドが落ち着いたかと思われた同社ですが、決算後から再びトレンドに乗れるか。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず <TY> 2024/05/25 10:00 注目トピックス 市況・概況 24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは4ドル高、ハイテクがけん引 *07:48JST 24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは4ドル高、ハイテクがけん引 ■NY株式:NYダウは4ドル高、ハイテクがけん引米国株式市場は反発。ダウ平均は4.33ドル高の39,069.59ドル、ナスダックは184.77ポイント高の16,920.80で取引を終了した。人工知能(AI)ブームを背景としたハイテクセクターの買いが根強く相場を支援し寄り付き後、上昇。耐久財受注や消費者信頼感指数が良好だったほか、期待インフレ率が予想を下回ったため長期金利が低下に転じたため、一段高となった。連休を控え参加者が限られダウの上値は限定的となったが、ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)株主導で、終盤にかけて上げ幅を拡大し、過去最高値を更新。ダウもかろうじてプラス圏を回復し終了した。セクター別では、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方、不動産管理・開発が下落。地中海料理のカジュアルレストランチェーンのカバ(CAVA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。ホカやアグなどのブランドを運営する靴メーカーのデッカーズ(DECK)は昨日引け後に発表した四半期決算で予想を上回る結果を好感した買いが続いた。財務管理、給与などに関するソリューションを提供するワークデー(WDAY)は昨日引け後に発表した四半期決算で、弱い見通しを示し、下落。高級電気自動車(EV)メーカーのルーシッド(LCID)は市場の減速に対処するためのコスト削減の一環として人員の約6%削減する計画を発表し、警戒感に売られた。製薬会社のイーライ・リリー(LLY)は肥満治療薬の生産費用引き上げが警戒され、下落した。投資家心理の恐怖心理を示すVIX指数は11.89と、12を下回る水準を維持した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米5月ミシガン大期待インフレが予想下振れ、長期金利低下でドル反落24日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円13銭まで上昇後、156円82銭まで反落し、156円97銭で引けた。米4月耐久財受注速報値が予想外にプラスとなりドル買いが優勢となったのち、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は予想外に上方修正されたが、連邦準備制度理事会(FRB)注目の同指数の期待インフレ率確報値が予想を下回り、年内の利下げ観測が強まり長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。神田財務官の発言を受け、介入警戒感に円売りも一段落した。ユーロ・ドルは1.0838ドルから1.0858ドルまで上昇し、1.0846ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のショナーベル理事が過剰に速いペースでの利下げを警告したほか、独連銀総裁が追加利下げを9月まで待つ必要があるだろうと、速過ぎる利下げペースに慎重な姿勢を示し、ユーロの買戻しが優勢となった。ユーロ・円は、170円50銭へ上昇後、170円16銭まで反落。ポンド・ドルは1.2720ドルから1.2751ドルまで上昇した。英総選挙を控え中銀の利下げ先送り観測にポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9158フランへ上昇後、0.9134フランへ反落。■NY原油:反発、一時78.05ドルまで値上りNYMEX原油7月限終値:77.72 ↑0.8524日のNY原油先物7月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.85ドル(+1.11%)の77.72ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは76.15ドル-78.05ドル。ロンドン市場で76.15ドルまで売られたが、調整的な売りは一巡し、米国市場の後半にかけて78.05ドルまで反発。供給超過の懸念は消えており、自律反発を狙った買いが増えた。通常取引終了後の時間外取引では主に77ドル台後半で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  39.70ドル   +0.53ドル(+1.35%)モルガン・スタンレー(MS) 98.97ドル   +0.05ドル(+0.05%)ゴールドマン・サックス(GS)461.18ドル  +3.03ドル(+0.66%)インテル(INTC)        30.72ドル   +0.64ドル(+2.12%)アップル(AAPL)        189.98ドル  +3.10ドル(+1.65%)アルファベット(GOOG)    176.33ドル  +1.27ドル(+0.72%)メタ(META)           478.22ドル  +12.44ドル(+2.67%)キャタピラー(CAT)      348.90ドル  -1.80ドル(-0.51%)アルコア(AA)         41.64ドル   +0.59ドル(+1.43%)ウォルマート(WMT)      65.38ドル   +0.54ドル(+0.83%) <ST> 2024/05/25 07:48 注目トピックス 市況・概況 NY債券:米長期債相場はもみ合い、インフレ期待はやや弱まる *07:41JST NY債券:米長期債相場はもみ合い、インフレ期待はやや弱まる 24日の米国長期債相場はもみ合い。この日発表された4月耐久財受注速報値は予想に反して前月比プラスとなったが、5月ミシガン大学消費者信頼感指数の期待インフレ率確報値は市場予想を下回ったことから、長期債などの利回りは伸び悩んだ。なお、報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は経済会議での講演で「米国債の供給が需要を上回り始めれば、価格は下がり、利回りは上昇し、そうなった場合は中立金利に上昇圧力がかかる」との見方を伝えた。イールドカーブはフラットニング気配で推移。CMEのFedWatchツールによると、24日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は50%程度。11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は63%程度。10年債利回りは4.473%近辺で取引を開始し、取引終了時点にかけて4.466%近辺で推移。イールドカーブはフラットニング気配で推移。2年-10年は-47.90bp近辺、2-30年は-37.50bp近辺で引けた。2年債利回りは4.95%(前日比:+1bp)、10年債利回りは4.47%(前日比-1bp)、30年債利回りは、4.57%(前日比:-1bp)で取引を終えた。 <MK> 2024/05/25 07:41 注目トピックス 市況・概況 NY原油:反発、一時78.05ドルまで値上り *07:38JST NY原油:反発、一時78.05ドルまで値上り NYMEX原油7月限終値:77.72 ↑0.8524日のNY原油先物7月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.85ドル(+1.11%)の77.72ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは76.15ドル-78.05ドル。ロンドン市場で76.15ドルまで売られたが、調整的な売りは一巡し、米国市場の後半にかけて78.05ドルまで反発。供給超過の懸念は消えており、自律反発を狙った買いが増えた。通常取引終了後の時間外取引では主に77ドル台後半で推移した。 <MK> 2024/05/25 07:38 注目トピックス 市況・概況 NY金:伸び悩み、安全逃避的な買いは一部にとどまる *07:35JST NY金:伸び悩み、安全逃避的な買いは一部にとどまる COMEX金6月限終値:2334.50 ↓2.7024日のNY金先物6月限は伸び悩み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比-2.70ドル(-0.12%)の2334.50ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2326.30-2349.00ドル。アジア市場で2326.30ドルまで下落したが、調整的な売りは一巡し、米国市場の前半に2349.00ドルまで戻した。しかしながら、安全逃避的な金買いは一部にとどまり、通常取引終了後の時間外取引では主に2335ドルを挟んだ水準で推移した。 <MK> 2024/05/25 07:35 注目トピックス 市況・概況 NY為替:米5月ミシガン大期待インフレが予想下振れ、長期金利低下でドル反落 *07:14JST NY為替:米5月ミシガン大期待インフレが予想下振れ、長期金利低下でドル反落 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円13銭まで上昇後、156円82銭まで反落し、156円97銭で引けた。米4月耐久財受注速報値が予想外にプラスとなりドル買いが優勢となったのち、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は予想外に上方修正されたが、連邦準備制度理事会(FRB)注目の同指数の期待インフレ率確報値が予想を下回り、年内の利下げ観測が強まり長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。神田財務官の発言を受け、介入警戒感に円売りも一段落した。ユーロ・ドルは1.0838ドルから1.0858ドルまで上昇し、1.0846ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のショナーベル理事が過剰に速いペースでの利下げを警告したほか、独連銀総裁が追加利下げを9月まで待つ必要があるだろうと、速過ぎる利下げペースに慎重な姿勢を示し、ユーロの買戻しが優勢となった。ユーロ・円は、170円50銭へ上昇後、170円16銭まで反落。ポンド・ドルは1.2720ドルから1.2751ドルまで上昇した。英総選挙を控え中銀の利下げ先送り観測にポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9158フランへ上昇後、0.9134フランへ反落。 <MK> 2024/05/25 07:14 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは4ドル高、ハイテクがけん引 *05:59JST NY株式:NYダウは4ドル高、ハイテクがけん引 米国株式市場は反発。ダウ平均は4.33ドル高の39,069.59ドル、ナスダックは184.77ポイント高の16,920.80で取引を終了した。人工知能(AI)ブームを背景としたハイテクセクターの買いが根強く相場を支援し寄り付き後、上昇。耐久財受注や消費者信頼感指数が良好だったほか、期待インフレ率が予想を下回ったため長期金利が低下に転じたため、一段高となった。連休を控え参加者が限られダウの上値は限定的となったが、ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)株主導で、終盤にかけて上げ幅を拡大し、過去最高値を更新。ダウもかろうじてプラス圏を回復し終了した。セクター別では、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方、不動産管理・開発が下落。地中海料理のカジュアルレストランチェーンのカバ(CAVA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。ホカやアグなどのブランドを運営する靴メーカーのデッカーズ(DECK)は昨日引け後に発表した四半期決算で予想を上回る結果を好感した買いが続いた。財務管理、給与などに関するソリューションを提供するワークデー(WDAY)は昨日引け後に発表した四半期決算で、弱い見通しを示し、下落。高級電気自動車(EV)メーカーのルーシッド(LCID)は市場の減速に対処するためのコスト削減の一環として人員の約6%削減する計画を発表し、警戒感に売られた。製薬会社のイーライ・リリー(LLY)は肥満治療薬の生産費用引き上げが警戒され、下落した。投資家心理の恐怖心理を示すVIX指数は11.89と、12を下回る水準を維持した。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2024/05/25 05:59 注目トピックス 市況・概況 5月24日のNY為替概況 *04:14JST 5月24日のNY為替概況 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円13銭へ上昇後、156円82銭まで反落し、引けた。米5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は予想外に上方修正されたが、連邦準備制度理事会(FRB)注目の同指数の期待インフレ率確報値が予想を下回り、年内の利下げ観測が強まり長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.0838ドルから1.0858ドルまで上昇し、引けた。欧州中央銀行(ECB)のショナーベル理事が過剰に速いペースでの利下げを警告したほか、独連銀総裁が次の行動を9月まで待つ必要があるだろうと、早期利下げに慎重な姿勢を示し、ユーロの買戻しが優勢となった。ユーロ・円は、170円50銭へ上昇後、170円16銭まで反落。ポンド・ドルは1.2720ドルから1.2751ドルまで上昇した。英総選挙を控え中銀の利下げ先送り観測にポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9158フランへ上昇後、0.9134フランへ反落。[経済指標]・米・4月耐久財受注速報値:前月比+0.7%(予想:-0.8%、3月:+0.8%)・米・4月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.4%(予想:+0.1%、3月:0.0%)・米・4月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.4%(予想:+0.1%、3月:-0.3%)・米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:69.1(予想:67.7、速報値:67.4)・米・5月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:3.3%(予想:3.4%、速報値:3.5%)・米・5月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:3.0%(予想:3.1%、速報値:3.1%) <KY> 2024/05/25 04:14 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル安値圏を維持、米債券市場は終了、連休前の短縮取引で *04:00JST NY外為:ドル安値圏を維持、米債券市場は終了、連休前の短縮取引で NY外為市場でドルは安値圏を維持した。米国市場は連休前の短縮取引で終了。ドル・円は156円97銭と157円割れで推移。ユーロ・ドルは1.0851ドル、ポンド・ドルは1.2737ドルでそれぞれ高止まりとなった。 <KY> 2024/05/25 04:00 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]調整、米国連休控え *03:35JST [通貨オプション]調整、米国連休控え ドル・円オプション市場では調整が目立った。短期物では週末要因や米国の連休でオプション売りが強まった。3カ月物以降では買いが一段と強まった。リスクリバーサルも調整色が強く、短中期物でドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが強まった一方で、1年物では円コール買いに比べ、円先安観に伴う円プット買いが強まった。■変動率・1カ月物8.44%⇒8.41%(08年/24=31.044%)・3カ月物8.67%⇒8.68%(08年10/24=31.044%)・6カ月物9.09%⇒9.14%(08年10/24=25.50%)・1年物9.01%⇒9.05%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.07%⇒+1.13%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+0.92%⇒+0.94%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.68%⇒+0.69%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.39%⇒+0.37%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2024/05/25 03:35 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル安値圏で推移、米国債市場は短縮取引 *00:44JST NY外為:ドル安値圏で推移、米国債市場は短縮取引 NY外為市場でドルは安値圏でもみ合いとなった。米5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値の期待インフレ率が予想を下回り年内の利下げ観測が強まり長期金利低下に伴うドル売りが引き続き優勢となった。米国債相場は底堅く、10年債利回りも4.5%まで上昇後、4.465%まで低下。米国市場はメモリアルデーの祝日の連休控えた短縮取引となり米国東部時間午後2時(日本時間25日午前3時)に終了。ドル・円は156円92銭で戻りが鈍い。ユーロ・ドルは1.0838ドルから1.0854ドルまで上昇し日中高値を更新。ポンド・ドルは1.2720ドルから1.2751ドルまで上昇した。 <KY> 2024/05/25 00:44 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米5月ミシガン大消費者信頼感指数は予想上振れも期待インフレ率低下、ドル売り優勢 *23:32JST 【市場反応】米5月ミシガン大消費者信頼感指数は予想上振れも期待インフレ率低下、ドル売り優勢 米5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は69.1と、速報値67.4から予想外に上方修正された。4月の77.2からは低下。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待動向を判断するうえで注視している同指数の1年期待インフレ率確報値は3.3%と、速報値3.5%から予想以上に下方修正された。4月の3.2%からは上昇。5-10年期待インフレ率確報値も3.0%と、速報値3.1%から予想外に下方修正されFRBにとり朗報となる。インフレが鈍化基調にあるとの見方に年内の利下げ観測が強まり、ドル・円は157円10銭付近から156円90銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0846ドル、ポンド・ドルは1.2725ドルでそれぞれ高止まりとなった。【経済指標】・米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:69.1(予想:67.7、速報値:67.4)・米・5月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:3.3%(予想:3.4%、速報値:3.5%)・米・5月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:3.0%(予想:3.1%、速報値:3.1%) <KY> 2024/05/24 23:32 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米4月耐久財受注速報値は予想上回る、ドルまちまち *22:00JST 【市場反応】米4月耐久財受注速報値は予想上回る、ドルまちまち 米商務省が発表した4月耐久財受注速報値は前月比+0.7%と、3月+0.8%からマイナス予想に反しプラスを維持した。輸送用機器除いた4月耐久財受注速報値は前月比+0.4%と、3月0.0%から伸びが拡大。国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機などを除く非国防資本財速報値は前月比+0.4%と、3カ月のプラスに予想以上に改善した。予想を上回る結果を受けて米国債相場は続落。10年債利回りは4.5%まで上昇した。ドルはまちまち。ドル・円は157円12銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0838ドルへ弱含んだのち1.0850ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2721ドルで伸び悩んだ。【経済指標】・米・4月耐久財受注速報値:前月比+0.7%(予想:-0.8%、3月:+0.8%)・米・4月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.4%(予想:+0.1%、3月:0.0%)・米・4月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.4%(予想:+0.1%、3月:-0.3%) <KY> 2024/05/24 22:00 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は失速、ポンドは買戻し *20:00JST 欧州為替:ドル・円は失速、ポンドは買戻し 欧州市場でドル・円は157円を失速し、157円を下回る水準でのもみ合い。米10年債利回りの戻りは鈍く、ドル売りに振れやすい。主要通貨は対ドルで堅調となり、対円でも上昇基調に。一方、英小売売上高は低調だったが、ポンドは買戻しが続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円96銭から157円08銭、ユーロ・円は169円94銭から170円20銭、ユーロ・ドルは1.0819ドルから1.0843ドル。 <TY> 2024/05/24 20:00 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円はもみ合い、ユーロ・円は170円付近 *19:02JST 欧州為替:ドル・円はもみ合い、ユーロ・円は170円付近 欧州市場でドル・円は157円を挟み、もみ合う展開が続く。米10年債利回りは底堅く、ドルは売りづらい。一方、ユーロ・ドルはじり高で1.0830ドル付近に浮上。クロス円は全般的に上昇基調だが、ユーロ・円は節目の170円付近で売り買いが交錯。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円96銭から157円08銭、ユーロ・円は169円94銭から170円04銭、ユーロ・ドルは1.0819ドルから1.0831ドル。 <TY> 2024/05/24 19:02 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:大幅反落、25日線が上向き転換 *18:15JST 日経平均テクニカル:大幅反落、25日線が上向き転換 23日の日経平均は大幅に反落した。終値は457.11円安と前日の486.12円高の全値押しに近く、上値での売り圧力の強さを窺わせた。一方、ローソク足は陽線を描いて一定の押し目買い需要を確認。株価下方を走る25日移動平均線がわずかながら上向きに転じたほか、一目均衡表では遅行線が強気シグナル発生を再開し、短期的な地合い改善を示唆した。 <CS> 2024/05/24 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は上げ渋り、ドル売りの流れ *18:03JST 欧州為替:ドル・円は上げ渋り、ドル売りの流れ 欧州市場でドル・円は157円台を維持するものの、一段の上昇を抑制されている。米10年債利回りの伸び悩みでややドル売りに振れ、ユーロや豪ドルなど主要通貨は対ドルで上昇基調に。一方、欧州株式市場はほぼ全面安となり株安を嫌気した円買いも。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円99銭から157円08銭、ユーロ・円は169円94銭から170円03銭、ユーロ・ドルは1.0819ドルから1.0827ドル。 <TY> 2024/05/24 18:03 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め長期化も連休前の利益確定売り *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め長期化も連休前の利益確定売り 24日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。強い米経済指標を背景に引き締め的な金融政策の長期化が見込まれ、ドル買い地合いは継続。ただ、NY市場の3連休を控え、高値圏のドルに利益確定売りが出やすい展開となりそうだ。前日の米PMIで製造業、サービス業が予想を上回ると、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策方針を後押しするとの観測が広がり金利高・ドル高に振れた。ユーロ・ドルは1.08ドル付近に失速し、ドル・円は157円台に浮上。本日アジア市場もドル買い基調は継続し、ドル・円はおおむね157円台で推移した。朝方発表された日本のインフレ率は前回を下回り、金融正常化論議の後退による円売りもドルを支えた。この後の海外市場は引き続き米金融政策に思惑が広がりやすい。今晩の米耐久財受注はやや低調な内容が予想されるものの、想定内ならドル売りは限定的。直近のタカ派的な連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨はFRBの引き締め政策の長期化を正当化し、ドル選好地合いが続く。日本の為替介入をけん制したとみられるイエレン米財務長官の発言で、円売りも継続。ただ、NY市場の連休を前にドルの利益確定売りが見込まれる。【今日の欧米市場の予定】・21:30 米・4月耐久財受注速報値(前月比予想:-0.8%、3月:+0.9%)・21:30 カナダ・3月小売売上高(前月比予想:-0.1%、2月:-0.1%)・22:35 ウォラー米FRB理事基調演説(アイスランド中銀イベント)・23:00 米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(予想:67.7、速報値:67.4) <CS> 2024/05/24 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、157円台は維持 *17:05JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、157円台は維持 24日の東京市場でドル・円は伸び悩み。日本のインフレ率低下や米財務長官の為替介入けん制発言で円売りに振れ、午前中に156円90銭から157円14銭まで上昇。ただ、日経平均株価などアジア株の大幅安で円売りは抑制され、午後は157円付近に失速した。・ユーロ・円は169円63銭から167円01銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0805ドルから1.0825ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値38,506.03円、高値38,740.82円、安値38,367.70円、終値38,646.11円(前日比457.11円安)・17時時点:ドル円157円00-10銭、ユーロ・円169円90-00銭【要人発言】・ホークスビーNZ準備銀行副総裁「金利の据え置きと引き下げの議論の前に解決するべき要因がある」「インフレ圧力はなお継続。2025年まで利下げを実施しない可能性も」・シルクNZ準備銀行総裁補「短期的なインフレリスク。必要なら金利引き上げの用意がある」【経済指標】・NZ・4月貿易収支:+0.91億NZドル(3月:+4.76億NZドル←+5.88億NZドル)・日・4月全国消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.2%(予想:+2.2%、3月:+2.6%)・英・4月小売売上高(自動車燃料含む) :前月比-2.3%(予想:-0.5%、3月:-0.2%←0.0%)・独・1-3月期GDP改定値:前年比-0.9%(予想:-0.9%、速報値:-0.9%) <TY> 2024/05/24 17:05 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:大幅反落、25日線が上向き転換 *17:03JST 日経平均テクニカル:大幅反落、25日線が上向き転換 23日の日経平均は大幅に反落した。終値は457.11円安と前日の486.12円高の全値押しに近く、上値での売り圧力の強さを窺わせた。一方、ローソク足は陽線を描いて一定の押し目買い需要を確認。株価下方を走る25日移動平均線がわずかながら上向きに転じたほか、一目均衡表では遅行線が強気シグナル発生を再開し、短期的な地合い改善を示唆した。 <CS> 2024/05/24 17:03

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