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株ブロガー・さなさえ:相場格言「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」に思う株とは?【FISCOソーシャルレポーター】
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:相場格言「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」に思う株とは?【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年5月28日15時に執筆皆様、おはこんばんちは。相場格言「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」なんて言葉は1950年にかけての朝鮮戦争における日本経済の特需を連想させます。つまりは過去のお話かと思っていましたが、現代でもその思惑で買われる株はあるものです。相場格言とは、往々にして戦争や政治を含めた人間の営み示すものなのかもしれません…さなさえです。夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目へ…はや72回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。<戦争によって思惑が動く株とは?>結論から言えばグローバル&ネット社会となった現代においては、格言にある「遠い・近い」の距離の問題はなくなっているでしょうね。ロシアのウクライナ侵攻は世界の食糧・エネルギー供給に大打撃を与えましたが、現在も続くイスラエル・ハマス戦争をも背景に、米国株が「セル・イン・メイ」の最中でも堅調に推移している事を見ると、戦争は一部の大国にとってはやはりメリットなのでしょうね。それではイチ株式投資家として現代の戦争対しては、「それではどんな株が買われるのか」という事でしょう。ウクライナ情勢の悪化の際には食糧難への連想から農薬などの農業・農作物に関わる関連株が、そしてエネルギーにおいては石炭・石油・再生可能エネルギー関連などへと、思惑買いが繋がった事も記憶に新しいですね。そして今回は、古今東西の戦争で狙われるインフラ「物流」と、ここ最近の戦争で狙われるようになった通信インフラの根幹「海底ケーブル」にスポットを当てたいと思います。特に後者は、先日24日、米アルファベットのグーグルがインド洋における海底ケーブルの敷設計画を発表してその関連株が買われていましたね。以下、そんな株をテーマ別にまとめつつ、ここ最近見てきた株もご紹介していきます。<海底ケーブルと物流株に注目>まずは、海底ケーブルと言えば住友電気工業<5802>、古河電気工業<5801>、フジクラ<5803>、三菱マテリアル<5711>などの代表格は外せませんね。いずれも好業績。グーグルの海底ケーブル計画のニュースではすぐに買いが入っていました。電線関連としても、エヌビディアやマイクロソフトによるデータセンター向けインフラ設備への投資、日本政府の原発推進(再稼働)など、新たなニュースフローで影響を受けそうです。また、同じく電線中堅でもあるSWCC<5805>、光ファイバーなど回路・機構部品大手でもあるMARUWA<5344>は上値を追う動きが続いています。通信工事のミライト・ワン<1417>もまだまだ割安である事からも注目できますね。そしてつい先日、半導体関連としてご紹介したばかりではありますが、湖北工業<6524>も再びピックアップ。27日に次世代海底ケーブル向けマルチコアファイバ接続光部品を開発したと発表した事で急ピッチで値を戻してきています。同じく光通信用部品を手掛ける精工技研<6834>も個人を中心にした思惑買いが続くかな、と見ています。そして物流からは今週、飯野海運<9119>、共栄タンカー<9130>が今週、年初来高値を更新してきています。飯野海運と同じく年始にもご紹介した日本郵船<9101>や商船三井<9104>、川崎汽船<9107>も再び高値を狙ってきそうです。同関連では船舶エンジンのダイハツディーゼル<6023>、物流ソリューションを手掛ける丸運<9067>も注目株としてポートフォリオに入れています。最後のおまけに、直近で注目した個別株として…DX・デジタルコンサルを手掛けるモンスターラボHD<5255>、投機目的の仮想通貨がトレンド化している事もあって業績も絶好調のセレス<3696>を「個人的には中長期で見ていきたいなぁ…」と、ピックアップさせて頂きまっす。はい、今回は以上です。ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.----執筆者名:さなさえブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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2024/06/01 17:00
注目トピックス 市況・概況
英ポンド週間見通し:伸び悩みか、英国の政治不安が警戒される可能性
*13:58JST 英ポンド週間見通し:伸び悩みか、英国の政治不安が警戒される可能性
■強含み、インフレ持続でリスク選好的なポンド買いも今週のポンド・円は強含み。英国の政治不安を意識したポンド売りが観測されたが、インフレ持続の思惑は消えていないため、リスク回避的なポンド売り・円買いは拡大しなかった。一方、英中央銀行は政策金利を長期間据え置く可能性があること、米ドル・円相場は円安方向に振れたことから、週末前はリスク選好的なポンド買い・円売りがやや優勢となった。取引レンジ:198円76銭-200円74銭。■伸び悩みか、英国の政治不安が警戒される可能性来週のポンド・円は伸び悩みか。すみやかなインフレ緩和の可能性は低いため、英中央銀行の利下げ時期は後ずれの公算。英国の景気回復も期待され、リスク回避的なポンド売りがただちに拡大する可能性は低い。ただ、英国の政治不安を警戒して201円台では利益確定や持ち高調整目的のポンド売りが増える可能性がある。○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント・特になし予想レンジ:198円50銭-201円50銭
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2024/06/01 13:58
注目トピックス 市況・概況
豪ドル週間見通し:底堅い展開か、1-3月期GDPなどが手掛かり材料に
*13:57JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、1-3月期GDPなどが手掛かり材料に
■強含み、豪インフレ持続の可能性残る今週の豪ドル・円は強含み。インフレ持続の可能性は残されており、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが観測された。日本銀行は緩和的な金融環境を当面維持する可能性が高いため、日豪金利差が段階的に縮小する可能性は低いことも豪ドル買い・円売りを促す一因となったようだ。取引レンジ:103円36銭-104円87銭。■底堅い展開か、1-3月期GDPなどが手掛かり材料に来週の豪ドル・円は底堅い展開か。4月消費者物価指数は市場予想を上回ったことを受けて、年内利下げ観測はさらに後退し、豪ドルは売りづらい。1-3月期国内総生産(GDP)が注目され、一定水準の成長が見込まれることから、目先的にリスク選好的な豪ドル買いがやや強まる可能性がある。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・4日:1-3月期経常収支(10-12月期:+118億豪ドル)・5日:1-3月期国内総生産(10-12月期:前年比+1.5%)・6日:4月貿易収支(3月:+50.24億豪ドル)予想レンジ:103円50銭-106円00銭
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2024/06/01 13:57
注目トピックス 市況・概況
ユーロ週間見通し:上げ渋りか、171円台での利食い売りを警戒
*13:57JST ユーロ週間見通し:上げ渋りか、171円台での利食い売りを警戒
■もみ合い、リスク回避的なユーロ売りは縮小今週のユーロ・ドルはもみ合い。欧州中央銀行(ECB)は6月に利下げを開始する見込みであるものの、7月以降についてはデータ次第となる可能性が高いことから、リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いは縮小した。ただ、米利下げ開始は9月以降になるとの見方が強まり、ユーロ買い・米ドル売りは拡大しなかった。取引レンジ:1.0788ドル-1.0889ドル。「もみ合いか、ECBの利下げペース次第でユーロ売り縮小も来週のユーロ・ドルはもみ合いか。6月6日に開催される欧州中央銀行(ECB)理事会での政策金利引き下げは織り込み済み。今後の利下げペースは緩慢になると市場が判断した場合、ユーロ売りは縮小しそうだ。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)は引き締め的な金融政策方針を維持するとみられ、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。予想レンジ:1.0750ドル-1.0950■強含み、日欧金利差のすみやかな縮小は予想されず今週のユーロ・円は強含み。日欧金利差縮小を意識したユーロ売り・円買いは一巡し、米ドル・円相場は円安方向に振れたことから、ユーロ・円は170円台後半まで買われた。欧州中央銀行(ECB)による連続利下げ観測は後退し、日欧金利差が大幅に縮小する可能性は低いこともユーロ買い・円売りを促す一因となったようだ。取引レンジ:169円07銭-170円80銭。■上げ渋りか、171円台での利食い売りを警戒来週のユーロ・円は伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)は6月6日の理事会で政策金利引き下げの公算だが、目先の利下げペースが緩慢なら日欧金利差で一段高の見通し。ただ、171円台では高値警戒感が広がり、利食い売りが増える可能性がある。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・6日:欧州中央銀行理事会(ECB)(現行4.50%)予想レンジ:169円00銭-172円00銭
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2024/06/01 13:57
注目トピックス 市況・概況
為替週間見通し:底堅い値動きか、米金融引き締めは長期化の公算
*13:55JST 為替週間見通し:底堅い値動きか、米金融引き締めは長期化の公算
【今週の概況】■日米金利差維持予想でドル買い強まる今週のドル・円は強含み。米国の利下げ開始時期は9月以降になるとの見方は変わっていないこと、日本銀行は緩和的な金融環境を当面維持する可能性は高いことから、日米金利差の維持を想定したリスク選好的なドル買い・円売りが優勢となった。5月28日発表の米CB5月消費者信頼感指数は予想外に改善し、長期金利の上昇を促したこともドル買い材料となった。ただ、政策金利据え置きの長期化が引き続き懸念されており、29日の米国株式は大幅安となったことから、米長期金利の上昇は一服し、この動きを受けてリスク選好的なドル買いはやや縮小した。30日の取引で一時156円38銭までドル安円高に振れる場面があった。31日のニューヨーク外為市場でドル・円は一時156円56銭まで下落したが、157円35銭まで反発した。この日発表された米4月コアPCE価格指数は市場予想と一致したが、個人支出は市場予想を下回ったこと、米5月シカゴ購買部協会景気指数の悪化を受けてリスク回避のドル売りが一時優勢となった。ただ、月末に絡んだドル買いが観測され、ドル・円は反転。157円28銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:156円38銭-157円71銭。【来週の見通し】■底堅い値動きか、米金融引き締めは長期化の公算来週のドル・円は底堅い値動きか。日本の長期金利がさらに上昇した場合、リスク回避的な円買いが入りやすい。また、日本銀行は金融正常化について前向きに検討しており、日本政府は円安をけん制し、ドルの上昇を阻止している157円以上では日本の為替介入が警戒され、投機的なドル買い・円売りは縮小する可能性がある。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を長期間据え置く方針を固めており、多くの投資家は当面ドルを選好するとみられる。次回6月11-12日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)会合では現行の政策金利維持の公算。9月以降に年内2回の利下げという市場シナリオは後退しており、ドル高に振れやすい相場展開が見込まれる。日本銀行は6月の国債買い入れ予定額を5月と同額としたことも意識されそうだ。【米・5月ISM製造業景況指数】(6月3日発表予定)6月3日発表の5月ISM製造業景況指数は49.6と、節目の50を下回る見通し。ただ、前月の49.2から改善が期待され、引き締め的な金融政策を後押しする材料になろう。【米・5月雇用統計】(6月7日発表予定)6月7日発表の米5月雇用統計は失業率が3.9%、非農業部門雇用者数は前月比+18.0万人、平均時給は前年比+3.9%の市場観測。ほぼ想定通りならドル買い材料となりうそだ。ドル・円の予想レンジ:155.50円-159.50円
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2024/06/01 13:55
注目トピックス 市況・概況
米国株式市場見通し:FOMC通過までは長期金利に振らされる地合いが継続か
*13:53JST 米国株式市場見通し:FOMC通過までは長期金利に振らされる地合いが継続か
来週の米国株は、米雇用関連の経済指標を受けた長期金利動向を睨んだ展開となろう。6月11-12日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)前のブラックアウト期間入りとなり、経済指標への関心はより高まると考える。特に週末の5月雇用統計は要注目だ。5月上旬から中旬にかけて長期金利が低下したきっかけを作ったのが、5月3日に発表された4月雇用統計だ。市場予想ほど労働市場の過熱感を示す内容ではなかったことから、4月雇用統計発表前に4.58%水準だった米10年国債利回りはじりじりと下げ、15日の4月消費者物価指数(CPI)発表後、4.30%まで下落した。この間、金利低下を背景に米国株は上昇したが、CPI以降に発表された米経済指標が予想よりも強かったことや、政府要人からタカ派な発言が相次いだことで、長期金利は上昇。5月20日に史上初めて終値ベースで40000ドル台に乗せたNYダウは調整色を強めている。エヌビディアの強い動きでナスダックは今週、史上最高値を更新したが、本来、金利上昇局面は、ハイテクが多いナスダックにとってネガティブ材料となる。エヌビディア一強に映るナスダックは注意が必要だ。実際、エヌビディアは5月29日の1148.25ドルをピークにやや調整していることで警戒しておきたい。週末のNYダウは、大幅反発したが、25日移動平均線、75日移動平均線はともにクリアできていないことで、下を意識した地合いは継続中と考える。足元38000ドル割れは回避したが、この水準を下回ると4月17日につけた足元の安値37611.56ドルの攻防となろう。長期金利を睨んだ神経質な地合いが続くことから、FOMCを通過するまで、米国株は長期金利に一喜一憂する方向感に乏しい展開となろう。経済指標では、3日に5月製造業PMI(改定値)、ISM製造業景気指数、4日に4月JOLTS求人件数、製造業新規受注、耐久財受注(確報値)、5日に5月ADP雇用者数、サービス業/総合PMI(改定値)、ISM非製造業景気指数、週間原油在庫、6日に週次新規失業保険申請件数、4月貿易収支、7日に5月雇用統計、4月卸売在庫(確報値)などが予定されている。主要企業決算は、4日にヒューレット・パッカード・エンタープライズ、5日にダラー・ツリー、6日にシエナ、ドキュサインなどが予定されている。
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2024/06/01 13:53
注目トピックス 市況・概況
国内株式市場見通し:金利上昇を受けてTOPIXが年初来高値を更新する可能性も
*13:39JST 国内株式市場見通し:金利上昇を受けてTOPIXが年初来高値を更新する可能性も
■金利上昇が警戒されて日経平均の上値は重い今週の日経平均は週間で158.21円安(-0.41%)の38487.90円と下落。長期金利の指標となる新発10年国債利回りが1.100%まで上昇するなど、日本銀行による金融政策の早期正常化が意識されるなか、積極的な買いが手控えられ方向感に乏しい地合いとなった。日本だけではなく、米国も長期金利が上昇しており、10年国債利回りは約1カ月ぶりに4.6%台まで上昇。NYダウは、セールスフォースなど構成銘柄の急落も影響し、5月20日につけた終値ベースの史上最高値40003.59ドルから約2週間で一時5%ほど下落。米国株下落は日本株の重しとなった。週末は「政府が公務員年金など100兆円規模の公的マネーを積極運用に回す」と報じられたことなどが材料視されて上昇したものの、25日移動平均線水準まで値を戻すと上値は重くなった。プライム市場の売買代金は、MSCI定期見直しに伴うリバランスが大引けで入った5月31日は7.7兆円と、2022年4月の市場区分見直し以降で最大の売買代金を記録したが、5月下旬にかけて商いは減少し、3兆円台の売買代金に留まる日も多かった。なお、5月第4週(5月20-24日)の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を1017億円売り越したほか、TOPIX先物を1137億円買い越し、225先物は316億円買い越したことから、合計436億円の買い越しとなった。一方、個人投資家は現物を715億円買い越すなど合計で219億円売り越し。なお、信託は現物を108億円と小幅に売り越した。■6月の日米中銀会合までは方向感出にくいか5月31日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は前日比574.84ドル高(+1.51%)の38686.32ドル、ナスダックは2.06ポイント安(-0.01%)の16735.02、S&P500は42.03ポイント高(+0.80%)の5277.51で取引を終了した。大証ナイト・セッションの日経225先物は、通常取引終値240円高の38730円で取引を終えた。金利上昇を受けて、ふくおかFG<8354>、九州FG<7180>、りそなHD<8308>など地銀株や、第一生命HD<8750>など保険株の動きが好調。セクター別では上昇している業種もあるが、東京市場全体でみると金利上昇は買いを手控えさせる要因となっている。2-3月の強い地合いであれば、金利上昇を「脱デフレ」とポジティブに捉え大型株が買われたかもしれないが、投資家心理が悪化している状況下、関連するセクター以外は買いを手控えるネガティブな捉え方が先行している様子。6月13-14日に開催される日銀金融政策決定会合では、国債買入の段階的な減額や追加の利上げ時期などに対する声明、発言の有無が注目されている。日銀会合の直前である11-12日には米連邦公開市場委員会(FOMC)も開催されることから、6月中旬の日米中銀会合を通過するまで方向感に乏しい地合いは継続する可能性もあろう。■NT倍率は今年最も低い水準日足チャートでは、25日移動平均線が位置する38480円水準まで値を戻したが、4月下旬から一カ月ほど下値支持線として機能していた75日移動平均線38940円水準からは下放れた。5月のプライム市場の平均売買代金(1営業日換算)は4.55兆円となった。2月は5.16兆円、3月は5.12兆円、4月は4.45兆円であったが、2-3月と比較すると減少傾向にある。売買代金は株価より先行してピークを付ける傾向があるが、日経平均は3月22日に終値ベースの史上最高値40888.43円を付けていることから、今回もセオリー通りとなっている。一方、TOPIXは、25日移動平均線より上で推移している。日経平均とは異なり、TOPIXは75日移動平均線より25日移動平均線の方が上で推移していることからTOPIXの方がチャート形状は強いと言えよう。金利上昇を受けて時価総額が大きい銀行株や保険株が上昇している一方、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった値がさ半導体株がさえないことから、NT倍率は13.88倍と今年最も低い水準である。TOPIXは3月22日の終値ベースの年初来高値2813.22ポイントまであと2%を切っている。6月中旬の日米中銀会合まで、TOPIX優位の地合いが続けば、TOPIXが年初来高値を更新する可能性もあろう。■6日ECB理事会、7日に米雇用統計来週は、国内では、3日に1-3月期設備投資、4日に5月マネタリーベース、5日に4月毎月勤労統計、7日に4月景気動向指数(速報値)などが予定されている。海外では、3日に中・5月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)、米欧独英仏・5月製造業PMI(改定値)、米・5月ISM製造業景気指数、4日に米・4月JOLTS求人件数、製造業新規受注、耐久財受注(確報値)、5日に豪・1-3月期国内総生産(GDP)、中・5月財新サービス業/総合PMI、米・5月ADP全米雇用報告、サービス業/総合PMI(改定値)、ISM非製造業景気指数、週間原油在庫、6日に欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、米・週次新規失業保険申請件数、4月貿易収支、7日に中・5月貿易収支、欧・1-3月期ユーロ圏GDP(確報値)、米・5月雇用統計、4月卸売在庫(確報値)などが予定されている。
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2024/06/01 13:39
注目トピックス 市況・概況
新興市場見通し:売買代金を伴ったリバウンド相場なるか、5日上場アストロスケールHDにも注目
*13:38JST 新興市場見通し:売買代金を伴ったリバウンド相場なるか、5日上場アストロスケールHDにも注目
■投資家心理が改善したとは判断しにくい状況今週の新興市場は反発。同時期の騰落率は、日経平均が-0.41%だったのに対して、グロース市場指数は+1.40%、グロース市場250指数は+1.70%と新興市場が相対的に強い動きとなった。日米金利上昇を受けて、プライム市場ではハイテク銘柄が弱含む一方、グロース市場も資金流出は続き、連日で年初来安値を更新。グロース市場250指数は5月30日に心理的節目の600台を割り込むなど2020年以来の安値水準に沈んだ。週末の31日にグロース市場Core指数構成銘柄など時価総額が大きい主力株が総じて買われたことなどから、週間ベースでは上昇したが、投資家心理が改善したとは判断しにくい状況となっている。時価総額上位銘柄では、年初来安値を更新していたカバー<5253>、弁護士ドットコム<6027>、ispace<9348>、ウェルスナビ<7342>が週末に大幅反発したほか、6月1日付けで株式分割を実施するMacbee Planet<7095>、GENDA<9166>も買われた。一方、JTOWER<4485>は一部証券会社が投資判断継続も目標株価を大幅に引き下げたことから年初来安値を連日で更新した。このほか、拡張型心疾患の医師主導治験に心筋細胞シートを提供したクオリプス<4894>が急騰。AHCグループ<7083>は、神奈川県立保健福祉大学発ベンチャーのパパゲーノと資本業務提携すると発表し買われた。一方、1カ月ぶりの新規株式公開(IPO)となった学びエイド<184A>の初値は、公開価格を32.2%上回る1282円となった。上場翌日は1027円まで売られたのち急伸したが、ロックアップ解除ライン手前の1410円で失速している。■6月5日上場アストロスケールHDに期待来週の新興市場は、今週末の買いが継続するかが見極めポイントとなろう。目立った手掛かり材料が観測されないなか、主力株を中心に買いが入ったことで、足元の下落に対する自律反発と見られる。年初来安値圏に沈んでいた主力株が多いことから短期リバウンドは狙えそうだが、週末のグロース市場の売買代金が1238億円と前日と同じ水準に留まっていることから、本腰を入れた資金は流入していないと推測する。売買代金が2000億円と目に見えて増えてのリバウンドとなれば、買いが買いを呼ぶ強い反発相場も期待できよう。売買代金の変化に注目したい。来週は、6月5日にアストロスケールHD<186A>が上場する。スペースデブリ(宇宙ゴミ)除去や、人工衛星寿命の延長や点検などを手掛ける企業で、注目度は非常に高い。公開規模が大きいことが懸念ではあるが、初値やその後の値動きが堅調であれば、ispaceやINCLUSIVE<7078>、QPS研究所<5595>など宇宙関連銘柄に物色が波及する可能性はある。関連銘柄に物色が波及するような地合いとなれば、投資家心理の改善にもつながると想定する。
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2024/06/01 13:38
注目トピックス 市況・概況
個人投資家・有限亭玉介:エヌビディア決算で動く相場!思惑からリアルへと動く物色【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:エヌビディア決算で動く相場!思惑からリアルへと動く物色【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年5月27日10時に執筆世界中の投資家が注目しているエヌビディアの決算が5月22日に発表されました。四半期売上高では過去最高を記録し、前年同期比で約3.6倍に増加との事。業績が鈍化するのでは…というアナリスト達の不安を払拭した後は、関連株の動きに注目です。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。もうエヌビディアの勢いは誰にも止められませんねぇ。決算を見るとデータセンター向けのAI半導体「H100」シリーズが伸長し、同部門の売上は前年同期比で約5.3倍にも急拡大しました。AIやデータセンター・半導体関連への物色が一気に広がるかもしれません。エヌビディアのデータセンター向けAI半導体の急拡大から察するに、AIの普及スピードはあたくし達の想像を遥かに超えてくるはずです。今はまだ日本国内でAIが普及している実感はないかもしれませんが、きっと時間の問題でしょう。そして現在、次世代のAIサービスにおいて重要なポジションを占めるであろう日本企業が存在する事も事実です。これまではAIに関する噂や憶測が先行で、現実に起こるのかわからない不確定要素が大きかったように思えます。投資家というのはリスクを嫌いますからねぇ…。ただ、これほどのエヌビディアの躍進を見ると、AIに関連した技術者の育成や、AIサービスの拡充を急がなければなりません。企業がこれまで培った技術とAIとの融合が求められるはずです。エヌビディアの好決算を受けて、改めてエヌビディアと関係がある銘柄が物色されております。エヌビディアのように、思惑だけでなくしっかりと業績が何倍にも膨れ上がる企業が日本にもあるのかチェックしていきたいですねぇ。人工知覚技術に強みを持つKudan<4425>は、エヌビディア関連で思惑があります。5月22日には日本の自動車メーカー系列の米ロボット企業が同社の技術を搭載した自動搬送ロボット製品の販売が決定したとして、同日の後場から急動意しました。国内外の重工業メーカーやロボット、宇宙関連企業との引き合いがある同社…現在株価は調整中ですが、押し目が気になる株ですな。じわじわと業績が伸長しているpluszero<5132>は、24年10月期が過去最高益を更新する見通しです。チャート(日足)は、株式分割した4月末から下値を切り上げている模様。AI関連のソリューションなど需要が拡大するか6月13日の決算をチェックです。子会社がエヌビディアのパートナー企業であるデジタルHD<2389>は、直近で好決算を発表しました。有価証券売却益が発生した事で、経常利益が1Q時点で既に通期計画の72.1%に到達しております。また、チャートは底値圏でPBRも1倍割れで割安ですな。未定の年間配当が発表された折には、物色が入る可能性もあるか監視中。こちらもエヌビディアとのパートナー契約で思惑のあるアセンテック<3565>です。仮想デスクトップ関連の製品開発を手掛ける同社は、底値圏から下値を切り上げている模様。25年1月期は過去最高益の予想で、3月に付けた774円を上抜けるか注視しております。オンライン(DX)ラーニングの提供などを手掛けるアイデミー<5577>は、AI人材の教育として思惑があるようです。5月21日にはAIスタートアップ支援プログラム「NVIDIA Inception Program」のパートナー企業に認定されたと発表しました。岸田政権はAI事業者に法規制を実施するとの思惑もあり、同社がAI人材関連として物色されるか注視です。最後は勤怠管理を中心としたクラウドサービスの開発などを手掛けるヒューマンテクノロジーズ<5621>です。直近のチャート(日足)は、底値圏から下値を切り上げておりますな。5月15日の決算も好調で増配も発表しました。生産性の向上と言われ続ける日本の労働現場において、同社への需要は高いと見ております。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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2024/06/01 10:00
注目トピックス 市況・概況
31日の米国市場ダイジェスト:NYダウは574ドル高、月末の調整
*09:23JST 31日の米国市場ダイジェスト:NYダウは574ドル高、月末の調整
■NY株式:NYダウは574ドル高、月末の調整米国株式市場はまちまち。ダウ平均は574.84ドル高の38,686.32ドル、ナスダックは2.06ポイント安の16,735.02で取引を終了した。4月コアPCE価格指数が予想通りとなったため年内の利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。ダウは終日堅調に推移し、月末での調整、指数の入れ替えなどが影響し終盤にかけ上げ幅を拡大した。一方、ナスダックは半導体セクターでの利益確定売りに押され大きく下落に転じたあと、下げ幅を縮小し、まちまちで終了。セクター別では、エネルギーや電気通信サービスが上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。カジュアル衣料小売りのギャップ(GPS)は第1四半期決算の1株利益が予想を上回ったほか、通年の業績見通し引き上げが好感され、上昇した。カジノ運営のシーザーズ・エンターテインメント(CZR)は、著名投資家のアイカーン氏が同社株を大量に取得したことが明らかになり、上昇。ヴァンズ(VANS)やノースフェイス、ティンバーランドといったアパレルブランドを運営するVFコープ(VFC)は不振が続いていたヴァンズ(Vans)ブランドの世界ブランド社長にヨガアパレル、ルルレモンの前チーフプロダクトオフィサー(CPO)を採用したことが好感され、上昇。ビールメーカーのボストン・ビア(SAM)は、ジンビームを運営するサントリーが同社を買収する方向で協議を進めているとの報道を受け、上昇。会員制倉庫卸売・小売会社のコストコホールセール(COST)は四半期決算の内容が予想を上回ったが、会員費の据え置きが嫌気され、売られた。ソフトウエア・ソリューション会社のスノーフレーク(SNOW)は大規模なデータ侵害を報告し顧客への影響も警戒され、売られた。コンピュ―ターメーカーのデル・テクノロジーズ(DELL)は四半期決算で、人工知能(AI)サーバーの売り上げが冴えず、売られた。ソフトウエアメーカーのオートデスク(ADSK)は取引終了後に決算を発表、内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米4月コアPCE価格指数は予想通り鈍化もドルは下げ渋る5月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円56銭へ下落後、157円35銭まで上昇し、157円28銭で引けた。米4月コアPCE価格指数が予想通り鈍化、個人支出も弱く、さらに、米5月シカゴ購買部協会景気指数が予想外に悪化したため年内の利下げが正当化されるとの見方に長期金利低下に伴いドル売りが優勢となった。ただ、その後は月末に絡んだドル買いが観測され、157円台前半まで戻した。ユーロ・ドルは1.0882ドルへ上昇後、1.0840ドルまで反落し、1.0849ドルで引けた。来週の欧州中央銀行(ECB)理事会を控え発表されたユーロ圏5月消費者物価コア指数速報値が予想外に加速したため来週の理事会での利下げに不透明感が広がり、ユーロ買いが加速。しかし、センテノ・ポルトガル中銀総裁が「5月インフレの加速は、見通しを若干上回る程度」と述べており6月の利下げが計画通りに行われるとの見方にユーロ買いが後退。ユーロ・円は、170円75銭へ上昇後、170円16銭まで反落。ポンド・ドルは1.2708ドルから1.2766ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9054フランから0.9003フランへ下落した。■NY原油:軟調推移、一時77ドルを下回るNYMEX原油7月限終値:76.99 ↓0.925月31日のNY原油先物7月限は軟調推移。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.92ドルの76.99ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは76.67ドル-78.62ドル。米国市場の序盤にかけて78.62ドルまで反発したが、需給ひっ迫の懸念は緩和あれており、調整売りが拡大したことから一時76.67ドルまで反落。ただ、通常取引終了後の時間外取引では押し目買いも観測されており、主に77ドル台前半で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 39.99ドル +1.36ドル(+3.52%)モルガン・スタンレー(MS) 97.84ドル +0.61ドル(+0.62%)ゴールドマン・サックス(GS)456.52ドル +6.29ドル(+1.39%)インテル(INTC) 30.85ドル +0.66ドル(+2.18%)アップル(AAPL) 192.25ドル +0.96ドル(+0.50%)アルファベット(GOOG) 173.96ドル +0.40ドル(+0.23%)メタ(META) 466.83ドル -0.22ドル(-0.04%)キャタピラー(CAT) 338.52ドル -0.73ドル(-0.21%)アルコア(AA) 44.27ドル -0.27ドル(-0.60%)ウォルマート(WMT) 65.76ドル +0.87ドル(+1.34%)
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2024/06/01 09:23
注目トピックス 市況・概況
NY債券:米長期債相場は強含み、4月コアPCE価格指数は市場予想と一致
*06:48JST NY債券:米長期債相場は強含み、4月コアPCE価格指数は市場予想と一致
5月31日の米国長期債相場は強含み。米商務省がこの日発表した4月コア個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比+2.8%で上昇率は市場予想と一致したこと、個人消費支出の伸びは3月から鈍化したことが意識されたようだ。この結果を受けて9月利下げの可能性はやや高まり、イールドカーブはブルスティープニング気配で推移。CMEのFedWatchツールによると、5月31日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は52%程度。11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は65%程度。10年債利回りは4.544%近辺で取引を開始し、一時4.570%近辺まで上昇したが、米国市場の前半にかけて4.483%近辺まで反落。取引終了時点にかけて4.503%近辺で推移。イールドカーブは若干のブルスティープニング。2年-10年は-37.00bp近辺、2-30年は-22.40bp近辺で引けた。2年債利回りは4.87%(前日比:-5bp)、10年債利回りは4.50%(前日比-5bp)、30年債利回りは、4.65%(前日比:-3bp)で取引を終えた。
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2024/06/01 06:48
注目トピックス 市況・概況
NY為替:米4月コアPCE価格指数は予想通り鈍化もドルは下げ渋る
*06:45JST NY為替:米4月コアPCE価格指数は予想通り鈍化もドルは下げ渋る
5月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円56銭へ下落後、157円35銭まで上昇し、157円28銭で引けた。米4月コアPCE価格指数が予想通り鈍化、個人支出も弱く、さらに、米5月シカゴ購買部協会景気指数が予想外に悪化したため年内の利下げが正当化されるとの見方に長期金利低下に伴いドル売りが優勢となった。ただ、その後は月末に絡んだドル買いが観測され、157円台前半まで戻した。ユーロ・ドルは1.0882ドルへ上昇後、1.0840ドルまで反落し、1.0849ドルで引けた。来週の欧州中央銀行(ECB)理事会を控え発表されたユーロ圏5月消費者物価コア指数速報値が予想外に加速したため来週の理事会での利下げに不透明感が広がり、ユーロ買いが加速。しかし、センテノ・ポルトガル中銀総裁が「5月インフレの加速は、見通しを若干上回る程度」と述べており6月の利下げが計画通りに行われるとの見方にユーロ買いが後退。ユーロ・円は、170円75銭へ上昇後、170円16銭まで反落。ポンド・ドルは1.2708ドルから1.2766ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9054フランから0.9003フランへ下落した。
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2024/06/01 06:45
注目トピックス 市況・概況
NY金:弱含み、利食い売りが増える
*06:41JST NY金:弱含み、利食い売りが増える
COMEX金8月限終値:2345.80 ↓20.705月31日のNY金先物8月限は弱含み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比-20.70ドルの2345.80ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2341.10-2381.20ドル。米国市場の序盤にかけて2381.20ドルまで買われたが、利益確定を狙った売りが増えたことで上昇一服となり、通常取引終了後の時間外取引で2341.10ドルまで反落。
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2024/06/01 06:41
注目トピックス 市況・概況
NY原油:軟調推移、一時77ドルを下回る
*06:35JST NY原油:軟調推移、一時77ドルを下回る
NYMEX原油7月限終値:76.99 ↓0.925月31日のNY原油先物7月限は軟調推移。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.92ドルの76.99ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは76.67ドル-78.62ドル。米国市場の序盤にかけて78.62ドルまで反発したが、需給ひっ迫の懸念は緩和あれており、調整売りが拡大したことから一時76.67ドルまで反落。ただ、通常取引終了後の時間外取引では押し目買いも観測されており、主に77ドル台前半で推移。
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2024/06/01 06:35
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは574ドル高、月末の調整
*05:47JST NY株式:NYダウは574ドル高、月末の調整
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は574.84ドル高の38,686.32ドル、ナスダックは2.06ポイント安の16,735.02で取引を終了した。4月コアPCE価格指数が予想通りとなったため年内の利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。ダウは終日堅調に推移し、月末での調整、指数の入れ替えなどが影響し終盤にかけ上げ幅を拡大した。一方、ナスダックは半導体セクターでの利益確定売りに押され大きく下落に転じたあと、下げ幅を縮小し、まちまちで終了。セクター別では、エネルギーや電気通信サービスが上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。カジュアル衣料小売りのギャップ(GPS)は第1四半期決算の1株利益が予想を上回ったほか、通年の業績見通し引き上げが好感され、上昇した。カジノ運営のシーザーズ・エンターテインメント(CZR)は、著名投資家のアイカーン氏が同社株を大量に取得したことが明らかになり、上昇。ヴァンズ(VANS)やノースフェイス、ティンバーランドといったアパレルブランドを運営するVFコープ(VFC)は不振が続いていたヴァンズ(Vans)ブランドの世界ブランド社長にヨガアパレル、ルルレモンの前チーフプロダクトオフィサー(CPO)を採用したことが好感され、上昇。ビールメーカーのボストン・ビア(SAM)は、ジンビームを運営するサントリーが同社を買収する方向で協議を進めているとの報道を受け、上昇。会員制倉庫卸売・小売会社のコストコホールセール(COST)は四半期決算の内容が予想を上回ったが、会員費の据え置きが嫌気され、売られた。ソフトウエア・ソリューション会社のスノーフレーク(SNOW)は大規模なデータ侵害を報告し顧客への影響も警戒され、売られた。コンピュ―ターメーカーのデル・テクノロジーズ(DELL)は四半期決算で、人工知能(AI)サーバーの売り上げが冴えず、売られた。ソフトウエアメーカーのオートデスク(ADSK)は取引終了後に決算を発表、内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。(Horiko Capital Management LLC)
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2024/06/01 05:47
注目トピックス 市況・概況
5月31日のNY為替概況
*04:05JST 5月31日のNY為替概況
31日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円56銭へ下落後、157円28銭まで上昇し、引けた。米4月コアPCE価格指数が予想通り鈍化、個人支出も弱く、さらに、米5月シカゴ購買部協会景気指数が予想外に悪化したため年内の利下げが正当化されるとの見方に長期金利低下に伴いドル売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.0882ドルへ上昇後、1.0840ドルまで反落し、引けた。来週の欧州中央銀行(ECB)理事会を控え発表されたユーロ圏5月消費者物価コア指数速報値が予想外に加速したため来週の理事会での利下げに不透明感が広がり、ユーロ買いが加速。しかし、センテノ・ポルトガル中銀総裁が「5月インフレの加速は、見通しを若干上回る程度」と述べており6月の利下げが計画通りに行われるとの見方にユーロ買いが後退。ユーロ・円は、170円75銭へ上昇後、170円16銭まで反落。ポンド・ドルは1.2708ドルから1.2766ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9054フランから0.9003フランへ下落した。[経済指標]・米・4月コアPCE価格指数:前年比+2.8%(予想:+2.8%、3月:+2.8%)・米・4月個人所得:前月比+0.3%(予想:+0.3%、3月:+0.5%)・米・4月個人消費支出(PCE):前月比+0.2%(予想:+0.3%、3月:+0.7%←+0.8%)・米・5月シカゴ購買部協会景気指数:35.4(予想:41.1、4月:37.9)
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2024/06/01 04:05
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ユーロ反落、6月の利下げ織り込む
*03:37JST NY外為:ユーロ反落、6月の利下げ織り込む
NY外為市場でユーロは高値から反落した。欧州中央銀行(ECB)理事会前に発表されたユーロ圏5月消費者物価コア指数速報値が予想外に加速したため来週の理事会での利下げに不透明感が広がり、ユーロ買いが加速。しかし、センテノ・ポルトガル中銀総裁が「5月インフレの加速は、見通しを若干上回る程度」と述べており6月の利下げが計画通りに行われるとの見方にユーロ買いが後退。ユーロ・ドルは1.0882ドルまで上昇後、1.0840ドルへ反落。ユーロ・円は170円75銭まで上昇後、170円20銭付近に弱含むも170円50銭で底堅く推移した。ユーロ・ポンドは0.8540ポンドまで上昇後、0.8516ポンドまで反落。
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2024/06/01 03:37
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]週末要因でOP売り
*03:35JST [通貨オプション]週末要因でOP売り
ドル・円オプション市場で変動率は低下。週末要因でオプション売りが優勢となった。リスクリバーサルはまちまち。1カ月物ではドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが強まった一方、3カ月物、1年物では円コール買いに比べ、円先安観に伴う円プット買いが勝った。■変動率・1カ月物8.52%⇒8.40%(08年/24=31.044%)・3カ月物8.86%⇒8.70%(08年10/24=31.044%)・6カ月物9.36%⇒8.32%(08年10/24=25.50%)・1年物9.36%⇒9.34%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.12%⇒+1.14%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+0.95%⇒+0.93%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.67%⇒+0.67%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.31%⇒+0.29%(08年10/27=+10.71%)157円28銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.2767ドルまで上昇後、1.2719ドルまで反落した。
<KY>
2024/06/01 03:35
注目トピックス 市況・概況
NY外為:欧州引けにかけドル買い戻し、ドル指数は200日DMAが強いサポート、月末実需買いも
*00:36JST NY外為:欧州引けにかけドル買い戻し、ドル指数は200日DMAが強いサポート、月末実需買いも
NY外為市場では欧州市場引けにかけドルの買戻しが目立つ。月末で実需買いも強まったと見られる。ドル指数も重要な節目となる200日移動平均水準の104.435は引き続き強いサポートになった。ユーロ・ドルは1.0882ドルから1.0844ドルまで反落。ドル・円は156円56銭まで下落後、157円28銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.2767ドルまで上昇後、1.2719ドルまで反落した。
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2024/06/01 00:36
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米シカゴPMI、予想外の悪化でパンデミック来の低水準、ドル続落
*23:33JST 【市場反応】米シカゴPMI、予想外の悪化でパンデミック来の低水準、ドル続落
米5月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は35.4と、4月37.9から上昇予想に反し低下し、パンデミックにより経済が封鎖した20年5月来で最低となった。米4月コアPCE価格指数がインフレが依然鈍化基調にある証拠となったことに加えて低調な結果を受けて利下げ観測がさらに強まり、米国債相場は続伸。ドル売りも一段と強まり、ドル・円は157円20銭から156円56銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0850ドルから1.0882ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2707ドルから1.2766ドルまで上昇した。【経済指標】・米・5月シカゴ購買部協会景気指数:35.4(予想:41.1、4月:37.9)
<KY>
2024/05/31 23:33
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米4月コアPCE価格指数は予想通り伸び鈍化、支出は減速でドル軟調
*22:52JST 【市場反応】米4月コアPCE価格指数は予想通り伸び鈍化、支出は減速でドル軟調
米4月PCE価格指数は前月比+0.3%、前年比+2.7%と、予想通り3月と同水準を維持した。連邦準備制度理事会(FRB)が注目の4月コアPCE価格指数は前月比+0.2%と、予想通り3月の+0.3%から伸びが鈍化。前年比では+2.8%と、予想に一致した。個人所得は前月比+0.3%と、3月+0.5%から伸びが鈍化。個人消費支出(PCE)は前月比+0.2%と、3月+0.7%から予想以上に伸びが鈍化した。結果が利下げを正当化するとの見方に金利が低下。ドル売りが優勢となった。ドル・円は157円10銭付近から156円75銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0850ドルから1.0882ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2707ドルから1.2755ドルまで上昇した。【経済指標】・米・4月コアPCE価格指数:前年比+2.8%(予想:+2.8%、3月:+2.8%)・米・4月個人所得:前月比+0.3%(予想:+0.3%、3月:+0.5%)・米・4月個人消費支出(PCE):前月比+0.2%(予想:+0.3%、3月:+0.7%←+0.8%)
<KY>
2024/05/31 22:52
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は伸び悩み、円売り一服
*20:04JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、円売り一服
欧州市場でドル・円は伸び悩み、157円20銭付近にやや失速した。4月末から5月にかけての円急伸が9.8兆円規模の日本の為替介入だったことが明らかになり、円売りは一服。対円で過熱感が強まっていたユーロは上げ渋り、ポンドは小幅に下げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は157円04銭から157円36銭、ユーロ・円は170円03銭から170円69銭、ユーロ・ドルは1.0822ドルから1.0851ドル。
<TY>
2024/05/31 20:04
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は高値もみ合い、クロス円は堅調
*19:01JST 欧州為替:ドル・円は高値もみ合い、クロス円は堅調
欧州市場でドル・円は157円30銭台と、本日高値圏でのもみ合い。一方、ユーロ圏のインフレ加速を受けユーロ買いに振れ、ユーロ・円がクロス円をけん引している。ただ、欧州株式市場で主要指数は高安まちまちとなり、過度な円売りは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は157円04銭から157円35銭、ユーロ・円は170円03銭から170円61銭、ユーロ・ドルは1.0822ドルから1.0847ドル。
<TY>
2024/05/31 19:01
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル:4日ぶり反発、25日線は下降開始
*18:21JST 日経平均テクニカル:4日ぶり反発、25日線は下降開始
31日の日経平均は4日ぶりに反発した。ローソク足は陽線を描いてほぼ高値引け。終値は25日移動平均線をわずかに上回った。ただ、25日線自体は下向きに転換し、下降2週目の13週線を終値が下回るなど強弱双方のサインが混在した。一目均衡表でも週明け6月3日の変化日を前に株価は雲中で終了。転換線が下向きの一方で基準線は上向きで終了しており、こちらも方向感が定まらない様子を窺わせている。
<NH>
2024/05/31 18:21
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米インフレ鈍化も円買い一服でドルをサポート
*18:18JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米インフレ鈍化も円買い一服でドルをサポート
31日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米インフレ指標の伸びが鈍化すれば早期利下げ観測につながる可能性があり、ドル売り先行。一方、日本の長期金利の上昇一服で円買いが縮小すればドルをサポートしそうだ。前日発表された米1-3月期国内総生産(GDP)改定値は下方修正され、引き締め的な金融政策を弱める材料になるとの見方から金利安・ドル安の地合いが強まった。ユーロ・ドルは1.08ドル台半ばに浮上し、ドル・円は156円30銭台に軟化。本日アジア市場もその流れが続き、ドル・円は157円付近に上昇後は156円台半ばに失速。ただ、日経平均株価の上げ幅拡大やアジア株高を好感した円売りが主要通貨を下支えした。この後の海外市場は今晩の米コアPCE価格指数が焦点となる。同指数が想定を下回れば、年内の利下げへの思惑が再燃する。ただ、ディスインフレのペースは緩慢で引き締め的な政策の堅持を見込んだドル買いは続くだろう。低調な米国債入札による金利高もドルを支援。一方、157円台は日本の為替介入ゾーンとみられ、同水準でのドル買い・円売りは縮小しよう。半面、日銀の買い入れオペ据え置きを受け円買いは入りづらい。【今日の欧米市場の予定】・17:30 英・4月住宅ローン承認件数(予想:6.15万件、3月:6.13万件)・18:00 ユーロ圏・5月消費者物価指数速報値(前年比予想:+2.5%、4月:+2.4%)・21:00 南ア・4月貿易収支(3月:+73億ランド)・21:30 米・4月個人所得(前月比予想:+0.3%、3月:+0.5%)・21:30 米・4月個人消費支出(PCE)(前月比予想:+0.3%、3月:+0.8%)・21:30 米・4月コアPCE価格指数(前年比予想:+2.8%、3月:+2.8%)・21:30 カナダ・1-3月期GDP(前期比年率予想:+2.2%、10-12月期:+1.0%)・22:45 米・5月シカゴ購買部協会景気指数(予想:41.1、4月:37.9)
<NH>
2024/05/31 18:18
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は上げ渋り、ユーロは堅調
*18:09JST 欧州為替:ドル・円は上げ渋り、ユーロは堅調
欧州市場でドル・円は上げ渋り、157円30銭台でのもみ合い。18時に発表されたユーロ圏消費者物価指数はコア指数も含め、市場予想を上回った。欧州中銀(ECB)の6月利下げは織り込まれているものの、ペースは緩慢との見方からユーロ買いに振れた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は157円04銭から157円34銭、ユーロ・円は170円03銭から170円61銭、ユーロ・ドルは1.0822ドルから1.0844ドル。
<TY>
2024/05/31 18:09
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は反発、夕方に本日高値を更新
*17:02JST 東京為替:ドル・円は反発、夕方に本日高値を更新
31日の東京市場でドル・円は反発。日経平均株価の堅調地合いで円売りが先行し、157円台に浮上。その後は米10年債利回りの低下でドル売りに押され、156円57銭まで値を下げた。ただ、円売りやドル買いの再開で朝方の高値を上抜け147円15銭まで上昇した。しがドルをサポートした。・ユーロ・円は169円45銭から170円10銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0834ドルから1.0811ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値38,173.22円、高値38,526.93円、安値38,087.61円、終値38,487.90円(前日比433.77円高)・17時時点:ドル円157円10-20銭、ユーロ・円170円00-10銭【要人発言】・鈴木財務相「為替レートはファンダメンタルズを反映し市場で決められるもの」「為替の急激な変化は好ましくない」「行き過ぎた動きには適切に対応するとの基本的な考えに変わりはない」【経済指標】・日・5月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+1.9%(予想:+1.9%、4月:+1.6%)・日・4月失業率:2.6%(予想:2.6%、3月:2.6%)・日・4月有効求人倍率:1.26倍(予想:1.28倍、3月:1.28倍)・日・4月鉱工業生産速報値:前月比-0.1%(予想:+1.5%、3月:+4.4%)・中・5月製造業PMI:49.5(予想:50.5、4月:50.4)・中・5月非製造業PMI:51.1(予想:51.5、4月:51.2)
<TY>
2024/05/31 17:02
注目トピックス 市況・概況
31日の日本国債市場概況:債券先物は142円99銭で終了
*16:42JST 31日の日本国債市場概況:債券先物は142円99銭で終了
<円債市場>長期国債先物2024年6月限寄付143円30銭 高値143円31銭 安値142円94銭 引け142円99銭売買高総計31908枚2年 461回 0.400%5年 168回 0.636%10年 374回 1.069%20年 188回 1.878%債券先物6月限は、143円30銭で取引を開始。米金利の低下を受けて買いが先行し、143円31銭まで上げた。しかし、日銀の定例国債買い入れオペの金額は前回から据え置きとなったものの、金融政策修正への根強い警戒感から売りが優勢になり、142円94銭まで下げた。現物債の取引では、全年限が売られた。<米国債概況>2年債は4.94%、10年債は4.56%、30年債は4.69%近辺で推移。債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.66%、英国債は4.36%、オーストラリア10年債は4.41%、NZ10年債は4.80%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・17:30 英・4月住宅ローン承認件数(予想:6.15万件、3月:6.13万件)・18:00 ユーロ圏・5月消費者物価指数速報値(前年比予想:+2.5%、4月:+2.4%)・21:00 南ア・4月貿易収支(3月:+73億ランド)・21:30 米・4月個人所得(前月比予想:+0.3%、3月:+0.5%)・21:30 米・4月個人消費支出(PCE)(前月比予想:+0.3%、3月:+0.8%)・21:30 米・4月コアPCE価格指数(前年比予想:+2.8%、3月:+2.8%)・21:30 カナダ・1-3月期GDP(前期比年率予想:+2.2%、10-12月期:+1.0%)・22:45 米・5月シカゴ購買部協会景気指数(予想:41.5、4月:37.9)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
<KK>
2024/05/31 16:42
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は値を戻す展開、ドル買い地合いで
*16:06JST 東京為替:ドル・円は値を戻す展開、ドル買い地合いで
31日午後の東京市場でドル・円は156円90銭台に浮上し、早朝に付けた本日高値の157円付近に戻しつつある。米10年債利回りの緩やかな上昇でドル買い地合いとなり、主要通貨は対ドルで失速。ただ、ユーロ・ドルはユーロ買いで底堅く推移する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円57銭から157円02銭、ユーロ・円は169円45銭から170円08銭、ユーロ・ドルは1.0811ドルから1.0834ドル。
<TY>
2024/05/31 16:06
注目トピックス 市況・概況
日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和
*16:05JST 日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は31日、前日比-0.78(低下率4.43%)の16.84と低下した。なお、高値は17.35、安値は16.57。昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では米国で今晩発表されるPCE価格指数に対する警戒感があるものの、今日は日経225先物が概ね堅調な推移となったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和し、日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2024/05/31 16:05