注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
3日の日本国債市場概況:債券先物は143円16銭で終了
*16:40JST 3日の日本国債市場概況:債券先物は143円16銭で終了
<円債市場>長期国債先物2024年6月限寄付143円07銭 高値143円20銭 安値143円02銭 引け143円16銭売買高総計21925枚2年 461回 0.398%5年 168回 0.629%10年 374回 1.064%20年 188回 1.882%債券先物6月限は、143円07銭で取引を開始。日銀の6月国債買い入れ予定が5月から変更なしだったほか、米国のインフレ指標の落ち着きを受けた金利低下にともない買いが優勢になり、143円02銭から143円20銭まで上げた。現物債の取引では、2年債、5年債、10年債が買われ、20年債が売られた。<米国債概況>2年債は4.88%、10年債は4.49%、30年債は4.64%近辺で推移。債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.65%、英国債は4.31%、オーストラリア10年債は4.37%、NZ10年債は4.80%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・16:55 独・5月製造業PMI改定値(予想:45.4、速報値:45.4)・17:00 ユーロ圏・5月製造業PMI改定値(予想:47.4、速報値:47.4)・17:30 英・5月製造業PMI改定値(予想:51.3、速報値:51.3)・22:45 米・5月製造業PMI改定値(予想:50.9、速報値:50.9)・23:00 米・5月ISM製造業景況指数(予想:49.6、4月:49.2)・23:00 米・4月建設支出(前月比予想:+0.2%、3月:-0.2%)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
<KK>
2024/06/03 16:40
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は失速、ユーロに動意
*16:08JST 東京為替:ドル・円は失速、ユーロに動意
3日午後の東京市場でドル・円は失速し、157円20銭台にやや値を下げた。米10年債利回りは低水準で推移しややドル売りに振れやすい一方、ユーロ買いが強まり、ユーロ・ドルは本日高値圏に浮上。ユーロ・円はドル・円に追随し、伸び悩む展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円99銭から157円46銭、ユーロ・円は170円43銭から170円87銭、ユーロ・ドルは1.0848ドルから1.0858ドル。
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2024/06/03 16:08
注目トピックス 市況・概況
バリュー株中心に買い戻しの動きが強まり一時39000円台回復【クロージング】
*16:06JST バリュー株中心に買い戻しの動きが強まり一時39000円台回復【クロージング】
3日の日経平均は続伸。435.13円高の38923.03円(出来高概算は16億7000万株)で取引を終えた。前週末の米国市場で、過度なインフレ高への警戒感が後退したことから、NYダウが大幅高となった流れを背景に投資家心理が改善。幅広い銘柄に買いが先行し、日経平均は取引開始ほどなくして39032.50円まで上伸し、取引時間中としては、5月29日以来3営業日ぶりに心理的な節目の39000円台を回復した。ただ、大台回復に伴う目先の達成感から戻り待ちの売りも散見され、買い一巡後は上値の重さが意識される形になった。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、証券商品先物、保険、海運、鉱業など28業種が上昇。一方、電気ガス、輸送用機器、非鉄金属など5業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>、信越化<4063>が堅調だった半面、第一三共<4568>、ディスコ<6146>、トヨタ<7203>、ソシオネクスト<6526>が軟化した。注目を集めた4月の個人消費支出(PCE)デフレーターは、総合指数・コア指数共に前年比で市場予想と一致する結果となり、過度なインフレ懸念が後退。早期の利下げ観測への思惑につながった。これを引き継ぐ形で東京市場もリスク選好ムードから、幅広い銘柄が買われ、日経平均の上げ幅は一時500円を超え、39000円の大台を回復した。また、米国市場でこれまで主役だったハイテク株から資源関連株や不動産など内需系に資金がシフトしており、東京市場でも銀行や保険、海運など割安株に投資マネーが流入、後場中盤に向けてTOPIXは一時2800.80まで水準を切り上げ、取引時間中としては3月27日以来約2カ月ぶりの2800台を回復し、最高値目前に迫った。日経平均は上値のめどとして意識されている75日線水準が重荷になっているだけに、この水準を明確に突破することができるのかが注目されよう。米国では、3日に5月のISM製造業景況指数、5日にはISM非製造業景況指数、7日に雇用統計など重要な経済指標の発表が相次ぐ。インフレの鈍化傾向が示される指標が相次ぐのであれば、米国の利下げ期待の高まりを背景とした株高の流れが波及し、日経平均も上昇基調をたどる可能性が高いとの見る向きは多い。
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2024/06/03 16:06
注目トピックス 市況・概況
日経VI:上昇、金利先高観など意識
*16:05JST 日経VI:上昇、金利先高観など意識
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は3日、前日比+0.18(上昇率1.07%)の17.02と上昇した。なお、高値は17.56、安値は16.63。先週末の米株式市場でダウ平均が大幅高となった流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後も株価は堅調な動きとなったが、日経225先物は先週末に490円上昇した後ということから戻り足の速さが意識されたほか、引き続き国内長期金利の先高観が警戒され、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和せず、日経VIは朝方に上昇に転じた後は、先週末の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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2024/06/03 16:05
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:証券業が上昇率トップ
*15:37JST 東証業種別ランキング:証券業が上昇率トップ
証券業が上昇率トップ。そのほか保険業、海運業、鉱業、倉庫・運輸関連業なども上昇。一方、電力・ガス業が下落率トップ。そのほか輸送用機器、非鉄金属、金属製品、医薬品も下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 証券業 / 666.28 / 3.762. 保険業 / 2,617.38 / 3.083. 海運業 / 1,897.84 / 2.434. 鉱業 / 725.72 / 2.195. 倉庫・運輸関連業 / 2,849.33 / 1.876. 銀行業 / 348.9 / 1.797. 繊維業 / 699.26 / 1.608. その他金融業 / 1,076.74 / 1.509. その他製品 / 5,323.79 / 1.4710. サービス業 / 3,037.72 / 1.4511. 石油・石炭製品 / 1,980.3 / 1.4212. 電気機器 / 4,895.53 / 1.3313. 卸売業 / 4,205.7 / 1.2214. 建設業 / 1,732.54 / 1.0415. 不動産業 / 2,017.5 / 1.0216. 化学工業 / 2,640.07 / 0.9017. 食料品 / 2,311.2 / 0.8918. ガラス・土石製品 / 1,495.11 / 0.8719. 機械 / 3,325.62 / 0.7720. 情報・通信業 / 5,519.91 / 0.7421. 精密機器 / 12,135.17 / 0.7222. 小売業 / 1,760.96 / 0.5023. 水産・農林業 / 579.59 / 0.4424. ゴム製品 / 4,984.4 / 0.3825. 空運業 / 230.56 / 0.3026. 鉄鋼 / 809.94 / 0.2527. パルプ・紙 / 532.84 / 0.2028. 陸運業 / 1,978.13 / 0.1529. 医薬品 / 3,687.72 / -0.2230. 金属製品 / 1,513.27 / -0.2631. 非鉄金属 / 1,531.97 / -0.5332. 輸送用機器 / 5,166.67 / -0.8133. 電力・ガス業 / 626. / -1.08
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2024/06/03 15:37
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は変わらず、カナダドルは失速
*15:07JST 東京為替:ドル・円は変わらず、カナダドルは失速
3日午後の東京市場でドル・円は157円40銭付近と、ほぼ変わらずの値動き。日経平均株価は前週末比400円超高も、39000円を割り込んで取引を終え円売りは一服。一方、カナダドルは失速。前週の弱い経済指標で早期利下げ観測による売りが出やすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円99銭から157円46銭、ユーロ・円は170円43銭から170円87銭、ユーロ・ドルは1.0848ドルから1.0858ドル。
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2024/06/03 15:07
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前週末比435.13円高の38923.03円
*15:01JST 日経平均大引け:前週末比435.13円高の38923.03円
日経平均は前週末比435.13円高の38923.03円(同+1.13%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前週末比25.58pt高の2798.07pt(同+0.92%)。
<CS>
2024/06/03 15:01
注目トピックス 市況・概況
日経平均は464円高、米ISM景況感指数などに関心
*14:43JST 日経平均は464円高、米ISM景況感指数などに関心
日経平均は464円高(14時40分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>などがプラス寄与上位となっており、一方、第一三共<4568>、ディスコ<6146>、トヨタ<7203>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、証券商品先物、保険業、海運業、鉱業、倉庫運輸関連が値上がり率上位、輸送用機器、電気・ガス業、非鉄金属、金属製品、医薬品などが値下がり率上位となっている。日経平均は引き続き底堅く推移している。米国では今晩、5月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数、4月の米建設支出が発表される。
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2024/06/03 14:43
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は動意薄、クロス円は堅調
*14:43JST 東京為替:ドル・円は動意薄、クロス円は堅調
3日午後の東京市場でドル・円は動意が薄く、157円40銭台でのもみ合いが続く。日経平均株価は強含む展開で、円売り基調に振れやすい。一方、クロス円は堅調地合いを維持。ユーロや豪ドル主要通貨は対ドルで軟調だが、対円では高値圏で推移している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円99銭から157円46銭、ユーロ・円は170円43銭から170円87銭、ユーロ・ドルは1.0848ドルから1.0858ドル。
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2024/06/03 14:43
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは上昇、金利先高観など意識
*14:13JST 日経平均VIは上昇、金利先高観など意識
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+0.51(上昇率3.0.%)の17.35と上昇している。なお、今日ここまでの高値は17.56、安値は16.63。先週末の米株式市場でダウ平均が大幅高となった流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後も株価は堅調な動きとなっているが、日経225先物は先週末に490円上昇した後ということから戻り足の速さが意識されているほか、引き続き国内長期金利の先高観が警戒され、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続し、日経VIは朝方に上昇に転じた後は、先週末の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
<SK>
2024/06/03 14:13
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小動き、米経済指標にらみ
*14:03JST 東京為替:ドル・円は小動き、米経済指標にらみ
3日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、本日高値圏の157円40銭台でのもみ合い。日経平均株価は堅調地合いを維持し、株高を好感した円売りは継続。一方、今晩発表の米ISM製造業景況感指数を見極める展開で、過度なドル買いは抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円99銭から157円46銭、ユーロ・円は170円43銭から170円87銭、ユーロ・ドルは1.0848ドルから1.0858ドル。
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2024/06/03 14:03
注目トピックス 市況・概況
日経平均は468円高、ダウ平均先物など堅調で安心感
*13:52JST 日経平均は468円高、ダウ平均先物など堅調で安心感
日経平均は468円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>などがプラス寄与上位となっており、一方、第一三共<4568>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、証券商品先物、保険業、海運業、鉱業、倉庫運輸関連が値上がり率上位、電気・ガス業、非鉄金属、金属製品、医薬品、輸送用機器が値下がりしている。日経平均は底堅く推移している。ダウ平均先物や香港ハンセン指数が堅調なことなどが東京市場で安心感となっているもよう。一方、国内に目立った買い材料がなく、積極的な買いは限定的となっているようだ。
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2024/06/03 13:52
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:下げ渋りか、今週の雇用関連指標を見極め
*13:51JST 米国株見通し:下げ渋りか、今週の雇用関連指標を見極め
(13時20分現在)S&P500先物 5,309.25(+13.75)ナスダック100先物 18,647.75(+56.75)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は110ドル高。米金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ5月31日の主要3指数はまちまち。終盤の買戻しでナスダックは下げ幅縮小、S&Pは3日ぶり反発、ダウは574ドル高の38686ドルと4日ぶりに上向いた。この日発表されたコアPCE価格指数は前回から伸びがやや鈍化したが、インフレ再加速への警戒を払しょくできず、引き締め的な政策の長期化を想定した売りが先行。ただ、長期金利の低下を受け調整売りが一服すると好業績を手がかりに主力株が買われ指数を押し上げた。本日は下げ渋りか。経済指標が堅調なら連邦準備制度理事会(FRB)への利下げ期待は後退し、売りが出やすい。今晩発表のISM製造業景況感指数は節目の50を下回るものの、前回から改善が示されれば売り材料になりやすい。一方、長期金利の低下が続けばハイテクなどへの買戻しが優勢となり、相場を支える見通し。11-12日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、今週は雇用関連統計を見極める展開で過度な売りは抑制されよう。
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2024/06/03 13:51
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は高値圏、やや円売り
*13:40JST 東京為替:ドル・円は高値圏、やや円売り
3日午後の東京市場でドル・円は157円40銭台と、本日高値圏でのもみ合い。日経平均株価は前週末比500円近く上昇し、リスク選好的な円売りがユーロやポンドなど欧州通貨を押し上げた。一方、米10年債利回りは小幅に低下し、ドル買いは入りづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円99銭から157円46銭、ユーロ・円は170円43銭から170円87銭、ユーロ・ドルは1.0848ドルから1.0858ドル。
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2024/06/03 13:40
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はじり高、日本株高を好感
*13:07JST 東京為替:ドル・円はじり高、日本株高を好感
3日午後の東京市場でドル・円はじり高となり、157円40銭台に浮上した。米10年債利回りは動意が薄く、積極的なドル買いは後退。ただ、日経平均株価の堅調地合いで日本株高を好感した円売りに振れやすく、ユーロ・円は170円後半に上値を伸ばした。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円99銭から157円46銭、ユーロ・円は170円43銭から170円84銭、ユーロ・ドルは1.0848ドルから1.0858ドル。
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2024/06/03 13:07
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~一時39000円台乗せるも買いは続かず
*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~一時39000円台乗せるも買いは続かず
6月3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続伸、一時39000円台乗せるも買いは続かず・ドル・円は下げ渋り、アジア株高で・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>■日経平均は続伸、一時39000円台乗せるも買いは続かず日経平均は続伸。前営業日比361.75円高(+0.94%)の38849.65円(出来高概算8億6000万株)で前場の取引を終えている。5月31日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は574.84ドル高(+1.51%)の38686.32ドル、ナスダックは2.06ポイント安(-0.01%)の16735.02、S&P500は42.03ポイント高(+0.80%)の5277.51で取引を終了。4月コアPCE価格指数が予想通りとなったため年内の利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。ダウは終日堅調に推移し、月末での調整、指数の入れ替えなどが影響し終盤にかけ上げ幅を拡大した。一方、ナスダックは半導体セクターでの利益確定売りに押され大きく下落に転じたあと下げ幅を縮小し、まちまちで終了。米国株が高安まちまちだったものの、東京市場は買い優勢で取引を開始した。金融株が引き続き買われたことなどから日経平均はじりじりと上げ幅を拡大し、一時39000円台に乗せた。ただ、39000円より上を買い上げる投資家は引き続き不在のため、買い一巡後は上げ幅を縮小した。日経平均採用銘柄では、目立った材料は観測されていないが、足元年初来安値を更新していた住友ファーマ<4506>が引き続き買われたほか、一部レポートが材料視されて大成建設<1801>、メルカリ<4385>が上昇。また、シャープ<6753>が堺にAI向けデータセンタ拠点を構築と伝わったことで買われた。このほか、大和証G<8601>、東京海上<8766>、MS&AD<8725>、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186>など金融株の上げが目立った。一方、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、SUMCO<3436>など半導体関連の一角が弱いほか、古河電工<5801>、フジクラ<5803>と電線関連も売られた。このほか、ニデック<6594>、レゾナック<4004>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>がさえない。業種別では、保険業、証券・商品先物取引業、鉱業、石油・石炭製品、海運業などが上昇した一方、電気・ガス業、金属製品、医薬品、非鉄金属、空運業の5セクターのみ下落した。日経平均は、25日移動平均線を上回ったが、75日移動平均線が位置する38960円水準で上値が重くなっている。一方、TOPIXは、3月27日以来(取引時間ベース)となる2800ポイント台に一時乗せた。足元、銀行や保険株の上昇が目立っていることから、3月22日の年初来高値2813.22ポイント(終値ベース)が迫ってきた。前場安かったトヨタ自がほかの自動車株同様しっかりの展開となれば、後場、TOPIXの動向に注目が集まろう。■ドル・円は下げ渋り、アジア株高で3日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、157円33銭から156円99銭まで下落後は157円20銭台に戻した。米10年債利回りは底堅く、ドル売りを弱めた。一方、日経平均株価の強含みや香港ハンセン指数の大幅高を受け、円売りが主要通貨を支えた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円99銭から157円33銭、ユーロ・円は170円43銭から170円75銭、ユーロ・ドルは1.0848ドルから1.0858ドル。■後場のチェック銘柄・ダイサン<4750>、新東<5380>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・1-3月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+6.8%(10-12月期: +16.4%)・中・5月財新製造業PMI:51.7(予想:51.6、4月:51.4)【要人発言】・加藤日銀理事「ETFの処分を含めた今後の取り扱いは、ある程度時間をかけてしっかり検討」<国内>・特になし<海外>・特になし
<CS>
2024/06/03 12:22
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、アジア株高で
*12:02JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、アジア株高で
3日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、157円33銭から156円99銭まで下落後は157円20銭台に戻した。米10年債利回りは底堅く、ドル売りを弱めた。一方、日経平均株価の強含みや香港ハンセン指数の大幅高を受け、円売りが主要通貨を支えた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円99銭から157円33銭、ユーロ・円は170円43銭から170円75銭、ユーロ・ドルは1.0848ドルから1.0858ドル。【要人発言】・加藤日銀理事「ETFの処分を含めた今後の取り扱いは、ある程度時間をかけてしっかり検討」【経済指標】・日・1-3月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+6.8%(10-12月期: +16.4%)・中・5月財新製造業PMI:51.7(予想:51.6、4月:51.4)
<TY>
2024/06/03 12:02
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):トリケミカル、はてな、ACCESSなど
*11:50JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):トリケミカル、はてな、ACCESSなど
ACCESS<4813>:1419円(+36円)大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は8.9億円の赤字で前年同期比12.4億円の損益悪化となっている。ただ、前年同期におけるネットワーク事業での大型受注の反動が損益悪化の主因であり、もともと上半期は16.3億円の大幅赤字計上を見込んでいたことからも、ネガティブなサプライズは限定的となっている。過度な短期業績に対する警戒感が後退する形にも。トリケミカル<4369>:3930円(-440円)大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は6.6億円で前年同期比24.0%減となっている。据え置きの上半期計画は16.4億円で同49.0%の大幅増益となっているため、想定以上の低調スタートと受けとめられる状況のようだ。日本や台湾、韓国向けの売上が減少する形に。なお、前四半期比較では増収増益、営業利益は27.6%の増益となっている。ヘリオスTH<6927>:553円 カ -ストップ高買い気配。RSテクノロジーズ<3445>が完全子会社化を企図してTOBを実施すると発表、同社では株主への応募推奨は行っていないが、賛同の意見は表明している。TOB価格は825円とし、先週末終値に対するプレミアムは74.4%の水準となっており、TOB価格にサヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB期間は6月3日から7月12日までとされている。なお、RSテクノも本日は買い先行の動きとなっている。岩崎通<6704>:784円 カ -ストップ高買い気配。あいHD<3076>を株式交換関連親会社とする経営統合を行うと発表している。株式交換に係る割当比率は1:0.6、株式交換は10月1日を予定している。あいHDの先週末終値をベースにすると、理論株価は1479円となり、同社の先週末終値の2.16倍の水準となる。割当比率にサヤ寄せする動きとなっている。なお、経営統合によるプラス効果を期待して、あいHDも本日は買い先行の展開に。C&FロジHD<9099>:5570円 カ -ストップ高買い気配。SGHDがTOBの実施を正式に発表、同社では賛同の意見を表明している。TOB価格は5740円で先週末終値に対するプレミアムは18.0%となり、同価格へのサヤ寄せを目指す動きが優勢となっている。同社にはもともとAZ-COM丸和が1株3000円でTOBを行っていたが、ホワイトナイト的な役割として同社もTOBに乗り出すことが先に伝わっていた。クラウドW<3900>:930円(+33円)大幅続伸。100%子会社でAI事業を展開するAI techが、本日よりAIスキルに特化したリスキリングサービスの「クラウドワークスAI道場」を開始すると発表した。クラウドワークスAI道場は、AIスキルの提供を通じ、副業実践を支援する対面式のリスキリングサービスで、国内最大級のクラウドソーシングサービス「CrowdWorks.jp」において需要が高い「AIスキル」を学べる講座を用意し、ワーカーの報酬額の増加をめざすとしている。クオリプス<4894>:4830円(-200円)大幅下落。5月29日に大阪大学が虚血性心疾患に対するヒトiPS細胞由来心筋細胞シートを用いた治療の効能追加として研究開発を進めている拡張型心疾患の医師主導治験が開始され、クオリプスが1例目の移植用に心筋細胞シートを提供したと発表した。拡張型心疾患の研究開発は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和5年度「再生医療等実用化研究事業」に採択されている。次世代再生医療分野での活躍への期待で資金が流入して連日急騰していたため、前週末以降、反動で売り込まれる展開が続いている。はてな<3930>:738円(-62円)急落。5月31日大引け後に発表した決算で、24年7月期第3四半期累計(23年8月-24年4月)の経常損益が0.13億円の赤字(前年同期は1.4億円の黒字)に転落した。直近3ヶ月の実績である2-4月期の経常損益も0.44億円の赤字(前年同期は0.46億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の5.6%から-7.4%に悪化した。
<ST>
2024/06/03 11:50
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は上げ渋り、157円台前半でもみ合う状態が続く
*11:37JST 東京為替:ドル・円は上げ渋り、157円台前半でもみ合う状態が続く
3日の東京市場でドル・円は引き続き157円10銭台で推移。157円34銭から157円00銭で推移。157円以下には顧客筋などのドル買い注文が残されており、ドルはおおむね157円台前半で下げ渋っている。取引レンジは157円00銭-157円34銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0847ドルから1.0859ドルで推移。ユーロ・円は弱含み。170円76銭から170円43銭で推移。
<MK>
2024/06/03 11:37
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は157円台前半でもみ合う状態が続く
*10:19JST 東京為替:ドル・円は157円台前半でもみ合う状態が続く
3日の東京市場でドル・円は157円10銭近辺で推移。157円34銭から157円05銭まで弱含み。ただ、157円以下には顧客筋などのドル買い注文が残されており、ドルは157円台前半で下げ渋っている。取引レンジは157円05銭-157円34銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0847ドルから1.0858ドルで推移。ユーロ・円は弱含み。170円51銭から170円76銭で推移。
<MK>
2024/06/03 10:19
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はやや上げ渋る
*10:08JST 東京為替:ドル・円はやや上げ渋る
3日の東京市場でドル・円は157円10銭台で推移。157円34銭から157円05銭まで弱含み。157円以下には顧客筋などのドル買い注文が残されており、ドルは157円台前半で下げ渋っている。取引レンジは157円05銭-157円34銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0847ドルから1.0857ドルで推移。ユーロ・円は弱含み。170円45銭から170円76銭で推移。
<MK>
2024/06/03 10:08
注目トピックス 市況・概況
日経平均は332円高、寄り後は堅調
*09:06JST 日経平均は332円高、寄り後は堅調
日経平均は332円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。先週末の米株式市場でダウ平均が大幅に上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、米インフレ懸念の後退を受け、先週末の海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場で安心感となった。一方、先週末はダウ平均が上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1%近く下落しており、東京市場で半導体関連株の買い手控え要因となった。また、日経平均は先週末に400円を超す上げとなったことから、目先的な戻り待ちの売りや利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は堅調に推移している。
<SK>
2024/06/03 09:06
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:アイケイケイやC&FロジHDなどに注目
*09:02JST 個別銘柄戦略:アイケイケイやC&FロジHDなどに注目
先週末5月31日の米株式市場でNYダウは574.84ドル高の38,686.32、ナスダック総合指数は2.06pt安の16,735.02、シカゴ日経225先物は大阪日中比145円高の38635円。為替は1ドル=157.20-30円。今日の東京市場では、ホテル事業への新規参入の検討を開始すると発表したアイケイケイ<2198>、中期経営計画を発表し29年3月期営業利益85億円目標(24年3月期70億円)としたアジアパイル<5288>、SGホールディングス<9143>が1株5740円でTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したC&FロジHD<9099>、東証スタンダードでは、営業利益が前期黒字化・今期7.9倍予想と発表したダイサン<4750>、24年4月期業績見込みを上方修正したノバック<5079>、株主優待制度を導入すると発表したリヒトラブ<7975>、1対3の株式分割と保有株式の縮減方針を発表した東北新社<2329>、RSテクノ<3445>が1株825円でTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したヘリオスTH<6927>、あいHD<3076>が株式交換で完全子会社化すると発表した岩崎通<6704>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業損益が8.88億円の赤字となったACCESS<4813>、第1四半期営業利益が24.0%減となったトリケミカル<4369>、東証スタンダードでは、上期業績予想を下方修正したフィルカンパニー<3267>、24年10月期業績予想を下方修正したファースト住建<8917>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2024/06/03 09:02
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~割安感が意識される銘柄への資金流入~
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~割安感が意識される銘柄への資金流入~
6月3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■割安感が意識される銘柄への資金流入■ACCESS、1Q営業損失 赤字転換 ▲8.88億円■前場の注目材料:ソニーG、熊本新工場隣接地に10万平方メートル追加取得■割安感が意識される銘柄への資金流入3日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。5月31日の米国市場は、NYダウが574ドル高、ナスダックは2ポイント安だった。4月のPCEコア価格指数が予想通りとなったため、年内の利下げ期待から買い優勢の展開となった。週末での調整、指数の入れ替えなどが影響し、NYダウは終盤にかけ上げ幅を拡大。一方、ナスダックは半導体セクターが利益確定の売りに押されたが、下落幅を縮めて終えた。シカゴ日経225先物は大阪比145円高の38635円。円相場は1ドル157円30銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38280円まで下げる場面も見られたが、終盤にかけて切り返す形となり、38730円で終えている。米国市場では注目されていたPCEコア価格指数が予想と一致したことで米長期金利が低下しており、安心感につながることになりそうだ。先週末の日経平均株価は4日ぶりに反発し、25日線水準を回復して終えた。MSCIのリバランスの影響もあって東証プライム市場売買高は29億8000万株に膨れていた。リバランスに伴う需給イベントが通過したことから、動きが軽くなる可能性はあるだろう。来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀の金融政策決定会合を控えていることから積極的な売買は手控えられる可能性があるものの、米国ではブラックアウト期間に入ることから、FRB関係者は沈黙期間となるため、落ち着いた動きが期待される。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から25日線を上回って始まることが見込まれるため、同線が支持線として意識されやすいだろう。来週の重要イベントを前に、売り方は買い戻しの動きをみせてくる可能性があるほか、買い方においてもイベント通過後のアク抜けを想定した押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。指数インパクトの大きい値がさハイテク株は手掛けづらいだろうが、PBR1倍割れなど割安感が意識される銘柄への資金流入が期待されそうだ。■ACCESS、1Q営業損失 赤字転換 ▲8.88億円ACCESS<4813>が発表した2025年1月期第1半期業績は、売上高が前年同期比11.7%減の34.58億円、営業損益は8.88億円の赤字(前年同期は3.56億円の黒字)だった。ネットワーク事業を注力分野に据え、ホワイトボックス市場における更なる事業規模の拡大やIoT事業・Webプラットフォーム事業の安定化に取り組んでいる。前年同四半期におけるネットワーク事業での大型受注の反動が影響した。■前場の注目材料・日経平均は上昇(38487.90、+433.77)・NYダウは上昇(38686.32、+574.84)・1ドル=157.20-30円・シカゴ日経先物は上昇(38635、大阪比+145)・VIX指数は低下(12.92、-1.55)・米長期金利は低下・米国のインフレ沈静化期待・東証による企業価値向上の要請・ソニーG<6758>熊本新工場隣接地に10万平方メートル追加取得・日本製鉄<5401>森副会長、USスチール買収へ対話、米集会に初参加・ソニーG<6758>車載用画像センサー増強、27年3月期にシェア43%へ・日産自<7201>社長主導で取引適正化、直轄新組織を発足・C&FロジHD<9099>SGHDがTOB、丸和の倍額・三井化学<4183>韓国で半導体市場深耕・日立<6501>仏タレスの鉄道信号事業の買収完了、欧で交通デジタル化・住友商事<8053>カナダで回収貯留、発電所などのCO2年1000万トン・あいHD<3076>岩崎通信機と経営統合、10月に完全子会社化・住友化学<4005>海外アルミ精錬2社の株売却、事業構造見直し・ふくおかFG<8354>傘下「みんなの銀行」撤退検討報道否定・浜松ホトニクス<6965>デンマーク企業を孫会社化、レーザー関連育成・野村HD<8604>LINE証券株をZフィナンシャルに譲渡・日野自<7205>米の部品事業撤退、トヨタ向け、27年末めど工場閉鎖・リョービ<5851>車向けダイカスト部品増産、メキシコ工場拡張・日立造船<7004>代替燃料向け増強、反応器・タンク生産体制整備・CKD<6407>インドのコンポーネント製品工場完成、アジア需要取り込む・NTN<6472>新中計、車事業にメス、内外の拠点を統廃合・エンシュウ<6218>29年3月期に営業益5.4倍目指す・川崎重<7012>小型衛星用分離部など、宇宙で正常作動確認・クボタ<6326>三菱電との“合体ロボ”公開、遠隔操作×全地形搬送☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 1-3月期法人企業統計調査・全産業設備投資(10-12月期:前年比+16.4%)<海外>・10:45 中・5月財新製造業PMI(予想:51.6、4月:51.4)
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2024/06/03 08:47
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は主に170円を挟んだ水準で底堅く推移する見通し
*08:02JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は主に170円を挟んだ水準で底堅く推移する見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて171円56銭(2024/4/29)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は6月に利下げを開始する見込みだが、7月以降についてデータ次第。ECBは追加利下げを急いでいないようだ。ECBは追加利下げの可否について慎重に判断するとみられており、ユーロ・円は主に170円を挟んだ水準で底堅く推移するとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの6月利下げ観測・ユーロ圏経済の減速懸念・日本の為替介入に対する警戒感【ユーロ買い要因】・欧州の景気回復期待・日本銀行は緩和的な金融環境を長期間維持する計画・米欧金利差縮小の可能性
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2024/06/03 08:02
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドル売り縮小の可能性
*07:57JST 今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドル売り縮小の可能性
5月31日のドル・円は、東京市場では156円58銭から157円15銭まで反発。欧米市場では157円37銭から156円56銭まで下落したが、157円28銭で取引終了。本日6月3日のドル・円は主に157円台で推移か。日米の金利差を意識してリスク回避的なドル売りは縮小する可能性がある。日本国債10年利回りは1%台に上昇したが、利回りがさらに上昇した場合、リスク回避的な円買いが増える可能性がある。日本銀行は金融正常化について前向きに検討しており、日本政府はドル高円安の進行をけん制している。そのため、1ドル=158円以上では日本の為替介入が警戒されている。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を長期間据え置く方針を固めており、多くの投資家は当面ドルを選好するとみられる。FRBによる9月利下げの可能性は消えていないが、年内に2回の利下げが行われるかどうか微妙な状況であり、目先的にはドル高円安に振れやすい相場展開が見込まれる。
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2024/06/03 07:57
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:中財新製造業PMI、欧ユーロ圏製造業PMI、米ISM製造業景況指数など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:中財新製造業PMI、欧ユーロ圏製造業PMI、米ISM製造業景況指数など
<国内>08:50 設備投資(1-3月) 16.4%08:50 企業利益(1-3月) 13.0%08:50 企業売上高(1-3月) 4.2%09:30 製造業PMI(5月) 50.5ジャパン・エネルギー・サミット(5日まで)<海外>10:45 中・財新製造業PMI(5月) 51.6 51.414:00 印・製造業PMI確定値(5月) 58.417:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(5月) 47.420:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週) 0.49%20:25 ブ・週次景気動向調査22:00 ブ・製造業PMI(5月) 55.923:00 米・建設支出(4月) 0.2% -0.2%23:00 米・ISM製造業景況指数(5月) 49.6 49.2米・自動車販売(5月、4日までに) 1582万台 1574万台オーストリア・国際原子力機関(IAEA )理事会(7日まで)注:数値は市場コンセンサス、前回数値
<CS>
2024/06/03 06:30
注目トピックス 市況・概況
31日の米国市場ダイジェスト:NYダウは574ドル高、月末の調整
*06:04JST 31日の米国市場ダイジェスト:NYダウは574ドル高、月末の調整
■NY株式:NYダウは574ドル高、月末の調整米国株式市場はまちまち。ダウ平均は574.84ドル高の38,686.32ドル、ナスダックは2.06ポイント安の16,735.02で取引を終了した。4月コアPCE価格指数が予想通りとなったため年内の利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。ダウは終日堅調に推移し、月末での調整、指数の入れ替えなどが影響し終盤にかけ上げ幅を拡大した。一方、ナスダックは半導体セクターでの利益確定売りに押され大きく下落に転じたあと、下げ幅を縮小し、まちまちで終了。セクター別では、エネルギーや電気通信サービスが上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。カジュアル衣料小売りのギャップ(GPS)は第1四半期決算の1株利益が予想を上回ったほか、通年の業績見通し引き上げが好感され、上昇した。カジノ運営のシーザーズ・エンターテインメント(CZR)は、著名投資家のアイカーン氏が同社株を大量に取得したことが明らかになり、上昇。ヴァンズ(VANS)やノースフェイス、ティンバーランドといったアパレルブランドを運営するVFコープ(VFC)は不振が続いていたヴァンズ(Vans)ブランドの世界ブランド社長にヨガアパレル、ルルレモンの前チーフプロダクトオフィサー(CPO)を採用したことが好感され、上昇。ビールメーカーのボストン・ビア(SAM)は、ジンビームを運営するサントリーが同社を買収する方向で協議を進めているとの報道を受け、上昇。会員制倉庫卸売・小売会社のコストコホールセール(COST)は四半期決算の内容が予想を上回ったが、会員費の据え置きが嫌気され、売られた。ソフトウエア・ソリューション会社のスノーフレーク(SNOW)は大規模なデータ侵害を報告し顧客への影響も警戒され、売られた。コンピュ―ターメーカーのデル・テクノロジーズ(DELL)は四半期決算で、人工知能(AI)サーバーの売り上げが冴えず、売られた。ソフトウエアメーカーのオートデスク(ADSK)は取引終了後に決算を発表、内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米4月コアPCE価格指数は予想通り鈍化もドルは下げ渋る5月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円56銭へ下落後、157円35銭まで上昇し、157円28銭で引けた。米4月コアPCE価格指数が予想通り鈍化、個人支出も弱く、さらに、米5月シカゴ購買部協会景気指数が予想外に悪化したため年内の利下げが正当化されるとの見方に長期金利低下に伴いドル売りが優勢となった。ただ、その後は月末に絡んだドル買いが観測され、157円台前半まで戻した。ユーロ・ドルは1.0882ドルへ上昇後、1.0840ドルまで反落し、1.0849ドルで引けた。来週の欧州中央銀行(ECB)理事会を控え発表されたユーロ圏5月消費者物価コア指数速報値が予想外に加速したため来週の理事会での利下げに不透明感が広がり、ユーロ買いが加速。しかし、センテノ・ポルトガル中銀総裁が「5月インフレの加速は、見通しを若干上回る程度」と述べており6月の利下げが計画通りに行われるとの見方にユーロ買いが後退。ユーロ・円は、170円75銭へ上昇後、170円16銭まで反落。ポンド・ドルは1.2708ドルから1.2766ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9054フランから0.9003フランへ下落した。■NY原油:軟調推移、一時77ドルを下回るNYMEX原油7月限終値:76.99 ↓0.925月31日のNY原油先物7月限は軟調推移。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.92ドルの76.99ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは76.67ドル-78.62ドル。米国市場の序盤にかけて78.62ドルまで反発したが、需給ひっ迫の懸念は緩和あれており、調整売りが拡大したことから一時76.67ドルまで反落。ただ、通常取引終了後の時間外取引では押し目買いも観測されており、主に77ドル台前半で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 39.99ドル +1.36ドル(+3.52%)モルガン・スタンレー(MS) 97.84ドル +0.61ドル(+0.62%)ゴールドマン・サックス(GS)456.52ドル +6.29ドル(+1.39%)インテル(INTC) 30.85ドル +0.66ドル(+2.18%)アップル(AAPL) 192.25ドル +0.96ドル(+0.50%)アルファベット(GOOG) 173.96ドル +0.40ドル(+0.23%)メタ(META) 466.83ドル -0.22ドル(-0.04%)キャタピラー(CAT) 338.52ドル -0.73ドル(-0.21%)アルコア(AA) 44.27ドル -0.27ドル(-0.60%)ウォルマート(WMT) 65.76ドル +0.87ドル(+1.34%)
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2024/06/03 06:04
注目トピックス 市況・概況
個人投資家・有限亭玉介:好業績期待&割安銘柄が結局は強い!底強いトレンドにこそ光明あり【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:好業績期待&割安銘柄が結局は強い!底強いトレンドにこそ光明あり【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年5月27日14時に執筆25年3月期の業績見通しが全体的に保守的という事であれば、業績好調の銘柄は自然と数が絞られていくかもしれません。そこから割安感のある銘柄を絞れば、キラリと光る優良銘柄も見えてくるのではないでしょうかねぇ。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。NYダウは4万円を超えた後は利益確定売りが出て徐々に落ち着いてきた印象です。日経平均もじわじわと上がってきてはいるものの、75日線を大きく上回るまでには至っておりません。日経平均4万円超えに有効な起爆剤が政府から欲しいですねぇ。米国の株式市場では、GDPや雇用統計が悪化すれば金利低下を期待して株価上昇に繋がるのが定番でしたし、米国経済の強さは良い意味で投資家達を裏切ってくれました。対照的に日本の株式市場を見ると、GDPや雇用統計が悪化してもなぜか日銀は利上げしか眼中に無いように思えますねぇ…こうした「世論が出来ればグイグイいく方針」についてはいかがなものかと思いますがねぇ。(無論、個人の意見でございます。)24年1~3月期の日本の実質GDPは2四半期ぶりにマイナス成長となり、個人消費は落ち込み、実質賃金もマイナス。さらに政府の補助金終了に伴う電気料金の値上げが7月請求分から開始と聞くと、一般大衆の家計は火の車でしょうな。そこから台中や北朝鮮の地政学リスク等を考慮すると…有事があれば海外投資家は日本からマネーを引き上げて逃げ出すのでは…とやや心配にもなりますな。このようなネガティブな外部環境の影響を受けず上昇トレンドにある銘柄があるなら、それらは選ばれし有望株と言えるかもしれません。ただし、直近の業績がピークで、将来性が無い割安銘柄は掴まないよう気をつけねばなりませんな。バリュー投資の基本である割安で業績好調な銘柄を良いタイミングで買えるよう日々鍛錬していきたいもんです。例えばPBRが1倍割れで割安となっている日本山村硝子<5210>は、ガラス瓶関連事業やプラスチック容器関連事業などを展開しております。直近では、村上ファンドで知られる村上世彰氏の長男が過去に代表を務めた投資ファンドであるMI2が同社株を大量保有した事で思惑買いが流入しました。5月15日の決算で増配発表も好感されております。5月21日に「メタノール燃料エンジン完成のお知らせ」を発表後に急動意した阪神内燃機工業<6018>もPBRが割安でここ数年の業績も堅調ですねぇ。国内初のメタノール燃料エンジンで今後の業績がどうなるか監視を強めております。PBRで見ても株価は割安ですし、2月の高値2884円を超えてくれば面白いのではないでしょうか。伸縮生地向け環縫いミシン最大手のPEGASUS<6262>は、直近の決算が業績好調となりました。売上高300億を目指す方針を掲げた中期経営計画も好感されている模様。チャートは三角保ち合いを上放れてきたら面白味もありそうですねぇ。こちらも株価は割安です。半導体検査用ソケットを手掛ける山一電機<6941>は、上昇トレンドから決算後に動意しましたな。配当も昨年より43円上乗せして、25年3月期の年間配当は74円となっています。自社株買いの実施も好感されており、株式還元に積極的な様子です。今後はどこまで下値を切り上げるか監視中。自動車向けばね大手のニッパツ<5991>は、好業績に加えて割安感から買われているようです。チャート(日足)も鮮やかな上昇トレンドを形成しておりますな。株価はPERにおいて割安感もあり、腰の据わった資金流入もあれば…と期待したいところですねぇ。最後は、水素関連で物色されている三菱化工機<6331>です。「2040年の水素供給量の目標を現在の約6倍となる『年1200万トン程度』に設定」という日本政府の水素基本戦略の骨子案が材料となった模様。また、日本とサウジアラビアの「液化水素におけるサプライチェーン強化・協力」でも思惑があります。好業績・上昇トレンド・割安で要チェックです。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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2024/06/02 10:00
注目トピックス 市況・概況
来週の相場で注目すべき3つのポイント:米雇用統計、ECB政策金利発表、ISM製造業景況指数
*18:24JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米雇用統計、ECB政策金利発表、ISM製造業景況指数
■株式相場見通し予想レンジ:上限39200円-下限37600円5月31日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は前日比574.84ドル高(+1.51%)の38686.32ドル、ナスダックは2.06ポイント安(-0.01%)の16735.02、S&P500は42.03ポイント高(+0.80%)の5277.51で取引を終了した。大証ナイト・セッションの日経225先物は、通常取引終値240円高の38730円で取引を終えた。金利上昇を受けて、ふくおかFG<8354>、九州FG<7180>、りそなHD<8308>など地銀株や、第一生命HD<8750>など保険株の動きが好調。セクター別では上昇している業種もあるが、東京市場全体でみると金利上昇は買いを手控えさせる要因となっている。2-3月の強い地合いであれば、金利上昇を「脱デフレ」とポジティブに捉え大型株が買われたかもしれないが、投資家心理が悪化している状況下、関連するセクター以外は買いを手控えるネガティブな捉え方が先行している様子。6月13-14日に開催される日銀金融政策決定会合では、国債買入の段階的な減額や追加の利上げ時期などに対する声明、発言の有無が注目されている。日銀会合の直前である11-12日には米連邦公開市場委員会(FOMC)も開催されることから、6月中旬の日米中銀会合を通過するまで方向感に乏しい地合いは継続する可能性もあろう。日足チャートでは、25日移動平均線が位置する38480円水準まで値を戻したが、4月下旬から一カ月ほど下値支持線として機能していた75日移動平均線38940円水準からは下放れた。5月のプライム市場の平均売買代金(1営業日換算)は4.55兆円となった。2月は5.16兆円、3月は5.12兆円、4月は4.45兆円であったが、2-3月と比較すると減少傾向にある。売買代金は株価より先行してピークを付ける傾向があるが、日経平均は3月22日に終値ベースの史上最高値40888.43円を付けていることから、今回もセオリー通りとなっている。一方、TOPIXは、25日移動平均線より上で推移している。日経平均とは異なり、TOPIXは75日移動平均線より25日移動平均線の方が上で推移していることからTOPIXの方がチャート形状は強いと言えよう。金利上昇を受けて時価総額が大きい銀行株や保険株が上昇している一方、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった値がさ半導体株がさえないことから、NT倍率は13.88倍と今年最も低い水準である。TOPIXは3月22日の終値ベースの年初来高値2813.22ポイントまであと2%を切っている。6月中旬の日米中銀会合まで、TOPIX優位の地合いが続けば、TOPIXが年初来高値を更新する可能性もあろう。■為替市場見通し来週のドル・円は底堅い値動きか。日本の長期金利がさらに上昇した場合、リスク回避的な円買いが入りやすい。また、日本銀行は金融正常化について前向きに検討しており、日本政府は過度な円安進行に対してけん制姿勢を崩していない。5月に為替介入が実施された157円以上では日本の為替介入が警戒され、投機的なドル買い・円売りは縮小する可能性がある。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を長期間据え置く方針を固めており、多くの投資家は当面ドルを選好するとみられる。次回6月11-12日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)では現行の政策金利を維持する公算。9月以降に年内2回の利下げという市場シナリオは後退しており、ドル高に振れやすい相場展開が見込まれる。日本銀行が6月の国債買い入れ予定額を5月と同額としたことも意識されそうだ。■来週の注目スケジュール6月3日(月):設備投資(1-3月)、ジャパン・エネルギー・サミット(5日まで)、中・財新製造業PMI(5月)、米・ISM製造業景況指数(5月)など6月4日(火):独・失業率(失業保険申請率)(5月)、米・JOLT求人件数(4月)、台湾・台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX、7日まで)など6月5日(水):毎月勤労統計-現金給与総額(4月)、実質賃金総額(4月)、アストロスケールホールディングスが東証グロースに新規上場(公開価格:850円)、豪・GDP(1-3月)、中・財新サービス業/総合PMI(5月)、欧・ユーロ圏サービス業/総合PMI(5月)、欧・ユーロ圏生産者物価指数(4月)、米・ADP全米雇用報告(5月)、米・ISM非製造業景況指数(5月)など6月6日(木):中村日銀審議委員が札幌市金融経済懇談会で講演、同記者会見、欧・ユーロ圏小売売上高(4月)、欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見、米・貿易収支(4月)、英・イングランド銀行(英中央銀行)意思決定者パネル(DMP)調査など6月7日(金):家計支出(4月)、独・鉱工業生産指数(4月)、欧・ユーロ圏GDP確報値(1-3月)、米・非農業部門雇用者数(5月)、米・失業率(5月)、米・平均時給(5月)、中・外貨準備高(5月)、中・貿易収支(5月)など
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2024/06/01 18:24