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前場に注目すべき3つのポイント~日米金融イベント待ちながら押し目待ち狙いの買い意欲は強い~
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~日米金融イベント待ちながら押し目待ち狙いの買い意欲は強い~
10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■日米金融イベント待ちながら押し目待ち狙いの買い意欲は強い■ハイレックス、2Q営業利益 黒字転換 1.63億円■前場の注目材料:イスラエル、人質4人救出、ハマス「作戦で子ら55人死亡」■日米金融イベント待ちながら押し目待ち狙いの買い意欲は強い10日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開が見込まれる。7日の米国市場は、NYダウが87ドル安、ナスダックは39ポイント安だった。5月の米雇用統計が想定以上に強く、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退したことが重荷となった。同時に、経済に楽観的な期待も広がり、一時上昇する局面もあったが、米長期金利の上昇が嫌気された。シカゴ日経225先物は大阪比変わらずの38650円。円相場は1ドル156円90銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、小動きで始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38910円まで買われる場面もみられたが、足もとで上値抵抗線として機能している75日線に上値を抑えられる格好だった。一方で、下値は25日線が支持線として機能しているため、25日、75日線とのレンジ内で推移することが見込まれる。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀の金融政策決定会合を控えていることから、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすく、積極的にポジションを傾けてくる動きは限られる。米長期金利が上昇したほか、為替市場では1ドル156円台後半と円安傾向をみせてきている。日米金融イベントを前に持ち高調整に伴うリバランスの動きが中心になりやすいと考えられる。また、週末には6月限の先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控える。限月交代に伴うロールオーバーが中心になるものの、日米金融イベントの中でのメジャーSQになることから、需給が大きく変動する可能性もある。日経225先物は25日、75日線との狭いレンジでのこう着のなか、煮詰まり感も意識されてきていることから、トレンドを見極めたいところであろう。そんななか、米雇用統計の結果を受けて利下げ観測が後退するなか、市場はこれを織り込んでいると考えられる。米VIX指数は低下傾向を継続しているため、アク抜けからの押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。■ハイレックス、2Q営業利益 黒字転換 1.63億円ハイレックス<7279>が発表した2024年10月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比8%増の1544億円、営業損益は1.63億円の黒字(前年同期は1.54億円の赤字)、だった。欧州を中心に部材供給の制約が緩和され自動車メーカーの生産が堅調に推移したこと、中国地域において新規車種の生産開始が増加したこと等の影響により販売が前年比で伸長し、円安による邦貨換算額の増加影響もあり、売上高は増加となった。■前場の注目材料・1ドル=156.80-90円・シカゴ日経先物は横ばい(38650、大阪比 0)・VIX指数は低下(12.22、-0.36)・米国のインフレ沈静化期待・東証による企業価値向上の要請・政務三役、22年分政治資金報告、オンライン提出7.8%・総裁選へ菅前首相動く、「ポスト岸田」らと会食…意中の候補は?・災害孤立、全国で対策再考、備蓄強化やドローン活用・イスラエル、人質4人救出、ハマス「作戦で子ら55人死亡」☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 1-3月期GDP2次速報(前期比年率予想:-2.0%、1次速報:-2.0%)・08:50 4月経常収支(予想:+1兆6935億円、3月:+3兆3988億円)<海外>・特になし
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2024/06/10 08:56
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今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し
*08:13JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて171円56銭(2024/4/29)まで上昇。7月以降における欧州中央銀行(ECB)の金融政策は経済指標内容に左右されるとの見方が多い。ECBは追加利下げを急ぐ必要はないと判断しており、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBは利下げ開始・ユーロ圏経済の減速懸念・日本の為替介入に対する警戒感【ユーロ買い要因】・ECBは追加利下げを急がない方針・日本銀行は緩和的な金融環境を長期間維持する計画・米欧金利差縮小の可能性
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2024/06/10 08:13
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今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でドルは底堅い動きを保つ可能性
*08:08JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でドルは底堅い動きを保つ可能性
7日のドル・円は、東京市場では155円94銭から155円12銭まで下落。欧米市場では155円31銭から157円08銭まで上昇し、156円72銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に157円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性がある。米労働省が6月7日発表した5月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+27.2万人と市場予想を上回った。3月と4月の雇用者増加数は合計で1.5万人下方改定され、5月の失業率は4%に上昇したが、平均時給は前月比+0.4%、前年比+4.1%と市場予想を上回った。市場参加者の間からは「5月の雇用統計は予想を上回る内容であり、米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げ開始時期の決定に時間をかけることになる」との声が聞かれている。今週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利の据え置きが決まる見込みだが、直近の雇用統計が強い内容だったため、一部の市場参加者は「金利据え置き期間の長期化は避けられない」と指摘し、ドル高継続を予想している。
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2024/06/10 08:08
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今日の注目スケジュール:GDP改定値、国際収支(経常収支)、中マネーサプライなど
*06:30JST 今日の注目スケジュール:GDP改定値、国際収支(経常収支)、中マネーサプライなど
<国内>08:50 GDP改定値(1-3月) -2.0% -2.0%08:50 国際収支(経常収支)(4月) 1兆7376億円 3兆3988億円08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(5月) 3.1%08:50 貸出動向 銀行計(5月) 3.6%14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(5月) 48.5 47.414:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(5月) 48.515:30 経団連が会見<海外>20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週) 0.53%20:25 ブ・週次景気動向調査27:00 ブ・貿易収支(先週) 27.34億ドル米・1年先インフレ期待(5月・NY連銀) 3.3%中・資金調達総額(5月、15日までに) 15兆1300億元 12兆7308億元中・マネーサプライ(5月、15日までに)中・元建て新規貸出残高(5月、15日までに) 11兆3900億元 10兆1912億元米・3年債入札米・アップル年次開発者会議「WWDC」(14日まで)中・株式市場は祝日のため休場(端午節)香港・株式市場は祝日のため休場(端午節)注:数値は市場コンセンサス、前回数値
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2024/06/10 06:30
注目トピックス 市況・概況
7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは87ドル安、早期利下げ期待が後退
*06:04JST 7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは87ドル安、早期利下げ期待が後退
■NY株式:NYダウは87ドル安、早期利下げ期待が後退米国株式市場は下落。ダウ平均は87.18ドル安の39,798.99ドル、ナスダックは39.99ポイント安の17,133.13で取引を終了した。5月雇用統計が想定以上に強く早期利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付き後、下落。同時に、経済に楽観的な期待も広がり、一時上昇する局面もあったが、長期金利上昇を嫌気した売りに押され、相場は下落で終了した。セクター別では、銀行や保険が上昇した一方、不動産が下落。靴メーカーのスケッチャーズ(SKX)はアナリストが卸売り環境の改善や堅調な履物販売のトレンドを受けて、同社の投資判断を引き上げ、上昇。電子、消費者・オフィス製品を扱う3M(MMM)もアナリストの投資判断引き上げで、上昇した。バイオのジェロン(GERN)は血液疾患治療薬を巡り食品医薬局(FDA)の承認を得たことが好感され急伸。携帯端末のアップル(AAPL)は来週10日に開幕する世界開発者会議(WWDC)で生成人工知能(AI)を巡る新戦略発表が期待され、買われた。ゲーム販売のゲームストップ(GME)はミーム株ブームの仕掛け人とされるギル氏による生配信前に、予定を前倒しして発表した第1四半期の売り上げが29%減となったほか、クラスA株を追加で7500万株売却する方針を発表し、下落。国家経済委員会(NEC)のブレイナード委員長は雇用統計を受けて、インタビューで「労働者にとって、良いニュースだ」と述べた。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米5月雇用統計改善で早期利下げ観測後退、ドルは大幅反発7日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円50銭から157円08銭まで上昇し、156円72銭で引けた。米5月雇用統計で、非農業部門雇用者数や賃金の伸びが予想以上に拡大したため早期の利下げ観測が後退し、長期金利上昇に連れドルの買戻しが加速した。ユーロ・ドルは1.0902ドルから1.0800ドルまで下落し、1.0804ドルで引けた。ユーロ・円は、169円97銭へ上昇後、169円07銭まで反落。ポンド・ドルは1.2812ドルへ上昇後、1.2716ドルまで反落。ドル・スイスは0.8894フランから0.8973フランまで上昇した。■NY原油:伸び悩み、ドル高などを嫌気した売りが増えるNYMEX原油7月限終値:75.53 ↓0.027日のNY原油先物7月限は伸び悩み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.02ドル(-0.03%)の75.53ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.21ドル-76.25ドル。米国市場の中盤にかけて76.25ドルまで買われたが、金利上昇やドル高を嫌気した売りが入ったことで伸び悩み、通常取引終了後の時間外取引で75.21ドルまで値下がり。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 39.78ドル +0.08ドル(+0.20%)モルガン・スタンレー(MS) 97.14ドル +0.29ドル(+0.29%)ゴールドマン・サックス(GS)454.91ドル -3.19ドル(-0.69%)インテル(INTC) 30.74ドル +0.32ドル(+1.05%)アップル(AAPL) 196.89ドル +2.41ドル(+1.23%)アルファベット(GOOG) 175.95ドル -2.40ドル(-1.34%)メタ(META) 492.96ドル -0.80ドル(-0.16%)キャタピラー(CAT) 328.94ドル +0.65ドル(+0.19%)アルコア(AA) 40.91ドル -1.74ドル(-4.07%)ウォルマート(WMT) 65.88ドル -1.27ドル(-1.89%)
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2024/06/10 06:04
注目トピックス 市況・概況
7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは87ドル安、早期利下げ期待が後退
*06:04JST 7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは87ドル安、早期利下げ期待が後退
■NY株式:NYダウは87ドル安、早期利下げ期待が後退米国株式市場は下落。ダウ平均は87.18ドル安の38,798.99ドル、ナスダックは39.99ポイント安の17,133.13で取引を終了した。5月雇用統計が想定以上に強く早期利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付き後、下落。同時に、経済に楽観的な期待も広がり、一時上昇する局面もあったが、長期金利上昇を嫌気した売りに押され、相場は下落で終了した。セクター別では、銀行や保険が上昇した一方、不動産が下落。靴メーカーのスケッチャーズ(SKX)はアナリストが卸売り環境の改善や堅調な履物販売のトレンドを受けて、同社の投資判断を引き上げ、上昇。電子、消費者・オフィス製品を扱う3M(MMM)もアナリストの投資判断引き上げで、上昇した。バイオのジェロン(GERN)は血液疾患治療薬を巡り食品医薬局(FDA)の承認を得たことが好感され急伸。携帯端末のアップル(AAPL)は来週10日に開幕する世界開発者会議(WWDC)で生成人工知能(AI)を巡る新戦略発表が期待され、買われた。ゲーム販売のゲームストップ(GME)はミーム株ブームの仕掛け人とされるギル氏による生配信前に、予定を前倒しして発表した第1四半期の売り上げが29%減となったほか、クラスA株を追加で7500万株売却する方針を発表し、下落。国家経済委員会(NEC)のブレイナード委員長は雇用統計を受けて、インタビューで「労働者にとって、良いニュースだ」と述べた。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米5月雇用統計改善で早期利下げ観測後退、ドルは大幅反発7日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円50銭から157円08銭まで上昇し、156円72銭で引けた。米5月雇用統計で、非農業部門雇用者数や賃金の伸びが予想以上に拡大したため早期の利下げ観測が後退し、長期金利上昇に連れドルの買戻しが加速した。ユーロ・ドルは1.0902ドルから1.0800ドルまで下落し、1.0804ドルで引けた。ユーロ・円は、169円97銭へ上昇後、169円07銭まで反落。ポンド・ドルは1.2812ドルへ上昇後、1.2716ドルまで反落。ドル・スイスは0.8894フランから0.8973フランまで上昇した。■NY原油:伸び悩み、ドル高などを嫌気した売りが増えるNYMEX原油7月限終値:75.53 ↓0.027日のNY原油先物7月限は伸び悩み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.02ドル(-0.03%)の75.53ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.21ドル-76.25ドル。米国市場の中盤にかけて76.25ドルまで買われたが、金利上昇やドル高を嫌気した売りが入ったことで伸び悩み、通常取引終了後の時間外取引で75.21ドルまで値下がり。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 39.78ドル +0.08ドル(+0.20%)モルガン・スタンレー(MS) 97.14ドル +0.29ドル(+0.29%)ゴールドマン・サックス(GS)454.91ドル -3.19ドル(-0.69%)インテル(INTC) 30.74ドル +0.32ドル(+1.05%)アップル(AAPL) 196.89ドル +2.41ドル(+1.23%)アルファベット(GOOG) 175.95ドル -2.40ドル(-1.34%)メタ(META) 492.96ドル -0.80ドル(-0.16%)キャタピラー(CAT) 328.94ドル +0.65ドル(+0.19%)アルコア(AA) 40.91ドル -1.74ドル(-4.07%)ウォルマート(WMT) 65.88ドル -1.27ドル(-1.89%)
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2024/06/10 06:04
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個人投資家・有限亭玉介:とことん強い株についていく!直近で動いている株に先高感あり!【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:とことん強い株についていく!直近で動いている株に先高感あり!【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年6月2日13時に執筆政治家の裏金問題が解決していないのに電気料金の値上げやステルス増税の報道を見ると、今の政府を誰が支持するのかと思ってしまいますねぇ。円安対策で9.7兆円にも及ぶ過去最大の円買い介入をしたのなら、そのお金を国民…もしくは株式市場にも回して欲しいもんですねぇ。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。原発再稼働や電気料金値上げのニュースを機に、関連した銘柄が物色されているようです。東北電力<9506>女川原子力発電所2号機の安全対策工事が完了したとの発表で「前倒し再稼働」への思惑買いが入ると、窓を開けて動意しております。また、近年はデータセンターの建設ラッシュを受けてラピダスの工場やデータセンターの新設で北海道電力<9509>に思惑が入っている事や、九州シリコンアイランドに沸く熊本を含む九州電力<9508>も物色されております。データセンターの使用電力は莫大な規模ですので、発電方法の分散化や電力の安定供給が課題となる事は間違いありません。原発再稼働や半導体製造工場、データセンターが新設されるのであれば、電力会社のみならず電設会社もチェックしておくべきでしょう。このような大型受注が増えれば業績にはプラスですし、一過性ではなく底堅く買われる可能性もあります。PER・PBRが割安で放置されているのなら、打診買いも検討してみましょうかねぇ…。電気料金などの生活費の上昇は受け入れ難い事ではありますが、せっかく株式投資に関わっているのなら、値上げやインフレ分くらいは株式投資の利益でカバーしたいものです。このような社会システムが大きく変わる場合、チャートのトレンドが転換する可能性もあります。ここは数年に一回巡ってくる転換点だと思って、関連銘柄を注視していきましょう。前述したように、まずは電設関連をしっかりチェックですねぇ。ビル・工場の電設工事を主力とする住友電設<1949>は、外資のデータセンター建設ラッシュで思惑が入っている模様。同様に北陸電気工事<1930>も物色されており、業績好調でチャート(日足)は底値から反発したようです。PBRも1倍割れで直近の決算では増配も発表しました。そして、決算後に強含む銘柄も見過ごせませんな。25年3月期の業績がV字回復したGMB<7214>は、増配も発表し急動意しました。自動車の駆動系部品を手掛ける同社は、底値から下値を切り上げるか監視中。PER・PBRともに割安です。AI等のITに関わる専門分野の人材へのニーズも高まっていますね。プロフェッショナル人材向け案件を扱う「FreeConsultant.jp」を運営するみらいワークス<6563>は底値圏から切り返してきております。時価総額100億以下の小型株ながらも業績は安定して拡大しており、24年9月期もしっかり過去最高益を更新する予想です。5月14日の決算と併せて増配が好感された栗本鐵工所<5602>は、お手本のような上昇トレンドを形成しております。鋳鉄管大手の同社は、PBR1倍割れで割安感が目立ちますな。年初来高値を更新し続ける強気のトレンドがどこまで続くのか注視です。ヒューム管でトップシェアを誇る日本ヒューム<5262>も、PBR1倍割れの割安銘柄となっておりますよ。5月24日には自社株買いを発表し好感されました。下水道関連を主力としながらも、太陽光発電や不動産事業も展開しており思惑で買われる可能性もあるか。最後は商業施設や集合住宅向けWi-Fiサービスを展開するファイバーゲート<9450>です。24年6月期の業績予想を達成できるか注目していきたいところですが、ラピダス千歳建設作業員用ムービングハウスにWi-Fiを提供するなど好材料も出ております。他の半導体関連施設でも同社がWi-Fiインフラ等の受注を得る可能性があるか要チェックです。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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2024/06/09 10:00
注目トピックス 市況・概況
新興国の選挙結果が訴えること【フィスコ・コラム】
*09:00JST 新興国の選挙結果が訴えること【フィスコ・コラム】
新興国の優等生であるインドと南アフリカで総選挙が行われ、与党が単独過半数を割り込みました。両国は成長を加速させてきた一方で、その歪みが投票結果として露呈されたもよう。初の女性大統領が誕生したメキシコでは、改革を起動に乗せられるか注目されます。5月29日の南ア総選挙(定数400)では、1994年から国民政党として君臨するアフリカ民族会議(ANC)が71議席減の159議席と、過去30年間で初めて過半数を下回りました。2018年に就任したラマポーザ大統領は続投するものの、電力不足や高失業率、汚職撲滅で成果を上げられず、挙国一致内閣となり政策修正を余儀なくされそうです。経済成長のペースダウンや財政再建の後退が見込まれ、格下げは必至の情勢です。4月から始まったインド総選挙(定数543)はモディ首相が所属するインド人民党(BJP)が圧勝の予想に反し「まさか」の大惨敗。年間7-8%の高成長で世界経済をけん引する立場のモディ政権ですが、やはり他党との協力体制をより強める必要が出てきました。人口は中国を抜き世界トップとなり、国内総生産(GDP)は数年後に日本を抜き世界4位への躍進が期待されていましたが、そのシナリオを見直す可能性があります。両国はBRICSの中核国。世界の分断が進むなかで南アは欧米に与しない外交方針を掲げ、インドは全方位外交で東西両陣営に食い込む強かさで経済成長につなげてきました。BRICSはブラジル、ロシア、中国を加えた5カ国で世界人口の40%、世界経済の25%超を占め、新興国の経済力拡大を主導。昨年はサウジアラビアやイラン、エジプトが加盟し、計11カ国で先進国に対抗する勢力になりました。一方で、南アには格差の拡大を示すジニ係数が世界的に高い特徴があります。インドは貧困率が統計上、急速に低下しているとはいえ、都市部と地方では最大9倍という格差が指摘されます。両国とも汚職の蔓延で既得権益は守られ、雇用情勢は絶望的という国内事情を抱えています。今回の選挙結果は、長年の歪んだ社会制度が成長を阻害する新興国特有の脆さをさらけ出したと理解できます。6月2日のメキシコ大統領選は女性候補どうしの対決として注目されました。ロペスオブラドール大統領は腐敗にまみれた既存政党を否定し、前回2018年に新党「国家再生運動」(MORENA)を旗揚げして当選。国内で放置されてきた問題に取り組むことにより高支持率に支えられてきました。後継のシェインバウム氏は改革路線をさらに深め、進化版の新興国に脱却できるかが焦点となりそうです。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。
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2024/06/09 09:00
注目トピックス 市況・概況
来週の相場で注目すべき3つのポイント:米連邦公開市場委員会、日本銀行金融政策決定会合、中国消費者物価指数
*18:11JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米連邦公開市場委員会、日本銀行金融政策決定会合、中国消費者物価指数
■株式相場見通し予想レンジ:上限39300円-下限37500円週末の米国株式市場は下落。ダウ平均は87.18ドル安(-0.22%)の38798.99ドル、ナスダックは39.99ポイント安(-0.23%)の17133.13、S&P500は5.97ポイント安(-0.11%)の5346.99で取引を終了した。注目の5月雇用統計は、失業率は市場予想(3.9%)より悪化し4.0%となったものの、非農業部門雇用者数や賃金の伸びが予想以上に拡大したため、早期の利下げ観測が後退。10年物国債利回りは前日比0.14%上昇の4.43%まで上がり、為替は一時1ドル157円台に乗せた。13-14日に開催される日銀金融政策決定会合では、長期国債の買入減額についてより具体的な方針を示すことの是非を含めて検討するといった関係者の話が伝わっており、何かしらの発表が行われる見通し。現在、日銀は月間6兆円程度の買入を継続しているが、長期国債の買入方針について、減額が適切なのかどうかを慎重に見極めるとのことだ。今時点では、市場に対する影響を軽微に留めるため、段階的な緩やかな減額の方向性が示される公算が大きい。一方、追加の利上げ実施に関しては、早くて9月頃と見られていたが、5月末に大手金融機関幹部が「早ければ7月にも政策金利を0.25%程度引き上げる可能性は十分にある」と発言したことで、「7月利上げ観測」が強まり、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは5月30日に1.100%まで上昇。その後は米長期金利低下などを受けて、0.9%台まで低下したが、日銀会合への思惑で長期金利は動きやすいことから、株式市場は金利動向をにらんだ展開が続く。一方、日銀会合開催前の11-12日には、米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。結果発表及びパウエルFRB議長の記者会見は、東京時間13日未明に公表される。今回は「政策金利は据え置き」「ドットチャートは、2024年の利下げ回数が3回から2回に修正」が想定線となっている。2025年、2026年の利下げ見通しも注目ではあるが、パウエルFRB議長は「政策判断はデータ次第」という基本姿勢を示すと見られることで、市場への影響は限定的か。6日に開催された欧州中央銀行(ECB)理事会では、0.25%の利下げが実施されたが、今後の利下げスケジュールは「データ次第」と市場想定通りの発表に留まったことでユーロへの影響は限定的となった。今回のFOMCも市場想定通りの結果となれば、ECB理事会後のユーロ同様、ドルの急変動など為替市場の乱高下は回避されよう。■為替市場見通し来週のドル・円は底堅い値動きか。米連邦準備制度理事会(FRB)は引き締め的な政策方針を維持する公算。6月12日発表の米5月消費者物価コア指数(CPI)は前年比+3.5%と上昇率は4月実績を下回る見通し。ただ、2%のインフレ目標を早い時期に達成するために引き締め的な金融政策を長期間継続するとみられる。5月消費者物価コア指数が市場予想と一致した場合、ドル買い・円売りがやや強まる可能性がある。FRBは11-12日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、現行の金融政策を堅持する。インフレ指数は伸びが鈍化しているものの、目標値に収まらず、タカ派的なスタンスを堅持すると予想されており、金利高・ドル高に振れやすい。一方、日本銀行は13-14日開催の金融政策決定会合で、国債買入れ減額などを決定する可能性がある。ただ、実質賃金の長期間マイナスにより金融正常化論議が本格化するかどうかは不透明。市場参加者の間では日銀は現行の緩和的な政策方針をおおむね堅持するとの見方が多く、国債買い入れの減額が決定されてもリスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いと予想される。なお、日本政府は4月末から5月にかけて9.8兆円規模の為替介入を実施したが、ドルの上昇圧力は強い。イエレン米財務長官の為替介入けん制発言はドル買い・円売り要因とみられ、ドル・円は下げづらく6月中に160円レベルを再度目指す展開となりそうだ。■来週の注目スケジュール6月10日(月):経常収支、国内総生産(GDP)速報値など6月11日(火):英・失業率など6月12日(水):中:消費者物価指数、中・生産者物価指数、英・鉱工業生産指数、英・商品貿易収支、米・消費者物価コア指数など6月13日(木):米・連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利、豪・失業率、欧・鉱工業生産指数、米・生産者物価コア指数など6月14日(金):日銀金融政策決定会合、欧・貿易収支、米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報など
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2024/06/08 18:11
注目トピックス 市況・概況
株ブロガー・さなさえ:材料株に話題株!何がよいかとチャートにきけば今はとにかく人気株【FISCOソーシャルレポーター】
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:材料株に話題株!何がよいかとチャートにきけば今はとにかく人気株【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年6月5日10時に執筆皆様、おはこんばんちは。「惚れ薬、何がよいかとイモリに聞けば、今じゃわしより佐渡が上」という都都逸の一節がありますが、株も文字通り現金なもので、上昇を示すチャートには逆らわず、素直に乗っかっていった方が勝率は高いようです。それでも性根はへそは曲がり…ささなさえです。夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目へ…はや73回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。<トレンド相場は順張り一択>グロース市場指数を見ているとやはりまだ個人投資家の熱を感じませんね。個人好みの半導体やAIなどのハイテク株は、ここ最近は上値も重たいままで、パッとしません(涙)。それでも買われている株を観察していくと、以前こちらのコラムでご紹介してきたテーマの中から、政府推進の原発関連や、米エヌビディアやアマゾン、マイクロソフトなどの大企業が続々と乗り出しているデータセンター向けインフラへの設備投資の流れから電設・電線やその周辺の関連、さらに物流や造船、そして割安で放置されている業績期待株などなど…「世の中を見渡せばそりゃそうだよね」という株が底堅く買われています。まぁ、それを事前に予想するのは結構難しいのですが…とにかく、トレンドが過熱する前にその株で売買が出来れば、ちゃんとリターンはあるものです。そんなトレンドが一目でわかるのが、当然ではありますがチャートです。わたし自身、ここまでの相場で上昇を示す、業績期待の高い株を順張りで売買し、10%でも20%でも利ザヤをとる事を繰り返し、コツコツとキャピタルゲインを繰り返しています。本当はグロース市場の小型株で「一発・ドカーン」と儲けたいものなのですが…前述した通り、今年はかなり難しい相場でもありますので、超短期間に値幅を狙う株1グランプリ(あ、6月度大会に出場中です)で選ぶ株以外では、欲目を出さないように気を付けています。今回はそんなわたしが直近で注目した株を中心にご紹介させて頂きます。<順張りしようかとの目線です…>まずは水インフラ関連である前澤工業<6489>は割安でありながら、その業績期待の高さが注目できますね。同じ視点から下水道向けヒューム管最大手である日本ヒューム<5262>もまだPBRは0.6倍台と割安である事もあり、期待しています。また、スマホ向け半導体が堅調との事で、ディスプレー向け光学・電子材料のデクセリアルズ<4980>、そしてレンズ専業のタムロン<7740>などは国内外の機関投資家の腰の入った資金が入りやすいので底堅い展開が期待できます。個人的にはこういった株で堅実に利幅を狙いたい…と、思っています。それでも直近の話題株は横目で見たくなるものです。うっかり触れない地合いではありますが…日本生命と資本業務提携契約を結んだバリューHR<6078>は業容拡大に期待する買いもあって今後のチャート形成を監視中です。自民党のスポーツ立国調査会がeスポーツ普及を政府の骨太方針に反映を目指すとして買われたGLOE<9565>も同じく様子見です。ただ、それでも期待したくなってしまうのが、AI活用の人材教育・評価プラットフォームを提供するIGS<4265>です。直近の6月3日に同社の非認知能力の可視化ツール「Ai GROW Lite」が内田洋行の学習eポータル「L-Gate」の専売製品として連携する発表して動いてきていますね。その内田洋行<8057>も、その後の決算で上方修正と増配を発表していて、注目しています。そして最後にさらにザックリではありますが…株式分割の発表もあって人気化していたサイジニア<6031>は、同社グループのZETAの相次ぐ材料発表に期待継続です。同じく6月にもiPS細胞から作成した心筋シートの製造販売承認を厚生労働省に申請すると発表したクオリプス<4894>、IT人材・コンサルへのニーズ高から思惑のあるPRコンサル会社のマテリアルG<156A>、金利上昇による地方銀の復調期待から、その地方銀と連携した中小企業・経営支援プラットフォームを手掛けるココペリ<4167>は、しばらく見ていきたいと考えています。はい、今回は以上です。ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.----執筆者名:さなさえブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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2024/06/08 17:00
注目トピックス 市況・概況
英ポンド週間見通し:底堅い値動きか、日英金融政策を巡ってポンド売り抑制も
*14:55JST 英ポンド週間見通し:底堅い値動きか、日英金融政策を巡ってポンド売り抑制も
■弱含み、日銀金融政策を巡る思惑で円買い強まる今週のポンド・円は弱含み。英国のインフレ持続の思惑は消えていないものの、日本銀行による国債買い入れ減額観測が浮上し、リスク回避的なポンド売り・円買いが観測された。ただし、英中央銀行は政策金利を長期間据え置く可能性は高いため、週末前はリスク選好的なポンド買い・円売りも一部で観測された。取引レンジ:197円21銭-200円65銭。■底堅い値動きか、日英金融政策を巡ってポンド売り抑制も来週のポンド・円は底堅い値動きか。英経済指標は改善が目立ち、英中央銀行による利下げ時期の後ずれでポンドは売りづらい。英総選挙での政権交代への思惑もポンド売りを抑制。一方、日本銀行は6月13-14日開催の金融政策決定会合で国債買入れ減額などを決定する見通し。ただ、緩和的な政策方針が維持された場合、円売りがやや強まる可能性がある。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・12日:4月鉱工業生産(3月:前月比+0.2%)予想レンジ:198円00銭-201円00銭
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2024/06/08 14:55
注目トピックス 市況・概況
豪ドル週間見通し:弱含みか、5月雇用統計に注目
*14:54JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、5月雇用統計に注目
■軟調推移、日銀政策修正観測などで円買い強まる今週の豪ドル・円は軟調推移。日本銀行の金融政策修正観測による円買いが観測された。一方、1-3月期豪国内総生産(GDP)は市場予想を下回っており、経済成長の予想以上の減速を受けて金利先高観は後退。リスク選好的な豪ドル買い・円売りは縮小した。取引レンジ:102円62銭-104円73銭。■弱含みか、5月雇用統計に注目来週の豪ドル・円は弱含みか。1-3月期国内総生産(GDP)は予想以上の減速となったものの、豪準備銀行(中央銀行)のブロック総裁は議会証言でインフレ鈍化ペースの減速を指摘し、利上げ検討余地に含みをもたせており、早期利下げ観測の後退により豪ドルは引き続き売りづらいとみられる。一方、日本銀行の金融政策決定会合で国債買い入れ減額を具体的に検討する可能性が伝えられていることで、調整的な円買い余地がある程度見込まれる。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・13日:5月雇用統計(4月:失業率4.1%、雇用者数増減+3.85万人)予想レンジ:102円00銭-104円00銭
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2024/06/08 14:54
注目トピックス 市況・概況
ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、ECBは利下げ継続に慎重
*14:53JST ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、ECBは利下げ継続に慎重
■弱含み、米9月利下げ観測は一段と後退今週のユーロ・ドルは弱含み。欧州中央銀行(ECB)は6月6日開催の理事会で0.25ptの利下げを決定したが、7月以降についてはデータ次第となる可能性が高いことが判明した。リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いは一服したが、7日発表の5月米雇用統計は市場予想を上回り、9月利下げ観測は一段と後退したことから、ユーロ売り・米ドル買いが再び優勢となった。取引レンジ:1.0801ドル-1.0916ドル。「もみ合いか、ECBの利下げペース緩慢でユーロ売り縮小も来週のユーロ・ドルはもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)は6月6日の理事会で政策金利引き下げを決定したが、今後の緩和には慎重姿勢でリスク回避のユーロ売りは一服。域内経済指標の改善はユーロを支援しよう。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で引き締め的な金融政策を維持することが見込まれるため、米ドル買い・ユーロ売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。予想レンジ:1.0720ドル-1.0900■弱含み、日銀金融政策を巡る思惑でユーロ買い縮小今週のユーロ・円は弱含み。日本銀行による国債買い入れ減額観測を受けてリスク回避的なユーロ売り・円買いが優勢となった。欧州中央銀行(ECB)は追加利下げを急がない方針であることから、ユーロ売り・円買いは縮小したが、米雇用統計の改善を受けてユーロ売り・米ドル買いがやや強まり、この影響でユーロ・円は伸び悩んだ。取引レンジ:168円09銭-170円89銭。■底堅い値動きか、ECBは利下げ継続に慎重来週のユーロ・円は底堅い値動きか。欧州中央銀行(ECB)理事会は政策金利引き下げを決定も、今後の利下げ継続には慎重でユーロは売りづらい。一方、日本銀行は金融政策決定会合で国債買入れ減額などに踏み切るものの、緩和的な金融環境は当面維持される可能性があり、リスク回避的なユーロ売り・円買いが拡大する可能性は低いと予想される。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・13日:4月ユーロ圏鉱工業生産(3月:前月比+0.6%)予想レンジ:168円00銭-171円00銭
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2024/06/08 14:53
注目トピックス 市況・概況
為替週間見通し:底堅い値動きか、日米金融政策を巡る思惑でドル買い継続も
*14:51JST 為替週間見通し:底堅い値動きか、日米金融政策を巡る思惑でドル買い継続も
【今週の概況】■日銀金融政策を巡る思惑で円売り弱まる今週のドル・円は弱含み。日本銀行の植田総裁は6月6日に開かれた参議院の財政金融委員会に出席し「大規模な金融緩和の出口戦略を進めていく中で減額することが適当だと考えている」と述べたことから、リスク回避の米ドル売り・円買いが優勢となった。米国の利下げ開始時期は9月以降になるとの見方は変わっていないものの、米長期金利が一時低下したこともドル売りを促した。ただ、鈴木財務相は7日の閣議後記者会見で、「為替介入はある意味で特異な対応」と述べたことを受けて大規模な為替介入が再び実施される可能性は低いとの見方が浮上し、リスク回避の米ドル売り・円買いは一服した。7日のニューヨーク外為市場でドル・円は一時157円08銭まで上昇した。この日発表された5月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は市場予想を上回り、平均時給の伸びは4月実績を上回ったことから、9月利下げ観測は後退し、長期金利の上昇を受けてドルを買い戻す動きが広がった。ドル・円は156円72銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:156円38銭-157円71銭。【来週の見通し】■底堅い値動きか、日米金融政策を巡る思惑でドル買い継続も来週のドル・円は底堅い値動きか。米連邦準備制度理事会(FRB)は引き締め的な政策方針を維持する公算。6月12日発表の米5月消費者物価コア指数(CPI)は前年比+3.5%と上昇率は4月実績を下回る見通し。ただ、2%のインフレ目標を早い時期に達成するために引き締め的な金融政策を長期間継続するとみられる。5月消費者物価コア指数が市場予想と一致した場合、ドル買い・円売りがやや強まる可能性がある。FRBは11-12日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、現行の金融政策を堅持する。インフレ指数は伸びが鈍化しているものの、目標値に収まらず、タカ派的なスタンスを堅持すると予想されており、金利高・ドル高に振れやすい。一方、日本銀行は13-14日開催の金融政策決定会合で、国債買入れ減額などを決定する可能性がある。ただ、実質賃金の長期間マイナスにより金融正常化論議が本格化するかどうかは不透明。市場参加者の間では日銀は現行の緩和的な政策方針をおおむね堅持するとの見方が多く、国債買い入れの減額が決定されてもリスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いと予想される。なお、日本政府は4月末から5月にかけて9.8兆円規模の為替介入を実施したが、ドルの上昇圧力は強い。イエレン米財務長官の為替介入けん制発言はドル買い・円売り要因とみられ、ドル・円は下げづらく6月中に160円レベルを再度目指す展開となりそうだ。【米連邦公開市場委員会(FOMC)】(11-12日開催予定)FRBは6月11-12日、連邦公開市場委員会(FOMC)会合を開催し、現行の引き締め的な政策を維持する見通し。タカ派的な見解に反応しやすく、ドル買い・円売り要因とみられる。【日本銀行金融政策決定会合】(13-14日開催予定)日銀は13-14日開催の金融政策決定会合で、現行の金融政策維持の見通し。長期金利は高水準だが、緩和的な金融環境の継続が見込まれ、円売りが主要通貨を押し上げる。ドル・円の予想レンジ:155.50円-158.50円
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2024/06/08 14:51
注目トピックス 市況・概況
国内株式市場見通し:日米中銀ウィークで模様眺めの地合いは継続へ
*13:46JST 国内株式市場見通し:日米中銀ウィークで模様眺めの地合いは継続へ
■ナスダック史上最高値更新も東京市場は商い閑散今週の日経平均は週間で196.03円高(+0.51%)の38683.93円と上昇。米経済指標の影響で米長期金利が低迷したことで、ナスダックが史上最高値を更新するなど米国株しっかりの地合いとなったことで、週間ベースでは上昇。ただ、日本株を積極的に売買するムードは弱く、プライム市場は商い閑散。日本銀行による金融政策決定会合を13-14日に控えていることで、債券市場は金利が上下に振れるなど金融政策の早期正常化の有無を見極めたいとするムードが強まった。週末のプライム市場の売買代金は、米雇用統計発表前も影響して3.4兆円台に留まった。上下の値幅も狭く、日経平均の週間値幅は688円と狭いレンジ推移となり、25日移動平均線が位置する38600円水準を中心としたもみ合い相場となった。一方、TOPIXは保険や証券、地銀など金融株が買われたことで3日に年初来高値に接近する場面も見られたが、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>などが、型式認証試験で不正を行っていた問題で売られたことが重しに。金利上昇も一服して金融株が利益確定の流れを強めたこともあり、TOPIXは年初来高値更新とはならなかった。なお、5月第5週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を1102億円売り越したほか、TOPIX先物を1040億円買い越し、225先物は350億円買い越したことから、合計288億円の買い越しとなった。一方、個人投資家は現物を865億円売り越すなど合計で1548億円売り越し。なお、信託は現物を1644億円売り越した。■日銀会合では国債買入減額に関する議論を実施か週末の米国株式市場は下落。ダウ平均は87.18ドル安(-0.22%)の38798.99ドル、ナスダックは39.99ポイント安(-0.23%)の17133.13、S&P500は5.97ポイント安(-0.11%)の5346.99で取引を終了した。注目の5月雇用統計は、失業率は市場予想(3.9%)より悪化し4.0%となったものの、非農業部門雇用者数や賃金の伸びが予想以上に拡大したため、早期の利下げ観測が後退。10年物国債利回りは前日比0.14%上昇の4.43%まで上がり、為替は一時1ドル157円台に乗せた。13-14日に開催される日銀金融政策決定会合では、長期国債の買入減額についてより具体的な方針を示すことの是非を含めて検討するといった関係者の話が伝わっており、何かしらの発表が行われる見通し。現在、日銀は月間6兆円程度の買入を継続しているが、長期国債の買入方針について、減額が適切なのかどうかを慎重に見極めるとのことだ。今時点では、市場に対する影響を軽微に留めるため、段階的な緩やかな減額の方向性が示される公算が大きい。一方、追加の利上げ実施に関しては、早くて9月頃と見られていたが、5月末に大手金融機関幹部が「早ければ7月にも政策金利を0.25%程度引き上げる可能性は十分にある」と発言したことで、「7月利上げ観測」が強まり、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは5月30日に1.100%まで上昇。その後は米長期金利低下などを受けて、0.9%台まで低下したが、日銀会合への思惑で長期金利は動きやすいことから、株式市場は金利動向をにらんだ展開が続く。■FOMCは2024年利下げ見通しを3回から2回に修正へ一方、日銀会合開催前の11-12日には、米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。結果発表及びパウエルFRB議長の記者会見は、東京時間13日未明に公表される。今回は「政策金利は据え置き」「ドットチャートは、2024年の利下げ回数が3回から2回に修正」が想定線となっている。2025年、2026年の利下げ見通しも注目ではあるが、パウエルFRB議長は「政策判断はデータ次第」という基本姿勢を示すと見られることで、市場への影響は限定的か。6日に開催された欧州中央銀行(ECB)理事会では、0.25%の利下げが実施されたが、今後の利下げスケジュールは「データ次第」と市場想定通りの発表に留まったことでユーロへの影響は限定的となった。今回のFOMCも市場想定通りの結果となれば、ECB理事会後のユーロ同様、ドルの急変動など為替市場の乱高下は回避されよう。■12日にFOMC、14日に日銀会合の結果発表来週にかけて、国内では、10日に4月国際収支、第1四半期GDP二次速報値、5月景気ウォッチャー調査、11日に5月マネーストックM2、12日に5月国内企業物価、13日に第2四半期景況判断BSI、14日に日銀金融政策決定会合結果発表、4月鉱工業生産(確報値)、植田和男日銀総裁の記者会見などが予定されている。海外では、11日に英・5月失業率、12日に中・5月生産者物価指数、消費者物価指数、独・5月消費者物価指数、英・4月月次GDP、鉱工業生産指数、製造業生産高、貿易収支、米・5月消費者物価指数、週次原油在庫、FOMC結果、パウエルFRB議長記者会見、13日に豪・5月失業率、欧・4月ユーロ圏鉱工業生産指数、米・週次新規失業保険申請件数、5月生産者物価指数、14日に米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)などが予定されている。
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2024/06/08 13:46
注目トピックス 市況・概況
新興市場見通し:アストロスケールHD不発で25日線に跳ね返される地合いは継続
*13:45JST 新興市場見通し:アストロスケールHD不発で25日線に跳ね返される地合いは継続
■週間ベースでは上昇したものの、上値の重い展開今週の新興市場は上昇。同時期の騰落率は、日経平均が+0.51%だったのに対して、グロース市場指数は+0.66%、グロース市場250指数は+0.51%とプライム市場と同じような動きが見られた。日米金利低下に伴いグロース市場の主力株に投資資金が向かい、グロース市場指数、グロース市場250指数ともに反発を強める場面が見られたものの、5日に上場したアストロスケケールHD<186A>に投資家の関心が集中したことから指数は失速。両指数ともに25日移動平均線に頭を抑えられており、週間ベースでは上昇したものの、上値の重い展開となった。時価総額上位銘柄では、弁護士ドットコム<6027>、GENDA<9166>、サンウェルズ<9229>が反発基調を強めた一方、シーユーシー<9158>が上場来安値を更新したほか、フリー<4478>が年初来安値を更新。JTOWER<4485>、トライト<9164>は上場来安値圏、カバー<5253>は年初来安値圏でのもみ合いとなった。このほか、アストロスケールHDの初値は公開価格を50.7%上回る1281円と好調な滑り出しで、5日は一時ストップ高まで上昇。ただ、6日以降は売り圧力が強まり、7日は一時1000円を割り込む場面も見られた。連日で数百億円単位の売買代金と商い活況となったが、宇宙関連銘柄のispace<9348>、QPS研究所<5595>も軟調な展開となるなどグロース市場復活の起爆剤とはならなかった。■来週もグロース市場は方向感に乏しい相場展開か来週の新興市場は、アストロスケールHD上場後に盛り下がったムードを払しょくできるかが注目だ。グロース市場コア指数採用銘柄は強弱まちまちで方向感に乏しい。5月末から見られたグロース市場指数、グロース市場250指数の自律反発も、25日移動平均線に跳ね返された。終値ベースでこの水準をクリアしたのは両指数ともに3月22日が最後だ。2カ月超、切り下がっている25日移動平均線に頭を抑えられた地合いが続いていることから、まずはこの水準を上回るきっかけが欲しいところだが、来週は米国では、米連邦準備制度理事会(FRB)による米連邦公開市場委員会(FOMC)、日本では、日本銀行による金融政策決定会合がそれぞれ開催されることから、プライム市場もグロース市場も様子見ムードが続き、静かな地合いとなりそうだ。来週もグロース市場は方向感に乏しい相場展開となろう。なお、11日には医療機関等に関する経営サポート事業を手掛けるD&Mカンパニー<189A>、14日にはRNA制御ストレスを標的とするがん治療薬の開発等を手掛けるChordia Therapeutics<190A>がそれぞれグロース市場に上場する。いずれも投資家の関心が高い銘柄のため、初値、そして初値形成後の値動きに関心が向かおう。特に、Chordia Therapeuticsの動向次第では、足元盛り上がったクオリプス<4894>、ケイファーマ<4896>、ノイルイミューン・バイオテック<4893>などバイオ関連銘柄が動意付く可能性もある。
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2024/06/08 13:45
注目トピックス 市況・概況
米国株式市場見通し:FOMC通過でNYダウの上値が軽くなるか
*13:44JST 米国株式市場見通し:FOMC通過でNYダウの上値が軽くなるか
来週の米国株は引き続き米長期金利にらみの相場展開となろう。11-12日に米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。結果発表及びパウエルFRB議長の記者会見は、東京時間13日未明に公表されるが、今回は「7会合連続で政策金利は据え置き」「ドットチャート(政策金利水準の分布図)は、2024年の利下げ回数が3回から2回に修正」が市場コンセンサスとなっている。3月時点では、24年、25年、26年の利下げ回数は各3回が見込まれていたことで、24年の修正によって、25年、26年の利下げ回数に変化が出るかは注目だが、25年以降の見通しはデータ次第で変更する流動的な要素が大きいことから、市場の関心はさほど高くないと考える。また、記者会見では、パウエルFRB議長が、「政策判断はデータ次第」という基本姿勢を示すと見られることから、為替市場や債券市場への影響は限定的か。経済指標に一喜一憂し長期金利が上下に動く慌ただしい地合いが続いていたが、FOMC通過によって落ち着くと見る。一方、主要3指数は、エヌビディアの影響が色濃く出ており、NYダウの上値は重い。セールスフォースの急落など個別銘柄の要因もあるが、下値を切り上げるものの、上値抵抗線である25日移動平均線を上回ることはできていない。ただ、25日移動平均線のすぐ上には75日移動平均線も控えていることから、これら上値抵抗線を上回った際は上げ幅拡大も期待できよう。VIX指数は12台で推移しており、投資家の心理状態は良好である。FOMC通過後のNYダウの動向に注目したいところだ。経済指標では、12日に5月消費者物価指数、週次原油在庫、FOMC結果、パウエルFRB議長記者会見、13日に週次新規失業保険申請件数、5月生産者物価指数、14日に6月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)などが予定されている。主要企業決算は、10日にオートデスク、イエクスト、11日のゲームストップ、オラクル、12日に3Dシステムズ、オーロラ・カンナビズ、ブロードコム、13日にアドビなどが予定されている。
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2024/06/08 13:44
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個人投資家・有限亭玉介:グロース株が安い!個人は銘柄を見極めるべし!今注目する株はコレ【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:グロース株が安い!個人は銘柄を見極めるべし!今注目する株はコレ【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年6月3日10時に執筆5月のグロース市場は引き続き冴えませんでしたねぇ。国内がインフレで利上げ局面に差し掛かっているタイミングで、あたくし達個人投資家が放置してきたグロース株についての議論を、そろそろ始めるべきかもしれません。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。決算シーズンを通過して強気に転換するかと思いきや、好業績を発表後も数日で決算前の株価水準に戻る銘柄も散見されました。グロース株に至っては、最高益予想を発表後も売りが売りを呼ぶようなチャートを描いている銘柄も少なくありません。金利上昇となれば、グロース・ハイテク株が売られる流れは以前からお伝えしてきました。しかし、あまりにも売られ過ぎていて、手を出そうにも出せないまま傍観している投資家も多いはずです。ましてや、米国の利下げ機運が高まっても売られるわけですから、これはどうも単純に需給が悪すぎて投資家達から見限られたような印象も受けます。東証グロース市場指数に関しては、昨年10月に付けた安値を直近で大きく下回りました。改善されないグロース株の不調を受けて、5月21日に東証は「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」を開いてグロース株について議論しております。もしかすると、PBR1倍割れ銘柄と同様に、グロース株にも東証から何らかのメスが入る可能性があるか…。さて、指標が冴えない相場だったとしても、個別銘柄に注目すれば意外と外部環境に負けず伸びている銘柄もあります。そういった企業を見逃さないように日々市場と向き合っていきたいですねぇ。地合いが悪く不確実性が高い相場になるほど、安定して伸びている銘柄は多くの投資家の注目を浴びるはずです。長期の下落トレンドが落ち着いてきたイーディーピー<7794>は、25年3月期で黒字転換する見通しです。ダイヤモンド基盤などの規制品目を無許可で輸出していた事で、5月22日に「厳正な輸出管理の徹底について(厳重注意)」を経済産業省から受領したと発表しました。悪材料出尽くしとの見方から再び物色を受ける可能性も得たとピックアップさせて頂きます。独自開発のAI画像認プラットホームなどに強みを持ち、データセンター関連でも思惑のあるトリプルアイズ<5026>は、直近の2Q決算で既に経常利益が通期計画を超過しましたな。5月27日には自動車分野の機械設計開発事業などを手掛けるBEXの子会社化を発表し、好感されている模様。チャート(日足)は直近で25日線を上回り好調です。グループ会社のEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」が、「サカゼン」公式通販サイトに導入されたと発表したサイジニア<6031>は、保ち合いから一気に動意しましたな。年初来高値を更新し、どこまで下値を切り上げるか監視中。海底ケーブルで思惑のある湖北工業<6524>は、5月24日にグーグルがアフリカとオーストラリアを結ぶ海底ケーブルの敷設計画を発表した事で短期資金が流入したようです。次世代海底ケーブルシステム向けの新たなマルチコアファイバ接続光部品を開発した事も材料視されており、直近の株価は昨年7月につけた高値2279円を上回りました。4月にIPOしたレジル<176A >も直近で下値を切り上げておりますよ。集合住宅へ電力供給や電力小売などを手掛ける同社は、3Q決算の経常利益が通期計画を超過した模様。直近の株価も下値を切り上げて年初来高値を更新しました。電気料金の値上げで思惑がありますな。最後はプラントエンジニアリングを手掛ける東洋エンジニアリング<6330>です。低PER・PBRの同社は、直近の決算でも好業績で増配を発表しました。75日線を下値にこのまま上昇トレンドを形成できるか監視を強めております。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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2024/06/08 10:00
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7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは87ドル安、早期利下げ期待が後退
*07:18JST 7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは87ドル安、早期利下げ期待が後退
■NY株式:NYダウは87ドル安、早期利下げ期待が後退米国株式市場は下落。ダウ平均は87.18ドル安の39,798.99ドル、ナスダックは39.99ポイント安の17,133.13で取引を終了した。5月雇用統計が想定以上に強く早期利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付き後、下落。同時に、経済に楽観的な期待も広がり、一時上昇する局面もあったが、長期金利上昇を嫌気した売りに押され、相場は下落で終了した。セクター別では、銀行や保険が上昇した一方、不動産が下落。靴メーカーのスケッチャーズ(SKX)はアナリストが卸売り環境の改善や堅調な履物販売のトレンドを受けて、同社の投資判断を引き上げ、上昇。電子、消費者・オフィス製品を扱う3M(MMM)もアナリストの投資判断引き上げで、上昇した。バイオのジェロン(GERN)は血液疾患治療薬を巡り食品医薬局(FDA)の承認を得たことが好感され急伸。携帯端末のアップル(AAPL)は来週10日に開幕する世界開発者会議(WWDC)で生成人工知能(AI)を巡る新戦略発表が期待され、買われた。ゲーム販売のゲームストップ(GME)はミーム株ブームの仕掛け人とされるギル氏による生配信前に、予定を前倒しして発表した第1四半期の売り上げが29%減となったほか、クラスA株を追加で7500万株売却する方針を発表し、下落。国家経済委員会(NEC)のブレイナード委員長は雇用統計を受けて、インタビューで「労働者にとって、良いニュースだ」と述べた。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米5月雇用統計改善で早期利下げ観測後退、ドルは大幅反発7日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円50銭から157円08銭まで上昇し、156円72銭で引けた。米5月雇用統計で、非農業部門雇用者数や賃金の伸びが予想以上に拡大したため早期の利下げ観測が後退し、長期金利上昇に連れドルの買戻しが加速した。ユーロ・ドルは1.0902ドルから1.0800ドルまで下落し、1.0804ドルで引けた。ユーロ・円は、169円97銭へ上昇後、169円07銭まで反落。ポンド・ドルは1.2812ドルへ上昇後、1.2716ドルまで反落。ドル・スイスは0.8894フランから0.8973フランまで上昇した。■NY原油:伸び悩み、ドル高などを嫌気した売りが増えるNYMEX原油7月限終値:75.53 ↓0.027日のNY原油先物7月限は伸び悩み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.02ドル(-0.03%)の75.53ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.21ドル-76.25ドル。米国市場の中盤にかけて76.25ドルまで買われたが、金利上昇やドル高を嫌気した売りが入ったことで伸び悩み、通常取引終了後の時間外取引で75.21ドルまで値下がり。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 39.78ドル +0.08ドル(+0.20%)モルガン・スタンレー(MS) 97.14ドル +0.29ドル(+0.29%)ゴールドマン・サックス(GS)454.91ドル -3.19ドル(-0.69%)インテル(INTC) 30.74ドル +0.32ドル(+1.05%)アップル(AAPL) 196.89ドル +2.41ドル(+1.23%)アルファベット(GOOG) 175.95ドル -2.40ドル(-1.34%)メタ(META) 492.96ドル -0.80ドル(-0.16%)キャタピラー(CAT) 328.94ドル +0.65ドル(+0.19%)アルコア(AA) 40.91ドル -1.74ドル(-4.07%)ウォルマート(WMT) 65.88ドル -1.27ドル(-1.89%)
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2024/06/08 07:18
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NY債券:米長期債相場は下落、雇用統計改善で9月利下げ観測は後退
*07:09JST NY債券:米長期債相場は下落、雇用統計改善で9月利下げ観測は後退
7日の米国長期債相場は下落。米労働省がこの日発表した5月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+27.2万人と市場予想を上回ったことや賃金の伸びは再加速したことが意識された。雇用統計の結果を受けて9月利下げ観測は後退し、長期債などの利回り水準は上昇した。ただ、3月と4月の雇用者増加数は合計1.5万人下方改定された。イールドカーブはフラットニング。CMEのFedWatchツールによると、7日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は49%程度。11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は64%程度。10年債利回りは4.291%近辺で取引を開始し、一時4.271%近辺まで低下したが、雇用統計発表後に急上昇。米国市場の終盤にかけて4.433%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.432%近辺で推移。イールドカーブはフラットニング。2年-10年は-45.10bp近辺、2-30年は-33.20bp近辺で引けた。2年債利回りは4.88%(前日比:+16bp)、10年債利回りは4.43%(前日比+15bp)、30年債利回りは、4.55%(前日比:+12bp)で取引を終えた。
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2024/06/08 07:09
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NY金:大幅安、米長期金利の上昇やドル高を嫌気
*06:55JST NY金:大幅安、米長期金利の上昇やドル高を嫌気
COMEX金8月限終値:2325.00 ↓65.907日のNY金先物8月限は大幅安。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比-65.90ドル(-2.76%)の2325.00ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2305.10-2406.70ドル。アジア市場で2406.70ドルまで買われたが、利食い売りが増えたことによってじり安となり、米雇用統計発表後に一段安となった。米長期金利の上昇やドル高を嫌気した売りが活発となった。通常取引終了後の時間外取引で2305.10ドルまで下落。
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2024/06/08 06:55
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NY原油:伸び悩み、ドル高などを嫌気した売りが増える
*06:51JST NY原油:伸び悩み、ドル高などを嫌気した売りが増える
NYMEX原油7月限終値:75.53 ↓0.027日のNY原油先物7月限は伸び悩み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.02ドル(-0.03%)の75.53ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.21ドル-76.25ドル。米国市場の中盤にかけて76.25ドルまで買われたが、金利上昇やドル高を嫌気した売りが入ったことで伸び悩み、通常取引終了後の時間外取引で75.21ドルまで値下がり。
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2024/06/08 06:51
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NY為替:米5月雇用統計改善で早期利下げ観測後退、ドルは大幅反発
*06:44JST NY為替:米5月雇用統計改善で早期利下げ観測後退、ドルは大幅反発
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円50銭から157円08銭まで上昇し、156円72銭で引けた。米5月雇用統計で、非農業部門雇用者数や賃金の伸びが予想以上に拡大したため早期の利下げ観測が後退し、長期金利上昇に連れドルの買戻しが加速した。ユーロ・ドルは1.0902ドルから1.0800ドルまで下落し、1.0804ドルで引けた。ユーロ・円は、169円97銭へ上昇後、169円07銭まで反落。ポンド・ドルは1.2812ドルへ上昇後、1.2716ドルまで反落。ドル・スイスは0.8894フランから0.8973フランまで上昇した。
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2024/06/08 06:44
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NY株式:NYダウは87ドル安、早期利下げ期待が後退
*05:42JST NY株式:NYダウは87ドル安、早期利下げ期待が後退
米国株式市場は下落。ダウ平均は87.18ドル安の39,798.99ドル、ナスダックは39.99ポイント安の17,133.13で取引を終了した。5月雇用統計が想定以上に強く早期利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付き後、下落。同時に、経済に楽観的な期待も広がり、一時上昇する局面もあったが、長期金利上昇を嫌気した売りに押され、相場は下落で終了した。セクター別では、銀行や保険が上昇した一方、不動産が下落。靴メーカーのスケッチャーズ(SKX)はアナリストが卸売り環境の改善や堅調な履物販売のトレンドを受けて、同社の投資判断を引き上げ、上昇。電子、消費者・オフィス製品を扱う3M(MMM)もアナリストの投資判断引き上げで、上昇した。バイオのジェロン(GERN)は血液疾患治療薬を巡り食品医薬局(FDA)の承認を得たことが好感され急伸。携帯端末のアップル(AAPL)は来週10日に開幕する世界開発者会議(WWDC)で生成人工知能(AI)を巡る新戦略発表が期待され、買われた。ゲーム販売のゲームストップ(GME)はミーム株ブームの仕掛け人とされるギル氏による生配信前に、予定を前倒しして発表した第1四半期の売り上げが29%減となったほか、クラスA株を追加で7500万株売却する方針を発表し、下落。国家経済委員会(NEC)のブレイナード委員長は雇用統計を受けて、インタビューで「労働者にとって、良いニュースだ」と述べた。(Horiko Capital Management LLC)
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2024/06/08 05:42
注目トピックス 市況・概況
6月7日のNY為替概況
*04:10JST 6月7日のNY為替概況
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円50銭から157円08銭まで上昇し、引けた。米5月雇用統計で、非農業部門雇用者数や賃金の伸びが予想以上に拡大したため早期の利下げ観測が後退し、金利上昇に連れドルの買戻しが加速した。ユーロ・ドルは1.0902ドルから1.0801ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は、169円97銭へ上昇後、169円07銭まで反落。ポンド・ドルは1.2812ドルへ上昇後、1.2716ドルまで反落。ドル・スイスは0.8894フランから0.8973フランまで上昇した。[経済指標]・米・5月失業率:4.0%(予想:3.9%、4月:3.9%)・米・5月非農業部門雇用者数:+27.2万人(予想:+18万人、4月:+16.5万人←+17.5万人)・米・5月平均時給:前年比4.0%(予想:+3.9%、4月:+3.9%)・米・4月卸売在庫改定値:前月比+0.1%(予想:+0.2%、速報値:+0.2%)
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2024/06/08 04:10
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[通貨オプション]調整
*03:35JST [通貨オプション]調整
ドル・円オプション市場は小動き。3カ月物、6か月物でオプション売りが優勢となったが、1カ月物、1年物は変わらずだった。リスクリバーサルも調整色が強く、まちまち。1カ月物、3カ月物でドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが強まったが6か月物では円先安観に伴う円プット買いが強まった。1年物は変わらず。■変動率・1カ月物8.71%⇒8.71%(08年/24=31.044%)・3カ月物8.82%⇒8.76%(08年10/24=31.044%)・6カ月物9.20%⇒9.18%(08年10/24=25.50%)・1年物9.16%⇒9.16%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.35%⇒+1.41%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+1.07%⇒+1.10%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.76%⇒+0.75%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.36%⇒+0.36%(08年10/27=+10.71%)
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2024/06/08 03:35
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米・4月卸売在庫改定値は予想下回る、ドルまちまち
*00:15JST 【市場反応】米・4月卸売在庫改定値は予想下回る、ドルまちまち
米4月卸売在庫改定値は前月比+0.1%と、予想外に速報値+0.2%から下方修正された。3月―0.4%からはプラスに改善。同月卸売売上高は前月比+0.1%と、伸びは3月―1.3%からプラスに改善も予想を下回った。ドルはまちまち。ドル・円は157円08銭の高値から156円72銭まで反落。ユーロ・ドルは1.0900ドルから1.0808ドルまで下落した。[経済指標]・米・4月卸売在庫改定値:前月比+0.1%(予想:+0.2%、速報値:+0.2%)
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2024/06/08 00:15
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル指数再び200DMA上回る、米年内の利下げ観測後退、強い米5月雇用統計受け
*23:48JST NY外為:ドル指数再び200DMA上回る、米年内の利下げ観測後退、強い米5月雇用統計受け
NY外為市場でドルは高値を探る展開となった。ドル指数も104.43から104.87まで上昇、重要な節目である200日移動平均水準(DMA)104.45を再び上回った。米5月雇用統計が予想以上に強く、労働市場の底堅さが証明された。短期金融市場での利下げ確率も開始が12月に先送りされた。米雇用関連指標が労働市場の減速の兆候を示したため7月の利下げ確率も上昇していたが5月雇用統計の上方サプライズで利下げ観測が大幅に後退。長期金利の上昇に連れ、ドル買いも再燃し、ドル・円は157円08銭まで上昇し3日来の円安・ドル高水準となった。ユーロ・ドルは1.0900ドルから1.0813ドルまで下落し、5月31日来の安値を更新。200日移動平均水準の1.0789ドルも視野に入った。ポンド・ドルは1.2811ドルから1.2717ドルまで下落した。
<KY>
2024/06/07 23:48
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】カナダ5月失業率は上昇、22年来の高水準で加ドル売り
*22:41JST 【市場反応】カナダ5月失業率は上昇、22年来の高水準で加ドル売り
カナダ5月失業率は6.2%と予想通り、4月6.1%から上昇し、22年1月来で最高となった。同月雇用者数増減は+2.67万人。伸びは4月9.04万人から鈍化も予想を上回った。カナダドル売りが強まり、ドル・カナダは1.3668カナダドルから1.3737カナダドルまで上昇した。カナダ円は113円65銭へ弱含んだが、対ドルでの円売りに連れ114円37銭まで上昇した。【経済指標】・カナダ・5月失業率:6.2%(予想:6.2%、4月:6.1%)・カナダ・5月雇用者数増減:+2.67万人(予想:+2.25万人、4月:+9.04万人)
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2024/06/07 22:41
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米5月雇用統計が上向きサプライズ、12月まで利下げ先送り観測、ドル買い加速
*22:08JST 【市場反応】米5月雇用統計が上向きサプライズ、12月まで利下げ先送り観測、ドル買い加速
米労働市場が発表した5月雇用統計で失業率は4.0%と、予想外に4月3.9%から上昇し、22年1月来で最高となった。非農業部門雇用者数は前月比+27.2万人と、伸びは予想+18万人を上回り、3月来で最大。一方で4月分は+16.5万人と、+17.5万人から、3月分は31万人と、31.5万人からそれぞれ下方修正された。2カ月で1.5万人の下方修正。平均時給は前月比+0.4%と4月+0.2%から予想以上に伸びが拡大。伸びは+4.1%と予想を上回る伸び。5月は季節的要因が特に多くなる月で、指数に影響したと見られる。労働参加率は62.5%と、予想外に低下。不完全雇用率は7.4%と、4月と同水準を維持した。予想以上に強い雇用統計の結果を受けて米短期金融市場で完全な利下げは12月まで先送りされた。10年債利回りは3日来の高水準。ドル買いも強まり、ドル・円は155円55銭から156円88銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0900ドルから1.0824ドルまで下落し、5月31日来の安値を更新した。ポンド・ドルは1.2812ドルから1.2723ドルまで下落した。【経済指標】・米・5月失業率:4.0%(予想:3.9%、4月:3.9%)・米・5月非農業部門雇用者数:+27.2万人(予想:+18万人、4月:+16.5万人←+17.5万人)・米・5月平均時給:前年比4.0%(予想:+3.9%、4月:+3.9%)
<KY>
2024/06/07 22:08