注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:ハニーズHDやシグマクシスHDなどに注目 *09:09JST 個別銘柄戦略:ハニーズHDやシグマクシスHDなどに注目 昨日27日の米株式市場でNYダウは212.03ドル高の33926.74、ナスダック総合指数は219.89pt高の13555.67、シカゴ日経225先物は大阪日中比230円高の32800円。為替は1ドル=144.00-10円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が16.6%増となったスギHD<7649>、23年5月期の業績見込みを上方修正したハニーズHD<2792>、24年3月期純利益と配当予想を上方修正したシグマクシスHD<6088>、発行済株式数の1.1%上限とする自社株買いを発表したイマジカG<6879>、ROE(自己資本利益率)10%以上への引き上げや総還元性向35-40%を目指すと発表したTREHD<9247>、5月の売上高が前年同月比16.0%増・営業利益が同2.1倍となったサイボウズ<4776>、大手ゼネコン企業よりマイクロソフト社「Power Automate」の導入支援・運用保守サービスを受注したと発表したニーズウェル<3992>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が9.4%増となったパレモ・HD<2778>、第1四半期営業利益が1.79億円と前年同期の0.35億円の赤字から黒字転換したYEデジタル<2354>、技術支援契約に基づく売上高10億円を計上したと発表した田中化研<4080>などが物色されそうだ。一方、東証スタンダードで、第1四半期営業利益が0.4%減となったNaITO<7624>、上半期営業損益が0.53億円の赤字となったオプトエレクト<6664>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2023/06/28 09:09 注目トピックス 市況・概況 個人投資家hina:「私が押し目で狙いたい商社株」【FISCOソーシャルレポーター】 *09:03JST 個人投資家hina:「私が押し目で狙いたい商社株」【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「hina」氏(ブログ:hinaの株ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2023年6月月22日15時に執筆『hinaの株ブログ』を執筆しておりますhinaと申します。ニッポン放送の人気番組【飯田浩司のOK!Cozy up!週末増刊号】に毎週レギュラー出演中。Yahoo!特設掲示板にて、「ピストン西沢とhinaの投資部屋」を運営中。CAMPFIREコミュニティにて投資情報配信サロン「hinaの株プレミアム」を開設、市場営業日には毎日メルマガを配信しています。株の入門書『超ど素人が極める株』は翔泳社から出版。増刷中です。三菱商事<8058>や、三井物産<8031>は11連騰となっていました。バフェット氏が日本株、特に商社株をさらに買い増すとしたのが4月11日でした。その後ほぼ休みなく上昇続きとなり、ここまで来ています。20日には、5大商社を8%前後になるまで買い増してきているとの報道がありました。商社株の中で、4月17日に私のメルマガで取り上げたのは住友商事<8053>でした。4月の間はもたついていましたが、5月連休後上昇の流れが加速してきています。4月には2400円前後であった住商の株価は、本日高値は3202円までと上昇してきました。バフェット氏の商社買いの話が出る前の日の5大商社の終値と今日の終値を比較してみます。伊藤忠<8001>  4月10日 4124円 6月22日 5877円 +1753円 +42.5%丸紅<8002> 4月10日 1,768.5円 6月22日 2635円 +866.5円 +49%三井物産<8031> 4月10日 3,953 円 6月22日 5808円 +1855円 +46.9%住友商事<8053> 4月10日 2,306.5 6月22日 3157円 +850.5円 +36.9%三菱商事<8058> 4月10日 4754円 6月22日 7322円 +2565円 +54%となっていて、住友商事<8053>は+37%程度の上昇ではありますが、ほかに比べたら割り負けた状態とはなっています。一番上昇が大きかったのは三菱商事<8058>となっています。三菱商事は資源エネルギー関連などに強い商社であり、そのあたりも上昇が大きくなった背景にはあるのかもしれません。五大商社はほぼ休みなく上昇してきましたので、そろそろ押し目形成も?とは見ていますが、今はこのまま持っているポジションをキープで様子見したいと思っています。ブレーキ(売り)をどこまで我慢できるかの、チキンレースのような状態になっています。個人的に気になるのは、双日<2768>です。総合商社です。ニチメンや日商岩井が母体で、現在の双日になりました。5大総合商社はバフェット氏の買いで上昇しましたが、そこに含まれなかった双日は5大商社から見たら、上昇は限られていました。先ほどの5大商社と同じく、4月10日と本日の終値比較をしてみますと双日は4月10日 2,776円 6月22日 3344円 +568円 +20.5%と、さすがに5大商社の上昇率には割り負けています。バフェット氏の5大商社株の買いを増やす話が出て以降、海外投資家も日本株の買い越しを続けていますが、5大商社は日本株を買うときに外せない銘柄群になっていると思います。双日はそこには含まれないことで、ここまでは5大商社には割り負けた状態とはなっています。双日は総合商社の中では唯一、PBR1倍割れの状態となっています。東証からのPBR1倍割れ是正のお達しもありますし、ここからの一伸びに期待したいと思っています。4月、5月は横ばいでほぼ動きはありませんでした。6月に入ってから上昇の動きが顕著となりました。上昇続きとなってきていますので、押し目狙いスタンスで行きたいと思っています。3200円前後では、先週から今週にかけて、少し伸び悩みの様相を見せていました。本日は一気に3372円高値まで伸びてきていますが、3200円以下の押し目を拾う目線で臨みたいと思っています。6月に入ってからでも2800円から3372円まで大きな伸びとなってきています。高いところで飛びつかないようにしていきたいと思います。----執筆者名:hinaブログ名:hinaの株ブログ <TY> 2023/06/28 09:03 注目トピックス 市況・概況 大野芳政:株価レーティングの目標株価の引き上げ率が株価に与える影響は?【FISCOソーシャルレポーター】 *08:59JST 大野芳政:株価レーティングの目標株価の引き上げ率が株価に与える影響は?【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「大野芳政」氏(ブログ:『サラリーマン投資家が株式投資でムリなく月10万円を稼ぐ方法』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2023年6月23日22時に執筆証券アナリストの大野芳政と申します。私は過去に投資顧問でアナリストをしていましたが、今は一般企業に勤めるごく普通のサラリーマンです。一般の会社員なら、本業をしながら副業として株式投資でお小遣いを稼ぐことを夢見る方も多いのではないでしょうか。しかし、サラリーマン投資家は日中、相場を見ることができないという大きなハンデがあります。でも、発想を転換すると、それが武器にもなるのです。相場を見ることができないということは、値動きに一喜一憂しなくて済むということです。トレーダーが失敗する理由は、値動きに感情が支配されてしまうことです。なので、銘柄選びをしっかりすれば、あとは機械的に売買することで自然と資産は増えていくのです。銘柄選びの秘訣はずばり需給を読むことです。特に機関投資家の動向を読むことが肝要です。彼らはアナリストレポートの株価レーティングをもとに投資銘柄を選定します。つまり、株価レーティングを分析すれば、必然的に儲かる銘柄が発掘できるのです。私は投資顧問で勤務していた頃から、玉石混交のアナリストレポートから「玉」を見分けることが得意でした。その経験を活かして、少しでもサラリーマン投資家の皆様のお力になれるような情報を発信していきます。--------------------------------------------------------------------------------おはよしまさ(/ω\)先日、保険の見直しに行ったら同じ内容で、年間で支払い保険料が半額くらいになるプランを紹介していただきました。うれしい反面、契約してから7~8年前もほったらかしにしていたため、もう少しこまめにチェックしていれば、早い段階で切り替えができたかもしれないことに後悔しています。個別株も同じです。短期投資はもちろんのこと、長期投資の方も定期的に自身のポートフォリオをメンテナンスしなくてはなりません。アナリストレポートでも、まれに目標株価を大幅に引き上げることがありますが、それを鵜呑みにして飛びつくのは要注意です。彼らは通常、少なくとも決算が発表される四半期ごとには、フォローレポートをリリースしますが、これを怠っているケースがあるからです。ほったらかしておいて気づいたら、株価が目標株価に接近していたので、慌てて目標株価を引き上げるなどといったことも考えられます。そのせいか、目標株価の引き上げ率の大きさが株価へ与える影響は限定的であることが多いように感じます。別のパターンとして、普段は四半期ごとにフォローレポートを書いているけど、何らかの材料により短期的に株価が急騰し、一気に目標株価を上回ったことを理由に、引き上げることもあります。この場合は短期なうねりをとるのはいいかもしれませんが、あまり深追いしすぎると危険です。というのも、アナリストレポートの目標株価はファンダメンタルズにもとづくバリュエーションにより算出されるものであり、目先の需給で算出されるものではないからです。もっとも、こういう活きがいいアナリストレポートも私は嫌いではありませんが・・・・・日々、株価レーティングをチェックしていく中で、目標株価を従来の2,000円→4,000円に引き上げたと聞くと、ついつい株価へのインパクトも期待しがちですが、高値掴みにならないよう気をつけましょう。今週、目立ったレーティングで観測されているのは下記の通りです。〇東海東京調査センターノリタケカンパニーリミテド<5331> Neutral(中立)→OUTPERFORM(強気) 目標株価4,810円→6,300円イー・ギャランティ<8771> Neutral(中立)→OUTPERFORM(強気) 目標株価2,400円→2,800円堀場製作所<6856> 新規OUTPERFORM(強気) 目標株価9,400円〇三菱UFJMS証券中国電力<9504> Neutral(中立)→Overweight(強気) 目標株価710円→2,120円〇SMBC日興証券資生堂<4911> 2→1 目標株価7,100円→9,000円〇いちよし証券力の源HD<3561> 新規A フェアバリュー2,700円そんな中、今後1~2週間程度で面白そうだと、私が気になった銘柄はトヨタ自動車<7203>です。岩井コスモ証券が6月21日付で投資判断「A」を据え置き、目標株価を2,300円→2,600円に引き上げたことが伝わっています。レポートでは、半導体の調達環境が良化しつつあるなか、4月のトヨタ・レクサスのグローバル生産実績が該当月として過去最高を更新したことを評価。また、為替が1ドル140円超と今期の為替前提は1ドル125円と比較し、円安方向にあり、業績の上振れ余地になると指摘しています。株価は6月に急騰した後、足元は調整基調にありますが、PBR(株価純資産倍率)は1.05倍程度と割安感があることから下値は限定的になる可能性が高いと私は考えています。もし2200円割れがあれば、買い下がりでの対応に妙味があるのではないでしょうか?----執筆者名:大野芳政ブログ名:『サラリーマン投資家が株式投資でムリなく月10万円を稼ぐ方法』 <TY> 2023/06/28 08:59 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~NYダウ同様、日経平均も25日線からのリバウンドに~ *08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~NYダウ同様、日経平均も25日線からのリバウンドに~ 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■NYダウ同様、日経平均も25日線からのリバウンドに■スギHD、1Q営業利益 16.6%増 77.78億円■前場の注目材料:アマダ、加工機の欧米生産拡大、300億円投じ供給網強靭化■NYダウ同様、日経平均も25日線からのリバウンドに28日の日本株市場は、米株高の流れから買い優勢の相場展開になりそうだ。27日の米国市場は、NYダウが212ドル高、ナスダックは219ポイント高だった。新築住宅販売件数や消費者信頼感指数が予想を上回り、景気減速への懸念が後退した。追加利上げ観測も強まったが相場に織り込まれつつあり、足もとで大きく下げていたテスラやエヌビディアなどハイテクでの買戻しに拍車がかかり、相場全体を押し上げた。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比230円高の32800円、円相場は1ドル144円00銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国ではハイテク株などを買い戻す動きを見せており、NYダウは25日線からの理想的なリバウンドとなった。日経225先物は前日に25日線に接近する局面で底堅さが見られていたが、ナイトセッションで同線から切り返す値動きだった。日経平均は昨日の下げで25日線を捉えてきたことから、同線からの反発が意識されやすいだろう。米国市場の流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株が、日経平均を押し上げてくる可能性がある。昨日25日線を割り込んだアドバンテスト<6857>が強い動きを見せてくることができれば、先物市場でのショートカバーも意識されやすいところだ。為替市場ではドル円が1ドル144円台と円安に振れて推移していることから、輸出関連などへの資金流入も期待される。一方で、月末のリバランス売りが警戒されやすく、買い一巡後の戻りの鈍さが意識されてくるようだと、売り仕掛け的な動きにも向かいやすいところ。ただし、売り需要については想定されているところであるため、仕掛け的な売りにおいても早めの買い戻しに向かわせやすいだろう。そのため、先物主導で軟化する局面においては、押し目狙いのスタンスになりそうだ。物色としてはインデックス主導のなか、ハイテク株でのリバウンドを狙った動き。また、リバランスの動きが中心のため、昨日強い動きだった海運株などは利益確定の動きは入りやすいだろう。また、中小型株については、マザーズ指数が25日線まで調整してきたこともあり、仕切り直しのスタンスから、足もとで売りに押されていた銘柄などへは、反発狙いの資金が入りやすいと考えられる。■スギHD、1Q営業利益 16.6%増 77.78億円スギHD<7649>が発表した2024年2月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比10.4%増の1778.51億円、営業利益は同16.6%増の77.78億円だった。物販部門で外出機会が増加したことから化粧品や日焼け止めなどの関連商材が伸び、食品売り場を大きくする改装を進めたことで食品需要も堅調に推移。調剤部門は花粉症や風邪、インフルエンザの流行により処方せん応需枚数が増加した。■前場の注目材料・NYダウは上昇(33926.74、+212.03)・ナスダック総合指数は上昇(13555.67、+219.90)・1ドル=144.00-10円・シカゴ日経先物は上昇(32800、大阪比+230)・SOX指数は上昇(3642.41、+126.64)・VIX指数は低下(13.74、-0.51)・米国景気は拡大・日銀は金融緩和を継続・アマダ<6113>加工機の欧米生産拡大、300億円投じ供給網強靭化・三井物産<8031>マイクロ波化学と、リチウム製錬電化で協業、26年商業化・伊藤忠<8001>学用品EC拡充、来年度から教材提供、保護者の負担減・トヨタ自<7203>ダイハツ、3工場の稼働停止延長、出資先の火災影響・ニデック<6594>マシンツール、インド新工場を来月稼働、歯車向け工具5割増産・洋エンジ<6330>東工大と覚書、アンモニア商業化・井関農機<6310>中国にトラクター2種投入、排ガス規制対応・コンドーテック<7438>高強度ターンバックル式筋交い開発、保証荷重235キロニュートン・AGC<5201>大陽日酸と、ガラス溶解炉で燃料アンモニア実証、26年度導入へ・王子HD<3861>使用済み紙コップ再利用、段ボール原紙に・栗田工業<6370>フラクタリープと、水処理装置のCO2削減、AIで最適運転☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・10:30 豪・5月消費者物価指数(前年比予想:+6.1%、4月:+6.8%) <ST> 2023/06/28 08:29 注目トピックス 市況・概況 27日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は反発、ハイテクが買い戻される *08:11JST 27日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は反発、ハイテクが買い戻される ■NY株式:米国株式市場は反発、ハイテクが買い戻されるダウ平均は212.03ドル高の33,926.74ドル、ナスダックは219.89ポイント高の13,555.67で取引を終了した。新築住宅販売件数や消費者信頼感指数が予想を上回り、景気減速への懸念が後退し、買いが先行。金利が上昇する中ではあったが、昨日大きく下落した電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)や半導体エヌビディア(NVDA)などハイテク株の買い戻しが強まり、相場全体を押し上げた。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方で、医薬品・バイオテクが下落した。航空会社のデルタ(DAL)は需要が強く、高額航空券の売り上げも増加傾向で通期の見通しを引上げたため上昇。また、クルーズ船運営のカーニバル(CCL)は第2四半期の損失が警戒されたほど広がらず、強い見通しを再度織り込み買い戻された。同業のロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL)やノルウェージャンクルーズライン(NCLH)も連れてそれぞれ上昇。クラウドデータプラットフォームを提供するスノーフレーク(SNOW)は金融、小売りなどの顧客に対する人口知能(AI)開発支援サービスにおいて半導体エヌビディア(NVDA)との提携を発表し、買われた。一方で、ドラッグストアチェーンを運営するウォールグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は新型コロナ関連の売り上げが減少、通期の見通し下方修正が嫌気され、下落した。電気自動車(EV)ピックアップトラックの製造・販売を手掛けるローズタウン・モーターズ(RIDE)は破産法適用を申請した。台湾のフォックスコン・テクノロジー・グループが合意違反を訴えて出資を打ち切る可能性などを同社に通知、問題解決に至らず合意が急速に頓挫したことが破綻要因となった。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:ラガルド総裁のタカ派発言でECB追加利上げ観測強まる27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、143円30銭へ下落後、144円17銭まで上昇し、144円08銭で引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁のタカ派発言を受けたユーロ高に対するドル売りやカナダのインフレ低下に伴うカナダ債の動向に連れた金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。その後発表された米5月耐久財受注速報値や米5月新築住宅販売件数、米6月消費者信頼感指数が予想外、または、予想以上に改善したため成長見通し改善に伴い7月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ観測が強まりドル買いに転じた。ユーロ・ドルは、1.0977 ドルまで上昇後、1.0942ドルまで反落し、1.0961ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が近く金利がピークに達したと勝利宣言することは不可能と、利上げ継続する姿勢を明らかにし、ユーロ買いに拍車がかかった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測を受けたドル買いに伸び悩んだ。ユーロ・円は157円00銭から157円94銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に伴うユーロ買い、円売りが続いた。ポンド・ドルは、1.2717ドルへ弱含んだのち、1.2760ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8924フランへ下落後、0.8970フランまで上昇した。■NY原油:反落で67.60ドル、一時67.50ドルまで売られるNY原油先物8月限は反落(NYMEX原油8月限終値:67.60 ↓1.67)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-1.67ドル(-2.41%)の67.60ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは67.50ドル-70.15ドル。アジア市場で70.15ドルまで買われたが、需要増の思惑後退で売りが優勢となった。米国市場の序盤にかけて69.35ドルまで戻す場面があったが、後半にかけて67.50ドルまで反落。通常取引終了後の時間外取引では主に68ドルを下回る水準で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  28.24ドル   +0.15ドル(+0.53%)モルガン・スタンレー(MS) 84.43ドル   +0.84ドル(+1.00%)ゴールドマン・サックス(GS)313.45ドル  +1.09ドル(+0.35%)インテル(INTC)        34.10ドル   +0.76ドル(+2.28%)アップル(AAPL)        188.06ドル  +2.79ドル(+1.51%)アルファベット(GOOG)    119.01ドル  -0.08ドル(-0.07%)メタ(META)           287.05ドル  +8.58ドル(+3.08%)キャタピラー(CAT)      240.69ドル  +3.74ドル(+1.58%)アルコア(AA)         34.43ドル   +1.44ドル(+4.36%)ウォルマート(WMT)      154.49ドル  -0.56ドル(-0.36%) <ST> 2023/06/28 08:11 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と強まる可能性は低い見通し *08:09JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と強まる可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長く伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による追加利上げを受け156円93銭(2023/6/22)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は7月以降も追加利上げを行う見込みだが、金利上昇やインフレ持続による景気悪化の可能性は消えていない。そのため、リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と強まる可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・欧米金融システム不安・欧州諸国の財政悪化、景気後退入りのリスク増大・ウクライナ戦争の長期化【ユーロ買い要因】・ECBによる追加利上げ観測・ユーロ圏のインフレ率は高止まりの様相・米長期金利の伸び悩み <CS> 2023/06/28 08:09 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:円買い介入警戒でドル高一服の可能性も *08:07JST 今日の為替市場ポイント:円買い介入警戒でドル高一服の可能性も 27日のドル・円は、東京市場では143円29銭から143円66銭まで反発。欧米市場では143円30銭まで売られた後、144円17銭まで上昇し、144円08銭で取引終了。本日28日のドル・円は主に144円を挟んだ水準で推移か。引き続き日本の円買い介入が警戒されており、ドル高円安は一服する可能性がある。報道によると、欧州中央銀行(ECB)の金融政策当局者は、7月と9月の理事会で利上げ停止を可能とする証拠を得られるとは考えていないことが判明した。報道によると、国際会議「ECBフォーラム」に参加した7人の金融当局者によると、ユーロ圏経済は低迷の兆候があるものの、多くのメンバーが7月と9月の理事会で金利を引き上げるとの見通しを示したようだ。また、ECBのラガルド総裁は「金利を景気抑制的にする必要がある」、「急な政策転換への期待は防ぐ必要がある」との見方を伝えており、7月以降も利上げが続く可能性が高いことを示唆した。市場参加者の間からは「ECBは2%の物価目標を早い時期に達成することを優先しており、景気への配慮は十分ではない」、「利上げによってユーロ圏経済は2024年にかけて大幅に減速する可能性がある」との声が聞かれている。追加利上げ観測が高まり、足元ではリスク選好的なユーロ買いが観測されたが、中期的なユーロ相場については予断を許さない状況が続くとみられる。 <CS> 2023/06/28 08:07 注目トピックス 市況・概況 NY原油:反落で67.60ドル、一時67.50ドルまで売られる *07:47JST NY原油:反落で67.60ドル、一時67.50ドルまで売られる NY原油先物8月限は反落(NYMEX原油8月限終値:67.60 ↓1.67)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-1.67ドル(-2.41%)の67.60ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは67.50ドル-70.15ドル。アジア市場で70.15ドルまで買われたが、需要増の思惑後退で売りが優勢となった。米国市場の序盤にかけて69.35ドルまで戻す場面があったが、後半にかけて67.50ドルまで反落。通常取引終了後の時間外取引では主に68ドルを下回る水準で推移した。 <CS> 2023/06/28 07:47 注目トピックス 市況・概況 NY金:弱含みで1923.80ドル、株高を意識した売りが入る *07:44JST NY金:弱含みで1923.80ドル、株高を意識した売りが入る NY金先物8月限は弱含み(COMEX金8月限終値:1923.80 ↓10.00)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比-10.00ドル(-0.52%)の1923.80ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1919.80ドル-1940.30ドル。米国市場の序盤にかけて1940.30ドルまで買われたが、株高を受けて1919.80ドルまで反落し、通常取引終了後の時間外取引では主に1924ドルを挟んだ水準で推移。 <CS> 2023/06/28 07:44 注目トピックス 市況・概況 NY株式:米国株式市場は反発、ハイテクが買い戻される *07:23JST NY株式:米国株式市場は反発、ハイテクが買い戻される ダウ平均は212.03ドル高の33,926.74ドル、ナスダックは219.89ポイント高の13,555.67で取引を終了した。新築住宅販売件数や消費者信頼感指数が予想を上回り、景気減速への懸念が後退し、買いが先行。金利が上昇する中ではあったが、昨日大きく下落した電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)や半導体エヌビディア(NVDA)などハイテク株の買い戻しが強まり、相場全体を押し上げた。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方で、医薬品・バイオテクが下落した。航空会社のデルタ(DAL)は需要が強く、高額航空券の売り上げも増加傾向で通期の見通しを引上げたため上昇。また、クルーズ船運営のカーニバル(CCL)は第2四半期の損失が警戒されたほど広がらず、強い見通しを再度織り込み買い戻された。同業のロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL)やノルウェージャンクルーズライン(NCLH)も連れてそれぞれ上昇。クラウドデータプラットフォームを提供するスノーフレーク(SNOW)は金融、小売りなどの顧客に対する人口知能(AI)開発支援サービスにおいて半導体エヌビディア(NVDA)との提携を発表し、買われた。一方で、ドラッグストアチェーンを運営するウォールグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は新型コロナ関連の売り上げが減少、通期の見通し下方修正が嫌気され、下落した。電気自動車(EV)ピックアップトラックの製造・販売を手掛けるローズタウン・モーターズ(RIDE)は破産法適用を申請した。台湾のフォックスコン・テクノロジー・グループが合意違反を訴えて出資を打ち切る可能性などを同社に通知、問題解決に至らず合意が急速に頓挫したことが破綻要因となった。(Horiko Capital Management LLC) <YN> 2023/06/28 07:23 注目トピックス 市況・概況 NY為替:ラガルド総裁のタカ派発言でECB追加利上げ観測強まる *07:13JST NY為替:ラガルド総裁のタカ派発言でECB追加利上げ観測強まる 27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、143円30銭へ下落後、144円17銭まで上昇し、144円08銭で引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁のタカ派発言を受けたユーロ高に対するドル売りやカナダのインフレ低下に伴うカナダ債の動向に連れた金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。その後発表された米5月耐久財受注速報値や米5月新築住宅販売件数、米6月消費者信頼感指数が予想外、または、予想以上に改善したため成長見通し改善に伴い7月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ観測が強まりドル買いに転じた。ユーロ・ドルは、1.0977 ドルまで上昇後、1.0942ドルまで反落し、1.0961ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が近く金利がピークに達したと勝利宣言することは不可能と、利上げ継続する姿勢を明らかにし、ユーロ買いに拍車がかかった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測を受けたドル買いに伸び悩んだ。ユーロ・円は157円00銭から157円94銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に伴うユーロ買い、円売りが続いた。ポンド・ドルは、1.2717ドルへ弱含んだのち、1.2760ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8924フランへ下落後、0.8970フランまで上昇した。 <MK> 2023/06/28 07:13 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:中工業利益、欧ユーロ圏マネーサプライ、ブ融資残高など *06:30JST 今日の注目スケジュール:中工業利益、欧ユーロ圏マネーサプライ、ブ融資残高など <国内>ノイルイミューン・バイオテックが東証グロースに新規上場(公開価格:740円)プロディライトが東証グロースに新規上場(公開価格:1440円)<海外>10:30 中・工業利益(5月)  -18.2%10:30 豪・消費者物価指数(5月) 6.1% 6.8%17:00 欧・ユーロ圏マネーサプライ(5月)  1.9%20:30 ブ・融資残高(5月)20:30 ブ・ローン残高(5月)  -0.1%20:30 ブ・個人ローン・デフォルト率(5月)  6.2%26:30 ブ・連邦政府債務残高(5月)  6兆330億レアル米・連邦準備制度理事会(FRB)がストレステストの結果発表欧・ECBフォーラム(最終日)、植田日銀総裁、パウエルFRB議長、ECB総裁、ベイリー英中銀総裁がパネル討論会に参加---------------------------------------------------------------------注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2023/06/28 06:30 注目トピックス 市況・概況 6月27日のNY為替・原油概況 *04:15JST 6月27日のNY為替・原油概況  27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、143円29銭へ下落後、144円17銭まで上昇し、引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁のタカ派発言を受けたユーロ高に対するドル売りやカナダのインフレ低下に伴うカナダ債の動向に連れた金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。その後発表された米5月耐久財受注速報値や米5月新築住宅販売件数、米6月消費者信頼感指数が予想外、または、予想以上に改善したため成長見通し改善に伴い7月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ観測が強まりドル買いに転じた。ユーロ・ドルは、1.0977 ドルまで上昇後、1.0942ドルまで反落し、引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が近く金利がピークに達したと勝利宣言することは不可能と、利上げ継続する姿勢を明らかにし、ユーロ買いに拍車がかかった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測を受けたドル買いに伸び悩んだ。ユーロ・円は157円00銭から157円88銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に伴うユーロ買い、円売りが続いた。ポンド・ドルは、1.2717ドルへ弱含んだのち、1.2760ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8924フランへ下落後、0.8970フランまで上昇した。【経済指標】・・米・5月耐久財受注速報値:前月比+1.7%(予想:-0.9%、4月:+1.2%←+1.1%)・米・5月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.6%(予想:0.0%、4月:-0.6%←-0.3%)・米・5月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.2%(予想:+0.2%、4月:+0.4%←+0.5%)・米・4月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比-1.7%(予想:-2.40%、3月:-1.12%←-1.15%)・米・4月FHFA住宅価格指数:前月比+0.7%(予想:+0.5%、3月:+0.5%←+0.6%)・米・4月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比-1.7%(予想:-2.40%、3月:-1.12%←-1.15%)・米・4月FHFA住宅価格指数:前月比+0.7%(予想:+0.5%、3月:+0.5%←+0.6%)・米・6月リッチモンド連銀製造業指数:-7(予想:-12、5月:-15)・米・5月新築住宅販売件数:76.3万戸(予想:67.5万戸、4月:68万戸←68.3万戸)・米・6月消費者信頼感指数:109.7(予想:104.0、5月:102.5←102.3)・米・6月ダラス連銀サービス業活動:-8.2(5月-17.3) <KY> 2023/06/28 04:15 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]R/R、円コール買い強まる *03:35JST [通貨オプション]R/R、円コール買い強まる ドル・円オプション市場で変動率は連日上昇。レンジ相場抜けの思惑を受けたオプション買いが続いた。リスクリバーサルはドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いが強まった。■変動率・1カ月物9.21%⇒9.54%(08年/24=31.044%)・3カ月物9.97%⇒10.06 %(08年10/24=31.044%)・6カ月物9.84%⇒9.91 %(08年10/24=25.50%)・1年物9.51%⇒9.57 %(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.75%⇒+0.82%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+1.23%⇒+1.34%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+1.19%⇒+1.30%(08年10/27=+10.71%)・1年物+1.21%⇒+1.23%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2023/06/28 03:35 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル・円144円台で底堅い、米5年債入札が低調で長期金利一段と上昇 *02:20JST NY外為:ドル・円144円台で底堅い、米5年債入札が低調で長期金利一段と上昇 米財務省は430億ドル規模の5年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.019%でテイルはプラス0.7ベーシスポインツ(bps)だった。過去6回入札平均はマイナス0.8bps。応札倍率は2.52倍と、過去6回入札平均の2.53倍を下回り需要は弱かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は68.1%と、過去6回入札平均の70.1%を下回った。昨日の入札と逆に冴えない入札結果を受けて米国債相場は続落。10年債利回りは3.76%まで上昇した。ドル・円は143円88銭に弱含んでいたが、144円05銭へ再び上昇した。 <KY> 2023/06/28 02:20 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル・円再び144円台、昨年11月来のドル高、FRBの追加利上げ観測強まる *00:41JST NY外為:ドル・円再び144円台、昨年11月来のドル高、FRBの追加利上げ観測強まる  NY外為市場では米国の強い住宅や消費者信頼感指数を受け、7月追加利上げを織り込むドル買いが強まった。ドル・円は143円30銭付近まで下落後、144円17銭まで上昇し22年11月来のドル高・円安を更新した。ユーロ・ドルは1.0950-55ドルで伸び悩み。ポンド・ドルは1.2755-60ドルで高止まり。米国債相場は続落。10年債利回りは3.77%まで上昇し22日来の高水準となった。 <KY> 2023/06/28 00:41 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米5月新築住宅販売や6月消費者信頼感指数が予想以上に強く、ドル買い *23:22JST 【市場反応】米5月新築住宅販売や6月消費者信頼感指数が予想以上に強く、ドル買い 米5月新築住宅販売件数は前月比+12.2%の76.3万戸と、減少予想に反し前月から増加した。昨年2月以降で最高となった。また、同時刻に発表された米6月消費者信頼感指数は109.7と、5月102.5から予想以上に上昇し、昨年1月来で最高。米6月リッチモンド連銀製造業指数は-7と6カ月連続のマイナスだが、5月-15から予想以上に改善し3月来で最高となった。予想を上回った結果を受けて、米国債相場は反落。10年債利回りは3.69%から3.75%まで上昇した。ドル・円は143円30銭の安値から143円87銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0977ドルの高値から1.0947ドルへ反落した。ポンド・ドルは1.2757ドルの高値から1.2739ドルへ反落した。【経済指標】・米・6月リッチモンド連銀製造業指数:-7(予想:-12、5月:-15)・米・5月新築住宅販売件数:76.3万戸(予想:67.5万戸、4月:68万戸←68.3万戸)・米・6月消費者信頼感指数:109.7(予想:104.0、5月:102.5←102.3) <KY> 2023/06/27 23:22 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米5月耐久財受注速報値/4月FHFA住宅価格指数/4月20都市住宅価格指数、ドルまちまち *22:18JST 【市場反応】米5月耐久財受注速報値/4月FHFA住宅価格指数/4月20都市住宅価格指数、ドルまちまち 米連邦住宅金融局(FHFA)が発表した4月住宅価格指数は前月比+0.7%と、3月+0.5%から予想外に伸びが拡大した。一方、米4月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数は前年比-1.7%と、3月-1.12%に続き2カ月連続のマイナスとなった。先に発表された5月耐久財受注速報値は前月比+1.7%と4月+1.2%からマイナス予想に反し、伸びが拡大し3月来で最大となった。変動の激しい輸送用機器を除いた耐久財受注速報値は前月比+0.6%と、横ばい予想に反しプラスに改善し昨年3月来で最大の伸びとなった。また、国内総生産(GDP)の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の出荷速報値は前月比+0.2%と、予想通り4月+0.4%から伸び鈍化となった。2四半期連続でプラス。米国債相場は下落。10年債利回りは3.70%から3.735%まで上昇した。ドル・円は143円40銭から143円61銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0950ドルから1.0972ドルまで上昇した。【経済指標】・米・5月耐久財受注速報値:前月比+1.7%(予想:-0.9%、4月:+1.2%←+1.1%)・米・5月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.6%(予想:0.0%、4月:-0.6%←-0.3%)・米・5月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.2%(予想:+0.2%、4月:+0.4%←+0.5%)・米・4月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比-1.7%(予想:-2.40%、3月:-1.12%←-1.15%)・米・4月FHFA住宅価格指数:前月比+0.7%(予想:+0.5%、3月:+0.5%←+0.6%) <KY> 2023/06/27 22:18 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は上げ一服、ユーロは全面高 *20:12JST 欧州為替:ドル・円は上げ一服、ユーロは全面高 欧州市場でドル・円は一時143円94銭まで値を切り上げたが、その後は失速。一方、ユーロは全面高の展開となり、対円では2008年9月来の高値圏に浮上した。欧州中銀(ECB)当局者から引き締め長期化の方針が聞かれ、ユーロは上昇基調を強めている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円68銭から143円94銭、ユーロ・円は157円05銭から157円43銭、ユーロ・ドルは1.0927ドルから1.0944ドル。 <TY> 2023/06/27 20:12 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は高値もみ合い、前週高値を上抜け *19:11JST 欧州為替:ドル・円は高値もみ合い、前週高値を上抜け 欧州市場でドル・円は本日の前週末高値を上抜け、一時143円94銭まで値を切り上げた。年初来高値を更新後も143円80銭台と、高値圏でのもみ合い。一方、欧州中銀(ECB)当局者のタカ派的な見解を受け、ユーロ・ドルやユーロ・円も堅調地合いとなった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円68銭から143円94銭、ユーロ・円は157円05銭から157円43銭、ユーロ・ドルは1.0927ドルから1.0944ドル。 <TY> 2023/06/27 19:11 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は強含み、直近高値に接近 *18:36JST 欧州為替:ドル・円は強含み、直近高値に接近 欧州市場でドル・円は本日の高値を上抜け、143円85銭まで値を切り上げた。前週末に付けた直近高値の143円90銭付近に接近。ただ、米長期金利の伸び悩みで、一段のドル買いは入りづらい。また、欧州株式市場は主要指数が失速し、円売りも抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円68銭から143円85銭、ユーロ・円は157円05銭から157円27銭、ユーロ・ドルは1.0927ドルから1.0941ドル。 <TY> 2023/06/27 18:36 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:4日続落、25日線割れに接近 *18:15JST 日経平均テクニカル:4日続落、25日線割れに接近 27日の日経平均は4営業日続落した。ローソク足は小陰線で終了し、 終値は新値三本足の陰転値32506.78円に迫った。高値は下降中の5日移動平均線を2日連続で下回り、25日線とのプラス乖離幅を33.75円まで縮めた。一目均衡表では下降2日目の転換線の下方で推移し、短期的な地合い悪化を裏付ける格好となった。 <CS> 2023/06/27 18:15 注目トピックス 市況・概況 27日の日本国債市場概況:債券先物は148円82銭で終了 *17:29JST 27日の日本国債市場概況:債券先物は148円82銭で終了 <円債市場>長期国債先物2023年9月限寄付148円98銭 高値149円02銭 安値148円82銭 引け148円82銭売買高総計15701枚2年 449回 -0.080%5年 158回  0.051%10年 370回  0.367%20年 184回  0.952%債券先物9月限は、148円98銭で取引を開始。独業況指数の悪化などによる欧米金利低下受けて買いがみられ、149円02銭まで上げた。その後、財務省の20年債入札の結果は低調との見方から売りが遊泳になり、148円82銭まで下げた。現物債の取引では、2年債が買われ、5年債、10年債、20年債が売られた。<米国債概況>2年債は4.69%、10年債は3.73%、30年債は3.82%近辺で推移。債券利回りはまちまち。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.32%、英国債は4.31%、オーストラリア10年債は3.92%、NZ10年債は4.48%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・17:00 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁講演(ECBフォーラム)・21:30 米・5月耐久財受注速報値(前月比予想:-0.8%、4月:+1.1%)・21:30 カナダ・5月消費者物価指数(前年比予想:+3.4%、4月:+4.4%)・22:00 米・4月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.5%、3月:+0.6%)・22:00 米・4月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:-2.60%、3月:-1.15%)・23:00 米・6月消費者信頼感指数(予想:103.9、5月:102.3)・23:00 米・5月新築住宅販売件数(予想:67.5万戸、4月:68.3万戸)・23:00 米・6月リッチモンド連銀製造業指数(予想:-12、5月:-15)・02:00 米財務省・5年債入札(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間) <KK> 2023/06/27 17:29 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、日米金利差も米FRB議長発言を見極め *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、日米金利差も米FRB議長発言を見極め 27日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。日米金利差により相場は上昇に振れやすい地合いを維持する見通し。ただ、明日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を見極めようと、ドル買いは小幅にとどまりそうだ。前週末から日本政府による円安けん制が相次ぎ、円買い為替介入への警戒感が一段の円安を抑制する場面が目立つ。前日の取引でドル・円は23日高値の143円70銭台が意識されやや円買いに振れ、ドル・円は同水準付近から143円30銭台に下落。一方、米金利の下げ渋りでドル売りは限定的となり、ユーロ・ドルは1.0920台に上昇後は伸び悩んだ。本日アジア市場は中国株高・人民元高が好感され、主要通貨は対円で堅調地合いを強めた。この後の海外市場は日米金利差を意識した取引で、ドル高・円安は継続。ただ、全般的に世界経済の不透明感が広がるなか、リスク回避的な円買いに振れやすい。また、引き続き日本政府による円安けん制も警戒され、円売りは抑制される。一方、今晩の米国の消費者信頼感指数は前回を上回るものの、耐久財受注や住宅関連指標はおおむね低調の見通し。今後の政策決定に向けパウエル氏による明日の発言を見極めよと、ドル買いは限定的とみる。【今日の欧米市場の予定】・17:00 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁講演(ECBフォーラム)・21:30 米・5月耐久財受注速報値(前月比予想:-0.9%、4月:+1.1%)・21:30 カナダ・5月消費者物価指数(前年比予想:+3.4%、4月:+4.4%)・22:00 米・4月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.5%、3月:+0.6%)・22:00 米・4月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:-2.60%、3月:-1.15%)・23:00 米・6月消費者信頼感指数(予想:104.0、5月:102.3)・23:00 米・5月新築住宅販売件数(予想:67.5万戸、4月:68.3万戸)・23:00 米・6月リッチモンド連銀製造業指数(予想:-12、5月:-15)・02:00 米財務省・5年債入札 <CS> 2023/06/27 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は反発、午後に本日高値を更新 *17:18JST 東京為替:ドル・円は反発、午後に本日高値を更新 27日の東京市場でドル・円は反発。日経平均株価の弱含みを嫌気した円買いが先行し、ドルは午前に143円28銭まで下落。その後、中国株高を好感した円売りがドルを押し上げる展開に。午後は米金利高でドルは朝方に付けた高値を上抜け、143円69銭まで切り上げた。・ユーロ・円は156円39銭から157円20銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0902ドルから1.0943ドルまで値を上げた。・17時時点:ドル・円143円60-70銭、ユーロ・円157円10-20銭・日経平均株価:始値32,629.96円、高値32,689.10円、安値32,306.99円、終値32,538.33円(前日比160.48円安)【要人発言】・ラガルド欧州中銀(ECB)総裁「ユーロ圏のインフレは高すぎる、最近は賃金上昇からの影響が大きい」「ターミナルレートに到達した兆候はない」「昨年からの利上げの累積的効果は未確認」【経済指標】・日・4月景気動向指数・先行改定値:96.8(速報値:97.6) <TY> 2023/06/27 17:18 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、ユーロに買戻し *16:19JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、ユーロに買戻し 27日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、143円60銭台まで上昇後は失速。直近高値の143円70銭台を意識したドル売りが強まった。一方、米長期金利の上げ渋りを受け、ユーロが買い戻された。欧州株式市場は全面高となり、リスク選好の円売りが出やすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円28銭から143円65銭、ユーロ・円は156円39銭から157円01銭、ユーロ・ドルは1.0902ドルから1.0939ドル。 <TY> 2023/06/27 16:19 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、高値警戒感がさらに後退 *16:05JST 日経VI:低下、高値警戒感がさらに後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は27日、前日比-0.98(低下率4.67%)の20.00と低下した。なお、高値は20.72、安値は19.96。今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。日経225先物はこのところやや調整色を強めているものの、中期的には高値警戒感が継続している。こうした中、今日は取引開始後に日経225先物が軟調な動きとなり、高値警戒感がさらに後退した。また、日経225先物が下落したものの下値の堅い展開だったことから急落懸念も膨らまず、日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2023/06/27 16:05 注目トピックス 市況・概況 売り優勢も下値のめどとみられる25日線水準では押し目拾いの動きに【クロージング】 *15:58JST 売り優勢も下値のめどとみられる25日線水準では押し目拾いの動きに【クロージング】 27日の日経平均は4営業日続落。160.48円安の32538.33円(出来高概算12億2000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が続落したことが嫌気され、ハイテク関連株中心に売りが先行。日経平均は前場中盤に32306.99円まで下押しした。年金などの四半期末のリバランス売りなどが警戒され、短期的な需給悪化に対する警戒感も相場を押し下げる要因になったようだ。ただ、日経平均が目先の下値のめどとみられる25日線水準に接近したことから押し目を拾う動きも散見され、大引けにかけては下げ幅を縮めた。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1000を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、海運、石油石炭、空運など13業種が上昇。一方、医薬品、不動産、精密機器など20業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、OLC<4661>、ダイキン<6367>、川崎船<9107>がしっかりだった半面、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、ファナック<6954>が軟調だった。前日の米国市場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言や個人消費支出(PCE)デフレーターなどを控えるなか、利上げの長期化への懸念からハイテク関連株中心に売られた。東京市場でも、このところ堅調地合いが続いていた生成AI関連銘柄とされるソフトバンクGやアドバンテスなどが売られ、日経平均の下げ幅は一時400円に迫る場面があった。また、「国税庁が『マンション節税』や『タワマン節税』の防止に向け、相続税の算定ルールを見直す方針を固めた」と伝わったため、不動産株が軒並み下落したことも響いた。きょうの下落で、日経平均は一時25日線水準まで達したため、4月末からの相場上昇に伴う値幅調整はそろそろ終盤ではないかとの声が聞かれ、次は日柄調整場面に入るのではないかとの見方が多い。機関投資家のリバランス売りに加え、来月初旬には上場投資信託(ETF)の分配金捻出のための売りも控えており、目先は軟調な展開が続く可能性が高いだろう。一方、米国では27日、6月のコンファレンスボードによる消費者信頼感指数など、複数の経済指標の発表が控えている。直近の米経済指標は強弱入り混じっており、結果次第で短期筋の動きが活発化する可能性もあるため、積極的な売買は手控えられよう。 <CS> 2023/06/27 15:58 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:海運業が上昇率トップ *15:38JST 東証業種別ランキング:海運業が上昇率トップ 海運業が上昇率トップ。そのほか石油・石炭製品、空運業、その他製品、銀行業なども上昇。一方、医薬品が下落率ップ。そのほか精密機器、不動産業、卸売業、食料品なども下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 海運業 / 1,184.46 / 4.542. 石油・石炭製品 / 1,128.7 / 1.573. 空運業 / 263.52 / 1.534. その他製品 / 4,185.39 / 0.835. 銀行業 / 213.69 / 0.776. 電力・ガス業 / 430.31 / 0.647. 陸運業 / 2,107.37 / 0.508. 鉱業 / 467.78 / 0.439. 鉄鋼 / 651.2 / 0.3310. 建設業 / 1,391.9 / 0.2811. 輸送用機器 / 3,791.84 / 0.2812. ゴム製品 / 4,178.78 / 0.2413. 保険業 / 1,562.95 / 0.1614. その他金融業 / 814.52 / -0.0515. パルプ・紙 / 478.37 / -0.0616. サービス業 / 2,627.52 / -0.0817. 情報・通信業 / 5,185.53 / -0.1918. 水産・農林業 / 507.2 / -0.2019. 化学工業 / 2,340.67 / -0.2220. 繊維業 / 661.43 / -0.2521. 小売業 / 1,542.01 / -0.2522. 非鉄金属 / 1,091.73 / -0.2523. 金属製品 / 1,235.22 / -0.3124. ガラス・土石製品 / 1,201.35 / -0.3425. 倉庫・運輸関連業 / 2,404.76 / -0.5026. 機械 / 2,656.81 / -0.5727. 証券業 / 388.42 / -0.7328. 電気機器 / 4,034.54 / -0.7329. 食料品 / 2,056.14 / -0.7730. 卸売業 / 3,135.9 / -0.8631. 不動産業 / 1,541.44 / -1.1932. 精密機器 / 10,704.28 / -1.1933. 医薬品 / 3,626.91 / -1.59 <CS> 2023/06/27 15:38 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は本日高値を更新、米金利高でドル買い *15:13JST 東京為替:ドル・円は本日高値を更新、米金利高でドル買い 27日午後の東京市場でドル・円は朝方の本日高値を上抜け、143円65銭まで値を上げている。米長期金利の上昇でドル買いに振れ、欧州通貨は対ドルで失速。一方、上海総合指数など中国株が強含み、リスク選好的な円売りがドルをはじめ主要通貨を押し上げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円28銭から143円65銭、ユーロ・円は156円39銭から156円87銭、ユーロ・ドルは1.0902ドルから1.0934ドル。 <TY> 2023/06/27 15:13

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