注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは422ドル安、トランプ政権の関税策を警戒
*07:50JST 7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは422ドル安、トランプ政権の関税策を警戒
■NY株式:NYダウは422ドル安、トランプ政権の関税策を警戒米国株式市場は反落。ダウ平均は422.17ドル安の44406.36ドル、ナスダックは188.58ポイント安の20412.52で取引を終了した。トランプ政権の相互関税上乗せ分停止期限が迫る中、警戒感に寄り付き後、下落。その後も売りが先行する中、昼にかけトランプ大統領が日本や韓国に対し25%関税を8月1日から賦課することを発表し、売りが加速し一段安となった。公開された関税文書で南アフリカやマレーシアなどへの関税も明らかになると、下げ幅を拡大。同時に、交渉期限も延長されたため警戒感が緩和し終盤にかけ下げ止まり、終了した。セクター別では食・生活必需品が小幅高となった一方、自動車・自動車部品が下落した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は最高経営責任者(CEO)のマスク氏が週末、ソーシャルメディアでの投稿で新党設立を発表したため、政治活動が本業に響くと投資家は警戒し売りが加速。サイバーセキュリティサービス会社のクラウドストライク(CRWD)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。人工知能(AI)クラウドサービスを手掛けるコアウィーブ(CRWV)はデータセンターの能力増強を目指し暗号資産マイニングのコア・サイエンティフィックを買収することで合意も「不十分」と投資家の慎重な見方に下落。携帯端末のアップル(AAPL)はアプリストアを巡りデジタル市場法違反の疑いで5.8億ユーロの制裁金を科した欧州連合(EU)を提訴し、下落した。ベッセント財務長官は48時間以内に通商協定を巡り複数の発表を行うことになるだろうと述べた。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米トランプ政権が日韓の25%関税発表、インフレ懸念に米金利高・ドル続伸7日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円50銭から146円24銭まで上昇し、146円07銭で引けた。トランプ米大統領が日本と韓国に25%の関税賦課する計画を発表し、インフレ上昇懸念が強まったほか、今週の国債入札を控え米長期金利が上昇し、ドル買いが強まった。また、関税による日本経済への悪影響を警戒した円売りが加速した。同時に、報道官がトランプ大統領が相互関税上乗せ分発動を8月1日まで延期する措置に署名することを明らかにしたため伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.1745ドルから1.1687ドルまで下落し、1.1709ドルで引けた。ユーロ圏小売売上高の悪化を受けたユーロ売りやドル買いに押された。ユーロ・円は170円61銭から、171円32銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3648ドルへ上昇後、1.3589ドルまで反落した。ドル・スイスは0.7960フランへ下落後、0.7991フランまで上昇した。■NY原油:反発で67.93ドル一時68.32ドルまで値上りNY原油先物8月限は反発(NYMEX原油8月限終値:67.93 ↑0.93)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.93ドル(+1.39%)の67.93ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは65.40ドル-68.32ドル。増産を意識した売りは一巡し、米国市場の後半にかけて需給ひっ迫を警戒した買いが広がった。通常取引終了後の時間外取引では68ドルを挟んだ水準で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 48.66ドル -0.27ドル(-0.55%)モルガン・スタンレー(MS) 143.74ドル -0.40ドル(-0.27%)ゴールドマン・サックス(GS)710.93ドル -12.75ドル(-1.76%)インテル(INTC) 22.00ドル -0.49ドル(-2.17%)アップル(AAPL) 209.95ドル -3.60ドル(-1.68%)アルファベット(GOOG) 177.56ドル -2.99ドル(-1.65%)メタ(META) 718.35ドル -0.66ドル(-0.09%)キャタピラー(CAT) 391.51ドル -6.35ドル(-1.59%)アルコア(AA) 29.81ドル -1.34ドル(-4.30%)ウォルマート(WMT) 99.35ドル +0.99ドル(+1.00%)
<ST>
2025/07/08 07:50
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NY原油:反発で67.93ドル一時68.32ドルまで値上り
*07:33JST NY原油:反発で67.93ドル一時68.32ドルまで値上り
NY原油先物8月限は反発(NYMEX原油8月限終値:67.93 ↑0.93)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.93ドル(+1.39%)の67.93ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは65.40ドル-68.32ドル。増産を意識した売りは一巡し、米国市場の後半にかけて需給ひっ迫を警戒した買いが広がった。通常取引終了後の時間外取引では68ドルを挟んだ水準で推移した。
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2025/07/08 07:33
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NY金:もみ合いで3342.90ドル、ドル高を意識して上げ渋る
*07:29JST NY金:もみ合いで3342.90ドル、ドル高を意識して上げ渋る
NY金先物8月限はもみ合い(COMEX金8月限終値:3342.90 ↓16.80)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比-0.10ドル(-0.00%)の3342.80ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3304.40-3352.90ドル。ドル高を意識して上げ渋った。
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2025/07/08 07:29
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NY為替:米トランプ政権が日韓の25%関税発表、インフレ懸念に米金利高・ドル続伸
*06:32JST NY為替:米トランプ政権が日韓の25%関税発表、インフレ懸念に米金利高・ドル続伸
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円50銭から146円24銭まで上昇し、146円07銭で引けた。トランプ米大統領が日本と韓国に25%の関税賦課する計画を発表し、インフレ上昇懸念が強まったほか、今週の国債入札を控え米長期金利が上昇し、ドル買いが強まった。また、関税による日本経済への悪影響を警戒した円売りが加速した。同時に、報道官がトランプ大統領が相互関税上乗せ分発動を8月1日まで延期する措置に署名することを明らかにしたため伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.1745ドルから1.1687ドルまで下落し、1.1709ドルで引けた。ユーロ圏小売売上高の悪化を受けたユーロ売りやドル買いに押された。ユーロ・円は170円61銭から、171円32銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3648ドルへ上昇後、1.3589ドルまで反落した。ドル・スイスは0.7960フランへ下落後、0.7991フランまで上昇した。
<MK>
2025/07/08 06:32
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今日の注目スケジュール:国際収支(経常収支)、豪中央銀行が政策金利発表、米NY連銀がインフレ期待発表など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:国際収支(経常収支)、豪中央銀行が政策金利発表、米NY連銀がインフレ期待発表など
<国内>08:50 国際収支(経常収支)(5月) 2兆9504億円 2兆2580億円08:50 貸出動向 銀行計(6月) 2.6%08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(6月) 2.4%14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(季調済)(6月) 45.3 44.814:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(季調済)(6月) 45.2 44.4<海外>13:30 豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表 3.60% 3.85%20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週) 0.16%21:00 ブ・小売売上高(5月) -0.4%24:00 米・NY連銀がインフレ期待発表(6月) 3.2%28:00 米・消費者信用残高(5月) 105.00億ドル 178.73億ドル東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議(11日まで)欧・欧州連合(EU)財務相理事会注:数値は市場コンセンサス、前回数値
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2025/07/08 06:30
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは422ドル安、トランプ政権の関税策を警戒
*05:40JST NY株式:NYダウは422ドル安、トランプ政権の関税策を警戒
米国株式市場は反落。ダウ平均は422.17ドル安の44406.36ドル、ナスダックは188.58ポイント安の20412.52で取引を終了した。トランプ政権の相互関税上乗せ分停止期限が迫る中、警戒感に寄り付き後、下落。その後も売りが先行する中、昼にかけトランプ大統領が日本や韓国に対し25%関税を8月1日から賦課することを発表し、売りが加速し一段安となった。公開された関税文書で南アフリカやマレーシアなどへの関税も明らかになると、下げ幅を拡大。同時に、交渉期限も延長されたため警戒感が緩和し終盤にかけ下げ止まり、終了した。セクター別では食・生活必需品が小幅高となった一方、自動車・自動車部品が下落した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は最高経営責任者(CEO)のマスク氏が週末、ソーシャルメディアでの投稿で新党設立を発表したため、政治活動が本業に響くと投資家は警戒し売りが加速。サイバーセキュリティサービス会社のクラウドストライク(CRWD)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。人工知能(AI)クラウドサービスを手掛けるコアウィーブ(CRWV)はデータセンターの能力増強を目指し暗号資産マイニングのコア・サイエンティフィックを買収することで合意も「不十分」と投資家の慎重な見方に下落。携帯端末のアップル(AAPL)はアプリストアを巡りデジタル市場法違反の疑いで5.8億ユーロの制裁金を科した欧州連合(EU)を提訴し、下落した。ベッセント財務長官は48時間以内に通商協定を巡り複数の発表を行うことになるだろうと述べた。(Horiko Capital Management LLC)
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2025/07/08 05:40
注目トピックス 市況・概況
7月7日のNY為替概況
*04:00JST 7月7日のNY為替概況
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円50銭から146円23銭まで上昇し、引けた。トランプ米大統領が日本と韓国に25%の関税賦課する計画を発表し、インフレ上昇懸念が強まったほか、今週の国債入札を控え米長期金利が上昇し、ドル買いが強まった。また、関税による日本経済への悪影響を警戒した円売りが加速した。同時に、報道官がトランプ大統領が相互関税上乗せ分発動を8月1日まで延期する措置に署名することを明らかにしたため伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.1745ドルから1.1687ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は170円61銭から、171円27銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3647ドルへ上昇後、1.3589ドルまで反落した。ドル・スイスは0.7959フランへ下落後、0.7991フランまで上昇した。[経済指標]特になし
<KY>
2025/07/08 04:00
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NY外為:ドル続伸、米トランプ政権が日韓の関税発表でインフレ警戒
*03:34JST NY外為:ドル続伸、米トランプ政権が日韓の関税発表でインフレ警戒
NY外為市場でドル指数は97.64まで上昇し、6月25日来の高値を更新した。トランプ大統領が日本や韓国からの輸入品に25%関税を賦課することをソーシャルメディアで明らかにした。発動は8月1日。関税率の上昇に連れインフレ上昇リスクが高まるとの懸念に米国債相場は続落。10年債利回りは4.38%まで上昇し6月20日来の高水準となった。ドル・円は145円50銭付近から146円15銭まで上昇し、6月25日来の円安・ドル高を更新。ユーロ・ドルは1.1745ドルから1.1687ドルまで下落し、6月27日来のユーロ安・ドル高更新。ポンド・ドルは1.364ドルから1.3589ドルまで反落した。欧州市場では1.3576ドルまで下落した。
<KY>
2025/07/08 03:34
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[通貨オプション]R/R、円プット買い加速
*02:14JST [通貨オプション]R/R、円プット買い加速
ドル・円オプション市場で変動率は上昇した。連休明けでリスク警戒感を受けたオプション買いが強まった。リスクリバーサルで円コールスプレッドは連日縮小。円先安観に伴う円プット買いが、ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いを上回った。■変動率・1カ月物10.06%⇒10.49%(08年=31.044%)・3カ月物10.06%⇒10.29%(08年=31.044%)・6か月物10.03%⇒10.18%(08年=23.915%)・1年物9.98%⇒10.07%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.37%⇒+0.97%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+1.42%⇒+1.13%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+1.33%⇒+1.08%(08年10/27=+10.70%)・1年物+1.16%⇒+0.95%(08年10/27=+10.71%)
<KY>
2025/07/08 02:14
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NY外為:円や韓国ウォンは売られる、米国は日本、韓国輸入品に25%関税賦課へ
*01:43JST NY外為:円や韓国ウォンは売られる、米国は日本、韓国輸入品に25%関税賦課へ
米トランプ大統領は日本に書簡を送り、輸入品に25%の関税を賦課することを明らかにした。8月1日から発動。同時に韓国からの輸入品に25%関税を賦課する計画も明らかになった。発表を受けて、円売り、韓国ウォン売りが加速。ドル・円は145円50銭から146円12銭まで上昇し、6月24日来の円安・ドル高。ドル・韓国ウォンは1376.76ウォンまで上昇し6月23日来のウォン安・ドル高を更新した。
<KY>
2025/07/08 01:43
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NY外為:BTC伸び悩み、トランプ米政権の関税政策を警戒、ストタテジー先週の購入は見送り
*00:49JST NY外為:BTC伸び悩み、トランプ米政権の関税政策を警戒、ストタテジー先週の購入は見送り
暗号通貨のビットコイン(BTC)は10.8万ドル台で伸び悩んだ。トランプ政権の大型減税法案成立は好感材料となったが、トランプ米政権が貿易相手国・地域に課す上乗せ関税の一時停止期限の9日を控え、警戒感が上値を抑制したと見られる。もし、通商交渉がまとまらなければ、米国が貿易相手国に課す関税率が押し上げられることになる。これにより、世界経済の混乱や物価上昇などが懸念されている。米国のソフトウエア会社でBTC保有で知られるマイクロストラテジーは6月30日から7月6日までの購入はなかったことが明かになった。
<KY>
2025/07/08 00:49
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NY外為:ユーロ・円、ほぼ1年ぶり高値、リスク選好の円売り
*23:20JST NY外為:ユーロ・円、ほぼ1年ぶり高値、リスク選好の円売り
NY外為市場では米大型減税成立でリスク選好の円売りが優勢となった。ドル・円は145円48銭から145円78銭まで上昇し、6月25日来の円安・ドル高を更新。ユーロ・円は170円60銭付近から171円12銭まで上昇し、1年ぶり円安・ユーロ高を更新した。ポンド・円は198円11銭から198円72銭まで上昇し、6月27日来の円安・ポンド高を更新した。
<KY>
2025/07/07 23:20
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NY外為:ドル反発、48時間以内に複数の通商協定が合意へ=米財務長官
*22:20JST NY外為:ドル反発、48時間以内に複数の通商協定が合意へ=米財務長官
NY外為市場でドルは反発した。ベッセント米財務長官はTVインタビューで、48時間以内に複数の通商協定が合意すると言及。米10年債利回りは4.36%まで上昇した。ドル・円は145円48銭から145円71銭まで上昇し、6月25日来の円安・ドル高を更新。ユーロ・ドルは1.1730ドルから1.1718ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.3617ドルで伸び悩んだ。
<KY>
2025/07/07 22:20
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欧州為替:ドル・円はじり高、ドル買い基調を維持
*20:10JST 欧州為替:ドル・円はじり高、ドル買い基調を維持
欧州市場でドル・円はじり高となり、145円53銭まで上値を伸ばした。米7月利上げ観測の後退を背景としたドル買いの基調を維持しており、さらに上値を試す展開。ただ、時間外取引の米ダウ先物はマイナスに転じ、株安を警戒した円買いが想定される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円11銭から145円53銭、ユーロ・円は170円31銭から170円58銭、ユーロ・ドルは1.1722ドルから1.1747ドル。
<TY>
2025/07/07 20:10
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欧州為替:ドル・円は小じっかり、ドル買い継続
*18:25JST 欧州為替:ドル・円は小じっかり、ドル買い継続
欧州市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、145円11銭から145円39銭まで上値を伸ばした。米連邦準備制度理事会(FRB)の7月利下げは遠のいたとの見方から、ドル買い継続。ユーロ・ドルは下落基調を強め、1.1720ドル台に値を下げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円11銭から145円39銭、ユーロ・円は170円31銭から170円58銭、ユーロ・ドルは1.1722ドルから1.1747ドル。
<TY>
2025/07/07 18:25
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル: 3日ぶり反落、パラボリック陰転
*18:15JST 日経平均テクニカル: 3日ぶり反落、パラボリック陰転
7日の日経平均は3営業日ぶりに反落した。ローソク足は3本連続陰線で終了。終値は下降2日目の5日移動平均線を下回ったほか、パラボリックは陰転値を下回った。株価下方では25日線(本日38763.46円)が上向きをキープして大勢強気を示唆しているが、25日線近くまでの下押しリスクにも留意が必要となろう。
<CS>
2025/07/07 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米利下げ観測後退も日米交渉にらみ
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米利下げ観測後退も日米交渉にらみ
7日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。強い米雇用統計を受け7月利下げ観測は遠のいており、ドル買い基調に振れやすい。ただ、日米貿易交渉の行方を警戒し、円買いがドルを下押しする場面もあろう。前週発表された米雇用統計は先行指標とされるADP統計とは対照的に強い内容となり、スタグフレーション懸念の後退で米金利高・ドル高の展開に。ただ、ドル買いは続かず、前週末のユーロ・ドルは1.1780ドル台に持ち直し、ドル・円は144円半ばで伸び悩んだ。週明けアジア市場でドルは売り先行。その後は米トランプ政権の対BRICS関税への思惑で新興国通貨売りを背景にドル買いが膨らみ、ドル・円は145円を目指す展開となった。この後の海外市場は重要イベントが予定されていないなか、米金融政策に対する観測が相場を左右する展開。トランプ政権の減税に関連し財政政策の緩慢さを嫌気したドル売りが出やすい。半面、連邦準備制度理事会(FRB)による7月利下げ観測はやや遠のき、ドル買い要因になりそうだ。BRICS関税が蒸し返されれば、ドル買いの支援要因となるだろう。ただ、日米貿易協議を控え、先行き不透明感による円買いが強まれば、ドルを下押しするとみる。【今日の欧米市場の予定】・18:00 ユーロ圏・5月小売売上高(予想:前月比-0.6%、4月:+0.1%)
<CS>
2025/07/07 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は堅調、午後は145円台
*17:15JST 東京為替:ドル・円は堅調、午後は145円台
7日の東京市場でドル・円は堅調。前週末からのドル売りが先行し、朝方に144円22銭まで下落。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の7月利下げ観測後退で、ドルに買戻しが強まった。BRICSに対する関税措置も支援材料となり、午後に145円28銭まで上昇。・ユーロ・円は169円89銭から170円73銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.1789ドルから1.1735ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値39,729.56円、高値39,829.38円、安値39,524.25円、終値39,587.68円(前日比223.20円安)・17時時点:ドル・円145円20-30銭、ユーロ・円170円40-50銭【要人発言】・トランプ米大統領「BRICSの反米政策に同調する国には10%の追加関税が課される」・マクルーフ・アイルランド中央銀行総裁「ユーロがドルの代替となる準備はできていない」【経済指標】・日・5月現金給与総額:前年比+1.0%(予想:+2.4%、4月:+2.0%)・日・5月景気先行指数:105.3(予想:105.2、4月:104.2)・独・5月鉱工業生産:前月比+1.2%(予想:-0.2%、4月:-1.4%→-1.6%)
<TY>
2025/07/07 17:15
注目トピックス 市況・概況
米関税政策への警戒から神経質な展開【クロージング】
*16:43JST 米関税政策への警戒から神経質な展開【クロージング】
7日の日経平均は3営業日ぶりに反落。223.20円安の39587.68円(出来高概算13億4000万株)で取引を終えた。手掛かり材料に欠けるなか、米国の相互関税の上乗せ分の停止期限となる9日が迫っていることへの懸念が投資家心理の重荷になった。前週末に業績予想の下方修正を発表した安川電<6506>が10%を超える急落になったことも神経質にさせた。積極的な売買は手控えられるなか、39500円~39800円辺りでのレンジ推移になった。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が6割近くを占めた。セクター別では、サービス、小売、陸運、パルプ紙など8業種が上昇。一方、銀行、非鉄金属、鉄鋼、ゴム製品、証券商品先物など24業種が下落。その他製品が変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、リクルートHD<6098>、ディスコ<6146>、良品計画<7453>、ベイカレント<6532>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、TDK<6762>が軟調だった。トランプ米大統領は6日、貿易相手国・地域に新たな関税率を通知する書簡について「7日に12カ国か15カ国に送る」と記者団に明らかにした。トランプ政権の関税の引き上げへの警戒感から買い見送りムードが広がった。一方、四半期売上高速報が当初計画を上回ったディスコが大幅に反発したほか、コジマ<7513>やラウンドワン<4680>など内需関連株に値を上げる銘柄が増加した。9日の猶予期限を前に投資家は動きにくく、目先の利益を確保する売りが優勢となったようだ。関税が実施されれば、自動車メーカーなどはサプライチェーン(供給網)の再構築を迫られるなど、業績悪化につながるのは確実で、それが地域経済の冷え込みにつながり、ひいては国内景気の悪化にも発展しかねず、投資家は慎重姿勢となるのは間違いないだろう。目先はその影響を見極めるまでは動きにくく、押し目を拾うスタンスで望みたいところだ。
<CS>
2025/07/07 16:43
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:買い戻しとローテーションが観測され続伸
*16:41JST 東証グロース市場250指数先物概況:買い戻しとローテーションが観測され続伸
7月7日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt高の712pt。なお、高値は714pt、安値は701pt、日中取引高は2639枚。先週末の米国市場は「独立記念日」の祝日のため休場。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比6pt安の701ptからスタートした。トランプ大統領の関税通知への警戒感などが高まり、朝方は軟調な始まりとなったものの、安寄り後は買い戻しが加速し、9時過ぎにはプラス圏に浮上。参院選において与党苦戦との見方で、プライム市場が売られた一方、短期資金のローテーションが観測され、グロース市場は買いが優勢となった。日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限が押し目買いポイントとして意識され、底堅さを発揮。引けにかけても強張り、続伸となる712ptで本日の取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、dely<299A>やハートシード<219A>などが上昇した。
<SK>
2025/07/07 16:41
注目トピックス 市況・概況
日経VI:上昇、引き続き関税交渉の先行き不透明感など警戒
*16:35JST 日経VI:上昇、引き続き関税交渉の先行き不透明感など警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は7日、前日比+0.70(上昇率2.62%)の27.37と上昇した。なお、高値は28.16、安値は27.06。先週末の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、今日の東京市場は売り買いが交錯する形で始まった。市場では、トランプ米大統領が新たな関税率を通知する文書を7日正午(日本時間8日午前1時)から送り始めるとSNSに投稿したこともあり、米関税政策への警戒感が強まっている。こうした中、今日は取引開始後の売り買い一巡後は日経225先物が軟調な動きとなったこともあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続。日経VIは4日連続で前営業日の水準を上回った。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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2025/07/07 16:35
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:銀行業が下落率トップ
*16:13JST 東証業種別ランキング:銀行業が下落率トップ
銀行業が下落率トップ。そのほか非鉄金属、鉄鋼、ゴム製品、証券業なども下落。一方、サービス業が上昇率トップ。そのほか小売業、陸運業、パルプ・紙、倉庫・運輸関連業なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. サービス業 / 3,058.71 / 0.852. 小売業 / 2,080.27 / 0.803. 陸運業 / 2,087.71 / 0.714. パルプ・紙 / 532.98 / 0.415. 倉庫・運輸関連業 / 3,981.18 / 0.386. 建設業 / 1,994.09 / 0.217. 情報・通信業 / 6,802.96 / 0.188. 空運業 / 237.59 / 0.029. その他製品 / 7,411.56 / 0.0010. 不動産業 / 2,059.16 / -0.0111. 食料品 / 2,277.63 / -0.1412. 卸売業 / 3,824.01 / -0.2013. 機械 / 3,580.47 / -0.3814. 繊維業 / 776.68 / -0.4215. 金属製品 / 1,464.08 / -0.5416. ガラス・土石製品 / 1,360.65 / -0.7217. 水産・農林業 / 583.09 / -0.7318. 電気機器 / 4,940.94 / -0.7919. 医薬品 / 3,291.13 / -0.8020. 電力・ガス業 / 515.6 / -0.8321. 化学工業 / 2,325.14 / -1.0022. 精密機器 / 10,325.49 / -1.0523. その他金融業 / 1,012.89 / -1.0724. 保険業 / 2,708.08 / -1.1625. 輸送用機器 / 4,054.29 / -1.2626. 石油・石炭製品 / 1,673.96 / -1.3127. 鉱業 / 597.24 / -1.5028. 海運業 / 1,734.78 / -1.5729. 証券業 / 625.52 / -1.5930. ゴム製品 / 4,470.11 / -1.6031. 鉄鋼 / 660.84 / -1.6232. 非鉄金属 / 1,750.1 / -1.9433. 銀行業 / 385.09 / -1.96
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2025/07/07 16:13
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は高値圏、ドル買い地合い継続
*16:10JST 東京為替:ドル・円は高値圏、ドル買い地合い継続
7日午後の東京市場でドル・円は一時145円15銭まで値を上げ、上昇一服後も145円付近を維持する。米7月利下げ観測の後退によるドル買いの地合いは継続し、ユーロ・ドルは一段安。一方、欧州株式市場は高安まちまちで、円売りは抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円22銭から145円15銭、ユーロ・円は169円89銭から170円73銭、ユーロ・ドルは1.1750ドルから1.1789ドル。
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2025/07/07 16:10
注目トピックス 市況・概況
7月7日本国債市場:債券先物は139円12銭で取引終了
*15:43JST 7月7日本国債市場:債券先物は139円12銭で取引終了
[今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年9月限寄付139円12銭 高値139円14銭 安値138円98銭 引け139円12銭2年 472回 0.723%5年 178回 0.962%10年 378回 1.442%20年 192回 2.417%7日の債券先物9月限は139円12銭で取引を開始し、139円12銭で引けた。<米国債概況>2年債は3.86%、10年債は4.32%、30年債は4.85%近辺で推移。債権利回りは低下。(気配値)。<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.59%、英国債は4.55%、オーストラリア10年債は4.18%、NZ10年債は4.51%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・15:00 独・5月鉱工業生産(予想:前月比-0.2%、4月:-1.4%)・18:00 ユーロ圏・5月小売売上高(予想:前月比-0.6%、4月:+0.1%)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間
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2025/07/07 15:43
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前週末比223.20円安の39587.68円
*15:31JST 日経平均大引け:前週末比223.20円安の39587.68円
日経平均は前週末比223.20円安の39587.68円(同-0.56%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前週末比16.23pt安の2811.72pt(同-0.57%)。
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2025/07/07 15:31
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小高い、145円台を維持
*15:15JST 東京為替:ドル・円は小高い、145円台を維持
7日午後の東京市場でドル・円は小高く推移し、145円台を維持する。米トランプ政権の貿易政策の不透明感からドル買い地合いとなり、ユーロ・ドルは安値圏でのもみ合い。一方、ユーロ・円とポンド・円はドル・円に追随し、上昇基調を強めている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円22銭から145円11銭、ユーロ・円は169円89銭から170円73銭、ユーロ・ドルは1.1763ドルから1.1789ドル。
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2025/07/07 15:15
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:伸び悩みか、貿易政策に不透明感
*15:07JST 米国株見通し:伸び悩みか、貿易政策に不透明感
(14時30分現在)S&P500先物 6,297.00(-27.25)ナスダック100先物 22,943.25(-119.25)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は123ドル安。米長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。3日の主要3指数は堅調。ナスダックとS&Pはいずれも続伸で過去最高値を更新、反発のダウは344ドル高の44828ドルで引けた。この日発表された雇用統計は失業率が低下、非農業部門雇用者数は増加、平均時給は鈍化し、スタグフレーション懸念はいったん後退。前日のADP統計が想定外に低調だったため、ポジティブ・サプライズとなった。また、トランプ政権による減税も好材料となり、景気敏感を中心に終盤まで買いを維持した。本日は伸び悩みか。3連休明け今晩は重要イベントが予定されておらず、前週末の強い雇用統計を消化する展開。また、トランプ政権の減税も引き続き相場を支える見通し。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)による7月利下げ観測はやや遠のき、強い買いを抑制。ナスダックやS&Pの最高値更新が続き、利益確定や持ち高調整の売りが一段の上昇を阻止しそうだ。トランプ大統領はBRICSへの課税について言及し、不透明感による売りも出やすい。
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2025/07/07 15:07
注目トピックス 市況・概況
日経平均は231円安、ETFの分配金捻出売りなどにも関心
*14:57JST 日経平均は231円安、ETFの分配金捻出売りなどにも関心
日経平均は231円安(14時55分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、SMC<6273>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、ディスコ<6146>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、銀行業、非鉄金属、鉄鋼、証券商品先物、鉱業が値下がり率上位、小売業、サービス業、陸運業、パルプ・紙、倉庫運輸関連が値上がり率上位となっている。日経平均は安値圏で推移している。今週の東京市場ではETFの分配金捻出売りがマイナス要因となると見られており、関心が高い。市場想定では1.5兆円規模の売りインパクトとされており、8日、10日の大引けで売り需要が発生するとみられているようだ。
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2025/07/07 14:57
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は145円台、新興国通貨売り継続
*14:41JST 東京為替:ドル・円は145円台、新興国通貨売り継続
7日午後の東京市場でドル・円は145円台に浮上し、一時145円07銭まで値を上げた。トランプ米大統領がBRICSへの関税措置に言及。南アランドや中国人民元、インドルピーなど新興国通貨が軟調地合いとなり、全般的にドル買い地合いに振れやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円22銭から145円07銭、ユーロ・円は169円89銭から170円67銭、ユーロ・ドルは1.1763ドルから1.1789ドル。
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2025/07/07 14:41
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは上昇、米関税政策など警戒
*14:10JST 日経平均VIは上昇、米関税政策など警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.64(上昇率2.40%)の27.31と上昇している。なお、今日ここまでの高値は28.16、安値は27.24。先週末の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、今日の東京市場は売り買いが交錯する形で始まった。市場では、トランプ米大統領が新たな関税率を通知する文書を7日正午(日本時間8日午前1時)から送り始めるとSNSに投稿したこともあり、米関税政策への警戒感が強まっている。こうした中、今日は取引開始後の売り買い一巡後は日経225先物が軟調な動きとなっていることもあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは先週末の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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2025/07/07 14:10