注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
2日の日本国債市場概況:債券先物は151円21銭で終了
<円債市場>長期国債先物2022年3月限寄付150円96銭 高値151円21銭 安値150円94銭 引け151円21銭売買高総計28443枚2年 434回 -0.050%5年 150回 -0.020%10年 365回 0.135%20年 179回 0.620%債券先物3月限は、150円96銭で取引を開始。前日NY市場でウクライナ情勢の悪化を懸念して米長期金利が低下したことを受けて買いが優勢になり、150円94銭から151円21銭まで上げた。日銀の国債買い入れオペの結果も無難との見方だった。現物債の取引では、全年限が買われた。<米国債概況>2年債は1.34%、10年債は1.71%、30年債は2.09%近辺で推移。債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は-0.07%、英国債は1.13%、オーストラリア10年債は2.07%、NZ10年債は2.72%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・17:55 独・2月失業率(予想:5.1%、1月:5.1%)・19:00 ユーロ圏・2月消費者物価指数速報値(前年比予想:+5.6%、1月:+5.1%)・22:15 米・2月ADP雇用統計(予想:+37.5万人、1月:-30.1万人)・23:00 エバンス米シカゴ連銀総裁討論会参加(経済と金融政策)・23:30 ブラード米セントルイス連銀総裁オンライン討論会参加(米国経済と金融政策)・24:00 カナダ中銀が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想)・24:00 パウエル米FRB議長半期議会証言(下院金融サービス委員会)・04:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)・OPECプラス閣僚級会合
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2022/03/02 17:15
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小じっかり、ドル買い基調の継続で
2日の東京外為市場でドル・円は小じっかり。早朝の取引で114円79銭を付けた後、仲値にかけて国内勢によるドル買いで115円台を回復。日経平均株価の大幅安で円買いに振れたが、ウクライナの混迷で有事のドル買いが続き午後に115円23銭まで値を上げた。・ユーロ・円は127円68銭から128円09銭まで上昇した。・ユーロ・ドルは1.1135ドルから1.1084ドルまで値を下げた。・17時時点:ドル・円115円10-20銭、ユーロ・円127円70-80銭・日経平均株価:始値26,532.20円、高値26,585.30円、安値26,313.72円、終値26,393.03円(前日比451.69円安)【要人発言】・バイデン米大統領「物価の抑制が最優先課題」「米国はロシア航空機の領空飛行を禁止」「プーチン氏はウクライナ侵攻で高い代償を払うことになる」・ツアブリュック・スイス国立銀行副総裁「物価安定のため、中銀は必要に応じて市場介入する能力を持つ」「過度な通貨高を回避するため、他国より金利を低く抑えることが重要」【経済指標】・日・10-12月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+4.3%(予想:+2.9%、7-9月期:+1.2%)・日・2月マネタリーベース:前年比+7.6%(1月:+8.4%)・豪・10-12月期GDP:前年比+4.2%(予想:+3.5%、7-9月期:+3.9%)
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2022/03/02 17:07
注目トピックス 市況・概況
大阪金概況:上昇、ウクライナ情勢悪化や米長期金利低下を反映
大阪取引所金標準先物 23年2月限・日中取引終値:7133円(前日日中取引終値↑99円)・推移レンジ:高値7157円-安値7124円2日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は上昇した。ウクライナ情勢が一段と悪化していることなどから、東京株式市場で日経平均が大幅に下落し、投資家のリスク資産回避の動きが強まった。これを受け、安全資産とされる金に資金が向かいやすく、今日の金先物は買いが優勢の展開となった。また、昨日の海外市場で米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の魅力が増すとの見方も広がり、金先物(期先)は2月24日につけた日中取引終値ベースの高値(7120円)を上回って本日を終えた。
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2022/03/02 16:05
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小高い、ユーロ・ドルは一段安
2日午後の東京市場でドル・円は小高い値動きとなり、一時115円17銭まで値を上げた。ウクライナ情勢の混迷で有事のドル買いが強まり、ユーロ・ドルは1.11ドルを割り込んだ。一方でリスク回避的な円買いも観測され、ドルは対円で一段の上昇を抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円79銭から115円17銭、ユーロ・円は127円68銭から128円09銭、ユーロ・ドルは1.1096ドルから1.1135ドル。
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2022/03/02 16:00
注目トピックス 市況・概況
日経VI:上昇、ウクライナ情勢悪化で警戒感強まる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は2日、前日比+1.77(上昇率6.93%)の27.32と上昇した。なお、高値は27.82、安値は26.79。ウクライナ情勢が一段と悪化していることなどから、市場心理が悪化しやすくなっている。こうした中、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は軟調な展開となり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、今日の日経VIは終日、昨日の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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2022/03/02 16:00
注目トピックス 市況・概況
ウクライナ情勢の緊迫化を背景にリスク回避の動きが優勢【クロージング】
2日の日経平均は4営業日ぶりに大幅反落。451.69円安の26393.03円(出来高概算14億2000万株)で取引を終えた。ロシア軍によるウクライナへの攻撃が激化しているほか、欧米によるロシアへの経済・金融制裁強化を受け、ロシアが信用不安に陥るのではないかとの不安感も投資家心理を大きく悪化させ、幅広い銘柄に売りが優勢となり、後場中盤には一時26313.72円まで下押しした。東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1800を超え、全体の9割近くを占めた。セクター別では、鉱業、石油石炭、非鉄金属、海運を除く29業種が下落。ゴム製品、輸送用機器、保険、ガラス土石、空運などの弱い値動きが目立った。指数インパクトの大きいところでは、ネクソン<3659>、ソフトバンクG<9984>、住友鉱<5713>、KDDI<9433>、バンナムHD<7832>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、テルモ<4543>、トヨタ<7203>が軟調だった。ウクライナ情勢を巡っては停戦交渉が難航しており、対ロシアの経済制裁の長期化が警戒され、ロシア発の金融危機に対する警戒とともに、世界経済の悪化を招くといった懸念がくすぶり始めている。投資家による安全資産志向が強まり、株式を売って債券を買う流れに。また、地政学リスクの高まりから原油市況が上昇基調を強めており、資源インフレに対する不安も相場に暗い影を落とした。加えて、ロシア・ウクライナ問題を警戒して、米国が3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ確率は低下しているようであり、先行きに対する不透明感が一段と強まっている。ウクライナ情勢の悪化は景気の下振れリスクとインフレの高進リスクという2つの側面があり、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策のかじ取りを難しくさせている。こうしたなか、今夜は半期に一度となるパウエルFRB議長の議会証言が行われる。ウクライナ情勢の緊迫化、欧米によるロシアへの金融制裁などを受け、金融政策運営にどのような影響を及ぼすのかを探る手掛かりとして注目されそうだ。このほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)や2月のADP雇用統計が発表される。
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2022/03/02 15:55
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:鉱業が上昇率トップ
鉱業が上昇率トップ。そのほか石油・石炭製品、非鉄金属、海運業も上昇。一方、ゴム製品が下落率トップ。そのほか輸送用機器、保険業、ガラス・土石製品、空運業なども下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 鉱業 / 370.5 / 7.062. 石油・石炭製品 / 1,074. / 1.743. 非鉄金属 / 1,097.21 / 0.994. 海運業 / 1,205.74 / 0.695. 情報・通信業 / 4,552.12 / -0.116. 卸売業 / 2,003.29 / -0.207. 鉄鋼 / 481.7 / -0.298. その他製品 / 3,616.14 / -0.419. 電力・ガス業 / 344.39 / -0.8210. 小売業 / 1,294.16 / -1.1011. 水産・農林業 / 451.8 / -1.1812. 倉庫・運輸関連業 / 1,806.36 / -1.4213. その他金融業 / 688.91 / -1.4614. 医薬品 / 2,926.88 / -1.5015. 陸運業 / 1,719.33 / -1.5316. サービス業 / 2,636.12 / -1.5517. 食料品 / 1,656.84 / -1.6318. 電気機器 / 3,359.96 / -2.2119. 建設業 / 1,120.12 / -2.2820. 証券業 / 375.98 / -2.3621. 機械 / 2,041.08 / -2.4622. 化学工業 / 2,065.82 / -2.4723. パルプ・紙 / 472.19 / -2.8124. 銀行業 / 151.33 / -2.8225. 不動産業 / 1,380.39 / -2.9026. 繊維業 / 533.79 / -3.0827. 精密機器 / 9,409.31 / -3.4828. 金属製品 / 1,150.8 / -3.7029. 空運業 / 186.25 / -3.7630. ガラス・土石製品 / 1,063.47 / -3.9831. 保険業 / 1,125.73 / -4.0832. 輸送用機器 / 3,283.72 / -4.1633. ゴム製品 / 3,005.37 / -6.11
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2022/03/02 15:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は上昇基調を維持、日本株は反落
2日午後の東京市場でドル・円は上昇基調を維持し、一時115円10銭まで値を上げた。ウクライナ情勢の混迷や原油相場の急騰を受け、日経平均株価は前日比400円超安と反落。ただ、円買いに振れやすい地合いだが、有事のドル買いでドル・円は下げづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円79銭から115円08銭、ユーロ・円は127円68銭から128円09銭、ユーロ・ドルは1.1111ドルから1.1135ドル。
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2022/03/02 15:12
注目トピックス 市況・概況
Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(大引け)
■eワラント売れ筋トップ10(2022/3/02 15:04現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 日経平均 プラス5倍トラッカー (25,000円) -13.64% 10.31 13.97円2 WTI原油先物リンク債_2022年6月限 コール (90米ドル) +19.36% 4.50 9.31円3 野村日経225レバレッジETF プラス5倍トラッカー (11,500円) -11.29% 4.45 15.85円4 ビットコイン2022年4月 プラス5倍トラッカー (13,000米ドル) +0.52% 1.00 25.84円5 WTI原油先物リンク債_2022年6月限 プット (80米ドル) -22.49% -6.07 1.72円■eワラント値上がりトップ10(2022/3/02 15:05現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 太平洋セメント プット (1,950円) +156.25% -12.19 -7.70%2 ブリヂストン プット (3,450円) +150.00% 0.00 -6.52%3 ブリヂストン プット (4,200円) +112.90% -12.41 -6.52%4 LIXIL プット (2,200円) +103.57% -10.85 -7.33%5 太平洋セメント プット (1,600円) +100.00% 0.00 -7.70%6 ビザ プット (160米ドル) +100.00% 0.00 -4.64%7 太平洋セメント プット (2,300円) +89.52% -6.80 -7.70%8 ビザ プット (190米ドル) +82.35% -16.64 -4.64%9 LIXIL プット (2,650円) +76.54% -6.80 -7.33%10 Inpex コール (1,300円) +75.44% 11.22 +5.51%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:カイカ証券ウェブサイト)
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2022/03/02 15:11
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比451.69円安の26393.03円
日経平均は前日比451.69円安の26393.03円(同-1.68%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比37.23pt安の1859.94pt(同-1.96%)。
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2022/03/02 15:01
注目トピックス 市況・概況
日経平均は447円安、後場の値幅はここまで114円程度
日経平均は447円安(14時45分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ネクソン<3659>、ソフトバンクG<9984>、バンナムHD<7832>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、ゴム製品、保険業、輸送用機器、ガラス土石製品、空運業が値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、非鉄金属、海運業が値上がりしている。日経平均はやや方向感を欠く動きとなっている。日経平均の後場の値幅(高値と安値の差)はここまで114円程度。
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2022/03/02 14:47
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、ユーロ・ドルに下押し圧力
2日午後の東京市場でドル・円は115円台を維持し、底堅さが目立つ。ウクライナ情勢の混迷でエネルギー供給の影響を懸念したユーロ売りに振れやすく、対ドルで一時1.1111ドルまで下げた。ユーロ・ドルはなお安値圏で推移し、一段安が警戒される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円79銭から115円08銭、ユーロ・円は127円68銭から128円09銭、ユーロ・ドルは1.1111ドルから1.1135ドル。
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2022/03/02 14:47
注目トピックス 市況・概況
日経平均は430円安、パウエルFRB議長の議会証言などに関心
日経平均は430円安(14時20分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ネクソン<3659>、住友鉱<5713>、バンナムHD<7832>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、ゴム製品、輸送用機器、保険業、ガラス土石製品、金属製品が値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、非鉄金属、海運業、卸売業が値上がりしている。日経平均はやや下げ渋っている。市場では今晩の米国株式相場への関心が高い。日本時間の明日午前0時より、パウエルFRB議長が米下院金融サービス委員会で証言する予定で、注目されている。また、今晩、2月のADP全米雇用リポートが発表され、明日未明には米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表される予定。
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2022/03/02 14:21
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は動意薄、米株式先物はプラス
2日午後の東京市場でドル・円は115円付近と、動意の薄い値動き。ウクライナ情勢の混迷や原油相場の急騰を受け日経平均株価は前日比400円超安となり、円買いに振れやすい。ただ、米株式先物はプラスを維持し、今晩の株高期待で一段の円買いは抑制されているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円79銭から115円08銭、ユーロ・円は127円68銭から128円09銭、ユーロ・ドルは1.1111ドルから1.1135ドル。
<TY>
2022/03/02 14:13
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:下げ渋りか、過度な引き締め懸念は一服
(14時00分現在)S&P500先物 4,322.60(+16.3)ナスダック100先物 14,071.00(+65.0)グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は130ドル高。NY原油先物(WTI)は強含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。1日の主要3指数は大幅安。ナスダックは再び下げに転じたほか、ダウは序盤から売り優勢で2日連続のマイナスとなり597ドル安の33294ドルで取引を終えた。この日発表されたISM製造業景況指数は予想を上回ったが、雇用指数は前回より伸びが鈍化し、週末の雇用統計の改善に懐疑的な見方が広がった。また、ウクライナ侵攻で欧米からの制裁を受けたロシアの信用不安から、安全資産に逃避する動きが指数を大きく押し下げた。本日は下げ渋りか。ウクライナに武力侵攻したロシアと欧米は経済戦争に突入し、世界経済への打撃を懸念した売りが先行しそうだ。また、バイデン大統領は一般教書演説でインフレ対応を最優先課題と明言。連邦準備制度理事会(FRB)による金融正常化が意識されやすく、今晩発表のADP雇用統計が予想通り前回から改善すれば株売り要因に。ただ、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け50bpの利上げ観測は一服し、自律反発の可能性もあろう。
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2022/03/02 14:08
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは上昇、ウクライナ情勢悪化で警戒感強まる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+2.09(上昇率8.18%)の27.64と上昇している。なお、今日ここまでの高値は27.82、安値は26.79。ウクライナ情勢が一段と悪化していることなどから、市場心理が悪化しやすくなっている。こうした中、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は軟調な展開となっており、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、今日の日経VIは昨日の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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2022/03/02 13:52
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は変わらず、様子見ムードで
2日午後の東京市場でドル・円は115円付近と、ほぼ変わらずの値動き。ウクライナ情勢の混迷や原油相場の急伸で状況を見極める展開となり、足元は様子見ムードで積極的な売り買いは手控えられている。ドル・円は引き続き有事のドル買いで下げづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円79銭から115円08銭、ユーロ・円は127円68銭から128円09銭、ユーロ・ドルは1.1119ドルから1.1135ドル。
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2022/03/02 13:40
注目トピックス 市況・概況
日経平均は495円安、中国株軟調で東京市場の重しに
日経平均は495円安(13時20分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ネクソン<3659>、住友鉱<5713>、バンナムHD<7832>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、ゴム製品、保険業、輸送用機器、ガラス土石製品、金属製品が値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、非鉄金属、海運業、卸売業が値上がりしている。日経平均は安値圏で推移している。香港ハンセン指数や上海総合指数が軟調で、東京市場の株価の重しとなっているようだ。
<FA>
2022/03/02 13:21
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は115円付近、有事のドル買い継続
2日午後の東京市場でドル・円は115円付近と、節目の水準を維持している。日経平均株価の大幅安でリスク回避的な円買いが先行し、主要通貨を下押しする。一方、ウクライナ情勢の緊迫化でドルには有事の買いが続く。米金融正常化期待もドルの支援材料。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円79銭から115円08銭、ユーロ・円は127円68銭から128円09銭、ユーロ・ドルは1.1119ドルから1.1135ドル。
<TY>
2022/03/02 13:11
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~ウクライナ情勢一段と悪化、パウエル・プットに期待してよいのか?
2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は4日ぶり大幅反落、ウクライナ情勢一段と悪化、パウエル・プットに期待してよいのか?・ドル・円はしっかり、114円台で買戻し・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位がファナック<6954>■日経平均は4日ぶり大幅反落、ウクライナ情勢一段と悪化、パウエル・プットに期待してよいのか?日経平均は4日ぶり大幅反落。502.77円安の26341.95円(出来高概算7億2755万株)で前場の取引を終えている。1日の米株式市場ではNYダウが597.65ドル安と大幅続落。増強したロシア軍がウクライナの首都キエフの包囲を狙って準備を進めているとの報道で警戒感が高まり、寄り付き後下落。対ロ制裁が一段と強化される可能性などから投資家心理が悪化し、終日軟調に推移。さらに、原油価格が7年ぶりの高値を更新するなど燃料価格の急激な上昇で景気回復が鈍化するとの懸念も強まり、引けにかけて一段安となった。ナスダック総合指数も-1.59%と4日ぶりに大幅反落した。こうした流れを引き継いで、日経平均は312.52円安でスタート。しばらくもみ合いが続いていたが、アジア市況が軟調なこともあり、午前中ごろを過ぎると、一段と下げ幅を広げる展開となった。一時26332.38円(512.34円安)まで下げ、そのまま下げ幅を500円超で前場を終えた。個別では、レーザーテック<6920>や東エレク<8035>などの半導体関連が大幅安。ソニーG<6758>やキーエンス<6861>、ファナック<6954>、ベイカレント<6532>などの値がさグロース(成長)株も大きく下落。米金利低下を受けて三菱UFJ<8306>や東京海上<8766>なども軟調。トヨタ自<7203>やデンソー<6902>も3%を超える下落。太平洋セメ<5233>や三井海洋開発<6269>はレーティング格下げもあり下落。一方、資源価格の高騰を支援要因にINPEX<1605>や大紀アルミ<5702>が急伸し、住友鉱<5713>や三菱商事<8058>も上昇。日経平均に新規採用されたオリックス<8591>は朝高後に失速してマイナスに転じている。セクターではゴム製品、保険業、輸送用機器などが下落率上位に並んだ。一方、鉱業、石油・石炭製品、海運業などが上昇率上位に並んだ。東証1部の値下がり銘柄は全体の85%、対して値上がり銘柄は11%となっている。WTI原油先物価格は時間外取引で1バレル=108ドルを挟んだ水準で推移。ロシアへの経済制裁による商品市況の逼迫が警戒され、節目の100ドルを突破すると一気に駆け上がってきた。国際銀行間通信協会(SWIFT)の決済網からの排除など、厳しい経済制裁の実施後もロシアの姿勢に変化は見られず、ウクライナの主要都市では砲撃がむしろ強化されているもよう。これを受け、西側諸国は更なる経済制裁の実施も検討していると伝わっている。事態の収束目途はいつなのか、実体経済への悪影響はどれ程のものになるのか、先行き不透明感が一段と強まるなか、株式市場ではリスク回避の動きが再び強まっている。こうした中、今晩、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は下院金融サービス委員会での証言に臨む予定。足元では、ウクライナ情勢を巡る不透明感に配慮し、FRBが金融引き締めペースを遅らせるのではないかとの期待が高まっている。実際、明日の証言では、パウエル議長からウクライナ情勢に対する懸念などが示される可能性は高い。しかし、ウクライナ情勢混乱による実体経済への影響が懸念されるなか、景気下振れリスクに配慮してFRBが引き締めペースを遅らせるのではという市場の期待は、そもそもエネルギー純輸出国である米国は、欧州ほどにはロシアへの経済制裁による悪影響がないということを無視していると思えてならない。下方硬直性のある賃金や住宅価格の歴史的な高騰が、地政学リスクで後退するとも考えにくい。住宅価格の伸びはピークを過ぎたとの指摘もあるが、12月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数の伸びは11月を上回っている。また、FRBによる利上げが予想されるなか、金利上昇前に住宅を購入しておこうとする駆け込み需要が高まってきていることも報告されており、今後はむしろ伸びが再加速していく可能性もある。地政学リスクの高まりも、資源価格の高騰を通じて、むしろFRBの引き締めを加速させる要因となり得る可能性がある。そうした中でも、市場のFRBによる利上げ織り込みは足元で急速に後退しており、これが新たな市場の波乱要因とならないか心配だ。可能性としては低いが、仮に、明日の議会証言でパウエル議長が想定ほどにはウクライナ情勢に配慮せず、これまでのインフレファイターの姿勢を維持することを示唆した場合、利上げ後退期待で前日までリバウンドしていた株式市場が一段の下げに見舞われる可能性はあり得る。1日、イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のソンダース委員とキャサリン・マン委員が、インフレ抑制のため中銀の迅速な行動が必要だと主張し、利上げに引き続き積極的な姿勢を示したことも気掛かりだ。ウクライナ情勢が緊迫化する前は、インフレファイターへと変貌したFRBの姿勢を確認した上で、株価の下値を支えるてくれる「パウエル・プット」はもう存在しないことを市場参加者は認識していたはず。それが、ここにきて再びパウエル・プットに期待する声が増えていることが心配だ。筆者の見解が悲観的過ぎるだけであればいいが、明日のパウエル議長の議会証言が期待通りに作用するか見守りたい。後場の日経平均は引き続き軟調な展開となろう。上述した通り、今晩のパウエル議長の議会証言を控え、積極的な押し目買いは手控えられやすい。また、ウクライナでの戦闘激化など新たなヘッドラインへの懸念もあり、売り方優位の地合いが続きやすいだろう。時間外取引の米株価指数先物の動き次第では、一段と下値模索の展開になる可能性もあろう。■ドル・円はしっかり、114円台で買戻し2日午前のアジア市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、114円後半から115円台に持ち直した。ウクライナ情勢の混迷で、有事のドル買いに振れやすい。また、米株式先物の上昇でリスクオフのムードが緩和され、ドル・円は114円台で買戻しが強まった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円79銭から115円08銭、ユーロ・円は127円68銭から128円09銭、ユーロ・ドルは1.1119ドルから1.1135ドル。■後場のチェック銘柄・ビープラッツ<4381>、ロブテックス<5969>など、4銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位がファナック<6954>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・10-12月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+4.3%(予想:+2.9%、7-9月期:+1.2%)・日・2月マネタリーベース:前年比+7.6%(1月:+8.4%)・豪・10-12月期GDP:前年比+4.2%(予想:+3.5%、7-9月期:+3.9%)【要人発言】・バイデン米大統領「物価の抑制が最優先課題」「米国はロシア航空機の領空飛行を禁止」「プーチン氏はウクライナ侵攻で高い代償を払うことになる」<国内>特になし<海外>特になし
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2022/03/02 12:16
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はしっかり、114円台で買戻し
2日午前のアジア市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、114円後半から115円台に持ち直した。ウクライナ情勢の混迷で、有事のドル買いに振れやすい。また、米株式先物の上昇でリスクオフのムードが緩和され、ドル・円は114円台で買戻しが強まった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円79銭から115円08銭、ユーロ・円は127円68銭から128円09銭、ユーロ・ドルは1.1119ドルから1.1135ドル。【要人発言】・バイデン米大統領「物価の抑制が最優先課題」「米国はロシア航空機の領空飛行を禁止」「プーチン氏はウクライナ侵攻で高い代償を払うことになる」【経済指標】・日・10-12月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+4.3%(予想:+2.9%、7-9月期:+1.2%)・日・2月マネタリーベース:前年比+7.6%(1月:+8.4%)・豪・10-12月期GDP:前年比+4.2%(予想:+3.5%、7-9月期:+3.9%)
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2022/03/02 12:12
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):朝日放送HD、INPEX、ブランディングなど
朝日放送HD<9405>:676円(-69円)大幅反落。46万6200株の公募による自己株式の処分、76万3500株のりそな銀行による株式の売出、18万4400株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。調達資金は、老朽化して更新が必要となったテレビマスターの設備更新の一部に充当する予定のようだ。希薄化は限定的なものにとどまるが、短期的な需給の悪化につながるとの警戒感が優勢に。三井海洋<6269>:1157円(-46円)大幅反落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、目標株価も3500円から1600円に引き下げている。新型コロナの影響によって、中国への入国制限で工期が延長していることに加え、同社のきめ細かいプロジェクトマネジメントが実践しづらい状況が継続しているとの見方。不透明な事業環境による業績悪化リスクは減退していないとし、23年12月期営業損益も60億円の赤字と、今期から一段の赤字拡大を予想している。太平洋セメ<5233>:2086円(-129円)大幅反落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も3400円から2440円に引き下げている。国内セメントの値上げ浸透までには時間を要するとみられる中、足元でエネルギーや物流費のコストアップが大幅に進んでいることを踏まえ、業績予想を下方修正しているもよう。23年3月期営業利益は630億円から500億円に下方修正、前期比2.9%の減益になると予想しているようだ。INPEX<1605>:1319円(+97円)大幅続伸。NY原油先物相場では4月限が前日比約8%の上昇、一時は7年8カ月ぶり水準となる106.78ドルにまで急伸している。ウクライナ情勢の悪化に伴う原油需給のひっ迫を警戒する動きが一段と強まっており、IEAが原油高騰への対応策として6000万バレルの石油備蓄放出合意を発表しているものの、原油高の歯止めにはつながっていない。本日は同社など資源関連株に関心が集中する形にも。オリックス<8591>:2272.5円(-14円)反落。前日に日経平均採用銘柄の臨時入れ替えが発表されている。新生銀行が東証新市場区分のスタンダード市場へ移行することで、日経平均から除外となることに伴うもの。同じ金融セクターである同社が新規採用銘柄に決定しており、今後の需給インパクトを期待する動きが先行。4月1日の終値ベースでリバウンドに伴う買い需要が発生、市場では5-6日分の買いインパクトになるとみられているようだ。ただ、地合いの悪化もあり、朝高後は失速しマイナス圏に転落している。ブランディング<7067>:1036円(+65円)大幅に4日続伸。22年3月期の期末配当を従来予想の無配から12.00円(前期末実績は無配)に増額修正している。年間配当も同額となる。業績が堅調に推移していることや財政状態を勘案したとしている。ブランディングテクノロジーは2月14日にセールスミックスの変動で売上総利益率が改善したなどとして、同期の営業損益予想を0.50億円の黒字から0.90億円の黒字(前期実績1.14億円の赤字)に上方修正していた。エネチェンジ<4169>:1504円 カ -ストップ高買い気配。日東工業<6651>とEV充電サービスで業務提携契約を締結したと発表している。日東工業のEV普通充電器「Pit-2G」(ピット・ツージー)とENECHANGEが開発したEVドライバー向け専用システムを連携させたサービスを開始した。EV充電器オーナー向け管理システムやEVドライバー向けアプリケーションの開発、充電器の設置工事・保守などをENECHANGEが、充電器の提供などを日東工業が担う。ウィザス<9696>:823円(+49円)昨年来高値。22年3月期の営業利益を従来予想の15.00億円から23.00億円(前期実績11.10億円)に上方修正している。収益認識に関する会計基準の適用による影響や設備投資計画の実数値が想定より圧縮されたため。新型コロナウイルスの感染拡大で予定経費の未執行があったことに加え、経費節減も利益を押し上げる見通し。業績修正が素直に好感され、買いが集まっているようだ。
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2022/03/02 11:58
注目トピックス 市況・概況
Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け)
■eワラント売れ筋トップ5(2022/3/2 11:32現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 日経平均 プラス5倍トラッカー (25,000円) -15.01% 10.46 13.77円2 IHI プット (2,300円) +3.04% -4.74 2.42円3 ソニーグループ プット (13,000円) +3.64% -3.65 5.20円4 住友金属鉱山 プット (5,100円) -13.60% -5.43 2.02円5 WTI原油先物リンク債_2022年6月限 プット (85米ドル) -23.05% -5.72 2.40円■eワラント値上がりトップ10(2022/3/2 11:32現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 ビザ プット (160米ドル) +100.00% 0.00 -4.81%2 銀リンク債 コール (27.5米ドル) +100.00% 0.00 +1.69%3 ブリヂストン プット (3,450円) +100.00% 0.00 -5.97%4 太平洋セメント プット (1,950円) +100.00% -13.12 -5.85%5 ブリヂストン プット (4,200円) +96.77% -12.69 -5.97%6 ビザ プット (190米ドル) +88.24% -16.51 -4.81%7 LIXIL プット (2,200円) +82.14% -11.19 -6.38%8 Inpex コール (1,300円) +78.95% 11.14 +5.69%9 LIXIL プット (2,650円) +64.81% -7.13 -6.38%10 太平洋セメント プット (2,300円) +64.76% -7.57 -5.85%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:カイカ証券ウェブサイト)
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2022/03/02 11:39
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は引き続き115円近辺で推移、米長期金利低下の影響残る
2日午前のアジア市場でドル・円は引き続き115円近辺で推移。原油高の影響を警戒したリスク回避的なドル売り・円買いは特に増えていないが、米長期金利の低下を受けてリスク選好的なドル買いはやや縮小している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円79銭から115円08銭、ユーロ・ドルは1.1119ドルから1.1135ドル。ユーロ・円は127円68銭から128円09銭で推移。
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2022/03/02 11:32
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は115円近辺で推移、現時点でリスク回避の円買いは一部にとどまる
2日午前のアジア市場でドル・円は115円近辺で推移。原油価格の上昇が警戒されており、リスク回避的なドル売り・円買いが一段と拡大する可能性については懐疑的な見方が少なくないようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円79銭から115円08銭、ユーロ・ドルは1.1119ドルから1.1135ドル。ユーロ・円は127円68銭から128円09銭で推移。
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2022/03/02 11:11
注目トピックス 市況・概況
東京為替:株安継続もリスク回避の円買いは一部にとどまる
2日午前のアジア市場でドル・円は115円04銭近辺で推移。日経平均は340円安で推移も株安を意識したドル売り・円買いは増えていないようだ。仲値時点のドル需要は通常並みだったようだ。米長期金利の低下を受けたドル売り・円買いは一巡。ただ、原油価格の上昇が警戒されており、リスク回避的なドル売り・円買いがさらに強まる可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円79銭から115円08銭、ユーロ・ドルは1.1119ドルから1.1134ドル。ユーロ・円は127円68銭から128円03銭で推移。
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2022/03/02 10:22
注目トピックス 市況・概況
東京為替:原油高を警戒して円買い拡大の可能性は低いとの見方も
2日午前のアジア市場でドル・円は114円80銭近辺で推移。米長期金利の低下を受けたドル売り・円買いは一巡しつつある。原油価格の上昇が警戒されており、リスク回避的なドル売り・円買いがさらに強まる可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円79銭から114円92銭、ユーロ・ドルは1.1119ドルから1.1134ドル。ユーロ・円は127円68銭から127円87銭で推移。
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2022/03/02 09:20
注目トピックス 市況・概況
日経平均は277円安、寄り後はもみ合い
日経平均は277円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。ロシアとウクライナ両軍の攻防が激化しており、情勢の一段の悪化が懸念され、昨日の米株式市場で主要指数が大幅安となったことに加え、昨日の海外市場でWTI原油先物価格が一時106.78ドルと2014年6月以来の高値となったことから、原油価格の高騰が企業収益を圧迫するとの懸念が強まり、株価の重しとなった。また、日経平均が昨日までの3営業日続伸で800円を超す上げとなったことから、短期的な戻り待ちの売りも出やすかった。一方、ウクライナ情勢の緊迫を受け、米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)による金融引き締めペースが鈍化するとの観測が広がり、昨日の海外市場で米長期金利が低下し、東京市場の株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
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2022/03/02 09:10
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:INPEXや商船三井などに注目
3月1日の米株式市場でNYダウは597.65ドル安の33294.95、ナスダック総合指数が218.94pt安の13532.46、シカゴ日経225先物が大阪日中比455円安の26425円。ドル・円は1ル=114.80-90円。1バレル=100ドル台を大幅に突破し急伸したWTI原油先物価格を受けて、INPEX<1605>の急伸が予想され、住友鉱山<5713>や大紀アルミニウム<5702>などの商品市況高の恩恵を受けそうな他の銘柄にも買いが波及しそうだ。JFEHD<5411>、商船三井<9104>などは3月期末に向けた配当権利取りを意識した動きが引き続き追い風となりそうだ。一方、資源価格の高騰によるコスト増が懸念され、東京電力ホールディングス<9501>などの電気・ガス業が、また、米長期金利の大幅低下による利ザヤ縮小懸念から三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの金融株の軟化が予想される。米SOX指数が3%超安と急落したことで、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などの半導体関連株は下落となろう。SHIFT<3697>やラクス<3923>、Sansan<4443>などの高バリュエーション株もリバウンド一服で売り優勢となろう。
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2022/03/02 09:09
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~リスク回避で方向性が掴みづらいなか、材料株物色が中心に~
2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:リスク回避で方向性が掴みづらいなか、材料株物色が中心に■伊藤園、3Q営業利益 35.2%増 141億円、11-1月はコンセンサス上回る■前場の注目材料:三菱電機、産業用パワー半導体を共通設計、開発効率化■リスク回避で方向性が掴みづらいなか、材料株物色が中心に2日の日本株市場は、米株安の流れを受けてギャップスタートとなろう。1日の米国市場はNYダウが597ドル安だった。ロシア軍がウクライナの首都キエフ包囲狙う準備を進めているとの報道や対ロ制裁が一段と強化される可能性など、不確実性が一段と強まったため投資家心理が悪化し幅広い銘柄が売られた。また、原油価格が100ドル超え7年ぶり高値を更新するなど燃料価格の急激な上昇で世界経済の成長率の鈍化への懸念にも繋がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比455円安の26425円。円相場は1ドル114円80銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートになろう。前日の上昇で節目の27000円を回復し、上値抵抗線として意識されている25日線を捉えたことから、いったんは反動安が想定されやすい水準ではある。ただし、ウクライナ情勢の悪化が背景にあることから、売り一巡後も押し目狙いの動きは限られそうである。また、対ロ制裁の強化によってロシアの信用不安も高まってきているため、リスク回避に向わせやすいだろう。もっとも、ウクライナ情勢に振らされやすい需給状況のなか、積極的にポジションを傾けている動きは見られず、前日の東証1部の売買高は12億株台にとどまっていた。インデックスに絡んだ売り一巡後は次第に底堅さも意識されてくる可能性が期待されるところ。また、インデックスに振らされにくい銘柄への物色から、中小型株やテーマ性のある銘柄などには個人投資家主体の資金が向かいそうである。前日に7%近く上昇したマザーズ指数はこれまで上値を抑えられていた25日線を突破してきた。3営業日続伸で反動も想定されるものの、25日線水準での底堅さが見られるようだと、リバウンドを狙った資金流入は強まりそうである。そのほか、昨日はサイバーセキュリティ関連が軒並み上昇した。対ロ制裁の報復によるロシア側のサイバー攻撃が警戒視されていることもあり、短期資金が中心ながらも銘柄を絞り込みつつ、循環物色が意識される。また、原油先物相場の上昇が見られるなか、エネルギー関連への物色が想定される一方で、再生エネルギーなどへの対ロ関係悪化によって注目されてきている。方向性が掴みづらいなか、材料株物色が中心になろう。■伊藤園、3Q営業利益 35.2%増 141億円、11-1月はコンセンサス上回る伊藤園<2593>が発表した3Q(5-1月)業績は、営業利益が前年同期比43.1%増の141.11億円だった。コンセンサス(155億円程度)は下回ったが、11−1月は32.55億円であり、コンセンサス(27億円程度)を上回った。コーヒーや飲料水、炭酸飲料などが売れた。「タリーズコーヒー」などの飲食関連事業の売り上げが伸びた。■前場の注目材料・日経平均は上昇(26844.72、+317.90)・米原油先物は上昇(103.41、+7.69)・米長期金利は低下・米国景気の拡大・海外のコロナ感染沈静化・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・三菱電機<6503>産業用パワー半導体を共通設計、開発効率化・三菱自<7211>ロシア製販の停止検討・丸紅<8002>丸紅と京セラ、無人レジ実証、後付けで低コスト導入・トヨタ紡織<3116>アイシンからシート骨格機構部品の商権取得・トヨタ<7203>いすゞ・日野自・トヨタ、商用車開発で連携、脱炭素加速・オートバックス<9832>設計企業を子会社化、量産工程で市販車カスタマイズ・マツダ<7261>メキシコ工場操業を一時停止、月内に1日間・日立建機<6305>世界戦略始動、合弁解消、米州で自前路線・ヤマハ発<7272>ロボ開発の人員増強、搬送・省人・自動化対応、生産ラインも拡充・NEC<6701>富士通と5G基地局オープン化深耕、MWCでアピール・三菱電機<6503>業務用プリンターから撤退、今月末で京都製作所の操業終了・島津製<7701>東ソーとバイオ医薬品市場で協業、製品開発と国内販売・東ソー<4042>比で電解設備能力を増強、来年11月商業運転☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 10-12月期法人企業統計調査・全産業設備投資(前年比予想:+2.9%、7-9月期:+1.2%)・08:50 2月マネタリーベース(1月:前年比+8.4%)<海外>・09:30 豪・10-12月期GDP(前年比予想:+3.5%、7-9月期:+3.9%)
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2022/03/02 08:38