注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は128円台半ばで推移、株安でクロス円レートは伸び悩む
25日午前の東京市場でドル・円は128円50銭台で推移。日経平均の下げ幅は拡大しているが、株安を意識したドル売り・円買いは特に増えていないようだ。ただ、クロス円レートは伸び悩んでいる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円35銭から128円85銭、ユーロ・ドルは、1.0796ドルから1.0816ドル、ユーロ・円は138円61銭から139円19銭。
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2022/04/25 10:53
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドルは底堅い動き、顧客筋のドル買いも
25日午前の東京市場でドル・円は128円70銭台で推移。株安でもドル・円は128円台前半で下げ渋る可能性が高いとみられている。仲値時点のドル需要はやや多かったようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円45銭から128円85銭、ユーロ・ドルは、1.0796ドルから1.0816ドル、ユーロ・円は138円80銭から139円19銭。
<MK>
2022/04/25 10:05
注目トピックス 市況・概況
東京為替:株安でもドル・円は128円台前半で下げ渋る可能性
25日午前の東京市場でドル・円は128円60銭台で推移。株安でもドル・円は128円台前半で下げ渋る可能性が高いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円45銭から128円85銭、ユーロ・ドルは、1.0796ドルから1.0816ドル、ユーロ・円は138円80銭から139円19銭。
<MK>
2022/04/25 09:54
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドルは下げ渋りか、日米金利差拡大の思惑残る
25日午前の東京市場でドル・円は128円60銭台で推移。日米金利差拡大の思惑は消えていないため、ドル・円は128円台前半で下げ渋る可能性が高いとの声が聞かれている。株安は円買い材料にはならないとの見方が増えているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円45銭から128円85銭、ユーロ・ドルは、1.0796ドルから1.0816ドル、ユーロ・円は138円80銭から139円19銭。
<MK>
2022/04/25 09:24
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:ミクシィや東京製鐵などに注目
先週末22日の米株式市場でNYダウは981.36ドル安の33811.40、ナスダック総合指数は335.36pt安の12839.29、シカゴ日経225先物は大阪日中比345円安の26755円。為替は1ドル=128.70-80円。景気敏感株からハイテク株までほぼ全面安の形で大幅続落となった先週末の米株市場の動きを反映して、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、INPEX<1605>、住友商事<8053>、商船三井<9104>などに広く売りが先行しそうだ。共同開発者の米バイオジェンがアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」について、欧州医薬品庁(EMA)への販売承認申請取り下げを発表したことでエーザイ<4523>の軟調が想定される。ほか、外資証券の投資判断格下げ観測があったTHK<6481>も売られそうだ。一方、WK 1 Limitedの保有分増加が確認された東洋建設<1890>は、同社を巡る買収合戦激化への思惑から物色が集まりそうだ。業績予想を上方修正したミクシィ<2121>をはじめ、外部環境の不透明感に左右されにくい任天堂<7974>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモ<3635>、コナミHD<9766>などのゲーム関連は相対的に堅調が見込まれる。ほか、今期営業利益見通しが市場予想並みにとどまった一方、売上高見通しが大幅に予想を上回った東京製鐵<5423>などの反応に注目したい。
<FA>
2022/04/25 09:09
注目トピックス 市況・概況
日経平均は563円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は563円安(9時5分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。先週末の米株式市場で主要指数が大きく下落したことが東京市場の重しとなり、また、ウクライナでの戦闘激化や中国での新型コロナ感染拡大、インフレ長期化見通しや米長期金利の先高観測など懸念材料が引き続き意識され、買い手控え要因となった。一方、先週末の東京市場で日経平均が取引開始後の売り一巡後は下げ渋る展開となったことなどから、自律反発狙いの買いが入りやすく、また、外為市場で128円60銭近辺と先週末22日15時頃に比べ60-70銭ほど円安・ドル高方向に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなっが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
<FA>
2022/04/25 09:05
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~売り先行で始まった後は、GWを控えこう着の強い相場展開に~
25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:売り先行で始まった後は、GWを控えこう着の強い相場展開に■ANA。22/3下方修正 営業損失▲1750億円←▲1250億円■前場の注目材料:三菱重、長崎工場に100億円投資、エアバス向け航空機エンジン部品増産■売り先行で始まった後は、GWを控えこう着の強い相場展開に25日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。22日の米国市場はNYダウが981ドル安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が大幅利上げを示唆したことを受けた投資家心理の悪化で、年内の利上げペース加速を警戒した売りが続き、引けにかけて下げ幅を拡大した。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや電気通信サービスの下げが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比345円安の26755円。円相場は1ドル128円80銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることになりそうだ。これにより、今後は26500円や4月12日につけた26304円辺りが意識されてくる可能性も出てくるため、一段と神経質にさせてくることになろう。ただし、VIX指数は28を超えてきたものの、日経225先物の下落率は1.4%程度にとどまっており、米国市場の大幅下落ほどリスクオフには向かわない可能性もありそうだ。ゴールデンウイーク(GW)を控えているほか、GW中に5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されることから積極的な売買は手控えられると考えられる。そのため、先物主導による短期的な売買に値幅が出る可能性はあるものの、その後のショートカバーの動きも速いと見られる。また、今週は米国では大型テック株の決算が控えているほか、国内においても主要企業の決算が本格化することから仕掛け的な動きも出にくいところだろう。また、米国市場は出来高を伴っての大幅な下落だったことから、今後の利上げを一気に織り込む形でリスクポジションを圧縮した可能性はありそうだ。グローベックスの米株先物で底堅さが意識されるようだと、目先的な底入れ感も高まってくる可能性から、リバウンド機運に繋がる展開も想定しておきたいところだろう。物色については指数インパクトの大きい値がさ株が売り先行で始まることから、値がさハイテク株などの売り一巡後の短期的なリバウンド狙いのほか、主要企業の決算が本格化するため、低迷している銘柄などへはアク抜けを想定した先回り的な動きを見せてくるかが注目される。また、中小型株についてはマザーズ指数の700割れが意識されるなか、一気に3月安値水準に接近する局面においては、自律反発を狙った押し目拾いの動きも見せてくる可能性があるだろう。■ANA。22/3下方修正 営業損失▲1750億円←▲1250億円ANA<9202>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆600億円から1兆200億円、営業損失は1250億円から1750億円に下方修正した。国際線貨物収入が好調に推移した一方で、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大に伴い、第4四半期にまん延防止等重点措置が適用されたことや日本で水際対策が徹底されたことにより、国内線・国際線ともに旅客需要が当初の想定を大きく下回った。利益面では費用面では固定費を中心にコスト削減に努めたものの、燃油価格高騰の影響を受けたことにより、収入の落ち込みをカバーすることができなかった。■前場の注目材料・1ドル=128.70-80円・米長期金利は低下・米国景気の拡大・コロナ流行下の経済活動正常化・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・三菱重<7011>長崎工場に100億円投資、エアバス向け航空機エンジン部品増産・ソフトバンク<9434>東京海洋大と水中で「1対多」光通信実現・KDDI<9433>KDDIなどメタバース運営指針公表、「実在都市再現」住民生活配慮・塩野義<4507>コロナ治療薬供給で米政府と協議・住友ゴム<5110>24年めどセンシング技術事業化、タイヤ摩耗・路面状態検知・豊田合成<7282>戦略投資70億円、愛知・瀬戸工場に新棟・デンソー<6902>CO2削減目標3年前倒し、国内部品生産で・OSG<6136>微細精密工具を4割増産、愛知・新城工場で・三菱重<7011>米社と覚書、クリーン燃料を国内展開・クボタ<6326>インド農機大手エスコーツの子会社化を完了・NTN<6472>新中計、補修用にシフト、アフターマーケット売上高比率30%に・日本触媒<4114>電解質生産コスト半減、リチウム電池向け技術確立へ・住友ファーマ<4506>米に細胞製品製造施設、iPS対応も視野・日本製紙<3863>リグニン製品20%超値上げ、6月1日出荷分から☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・特になし
<ST>
2022/04/25 08:27
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ買い・円売りが大きく広がる可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長く伸び悩んだが、日欧金利差の拡大観測が広がり、一時140円00銭(2022/04/21)まで買われている。ただし、ウクライナとロシアの戦争状態は長期間続く可能性が高いこと、欧州中央銀行による早期利上げの可能性については見方は分かれていることから、ユーロ買い・円売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米長期金利の上昇・ロシア産天然ガスなどエネルギー資源の供給停止懸念・ウクライナとロシアの戦闘は長期化の公算【ユーロ買い要因】・高インフレを受けた欧州中央銀行による金融正常化の思惑・日欧金利差拡大の思惑・フランス大統領選決選投票でマクロン氏の再選が確定的
<FA>
2022/04/25 07:59
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米国金利の先高観でドルは下げ渋る可能性
22日のドル・円は、東京市場では128円69銭から127円74銭まで下落。欧米市場では、128円07銭から129円11銭まで反発し、128円54銭で取引終了。本日25日のドル・円は主に128円台で推移か。米国金利の先高観は後退していないことから、ドルは下げ渋る可能性がある。市場参加者の大半は年末までに米政策金利が2.50%程度まで上昇することを想定しているようだが、インフレ見通しについて予断を許さない状況が続いていることから、一部の市場参加者は政策金利が想定以上に上昇することを警戒している。ドル・円の相場動向については、日本銀行の金融政策次第との意見が依然として多い。今週27-28日開催の日銀金融政策決定会合では、現行の緩和的な金融政策が賛成多数で維持される見込み。日銀黒田総裁は講演で「4月以降、インフレ率は2%程度に加速する可能性があるものの、物価上昇圧力は米国ほど広がっていない」との見解を伝えている。日米金利差拡大の思惑がただちに後退する可能性は低いことから、ドルは対円で底堅い動きを保つとみられる。
<FA>
2022/04/25 07:56
注目トピックス 市況・概況
大阪金見通し:下落か、米長期金利の先高観反映へ
大阪取引所金標準先物 23年2月限・夜間取引終値:7958円(前日日中取引終値↓50円)・想定レンジ:上限8020円-下限7940円25日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は下落しそうだ。21日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の2倍の0.5%の利上げを示唆し、その後も速いペースで利上げを続ける考えを示した。これを受け、市場では米長期金利の先高観が強くなり、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方から金市場への資金流入が細り、金先物は先週末のナイトセッションで下落した。今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、売りが優勢の展開となりそうだ。
<FA>
2022/04/25 07:45
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:景気先行CI指数、全国百貨店売上高、独IFO企業景況感指数など
<国内>08:50 企業向けサービス価格指数(3月) 1.2% 1.1%14:00 景気一致指数(2月) 95.514:00 景気先行CI指数(2月) 100.914:30 全国百貨店売上高(3月) -0.7%14:30 東京地区百貨店売上高(3月) 5.1%<海外>17:00 独・IFO企業景況感指数(4月) 88.1 90.820:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週) 1.84%20:00 ブ・FGV消費者信頼感(4月) 74.827:00 ブ・貿易収支(先週)ブ・個人ローン・デフォルト率(2月、30日までに) 4.6%ブ・経常収支(2月、30日までに) -15.00億ドル -81.46億ドルブ・基礎的財政収支(2月、30日までに) -100億レアル 1018億レアルブ・純債務対GDP比(2月、30日までに) 57.0% 56.6%ブ・融資残高(2月、30日までに) 4兆7000億レアル 4兆6710億レアルブ・経済活動(2月、30日までに) 0.40% -0.99%北朝鮮・朝鮮人民革命軍創建日注:数値は市場コンセンサス、前回数値
<FA>
2022/04/25 06:30
注目トピックス 市況・概況
22日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続落、大幅利上げ警戒した売り継続
■NY株式:米国株式市場は続落、大幅利上げ警戒した売り継続ダウ平均は981.36ドル安の33,811.40ドル、ナスダックは335.36ポイント安の12,839.29で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が大幅利上げを示唆したことを受けた投資家心理の悪化で、寄り付き後下落。終日、年内の利上げペース加速を警戒した売りが続き、引けにかけて下げ幅を拡大した。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや電気通信サービスの下げが目立った。消費財メーカーのキンバリー・クラーク(KMB)は四半期決算で1株当たり利益が市場予想を上回ったほか、通年の売上見通しを引き上げ、大幅上昇。小売りチェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY)は、傘下のベビー用品チェーン、バイバイ・ベイビーに対する買収案が提示されたとの報道を受けて買われた。一方で、衣料小売りのギャップ(GPS)は、純売上見通しを引き下げたほか、オールドネービーの最高経営責任者(CEO)の辞任を発表したことが警戒材料となり、大幅安。また、通信のベライゾン・コミュニケーション(VZ)は高インフレや店舗への客足鈍化を受け、2022年通期の売上高予想を下方修正し、下落した。投資家の恐怖心を示すシカゴVIX指数は28.26まで上昇し、3月中旬以来の高水準となった。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:4会合連続の0.5ポイント利上げ織り込む、ドル・円は一時129円11銭22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円14銭から129円11銭まで上昇し、128円54銭で引けた。米4月製造業PMI速報値は予想外に上昇したものの、サービス業PMI速報値が予想外に低下、総合も押し下げたためドル売りが優勢となった。しかし、短期金融市場でFRBの4会合連続での0.5%の利上げを織り込むと、ドル買いが再び強まった。同時に日本銀行の黒田総裁がコロンビア大での講演で、消費も労働市場も日本が米国に比べ回復が非常に弱く、また、エネルギー価格の上昇が家計や企業を直撃、実質所得を下げるとし、日本のインフレは米国と違い一時的との見解で緩和策を当面維持する可能性を示唆し、金融引き締めの兆候は全く見られず円売りに拍車がかかった。ユーロ・ドルは1.0845ドルへ強含んだのち、1.0771ドルまで下落し、1.0797ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が年内の利上げの可能性が強いとの見解を示したため下げ止まった。ユーロ・円は139円19銭へ強含んだのち、138円32銭まで下落。ポンド・ドルは1.2903ドルから1.2823ドルまで下落した。英3月小売売上高が予想を下回ったほか、ベイリー英中銀総裁が量的引き締めは市場が安定したときのみ実施するとの慎重な姿勢を示し、ポンド売りが強まった。ドル・スイスは0.9544フランから0.9593フランまで上昇した。■NY原油:反落、欧米株安を嫌気した売りが入る22日のNY原油先物6月限は反落(NYMEX原油6月限終値:102.07 ↓1.72)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-1.72ドルの102.07ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは101.06ドル-104.22ドル。アジア市場で104.22ドルまで買われたが、株安を警戒して伸び悩み、ロンドン市場の序盤に101.22ドルまで反落。供給不安は消えていないことから、ニューヨーク市場の序盤に103ドル台前半まで戻す場面があった。しかしながら、欧米株安を嫌気した売りが増えたことによって102ドルを再び下回り、通常取引終了後の時間外取引で101.06ドルまで下げている。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 37.56ドル -1.35ドル(-3.47%)モルガン・スタンレー(MS) 84.74ドル -4.17ドル(-4.69%)ゴールドマン・サックス(GS)319.77ドル -14.53ドル(-4.35%)インテル(INTC) 46.54ドル -0.96ドル(-2.02%)アップル(AAPL) 161.79ドル -4.63ドル(-2.78%)アルファベット(GOOG) 2392.28ドル -106.47ドル(-4.26%)フェイスブック(FB) 184.11ドル -3.96ドル(-2.11%)キャタピラー(CAT) 216.30ドル -15.16ドル(-6.55%)アルコア(AA) 67.37ドル -4.83ドル(-6.69%)ウォルマート(WMT) 156.86ドル -3.01ドル(-1.88%)
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2022/04/25 06:12
注目トピックス 市況・概況
個人投資家・有限亭玉介:米金利上昇はグロース株に逆風?最近の注目株【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2022年4月18日15時に執筆ウクライナ情勢が織り込み済みになったか…と思えば、再び米利上げが警戒されて下落するという難しい局面ですなぁ。米国株も日本株も、リスクを嫌気した方向性が定まらない値動きが続いている印象です。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。米株式市場でのハイテク株の売りを受けて、日本でも半導体関連などに代表されるハイテク株への売りが目立っています。米長期金利の上昇によって上値の重さが目立っています。再編されたばかりの東証グロース市場のチャートにも勢いは無いように感じられます。特に製造業や中小企業にとって、昨今の原油高はコスト増に拍車をかける事になるでしょう。4月末から5月にかけて決算短信が出揃いますので、3月期決算の各企業が出す来期業績予想の見通しも含めて逆境に強い企業を見定めたいところです。世界情勢に目を向ければ、過度なインフレを抑制する為に欧州中央銀行(ECB)でも量的緩和を縮小させて利上げへ向かう議論がされています。ロシアへの経済制裁によるエネルギー不足の影響もあり、依然として欧州でもインフレが加速している模様です。ソロスチャートを参考にすれば、ユーロの供給量が減ればユーロに対して円安が進むと思われます。日本の現状では海外諸国のような過度なインフレでは無い為、日銀がどう判断するかGW前の4月27日・28日の金融政策決定会合には注目です。相場が一変するようなサプライズがあるのか…GW前に手仕舞いする投資家も増えるかもしれませんな。さて、逆風のグロース株ですが、強そうな銘柄を見定めて参ります。再生医療関連から、さい帯血の分離・保管を行う細胞バンク事業を手掛けるステムセル研究所<7096>は、地合いが悪い相場でも直近で下値を切り上げています。民間シェア99%を誇る同社は、業界の発展を担う存在になっていきそうです。AIを活用したマーケティングを展開するWACUL<4173>は、一時25日移動平均線を上回ってきていましたが、読売新聞が同社の「DXコンサルティング」を導入した事が材料となっていましたな。23年2月の業績予想は人材や広告への投資に注力して、経常利益は微減も、売上高は伸長するとの予想です。半導体検査装置や設計受託が業績寄与しているシキノハイテック<6614>は、長期の下落基調から切り返しております。半導体関連銘柄の売りが目立つ中でも、直近の業績は好調で5月13日の決算発表がどうなるか注視です。昨年末にIPOしたエクサウィザーズ<4259>は、上場直後に売られて底値圏から上放れしてきた模様です。介護記録AIアプリ「CareWiz ハナスト」が、パラベッド<7817>の「見守り支援システム」と連携するなど幅広い分野で同社のサービスが活用されているようですなぁ。5月11日の決算発表も監視です。化粧品などオリジナルブランドの企画・開発やECサイトも運営するWaqoo<4937>は、昨年6月末の上場後から下落基調となっていましたが、ここに来て底値圏から動意し、昨年11月にあけた一気に窓を埋めてきています。今後押し目を形成するとしたら5月13日の決算前後か…と監視中です。最後は、東電関連を中心に発電所の関連設備エンジニアリングを手掛ける東京エネシス<1945>です。国内の電力不足の懸念から原発再稼働が議論されており、同社にも思惑があります。直近の業績は軟調ながら、岸田総理の発言を受けて物色される可能性もあるか…。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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2022/04/24 10:00
注目トピックス 市況・概況
本当の「悪い円安」【フィスコ・コラム】
ドル・円相場は歴史的な水準をあっさり上抜け、20年ぶりの高値圏に浮上しました。輸入インフレを招く「悪い円安」は続くものの、ある程度の水準で止まるでしょう。しかし、将来東アジアで緊張が高まれば、そんなレベルでは済まないのは言うまでもありません。4月13日の取引でドル・円は上値メドとして意識されていた「黒田シーリング」の125円86銭を上抜け、2002年以来20年ぶりの高値水準に切り上げています。その後も心理的節目を次々に突破し、気づいてみれば130円が間近に迫りました。勢いづいた相場は、もはやテクニカル分析の目安も役に立ちません。投機的な取引のせいか、最前線の市場関係者でさえ予想をことごとく外す毎日です。黒田東彦日銀総裁は「悪い円安」を意識したせいか、最近の円安について「かなり急速な変動」「マイナス面も考えないといけない」と発言。一見すると円安容認を改めたようにも理解できますが、「全体としてプラスとの評価は変えていない」とも述べ、その後の円売りを誘発する要因になりました。鈴木俊一財務相はドル・円の128円台到達の際、円安をけん制していますが、流れは変わりません。といっても、米連邦準備理事会(FRB)がタカ派姿勢を弱めれば、米金利の失速とともにドル買いは一服するとみられます。また、黒田総裁が異次元緩和へのこだわりを捨てれば、過度な円売りは抑制されるはずです。「異次元」に固執しても、来年3月には任期を終えるので、こちらも時間の問題です。数カ月はドル高・円安が続き、現在のペースなら140円台も想定内といえるでしょう。警戒しなければならないのは、ロシアのウクライナ侵攻で世界が戦時モードに入ったことです。日本も西側として対ロシア制裁に参加し、核保有国であるロシアと中国、北朝鮮に囲まれている現状に改めて気づかされます。日本嫌いの韓国を含めれば、東アジアでの日本の孤立は決定的です。日米同盟といっても、アメリカは自国に被害が及ばないよう中ロとの直接軍事衝突を避けているように見えます。自民党内でも穏健派とされる岸田文雄首相(党総裁)が7月の参院選をにらみ、自衛力の強化を打ち出しました。日本維新の会は核共有や非核三原則の見直しを公約に盛り込む方針で、核武装を望む声を取り込もうとしています。ただ、軍事大国化すれば安心・安全でしょうか。周辺国の挑発がエスカレートすれば、かえって一線を超えるリスクが高まります。その際、孤立無援の日本の通貨を誰が買い支えるのでしょうか。ロシアのように、戦争当事国は経済の悪化に伴う通貨安・インフレにさらされます。円はこれまで世界最大の債権国であることを背景に安全通貨とされてきましたが、これからはリスク通貨になる可能性も出てきました。外貨売り・自国通貨買い介入にも限度があり、円安は制御不能に陥らないとも限りません。国土を守るのと同じぐらい通貨の防衛が重要であることを、多くの政治家に認識してもらわなければならないでしょう。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。
<YN>
2022/04/24 09:00
注目トピックス 市況・概況
来週の相場で注目すべき3つのポイント:GAFAM決算、米FOMC、グロースIPO4社など
■株式相場見通し予想レンジ:上限27500円-下限26000円来週・再来週の日経平均は神経質な展開か。東京市場がゴールデンウイーク(GW)中の5月3-4日に連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるため、警戒感が強まろう。国際通貨基金(IMF)主催の討論会で、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は「インフレは3月にピークがあった可能性があるが、それは当てにならない」、「適切な場合は政策を厳しくするつもりである」などと、利上げペースの前倒しを支持するような発言をした。これを受け、一部であった年央から再緩和に転じるとの見方は修正を迫られた。一部の金融機関は6月、7月の2会合連続で0.75ptの利上げが実施されると予想している。今年は年始から金融引き締めが最大のテーマとして台頭し、折に触れ「もう十分に織り込んだ」と言われてきた。しかし、市場は事あるごとに何度もタカ派化するFRBに追随する形で修正を迫られており、結局「もう織り込んだ」がほとんど通用していない。また、今回のFOMCは日本のGW中に開催されるため、身動きが取れないリスクを嫌って、休暇入り前には手仕舞い売りなどが出やすい。相場の調整リスクには注意したい。一方、今の相場の取引参加者のほとんどは短期目線で、中長期目線の投資家はほぼ様子見だ。これまで同様、一方向に傾くことも少なく、大きく動けばその翌日には元に戻すような展開が想定される。そのため、FOMC、連休入り前に手仕舞い売りがかさんだ場合には、むしろFOMC通過後には短期的なあく抜け感で相場が上昇する可能性も考えられる。ただ、FRBの政策スタンスを完全に織り込めない状況が続くなか、持続的な上昇は見込みにくい。東京市場でFOMCの結果を織り込むのは週末6日で、この日の晩には米雇用統計が控えていることもあり、積極的な押し目買いが入りにくいことも想定される。4月27-28日には日銀金融政策決定会合が開催予定だ。黒田東彦総裁は「日本経済全体として円安はプラス」との見解を維持し、強力な金融緩和を続けていく方針を示しているため、今会合では現状維持が決まる可能性が高く、サプライズはないだろう。来週はファナック<6954>やキーエンス<6861>、アドバンテスト<6857>など注目企業の決算発表が多い。今週の日本電産<6594>などの株価反応を見る限り、ハードルは低そうだが、トレンドが転換するほどの持続的な買いは期待しづらいだろう。米国でも注目決算が目白押しだ。来週はアルファベット、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズ、アップル、アマゾンのいわゆる“GAFAM”と呼ばれる大型テック企業の発表が控える。今週は動画配信サービスのネットフリックス株の急落が市場心理を大幅に悪化させた。2月にはメタが今回のネットフリックスと似たような急落劇を見せ“メタショック”を引き起こしたが、今回もメタショック第2弾が放たれるようなことがあると、足元弱気に傾いている相場の更なる深押し要因となりかねないため、注意深く見守りたい。■為替市場見通し来週・再来週(4月25日−5月6日)のドル・円は底堅い値動きか。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締め加速を決定後、材料出尽くしにより利益確定のドル売りが一時的に増える可能性がある。ただ、金融正常化を意識したドル買いはその後も継続するとみられる。また、日本銀行による緩和継続を受け、円売りが引き続き主要通貨を支える展開となりそうだ。パウエルFRB議長ら金融当局者は5月3-4日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、タカ派姿勢を崩していない。大半の市場参加者は利上げ幅0.5ptへの拡大や保有資産の縮小といった引き締めを想定しているが、FRBは金融引き締めを加速させる方針を崩さず、ドルは再び上昇トレンドを形成し、130円台に水準を切り上げる可能性があろう。日銀は4月27-28日の金融政策決定会合で、現行の緩和的な金融政策を堅持する公算。同時に公表される展望レポートでは従来の金融緩和の方針を多少修正し、「悪い円安」を抑止する姿勢を見せるかが注目される。ただ、大幅な修正は想定しにくく、決定会合後は円安容認を前提とした円売りが強まる可能性がある。一方、欧州中央銀行や英中央銀行のほか、豪準備銀行やカナダ中央銀行などその他の主要中銀もインフレ高進に対応しようとタカ派色を強めるとみられ、クロス円は上昇基調を維持しそうだ。また、24日のフランス大統領選でマクロン大統領の再選なら、ユーロ高・円安の相場展開となる可能性があるため、ドル・円の取引に何らかの影響を及ぼすことも予想される。■来週の注目スケジュール4月25日(月):日・景気動向指数(2月)、日・全国百貨店売上高(3月)、独・IFO企業景況感指数(4月)など4月26日(火):日・失業率・有効求人倍率(3月)、決算発表→ファナック、米・耐久財受注(3月)、米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(2月)、米・消費者信頼感指数(4月)、米・新築住宅販売件数(3月)、米・決算発表→マイクロソフト、アルファベットなど4月27日(水):日・日銀金融政策決定会合(-28日)、ストレージ王/モイが東証グロースに新規上場、決算発表→アドテスト、キーエンス、エムスリー、中・工業企業利益(3月)、米・中古住宅販売成約指数(3月)、米・決算発表→メタ・プラットフォームズ、クアルコムなど4月28日(木):日・鉱工業生産指数(3月)、日・小売売上高(3月)、日・住宅着工件数(3月)、黒田日銀総裁が会見、クリアル/ペットゴーが東証グロースに新規上場、決算発表→デンソー、村田製、レーザーテック、米・GDP速報値(1-3月)、米・決算発表→キャタピラー、アップル、インテル、アマゾンなど4月29日(金):株式市場は祝日のため休場(昭和の日)、欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(4月)、欧・ユーロ圏GDP速報値(1-3月)、米・雇用コスト指数(1-3月)、米・個人所得/個人消費支出(3月)、米・PCEコアデフレーター(3月)、米・決算発表→シェブロン、エクソンモービルなど4月30日(土):中・製造業/非製造業PMI(4月)など5月2日(月):米・ISM製造業景況指数(4月)など5月3日(火):株式市場は祝日のため休場(憲法記念日)、欧・ユーロ圏生産者物価指数(3月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)(4日まで)など5月4日(水):株式市場は祝日のため休場(みどりの日)、米・ADP全米雇用報告(4月)、米・ISM非製造業景況指数(4月)、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見など5月5日(木):株式市場は祝日のため休場(こどもの日)、中・財新サービス業PMI(4月)、英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表など5月6日(金):米・雇用統計(4月)など
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2022/04/23 18:54
注目トピックス 市況・概況
新興市場見通し:マザーズ7日続落に米株急落で心理一段と悪化、IPO4社
今週の新興市場では、日経平均がほぼ横ばいとなる一方、マザーズ指数は大幅な下落を強いられた。週間では3週連続の下落となり、日次でも週末まで7営業日続落した。世界的なインフレ長期化や米金融引き締め加速を睨んだ動きが広がり、米金利上昇がグロース(成長株)色の強い新興株にとって逆風となった。マザーズ指数は週初に25日移動平均線を割り込み、前回の当欄で懸念したとおりトレンド悪化が意識されたとみられる。また、米動画配信大手ネットフリックスが決算を受けて株価急落したことなども新興IT株の先行き不安につながったようだ。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.0%であったのに対して、マザーズ指数は-8.2%、東証グロース市場指数は-7.9%だった。個別では、東証グロース市場の時価総額トップであるメルカリ<4385>が週間で19.2%安と大幅に下落。下落基調に歯止めがかからず、2020年4月以来の安値を付けている。その他時価総額上位もビジョナル<4194>が同7.2%安、フリー<4478>が同9.2%安、JTOWER<4485>が同17.1%安と軒並み軟調。売買代金上位では、直近上場のサークレイス<5029>やセカンドサイトアナリティカ<5028>、信用取引規制が実施されたHENNGE<4475>が2割超の大幅下落となった。また、前期業績の下方修正を発表したビープラッツ<4381>などが週間の東証グロース市場の下落率上位に顔を出した。一方、時価総額上位ではティーケーピー<3479>が同13.8%高。新製品発売のセルソース<4880>、エンターテインメント事業子会社設立のBirdman<7063>も大きく上昇した。また、「軟骨再生シート」に関する日本での特許査定を発表したセルシード<7776>が週間の東証グロース市場の上昇率トップとなった。IPOでは2社が新規上場し、このうち東証スタンダード及び名証メインへ上場したフルハシEPO<9221>は公開価格比+52.0%という初値を付けた(東証)。来週・再来週の新興市場では、投資家心理の更なる悪化に警戒せざるを得ないだろう。4月22日の米株式相場は急落。これまで「インフレは一時的」「経済は堅調」といった見方を支えに持ちこたえてきたが、米金融当局の要人が相次ぎインフレ対応を重視する姿勢を示し、0.75ptの大幅利上げ観測も広がってきたことで大きく崩れてしまった感がある。日米の個人投資家のセンチメント悪化とハイグロース(高成長)銘柄の株価調整はやや先行していた印象だが、波乱相場への警戒やゴールデンウィークの休場で買い持ちを減らす動きが一段と広がりそうだ。来週・再来週は、4月26日にマクアケ<4479>、27日にJストリーム<4308>、28日にメルカリなどが決算発表を予定している。ハイグロース銘柄への逆風が強い現在の市場環境を考慮すると、マクアケ、メルカリとも売上成長より損益の改善度合いの方が株価に与える影響が大きいかもしれない。IPO関連では、4月27日にストレージ王<2997>とモイ<5031>が、28日にクリアル<2998>とペットゴー<7140>がいずれも東証グロースへ新規上場する。モイはライブ配信サービス「ツイキャス」で知られるが、ベンチャーキャピタル保有株がやや多い。新興グロース株に厳しい環境ながらIPO銘柄への物色意欲は根強く、出足好調となるか注目したい。なお、今週はトリプルアイズ<5026>(5月31日、グロース)の新規上場が発表されている。
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2022/04/23 15:04
注目トピックス 市況・概況
為替週間見通し:底堅い値動きか、米FOMCで0.50ポイントの追加利上げを想定
【今週の概況】■日米金利差の大幅な拡大を想定して円売り強まる今週のドル・円は続伸。4月20日の取引で2002年4月以来となる129円40銭までドル高・円安が進行した。米連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ高進に積極的に対応するとの見方が一段と広がった。また、日本銀行の黒田総裁は18日に衆院決算行政監視委員会に出席し、「大きな円安や急速な円安ではマイナスの方が大きくなる」と述べたものの、「円安は全体として日本経済にプラス」との見方を改めて伝えたことから、日米金利差拡大を想定したドル買い・円売りが続いた。22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円台前半から129円11銭まで買われた。この日発表された米国の4月S&Pグローバルサービス業PMI速報値は、市場予想を下回ったことから、一時ドル売りが優勢となった。しかしながら、5月、6月、7月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の3会合で合計1.5ポイントの追加利上げが決定される可能性は高いとの見方が広がったこと、日本銀行の黒田総裁は講演で、「消費も労働市場も日本は米国に比べ回復が非常に弱い」、「日本のインフレは米国と違い一時的」との見解を表明し、日米金利差の大幅な拡大が想定されることから、ドル買い・円売りが再び優勢となった。ドル・円は128円54銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:126円25銭−129円40銭。【来週・再来週の見通し】■底堅い値動きか、米FOMCで0.50ポイントの追加利上げを想定来週・再来週(4月25日−5月6日)のドル・円は底堅い値動きか。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め加速を決定後、利益確定のドル売りが一時的に増える可能性がある。ただ、金融正常化を好感したドル買い・円売りはその後も継続するとみられる。また、日本銀行による緩和継続を受け、円売りが引き続き主要通貨を支える展開となりそうだ。パウエルFRB議長らの金融当局者は5月3-4日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、タカ派姿勢を崩していない。大半の市場参加者は利上げ幅0.50ポイントへの拡大や保有資産の縮小といった引き締めを想定しているが、FRBは金融引き締めを加速させる方針を崩さず、ドルは再び上昇トレンドを形成し、130円台に水準を切り上げる可能性があろう。日銀は4月27-28日の金融政策決定会合で、現行の緩和的な金融政策を堅持する公算。同時に公表される展望レポートでは従来の金融緩和の方針を多少修正し、「悪い円安」を抑止できるか注目される。ただ、大幅な修正は想定しにくく、決定会合後は円安容認を前提とした円売りが強まる可能性がある。一方、欧州中央銀行や英中央銀行のほか、豪準備銀行やカナダ中央銀行などその他の主要中銀もインフレ高進に対応しようとタカ派色を強めるとみられ、クロス円は上昇基調を維持。また、24日のフランス大統領選でマクロン大統領の再選なら、ユーロ高・円安の相場展開となる可能性があるため、ドル・円の取引に何らかの影響を及ぼすことも予想される。【米連邦公開市場委員会(FOMC)】(5月3-4日開催予定)5月3-4日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ幅拡大や保有資産の縮小が見込まれており、長期金利が上昇した場合、ドル買いが進む見通し。【米・4月雇用統計】(5月6日発表予定)5月6日発表の米4月雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比+35.0万人(3月+43.1万人)、失業率は3.6%(同3.6%)の見通し。市場予想と一致した場合、ドル買い材料となり得る。予想レンジ:127円00銭−130円50銭
<FA>
2022/04/23 14:43
注目トピックス 市況・概況
ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、ECBの引き締め期待再燃も
■もみ合い、ECBによる7月利上げの可能性残る今週のユーロ・ドルはもみ合い。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めペース加速観測からユーロ売り・ドル買いが先行したが、ラトビア中央銀行総裁、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁が7月利上げ実施の可能性に言及し、ユーロ買い・米ドル売りが優勢となった。ただ、ラガルドECB総裁がユーロ圏の成長リスクについて「下方に傾斜している」と指摘したことから、ユーロ買いは縮小した。取引レンジ:1.0761ドル-1.0936ドル。■もみ合いか、ECBによる金融引き締めへの期待残る来週・再来週のユーロ・ドルはもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)副総裁は7月利上げの可能性に言及し、4月29日発表の消費者物価指数が市場予想を上回った場合、引き締め期待再燃によるユーロ買いが優勢となりそうだ。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)は5月3-4日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅拡大など金融正常化を強める見通しであり、ユーロ買い・米ドル売りが大きく広がる可能性は低いと予想される。予想レンジ:1.0700ドル−1.0900ドル■強含み、仏大統領選におけるマクロン氏優勢の報道を好感今週のユーロ・円は強含み。一時140円00銭までユーロ高・円安が進んだ。ラトビア中央銀行総裁やデギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁が7月に利上げ実施の可能性に言及したこと、日本の昨年度の貿易収支が2年ぶりの赤字となり、貿易赤字定着への懸念が浮上したことから、ユーロ買い・円売りが優勢となった。4月24日実施の仏大統領選の決選投票で現職のマクロン大統領が優勢との世論調査結果もユーロ買い材料となった。取引レンジ:136円46銭−140円00銭。■底堅い値動きか、ECBの引き締め期待再燃も来週・再来週のユーロ・円は底堅い値動きか。日本銀行は金融政策決定会合で現行の緩和政策を維持する公算。展望レポートでの修正が小幅にとどまれば円安容認と受け止められ、円売りがユーロを押し上げる展開となる可能性がある。欧州中央銀行(ECB)副総裁が7月利上げの可能性に言及したことで、4月29日発表の域内消費者物価指数が注目される。堅調な内容なら引き締め期待が再燃し、ユーロ買い優勢に。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・4月29日:4月消費者物価コア指数(3月:前年比+3.0%)・4月29日:1-3月期域内総生産(10-12月期:前年比+4.6%)・5月3日:3月失業率(2月:6.8%)予想レンジ:137円00銭−141円00銭
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2022/04/23 14:40
注目トピックス 市況・概況
豪ドル週間見通し:強含みか、中銀会合で早期利上げ示唆か
■弱含み、欧米株安を嫌気して豪ドル売り強まる今週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)による早期利上げ観測が強まり、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが優勢となった。しかしながら、米長期金利の上昇を警戒した豪ドル売り・米ドル買いが増えたことで対円レートの上昇は一服。さらに、欧米諸国の株式が週末前に大幅安となったことから、リスク回避的な豪ドル売り・円買いが広がった。取引レンジ:92円99銭-95円75銭。■強含みか、中銀会合で早期利上げ示唆か来週・再来週の豪ドル・円は強含みか。豪準備銀行(中央銀行)の5月理事会では政策金利(0.10%)の据え置きが予想される。しかし、4月会合議事要旨での「インフレや賃金の伸びにともない最初の利上げ時期の見通しが早まった」との見解から、早期利上げが示唆されるとみられ、豪ドル買いに振れやすい。1-3月期消費者物価指数(CPI)の発表が注目される。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・4月27日:1-3月期消費者物価指数(10-12月期:前年比+3.5%)・5月3日:豪準備銀行が政策金利発表(0.10%に据え置き予想)・5月4日:3月小売売上高(2月:前月比+1.8%)・5月5日:3月貿易収支(2月:+74.57億豪ドル)・5月6日:豪準備銀行四半期金融政策報告予想レンジ:92円00銭-95円00銭
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2022/04/23 14:39
注目トピックス 市況・概況
英ポンド週間見通し:もみ合いか、英中銀金融正常化の継続を見極める展開
■堅調推移、米ドル高・円安の相場展開の影響受ける今週のポンド・円は伸び悩み。日英金利差の拡大予想を背景に、一時168円台半ば近辺までポンド高・円安に振れる場面があった。しかしながら、米長期金利の上昇を意識してポンド売り・米ドル買いが強まり、この影響でポンド買い・円売りは一服。さらに、欧米諸国の株式が週末前に大幅安となったことから、ポンド売り・円買いの取引が広がる結果となった。取引レンジ:164円65銭-168円43銭。■もみ合いか、英中銀金融正常化の継続を見極める展開来週・再来週のポンド・円はもみ合いか。4月27-28日開催の日銀金融政策決定会合で緩和方針を維持するとみられ、円売り基調によりポンドは下げづらい値動きとなりそうだ。一方、4月に発表された英国の堅調なインフレ指標を受け、5月4-5日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)は追加利上げが見込まれる。ただ、その後もタカ派姿勢を維持するかは不透明で、ポンドは失速の可能性も。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・5月5日:英中央銀行MPCが政策金利発表(現行:0.75%)予想レンジ:163円00銭-167円00銭
<FA>
2022/04/23 14:38
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米国株式市場見通し:FOMCに注目
FRBは5月3日から4日にかけてFOMC開催を予定しており、結果に注目だ。FRBはこの会合で0.5ptの追加利上げに踏み切るとみられている。声明では、今後の利上げペースが焦点となるほか、保有資産の縮小計画が正式に発表される見込み。既に公表済みの3月FOMC議事録の中で、委員会が保有資産縮小規模に関して国債で月額600億ドル程度、住宅ローン担保証券(MBS)で同350億ドル程度を上限とする見解で一致したことが明らかになっている。FRB高官の大半は講演やイベントで迅速な利上げを実施し、年末までに政策金利であるFF金利誘導目標を中立水準に戻す必要があると主張している。また、政策金利を中立水準以上に引き上げることにも前向きな姿勢で、高インフレ抑制に断固として取り組む強い姿勢を強調した。中立水準を3%-3.25%とみているセントルイス連銀のブラード総裁を除き、大半の高官は中立水準を2%-2.5%辺りとみているようだ。急激な利上げは、依然投資家心理に影響するため、短期的には引き続き売り材料となる可能性がありそうだ。しかし、パウエル議長はじめFRB高官らが、講演などで現段階で可能な限り明確な引き締めの道のりを市場に伝達しているため、いずれ、年内の速やかな利上げ計画が相場に織り込まれるだろう。急激に経済状況が変わらない限り、売り圧力が次第に緩和していくことが予想される。また、マスク着用義務が排除され、春夏にかけて、経済活動再開セクターの改善が本格化し相場全体を押し上げそうだ。経済指標では、3月シカゴ連銀全米活動指数、4月ダラス連銀製造業活動指数(25日)、3月耐久財受注、2月FHFA住宅価格指数、2月S&P20都市住宅価格指数、4月消費者信頼感指数、4月新築住宅販売件数(26日)、3月中古住宅販売件数(27日)、1-3月期国内総生産(GDP)速報値、週次新規失業保険申請件数(28日)、1-3月期雇用コスト指数、3月個人所得・支出、PCEコアデフレーター、4月シカゴPMI、4月ミシガン大消費者信頼感指数確定値(29日)、3月建設支出、4月ISM製造業景気指数(5月2日)、3月製造業受注、3月JOLT求人、3月耐久財受注(3日)、4月ADP雇用統計、3月貿易収支、4月ISM非製造業景気指数(4日)、1-3月期非農業部門労働生産性(5日)、4月雇用統計(6日)などが予定されている。1-3月期GDP速報やISM製造業・非製造業景気指数、雇用統計など重要指標が目白押しだ。FRBが利上げに踏み切ったのち、雇用や景気動向に注目だ。今後は、果たして経済が景気後退入りを回避できるかが焦点となってこよう。主要企業決算では、重機メーカーのキャタピラー(28日)、航空機メーカーのボーイング、貨物運送のユナイテッド・パーセル・サービス(26日)、飲料メーカーのコカ・コーラ(25日)やペプシコ(26日)、メキシコ料理レストランチェーンのチポトレ(26日)、ファーストフードチェーンのマクドナルド(28日)に加え、ハイテク関連では、検索エンジングーグルなどを展開するアルファベット、ソフトウェアメーカーのマイクロソフト(26日)、ソーシャルネットワークサイトのフェイスブックを運営するメタ(27日)、携帯端末のアップル、オンライン小売りのアマゾン(28日)、短文投稿サイトのツイッター(28日)などが予定されている。さらに、オンライン決算のペイパル(27日)やブロック(5月5日)、石油関連ではシェブロン、エクソン・モービル(29日)、デボンエナジー(5月2日)、製薬会社のイーライ・リリー、メルク(28日)、自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(26日)、フォード(27日)、半導体のインテル(28日)、クレジットカード会社のマスターカード(28日)やビザ(26日)、レンタカー会社のエイビス(5月2日)、旅行予約サイトのエアビーアンドビー(3日)、オンラインカジノを経営するドラフトキング(6日)などが発表予定だ。金利高の影響でハイテクセクターは下落基調だが、果たして決算の結果で持ち直すことができるかに注目したい。また、半導体では、見通しにおけるサプライチェーン混乱の影響に関する言及に注目だ。世界経済の動向をあらわすベンチマークとしてキャタピラーの決算では、パンデミックからの回復が証明できるかに注目だ。(Horiko Capital Management LLC)
<FA>
2022/04/23 14:35
注目トピックス 市況・概況
国内株式市場見通し:日米主要企業決算本格化、GW中のFOMC前に調整警戒
■パウエル発言受け週末に大幅調整今週の日経平均は週間で12.07円高(+0.04%)と小幅ながら続伸。週足のローソク足は上下にヒゲ伴いながらも2週連続で陽線を形成。終値は引き続き13週移動平均線上を維持した。21日の日本電産<6594>の決算を皮切りに3月期企業の決算シーズンが本格化するのを前に、様子見ムードが強く、短期筋主体の相場展開のなか、米長期金利など海外市場の動向に神経質な展開が続いた。ただ、日経平均は週初18日に下落したものの、19-21日までは3日続伸。セントルイス連銀のブラード総裁がインフレ抑制のため大幅な利上げが必要との見方を示し、米10年債利回りは2.9%台後半まで上昇する場面があった。また、決算を発表した動画配信サービス米ネットフリックス株の急落などもあったが、円安進行、21日の国際通貨基金(IMF)主催討論会でのパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の発言を前にした持ち高調整の買い戻しが優勢だったようだ。しかし、週末22日は447.80円安と大幅反落。前日の海外市場で金融当局の要人から利上げに積極的な発言が相次ぎ出て、金利が上昇。注目されたIMF主催討論会ではパウエル議長が金融引き締め加速を示唆したことで、金利が上昇し、ハイテク株を中心に幅広い銘柄で売りが広がった。こうした流れを嫌気し、日経平均の下げ幅は一時600円を超えた。しかし、短期筋主体の相場展開のなか、一方向に傾き続けることはなく、下げ渋ると27000円は回復して週を終えた。■日米で金融政策決定会合が開催予定来週・再来週の日経平均は神経質な展開か。東京市場がゴールデンウイーク(GW)中の5月3、4日の間には連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるため、警戒感が強まろう。IMF主催の討論会で、パウエル議長は「インフレは3月にピークがあった可能性があるが、それは当てにならない」、「適切な場合は政策を厳しくするつもりである」などと、利上げペースの前倒しを支持するような発言をした。これを受け、一部であった年央から再緩和に転じるとの見方は修正を迫れられた。一部の金融機関は6月、7月の2会合連続で0.75ptの利上げが実施されると予想している。今年は年始から金融引き締めが最大のテーマとして台頭し、折に触れ「もう十分に織り込んだ」と言われてきた。しかし、市場は事あるごとに何度も、タカ派化するFRBに追随する形で修正を迫れており、結局「もう織り込んだ」がほとんど通用していない。また、今回のFOMCは日本のGW中に開催されるため、身動きが取れない空白リスクを嫌って、休暇入り前には手仕舞い売りなどが出やすい。相場の調整リスクには留意したい。一方、今の相場の取引参加者のほとんどは短期目線で、中長期目線の投資家はほぼ様子見だ。これまで同様、一方的に一方向に傾くことも少なく、大きく動けば、その翌日には元に戻す展開が想定される。そのため、FOMC、連休入り前に手仕舞い売りが嵩んだ場合には、むしろ、FOMC通過後には短期的なあく抜け感で相場が上昇する可能性も考えられる。ただ、FRBの政策スタンスを完全に織り込めない状況が続くなか、持続的な上昇は見込みにくい。東京市場でFOMCの結果を織り込むのは週末6日で、この日の晩には米雇用統計が控えていることもあり、積極的な押し目買いが入りにくいことも想定される。4月27-28日には日銀金融政策決定会合が開催予定だ。黒田総裁は「日本経済全体としては、円安はプラス」との見解を維持し、強力な金融緩和を続けていく方針を示しているため、今会合では現状維持に決まる可能性が高く、サプライズはないだろう。■日米で注目決算相次ぐ来週はファナック<6954>やキーエンス<6861>、アドバンテスト<6857>など注目企業の決算が多い。今週の日本電産<6594>などの株価反応を見る限り、ハードルは低そうだが、トレンドが転換するほどの持続的な買いは期待しづらいだろう。米国でも注目決算が目白押しだ。来週はアルファベット、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズ、アップル、アマゾンのいわゆる“GAFAM”と呼ばれる大型テック企業の決算が控える。今週はネットフリックス株の急落が市場心理を大幅に悪化させた。2月には、メタが今回のネットフリックスと似たような急落劇を見せ、“メタショック”を引き起こしたが、今回もメタショック第2弾が放たれるようなことがあると、足元弱気に傾いている相場の更なる深押し要因となりかねないため、注意深く見守りたい。■米FOMC、米ISM景気指数、米雇用統計など来週は26日に3月失業率・有効求人倍率、米3月耐久財受注、米2月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、米4月消費者信頼感指数、米3月新築住宅販売、27日に日銀金融政策決定会合(- 28日)、28日に3月鉱工業生産、3月商業動態統計、3月住宅着工統計、黒田日銀総裁会見、米1-3月期GDP速報値、29日に中国財新4月製造業PMI、米3月個人消費支出・個人所得などが発表予定。再来週は5月2日に米4月ISM製造業景気指数、3日に米FOMC(-4日)、4日に米4月ADP雇用統計、米4月ISM非製造業景気指数、米パウエル議長会見(5日未明)、6日に米4月雇用統計などが発表予定。
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2022/04/23 14:34
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もちこ@株初心者:インフレだから強い?資産を守るために狙いたい銘柄5選【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「もちこ@株初心者」氏(ブログ:「株初心者もちこのゆるゆる株日記」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2022年04月21日17時に執筆【株初心者もちこのゆるゆる株日記】という投資ブログを執筆している【もちこ@株初心者】と申します。最近、深夜に家のコンロでマシュマロをあぶって貪るのを止められません。深夜の悪いことは何故あんなにも楽しいのでしょうか。これをご覧のあなたも是非やってみてください。虜になること間違いなしです。ただし、マシュマロを消し炭にしないようご注意ください。さて、本格化してきた決算シーズン、そして実生活の中でも物価上昇が顕著に表れてきた今日のこの頃ですが、如何お過ごしでしょうか。世間では着々と進むインフレによって、お金と物の価値が変わり始めていますね。思えば、まだパンデミックの傷跡も生々しいうちからロシアによるウクライナ侵攻が開始されて、経済的なリスクが非常に高くなっている状況は、歴史的な場面といえるのかもしれません。個人である私達が身を挺して円安を食い止めたり、原油価格を押し下げたり、地政学的リスクを減らすことはできません。しかし、今からインフレに対応できるようなポートフォリオのバランスを見直すことは出来るので、賢くちゃっかりと資産を守り・増やしたいところです。日経平均は4月12日を底にして上昇に転じそうで、かといってまだまだ油断のならない動きをしています。GW中のFOMCが控えており、さらには個別の決算を気にする人も多いでしょうから、なかなか動きづらいところなのかもしれません。そんな中で私が注目しているのは、下記の5銘柄です。まずはマツダ<7261>。近頃は自動車株を含めた輸出関連銘柄が円安によって押し上げられていますが、中でもマツダは輸出比率が高いため注目していますよ。ただし、日米の金利差によって円安がどこまで進むのか、さらに部品不足による生産台数の減少に注意しておきたいところです。2つめはJFE<5411>です。海運系の銘柄に続いて、高配当利回りの銘柄としてご存知の方も多いかもしれませんね。鉄鋼はウクライナ侵攻後に価格が吊り上がっており、何かと注目されやすい業種であるため、このほかにも幅広く注目しておくと良いかもしれません。ちなみに、決算発表予定日は5月6日です。次はオリエンタルランド<4661>です。みんな大好きな夢の国の銘柄ですね。リオープニング銘柄の中でも、何だかんだでしっかりした上昇が続いている印象なので、短期目線で注目しています。ただ、新型コロナ感染拡大の第7波がくる可能性があり、ついでに4月27日が決算発表予定であることも忘れずに。忘れてはならないのが、資源開発の最大手INPEX<1605>です。各国によるロシア産原油から脱却する動き、そしてリビア最大の油田で産油を停止するなど、原油価格は非常に不安定な動きが続いております。それを受けて同社株は年初来高値を更新しているため、引き続き注視する予定です。また、鉱業や鉄鋼と同じくインフレに強いところも魅力的なので、注目しておいて損はないかもしれません。ちなみに、5月11日が決算発表予定日です。最後は三菱UFJフィナンシャルグループ<8306>。米国での事業展開をしているメガバンクにとって米金利上昇はポジティブに作用しているためか、近頃堅調な動きをしています。運用収益、さらに運用環境の改善も期待できるので、今後も注目していますよ。決算発表は5月16日を予定しています。では、今回はここまでとなりますが……この他にも私の日々の取引の記録は【株初心者もちこのゆるゆる株日記】にて配信中です。私の絶叫や含み笑いをご覧になりたい方は、ぜひ検索のうえ遊びにいらしてください。最後まで読んでくださって有難うございます。----執筆者名:もちこ@株初心者ブログ名:株初心者もちこのゆるゆる株日記
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2022/04/23 11:00
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個人投資家・有限亭玉介:サイバーセキュリティ関連への物色の波続くか【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2022年4月18日12時に執筆株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。戦争が始まるとサイバー攻撃の数が増えると専門家が予想した通り、トヨタの協力会社である小島プレス工業がサイバー攻撃を受けました。トヨタの国内工場が稼働停止となった後には、サイバーセキュリティ関連銘柄がこぞって物色されましたな。繋がりのある協力会社から侵入したウイルスによって日本を代表する企業が呆気なく手玉に取られてしまい、日本が抱えるセキュリティの脆弱性が浮き彫りになりました。もちろんサイバーセキュリティに関して全く無防備というわけではないにしろ、海外の攻撃者の方が一枚も二枚も上手であったという事でしょう。サイバーセキュリティに関しては産業界のみならず国防においても重要課題です。ウクライナとロシアで情報戦をも交えた戦争となっているように、サイバー空間での戦争が現実世界の勝敗を分けると言っても過言ではありません。ウクライナ情勢を機に、日本でもサイバー関連を含む防衛費の予算を増やす方針へ向かう可能性は考えられます。そんな喫緊の課題であるサイバーセキュリティですが、エンジニア不足によって世界中で人材確保の為の競争も激化しています。日本もエンジニア派遣やプログラミングスクールなどを目にする機会が増えました。課題が山積している日本のサイバーセキュリティ分野がこれからどのように進展するのか注視したいですな。さて、サイバーセキュリティ関連に注目して参ります。SNS等の投稿監視や運用支援が主力とするイー・ガーディアン<6050>は、キャッシュレス決済などの案件が拡大した事で4月12日に上方修正の発表後に急動意しております。25日移動平均線・75日線を上抜いて、下値を切り上げるか監視です。有害情報遮断フィルタリングソフトで国内最大手であるデジタルアーツ<2326>は、「GIGAスクール構想」によってフィルタリング需要拡大の思惑があります。底値から切り返しているチャート(日足)は、5月10日の決算発表でどうなるか注視したいです。サイバー攻撃に備えるセキュリティシステムを構築しているデジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>は、業績も好調でサイバーセキュリティ専門会社と協業を進めるなどしてサイバーセキュリティ分野の拡充を図っております。株価は底値圏で放置されている模様。5月13日が決算発表です。クラウドセキュリティーサービス「HENNGEOne」に定評があるHENNGE<4475>は、じわじわと底を打って切り返しています。ファイルの送受信やメール保護を中心としたサービスが業績寄与するか。5月12日の決算発表を注視したいところです。リスク検知に特化したビックデータ解析技術に定評があるエルテス<3967>は、デジタルリスク事業の回復に加え、AIセキュリティ事業が拡大した事で4月13日の大引け後に23年2月期業績予想が売上高が前期比49%増、営業利益は2.5倍との過去最高益を更新するとして動意していました。一気に底値圏から浮上した事で、反発トレンドに入ったかと注目中です。最後は4月13日に事業戦略の概要を発表して好感されたフーバーブレイン<3927>です。連結営業利益5億及び時価総額の向上を目標に掲げて、買いが流入しました。伊藤忠テクノソリューションズ<4739>と資本業務提携も材料視されており、業績も赤字縮小傾向で5月13日の決算発表は注目したいところですねぇ。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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2022/04/23 10:00
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NY株式:米国株式市場は続落、大幅利上げ警戒した売り継続
ダウ平均は981.36ドル安の33,811.40ドル、ナスダックは335.36ポイント安の12,839.29で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が大幅利上げを示唆したことを受けた投資家心理の悪化で、寄り付き後下落。終日、年内の利上げペース加速を警戒した売りが続き、引けにかけて下げ幅を拡大した。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや電気通信サービスの下げが目立った消費財メーカーのキンバリー・クラーク(KMB)は四半期決算で1株当たり利益が市場予想を上回ったほか、通年の売上見通しを引き上げ、大幅上昇。小売りチェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY)は、傘下のベビー用品チェーン、バイバイ・ベイビーに対する買収案が提示されたとの報道を受けて買われた。一方で、衣料小売りのギャップ(GPS)は、純売上見通しを引き下げたほか、オールドネービーの最高経営責任者(CEO)の辞任を発表したことが警戒材料となり、大幅安。また、通信のベライゾン・コミュニケーション(VZ)は高インフレや店舗への客足鈍化を受け、2022年通期の売上高予想を下方修正し、下落した。投資家の恐怖心を示すシカゴVIX指数は28.26まで上昇し、3月中旬以来の高水準となった。(Horiko Capital Management LLC)
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2022/04/23 08:35
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NY為替:4会合連続の0.5ポイント利上げ織り込む、ドル・円は一時129円11銭
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円14銭から129円11銭まで上昇し、128円54銭で引けた。米4月製造業PMI速報値は予想外に上昇したものの、サービス業PMI速報値が予想外に低下、総合も押し下げたためドル売りが優勢となった。しかし、短期金融市場でFRBの4会合連続での0.5%の利上げを織り込むと、ドル買いが再び強まった。同時に日本銀行の黒田総裁がコロンビア大での講演で、消費も労働市場も日本が米国に比べ回復が非常に弱く、また、エネルギー価格の上昇が家計や企業を直撃、実質所得を下げるとし、日本のインフレは米国と違い一時的との見解で緩和策を当面維持する可能性を示唆し、金融引き締めの兆候は全く見られず円売りに拍車がかかった。ユーロ・ドルは1.0845ドルへ強含んだのち、1.0771ドルまで下落し、1.0797ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が年内の利上げの可能性が強いとの見解を示したため下げ止まった。ユーロ・円は139円19銭へ強含んだのち、138円32銭まで下落。ポンド・ドルは1.2903ドルから1.2823ドルまで下落した。英3月小売売上高が予想を下回ったほか、ベイリー英中銀総裁が量的引き締めは市場が安定したときのみ実施するとの慎重な姿勢を示し、ポンド売りが強まった。ドル・スイスは0.9544フランから0.9593フランまで上昇した。
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2022/04/23 06:44
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NY金:弱含み、換金目的の売りが増える
COMEX金6月限終値:1934.30 ↓13.9022日のNY金先物6月限は弱含み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比-13.90ドルの1934.30ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1928.00ドル-1957.80ドル。アジア市場で1957.80ドルまで買われた後は伸び悩み、ニューヨーク市場の中盤にかけて1928.00ドルまで反落した。換金目的の売りが増えたようだ。ただ、欧米諸国の株安を受けて1942.30ドルまで戻しており、通常取引終了後の時間外取引では主に1930ドル台で推移した。
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2022/04/23 06:28
注目トピックス 市況・概況
NY原油:反落、欧米株安を嫌気した売りが入る
NYMEX原油6月限終値:102.07 ↓1.7222日のNY原油先物6月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-1.72ドルの102.07ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは101.06ドル-104.22ドル。アジア市場で104.22ドルまで買われたが、株安を警戒して伸び悩み、ロンドン市場の序盤に101.22ドルまで反落。供給不安は消えていないことから、ニューヨーク市場の序盤に103ドル台前半まで戻す場面があった。しかしながら、欧米株安を嫌気した売りが増えたことによって102ドルを再び下回り、通常取引終了後の時間外取引で101.06ドルまで下げている。
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2022/04/23 06:26
注目トピックス 市況・概況
NY債券:下げ渋り、欧米株安を意識した相場展開に
22日の米国長期債相場は下げ渋り。米クリーブランド地区連銀のメスター総裁はCNBCとの会見で「年末までに金利水準を2.50%近辺にするために、5月に50ベーシスポイント、その後にあと数回の利上げを実施することを現時点で支持する」と述べた。年末までに政策金利が2.50%程度に上昇することは市場参加者の多くが想定しており、メスター総裁の発言を受けて長期債利回りは伸び悩んだ。欧米株式が大幅安となったことも意識されたようだ。2年-10年など短・長期間のイールドカーブは若干のスティープニング。CMEのFedWatchによると、22日時点で6月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が1.25-1.50%以上となる確率は99%程度。12月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が2.50-2.75%以上となる確率は98%程度。10年債利回りは2.960%近辺から一時2.860%近辺まで低下した。イールドカーブは、わずかにスティープニング。2年−10年は+23.70bp近辺、2−30年は+28.20bp近辺で引けた。2年債利回りは2.67%(前日比:-1bp)、10年債利回りは2.90%(同比:-1bp)、30年債利回りは、2.94%(同比:+1bp)で取引を終えた。
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2022/04/23 06:20
注目トピックス 市況・概況
4月22日のNY為替概況
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は128円12銭から129円11銭まで上昇し、引けた。米4月製造業PMI速報値は予想外に上昇したものの、サービス業PMI速報値が予想外に低下、総合も押し下げたため一時ドル売りが優勢となった。しかし、短期金融市場で4会合連続での0.5%の利上げを織り込むと、ドル買いが再び強まった。同時に日銀の黒田総裁がNYのコロンビア大での講演で、消費も労働市場も日本が米国に比べ回復が非常に弱く、また、エネルギー価格の上昇が家計や企業を直撃、実質所得を下げるとし、日本のインフレは米国と違い一時的との見解を示し、緩和策を当面維持する可能性を示唆、金融引き締めの兆候は全く見られず円売りに拍車がかかった。 ユーロ・ドルは1.0844ドルへ強含んだのち、1.0771ドルまで下落し、引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が年内の利上げの可能性が強いとの見解を示したため下げ止まった。 ユーロ・円は139円20銭へ強含んだのち、138円31銭まで下落。 ポンド・ドルは1.2900ドルから1.2831ドルまで下落した。英3月小売売上高が予想を下回ったほか、ベイリー英中銀総裁が量的引き締めは市場が安定したときのみ実施するとの慎重な姿勢を示し、ポンド売りが強まった。ドル・スイスは0.9544フランから0.9593フランまで上昇した。_NEW_LINE_[経済指標]・米・4月製造業PMI速報値:59.7(予想:58.0、3月:58.8)・米・4月サービス業PMI速報値:54.7(予想:58.0、3月:58.0)・米・4月総合PMI速報値:55.1(予想:57.9、3月:57.7)
<KY>
2022/04/23 04:20