注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 28日の日本国債市場概況:債券先物は149円62銭で終了 <円債市場>長期国債先物2022年6月限寄付149円31銭 高値149円72銭 安値149円28銭 引け149円62銭売買高総計23921枚2年 436回 -0.060%5年 151回  0.005%10年 366回  0.220%20年 180回  0.740%債券先物6月限は、149円31銭で取引を開始。日銀が金融政策決定会合で、10年物国債金利について0.25%の利回りでの指値オペをほぼ毎営業日実施すると決めたことを受けて、買いが急速に強まり、149円28銭から149円72銭まで上げた。現物債の取引では、5年債、10年債、20年債が買われ、2年債はもみ合った。<米国債概況>2年債は2.55%、10年債は2.79%、30年債は2.89%近辺で推移。債券利回りは低下。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は0.78%、英国債は1.80%、オーストラリア10年債は3.07%、NZ10年債は3.56%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・21:00 独・4月消費者物価指数速報値(前年比予想:+7.2%、3月:+7.3%)・21:30 米・1-3月期GDP速報値(前期比年率予想:+1.0%、10-12月期:+6.9%)・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:18.0万件、前回:18.4万件)・02:00 米財務省・7年債入札 <KK> 2022/04/28 16:58 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は一時130円60銭台、日銀総裁発言で 28日午後の東京市場でドル・円は一段高となり、一時130円66銭まで値を切り上げた。黒田日銀総裁は15時半からの定例記者会見で「全体として円安がプラスとの評価は変えていない」などと発言。異次元緩和の継続を背景とした円売りが主要通貨を押し上げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から130円66銭、ユーロ・円は135円44銭から137円50銭、ユーロ・ドルは1.0482ドルから1.0563ドル。 <TY> 2022/04/28 16:17 注目トピックス 市況・概況 大阪金概況:上昇、円安・ドル高で割安感強まる 大阪取引所金標準先物 23年4月限・日中取引終値:7820円(前日日中取引終値↑40円)・推移レンジ:高値7824円-安値7758円28日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は上昇した。昨日の海外市場で米長期金利が上昇し、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方が広がり、また、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが上昇し、ドルの代替投資先とされる金が売られやすくなり、金先物は売りが先行した。その後、日銀金融政策決定会合の結果発表を受け、外為市場で一時1ドル=130円20銭台と朝方と比べ60-70銭ほど円安・ドル高に振れたことから、円建てで取引される金先物の割安感が強まり、午後は金先物は上げに転じた。 <FA> 2022/04/28 16:05 注目トピックス 市況・概況 好業績銘柄への物色や円安進行を手掛かり材料に輸出関連を中心に資金流入【クロージング】 28日の日経平均は反発。461.27円高の26847.90円(出来高概算13億8000万株)で取引を終えた。朝方は前日の米国株高や好決算を発表したメタ・プラットフォームズやクアルコムが時間外取引で急騰していることから、成長期待の高いグロース株中心に買い先行で始まった。東京市場においても好決算銘柄を中心に買いが先行したほか、日銀の金融政策決定会合を受けて、円相場が一時1ドル=130円台前半まで進んだ円安を映して、後場に入ると輸出関連株などにも買いが波及し、大引けにかけて一時26876.95円まで上げ幅を広げるなど、好決算銘柄への物色と円安を好感した買いが優勢となり、堅調展開が続いた。東証プライムの騰落銘柄は値上がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクターでは、海運、サービス、その他製品の3業種を除く29業種が上昇し、陸運は変わらず。鉄鋼、鉱業、輸送用機器、ガラス土石、その他金融、非鉄金属などの上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、デンソー<6902>、東エレク<8035>、第一三共<4568>、ファナック<6954>、TDK<6762>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、日立建機<6305>、任天堂<7974>、コナミHD<9766>が軟化した。決算に絡んだところでは、富士電機<6504>、TDK、キーエンス<6861>などに投資資金がシフトした。また、日銀会合では予想通り大規模な金融緩和政策を維持すると発表。日米金利差拡大を意識して円安が進行したため、自動車などの輸出関連を中心に資金流入が目立った。一方、業績不振が懸念され、商船三井<9104>、郵船<9101>、川崎船<9107>の海運株が売られたほか、百貨店などの内需関連株には利食い売りが先行した。日銀が大規模金融緩和政策を決め、長期金利を0.25%水準で無制限に買い入れる「指値オペ(公開市場操作)」を毎営業日行うと声明文に明記した。金融政策の余地があることが改めて確認できたことを評価するとの見方もされたようだ。もっとも、国内主要企業の決算発表が本格化しているが、アナリスト予想に届かなかった銘柄などは嫌気売りを誘うなど、投資家の決算内容を見極める目はシビアなだけに、目先は決算を受けた個別株物色が旺盛となるだろう。 <FA> 2022/04/28 16:00 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価上昇で警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は28日、前日比-1.54(低下率5.79%)の25.07と低下した。なお、高値は26.99、安値は24.72。今日の東京株式市場は、取引開始後の売買一巡後はやや買い優勢の展開で、午前は日経225先物は上昇、日経VIは概ね低下して推移した。その後、日銀金融政策決定会合の結果発表を受け、外為市場で一時1ドル=130円20銭台と朝方と比べ60-70銭ほど円安・ドル高に振れたことから、日経225先物は上げ幅を広げ、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが一段と後退し、日経VIは低下幅を拡大した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <FA> 2022/04/28 16:00 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:鉄鋼が上昇率トップ 鉄鋼が上昇率トップ。そのほか鉱業、輸送用機器、ガラス・土石製品、非鉄金属なども上昇。一方、海運業が下落率トップ。そのほかサービス業、その他製品も下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 鉄鋼 / 463.03 / 4.382. 鉱業 / 425.68 / 3.843. 輸送用機器 / 3,419.71 / 3.654. ガラス・土石製品 / 1,050.17 / 3.495. 非鉄金属 / 1,042.53 / 3.446. その他金融業 / 694.7 / 3.437. 卸売業 / 2,127.43 / 3.198. 化学工業 / 2,072.56 / 3.139. 建設業 / 1,102.28 / 3.0610. 繊維業 / 526.78 / 2.9811. 証券業 / 364.97 / 2.9512. 倉庫・運輸関連業 / 1,866.09 / 2.7813. 銀行業 / 159.84 / 2.7414. パルプ・紙 / 480.45 / 2.7315. 医薬品 / 3,139.01 / 2.6716. 金属製品 / 1,110.58 / 2.6217. 保険業 / 1,244.02 / 2.5218. 水産・農林業 / 495.81 / 2.4619. 電気機器 / 3,360.44 / 2.3220. 不動産業 / 1,474.52 / 2.2721. ゴム製品 / 3,245.38 / 2.2622. 石油・石炭製品 / 1,100.18 / 2.1823. 電力・ガス業 / 355.99 / 1.9824. 精密機器 / 9,301.42 / 1.9625. 機械 / 2,069.19 / 1.8826. 食料品 / 1,671.3 / 1.7727. 空運業 / 187.74 / 1.2828. 小売業 / 1,250.83 / 1.0429. 情報・通信業 / 4,808.98 / 0.9430. 陸運業 / 1,790.49 / 0.0031. その他製品 / 3,653.26 / -0.3432. サービス業 / 2,603.32 / -0.4233. 海運業 / 1,051.91 / -2.78 <FA> 2022/04/28 15:36 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(大引け) ■eワラント売れ筋トップ5(2022/4/28 15:09現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 日本郵船 コール (12,500円) -27.78% 9.74 0.31円2 日経平均 コール (27,000円) +22.36% 13.67 2.19円3 オリエンタルランド コール (23,000円) -54.47% 7.99 1.13円4 トヨタ自動車 コール (2,000円) +16.59% 4.51 5.49円5 野村NYダウ30連動ETF プラス5倍トラッカー (38,500円) +13.75% 6.10 19.49円■eワラント値上がりトップ10(2022/4/28 15:10現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 メタ・プラットフォームズ コール (210米ドル) +4,600.00% 19.15 +15.72%2 メタ・プラットフォームズ コール (240米ドル) +900.00% 15.45 +15.72%3 メタ・プラットフォームズ コール (210米ドル) +546.67% 10.47 +15.72%4 デンソー コール (9,700円) +366.67% 0.00 +9.84%5 デンソー コール (8,400円) +277.27% 13.46 +9.84%6 オリエンタルランド プット (15,000円) +200.00% 0.00 -10.01%7 メタ・プラットフォームズ コール (270米ドル) +200.00% 0.00 +15.72%8 オリエンタルランド プット (18,000円) +175.00% -9.70 -10.01%9 三井金属鉱業 コール (3,850円) +150.00% 0.00 +4.02%10 三菱ケミカルホールディングス コール (950円) +150.00% 0.00 +4.31%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:カイカ証券ウェブサイト) <FA> 2022/04/28 15:16 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は130円台、20年ぶりの高値圏 28日午後の東京市場でドル・円は心理的節目の130円を上抜け、一時130円27銭と2002年4月以来20年ぶりの高値圏に浮上した。日銀の緩和政策維持を背景に円は全面安となり、主要通貨を押し上げている。また、米10年債利回りの上昇基調で、ドル買いも観測される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から129円90銭、ユーロ・円は135円44銭から136円68銭、ユーロ・ドルは1.0501ドルから1.0563ドル。 <TY> 2022/04/28 15:12 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比461.27円高の26847.90円 日経平均は前日比461.27円高の26847.90円(同+1.75%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比38.86pt高の1899.62pt(同+2.09%)。 <FA> 2022/04/28 15:02 注目トピックス 市況・概況 日経平均は456円高、後場の値幅はここまで243円程度 日経平均は456円高(14時45分現在)。日経平均寄与度では、アドバンテスト<6857>、デンソー<6902>、第一三共<4568>などがプラス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、日立建<6305>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉄鋼、輸送用機器、鉱業、その他金融業、ガラス土石製品が値上がり率上位、海運業、サービス業、その他製品が値下がりしている。日経平均は上げ幅を広げている。日経平均の後場の値幅(高値と安値の差)はここまで243円程度。 <FA> 2022/04/28 14:49 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、節目130円を意識 28日午後の東京市場でドル・円は129円80銭台と、高値圏で変わらず。心理的節目の130円が意識され、売り買いが交錯しているもよう。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速が期待されるが、米10年債利回りは伸び悩みドル買いは限定的。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から129円90銭、ユーロ・円は135円44銭から136円68銭、ユーロ・ドルは1.0501ドルから1.0563ドル。 <TY> 2022/04/28 14:33 注目トピックス 市況・概況 日経平均は378円高、引き続き内外企業の決算に関心 日経平均は373円高(14時25分現在)。日経平均寄与度では、アドバンテスト<6857>、デンソー<6902>、第一三共<4568>などがプラス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、日立建<6305>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉄鋼、鉱業、輸送用機器、ガラス土石製品、その他金融業が値上がり率上位、海運業、サービス業、その他製品、陸運業が値下がりしている。日経平均は高値圏で推移している。市場では引き続き内外企業の決算に関心が向いている。今日はこの後、ZHD<4689>、TOTO<5332>、コマツ<6301>、日立<6501>、NEC<6701>、富士通<6702>、エプソン<6724>、アンリツ<6754>、アルプスアル<6770>、京セラ<6971>、村田製<6981>、JR西日本<9021>、SGホールディングス<9143>、ANAHD<9202>、メルカリ<4385>、JT<2914>、日電硝<5214>、HSHD<8699>、LIXIL<5938>、インヴァスト<7338>、豊田通商<8015>、中部電<9502>、レーザーテック<6920>、東電力HD<9501>などが決算発表を予定している。また米国では、1-3月期の米実質国内総生産(GDP、速報値)が発表され、企業決算では、ツイッター、メルク、キャタピラー、マクドナルド、マスターカード、アップル、インテル、アマゾン・ドット・コムなどが1-3月期の決算発表が予定されている。 <FA> 2022/04/28 14:26 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は堅調、130円を目指す展開 28日午後の東京市場でドル・円は堅調地合いを維持し、130円台を目指す展開に。日銀による緩和的な金融政策の堅持で円売りは継続し、主要通貨を押し上げている。ただ、米10年債利回りは高水準で推移するものの、ドル・円は節目付近で売りが観測される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から129円90銭、ユーロ・円は135円44銭から136円68銭、ユーロ・ドルは1.0509ドルから1.0563ドル。 <TY> 2022/04/28 14:01 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:上げ渋りか、回復持続を好感も引き締めを意識 (13時50分現在)S&P500先物      4,218.90(+34.9)ナスダック100先物  13,192.60(+189.2)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は90ドル高。NY原油先物(WTI)の失速でインフレ懸念は弱まり、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。27日の主要3指数はまちまち。自律反発でプラスに転じたが、取引中盤以降は失速しナスダックは続落。反発のダウは33301ドルと61ドル高にとどまった。前日大幅安の反動で序盤から買戻しが優勢となり、相場をけん引。中国での新型コロナウイルスまん延は回復の兆しと報じられ、地合いを改善させた。ただ、買い一巡後は連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め観測で金利先高観が意識され、ハイテクなどの売りに押された。本日は上げ渋りか。今晩発表の経済指標のうち、1-3月期国内総生産(速報値)は前回から伸びが鈍化するものの、予想を上回れば回復持続を好感した買いが入りやすい。また、新規失業保険申請件数は前回から改善が見込まれ、好材料に。半面、次回5月の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け引き締め加速への思惑から、一段の上昇は抑制されよう。一方、アップルやアマゾン、ツイッターなどへの業績期待で、ハイテク関連に動意が見込まれる。 <TY> 2022/04/28 13:56 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-1.78(低下率6.69%)の24.83と低下している。なお、今日ここまでの高値は26.99、安値は24.78。今日の東京株式市場は、取引開始後の売買一巡後はやや買い優勢の展開で、日経225先物は上昇、日経VIは低下する動きとなった。その後、日銀金融政策決定会合の結果発表を受け、外為市場で一時1ドル=129円80銭台と朝方と比べ40-50銭ほど円安・ドル高に振れたことから、日経225先物は上げ幅を広げ、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは低下幅を広げている。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <FA> 2022/04/28 13:51 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は高値圏、ユーロ・ドルは一段安 28日午後の東京市場でドル・円は上昇が一服したものの、129円70銭台と高値圏を維持している。一方、ウクライナ情勢の混迷でユーロ圏へのエネルギー供給に不安が生じ、ユーロ・ドルは一段安。足元は1.05ドル付近に下げ、同水準を維持できるか注目される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から129円87銭、ユーロ・円は135円44銭から136円66銭、ユーロ・ドルは1.0509ドルから1.0563ドル。 <TY> 2022/04/28 13:42 注目トピックス 市況・概況 日経平均は322円高、円安・ドル高進み買い優勢の展開 日経平均は322円高(13時20分現在)。日経平均寄与度では、アドバンテスト<6857>、デンソー<6902>、東エレク<8035>などがプラス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、日立建<6305>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉄鋼、鉱業、その他金融業、証券商品先物、ガラス土石製品が値上がり率上位、海運業、サービス業、その他製品、陸運業が値下がりしている。日経平均は堅調に推移している。日銀金融政策決定会合で大規模金融緩和など政策の維持を決めたことが発表され、外為市場で一時1ドル=129円80銭台と朝方と比べ40-50銭ほど円安・ドル高に振れたことから、輸出企業の採算改善につながるとの見方から買いを誘っているようだ。日銀は指し値オペ(公開市場操作)を毎日実施することも決めた。 <FA> 2022/04/28 13:24 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は上昇一服も、高値圏を維持 28日午後の東京市場でドル・円は一時129円80銭台に浮上し、その後は買い一服。ただ、日銀による緩和的な金融政策の堅持で円売り基調は継続し、主要通貨は対円で下げづらい。一方、米10年債利回りの上昇でドル買いに振れ、対円で再浮上の可能性もあろう。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から129円87銭、ユーロ・円は135円44銭から136円66銭、ユーロ・ドルは1.0509ドルから1.0563ドル。 <TY> 2022/04/28 13:19 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~「決算序盤の情勢」と「米市場にくすぶる懸念」 28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反発、「決算序盤の情勢」と「米市場にくすぶる懸念」・ドル・円はしっかり、日銀政策にらみ・値上がり寄与トップはアドバンテス<6857>、同2位がデンソー<6902>■日経平均は反発、「決算序盤の情勢」と「米市場にくすぶる懸念」日経平均は反発。162.19円高の26548.82円(出来高概算5億9000万株)で前場の取引を終えている。27日の米株式市場でNYダウは反発し、61ドル高となった。中国経済の減速懸念が和らいだことなどを背景に値ごろ感から買いが入った。ただ、米金融引き締めや景気の先行きへの警戒感も根強く、前の日に809ドル安となった後としては戻りが鈍かった。決算を受けた反応もまちまちで、ビザやマイクロソフトが買われる一方、ボーイングは売られた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は-0.01%、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は-0.49%となったが、時間外取引でメタ・プラットフォームズやクアルコムが上昇。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで43円高からスタートすると、朝方は前日終値を挟んでもみ合う展開だった。その後、3連休を前に売り方の買い戻しが入ったとみられ、前引けにかけて26568.79円(182.16円高)まで上昇する場面があった。個別では、決算発表のキーエンス<6861>やルネサス<6723>、アドバンテス<6857>が5%超の上昇。キーエンスは順調な業績拡大が続き、アドバンテスも堅調な今期予想が好感されている。ルネサスは決算とともに大株主の売却意向を受けた自社株買い実施を発表した。その他売買代金上位ではレーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>がしっかり。また、フューチャー<4722>などが東証プライム市場の上昇率上位に顔を出している。一方、OLC<4661>が商いを伴って11%の下落。今期業績予想や新たに発表された中期経営計画が市場予想を大きく下回った。エムスリー<2413>も決算で成長鈍化と受け止められて5%近い下落。その他売買代金上位では郵船<9101>が小安い。また、ZOZO<3092>が急落し、ピーシーエー<9629>などとともに東証プライム市場の下落率上位に顔を出している。セクターでは、鉄鋼、ガラス・土石製品、その他金融業などが上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、サービス業、陸運業、その他製品など4業種が下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の69%、対して値下がり銘柄は29%となっている。本日の日経平均は反発し、3ケタの上昇で前場を折り返した。日足チャートを見ると、前日にやや長めの下ひげを付けたこともあって底堅さが感じられる動き。ひとまず前日の下落分の半分は取り戻したが、26600円台に位置する5日移動平均線には届いていない。業種別騰落率を見ると、ここ数日下落の大きかった市況関連セクターなどが堅調で、やはり3連休を前に売り方の買い戻しが相場全体を押し上げている可能性がある。前引けの日経平均が+0.61%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は+1.00%。ここまでの東証プライム市場の売買代金は1兆4000億円あまりとやや膨らんではいるが、決算を受けた個別物色が増えてきた割にはさほど賑わっていない印象だ。新興株ではマザーズ指数が-1.33%と続落。前日の安値(686.13pt)こそ割り込んでいないが、700pt台を維持できず、じり安基調にムードの悪さを感じざるを得ない。本日、東証グロース市場に新規上場したクリアル<2998>は公開価格比+72.0%という堅調な初値を付け、ペットゴー<7140>は買い気配が続いている。また、前日上場したモイ<5031>は公開価格比+91.9%という初値を付け、その後の株価も大きく上昇。こうしたIPO(新規株式公開)銘柄を中心に、個人投資家による短期の値幅取りを狙った物色は足元でも散見される。ただ、株価指標をあまり意識しない買いには不安もある。主力IT株の軟調ぶりからグロース(成長株)色の強い新興株にはなお厳しい環境と考えざるを得ない。さて、日経平均の値上がり寄与度上位にはアドバンテスや信越化<4063>がランクインしており、値がさハイテク株の好決算が日経平均を押し上げていることがわかる。電子化進展で関連製品の需要が増えることへの期待を支えそうだ。また、前場の取引時間中に決算発表したデンソー<6902>も急伸しており、自動車生産の正常化や円安効果に期待がかかる。ただ、全体として決算内容は強弱まちまちといった感もあり、OLCの値幅や出来高の膨らみ方を見るとサプライズの大きさが窺える。入園者数上限、客単価とも物足りないとの声が聞かれたが、このところ経済活動の正常化への期待が高まっていただけに失望されやすかったとも考えらえる。感染抑制の取り組みが長期化しているというだけでなく、インフレ等により消費の先行きに不安がくすぶるかもしれない。また、そうした消費者の置かれた状況を背景に、求める顧客体験のハードルが高まっている可能性もあるだろう。製造業でも原材料や物流のひっ迫といった供給制約の影響が大きい企業が少なからず見られる。決算発表シーズン序盤のこうした情勢を見ると、今回の決算内容が株式相場全体のトレンドを明確に上向かせるとまでは期待しづらそうだ。前日の米市場動向も確認しておこう。債券市場では10年物国債利回りが2.83%(+0.11pt)、金融政策の影響を受けやすい2年物が2.59%(+0.07pt)に上昇した。利回り妙味や安全志向の買いで先週末から長期金利はやや低下していたが、連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測を背景に先高観は根強いようだ。5年物国債入札が「やや低調」だったこともこうした見方を裏付けるだろう。期待インフレ率の指標とされる10年物ブレークイーブン・インフレ率(BEI)は2.88%(+0.03pt)と4日ぶりに上昇。商品では原油先物相場(ウエスト・テキサス・インターミディエート、WTI6月物)が1バレル=102.02ドル(+0.32ドル)と小幅続伸した。やはりインフレ観測も根強い。「恐怖指数」とされる米株の変動性指数(VIX)が31.60(-1.92)と高止まりしている点も気掛かりだ。このところ株式相場が反発する局面でもVIXの低下が鈍く、ボラティリティー(株価変動率)の高まりを織り込む動きが容易に後退しないことが窺える。先行きへの根強い警戒感を背景に、日本株でも積極的に買い持ちを増やす動きは限られるだろう。■ドル・円はしっかり、日銀政策にらみ28日午前の東京市場でドル・円はしっかりとなり、128円前半から後半に値を上げた。日銀の政策発表を控え、現行の緩和政策の持続を見込んだ円売りに振れやすい展開に。一方、ユーロ圏へのエネルギー供給が不安視され、ユーロ売りが続いているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から128円89銭、ユーロ・円は135円44銭から135円99銭、ユーロ・ドルは1.0531ドルから1.0563ドル。■後場のチェック銘柄・ブロードメディア<4347>、サイバートラスト<4498>など、5銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップはアドバンテス<6857>、同2位がデンソー<6902>■経済指標・要人発言【経済指標】・NZ・3月貿易収支:-3.92億NZドル(2月:-6.91億NZドル←-3.85億NZドル)・日・3月鉱工業生産速報値:前月比+0.5%(予想:+0.5%、2月:+2.0%)【要人発言】・ドイツ政府「段階的であるなら、EUのロシア産原油禁輸を支持する準備がある」<国内>・15:30 黒田日銀総裁会見<海外>特になし <CS> 2022/04/28 12:27 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はしっかり、日銀政策にらみ 28日午前の東京市場でドル・円はしっかりとなり、128円前半から後半に値を上げた。日銀の政策発表を控え、現行の緩和政策の持続を見込んだ円売りに振れやすい展開に。一方、ユーロ圏へのエネルギー供給が不安視され、ユーロ売りが続いているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から128円89銭、ユーロ・円は135円44銭から135円99銭、ユーロ・ドルは1.0531ドルから1.0563ドル、【経済指標】・NZ・3月貿易収支:-3.92億NZドル(2月:-6.91億NZドル←-3.85億NZドル)・日・3月鉱工業生産速報値:前月比+0.5%(予想:+0.5%、2月:+2.0%) <TY> 2022/04/28 12:08 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):サイバートラスト、OLC、イビデンなど ルネサス<6723>:1409円(+76円)大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、Non-GAAPベースでの営業利益は1355億円で、市場予想を200億円近く上回る水準となった。4-6月期見通しは、売上収益の中央値で1370億円程度、前四半期比増益となる形になっている。また、TOB価格1190円で自己株式のTOBを実施すると発表。大株主INCJの売却に対応することが背景とみられる。将来的な需給悪化懸念の後退、1株当たりの価値向上をプラス視する展開に。エムスリー<2413>:4090円(-214円)大幅続落。前日に22年3月期の決算を発表している。営業利益は951億円で前期比64.1%増益となったが、1-3月期は105億円で前年同期比32.2%減と一転大幅減益に。減損計上などの特殊要因を除いても市場コンセンサスは下振れたとみられる。また、メディカルプラットフォームの1-3月期売上成長鈍化などもマイナス視されているもよう。新年度ガイダンスは非開示としており、目先の不透明感も拭えない状況のようだ。OLC<4661>:19555円(-2445円)大幅続落。前日に22年3月期の決算を発表、営業損益は77億円で従来会社計画に反して黒字転換となった。一方、23年3月期は503億円で同6.5倍の見通しだが、市場予想は1000億円超の水準となっていた。また、新中計を公表しているが、定量目標として25年3月期営業利益1000億円以上などとしている。入園者数の上限引き下げ方針などが背景とみられるが、想定以上の収益回復ペース鈍化がネガティブイオンパクトに。キーエンス<6861>:52940円(+2620円)大幅反発。前日に22年3月期の決算を発表している。営業利益は4180億円で前期比51.5%増益、1-3月期も前年同期比30.1%増と高い増益率が継続する形になっている。市場コンセンサスも100億円強上回る着地に。部材費高騰やサプライチェーンリスクが逆風となる中で、順調な業績拡大が続く形になっている。新年度ガイダンスは未公表だが、前日にかけて安値更新の動きとなっていたことで、見直しの動きにつながっているようだ。イビデン<4062>:4820円(-480円)大幅反落。前日に22年3月期決算を発表、営業利益は708億円で前期比83.3%増となり、従来計画625億円は上振れたものの、市場コンセンサス並みの水準での着地となった。一方、23年3月期は670億円で同5.4%の減益見通しに。市場予想の760億円程度を大幅に下回っており、想定外の減益ガイダンスをネガティブに捉える動きが先行。電子事業の伸び悩みや償却負担増を想定しているもよう。Jストリーム<4308>:719円(0円)もみ合い。23年3月期の営業利益予想を前期比1.2%増の20.80億円と発表している。製薬企業によるWeb講演会ライブ配信領域のほか、市場規模の大きいセミナー・イベント用途の動画利用に適したサービスを展開する。また、放送局・コンテンツ事業者向けでは新規顧客へのサービス導入を図る。年間配当予想は16.00円で前期(15.00円)から増配する。22年3月期の営業利益は12.3%減の20.54億円で着地している。サイバートラスト<4498>:4240円(+700円)ストップ高で年初来高値更新。23年3月期の営業利益予想を前期比15.1%増の10.00億円と発表している。認証・セキュリティサービスで協業に注力するほか、Linux/OSSサービスでは有償サポートの獲得に注力する。IoTサービスでは受託開発案件が持ち直す見込み。同時に発表した22年3月期の営業利益は51.3%増の8.68億円で着地した。認証・セキュリティサービスなどが伸長し、会社計画(7.00億円)を上回った。ヘリオス<4593>:737円(+6円)大幅に5日ぶり反発。兵庫県庁から「再生医療等製品製造販売業許可」を取得したと発表している。開発パイプラインが製造販売承認を取得した段階で対象の再生医療等製品の製造販売が可能となる。ヘリオスは日本国内で体性幹細胞再生医薬品を用いて脳梗塞急性期及び急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を対象とした治験を実施、承認申請を目指している。iPS細胞を用いた再生医療等製品開発でもパイプラインを複数保有している。 <ST> 2022/04/28 11:52 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け) ■eワラント売れ筋トップ5(2022/4/28 11:32現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 日経平均 コール (27,000円) +3.11% 14.43 1.88円2 オリエンタルランド コール (23,000円) -58.72% 8.16 1.02円3 トヨタ自動車 コール (2,000円) +6.77% 4.66 4.96円4 AGC コール (4,850円) +20.53% 6.15 3.23円5 日経平均 プラス5倍トラッカー (25,000円) +5.19% 9.09 15.91円■eワラント値上がりトップ10(2022/4/28 11:32現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 メタ・プラットフォームズ コール (210米ドル) +5,000.00% 18.54 +16.39%2 メタ・プラットフォームズ コール (240米ドル) +1,000.00% 15.22 +16.39%3 メタ・プラットフォームズ コール (210米ドル) +580.00% 10.28 +16.39%4 日立建機 プット (2,450円) +266.67% -14.35 -9.19%5 オリエンタルランド プット (15,000円) +250.00% 0.00 -11.06%6 デンソー コール (9,700円) +233.33% 0.00 +7.74%7 日立建機 プット (2,900円) +228.57% -10.44 -9.19%8 オリエンタルランド プット (18,000円) +210.71% -9.39 -11.06%9 メタ・プラットフォームズ コール (270米ドル) +200.00% 0.00 +16.39%10 デンソー コール 83回 (8,400円) +190.91% 14.38 +7.74%注:eワラントについてが前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:カイカ証券ウェブサイト) <FA> 2022/04/28 11:38 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は128円台後半で推移、日銀金融政策決定会合の結果判明を待つ状況 28日午前の東京市場でドル・円は128円70銭近辺で推移。日本銀行金融政策決定会合の結果が午前中に公表される可能性があるため、ドル買い・円売りは縮小していないようだ。現行の金融緩和策が維持される可能性が高いため、アジア市場では128円台を維持する可能性は高いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から128円89銭、ユーロ・ドルは、1.0531ドルから1.0563ドル、ユーロ・円は135円44銭から135円99銭。 <MK> 2022/04/28 11:28 注目トピックス 市況・概況 東京為替:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い値動きを保つ 28日午前の東京市場でドル・円は128円70銭近辺で推移。ユーロ売り・米ドル買いはやや一服したものの、米長期金利は下げ渋っており、この影響でドル買い・円売りは縮小していないようだ。アジア市場では128円台を維持する可能性は高いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から128円89銭、ユーロ・ドルは、1.0531ドルから1.0563ドル、ユーロ・円は135円44銭から135円99銭。 <MK> 2022/04/28 11:05 注目トピックス 市況・概況 米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを保つ 28日午前の東京市場でドル・円は128円70銭近辺で推移。ユーロ売り・米ドル買いはやや一服したものの、米長期金利は下げ渋っており、この影響でドル買い・円売りは縮小していないようだ。アジア市場では128円台を維持する可能性は高いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から128円89銭、ユーロ・ドルは、1.0531ドルから1.0563ドル、ユーロ・円は135円44銭から135円99銭。 <MK> 2022/04/28 11:02 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ユーロ安ドル高継続でドル・円の取引でもドル買い優勢 28日午前の東京市場でドル・円は128円60銭台で推移。ユーロ安・米ドル高は続いており、この影響でドル・円の取引でもドル買い・円売りが優勢。アジア市場では128円台を維持する可能性は高いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から128円89銭、ユーロ・ドルは、1.0531ドルから1.0563ドル、ユーロ・円は135円44銭から135円99銭。 <MK> 2022/04/28 10:55 注目トピックス 市況・概況 東京為替:主要通貨に対するドル買い優勢 28日午前の東京市場でドル・円は128円60銭台で推移。欧州諸国におけるエネルギー供給不安が高まっており、ユーロ安・米ドル高が進行中。この影響でドル・円の取引でもドル買い・円売りが優勢となっている。日経平均がさえない動きとなってもドル・円は128円台を維持するとの見方が多い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円34銭から128円63銭、ユーロ・ドルは、1.0545ドルから1.0563ドル、ユーロ・円は135円44銭から135円75銭。 <MK> 2022/04/28 09:35 注目トピックス 市況・概況 日経平均は51円高、寄り後は前日終値を挟んだ動き 日経平均は51円高(9時15分現在)。今日の東京株式市場は、寄付き段階では売り買いが交錯した。外為市場で1ドル=128円30銭台と昨日15時頃に比べ70銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場の輸出株などの株価を支えた。また、昨日の米株式市場の取引終了後に1-3月期決算を発表したメタプラットフォームズなどが時間外取引で上昇したことも東京市場の投資家心理を明るくした。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が反発したものの、前日に800ドルを超す下げとなった後にしては戻りが鈍く、また、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落に転じて取引を終えたことなどが嫌気された。さらに、東京市場が明日から大型連休に入ることから積極的な買いを見送る向きもあり、寄付き段階では売り買いが拮抗した。寄り後、日経平均は前日終値を挟んだ動きとなっている。 <FA> 2022/04/28 09:15 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:ソフトバンクGやコマツなどに注目 27日の米株式市場でNYダウは61.75ドル高の33301.93、ナスダック総合指数は1.81pt安の12488.93、シカゴ日経225先物は大阪日中比15円安の26375円。為替は1ドル=128.50-60円。乱高下の末に結局下落したナスダックやSOX指数を背景に東エレク<8035>や村田製<6981>、JMDC<4483>、ラクス<3923>などのハイテク・グロース株は冴えない展開となりそうだ。一方、アリババ株など中国関連株の大幅反発を背景にソフトバンクG<9984>は堅調な展開が期待される。米建機大手キャタピラーの上昇や中国でのコロナ感染鈍化の報道を支援要因にコマツ<6301>、ナブテスコ<6268>には押し目買いが入るか。前期実績が市場予想並みの着地となり、自社株買いなどを発表した信越化学<4063>、市場予想を上回る見通しを示したアドバンテスト<6857>、TDK<6762>などは好感されそうだ。一方、第4四半期実績が市場予想を下回ったエムスリー<2413>、今期見通しが市場予想を下回ったNRI<4307>、JR東日本<9020>、ZOZO<3092>、イビデン<4062>などは軟調となろう。サイバーA<4751>は今期見通しが市場予想を大きく下回るも保守的すぎるとの見方もあり、下げ渋るかが注目される。 <FA> 2022/04/28 09:05 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~ナスダックは下落もメタ急伸でハイテク株の支援材料に~ 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:ナスダックは下落もメタ急伸でハイテク株の支援材料に■TDK、22/3上方修正 営業利益 1660億円←1600億円■前場の注目材料:出光興産、豪に脱炭素エネ拠点、石炭鉱山跡地に構築■ナスダックは下落もメタ急伸でハイテク株の支援材料に28日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうだ。27日の米国市場はNYダウが61ドル高だった。マイクロソフトやビザの決算を好感した買いが相場を支える格好から買い先行で始まった。その後、3月中古住宅販売成約指数が予想を下振れ一時下落に転じるも、中国の2都市でコロナ感染が落ち着く兆しとの報道で、世界経済の成長減速への脅威も後退し上昇に転じた。ハイテクは金利高が重荷となったことから、ナスダックは小幅に下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の26375円。円相場は1ドル128円40銭台で推移している。シカゴ先物は日中大阪比で小幅に下落しているが、取引終了後に決算を発表したメタ・プラットフォームズが時間外で急伸しており、指数インパクトの大きい値がさ株への支援材料になりそうだ。また、TDK<6762>は引け後の決算を受けてADR市場で買われていることも、ハイテク株への支援材料になるだろう。大型連休前で積極的にポジションを取りに行く動きは限られるものの、日経平均は前日までの調整で節目の26000円水準まで下げたこともあり、一段安を狙ったショートの動きも手控えられそうだ。そのため、26000円をボトムとした26500円辺りを意識したトレンドに向かいやすいと見られる。引けにかけてのポジション調整の動きには注意する必要があるものの、決算が通過し、見直し余地が期待される銘柄などへは、ある程度長期的なスタンスのなかでの押し目狙いの動きも入りそうだ。また、TOPIX浮動株比率変更に伴う需給面の動きも意識されやすく、ウエート上昇が見込まれる銘柄などへは上昇を狙った動きなども入りやすいだろう。中小型株についてはマザーズ指数が700ポイントで底固めを見せてくることができれば、日計りではあるものの、メタ・プラットフォームズの急伸を手掛かりにIT系の銘柄などへは個人主体の値幅取り狙いの動きもありそうだ。決算に絡んだところでは、TDKのほか、OLC<4661>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、フジクラ<5803>などに関心が集まろう。■TDK、22/3上方修正 営業利益 1660億円←1600億円TDK<6762>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆8500億円から1兆9000億円、営業利益を1600億円から1660億円に上方修正した。コンセンサス(1615億円程度)を上回る。子会社が保有する投資有価証券を公正価値で測定した結果、いくつかの投資有価証券において重要な評価益が計上されることとなった。また、対米ドルを中心とした為替相場での円安の急速な進行の影響もあった。■前場の注目材料・NYダウは上昇(33301.93、+61.75)・1ドル=128.40-50円・VIX指数は低下(31.60、-1.92)・米原油先物は上昇(102.02、+0.32)・米国景気の拡大・コロナ流行下の経済活動正常化・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・出光興産<5019>豪に脱炭素エネ拠点、石炭鉱山跡地に構築・NTN<6472>dmn値200万超、EVモーター向け高速深溝玉軸受を開発・東芝<6502>英で量子暗号通信の試験サービス開始、世界初の商用化・日揮HD<1963>東洋エンジと燃料用アンモニアプラントで提携・ACSL<6232>インドでドローン生産、今夏めど・アルプスアルパイン<6770>車のカギを遠隔開閉、デジタルキー開発・富士通<6702>YEデジタルと協業、SAP最新版ERP移行支援・東レ<3402>成膜速度100倍・コスト5分の1、超ハイバリアフィルム開発・日本電気硝子<5214>日本電気硝子などCO2ゼロバーナー実用化へ、ガラス溶融成功・日清食HD<2897>完全栄養食の未病対策を検証、フィンランド社と共同・東洋紡<3101>「新社設立準備室」設置、三菱商事と機能素材で合弁☆前場のイベントスケジュール<国内>・日銀金融政策決定会合(最終日)・08:50 3月鉱工業生産速報値(前月比予想:+0.5%、2月:+2.0%)<海外>・07:45 NZ・3月貿易収支(2月:-3.85億NZドル) <ST> 2022/04/28 08:40

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