注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は一時130円を下回る、日経平均大幅安でドル買い縮小 10日午前の東京市場でドル・円は130円近辺で推移。米長期金利の低下や欧米株安を意識したリスク回避の円買いは一巡したとみられていたが、日経平均の大幅安を警戒してドル買いは縮小している。ドル・円は130円台半ばの水準で伸び悩む可能性が高まっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は129円95銭から130円58銭、ユーロ・ドルは、1.0553ドルから1.0571ドル。ユーロ・円は137円19銭から137円83銭。 <MK> 2022/05/10 09:41 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:JTやヤクルト本社などに注目 週明け9日の米株式市場でNYダウは653.67ドル安の32245.70、ナスダック総合指数は521.41pt安の11623.25、シカゴ日経225先物は410円安の25980円。ドル・円は1ドル=130.30-40円。急落が続き、年初来安値を更新し続けるナスダックやSOX指数を嫌気して、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>などのハイテク・グロース株のほか、指数寄与度の大きいファーストリテ<9983>、信越化学<4063>などの値がさ株も総じて下落しよう。中国経済の減速懸念を背景に原油先物相場など商品市況も軒並み下落しており、INPEX<1605>、三井物産<8031>、住友鉱山<5713>、日本製鉄<5401>などの市況関連株も売られそうだ。また、投資判断の格下げが観測されたエムスリー<2413>、野村HD<8604>、NRI<4307>なども軟調が予想される。一方、川崎汽船<9107>などの大手海運株は市況関連株安に連れ安となる可能性もあるが、相対的に物色が向かいやすく、下げ渋る展開に期待。JT<2914>やヤクルト本社<2267>、KDDI<9433>、アステラス製薬<4503>などのディフェンシブ銘柄は堅調が予想される。 <FA> 2022/05/10 09:10 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は130円台半ば近辺で伸び悩む可能性 10日午前の東京市場でドル・円は130円20銭台で推移。米長期金利の低下や欧米株安を意識したリスク回避の円買いは一巡しつつあるが、新たなドル買い材料が提供されない場合、ドル・円は130円台半ば近辺で伸び悩む可能性があるとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円20銭から130円58銭、ユーロ・ドルは、1.0553ドルから1.0569ドル。ユーロ・円は137円58銭から137円83銭。 <MK> 2022/05/10 09:09 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~物色としては引き続き決算を手掛かりとした日替わり的な対応~ 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:物色としては引き続き決算を手掛かりとした日替わり的な対応■近鉄GHD、22/3黒字修正 営業利益35億円←▲50億円■前場の注目材料:大林組、建設現場の熱中症対策で新事業、温湿度クラウド管理■物色としては引き続き決算を手掛かりとした日替わり的な対応10日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、いったんはリバウンドを意識した展開が期待されそうだ。9日の米国市場はNYダウが653ドル安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策の正常化を目指し緩和解除を開始したため、投資家によるリスク資産を軽減する動きが継続。中国のコロナによる都市封鎖も継続しサプライチェーン混乱も継続、加えて、FRBの急速な利上げにより景気後退入りへの懸念も強まり、引けにかけては下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比410円安の25980円。円相場は1ドル130円30銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップダウンから始まろう。日経平均は4月27日につけた直近安値26051.04円を下回ってくる可能性があり、もち合いレンジの下限を割り込んでくる展開が警戒される。ただし、節目の26000円割れとなれば、売り方にとってもいったんはショートカバーを入れるタイミングになる可能性があることから、売り一巡後は短期的にはリバウンドを意識した底堅さが見られる可能性はありそうだ。もっとも、明確な底入れ感は確認できていないことから、短期的な売買にとどまりやすく、戻り売りスタンスが多そうだ。米国では主要な株価指数は揃って年初来安値を更新している。長期金利の上昇が警戒されるなか、11日には4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えているため、インフレ懸念が高まるようだと、一段の下落を警戒したセンチメントとなる。また、中国ではロックダウン解除の動きは見られず、これに伴うサプライヤー問題への警戒が高まっている状態だ。短期的にはショートカバーから底入れ期待も出てくる可能性はあるものの、積極的なリバウンドを狙った動きは考えづらいところ。また、戻りの鈍さが意識され、直近安値を下回った水準が続くようだと、買い方のヘッジ対応が加速する動きも警戒しておきたいところであろう。物色としては引き続き決算を手掛かりとした日替わり的な対応となる。昨日は決算を受けて郵船<9101>が売られる一方で、川崎船<9107>が大きく買われるなど、セクター間でも明暗がはっきり出てきているため、より決算内容に神経質になるだろう。なお、昨日の引け後の決算については、フクダ電子<6960>、MKシステム<3910>、Appier<4180>、加賀電子<8154>、KNTCT<9726>、キッツ<6498>、太平製作所<6342>、船井総研<9757>、ニーズウェル<3992>、コムチュア<3844>、バルテス<4442>辺りが注目される。■近鉄GHD、22/3黒字修正 営業利益35億円←▲50億円近鉄GHD<9041>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業損益は50億円の赤字から35億円の黒字に上方修正した。子会社であるKNT-CTホールディングスが3月23日および5月9日に公表した業績予想修正を反映したほか、各事業において更なるコスト削減に努めたことにより、営業利益以下の各段階利益が前回発表した予想を上回り、損益が改善する見込み。コンセンサス(30億円程度の赤字)を上回る。■前場の注目材料・米長期金利は低下・米国景気の拡大・コロナ流行下の経済活動正常化・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・大林組<1802>建設現場の熱中症対策で新事業、温湿度クラウド管理・日本触媒<4114>50億円投じプラントのDX実証・NTT<9432>海外事業統合、「データ」と共同出資会社・ホンダ<7267>北米で「アキュラ」EV化推進、目標上回るペースで比率高める・トヨタ<7203>インドで810億円投資、脱炭素化へ電動化加速・冨士ダイス<6167>新冶金棟、生産能力5割増に・三菱ケミHD<4188>バイオマス由来製品特許、欧当局が有効判断・日本ゼオン<4205>タイでLiB用バインダー生産・三井化学<4183>三井化学など、炭素繊維製造のエネ50%減、基盤技術確立・大同特殊鋼<5471>特殊鋼鋼材・工具鋼製品を値上げ、原料高など転嫁・ロート製薬<4527>台湾社に出資、ヘルスケアにデジタル活用☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:30 3月家計支出(前年比予想:-3.3%、2月:+1.1%)<海外>・特になし <ST> 2022/05/10 08:36 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに広がる可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長く伸び悩んだが、日欧金利差の拡大観測が広がり、一時140円00銭(2022/04/21)まで買われている。プーチン露大統領による正式な宣戦布告はなかったものの、ウクライナとロシアの戦闘が短期間で終わる見込みは薄い。また、欧州におけるエネルギー供給不安は消えていないことから、リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに広がる可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米長期金利の上昇・欧州におけるエネルギー供給不安・ウクライナとロシアの戦闘は長期化の公算【ユーロ買い要因】・米政策金利の大幅上昇の可能性は低下・日欧金利差拡大の思惑・代替エネルギー確保の可能性 <FA> 2022/05/10 08:18 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利低下でドル買い拡大の可能性低い 9日のドル・円は、東京市場では130円50銭から131円35銭まで反発。欧米市場では、131円24銭から130円12銭まで反落し、130円27銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に130円台で推移か。欧米株安や米長期金利の低下を意識してリスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。米連邦準備制度理事会(FRB)が9日公表した半期金融安定報告書で、「高インフレや株式・商品市場におけるボラティリティー、ウクライナでの戦争が、米金融システムに対する主要リスク」、「インフレはロシアのウクライナ侵攻前から、予想以上に高く、持続的となっており、インフレ見通しを巡る不確実性は、金融状況や経済活動にリスクを及ぼす」との見解が提示された。米国のインフレ見通しについては予断を許さない状況が続いていることが改めて確認された。ただ、金融市場は6月と7月に0.50ポイントの追加利上げが実施されることを想定しており、FRBは政策金利の引き上げを通じて金融正常化を推進するとの市場の見方は変わっていない。インフレ鈍化を示唆する材料が数多く提供されない限り、株安でも利上げ継続の方針は変わらないだろう。 <FA> 2022/05/10 08:15 注目トピックス 市況・概況 大阪金見通し:下落か、株安による損失を金の売却で補う動きも 大阪取引所金標準先物 23年4月限・夜間取引終値:7750円(前日日中取引終値↓111円)・想定レンジ:上限7800円-下限7700円10日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は下落しそうだ。今日未明の外為市場で一時1ドル=130円10銭前後と昨日15時頃に比べて90銭ほど円高・ドル安に振れ、円建てで取引される金先物の割高感が強まっている。また、昨日の米株式市場でダウ平均が年初来安値を更新するなど株安が進んでおり、株価下落による損失を金の売却で補う動きも指摘されている。こうした動きや心理を映し、金先物はナイトセッションで大きく下落しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、売りが優勢の展開となりそうだ。 <FA> 2022/05/10 07:45 注目トピックス 市況・概況 9日の米国市場ダイジェスト:NYダウ653ドル安、景気後退入りを警戒 ■NY株式:NYダウ653ドル安、景気後退入りを警戒米国株式市場は続落。ダウ平均は653.67ドル安の32245.70ドル、ナスダックは521.41ポイント安の11623.25で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策の正常化を目指し緩和解除を開始したため、投資家によるリスク資産を軽減する動きが続き、寄り付き後、下落。中国のコロナによる都市封鎖も継続しサプライチェーン混乱も継続、加えて、FRBの急速な利上げにより景気後退入りへの懸念も強まり、引けにかけては下げ幅を拡大した。セクター別では、エネルギーや自動車・自動車部品の下落が目立った一方で、家庭・パーソナル用品が小幅上昇。肉食品メーカーのタイソン・フーズ(TSN)は四半期決算で1株利益が予想を上回り、上昇した。また、景気動向に左右されにくいスーパーマーケットのクローガー(KR)、ディスカウント小売りのウォルマート(WMT)、食品会社のキャンベルスープ(CPB)やゼネラル・ミルズ(GIS)、消費材メーカーのクロロックス(CLX)など、軒並み買われた。一方で、ソフトウェアメーカーのパランティア(PLTR)は、第1四半期決算で調整後の1株利益が予想を下回り、大幅下落。配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)は、最高経営責任者(CEO)がマーケティングや従業員への報奨金などのコストを削減する計画を明らかにし、売られた。電気自動車メーカーのリビアン(RIVN)は、新規上場後の株式保有が強いられるロックアップの解除に伴い自動車メーカーのフォード(F)をはじめ、既存株主やインサイダーによる保有株巨額売却で、大幅安。バイオのノババックス(NVAX)は取引終了後に決算を発表。内容は予想を下回り、時間外取引で売られている。Horiko Capital Management LLC■NY為替:米国の景気後退やスタグフレーション懸念でリスクオフ9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、131円02銭から130円12銭まで下落し、130円27銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の急速な引き締めで米国経済が景気後退入りするとの懸念や、同時に高インフレも制御できず、スタグフレーション懸念などが強まり、リスク回避の円買いが優勢となった。投資資金が安全資産として米国債にも向かい、債券利回りも低下したためドル買いも後退した。ユーロ・ドルは1.0517ドルまで下落後、1.0593ドルまで反発し、1.0560ドルで引けた。ロシアのプーチン大統領が9日の対独戦勝記念式典の軍事パレードにおいて、警戒されていたような正式な宣戦布告をしなかったため、戦況の一段の深刻化で欧州経済の成長も停滞するとの懸念は後退。ユーロの買い戻しが観測された。ユーロ・円は138円25銭から137円07銭まで下落。ポンド・ドルは1.2406ドルまで上昇後、1.2301ドルまで反落。ドル・スイスは0.9893フランから0.9966フランまで上昇した。■NY原油:大幅反落で103.09ドル、世界経済の減速懸念高まるNY原油先物6月限は大幅反落(NYMEX原油6月限終値:103.09 ↓6.68)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-6.68ドルの103.09ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは102.13ドル-110.49ドル。アジア市場の序盤で110.49ドルをつけたが、その後は下げる展開。供給不安は消えていないものの、世界経済の減速懸念が強まり、売りが優勢となった。ニューヨーク市場の中盤以降に下げ幅は拡大し、通常取引終了後の時間外取引で株安を意識して102.13ドルまで一段安となった。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  36.37ドル   -1.08ドル(-2.88%)モルガン・スタンレー(MS) 81.15ドル   -3.08ドル(-3.66%)ゴールドマン・サックス(GS)308.89ドル  -4.07ドル(-1.30%)インテル(INTC)        43.07ドル   -1.23ドル(-2.78%)アップル(AAPL)        152.06ドル  -5.22ドル(-3.32%)アルファベット(GOOG)    2261.68ドル -51.52ドル(-2.23%)フェイスブック(FB)     196.21ドル  -7.56ドル(-3.71%)キャタピラー(CAT)      206.29ドル  -8.36ドル(-3.89%)アルコア(AA)         54.21ドル   -6.83ドル(-11.19%)ウォルマート(WMT)      151.31ドル  +1.75ドル(+1.17%) <ST> 2022/05/10 07:41 注目トピックス 市況・概況 NY原油:大幅反落で103.09ドル、世界経済の減速懸念高まる NY原油先物6月限は大幅反落(NYMEX原油6月限終値:103.09 ↓6.68)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-6.68ドルの103.09ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは102.13ドル-110.49ドル。アジア市場の序盤で110.49ドルをつけたが、その後は下げる展開。供給不安は消えていないものの、世界経済の減速懸念が強まり、売りが優勢となった。ニューヨーク市場の中盤以降に下げ幅は拡大し、通常取引終了後の時間外取引で株安を意識して102.13ドルまで一段安となった。 <FA> 2022/05/10 07:34 注目トピックス 市況・概況 NY金:反落で1858.60ドル、換金目的の売りが入る NY金先物6月限は反落(COMEX金6月限終値:1858.60 ↓24.20)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比-24.20ドルの1858.60ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1851.00ドル-1885.60ドル。アジア市場の序盤で1885.60ドルまで買われた後は下げる展開。米長期金利の低下や株安は支援材料にはならなかった。ニューヨーク市場では換金目的の売りが優勢となり、通常取引終了後の時間外取引で1851.00ドルまで一段安となった。 <FA> 2022/05/10 07:30 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウ653ドル安、景気後退入りを警戒 米国株式市場は続落。ダウ平均は653.67ドル安の32245.70ドル、ナスダックは521.41ポイント安の11623.25で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策の正常化を目指し緩和解除を開始したため、投資家によるリスク資産を軽減する動きが続き、寄り付き後、下落。中国のコロナによる都市封鎖も継続しサプライチェーン混乱も継続、加えて、FRBの急速な利上げにより景気後退入りへの懸念も強まり、引けにかけては下げ幅を拡大した。セクター別では、エネルギーや自動車・自動車部品の下落が目立った一方で、家庭・パーソナル用品が小幅上昇。肉食品メーカーのタイソン・フーズ(TSN)は四半期決算で1株利益が予想を上回り、上昇した。また、景気動向に左右されにくいスーパーマーケットのクローガー(KR)、ディスカウント小売りのウォルマート(WMT)、食品会社のキャンベルスープ(CPB)やゼネラル・ミルズ(GIS)、消費材メーカーのクロロックス(CLX)など、軒並み買われた。一方で、ソフトウェアメーカーのパランティア(PLTR)は、第1四半期決算で調整後の1株利益が予想を下回り、大幅下落。配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)は、最高経営責任者(CEO)がマーケティングや従業員への報奨金などのコストを削減する計画を明らかにし、売られた。電気自動車メーカーのリビアン(RIVN)は、新規上場後の株式保有が強いられるロックアップの解除に伴い自動車メーカーのフォード(F)をはじめ、既存株主やインサイダーによる保有株巨額売却で、大幅安。バイオのノババックス(NVAX)は取引終了後に決算を発表。内容は予想を下回り、時間外取引で売られている。Horiko Capital Management LLC <FA> 2022/05/10 07:00 注目トピックス 市況・概況 NY為替:米国の景気後退やスタグフレーション懸念でリスクオフ 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、131円02銭から130円12銭まで下落し、130円27銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の急速な引き締めで米国経済が景気後退入りするとの懸念や、同時に高インフレも制御できず、スタグフレーション懸念などが強まり、リスク回避の円買いが優勢となった。投資資金が安全資産として米国債にも向かい、債券利回りも低下したためドル買いも後退した。ユーロ・ドルは1.0517ドルまで下落後、1.0593ドルまで反発し、1.0560ドルで引けた。ロシアのプーチン大統領が9日の対独戦勝記念式典の軍事パレードにおいて、警戒されていたような正式な宣戦布告をしなかったため、戦況の一段の深刻化で欧州経済の成長も停滞するとの懸念は後退。ユーロの買い戻しが観測された。ユーロ・円は138円25銭から137円07銭まで下落。ポンド・ドルは1.2406ドルまで上昇後、1.2301ドルまで反落。ドル・スイスは0.9893フランから0.9966フランまで上昇した。 <MK> 2022/05/10 06:42 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:家計支出、米3年債入札、米アトランタ連銀総裁が講演など <国内>08:30 家計支出(3月) -3.3% 1.1%<海外>16:00 トルコ・失業率(3月)  10.7%17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)  1.72%18:00 独・ZEW期待指数(5月) -41.5 -41.021:00 ブ・小売売上高(3月)  1.1%23:00 ブ・自動車販売台数(4月)  146,819台米・3年債入札独・5年債入札欧州復興開発銀行(EBRD)年次総会(12日まで)米・アトランタ連銀総裁が講演韓・大統領に尹錫悦氏が就任注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <FA> 2022/05/10 06:30 注目トピックス 市況・概況 5月9日のNY為替概況   9日のニューヨーク外為市場でドル・円は131円00銭から130円12銭まで下落し、引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の急速な引き締めで米経済が景気後退に陥るとの懸念や、同時に高インフレも制御できず、スタグフレーション懸念などが強まり、株安に連れたリスク回避の円買いが優勢となった。安全資産として投資資金が米国債にも向かい、債券利回りも低下したためドル買いも後退した。  ユーロ・ドルは1.0520ドルまで下落後、1.0593ドルへ反発し、引けた。ロシアのプーチン大統領が9日の対独戦勝記念式典の軍事パレードにおいて、警戒されていたような正式な宣戦布告がなかったため、戦況の一段の深刻化で欧州経済の成長も停滞するとの懸念が後退。ユーロの買戻しが強まった。  ユーロ・円は138円20銭から137円07銭まで下落。 ポンド・ドルは1.2406ドルまで上昇後、1.2300ドルまで反落。_NEW_LINE_ドル・スイスは0.9894フランから0.9966フランまで上昇した。_NEW_LINE_[経済指標]・米・3月卸売在庫改定値:前月比+2.3%(予想:+2.3%、速報値:+2.3%)・米・3月卸売売上高:前月比+1.7%(予想:+1.8%、+1.5%←+1.7%) <KY> 2022/05/10 04:15 注目トピックス 市況・概況 [ドル・円通貨オプション]相場不透明感でOP買い優勢 ドル・円オプション市場の変動率は上昇。相場不透明感でオプション買いが優勢となった。リスクリバーサルは1年物を除いて円先安観に伴う円プット買いが後退。1年物は円プット買いが継続し円コールスプレッドを上回る差は2015年来で最大となった。■変動率・1カ月物11.28%⇒11.82%(08年10/24=31.044%)・3カ月物11.30%⇒11.60%(08年10/24=31.044%)・6カ月物10.91%⇒11.17%(08年10/24=25.50%)・1年物10.36%⇒10.56%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物-0.53%⇒-0.37%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物-0.51%⇒-0.37%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物-0.42%⇒-0.37%(08年10/27=+10.71%)・1年物-0.34%⇒-0.37%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2022/05/10 02:14 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ユーロ買戻し優勢、プーチン露大統領による宣戦布告なく ロシアのプーチン大統領が9日の対独戦勝記念式典の軍事パレードにおいて、警戒されていたような正式な宣戦布告がなかったため、ウクライナ侵攻の一段の深刻化で欧州経済の成長も停滞するとの懸念が後退した。ユーロの買戻しも続いた。ユーロ・ドルは1.0584ドルまで反発。ユーロ・円は137円07銭の安値から137円90銭へ反発した。ユーロ・ポンドは0.8516ポンドの安値から0.8565ポンドまで反発。米国株式相場は下げ幅縮小。600ドル近く下げたダウは400ドル安で推移した。 <KY> 2022/05/10 01:28 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル円130円割れ寸前まで、リスク回避の円買い加速、ダウ600ドル近く下落 NY外為市場では株安に連れたリスク回避の円買いが加速した。ドル・円は131円00銭から130円12銭まで反落。ユーロ・円はリスク回避の円買いに137円07銭まで下落した。米国経済の景気後退入り、スタグフレーション懸念などに米国株式相場は大幅安。ダウは600ドル超下落した。米10年債利回りは3.1%を割り込んだ。 <KY> 2022/05/10 00:42 注目トピックス 市況・概況 NY外為:円、20年ぶり安水準から反発、リスクオフの円買いも、ダウ400ドル超安 NY外為市場では株安に連れリスク回避の動きが強まった。ドル・円は130円台後半でもみ合い。10年債利回りも3.2%から3.10%まで低下しドル買いも一服。ドル・円は一時131円35銭まで上昇し、20年ぶりの円安・ドル高を記録した。ユーロ・円は138円32銭の高値から137円70銭へ反落した。ポンド円は162円19銭の高値から161円11銭へ反落。ダウ平均株価は450ドル安で推移した。 <KY> 2022/05/09 23:37 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル20年ぶり高値から反落、金利の上昇が一段落、ダウ400ドル超安 NY外為市場で金利の上昇が一段落したためドル買いも後退した。ドル指数は一時104.187まで上昇し2002年来の高値を更新。米国債相場は株安を嫌気し反発。一時3.2%まで上昇した米10年債利回りは3.11%で推移している。ドル・円は131円35銭まで上昇後は、130円75-80銭で底堅く推移。ユーロ・ドルは1.0573ドルまで上昇後は、1.0545-50ドルでもみ合いとなった。 <KY> 2022/05/09 22:46 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル買い一服、アトランタ連銀総裁が50BP以上の利上げの必要性否定 NY外為市場でドル買いが一服した。アトランタ連銀のボスティック総裁は0.5%ポイントの利上げがすでにかなり積極的で、0.5%以上の幅の利上げの必要性が見られず、このペースを維持すべきとの考えを示した。「目標は政策金利を中立である2%-2.5%に戻すこと」と主張。米10年債利回りは一時3.2%まで上昇後、3.14%へ低下した。ドル・円は日中の高値131円35銭の高値から130円67銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0540ドルから1.0573ドルまで上昇した。 <KY> 2022/05/09 21:48 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は失速、欧州通貨の続伸で 欧州市場でドル・円は失速し、130円10銭付近に値を下げている。ウクライナ情勢への過度な懸念は後退し、ユーロとポンドへの買戻しがドルを下押し。一方、欧州株式市場は主要指数が総じて弱含み米株式先物も下げ幅を拡大したが、リスク回避の円買いは限定的のようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は131円04銭から131円21銭、ユーロ・円は137円71銭から138円28銭、ユーロ・ドルは1.0501ドルから1.0544ドル。 <TY> 2022/05/09 20:01 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、欧州通貨の買戻しで 欧州市場でドル・円は伸び悩み、130円10銭台でのもみ合いに。ウクライナ情勢に対する過度な懸念は和らぎ、ユーロとポンドへの買戻しが先行。また、豪ドル・ドルは節目の0.70ドル付近で持ちこたえ、一段のドル高を抑制する。一方で、欧米株安を受け、円買いが観測される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は131円04銭から131円21銭、ユーロ・円は137円71銭から138円17銭、ユーロ・ドルは1.0501ドルから1.0533ドル。 <TY> 2022/05/09 19:13 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:大幅反落、一目均衡表は変化日前に三役逆転 9日の日経平均は大幅に反落した。終値が下向きに転じた5日移動平均線を下回ったほか、ローソク足は上下ともに短いヒゲを伴う大陰線を描き、強い売り圧力を窺わせた。一目均衡表では明日10日の変化日を前に、株価が下振れして雲下限を割り込んで三役逆転を形成して売り手優勢の形状となった。25日線とのマイナス乖離率は2.79%と売られ過ぎの5%ラインまで幅を残し、RSI(14日ベース)は43.76%と中立圏内にとどまっているため、一段安リスクに留意が必要となろう。 <FA> 2022/05/09 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は上値が重い、高値圏は維持 欧州市場でドル・円は130円10銭台と、上値が重い。午後には4月高値の131円25銭を上抜け、一時131円30銭台に浮上した。その後は利益確定売りに押され、小幅に値を下げた。ただ、米10年債利回りの先高観から、ドル・円は下値の堅さも目立つ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は131円04銭から131円21銭、ユーロ・円は137円71銭から137円99銭、ユーロ・ドルは1.0501ドルから1.0520ドル。 <TY> 2022/05/09 18:07 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米金融正常化や欧州通貨売りでドル上昇基調 9日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米金融正常化への思惑から、金利先高観を背景にドル買い継続の見通し。また、ウクライナ情勢の不透明感で欧州通貨売りに振れやすく、ドルは上昇基調を維持すると予想される。前週末に発表された米雇用統計は全般的に底堅い内容となり、連邦準備制度理事会(FRB)による金融正常化への思惑からドル買い優勢に。欧州中銀(ECB)当局者は早期利上げを主張したがユーロ・ドルは反落し、ドル・円は130円後半に浮上。週明けアジア市場でもその流れが受け継がれ、米10年債利回りの先高観からドル買いが先行している。また、ウクライナ情勢悪化への警戒感からリスクオフのムードが広がり、欧州通貨が安い。この後の海外市場は、引き続き日米金融政策の違いに着目したドル買い・円売りに振れやすい展開となりそうだ。また、ロシアの対独戦勝記念日でウクライナへの攻撃が激化するとの懸念から、欧州をはじめ主要通貨売りに振れやすい。一方で、ドルには有事の買いが強まる見通し。NY株式市場はリスクオフの売りが見込まれるものの、ドル・円は上昇基調を維持しよう。4月28日に付けた131円25銭を上抜ければ、131円半ばを目指すだろう。【今日の欧米市場の予定】・23:00 米・3月卸売在庫改定値(前月比予想:+2.3%、速報値:+2.3%) <FA> 2022/05/09 17:25 注目トピックス 市況・概況 9日の日本国債市場概況:債券先物は149円09銭で終了 <円債市場>長期国債先物2022年6月限寄付149円05銭 高値149円12銭 安値149円04銭 引け149円09銭売買高総計13332枚2年 436回 -0.050%5年 151回  0.015%10年 366回  0.245%20年 180回  0.780%債券先物6月限は、149円05銭で取引を開始。前週末の米国の4月雇用統計を受けた長期金利上昇にともない売りが先行し、149円04銭まで下げた。その後、日銀の指値オペ通告、日本株安を受けて買いが優勢になり、149円12銭まで上げた。それ以降はあすの財務省の10年債入札を控えて上値が重くなった。現物債の取引では、2年債が買われ、5年債、10年債、20年債が売られた。<米国債概況>2年債は2.71%、10年債は3.17%、30年債は3.26%近辺で推移。債券利回りはやや上昇。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は1.13%、英国債は2.03%、オーストラリア10年債は3.55%、NZ10年債は3.80%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・23:00 米・3月卸売在庫改定値(前月比予想:+2.3%、速報値:+2.3%) <KK> 2022/05/09 17:24 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は強含み、4月高値を上抜け 9日の東京市場でドル・円は強含み。早朝に130円58銭を付けた後、米10年債利回りの上昇でドル買い基調に振れた。また、ロシアによるウクライナへの攻撃激化が懸念されるなか有事のドル買いが強まり、4月高値を上抜け131円34銭まで値を切り上げた。・ユーロ・円は137円49銭から138円11銭まで上昇した。・ユーロ・ドルは1.0547ドルから1.0495ドルまで値を下げた。・17時時点:ドル・円131円10-20銭、ユーロ・円137円90-00銭・日経平均株価:始値26,705.32円、高値26,732.61円、安値26,309.22円、終値26,319.34円(前日比684.22円安)【経済指標】・日・3月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+1.2%(予想:+0.8%、2月:+1.2%)・中・4月輸出:前年比+3.9%(予想:+2.5%、3月:+14.7%)・中・4月輸入:前年比0.0%(予想:-3.0%、3月:-0.1%)【要人発言】・プーチン・ロシア大統領「西側諸国は領土を侵攻する準備をしていた」「ウクライナ侵攻、唯一の正しい選択だった」・レーン・フィンランド中銀総裁「7月の利上げと、秋までにはゼロ金利に戻すことが望ましい」・岸田首相「石油の輸入削減・停止、時間をかけてフェーズアウト」「原発再稼働は安全最優先の方針にまったく変わりはない」 <TY> 2022/05/09 17:12 注目トピックス 市況・概況 5月のくりっく365、ドル・円は堅調、南アフリカランド・円は下げ渋る展開か 東京金融取引所(TFX)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」は、2022年4月の取引数量が前月比5.7%減の325万5534枚、1日の平均取引数量は15万5026枚と前月比で増加した。月末時点の証拠金預託額は3994.09億円と前月比で25.58億円増加した。取引通貨量では、米ドル、豪ドル、メキシコペソ、南アフリカランド、ユーロの順となった。一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」は、4月の取引数量が前月比27.4%減の419万4784枚、1日の平均取引数量は20万8029枚と前月比で減少した。月末時点の証拠金預託額は687.34億円となり、前月比で約26.83億円の増加となった。取引数量トップは米ドル・円で132万7240枚(前月比37.3%増)だった。米ドルは対円で上昇基調を辿った。日銀の黒田総裁が「円安は日本経済に全体としてはプラス」として強力な金融緩和政策の継続を主張するなか、対照的に米国では0.5ptや0.75ptといった大幅利上げ観測が日増しに強まり、日米の金利方向感の拡大が意識された。また、エネルギー市況の逼迫長期化が見込まれるなか、資源輸入国である日本の貿易収支の悪化を通じた実需によるドル買い・円売りも根強く続いた。4月27-28日の金融政策決定会合では、大規模緩和の維持と、日銀が国債を無制限に買い入れる「指し値オペ(公開市場操作)」が原則として毎日実施されることが決まった。円安けん制発言も聞かれず、これを受けてドル・円は1ドル=130円台乗せと、20年ぶりの円安水準を記録した。豪ドル・円は堅調もみ合い、取引数量は41万7855枚(前月比12.6%増)だった。石油や天然ガス(LNG)、石炭などの資源価格が高止まるなか、資源大国通貨としての魅力を維持。また、豪準備銀行(中央銀行)は5月理事会で「今が異例の支援を解除する適切な時期」として、政策金利を0.25pt引き上げ0.35%に決定。さらに「インフレ目標達成にはさらなる利上げが必要」と言明しており、6月会合での追加利上げ観測が浮上していることも対円での上昇要因に。一方で、資源高を理由とした買いに一服感が出てきていることに加え、経済面での結びつきが強い中国経済が、ロックダウン(都市封鎖)の延長を背景に減速懸念が強まっていることも重しとなり、強弱材料が混在するなか、豪ドル・円はもみ合いとなった。5月のドル・円は堅調か。5月3-4日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通り、0.5ptの利上げと6月からの量的引き締め(QT)の開始が決定された。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は0.75ptの利上げについて「積極的には検討されていない」との見解を示し、ドル・円は直後に一時的に1ドル=130円台を割り込んだ。しかし、市場ではFRBはインフレを抑えることができないのではないか、ひいてはいずれ大幅な利上げに追い込まれるのではないかとの不信感を抱いているようで、金利先高観がむしろ強まるなか、ドル・円はすぐに130円台を回復。米10年債利回りも3年半ぶりとなる高水準を付け、高値更新が続いているため、日銀が金融政策スタンスの変更を示唆しない限りは、ドル・円のじり高基調が続きそうだ。南アフリカランド・円は下げ渋る展開か。4月前半まではインフレ抑制を方針とした金融政策スタンスや商品市況の上昇を背景に底堅い展開が続いていた。しかし、4月後半からは、大規模洪水による同国経済への打撃を懸念する向きが増えたほか、米長期金利の上昇や中国経済の減速を背景に新興国経済が後退する警戒感も高まり、南アフリカランドは軟調に推移。しかし、悪材料が重なる形で売り込まれたものの、対円での上昇要因・構造的背景が大きく変わらないなか、今後は下げ止まることが予想されよう。 <YN> 2022/05/09 16:48 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は一段高、4月高値を上抜け 9日午後の東京市場でドル・円は一段高となり、一時131円34銭まで値を上げた。上値メドとして意識されていた4月高値の131円25銭を上抜け、弾みがついた。その後は達成感かややら失速したが、米金融正常化への思惑でドル買い地合いは継続している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円58銭から131円34銭、ユーロ・円は137円49銭から137円90銭、ユーロ・ドルは1.0495ドルから1.0547ドル。 <TY> 2022/05/09 16:20 注目トピックス 市況・概況 外部環境の先行き不透明感を背景にリスク回避の動きが強まる【クロージング】 9日の日経平均は大幅反落。684.22円安の26319.34円(出来高概算12億6000万株)で取引を終えた。前週末の米国株下落を映して半導体関連や電子部品、機械など輸出関連株など幅広い銘柄が売り優勢となり前場半ばには26400円を割り込んだ。後場は下げ渋る動きが見られたものの、引けにかけて再び売られるなか、一時26309.22円まで下げ幅を拡大させた。また、時間外取引で米国株価指数先物がいずれも大幅に下落していることが投資マインドを悪化させたほか、米長期金利も一時3.15%台まで上昇しただけに、先行き不安心理が増幅している。さらに、ロシアの対ドイツ戦勝記念日に伴い、プーチン大統領の演説が9日にモスクワで予定されていることから、ウクライナ情勢の一段の緊迫化懸念につながり、模様眺めムードが強まっていた。東証プライムの騰落銘柄は値下がり銘柄が1600に迫り、全体の8割超を占めた。セクターでは、電気ガス、海運、石油石炭の3業種を除く30業種が下落し、鉄鋼、空運、サービス、非鉄金属、卸売、その他製品、機械の下落が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、川崎船<9107>、アルプスアル<6770>、日東電工<6988>、東京ガス<9531>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>が軟調だった。6日の米国市場は、雇用統計後の長期金利上昇を受けてグロース株中心に弱い動きとなり、主要3株価指数はそろって続落した。この流れを受け、東エレクなど指数寄与度の高い値がさ株を中心に幅広く売りが膨らんだほか、地政学リスクへの警戒感も投資家心理を悪化させ、大引けにかけて下げ幅は700円に迫った。こうしたなか、自社株買いを発表したヤマダHD<9831>がストップ高まで買い進まれたほか、1-3月期の好決算を受けてノジマ<7419>が急伸するなど、決算などを手掛かりとした個別株の一角が賑わった。引き続き投資家の関心は米国のインフレ動向や米金融当局による政策スタンスの行方と言えよう。今週は11日に消費者物価指数(CPI)、12日に卸売物価指数(PPI)、13日には輸入物価指数と物価統計の発表が相次ぐだけに、インフレ高にピークアウトの兆候がみられるのかが注目されそうだ。また、10日にはアトランタ連銀のボスティック総裁が討論会に出席するなど、複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言機会が予定されており、米長期金利の動向を受けた米株市場の動きも気がかりで、これらを見極めながら値動きの荒い展開が続きそうだ。 <FA> 2022/05/09 16:12

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