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寄り付き概況 日経平均は67円安でスタート、ニデックやりそなHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28590.55;-67.02TOPIX;2032.17;-7.56[寄り付き概況] 21日の日経平均は67.02円安の28590.55円と反落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場は下落。ダウ平均は110.39ドル安の33786.62ドル、ナスダックは97.67ポイント安の12059.56で取引を終了した。地銀の決算が低調で預金の減少が明らかになると金融不安が再燃し、下落して始まった。経済指標が予想を下回り景気後退懸念もさらなる重しとなり、終日軟調に推移した。終盤にかけ、AT&Tの下落も一段の重しとなり、下げ幅を拡大して終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の重しとなった。また、外為市場で1ドル=134円00銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、日経平均はこのところ年初来高値近辺で推移していることから、週末ということもあり、利益確定売りが出やすかった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が低下し、東京市場でグロース(成長)株などの株価を支える要因となった。また、来週から発表が本格化する主要企業の3月期決算への関心が高まる中、決算に対して期待する投資家もあり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.1%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.1%上昇だった。今日は楽天銀行<5838>が東証プライムに上場した。 セクター別では、銀行業、輸送用機器、非鉄金属、鉱業、精密機器などが値下がり率上位、化学、小売業、その他製品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ニデック<6594>、りそなHD<8308>、ソシオネクスト<6526>、ルネサス<6723>、日産自<7201>、ホンダ<7267>、トヨタ<7203>、住友鉱<5713>、みずほ<8411>、HOYA<7741>、OLC<4661>、シマノ<7309>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>などが下落。他方、メルカリ<4385>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、資生堂<4911>、SUMCO<3436>、レーザーテック<6920>、信越化<4063>などが上昇している。 <CS> 2023/04/21 09:31 寄り付き概況 日経平均は134円安でスタート、信越化やレーザーテックなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28472.00;-134.76TOPIX;2031.37;-9.01[寄り付き概況] 20日の日経平均は134.76円安の28472.00円と続落して取引を開始した。前日19日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は79.62ドル安の33897.01ドル、ナスダックは3.81ポイント高の12157.23で取引を終了した。予想を上回った英国の消費者物価指数(CPI)を受け、国内のインフレ高止まりや金利上昇が警戒され売りが先行して始まった。金融決算の内容がまちまちの中、預金の流出が警戒されていた地銀のウエスタン・アライアンス(WAL)の決算が予想を上回ったため下げ止まった。しかし、年内の利下げ観測が弱まるなか戻りは鈍く終日冴えない展開となった。一方、終盤にかけてハイテクは小幅ながらプラス圏に回復して終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が続落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日、9日ぶりに反落したものの、依然高値圏にあり、利益確定売りも出やすかった。一方、昨日の米株市場でダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数が上昇したことが東京市場でハイテク株などを支える要因となった。また、3月の訪日客数が181.7万人とコロナ前の19年3月の66%に戻ったことを受け、経済再開(リオープン)への期待感が高まり、市場のムードを明るくしたが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の貿易収支は7545億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆2948億円の赤字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は4月9-15日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は1兆8764億円だった。今日は南海化学<4040>が東証スタンダードに上場した。 セクター別では、卸売業、海運業、輸送用機器、鉱業、情報・通信業などが値下がり率上位、証券商品先物、水産・農林業、パルプ・紙が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、信越化<4063>、太陽誘電<6976>、レーザーテック<6920>、ニデック<6594>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、三菱商事<8058>、三井物産<8031>、丸紅<8002>、住友商事<8053>、伊藤忠<8001>、トヨタ<7203>、NTT<9432>、川崎船<9107>、郵船<9101>、HOYA<7741>などが下落。他方、クボタ<6326>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、JR東<9020>などが上昇している。 <CS> 2023/04/20 09:35 寄り付き概況 日経平均は38円安でスタート、太陽誘電やニデックなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28619.84;-38.99TOPIX;2039.33;-1.56[寄り付き概況] 19日の日経平均は38.99円安の28619.84円と9日ぶり反落して取引を開始した。前日18日の米国株式市場で、ダウ平均は10.55ドル安の33976.63ドル、ナスダックは4.31ポイント安の12153.41で取引を終了した。金融ゴールドマンサックスの決算が冴えず寄り付き後に下落。その後、中国の1-3月期国内総生産(GDP)が1年ぶり最大の伸びとなるなど、経済活動再開の影響が明確化したため世界経済への悲観的な見方が後退、景気後退懸念の緩和を背景に下げ幅を縮小した。一方、主要企業決算の結果を見極めたいとの見方も多く方向感が定まらず小幅安で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は昨日までの8日続伸で1100円を超す上げとなり、昨日は終値ベースでの年初来高値を更新したことから、利益確定売りが出やすかった。また、今月下旬から発表が本格化する国内企業の3月期決算や、海外主要企業の1-3月期決算を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場は、指数によってまちまちの動きで手掛かり材料となりにくいが、ダウ平均が取引開始後に一時200ドル近く下げた後は底堅く推移し、小幅な下げにとどまったことが東京市場で安心感となった。また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場で半導体関連株の株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、エキサイトHD<5571>が東証スタンダードに上場した。 セクター別では、その他製品、電気・ガス業、化学、医薬品、金属製品などが値下がり率上位、保険業、鉱業、鉄鋼、石油石炭製品、その他金融業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ニデック<6594>、太陽誘電<6976>、信越化<4063>、カプコン<9697>、TDK<6762>、オリンパス<7733>、任天堂<7974>、京セラ<6971>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、7&iHD<3382>、トヨタ<7203>、OLC<4661>などが下落。他方、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、住友鉱<5713>、東京海上<8766>、ニトリHD<9843>、日本郵政<6178>、三井物産<8031>、INPEX<1605>、日本製鉄<5401>、ルネサス<6723>、三井住友<8316>、日立<6501>、レーザーテック<6920>などが上昇している。 <CS> 2023/04/19 09:58 寄り付き概況 日経平均は52円高でスタート、りそなHDや日本郵政などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28567.54;+52.76TOPIX;2033.70;+6.73[寄り付き概況] 18日の日経平均は52.76円高の28567.54円と8日続伸して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は反発。ダウ平均は100.71ドル高の33987.18ドル、ナスダックは34.26ポイント高の12157.72で取引を終了した。中堅銀の破綻の影響を受けて預金流出などが警戒され、株価が下落していたチャールズ・シュワブ(SCHW)の決算が予想を上回ったため投資家心理が改善し、寄り付き後、上昇。一方、5月連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げが織り込まれる中、金利高を嫌気した売りに押され、一時下落に転じた。ただ、終盤にかけては金融不安の緩和や経済のソフトランディング期待を支援要因にプラス圏に回復して終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=134円30銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら下落したことが、東京市場で半導体関連株の重しとなった。また、日経平均は昨日までの7日続伸で1000円を超す上昇となっていることから、利益確定売りも出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日はジェノバ<5570>が東証グロース市場に上場した。なお、日本時間11時に、1-3月期の中国国内総生産(GDP)、3月の中国工業生産高、小売売上高など中国の主要経済指標が発表される。 セクター別では、銀行業、保険業、水産・農林業、食料品、精密機器などが値上がり率上位、鉱業、非鉄金属、石油石炭製品、繊維製品、その他金融業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、りそなHD<8308>、日本郵政<6178>、三菱UFJ<8306>、アサヒ<2502>、ダイキン<6367>、7&iHD<3382>、ソフトバンク<9434>、NTT<9432>、ゆうちょ銀行<7182>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、KDDI<9433>、テルモ<4543>、オリンパス<7733>、任天堂<7974>、第一三共<4568>、東京海上<8766>、JT<2914>などが上昇。他方、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、INPEX<1605>、大成建<1801>、マネーフォワード<3994>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>、オリックス<8591>、ルネサス<6723>などが下落している。 <CS> 2023/04/18 09:58 寄り付き概況 日経平均は44円高でスタート、川崎汽船や三菱UFJなどが買われている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28537.99;+44.52TOPIX;2024.45;+5.73[寄り付き概況] 4月17日の日経平均は前週末比44.52円高の28537.99円と7営業日続伸でスタート。14日の米国市場でダウ平均は143.22ドル安の33886.47ドル、ナスダックは42.81ポイント安の12123.47で取引を終了。予想を上回った銀行決算を好感し、寄り付き後、一時上昇。しかし、4月ミシガン大消費者信頼感指数や同指数の1年期待インフレ率が予想を上回ったため、金利先高観が再燃して下落に転じた。その後もボーイング(BA)の下落がさらなる売り圧力となり、下落幅を拡大。連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が一段の金融引き締めが必要との考えを示すと、5月連邦公開市場委員会(FOMC)の追加利上げがほぼ織り込まれ、ハイテクも売られ、終日軟調に推移。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の28490円。本日の日経平均は、米国市場の下落の影響は受けつつも、輸出関連の他、米大手銀行の決算評価からメガバンクなどへの資金流入が見られるなど前週からの強い流れを維持する展開に。 東証プライム市場では、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ファナック<6954>、パナソニックHD<6752>、アステラス製薬<4503>などが買われている。業種別では、海運が上昇率トップで推移。 <CS> 2023/04/17 09:47 寄り付き概況 日経平均は164円高でスタート、ファーストリテや資生堂などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28321.54;+164.57TOPIX;2014.74;+6.81[寄り付き概況] 14日の日経平均は164.57円高の28321.54円と6日続伸して取引を開始した。前日13日の米国株式市場は反発。ダウ平均は383.19ドル高の34029.69ドル、ナスダックは236.94ポイント高の12166.27で取引を終了した。3月生産者物価指数(PPI)が予想を下回りインフレ鈍化が確認されたほか、週次新規失業保険申請件数が労働市場の逼迫緩和を示唆したため、利上げ停止期待が高まり上昇して始まった。金利先高観の後退を追い風にハイテクが相場をけん引し、終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、2月期決算発表が佳境となっており、好業績銘柄への物色意欲が高まっていることも株価支援要因となった。一方、外為市場で1ドル=132円40銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの5日続伸で700円近く上昇しており、短期的な利益確定売りが出やすかった。さらに、米国で今晩、3月の米小売売上高と米鉱工業生産、米4月のミシガン大学消費者信頼感指数が発表されるほか、JPモルガン・チェースやシティ・グループなど米銀行の決算発表が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は株価指数先物オプション4月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で28519.43円だった。日本システムバンク<5530>が名証メインに上場した。 セクター別では、小売業、倉庫運輸関連、その他金融業、卸売業、化学などが値上がり率上位、ゴム製品、輸送用機器、空運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>、7&iHD<3382>、村田製<6981>、エムスリー<2413>、丸紅<8002>、伊藤忠<8001>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、ソニーG<6758>、信越化<4063>、テルモ<4543>、オリックス<8591>、ソフトバンクG<9984>、コマツ<6301>、任天堂<7974>、NTTデータ<9613>などが上昇。他方、東宝<9602>、TDK<6762>、セコム<9735>、ホンダ<7267>、東エレク<8035>、京セラ<6971>、アサヒ<2502>、トヨタ<7203>、OLC<4661>などが下落している。 <CS> 2023/04/14 09:49 寄り付き概況 日経平均は130円安でスタート、東エレクやメルカリなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27952.58;-130.12TOPIX;2000.71;-6.21[寄り付き概況] 13日の日経平均は130.12円安の27952.58円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は下落。ダウ平均は38.29ドル安の33646.50ドル、ナスダックは102.54ポイント安の11929.34で取引を終了した。予想を下回った3月消費者物価指数(CPI)を受けた金利低下で投資家心理が改善し、寄り付き後、上昇。一方、リッチモンド連銀のバーキン総裁やサンフランシスコ連銀のデイリー総裁が依然、追加引き締めが必要との考えを示すと、相場は下落に転じた。ダウ平均は一時プラス圏を回復するも、終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した3月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の中で、金融混乱を受けて経済が景気後退入りするとの見方を強めたことが明らかになると、再び売られた。金利の低下にもかかわらず、ハイテクも需要鈍化懸念で売られ、主要株価指数は下落して終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=133円00銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、日経平均が昨日までの4日続伸で600円を超す上げとなったことから、短期的な利益確定売りも出やすかった。一方、昨日発表された3月の米CPIを受け、FRBの利上げ継続観測が後退したことが、株価を支える要因となった。また、国内で2月期決算発表が本格化しており、好業績銘柄への物色意欲が高まっていることも相場の下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は4月2-8日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は2兆3689億円だった。 セクター別では、鉄鋼、証券商品先物、輸送用機器、電気機器、金属製品などが値下がり率上位、海運業、鉱業、電気・ガス業、倉庫運輸関連、医薬品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、メルカリ<4385>、ニデック<6594>、レーザーテック<6920>、村田製<6981>、日本製鉄<5401>、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、三菱重<7011>、トヨタ<7203>、エーザイ<4523>、信越化<4063>、ルネサス<6723>、OLC<4661>などが下落。他方、川崎船<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>、INPEX<1605>、三菱電<6503>、ゆうちょ銀行<7182>、キーエンス<6861>、NTT<9432>、イオン<8267>、KDDI<9433>、第一三共<4568>、三井物産<8031>、ソフトバンクG<9984>などが上昇している。 <CS> 2023/04/13 09:36 寄り付き概況 日経平均は62円高でスタート、ソフトバンクGや丸紅などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27985.93;+62.56TOPIX;1999.02;+7.17[寄り付き概況] 12日の日経平均は62.56円高の27985.93円と4日続伸して取引を開始した。前日11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は98.27ドル高の33684.79ドル、ナスダックは52.48ポイント安の12031.88で取引を終了した。ディフェンシブや景気循環株の買いに支えられ、寄り付き後、上昇。その後、イエレン財務長官が信用縮小の兆候が見られないと金融混乱の悪化回避を示唆、国内経済が並外れて強いとの見解を示したためダウ平均は堅調に推移した。一方、重要インフレ指標の発表を控えた警戒感やNY連銀のウィリアムズ総裁があと1回の利上げが妥当と言及すると、金利が上昇に転じたため、ハイテクは終日軟調に推移。主要株価指数はまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=133円60銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、米著名投資家であるウォーレン・バフェット氏が日本株に対する強気な見方を示したことも市場のムードを明るくした。一方、昨日の米株式市場で、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの3日続伸で450円上昇しており、短期的な戻り待ちの売りも出やすかった。さらに、今晩、3月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された2月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比4.5%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は7.8%減だった。また、3月の国内企業物価指数は、前年同月比7.2%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同7.1%上昇だった。今日は、ispace<9348>が東証グロースに上場した。 セクター別では、保険業、海運業、卸売業、その他金融業、医薬品などが値上がり率上位、精密機器、空運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、丸紅<8002>、住友商事<8053>、三菱商事<8058>、三井物産<8031>、伊藤忠<8001>、三菱重<7011>、オリックス<8591>、東京海上<8766>、コマツ<6301>、花王<4452>、川崎船<9107>、郵船<9101>、第一三共<4568>、富士フイルム<4901>、武田薬<4502>、NTT<9432>などが上昇。他方、レーザーテック<6920>、HOYA<7741>、ルネサス<6723>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、村田製<6981>などが下落している。 <CS> 2023/04/12 09:29 寄り付き概況 日経平均は262円高でスタート、太陽誘電や東エレクなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27895.90;+262.24TOPIX;1991.93;+15.40[寄り付き概況] 11日の日経平均は262.24円高の27895.90円と3日続伸して取引を開始した。前日10日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は101.23ドル高の33586.52ドル、ナスダックは3.60ポイント安の12084.36で取引を終了した。3月雇用統計の結果が労働市場の堅調さを示したため金利上昇を嫌気した売りが先行。その後、国内経済の見通しが改善したほか、金融システムへの不安も一段と後退し、ダウ平均は上昇に転じた。一方、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が強まり、金利先高観を重しにハイテクは終日軟調に推移。主要株価指数はまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。先週末7日に発表された3月の米雇用統計を受けた昨日の米株式市場で、ダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.8%上昇と、ダウ平均(0.3%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。さらに、外為市場で1ドル=133円40銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支えた。一方、昨日の米株式市場でナスダック総合指数が下落したことが東京市場でハイテク株などの重しとなった。また、明日に3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は日本時間10時30分に、3月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、その他製品、精密機器、サービス業、電気機器、金属製品などが値上がり率上位、水産・農林業、医薬品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、太陽誘電<6976>、東エレク<8035>、コスモス薬品<3349>、安川電<6506>、ルネサス<6723>、川崎船<9107>、アドバンテスト<6857>、テルモ<4543>、住友鉱<5713>、村田製<6981>、リクルートHD<6098>、日産自<7201>、ヤクルト本社<2267>、SMC<6273>、HOYA<7741>、レーザーテック<6920>などが上昇。他方、第一三共<4568>、武田薬<4502>などが下落している。 <CS> 2023/04/11 09:46 寄り付き概況 日経平均は140円高でスタート、日本郵船や三菱UFJなどが買われている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27658.52;+140.21TOPIX;1977.27;+11.83[寄り付き概況] 4月10日の日経平均は前週末比140.21円高の27658.52円と続伸でスタート。7日の米国市場はグッドフライデーの祝日で休場だった。なお、3月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比23万6000人増と予想の範囲内だったほか、失業率は3.5%に低下した(前月3.6%)。シカゴ日経225先物清算値(時間外)は大阪比90円高の27630円。本日の日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買いが先行する展開に。雇用統計への警戒感がこれまでくすぶっていたこともあり、通過でひとまず安心感が台頭。ただし、週明けの欧州市場がイースターマンデーで休場となるなかで商いは膨らみづらいとみられている。 東証プライム市場の売買代金上位では、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、川崎汽船<9107>、オリエンタルランド<4661>、日本製鉄<5401>、大阪チタ<5726>などが買われている一方、ソフトバンクG<9984>、安川電機<6506>などが小安い。業種別では、海運、その他製品、鉱業などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/04/10 09:35 寄り付き概況 日経平均は81円高でスタート、東エレクやHOYAなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27554.37;+81.74TOPIX;1965.49;+4.21[寄り付き概況] 7日の日経平均は81.74円高の27554.37円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は2.57ドル高の33485.29ドル、ナスダックは91.10ポイント高の12087.96で取引を終了した。週次失業保険申請件数が予想を上回ったほか、国際通貨基金(IMF)が今後5年の世界経済成長見通しが1990年来の低い伸びになると警告したため、景気後退を懸念した売りが先行した。また、セントルイス連銀のブラード総裁が利上げ継続支持を表明すると一段と売られた。その後、地銀セクターが回復して金融危機不安が緩和したほか、航空機メーカー、ボーイング(BA)株の上昇が相場全体を押し上げ、上昇に転換。終盤にかけてはグッドフライデーの祭日や雇用統計を控えた買い戻しでプラス圏を維持し、取引を終えた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=131円60銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日までの2日間で日経平均が800円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、米景気懸念が継続する中、今晩、3月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比1.6%増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同4.3%増だった。 セクター別では、海運業、銀行業、精密機器、鉄鋼、空運業などが値上がり率上位、電気・ガス業、医薬品、食料品、小売業、建設業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、HOYA<7741>、三菱UFJ<8306>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>、武田薬<4502>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、コマツ<6301>、SMC<6273>、レーザーテック<6920>、ファナック<6954>などが上昇。他方、7&iHD<3382>、第一三共<4568>、東電力HD<9501>、リクルートHD<6098>、すかいらーく<3197>、ダイキン<6367>などが下落している。 <CS> 2023/04/07 09:35 寄り付き概況 日経平均は224円安でスタート、東エレクや富士通などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27589.14;-224.12TOPIX;1966.67;-17.17[寄り付き概況] 6日の日経平均は224.12円安の27589.14円と続落して取引を開始した。前日5日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は80.34ドル高の33482.72ドル、ナスダックは129.46ポイント安の11996.86で取引を終了した。ADP雇用統計やISM非製造業景況指数が冴えず、追加利上げへの警戒感が後退し、寄り付き後、上昇。その後、クリーブランド連銀のメスター総裁が利上げ軌道維持を支持する姿勢を示すと一時ダウ平均は下落に転じた。しかし、景気減速に備えたデイフェンシブ銘柄の買いが下支えとなり、プラス圏を回復。一方で、ハイテクは需要鈍化懸念から売りが続き、ナスダック総合指数は終日軟調に推移、主要株価指数はまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したものの、ナスダック総合指数が1.07%、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.80%、それぞれ下落しており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、台湾の蔡英文総統が米マッカーシー下院議長と会談したことから、米中対立が激化することが懸念され、市場のムードを重くした。一方、昨日、ダウ平均が反発したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が400円台の大幅安となったことから、押し目待ちの買いが入りやすく、さらに、日経平均27700円台半ばに位置する25日移動平均線が下値支持線として機能することを想定し、ここからの下値は限定的とする見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は3月26日-4月1日に国内株を6週ぶりに買い越した。買越額は622億円だった。 セクター別では、機械、電気機器、金属製品、鉄鋼、非鉄金属などが値下がり率上位、電気・ガス業、医薬品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、富士通<6702>、ダイキン<6367>、信越化<4063>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、ニデック<6594>、レーザーテック<6920>、楽天グループ<4755>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、HOYA<7741>、コマツ<6301>、郵船<9101>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>、日立<6501>などが下落。他方、第一三共<4568>、武田薬<4502>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、JT<2914>などが上昇している。 <CS> 2023/04/06 09:23 寄り付き概況 日経平均は176円安でスタート、ソシオネクストやJFEなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28111.04;-176.38TOPIX;2006.80;-15.96[寄り付き概況] 5日の日経平均は176.38円安の28111.04円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は下落。ダウ平均は198.77ドル安の33402.38ドル、ナスダックは63.13ポイント安の12126.33で取引を終了した。新四半期入りに伴う新規の買いが支え、寄り付き後は全般もみ合い。しかし、その後に発表された2月JOLTS求人件数が予想を下回り2021年5月以来で最低となったため、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退する一方で景気後退懸念が強まり、売りに拍車がかかった。また、JPモルガン銀行(JPM)のダイモン最高経営責任者(CEO)が株主宛て年次書簡で金融危機が進行中で影響が長期化する可能性を警告し、銀行セクターが下落したことも相場を押し下げた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=131円40銭台と、昨日15時頃と比べ1円40銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、日経平均は昨日までの3日続伸で500円を超す上げとなっており、短期的な利益確定売りも出やすかった。一方、流通・小売りや消費関連企業が多い2月決算企業の決算発表が佳境となりつつある。折りしも、中国からの入国者に対する水際対策がきょう緩和され、インバウンド消費の拡大、本格的な経済再開(リオープン)への期待が高まっており、好業績銘柄への物色意欲を後押ししたが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は中国(上海、深セン)、香港、台湾市場が休場となる。 セクター別では、鉄鋼、石油石炭製品、輸送用機器、非鉄金属、繊維製品などが値下がり率上位、海運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、JFE<5411>、神戸鋼<5406>、日本製鉄<5401>、三菱UFJ<8306>、コマツ<6301>、任天堂<7974>、日立<6501>、INPEX<1605>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、三菱地所<8802>、第一三共<4568>、キーエンス<6861>、ルネサス<6723>などが下落。他方、パナHD<6752>、川崎船<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>、武田薬<4502>、オリンパス<7733>、ソフトバンクG<9984>などが上昇している。 <CS> 2023/04/05 09:32 寄り付き概況 日経平均は25円高でスタート、シマノや中外薬などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28213.93;+25.78TOPIX;2019.60;+1.92[寄り付き概況] 4日の日経平均は25.78円高の28213.93円と3日続伸して取引を開始した。前日3日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は327.00ドル高の33601.15ドル、ナスダックは32.45ポイント安の12189.45で取引を終了した。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が予想外の追加減産を決定したことを背景に、原油高に伴いエネルギー関連株が買われ、上昇スタート。ダウ平均は終日エネルギー関連株が支え堅調に推移した一方、ハイテクは軟調で相場の上値を抑制した。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が4日続伸となったことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で原油先物価格が大きく上昇したことを受け、資源・エネルギー関連株に資金が向かいやすく、相場の下支え要因となった。さらに、政府が新型コロナの水際対策を5月8日に終了すると発表したことから、インバウンド消費の拡大、本格的な経済再開(リオープン)への期待が高まったことも、投資家心理を明るくした。一方、昨日の米株式市場でナスダック総合指数、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=132円30銭台と、昨日15時頃と比べ1円10銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となり、寄り後、日経平均は下げに転じた。今日は、トランザクション・メディア・ネットワークス<5258>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、建設業、食料品、海運業などが値上がり率上位、輸送用機器、倉庫運輸関連、精密機器、ゴム製品、空運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、シマノ<7309>、中外薬<4519>、任天堂<7974>、東電力HD<9501>、レーザーテック<6920>、デンソー<6902>、郵船<9101>、INPEX<1605>、信越化<4063>、川崎船<9107>、日立<6501>、商船三井<9104>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>、三菱商事<8058>などが上昇。他方、JAL<9201>、7&iHD<3382>、ルネサス<6723>、トヨタ<7203>、ブリヂストン<5108>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、日本製鉄<5401>、東京海上<8766>、ホンダ<7267>、武田<4502>などが下落している。 <CS> 2023/04/04 09:32 寄り付き概況 日経平均は161円高でスタート、日本製鉄やファーストリテなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28203.35;+161.87TOPIX;2015.05;+11.55[寄り付き概況] 4月3日の日経平均は前週末比161.87円高の28203.35円と続伸でスタート。3月31日の米国市場でダウ平均は415.12ドル高の33274.15ドル、ナスダックは208.44ポイント高の12221.91で取引を終了。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているコアPCE価格指数が予想外に前月から伸びが鈍化したため、早期の利上げ停止を見込んだ買いが先行。その後も長期金利の低下がハイテク株を支援し、相場全体を押し上げた。主要株価指数は終日堅調に推移して終了。シカゴ日経225先物は大阪比115円高の28205円。米株高の流れを受けて、本日の日経平均は買いが先行する展開に。 東証プライム市場の売買代金上位では、日本製鉄<5401>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ゆうちょ銀行<7182>、INPEX<1605>、オリエンタルランド<4661>、双日<2768>などが買われている一方、レーザーテック<6920>、商船三井<9104>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>、川崎汽船<9107>、三井物産<8031>、信越化<4063>などが下落。業種別では、鉱業、石油石炭、精密機器などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/04/03 09:40 寄り付き概況 日経平均は226円高でスタート、三井物産やテルモなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28009.22;+226.29TOPIX;1999.15;+15.83[寄り付き概況] 31日の日経平均は226.29円高の28009.22円と反発して取引を開始した。前日30日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は141.43ドル高の32859.03ドル、ナスダックは87.24ポイント高の12013.47で取引を終了した。利上げ停止が近いとの期待や金融混乱の深刻化が回避可能との見方から買い戻しが強まり、上昇スタート。一方、連邦準備制度理事会(FRB)高官が追加利上げを支持する姿勢を示したため金融セクターが再び売られ、ダウ平均は一時下落に転じた。反面、金利の上昇一服を背景にハイテクは引き続き堅調に推移。終盤にかけて、金利が低下に転じると相場全体を再び押し上げ、主要株価指数はプラス圏で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、昨日の日経平均が上昇一服となったことから、短期的な押し目待ちの買いも入りやすかった。さらに、政府が中国からの入国者対象の水際対策を4月上旬にも緩和すると報じられたことを受け、インバウンド消費拡大による経済再開(リオープン)への期待が高まったことも市場のムードを明るくした。一方、日経平均28000円近辺では短期的な戻り売りや期末の持ち高整理の売りが出やすくなるとの見方がある。また、今晩、FRBがインフレ指標として重視する米個人消費支出(PCE)物価指数の2月分が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は取引開始前に日本の経済指標が複数発表された。2月の完全失業率(季節調整値)は2.6%(QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.4%)、2月の有効求人倍率(季節調整値)は1.34倍(同1.36倍)、3月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.2%上昇(同3.1%上昇)、2月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比4.5%上昇(同2.7%上昇)だった。 セクター別では、鉄鋼、精密機器、電気機器、輸送用機器、不動産業などが値上がり率上位、海運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、三井物産<8031>、太陽誘電<6976>、テルモ<4543>、日本製鉄<5401>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、ファナック<6954>、日立<6501>、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>、三井不<8801>、東電力HD<9501>、キーエンス<6861>、村田製<6981>などが上昇。他方、川崎船<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>、NTT<9432>などが下落している。 <CS> 2023/03/31 09:33 寄り付き概況 日経平均は55円安でスタート、日野自や川崎船などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27827.89;-55.89TOPIX;1984.61;-10.87[寄り付き概況] 30日の日経平均は55.89円安の27827.89円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は反発。ダウ平均は323.35ドル高の32717.60ドル、ナスダックは210.16ポイント高の11926.24で取引を終了した。金融不安の警戒感が一段と緩和し、寄り付き後、上昇。ヨガアパレルのルルレモン(LULU)や半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)の決算を受けて投資家心理がさらに改善し、終日堅調に推移した。利上げ停止が視野に入ったことで特にハイテクの買い戻しが目立ち、相場の上昇をけん引した。終盤にかけ、半導体インテル(INTC)が投資家向けイベントで新データセンターチップを巡る計画の詳細を発表すると、相場を一段と押し上げた。 今日の東京株式市場で日経平均は下落して始まった。今日は権利落ちに伴い、QUICKによると、日経平均で255円ほど下押し影響があるとみられている。日経平均が昨日までの3日続伸で500円近く上昇したことから、目先的な戻り待ちの売りが出やすかった。また、今日は3月期末の権利落ち日にあたり、昨日までの配当や株主優待目的の買いなどが減少するとみられている。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=132円60銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日の日経平均が25日移動平均線を明確に上抜けて取引を終えたことから、株価の先高観を指摘する向きもあったが、寄付き段階では日経平均は下落した。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は3月19-25日に国内株を5週連続で売り越した。売越額は1兆2858億円だった。今日は、ノバシステム<5257>が東証スタンダードに、ビズメイツ<9345>が東証グロースにそれぞれ上場した。 セクター別では、海運業、石油石炭製品、水産・農林業、その他金融業、証券商品先物などが値下がり率上位、ゴム製品、電気機器、精密機器が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、日野自<7205>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、エディオン<2730>、日本郵政<6178>、郵船<9101>、ゆうちょ銀行<7182>、ゼンショーHD<7550>、ソフトバンク<9434>、近鉄GHD<9041>、住友商事<8053>、任天堂<7974>、KDDI<9433>、オリックス<8591>などが下落。他方、レーザーテック<6920>、第一三共<4568>、HOYA<7741>、ソニーG<6758>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、キーエンス<6861>、ブリヂストン<5108>、OLC<4661>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>などが上昇している。 <CS> 2023/03/30 09:38 寄り付き概況 日経平均は31円高でスタート、ソフトバンクGやコロワイドなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27549.37;+31.12TOPIX;1971.24;+4.57[寄り付き概況] 29日の日経平均は31.12円高の27549.37円と3日続伸して取引を開始した。前日28日の米国株式市場は下落。ダウ平均は37.83ドル安の32394.25ドル、ナスダックは52.75ポイント安の11716.08で取引を終了した。破綻した地銀を巡る上院銀行委員会での金融監督当局指導者による証言を控えた警戒感から売りが先行したが、その後発表された3月消費者信頼感指数が予想外に上昇したためダウ平均は一時プラス圏を回復した。一方、長期金利の上昇を嫌気しハイテクは終日軟調に推移。また、終盤にかけて、金融危機不安がくすぶり、一時上昇していた地銀セクターが再び下落に転じて相場全体を押し下げ、主要株価指数は下落して終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。金融システムを巡る過度な警戒感が後退しつつあり、投資家の心理状態を表す日経平均ボラティリティー・インデックス(日経VI)がこのところ不安心理が高まった状態とされる20を下回って推移し、また昨日の米株式市場で、ボラティリティ・インデックス(VIX指数)が20を下回るなど、投資家心理の改善が示されている。また、今日は3月期末の権利付き最終売買日となり、配当や株主優待目的の買いが入りやすく、また、配当再投資に絡む株価指数先物の買いが入るとの観測もあり、株価の支えとなった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米金融引き締めが続くことが意識され、米長期金利が底堅い動きとなっていることが、東京市場でハイテク株やグロース(成長)株の買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、住信SBIネット銀行<7163>が東証スタンダードに、AnyMind Group<5027>が東証グロースにそれぞれ上場した。 セクター別では、鉱業、鉄鋼、石油石炭製品、非鉄金属、パルプ・紙などが値上がり率上位、海運業、精密機器、銀行業、電気・ガス業、金属製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、コロワイド<7616>、名古屋鉄道<9048>、JR西<9021>、東武<9001>、近鉄GHD<9041>、西武HD<9024>、JAL<9201>、リクルートHD<6098>、日本郵政<6178>、ゼンショーHD<7550>、武田薬<4502>、日本製鉄<5401>、OLC<4661>などが上昇。他方、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、HOYA<7741>、SBI<8473>、みずほ<8411>、郵船<9101>、日立<6501>、三菱商事<8058>、日特殊陶<5334>などが下落している。 <CS> 2023/03/29 09:48 寄り付き概況 日経平均は96円高でスタート、INPEXや大塚HDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27573.82;+96.95TOPIX;1972.83;+10.99[寄り付き概況] 28日の日経平均は96.95円高の27573.82円と続伸して取引を開始した。前日27日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は194.55ドル高の32432.08ドル、ナスダックは55.12ポイント安の11768.84で取引を終了した。地銀ファースト・シチズンが経営破綻したシリコンバレー銀行のローンや預金買収で合意したとの報道を受け、金融不安が緩和し寄り付き後、上昇。経営難が懸念されているファースト・リパブリック(FRC)など他の地銀、金融セクターを押し上げ相場の上昇をけん引した。ダウ平均は終日堅調に推移。一方、長期金利の上昇を警戒してハイテクは売りに転じ、指数によってまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で過度な金融システム不安が後退し、ダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、3月期末接近で、配当・株主優待の権利取り狙いの買いが期待できるとの指摘もあった。一方、昨日の米株式市場でナスダック総合指数が反落し、また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1%を超す下げとなったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、アクシスコンサルティング<9344>、モンスターラボホールディングス<5255>、Arent<5254>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉱業、保険業、銀行業、石油石炭製品、輸送用機器などが値上がり率上位、海運業、空運業、サービス業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、INPEX<1605>、大塚HD<4578>、7&iHD<3382>、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>、りそなHD<8308>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、オリックス<8591>、KDDI<9433>、ENEOS<5020>、丸紅<8002>、三井物産<8031>などが上昇。他方、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、、豊田織<6201>、リクルートHD<6098>、商船三井<9104>、郵船<9101>、川崎船<9107>などが下落している。 <CS> 2023/03/28 09:24 寄り付き概況 日経平均は97円高でスタート、商船三井やJR西などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27482.39;+97.14TOPIX;1963.67;+8.35[寄り付き概況] 3月27日の日経平均は前週末比97.14円高の27482.39円と反発でスタート。24日の米国市場でダウ平均は132.28ドル高の32237.53ドル、ナスダックは36.56ポイント高の11823.96で取引を終了。ドイツ銀行のデフォルト(債務不履行)保証料の上昇をきっかけとした欧州金融不安の再燃が米国内金融への懸念に波及し、下落スタート。その後、複数のアナリストがドイツ銀はクレディ・スイスと違い過去8四半期黒字を計上しており柔軟性があると楽観的なレポートを発表したため懸念が緩和、相場は上昇に転じた。終盤にかけて金融混乱は制御可能と注意深く楽観的な見方も広がり、上げ幅を拡大して終了。シカゴ日経225先物は大阪比65円安の27115円。米株高の流れから、本日の日経平均はやや買いが先行。ただし、過度な金融システム不安が和らいだとはいえ、引き続き市場の様子見ムードは根強いことから、積極的な動きは限定的となっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、商船三井<9104>、JR西<9021>、KDDI<9433>、JR東海<9022>、JR東<9020>、任天堂<7974>などが買われている一方、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、アドバンテ<6857>などが下落。業種別では、陸運、不動産、医薬品などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/03/27 09:33 寄り付き概況 日経平均は50円安でスタート、りそなHDや三井物産などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27368.62;-50.99TOPIX;1950.55;-6.77[寄り付き概況] 24日の日経平均は50.99円安の27368.62円と続落して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は反発。ダウ平均は75.14ドル高の32105.25ドル、ナスダックは117.44ポイント高の11787.40で取引を終了した。3月の連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて利上げ停止が近いとの期待感から買いが先行。ドル安や金利低下が企業業績を改善させるとの見方から一段高となった。しかし、終盤にかけてはイエレン財務長官の下院小委員会での証言を控えた警戒感から売りが強まり、ダウ平均は一時下落に転じた。財務長官が正当化されることを条件に、必要であれば預金保護で追加支援の用意があるとの政府方針を示すと、安心感から買い戻しが再燃し、主要株価指数はプラス圏で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。金融システム不安が完全には払しょくできない中、昨日の米株式市場でダウ平均が一時480ドルを超す上げとなった後に伸び悩み、その後下げに転じる場面があるなど不安定な相場展開だったことから、週末ということもあり積極的な買いは総じて見送られた。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。中でも、ナスダック総合指数が1.01%上昇、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.67%上昇と、ダウ平均(0.23%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価下支え要因となった。また、3月期末接近で配当権利取りなどの買いが期待できるとの指摘もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された2月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.1%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.1%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は3月12-18日に国内株を4週連続で売り越した。売越額は1兆806億円だった。 セクター別では、保険業、鉱業、不動産業、銀行業、証券商品先物などが値下がり率上位、鉄鋼、海運業、電気機器が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、りそなHD<8308>、三井物産<8031>、Jフロント<3086>、DOWA<5714>、ファーストリテ<9983>、富士通<6702>、東京海上<8766>、オリックス<8591>、みずほ<8411>、INPEX<1605>、三菱商事<8058>、日本郵政<6178>、伊藤忠<8001>、ファナック<6954>、ホンダ<7267>などが下落。他方、東エレク<8035>、スクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、サンリオ<8136>、ディスコ<6146>、信越化<4063>、JFE<5411>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、郵船<9101>などが上昇している。 <CS> 2023/03/24 09:51 寄り付き概況 日経平均は233円安でスタート、ルネサスやパナHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27232.97;-233.64TOPIX;1944.37;-18.56[寄り付き概況] 23日の日経平均は233.64円安の27232.97円と反落して取引を開始した。前日22日の米国株式市場は反落。ダウ平均は530.49ドル安の32030.11ドル、ナスダックは190.15ポイント安の11669.96で取引を終了した。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、連邦準備制度理事会(FRB)は市場の予想通り0.25ポイントの利上げに踏み切った一方、最近の金融危機を受けた不透明感を考慮し、声明文を変更するなど柔軟な姿勢を見せたことが好感され、一時上昇に転換。しかし、パウエル議長が会見で必要となれば想定以上の利上げを示唆したため再び下落。さらに、イエレン財務長官が政府は預金保護拡大を検討していないと言及したこともあり、終盤にかけ下げ幅を拡大して終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が反落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=131円10銭台と、昨日15時頃に比べ1円30銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、昨日の日経平均が500円を超す上昇となったことから、目先的な戻り待ちの売りも出やすかった。一方、昨日の日経平均が27200円台に位置する75日移動平均線や27300円台の200日移動平均線を上回って取引を終えたことから、相場の腰は強いとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、アイビス<9343>、ハルメクホールディングス<7119>、日本ナレッジ<5252>が東証グロースに上場した。 セクター別では全業種が値下がり。鉱業、海運業、銀行業、保険業、精密機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、パナHD<6752>、キーエンス<6861>、メルカリ<4385>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、オリックス<8591>、レーザーテック<6920>、郵船<9101>、日立<6501>、三井物産<8031>、ソニーG<6758>、三菱地所<8802>などが下落。他方、リクルートHD<6098>、安川電<6506>などが上昇している。 <CS> 2023/03/23 09:43 寄り付き概況 日経平均は352円高でスタート、ソフトバンクGやメルカリなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27298.15;+352.48TOPIX;1956.51;+27.21[寄り付き概況] 22日の日経平均は352.48円高の27298.15円と反発して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は316.02ドル高の32560.60ドル、ナスダックは184.57ポイント高の11860.11で取引を終了した。イエレン米財務長官が講演で金融システムにも影響しかねない中小銀行保護で必要なら再び介入する方針を表明したため、地銀が買い戻される形で寄り付き後、上昇。一方、期待されていた全預金保護などの規制変更の決定は「まだ時期尚早」としたため、早期の保護拡大への期待が後退し、一時伸び悩んだ。ただ、長官は同時に、現時点で金融システムは堅調との見解を示したことも金融不安後退につながり、終盤にかけて再び上げ幅を拡大して終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。米株式市場でダウ平均が昨日までの2日間で700ドル近く上昇し、主要指数が続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=132円30銭台と、20日15時頃に比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことも株式市場で安心感となった。さらに、20日の日経平均が400円近い下げとなったことから自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日はSHINKO<7120>が東証スタンダードに上場した。 セクター別では全業種が値上がり。海運業、鉱業、保険業、ゴム製品、その他金融業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、荏原製<6361>、メルカリ<4385>、日本電産<6594>、武田薬<4502>、第一三共<4568>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、オリックス<8591>、りそなHD<8308>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>、郵船<9101>、資生堂<4911>、日本郵政<6178>などが上昇。他方、サンリオ<8136>、ゆうちょ銀行<7182>などが下落している。 <CS> 2023/03/22 10:12 寄り付き概況 日経平均は80円安でスタート、レーザーテックや日本郵船などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27253.73;-80.06TOPIX;1949.83;-9.59[寄り付き概況] 3月20日の日経平均は前週末比80.06円安の27253.73円と反落でスタート。17日の米国市場でダウ平均は384.57ドル安の31861.98ドル、ナスダックは86.76ポイント安の11630.51で取引を終了。 当局の監督下におかれたシリコンバレー銀の親会社SVBファイナンシャル・グループがニューヨークで連邦破産法11条の適用を申請したとの報道を受け、金融システムへの不安が再燃し、売りが先行。 また、複数銀行の預金支援を受け昨日大きく上昇していた地銀ファースト・リパブリック・バンク(FRC)が再び下落に転じたことも一段の警戒感につながった。この日はトリプルウィッチングで先物やオプション満了に絡んだ売りも加速した可能性があり、マイナス圏で終了。 シカゴ日経225先物は大阪比320円安の26710円。米株安の流れを受けて本日の日経平均は売りが先行。スイスの金融大手クレディ・スイスについて、同じくスイスの金融大手であるUBSが買収することで合意したと発表したことなどが下支え要因として意識されているとみられる。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、サンリオ<8136>などが買われている一方、レーザーテック<6920>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、日本製鉄<5401>、川崎汽船<9107>、豊田自動織機<6201>などが下落。業種別では、海運、陸運、倉庫運輸などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/03/20 09:53 寄り付き概況 日経平均は221円高でスタート、HOYAや日立などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27232.23;+221.62TOPIX;1952.46;+15.36[寄り付き概況] 17日の日経平均は221.62円高の27232.23円と反発して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は371.98ドル高の32246.55ドル、ナスダックは283.23ポイント高の11717.28で取引を終了した。預金流出が懸念され投資不適格級に格下げされた地銀のファースト・リパブリック銀行(FRC)の行方を警戒した金融不安が再燃し、寄り付き後、大きく下落。欧州中央銀行(ECB)が計画通り大幅利上げを決定すると、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測も再燃し、金融システムのさらなる混乱につながるとの警戒感が強まり、一段安となった。その後、複数の銀行が同地銀支援を協議していると報じられると安心感から買戻しが加速。金融システム混乱深刻化への懸念が後退し、上昇して終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。中でも、ナスダック総合指数が2.48%上昇、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.05%上昇と、ダウ平均(1.17%)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=133円40銭台と、昨日15時頃に比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことも東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は先週末10日以降、昨日までで1600円を超す下げとなっており、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、3月期末が接近し、国内機関投資家によるリバランス(資産配分の見直し)に伴う売りが出やすくなるとの指摘もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では全業種が値上がり。精密機器、鉱業、銀行業、医薬品、電気機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、HOYA<7741>、日立<6501>、第一三共<4568>、レーザーテック<6920>、武田薬<4502>、アドバンテスト<6857>、ソニーG<6758>、デンソー<6902>、ディスコ<6146>、みずほ<8411>、ゆうちょ銀行<7182>、ルネサス<6723>、伊藤忠<8001>、第一生命HD<8750>などが上昇。他方、TDK<6762>、リクルートHD<6098>、商船三井<9104>などが下落している。 <CS> 2023/03/17 09:26 寄り付き概況 日経平均は432円安でスタート、三菱UFJや住友鉱などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26796.67;-432.81TOPIX;1929.06;-31.06[寄り付き概況] 16日の日経平均は432.81円安の23796.67円と反落して取引を開始した。前日15日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は280.83ドル安の31874.57ドル、ナスダックは5.90ポイント高の11434.05で取引を終了した。スイス銀行のクレディ・スイス・グループの経営難を警戒した欧州市場の流れを引き継いで金融セクター中心に売られ、寄り付き後、下落。世界的な金融システム混乱を警戒し、国内地銀の売りも再燃、相場を一段と押し下げた。終盤にかけ、スイス当局が声明で必要ならクレディ・スイスに流動性を供給するなど安定化に向け支援する姿勢を示したため下げ幅を縮小。長期金利の大幅低下でハイテクは底堅く推移し、ナスダック総合指数はプラス圏を回復した。ダウ平均はリセッション懸念から戻りが鈍く、結局、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の欧州の株式市場で主要指数が軒並み大幅安となり、米株式市場でダウ平均やS&P500が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また外為市場で1ドル=132円80銭台と昨日15時頃に比べ1円80銭ほど円高・ドル安方向に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が一時700ドルを超す下げとなる場面があったが、取引終了にかけて下げ渋り、また、ナスダック総合指数が小幅ながら上昇したことなどが東京市場で一定の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された2月の貿易収支は8977億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆693億円の赤字だった。同じく取引開始前に発表された1月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比9.5%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1.8%増だった。また、対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は3月5-11日に国内株を3週連続で売り越した。売越額は8342億円だった。 セクター別では全業種が値下がり。鉄鋼、輸送用機器、鉱業、非鉄金属、その他金融業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、りそなHD<8308>、三住トラスト<8309>、ゆうちょ銀行<7182>、住友鉱<5713>、三菱自<7211>、神戸鋼<5406>、INPEX<1605>、日本製鉄<5401>、日本郵政<6178>、東京海上<8766>、コマツ<6301>、丸紅<8002>、オリックス<8591>、日本電産<6594>、住友商事<8053>などが下落。他方、東芝<6502>、ZHD<4689> などが上昇している。 <CS> 2023/03/16 09:40 寄り付き概況 日経平均は199円高でスタート、神戸鋼や日本郵政などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27421.66;+199.62TOPIX;1966.67;+19.13[寄り付き概況] 15日の日経平均は199.62円高の27421.66円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は336.26ドル高の32155.40ドル、ナスダックは239.31ポイント高の11428.15で取引を終了した。2月消費者物価指数(CPI)が予想通り伸びの鈍化基調を示したほか、財務省高官が当局の保証額以上の預金も含め全預金の安全性を強調する姿勢を見せたことで連鎖的な銀行破綻への懸念が後退し、大幅高でスタート。一方、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測再燃で金利が上昇したため伸び悩んだ。また、ロシア軍戦闘機との衝突で偵察用無人機が墜落したとの軍の発表を受け、地政学リスクを警戒した売りも上げ幅を縮小させた。ただ、終盤にかけては再び買い戻しが強まり、主要株価指数はプラス圏で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の株価を支えた。中でも、ナスダック総合指数が2.14%上昇、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.03%上昇と、ダウ平均(1.06%)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手掛かり要因となった。また、外為市場で1ドル=134円50銭台と昨日15時頃に比べ70銭ほど円安・ドル高に振れたことも東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの3日続落で1400円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、米銀行の相次ぐ破綻が金融システムに及ぼす影響への警戒感が払拭できず、株価の重しとなった。また、今晩、米国で2月の米卸売物価指数(PPI)、2月の米小売売上高など市場の注目度が高い経済指標が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は日本時間11時に、1-2月の中国工業生産高、1-2月の中国小売売上高などが発表される。 セクター別では、鉄鋼、保険業、銀行業、その他金融業、証券商品先物などが値上がり率上位、陸運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、神戸鋼<5406>、日本郵政<6178>、オリックス<8591>、ルネサス<6723>、日産自<7201>、日本製鉄<5401>、三菱重<7011>、コマツ<6301>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、伊藤忠<8001>、丸紅<8002>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、関西ペ<4613>などが上昇。他方、JR東<9020>、JR東海<9022>、OLC<4661>、ファーストリテ<9983>、アステラス薬<4503>などが下落している。 <CS> 2023/03/15 09:30 寄り付き概況 日経平均は377円安でスタート、三井住友や東京海上などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27455.95;-377.01TOPIX;1973.92;-27.07[寄り付き概況] 14日の日経平均は377.01円安の27455.95円と3日続落して取引を開始した。前日13日の米株式市場で、ダウ平均は90.50ドル安の31819.14ドル、ナスダックは49.95ポイント高の11188.84で取引を終了した。シリコンバレー銀やシグネチャー銀の破綻を受け、連鎖的な金融危機への警戒感がくすぶり寄り付き後、下落。当局が全預金者を保護する救済策を発表したことに続き、バイデン大統領がシステムや預金の安全性を強調したため、警戒感が後退すると買戻しが優勢となった。また、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを停止するとの思惑も浮上して長期金利が大幅に低下したこともハイテク株の買戻しに拍車をかけ、主要株価指数はプラス圏を一時回復した。しかし、終盤にかけ銀行への不安が拭えず、ダウ平均は再び下落に転じまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米市場でダウ平均やS&P500が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=133円20銭台と昨日15時頃に比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、今晩、2月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、米金利低下を受けナスダック総合指数が上昇したことが、東京市場でハイテク株などの株価の支えとなった。また、昨日までの2日間で日経平均は800円近く下げており、押し目買いも入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では全業種が値下がり。鉱業、輸送用機器、銀行業、繊維製品、その他金融業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、東京海上<8766>、日本郵政<6178>、第一生命HD<8750>、三井物産<8031>、日産自<7201>、トヨタ<7203>、三菱重<7011>、日本製鉄<5401>、ENEOS<5020>、住友商事<8053>、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>などが下落。他方、JR東<9020>などが上昇している。 <CS> 2023/03/14 09:30 寄り付き概況 日経平均は257円安でスタート、三菱UFJやソフトバンクGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27886.21;-257.76TOPIX;2010.90;-20.68[寄り付き概況] 3月13日の日経平均は前週末比257.76円安の27886.21円と続落でスタート。10日の米国市場でダウ平均は345.22ドル安の31909.64ドル、ナスダックは199.47ポイント安の11138.89で取引を終了。金融システムに対する不安から売りが先行。2月雇用統計で賃金の伸びが予想を下回ったことで連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測が後退し、長期金利が大幅に低下したため、一時上昇する場面もあった。 しかし、SVBファイナンシャル・グループの破綻が報じられると、金融セクター中心に売られ大幅続落。その後、イエレン財務長官が金融監督当局幹部を招集、政府も声明で国内の金融システムの強さを強調したため下げ止まった。シカゴ日経225先物は大阪比335円安の27525円。シリコンバレー銀行の破綻による金融システム不安や景気に対する先行き懸念等から、本日の日経平均は売りが先行。心理的な節目の28000円も割り込んでおり、まずは落ち着きどころを探る展開になりそうだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、日本製鉄<5401>、みずほ<8411>、三菱商事<8058>、りそなHD<8308>、日本郵政<6178>など主力処は全般下落。業種別では、証券商品先物、銀行、鉄鋼などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/03/13 09:24 寄り付き概況 日経平均は237円安でスタート、7&iHDやソフトバンクGなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28385.29;-237.86TOPIX;2048.99;-22.10[寄り付き概況] 10日の日経平均は237.86円安の28385.29円と日6日ぶり反落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は下落。ダウ平均は543.54ドル安の32254.86ドル、ナスダックは237.65ポイント安の11338.36で取引を終了した。新規失業保険申請件数が増加したため連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化懸念が後退し、金利低下に伴う買いが先行した。昼にかけ、バイデン大統領が24年会計年度(23年10-24年9月)の6.9兆ドル規模の予算案を発表、富裕層や法人の増税が含まれることが嫌気され、売りに転じた。さらに、暗号資産関連のシルバーゲートキャピタル(SI)に続き、テクノロジーなど新興企業向けの商業銀行サービスを提供するSVBファイナンシャル・グループ(SIVB)株の急落で、地銀などの含み損拡大が明らかになりつつあり、終盤にかけて先行き警戒感から売りが加速した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大きく下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=136円30銭台と、昨日15時頃に比べ50銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を抑える要因となった。さらに、日経平均が昨日までの5日続伸で1100円を超す上げとなったことから、利益確定売りが出やすかった。加えて、今日は日銀金融政策決定会合の結果公表や、2月の米雇用統計の発表が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の日経平均が昨年8月以来の高値水準となったことから、中期的に相場の先高感が強くなっているとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された1月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比0.3%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.1%減だった。同じく取引開始前に発表された2月の国内企業物価指数は、前年同月比8.2%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同8.4%上昇だった。今日は株価指数先物・オプション3月物の特別清算指数(SQ)の算出日。SQ値はQUICK試算で28377.34円だった。 セクター別では全業種が値下がり。精密機器、石油石炭製品、証券商品先物、陸運業、その他金融業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、7&iHD<3382>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、りそなHD<8308>、オリンパス<7733>、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、日立<6501>、JR東<9020>、第一三共<4568>、コマツ<6301>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、日本電産<6594>、富士フイルム<4901>、任天堂<7974>などが下落。他方、大日印<7912>、セコム<9735>、郵船<9101>、キヤノン<7751>、味の素<2802>などが上昇している。 <CS> 2023/03/10 09:39

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