新着ニュース一覧

みんかぶニュース 個別・材料 ジオロケの公開価格は2240円に決定、9月13日Qボード市場に新規上場  9月13日付で福証Qボード市場に新規上場予定のGeolocation Technology<4018.FU>の公開価格が、仮条件(2040~2240円)の上限である2240円に決定した。  同社は、インターネットユーザーの位置情報を活用したウェブマーケティングや不正アクセスを防止するサービスの開発・提供が主な事業。また、IPアドレスの売買の仲介も手掛けている。公募株式数10万株のほか、売出株式数1万5000株を予定。主幹事はエイチ・エス証券。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 15:51 本日の注目個別銘柄 セレス、BBT、シーアールイーなど <4401> ADEKA 2538 +127大幅続伸。いちよし証券ではレーティング「A」を継続で、フェアバリューを3700円から4000円にまで引き上げた。前日に説明会が開催されていたようで、DRAM用のHigh-k材料を中心に、会社計画には上振れ余地があることも示されたもよう。また、ArF・EUVレジスト用PAGや半導体パッケージ材料など新たな成長ポテンシャルも示されたとしている。いちよし証券では今期以降の業績予想を上方修正した。<6778> アルチザ 1371 +30切り返して反発。前日に21年7月期決算を発表、営業益は8.35億円で前期比90.6%増、従来計画の7.89億円を上回った。22年7月期は9.00億円を見込み、年間配当金も前期比3円増の20円を計画。ただ、5G投資本格化による成長期待が高かっただけに、朝方は限定的な収益成長見通しを弱材料視。一方、4月高値から株価は既に大きく調整。増益ガイダンスによる安心感もあり、上昇に転じると上げ幅を拡大。<7453> 良品計画 2431 +70急反発。前日に8月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比9.9%減と4カ月連続の減少、客数が同2.9%増加した一方、客単価が同12.5%低下している。緊急事態宣言と天候不順で衣服・雑貨の売上が伸び悩んだもよう。ただ、同業他社も苦戦する中、2年前との比較でもほぼ同水準を確保できていることで、相対的な底堅さを評価する動きが優勢になっている。<9627> アインHD 7270 -340大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は26.1億円で前年同期比2.2倍の水準となっている。大幅増益で市場予想もやや上回る着地になったが、前日にかけて年初来高値を更新する強い動きとなっていたことで、当面の材料出尽くしと捉える動きが優勢になっている。また、大雨の影響や新型コロナ感染再拡大による受診控えの動きなどから、8-10月期の業績鈍化を警戒する動きもあるようだ。<9983> ファーストリテ 74630 +1430続落スタートも上げに転じる。前日に8月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比38.9%減で2カ月ぶりのマイナスに。客数が同35.2%減少したほか、客単価も同5.7%低下。減収率の大きさは21年8月期の期間中で最大に。気温低下や大雨などの天候要因に加え、新型コロナによる外出自粛も一段と強まった。ただ、先物主導の買い戻しで225先物が大幅高となるなか、同社株も後場からは上げに転じた。<3458> シーアールイー 1830 +163急騰。同社が開発した物流施設「ロジスクエア大阪交野」に係る信託受益権を売却すると発表している。売却先はCREロジスティクスファンド投資法人で、売却価格は223.7億円を予定。引渡・決済日は9月15日を予定している。当該物件売却による売上高及び売却益については、22年7月期第1四半期に計上するとしている。22年7月期の業績拡大が想定される状況となっているもよう。<2372> アイロムG 2203 +94大幅続伸。同社グループが開発した新規ゲノム編集技術について、特許査定を受けたと前日に発表している。同新規ゲノム編集技術は100%子会社であるIDファーマが販売している遺伝子改変キット「GenoTune」で使用しており、CRISPR-Cas9法の課題を克服する安全なゲノム編集技術となっているようだ。今後の業容拡大につながるとして、株価の刺激材料とされている。<6101> ツガミ 1778 +139大幅続伸。大和証券では投資判断を「3」から「2」に、目標株価も1750円から2100円に引き上げた。中国での強固なビジネス基盤と戦略を背景に、今来期業績は過去最高益更新が期待されるほか、中長期でも事業成長が続くとみているもよう。また、従来より自社株買いに積極的であり、現在の手元資金や業況を踏まえれば株主還元の動きも注目できるとしている。22年3月期営業利益は205億円にまで引き上げのもよう。<2464> BBT 493 +80ストップ高。政府では前日の成長戦略会議において、成長性のある市場への「労働移動」を後押しするため、社会人が大学などで学び直す「リカレント教育」の推進を掲げている。労働生産性を高めるには人材への息の長い投資が必要とし、継続的に支援を行っていく方針のようだ。創業から20年間に渡って「リカレント教育」を提供している同社にとって、大きなフォローにつながるとの見方が先行へ。<3696> セレス 3250 +500ストップ高。持分法適用会社のビットバンクがミクシィと資本業務提携を締結すると発表。ミクシィを引受先とする第三者割当増資、並びに同社からの追加出資を合わせ、総額75億円の資金調達を実施する。ミクシィの持分比率は26.2%となるようだ。ビットバンクの財務健全性強化による今後の投資拡大期待、ミクシィが保有する多様なサービスのユーザーベース、コンテンツ群とのシナジー効果などを期待する動きが優勢に。 <ST> 2021/09/03 15:48 注目トピックス 日本株 コスモ・バイオ Research Memo(6):2021年12月期は減配予想。自己株式取得を実施 ■コスモ・バイオ<3386>の株主還元策利益還元については安定配当を念頭に置き、配当性向を重視しつつ、今後の収益状況の見通しなどを総合的に勘案して決定することを基本方針としている。なお配当性向の目標は公表していないが、近年は概ね30%前後で推移している。2021年12月期の配当予想は、特別利益が剥落して当期純利益の減益を見込んでいるため、前期比8円減配の26円(第2四半期末12円、期末14円)としている。連結業績予想修正後の予想連結配当性向は24.0%となるため、配当予想にも上方修正の余地がありそうだ。なお配当は減配予想だが、株主還元の一環として自己株式取得を実施(2021年2月15日~2021年7月12日に累計160,000株を取得)した。■SDGsへの取り組み同社は、SDGsへの取り組みを積極化している。CSR活動として従来から、大学等が行う公開講座に協賛する「公開講座応援団」、米国マサチューセッツ工科大学で毎年行われている「iGEM生物ロボットコンテスト」参加日本チームへの資金援助、米国科学振興協会発行「Science Signaling」の日本語サイト運営、災害復興を目的としたボランティア活動を希望する従業員の支援などを行っている。また会社ホームページに、サスティナビリティのコンテンツを新設している。今後、掲載内容を充実していくとしている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) <EY> 2021/09/03 15:46 注目トピックス 日本株 コスモ・バイオ Research Memo(5):メーカー機能強化と新市場への展開 ■コスモ・バイオ<3386>の成長戦略1. 3ヶ年計画の概要3ヶ年計画(2020年12月期~2022年12月期、経営目標数値は非開示)では、経営ビジョンに「生命科学の研究者から信頼される、事業価値を高める」を掲げ、10年後の姿を見据えた事業戦略として、現在の収益柱である研究試薬卸売に加えて、メーカー機能を中心とする第2の収益柱の構築、ライフサイエンスをベースとした研究試薬以外の新市場への展開を推進する方針を打ち出している。新市場への展開では食品や医薬品などの分野での原料供給なども構想している。具体的には、新たな事業基盤の創出(シーズ探索強化や産学官連携への積極参加などによる新規事業開拓、資本提携・業務提携への取り組み)、商社機能の強化(顧客情報管理と活用、原料供給ビジネスの売上拡大、流通改革対策)、製造機能の強化(新商品・受託サービスの拡充、カスタムペプチド合成・抗体作製サービス事業と鶏卵バイオリアクター事業の規模拡大と収益化の加速)、企業価値の向上(生産性向上・効率化による収益力向上、人材育成など)を推進する。メーカー機能を中心とする第2の収益柱の構築では、特に2016年12月本格参入したカスタムペプチド合成・抗体作製サービス事業、及び2019年7月開始した鶏卵バイオリアクターを用いたタンパク質受託製造事業を成長ドライバーと位置付けて、両事業の規模拡大と収益化を加速させている。そして両事業を含む受託サービス全体の売上比率は、2021年12月期第2四半期累計の単体ベース売上高の2割を超える水準まで上昇しているようだ。メーカー機能強化と高収益化が進展していると言えるだろう。2. カスタムペプチド合成・抗体作製サービス事業カスタムペプチド合成・抗体作製サービス事業は、研究者の要望にあった配列のペプチド(アミノ酸が2~50残基程度結合した分子)をカスタム合成する。新薬(ペプチド医薬品)や新規治療法(ワクチン)の開発につながり、ライフサイエンス基礎研究に欠かせない重要な研究ツールの1つである。2016年12月に本格参入し、事業規模が順調に拡大している。さらなる事業拡大に向けて、周辺技術を持つ企業とのアライアンスも推進している。2017年12月には(株)Proteomedix Frontiersと業務提携し、2018年4月にはAQUAペプチドの配列デザインから合成までの一貫サービスを開始した。2018年6月にはMJとペプチド創薬支援事業に関して業務提携(2019年4月出資)、2018年9月には名古屋大学発ベンチャーのiBody(株)とモノクローナル抗体スクリーニングサービスに関して業務提携、2018年10月にはエムティーアイ<9438>と抗体作製支援システムに関して業務提携、2018年11月にはがん免疫療法開発の(株)Cancer Precision Medicine(オンコセラピー・サイエンス<4564>)の連結子会社)とペプチド合成に関する委受託基本契約を締結した。なおエムティーアイとの業務提携でライセンス使用としていたエピトープ解析システム「MODELAGON(R)(モデラゴン)」のソフトウェア資産を2021年1月に譲り受けた。今後の展開として、機能性ペプチドの製品化をはじめ、受注生産ではないカタログ品のラインアップを強化している。研究用から一歩踏み出した製造・受託サービスの展開を推進する方針だ。3. 鶏卵バイオリアクター事業鶏卵バイオリアクター事業(鶏卵バイオリアクターを用いたタンパク質受託製造事業)は、遺伝子改変ニワトリ(鶏卵の卵白の中に、目的とする有用なタンパク質を大量に生産させるようにゲノム編集した特殊なニワトリ)の鶏卵バイオリアクターを用いて、ユーザーが必要とするタンパク質を安価・大量に製造・精製する。国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)及び国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)との共同研究を進め、2017年8月ヒトインターフェロンβ製造に関する特許実施権を獲得した。2018年7月には産総研が、卵白に有用組み換えタンパク質を大量に含む卵を産む遺伝子改変ニワトリを作製する技術の確立を報告している。2019年6月にはヒトインターフェロンβに限定されない特許実施許諾を獲得した。2019年7月には大阪大学発ベンチャーのC4U(株)が保有する特許技術「CRISPR/Cas3」をライセンス導入し、ユーザーが必要とするタンパク質を安価・大量に製造できるようになったため、鶏卵バイオリアクターを用いたタンパク質受託製造事業を開始した。ユーザーニーズに対応して受託製造を本格展開するとともに、将来的には幅広く対応可能な研究用試薬の自社製品としての開発・製造・販売も目指すとしている。なお2019年10月には日本全薬工業(株)からゲノム編集ニワトリの作製を受託している。ニワトリが産んだ有用タンパク質(Aタンパク質)を大量に含む鶏卵を納品する。当面は日本全薬工業の開発用の鶏卵納品だが、将来的に日本全薬工業がAタンパク質を用いた製品を上市する場合は、新たに契約を締結して売上に応じたロイヤリティなどの収益を得られる可能性がある。今後の展開としては、研究用試薬ではなく、原料供給を主たる目的とした製造への飛躍を目指すとしている。新市場への展開によって、ボリュームが大幅に増加する原料として大量供給に対する期待が膨らむ。4. 新たな事業基盤創出に向けた展開ライフサイエンスをベースとした研究試薬以外の新市場(食品、医薬品などの分野)への展開も見据え、新たな事業基盤の創出に向けて資本提携・業務提携も推進している。2018年4月には、生体内の標的とするタンパク質の分解を誘導することにより新規医薬品の研究開発を行うファイメクスに出資した。2018年6月には学校法人麻布獣医学園と、麻布獣医学園の出願特許「アミロイドタンパク質を抽出する試薬」に関する実施許諾契約を締結した。アミロイドという線維構造を持つタンパク質だけを選別して抽出できる画期的な技術であり、本技術を用いてアルツハイマー病などの研究に極めて重要なツールを提供する。また、2021年の新商品として、大学発シーズをもとに「ペプチドタイプのタンパク質導入試薬」を製品化して販売開始した。5. 中期的に収益拡大・高収益化期待10年後の姿を見据えた事業戦略として、メーカー機能を中心とする第2の収益柱の構築、ライフサイエンスをベースとした研究試薬以外の新市場への展開を推進する方針を打ち出している。新市場への展開では食品や医薬品などの分野での原料供給なども構想している。カスタムペプチド・抗体作製サービス事業、及び鶏卵バイオリアクター事業を中心とする自社製造・受託サービスが成長ドライバーとなり、中長期的に収益拡大・高収益化が期待される。(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) <EY> 2021/09/03 15:45 注目トピックス 日本株 コスモ・バイオ Research Memo(4):2021年12月期通期予想を上方修正、さらに再上振れの可能性 ■今後の見通しコスモ・バイオ<3386>の2021年12月期通期の連結業績予想は、7月27日付で上方修正して、売上高が前期比11.2%増の9,000百万円、営業利益が同19.6%増の900百万円、経常利益が同16.2%増の950百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.5%減の630百万円としている。第2四半期累計が期初計画を上回ったため、通期予想も上方修正した。期初時点の予想に対して増収幅が拡大し、営業利益と経常利益は減益予想から2桁増益予想に転じ、親会社株主に帰属する当期純利益は減益幅が縮小する見込みとした。売上面では主力の研究用試薬が製造・受託サービスも含めて順調に推移し、人件費の増加などを増収効果で吸収する見込みだ。下期の想定為替レートは1米ドル=110円(2020年12月期実績は1米ドル=107円、2021年12月期の期初時点の想定は1米ドル=108円)とした。親会社株主に帰属する当期純利益は前期計上の投資有価証券売却益が剥落するため減益予想としている。なお第2四半期累計の計画比超過達成分(売上高835百万円、営業利益346百万円、経常利益342百万円、純利益230百万円)に対して、通期の上方修正幅(売上高800百万円、営業利益200百万円、経常利益200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益150百万円)が小さいため、下期を下方修正した形になるが、新型コロナ影響の不透明感を考慮したことに加えて、下期の想定為替レートを期初予想に比べてややドル高・円安水準に見直したためとしている。会社予想は保守的であり、弊社では通期予想は再上振れの可能性が高いと考える。(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) <EY> 2021/09/03 15:44 注目トピックス 日本株 コスモ・バイオ Research Memo(3):2021年12月期第2四半期は売上面が全般的に想定を上回る ■業績動向1. 2021年12月期第2四半期累計連結業績の概要コスモ・バイオ<3386>の2021年12月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比22.5%増の4,835百万円、営業利益が同66.1%増の716百万円、経常利益が同55.9%増の752百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.9%増の490百万円となった。期初予想(売上高4,000百万円、営業利益370百万円、経常利益410百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益260百万円)を上回る大幅増収増益となった。平均為替レートは1米ドル=106円で、2020年12月期の1米ドル=107円に対してややドル安・円高、期初想定の1米ドル=108円に対してもややドル安・円高水準で推移した。売上面は全般的に想定を上回った。品目別売上高は研究用試薬が前年同期比25.6%増の3,653百万円、機器が同14.4%増の1,120百万円と大幅伸長し、臨床検査薬も同4.4%増の61百万円と堅調となった。2020年4~5月の緊急事態宣言の解除後は顧客である大学や企業の研究所が徐々に活動を再開し、研究用試薬や消耗品を中心にカタログ品の販売が伸長した。また注力商品への販促活動が奏功し、研究者に代わって試験を行う受託サービスも好調に推移した。なお受託サービスの売上比率は、単体ベース売上高の2割を超える水準まで上昇しているようだ。利益面は、業績を反映した賞与の増加などで人件費が増加したものの、売上高が想定を上回った増収効果に加えて、為替レートが前年比及び期初想定比でややドル安・円高水準で推移したことも寄与した。売上総利益は前年同期比27.0%増加し、売上総利益率は40.2%で1.4ポイント上昇した。販管費は同11.6%増加したが、販管費比率は25.3%で2.5ポイント低下した。営業利益率は14.8%で3.9ポイント上昇、経常利益率は15.6%で3.4ポイント上昇した。なお前年同期の特別利益に計上した投資有価証券売却益190百万円が剥落したため、四半期純利益率は10.1%で1.3ポイント低下した。コロナ禍の影響としては、仕入面で2020年12月期第1四半期に中国をはじめとする仕入先からの入荷が一時的に停滞する時期があったが、大きな影響はなく、その後の輸入環境に大きな問題は発生していない。研究用消耗品の一部で世界的に品薄状態が続いているが、仕入面での影響は全体として軽微となった。また業務に対する影響としては、テレワークの推奨を継続(現在の出社率は3割程度)し、従業員向けの感染予防対策を徹底している。2019年5月の本社オフィスフロア移転に伴ってノートPC貸与やVPN接続などリモートワーク環境を整備していたため、テレワークへの移行に大きな問題はなく、業務効率化につながった。また営業面でもオンライン商談にシフトし、出張せずに顧客の要望に応える営業活動を実施した。全体として業務への影響は限定的となった。全体として見れば、コロナ禍でも売上が順調に拡大し、製造・受託サービスの拡大も寄与して利益率が向上した。財務の健全性は高い2. 財務の状況2021年12月期第2四半期末の資産合計は2020年12月期末比4百万円減少の9,635百万円となった。現金及び預金、商品及び製品が増加、受取手形及び売掛金が減少した。負債合計は同165百万円減少の1,613百万円となった。買掛金、退職給付に係る負債が増加し、未払法人税等、その他が減少した。純資産合計は同161百万円増加の8,022百万円となった。利益剰余金が増加した。この結果、自己資本比率は77.8%で1.5ポイント上昇した。実質無借金経営であり、財務の健全性は高い。(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) <EY> 2021/09/03 15:43 注目トピックス 日本株 コスモ・バイオ Research Memo(2):世界のライフサイエンス研究に貢献する独立系のバイオ専門商社 ■会社概要1. 会社概要コスモ・バイオ<3386>は世界のライフサイエンス研究の進歩・発展に貢献する独立系のバイオ専門商社である。グループ企業は同社、連結子会社2社(ビーエム機器(株)、Cosmo Bio USA, Inc.(以下、CBU))、非連結子会社1社((株)プロテインテック・ジャパン)で構成されている。ビーエム機器はライフサイエンス研究に使用する機器類・消耗品の輸入及び国内販売、CBUは北米を中心とした新規製品・仕入先の探索及び日本以外の全世界向け販売を行っている。プロテインテック・ジャパンは米国PGI との合弁会社(同社出資比率51%)で、日本におけるPGI製品のプロモーションやテクニカルサポート等を通じてPGI製品の拡販を推進している。また出資先として、組織培養用培地のパイオニアであるコージンバイオ(株)、創薬ベンチャーのファイメクス(株)(武田薬品工業<4502>のアントレプレナーシッププログラムによって設立されたカーブアウトベンチャー)、ペプチド創薬支援で業務提携している創薬ベンチャーのメスキュージェナシス(株)(以下、MJ)などがある。2. 事業の概要同社は、世界の大学・公的研究機関・検査機関・民間企業・病院などの研究室で使用される基礎研究分野の研究用試薬・機器・消耗品・臨床検査薬を国内外で販売している。2021年12月期第2四半期累計の売上高構成比(連結ベース)は研究用試薬が75.6%、機器が23.2%、臨床検査薬が1.3%となった。研究用試薬を主力としている。研究用試薬とは実験・研究・測定のために使われる薬剤である。ライフサイエンス研究は広範囲に様々な分野で行われ、研究者一人ひとりが、それぞれ異なったテーマで研究を行っているため、タンパク質研究用試薬、遺伝子研究用試薬、組織培養研究用試薬、その他バイオ研究用試薬、バイオ研究用機器、創薬支援・受託サービスなど、多種多様な試薬・技術情報・サービスが必要となる。3. 特徴・強みグローバルな仕入ネットワークと業界最大級の品ぞろえの商社機能及びグループ内の製造・受託サービスのメーカー機能を強みとして、抗体分野を中心とする多様な顧客ニーズに対応して、多種多様な製品・技術情報・サービスをワンストップで提供している。仕入面は全世界に約600社(うち海外が400社以上)のグローバルネットワークを構築し、取扱品目数は自社ブランドを含めて業界最大級の約1,200万品目に達している。販売面は国内で全国をカバーする約200拠点の販売代理店網を構築し、海外は米国の連結子会社CBUが展開している。4. 製造・受託サービス強化成長ドライバーとして自社製造・受託サービスのメーカー機能を強化している。仕入で充足できないニーズに対して「自ら作る、サービスを提供する」ことで、ソリューションを提供する。特にカスタムペプチド合成・抗体作製サービス事業、及び鶏卵バイオリアクター事業の規模拡大・収益化に注力している。2006年12月に、初代培養細胞(プライマリーセル)の研究開発・製造・販売・受託解析を行うプライマリーセルを連結子会社化(2013年7月吸収合併)して試薬製造・受託試験事業に参入した。2017年10月には研究用試薬の自社開発・製造及び受託サービス事業の強化を目的として札幌事業所(北海道小樽市)を開設した。そして2016年12月にカスタムペプチド合成・抗体作製サービス事業に本格参入、2019年7月に鶏卵バイオリアクターを用いたタンパク質受託製造事業を開始した。5. 国内外の各種関連法規・取扱基準・規制に精通製品のなかには薬機法、毒物及び劇物取締法など、関連法規や行政指導に該当するものが多く含まれている。動物由来もしくは動物由来の成分を含む場合には、輸入・輸出の際に動物検疫対象となる。また海外からの輸入品の場合には、関連法規や取扱基準・規制が日本と異なっていることが少なくない。このため製品の仕入・保管・販売に関しては、国内外の関連法規・行政指導による取扱基準・規制に精通して対応することが必要になる。また試薬の多くはタンパク質や核酸・細胞など生物由来の物質、いわゆる「ナマモノ」であるため、仕入から保管・納品まで厳重な温度管理が必要となる。こうした国内外の各種関連法規・取扱基準・規制に精通し、保管に関しても各種温度帯を備えた物流センターと入出荷ノウハウによって適切な温度管理を徹底している。このような対応力においても競合優位性を持っている。6. 収益特性・リスク要因収益に影響を与えるリスク要因としては、大学・公的研究機関の公的研究費や企業の研究開発費などライフサイエンス研究関連費用の支出動向、為替変動、海外仕入先のM&Aや日本における販売体制の改変、業界内の競合、法規制の変更などがある。為替変動については、仕入の6~7割が輸入品のため、仕入原価が為替変動の影響を受けやすい。ドル高・円安は仕入原価上昇要因、ドル安・円高は仕入原価低下要因となる。為替変動リスクに対するヘッジ策としては、実需の一定範囲内で為替予約を行っている。なお仕入の通貨別割合はドル建てが6割、円建てが3割、ユーロ・その他が1割前後となっている。また収益特性として季節要因がある。大学・公的研究機関の公的研究費及び民間企業の研究開発費の支出は、国の年度末や民間企業の決算期末1月〜3月に多くなり、新年度入りした4月〜6月に少なくなる傾向がある。このため同社の売上高及び利益も第1四半期(1月〜3月)の構成比が高く、第2四半期(4月〜6月)の構成比が低い特性がある。ただし公的研究費で年度繰越や複数年予算が認められるようになり、年度末に予算消化が集中する傾向が緩やかになっているため、同社の四半期収益も徐々に平準化が進むと考えられる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) <EY> 2021/09/03 15:42 注目トピックス 日本株 コスモ・バイオ Research Memo(1):2021年12月期第2四半期累計は計画超の大幅増収増益 ■要約コスモ・バイオ<3386>は世界のライフサイエンス研究に貢献する独立系のバイオ専門商社である。世界の研究者(大学・公的研究機関・検査機関・民間企業・病院などの研究室)向けに、研究用試薬・機器・消耗品・臨床検査薬を提供している。1. 成長ドライバーとしてメーカー機能の製造・受託サービスを強化グローバルな仕入ネットワークと業界最大級の品ぞろえの商社機能及びグループ内の製造・受託サービスのメーカー機能を強みとして、抗体分野を中心とする多様な顧客ニーズに対応して、多種多様な製品・技術情報・サービスをワンストップで提供している。さらに成長ドライバーとして自社製造・受託サービスを強化している。仕入で充足できないニーズに対して「自ら作る、サービスを提供する」ことで、ソリューションを提供する。2. 2021年12月期第2四半期累計は計画超の大幅増収増益2021年12月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比22.5%増の4,835百万円、営業利益が同66.1%増の716百万円、経常利益が同55.9%増の752百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.9%増の490百万円となった。期初予想を上回る大幅増収増益となった。顧客である大学や企業の研究所が徐々に活動を再開し、研究用試薬や消耗品を中心に需要が高まった。注力商品への販促活動が奏功し、研究者に代わって試験を行う受託サービスも好調に推移した。売上高が想定を上回った増収効果に加えて、為替レートがややドル安・円高水準で推移したことも寄与した。全体として見ればコロナ禍でも売上が順調に拡大し、製造・受託サービスの拡大も寄与して利益率が向上した。3. 2021年12月期通期は上方修正して営業・経常2桁増益予想、さらに再上振れの可能性2021年12月期通期の連結業績予想は上方修正して、売上高が前期比11.2%増の9,000百万円、営業利益が同19.6%増の900百万円、経常利益が同16.2%増の950百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.5%減の630百万円としている。主力の研究用試薬が製造・受託サービスも含めて順調に推移し、人件費の増加などを増収効果で吸収する見込みだ。なお第2四半期累計の計画比超過達成分に対して通期の上方修正幅が小さいため、下期を下方修正した形になるが、新型コロナウイルス感染症の拡大(以下、コロナ禍)の影響による不透明感を考慮したことに加えて、下期の想定為替レートを期初予想に比べてややドル高・円安水準に見直したためとしている。会社予想は保守的であり、弊社では通期予想は再上振れの可能性が高いと考える。4. メーカー機能強化で新市場への展開も推進、収益拡大・高収益化期待3ヶ年計画(2020年12月期~2022年12月期、経営目標数値は非開示)では、10年後の姿を見据えた事業戦略として、現在の収益柱である研究試薬卸売に加えて、メーカー機能を中心とする第2の収益柱の構築、ライフサイエンスをベースとした研究試薬以外の新市場への展開を推進する方針を打ち出している。新市場への展開では食品や医薬品などの分野での原料供給なども構想している。カスタムペプチド合成・抗体受託製造(以下、カスタムペプチド合成・抗体作製サービス事業)、及び「鶏卵バイオリアクターを用いたタンパク質製造技術」を利用したタンパク質受託製造(以下、鶏卵バイオリアクター事業)を中心とする自社製造・受託サービスが成長ドライバーとなり、中長期的に収益拡大・高収益化が期待される。■Key Points・世界のライフサイエンス研究に貢献する独立系のバイオ専門商社・成長ドライバーとして自社製造・受託サービスのメーカー機能を強化・2021年12月期は上方修正して営業・経常2桁増益予想、さらに再上振れの可能性(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) <EY> 2021/09/03 15:41 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=584円高と5日続伸、菅首相退陣表明で2万9000円回復  3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅高で5日続伸。菅首相が退陣を表明したことで後場に入り買いが膨らみ2万9000円台を回復した。  大引けの日経平均株価は前日比584円60銭高の2万9128円11銭。東証1部の売買高概算は12億4310万株。売買代金概算は3兆2809億円となった。値上がり銘柄数は1768と全体の約81%、値下がり銘柄数は343、変わらずは77銘柄だった。  前日の米株式市場はナスダック指数が最高値を更新するなど、堅調な値動きとなるなか、東京市場も買い先行でスタート。前場は243円高で取引を終えた。昼休み時間に「菅首相が退陣」の報道が伝わると、後場の日経平均株価は一気に上昇加速。経済対策などへの期待が膨らみ、上昇幅は一時600円を超し6月下旬以来となる2万9000円台に乗せた。33業種全てが上昇する全面高となり、鉄鋼や機械、不動産、石油など景気敏感株が買われた。  個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>やソフトバンクグループ<9984.T>、ファーストリテイリング<9983.T>、キーエンス<6861.T>など主力値がさ株が高い。ジェイ エフ イー ホールディングス<5411.T>や日本製鉄<5401.T>といった鉄鋼株が買われ、日本郵船<9101.T>が上昇した。日本航空<9201.T>やコマツ<6301.T>、オリエンタルランド<4661.T>が値を上げた。メディア総研<9242.T>やモビルス<4370.T>といった直近IPO銘柄が急伸した。  半面、任天堂<7974.T>やJR西日本<9021.T>、JR東日本<9020.T>が安く、HOYA<7741.T>や楽天グループ<4755.T>が値を下げた。神戸物産<3038.T>やチェンジ<3962.T>、メルカリ<4385.T>が安い。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 15:40 みんかぶニュース 市況・概況 来週の決算発表予定 積水ハウス、ファーマF、HISなど (9月6日~10日) ■9月6日~10日の決算発表銘柄(予定)  ★は注目決算 ● 9月 6日――――――――――――  10銘柄 発表予定 <1873> 日本ハウス <2198> アイケイケイ <2438> アスカネット [東M] <2929> ファーマF      ★ <3854> アイル <4813> ACCESS <6656> インスペック [東2] <6898> トミタ電機 [JQ] <7605> フジコーポ <7856> 萩原工業 ● 9月 7日――――――――――――  3銘柄 発表予定 <6696> ピースリー [東M] <7196> Casa <9632> スバル ● 9月 8日――――――――――――  12銘柄 発表予定 <2163> アルトナー <2923> サトウ食品 [東2] <3071> ストリーム [東2] <3161> アゼアス [東2] <3246> コーセーRE <3770> ザッパラス <4238> ミライアル <4334> ユークス [JQ] <6535> アイモバイル <7064> ハウテレ [東M] <7901> マツモト [JQ] <8842> 楽天地 ● 9月 9日――――――――――――  15銘柄 発表予定 <1433> ベステラ <1928> 積水ハウス      ★ <2751> テンポスHD [JQ] <3070> アマガサ [JQG] <3180> Bガレージ <3458> CRE <3475> グッドコムA <3955> イムラ封筒 [東2] <4599> ステムリム [東M] <6184> 鎌倉新書 <7640> トップカルチ <8142> トーホー <8894> レボリュー [東2] <9636> きんえい [東2] <9692> シーイーシー ● 9月10日――――――――――――  49銘柄 発表予定 <2345> クシム [東2] <2375> ギグワークス [東2] <2695> くら寿司 <2983> アールプラン [東M] <3193> 鳥貴族HD <3565> アセンテック <3662> エイチーム <3843> フリービット <3903> gumi       ★ <4382> HEROZ <4384> ラクスル <4441> トビラシステ <4880> セルソース [東M] <4996> クミアイ化 <5218> オハラ <6049> イトクロ [東M] <6387> サムコ <6966> 三井ハイテク     ★ <9603> HIS        ★ <9743> 丹青社   など ※決算発表予定は変更になることがあります。 ★「株探」では、決算発表を【リアルタイム】で配信します。 株探ニュース 2021/09/03 15:40 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(大引け) ■eワラント売れ筋トップ10(2021/9/3 15:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 日経平均 プット(27,500円) -48.21% -31.59 0.41円2 ビットコイン先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー(1米ドル) -0.47% 1.00 55.35円3 イーサリアム先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー(1米ドル) +0.65% 1.00 85.23円4 ビットコイン2021年10月 プラス5倍トラッカー(39,500米ドル) -1.02% 2.15 13.44円5 イーサリアム2021年10月 プラス5倍トラッカー (2,175米ドル) +1.03% 1.65 26.67円6 ファーストリテイリング プット(52,000円) -10.10% -3.71 0.94円7 日経平均 プット(29,000円) -32.95% -22.67 1.50円8 オリックス コール(1,850円) +4.27% 7.34 4.34円9 日経平均 マイナス3倍トラッカー(35,000円) -5.59% -3.87 23.72円10 イーサリアム2021年10月 プラス5倍トラッカー(625米ドル) +0.59% 1.00 43.72円■eワラント値上がりトップ10(2021/9/3 15:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 鹿島建設 コール(1,600円) +88.89% 0.00 +3.69%2 日立製作所 コール(6,600円) +87.76% 17.33 +4.37%3 IHI コール(3,000円) +83.33% 0.00 +4.85%4 テルモ コール(5,150円) +77.27% 20.25 +3.78%5 KDDI コール(3,900円) +75.00% 0.00 +3.34%6 日立建機 コール(3,400円) +72.09% 17.61 +3.73%7 IHI コール(2,600円) +68.54% 13.04 +4.85%8 野村ホールディングス コール(575円) +66.67% 17.92 +3.68%9 テルモ コール (5,800円) +66.67% 0.00 +3.78%10 日本製鉄 コール(2,450円) +65.85% 16.72 +4.61%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:Eワラント証券ウェブサイト) <FA> 2021/09/03 15:38 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:鉄鋼が上昇率トップ 鉄鋼が上昇率トップ。そのほか電気機器、証券業、機械、医薬品なども上昇。一方、下落はなし。業種名/現在値/前日比(%)1. 鉄鋼 / 508.98 / 4.132. 電気機器 / 3,842.86 / 2.353. 証券業 / 390.38 / 2.284. 機械 / 2,417.35 / 2.205. 医薬品 / 3,295.55 / 2.196. その他金融業 / 732.16 / 2.167. 化学工業 / 2,406.03 / 2.018. 不動産業 / 1,497.17 / 1.979. 建設業 / 1,165.3 / 1.8710. ゴム製品 / 3,576.33 / 1.8611. 非鉄金属 / 982.77 / 1.8012. ガラス・土石製品 / 1,217.12 / 1.7313. 石油・石炭製品 / 977.66 / 1.6314. 保険業 / 1,085.76 / 1.5815. 情報・通信業 / 4,880.93 / 1.4116. パルプ・紙 / 531.81 / 1.3817. 繊維業 / 611.45 / 1.2918. 輸送用機器 / 3,348.93 / 1.2819. 金属製品 / 1,413.44 / 1.2520. 倉庫・運輸関連業 / 1,882.1 / 1.2321. 卸売業 / 1,859.04 / 1.2222. 銀行業 / 144.84 / 1.1923. 空運業 / 203.97 / 1.1824. 鉱業 / 226.69 / 1.1225. 食料品 / 1,784.38 / 1.1126. 水産・農林業 / 497.58 / 1.0327. 精密機器 / 11,574.97 / 1.0328. 陸運業 / 1,860.56 / 1.0029. 小売業 / 1,421.49 / 0.8830. 海運業 / 962.51 / 0.8131. サービス業 / 3,065.82 / 0.6632. その他製品 / 3,583.43 / 0.3233. 電力・ガス業 / 357.82 / 0.25 <FA> 2021/09/03 15:38 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 09月03日 15時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9919) 関西スーパ    東証1部       [ 割高 ] (3696) セレス      東証1部       [ 割高 ] (3807) フィスコ     東証JASDAQ(グロース) [ 割高 ] (6335) 東京機械製作所  東証1部       [ 分析中 ] (2121) ミクシィ     東証1部       [ 割安 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9021) JR西日本    東証1部       [ 割高 ] (4575) キャンバス    東証マザーズ     [ 割安 ] (3936) グローバルウェイ 東証マザーズ     [ 分析中 ] (3750) FRACTALE 東証2部       [ 割高 ] (2160) ジーエヌアイグループ 東証マザーズ     [ 割安 ] 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 15:32 日経QUICKニュース 東証大引け 5日続伸し584円高 菅首相退陣で人心一新、経済対策期待  3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に5日続伸し、前日比584円60銭(2.05%)高の2万9128円11銭と、6月16日(2万9291円)以来、およそ2カ月半ぶりの高値で終えた。上げ幅は7月12日(628円)以来、約1カ月半ぶりの大きさだった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続伸し前日比31.88ポイント(1.61%)高の2015.45と、1991年4月17日以来、約30年4カ月ぶりの高値で終えた。 午前の取引終了後に菅義偉首相が自民党総裁選への出馬を見送る意向だと伝わると、日経平均は先物主導で値がさの大型株を中心に上げ幅を急拡大した。新たな総裁候補によって大胆な経済対策が打ち出される期待が広がった。市場では「人心一新となり、自公政権にとっては衆院選の追い風となると踏んだ短期筋が飛びついた」(外資系運用会社)との声もあった。 朝方は前日に公表された米雇用関連指標が改善したことや原油先物相場の上昇などを追い風に、景気敏感株を中心に買いが優勢だった。 JPX日経インデックス400は大幅に続伸し、終値は前日比300.26ポイント(1.68%)高の1万8223.06だった。 東証1部の売買代金は概算で3兆2808億円と、7月9日以来約2カ月ぶりの高水準だった。売買高は12億4310万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1768と、全体の約8割を占めた。値下がりは343、変わらずは77銘柄だった。 日本製鉄、JFEが大幅上昇。レーザーテクも買われた。三越伊勢丹も高かった。一方、楽天グループが売られた。関西電、JR西日本も安かった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/03 15:32 みんかぶニュース 市況・概況 来週の主なマーケットイベント ◎経済統計・イベントなど ◇9月6日 15:00 独・製造業新規受注 17:30 英・建設業購買担当者景気指数 ※レイバーデーの祝日で米国の全市場が休場 ◇9月7日 08:01 英・小売連合(BRC)小売売上高調査 08:30 日・毎月勤労統計調査 08:30 日・全世帯家計調査 08:50 日・外貨準備高 10:30 日・30年物利付国債の入札 13:30 豪・豪中央銀行が政策金利を発表 14:00 日・景気動向指数(速報値) 15:00 独・鉱工業生産 18:00 ユーロ・四半期域内GDP(確定値) 18:00 ユーロ・欧州経済研究センター(ZEW)景況感調査 18:00 独・ZEW景況感調査(期待指数) ※日・閣議 ※中・貿易収支 ◇9月8日 08:50 日・国際収支 経常収支 08:50 日・国際収支 貿易収支 08:50 日・貸出預金動向 08:50 日・四半期実質GDP(改定値) 13:30 日・特定サービス産業動態統計 14:00 日・景気ウオッチャー調査 15:45 仏・貿易収支 15:45 仏・経常収支 20:00 米・米抵当銀行協会(MBA)住宅ローン申請指数 ◇9月9日 03:00 米・地区連銀経済報告(ベージュブック) 04:00 米・消費者信用残高 08:01 英・王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数 08:50 日・マネーストック 08:50 日・対外対内証券売買契約等の状況 10:20 日・6カ月物国庫短期証券の入札 10:30 日・5年物利付国債の入札 10:30 中・消費者物価指数 10:30 中・生産者物価指数 15:00 独・貿易収支 15:00 独・経常収支 20:45 ユーロ・欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表 21:30 米・新規失業保険申請件数 21:30 米・失業保険継続受給者数 21:30 ユーロ・ラガルドECB総裁が会見 ◇9月10日 10:20 日・3カ月物国庫短期証券の入札 15:00 英・鉱工業生産指数 15:00 英・製造業生産指数 15:00 英・商品貿易収支 15:00 英・貿易収支 15:00 独・消費者物価指数(改定値) 15:45 仏・鉱工業生産指数 21:30 米・卸売物価指数 23:00 米・卸売売上高 23:00 米・卸売在庫 ※日・株価指数先物/オプションの特別清算指数(SQ)算出 ※日・閣議 ※インド市場が休場 ◎決算発表・新規上場など ○9月6日 決算発表:日本ハウス<1873>,アイケイケイ<2198>,アスカネット<2438>,ファーマF<2929>,アイル<3854>,ACCESS<4813>,インスペック<6656>,トミタ電機<6898>,フジコーポ<7605>,萩原工業<7856>ほか ○9月7日 決算発表:Casa<7196>,スバル<9632> ○9月8日 決算発表:アルトナー<2163>,サトウ食品<2923>,ストリーム<3071>,アゼアス<3161>,コーセーRE<3246>,ザッパラス<3770>,ミライアル<4238>,ユークス<4334>,アイモバイル<6535>,ハウテレビ<7064>,マツモト<7901>,楽天地<8842>ほか ○9月9日 決算発表:ベステラ<1433>,積水ハウス<1928>,テンポスHD<2751>,アマガサ<3070>,Bガレージ<3180>,CRE<3458>,グッドコムA<3475>,イムラ封筒<3955>,ステムリム<4599>,鎌倉新書<6184>,トップカルチ<7640>,トーホー<8142>,レボリュー<8894>,きんえい<9636>,シーイーシー<9692>ほか ○9月10日 決算発表:ケア21<2373>,ギグワークス<2375>,くら寿司<2695>,丸善CHI<3159>,鳥貴族HD<3193>,クロスプラス<3320>,菊池製作<3444>,アセンテック<3565>,エイチーム<3662>,ソフトウェア<3733>,フリービット<3843>,gumi<3903>,カラダノート<4014>,神島化<4026>,ブレインズ<4075>,HEROZ<4382>,ラクスル<4384>,トビラシステ<4441>,セルソース<4880>,クミアイ化<4996>,オハラ<5218>,イトクロ<6049>,巴工業<6309>,サムコ<6387>,三井ハイテ<6966>,さくらさく<7097>,シルバライフ<9262>,HIS<9603>,オーエス<9637>,丹青社<9743>ほか 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 15:30 日経QUICKニュース 新興株3日 ジャスダックが3年半ぶり高値、マザーズは続落  3日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比26円24銭(0.66%)高い4018円90銭と、2018年3月以来およそ3年半ぶりの高値を付けた。国内の経済再開への期待から、景気敏感株を中心に個人などの物色買いが入った。 市場からは「業績への期待先行で買われていたマザーズ銘柄よりも、景気回復の恩恵を受けやすく割安感のある銘柄が買われやすい」(国内証券)との声が聞かれた。ジャスダック市場の売買代金は概算で590億円、売買高は1億425万株だった。東洋合成や東映アニメ、ハーモニックが上昇した。半面、ワークマンや出前館は下落した。 東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比3.22ポイント(0.29%)安い1117.21だった。楽天投信投資顧問の平川康彦第二運用部長は、菅義偉首相の退陣報道を受け「デジタルトランスフォーメーション(DX)などの分野で推進力が弱まるとの懸念が、デジタル関連銘柄の多いマザーズ指数の軟調さにつながった」とみていた。 メルカリやケアネット、弁護士COMが下落した。一方、2日に新規上場したメディア総研とモビルスは大幅高。ヘリオスも上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/03 15:29 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:1ドル110円00銭前後で推移、首相退陣報道を受けた売買は一巡  3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=110円00銭前後と前日の午後5時時点に比べて横ばいとなっている。  正午前に「菅首相は自民党総裁選に出馬せず、退陣する意向を固めた」ことが伝わると、ドル円相場は荒い値動きとなった。一時は政局が一段と混迷するとの見方からドル売り・円買いが出て、一時109円80銭まで軟化。ただ、新総裁のもとで経済対策などが打ち出されるとの期待感から日経平均株価が急伸したことで、その後は一転してドル買い・円売りが優勢となり110円07銭まで上昇する場面があった。とはいえ、今晩に米8月雇用統計の発表を控えていることから一方向には持ち高を傾けにくく、退陣報道を巡る売買が一巡したあとは110円00銭ラインを挟んでもみあった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1879ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=130円68銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 15:27 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・3日>(大引け)=エネチェンジ、Bマインド、サイオスなど  ENECHANGE<4169.T>=5日続伸。同社はきょう、運営参画する海外特化型の脱炭素エネルギーファンド「JAPAN ENERGY ファンド(JEF)」を通じて、家庭用電力モニター及び次世代スマートメーターのアプリケーションを提供している米センスに出資したと発表。これが材料視されているようだ。各国がスマートメーターの導入を進め、更なる機能搭載に向け進化するなか、センスの次世代スマートメーターは大きな成長の可能性を秘めていると考え、日本のエネルギーのデジタル化に貢献できる技術を持っていると見込まれることが出資の主な理由。なお、JEFを通じた出資は、定置用蓄電池開発を手がける米アンブリに続き2社目となる。  ブロードマインド<7343.T>=ストップ高。同社はきょう、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>傘下のセブン・フィナンシャルサービスと来店型保険ショップ「セブン保険ショップ~おさいふコンシェルジュ~」を共同運営することで合意したと発表。これが株価を刺激しているようだ。保険商品に加え、NISAをはじめとする資産運用商品や住宅ローンに関する相談にも対応可能な店舗として、まずは10月中旬にパイロット店舗をイトーヨーカドー赤羽店内にオープンする予定。来店だけでなくオンラインでの相談も実施し、コロナ禍の来店型保険ショップにおける新たな顧客体験の創造を目指すとしている。  サイオス<3744.T>=動意。同社はシステム構築及びメンテナンスなどを手掛けるシステムインテグレーター。オープンシステム基盤事業を主力とし、自社開発ソフトの販売及びサービスを提供する。人工知能(AI)分野を深耕している点が大きな特長で、株式市場でAI関連株が相次いで動意づくなか、にわかに存在感を高めている。業績も絶好調に推移しており従来計画を上方修正、21年12月期営業利益は前期比倍増の4億8000万円を計画する。企業のリモートワーク導入加速を背景にシステム障害回避ソフトが収益の成長エンジンとなっている。更に、デジタル庁発足で「脱ハンコ」がテーマ性を帯びるなか、同社のクラウドセキュリティーサービス「Gluegent Gate」とGMOグローバルサイン・ホールディングス<3788.T>が提供するクラウド型電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」のサービス連携を開始するなども注目材料となっている。  ユニバンス<7254.T>=異彩の上げ足。同社はトランスファーやトランスミッションなど駆動系を中心とする自動車部品会社で、日産自動車<7201.T>向けを主力に高い商品競争力を有する。国内や北米で自動車販売が好調に推移するなか売り上げを伸ばし、工場集約化や内製化推進など事業構造改革も寄与して22年3月期営業損益は30億円の黒字予想(前期実績は6億6100万円の赤字)と急変貌する見込みだ。また、新境地開拓にも積極的で、世界的に脱炭素に向けた動きが活発化するなか、風力発電機の基幹部品の供給など、非自動車分野への参入を模索している。株価指標面ではPER5倍台でPBR0.8倍前後と依然として割安感が顕著となっていることで、投資資金攻勢の拠りどころとなっている。  アイロムグループ<2372.T>=大幅高で3日続伸。8月下旬以降急速に底値離脱の動きをみせていたが、上げ足を強めてきた。同社は医療機関向け臨床支援ビジネスを主力事業とし、医薬品の開発受託業務も行っている。また、100%子会社のIDファーマを通じて再生医療やゲノム編集分野にも積極的に踏み込んでいる。そうしたなか、2日取引終了後にIDファーマが販売している遺伝子改変キットで使用する新規ゲノム編集技術に関し特許査定を取得したことを発表、これが株価を強く刺激する材料となった。  ヘリオス<4593.T>=急反発で年初来高値にらむ。同社は理化学研究所から特許ライセンスを受けた創薬ベンチャーで、iPS細胞関連技術を活用した治療薬の開発を手掛けており、大日本住友製薬<4506.T>とは協業関係にある。2日取引終了後、国立国際医療研究センターとの共同研究で、免疫拒絶のリスクを低減する次世代iPS細胞「ユニバーサルドナーセル」から膵臓β細胞への分化誘導を確認したことを発表した。今後は分化誘導の最適化並びに糖尿病モデル動物での有効性及び安全性の確認を進める研究を進めていく方針。糖尿病の新たな治療法開発に向け一歩前進を示したことで、これを好感する買いを呼び込んでいる。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 15:19 みんかぶニュース 個別・材料 エイケン工業は新値追い、21年10月期業績及び配当予想を上方修正  エイケン工業<7265.T>は急伸し新値追い。午後2時30分ごろ、21年10月期の単独業績予想について、売上高を60億円から67億1900万円(前期比25.4%増)へ、営業利益を4億2200万円から5億3500万円(同2.4倍)へ、純利益を3億800万円から3億9000万円(同94.8%増)へ上方修正し、あわせて115円を予定していた期末一括配当予想を140円に引きあげると発表したことが好感されている。  フィルターの受注が、国内では同業者・商社向け、輸出では東南アジア向けが想定を上回る見込みとなったことが要因。また、これに伴い生産量が増加し生産効率が向上することも貢献する。なお、同時に発表した第3四半期累計(20年11月~21年7月)決算は、売上高51億3600万円(前年同期比29.0%増)、営業利益5億1400万円(同3.0倍)、純利益3億7200万円(同2.3倍)だった。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 15:16 みんかぶニュース 市況・概況 明日の決算発表予定 ファーマF、アイルなど10社 (9月3日) 9月6日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算  ■引け後発表   ◆本決算:    <2929> ファーマF     ★    <3854> アイル   ◆第1四半期決算:    <2438> アスカネット [東M]    <6656> インスペック [東2]   ◆第2四半期決算:    <4813> ACCESS    <6898> トミタ電機 [JQ]   ◆第3四半期決算:    <1873> 日本ハウス    <2198> アイケイケイ    <7605> フジコーポ    <7856> 萩原工業   合計10社 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。 株探ニュース 2021/09/03 15:11 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比584.60円高の29128.11円 日経平均は前日比584.60円高の29128.11円(同+2.05%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比31.88pt高の2015.45pt(同+1.61%)。 <FA> 2021/09/03 15:08 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、後場終値は前営業日比8銭安の151円98銭  債券市場で、先物9月限の後場は前営業日比8銭安の151円98銭で引けた。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/03 15:06 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=3日大引け、全銘柄の合計売買代金4323億円  3日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比80.7%増の4323億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同83.7%増の3895億円だった。  個別ではiシェアーズ・コア TOPIX ETF <1475> 、iシェアーズS&P500米国株ETF(為替ヘッジあり) <2563> 、ダイワ上場投信-MSCIジャパンESG <1653> 、スマートESG30総合(ネットリターン) <2071> 、NZAM 上場投信 JPX日経400 <2526> など56銘柄が新高値。JPX日経400ベア上場投信(インバース) <1468> 、国際のETF VIX短期先物指数 <1552> 、TOPIXベア2倍上場投信 <1356> 、NEXT インドベア <2047> 、ダイワ上場投信-TOPIXインバース(-1倍)指数 <1457> など14銘柄が新安値をつけた。  そのほか目立った値動きではNEXT 原油ブル <2038> が4.27%高、ChinaAMC CSI300 Index ETF <1575> が3.79%高、NEXT 鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> が3.11%高と大幅な上昇。  日経平均株価が584円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2206億円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金1024億7600万円を大きく上回る活況となった。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が395億6700万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が269億1300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が250億2800万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が245億3700万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が185億2000万円の売買代金となった。 株探ニュース 2021/09/03 15:05 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は動意薄、欧州勢の動向を注視 3日午後の東京市場でドル・円は110円付近と、動意の薄い値動き。日経平均株価は前日比約600円高の大幅続伸で取引を終えた。また、米株式先物は堅調地合いを維持し、株高期待で円売りに振れやすい。この後の欧州勢が円売りを継続するか、注目される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円79銭から110円07銭、ユーロ・円は130円50銭から130円74銭、ユーロ・ドルは1.1872ドルから1.1884ドル。 <TY> 2021/09/03 15:04 みんかぶニュース 市況・概況 ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反発、アイビーがS高  3日大引けの日経ジャスダック平均は前日比26.24円高の4018.90円と反発。値上がり銘柄数は373、値下がり銘柄数は228となった。  個別ではアイビー化粧品<4918>がストップ高。共同ピーアール<2436>、LAホールディングス<2986>、FHTホールディングス<3777>、日本一ソフトウェア<3851>、東映アニメーション<4816>など15銘柄は年初来高値を更新。三ッ星<5820>、Mipox<5381>、エイケン工業<7265>、東洋合成工業<4970>、アプライド<3020>は値上がり率上位に買われた。  一方、ワークマン<7564>、メディキット<7749>が年初来安値を更新。レカム<3323>、京極運輸商事<9073>、ファブリカコミュニケーションズ<4193>、ムラキ<7477>、太洋物産<9941>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2021/09/03 15:04 みんかぶニュース 市況・概況 東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は続落、サーキュがS安  3日大引けの東証マザーズ指数は前日比3.22ポイント安の1117.21ポイントと続落。値上がり銘柄数は175、値下がり銘柄数は191となった。  個別ではサーキュレーション<7379>がストップ安。キャンバス<4575>は年初来安値を更新。ジェイフロンティア<2934>、ケアネット<2150>、ジモティー<7082>、アクリート<4395>、プレイド<4165>は値下がり率上位に売られた。  一方、グローバルウェイ<3936>、SERIOホールディングス<6567>、ブロードマインド<7343>、メディア総研<9242>がストップ高。モビルス<4370>、パワーソリューションズ<4450>、レントラックス<6045>、サーキュレーション<7379>など6銘柄は年初来高値を更新。トレンダーズ<6069>、イーエムネットジャパン<7036>、オムニ・プラス・システム・リミテッド<7699>、キャリア<6198>、BASE<4477>は値上がり率上位に買われた。 株探ニュース 2021/09/03 15:03 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均3日大引け=5日続伸、584円高の2万9128円  3日の日経平均株価は前日比584.60円(2.05%)高の2万9128.11円と5日続伸し取引を終了した。東証1部の値上がり銘柄数は1768、値下がりは342、変わらずは77と、値上がり銘柄の割合は80%を超えた。  日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を51.50円押し上げ。次いで東エレク <8035>が34.57円、ファナック <6954>が30.79円、テルモ <4543>が28.52円、KDDI <9433>が27.44円と続いた。  マイナス寄与度は0.86円の押し下げで楽天グループ <4755>がトップ。以下、日産化 <4021>が0.72円、JR西日本 <9021>が0.19円、ジェイテクト <6473>が0.14円、JR東日本 <9020>が0.07円と並んだ。  業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は鉄鋼で、以下、電気機器、証券・商品、機械、医薬品、その他金融と続いた。 株探ニュース 2021/09/03 15:02 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=3日大引け  3日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ    220600   87.7    16020 2. <1357> 日経Dインバ   39567   80.4     399 3. <1579> 日経ブル2    26913    6.3    17130 4. <1458> 楽天Wブル    25028   87.1    18740 5. <1360> 日経ベア2    24537   153.5     976 6. <1321> 野村日経平均   18520   151.8    29840 7. <1459> 楽天Wベア    13411   98.5    1596 8. <1568> TPXブル    7067   63.8    25600 9. <1320> 大和日経平均   6456   178.8    29780 10. <1306> 野村東証指数   5850   153.0    2081 11. <2038> 原油先Wブル   5552   132.5     610 12. <1571> 日経インバ    3224   130.5     994 13. <1330> 日興日経平均   3044   57.0    29890 14. <1552> VIX短先物   2453   -29.9    2176 15. <1365> 大和日経レバ   2194   138.5    24680 16. <2569> 日興NQヘ有   1958  2100.0    2806 17. <1671> WTI原油    1784   181.4    1510 18. <1329> iS日経     1485   44.9    29990 19. <1358> 日経2倍     1301   137.0    29700 20. <1346> MX225    1119   65.5    29990 21. <2516> マザーズ     1082   92.2     844 22. <1308> 日興東証指数   1058   80.2    2059 23. <1545> 野村ナスダク   1012   -31.3    17390 24. <1305> 大和東証指数   1005   75.1    2105 25. <1699> 野村原油     1001   110.3     188 26. <1557> SPDR5百    948   204.8    50000 27. <1366> 大和日経Dイ    926   76.7    1045 28. <2564> GX高配日株    879  17480.0    1928 29. <1356> TPXベア2    808   117.8    1053 30. <1369> One225    742   60.3    29100 31. <1475> iSTPX     738   93.2    2051 32. <1345> 日興リート隔    686   614.6    2178 33. <1655> iS米国株     669   -31.1    3585 34. <1615> 野村東証銀行    637   321.9     148 35. <1348> MXトピクス    632   261.1    2082 36. <1343> 野村REIT    602   56.8    2302 37. <2562> 日興ダウヘ有    401  2984.6    3100 38. <1367> 大和TPレバ    395   37.6    19870 39. <1678> 野村インド株    309    8.0     231 40. <2558> MX米株SP    305   -2.2    14350 41. <1540> 純金信託      276   55.9    6090 42. <1580> 日経ベア      259   66.0    2652 43. <1368> 大和TPDイ    228   -27.4    1527 44. <1547> 日興SP5百    213   -2.7    5440 45. <2631> MXナスダク    211   -28.7    12350 46. <2035> 日経VI      206   53.7     143 47. <1591> 野村JPX     199   128.7    18320 48. <1456> 大和日経イン    176    9.3    4285 49. <1546> 野村ダウ30    154   -62.1    38050 50. <2561> iS日本国債    144   -66.4    2724 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%) 株探ニュース 2021/09/03 15:02 みんかぶニュース 市況・概況 東証2部(大引け)=2部指数は反発、レオクランがS高  3日大引けの東証2部指数は前日比30.47ポイント高の7712.84ポイントと反発。値上がり銘柄数は244、値下がり銘柄数は150となった。  個別ではレオクラン<7681>がストップ高。オーベクス<3583>、ダイトーケミックス<4366>、川上塗料<4616>、東京コスモス電機<6772>、ユニバンス<7254>など9銘柄は年初来高値を更新。大運<9363>、川口化学工業<4361>、ジオスター<5282>、神鋼環境ソリューション<6299>、北日本紡績<3409>は値上がり率上位に買われた。  一方、ジュンテンドー<9835>が年初来安値を更新。鈴与シンワート<9360>、FRACTALE<3750>、コメ兵ホールディングス<2780>、リミックスポイント<3825>、スーパーバッグ<3945>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2021/09/03 15:02 注目トピックス 経済総合 連載コラム:日本のペイパル・マフィア第1回 絶望から希望に転じた「日本の未来」【実業之日本フォーラム】 今から20年ほど前、私は投資家として、日本に絶望的な気持ちを抱いていました。その頃の私は外資系運用会社で働いていたため海外出張が多く、ベンチャーブームに沸くアメリカの様子を目の当たりにしていました。2000年前後は、インターネットの普及とともにGoogleやNetflix、Facebookといった企業が誕生し、AppleやMicrosoftなどIT業界の老舗企業が再生していった時代です。当時のアメリカでは、ハーバード大学やスタンフォード大学、コロンビア大学などを卒業した優秀な学生たちのトップ層が自分で起業したりベンチャー企業に入ったりするようになっており、その次の層がコンサルティング会社や投資銀行に行き、次の層が中堅企業に行き、大企業を選ぶのはさらに下の層という状況になっていました。私が興味深く見ていたのは、成功した起業家たちが後に続く起業家を支援し、多様な新興企業が続々と誕生していく姿です。中でも、1998年にピーター・ティール、イーロン・マスク、マックス・レブチン、ルーク・ノセック、ケン・ハワリーらによって創設されたPayPalは、その後、ベンチャー業界を大きく盛り上げる存在となりました。2002年のeBayによる買収をきっかけにPayPalを離れた人材は、YouTubeやLinkedIn、Yelpなどの新たなビジネスを次々に生み出していっただけでなく、ベンチャーキャピタリストとなってPayPal出身者などの起業を支援していく役割も担ったのです。PayPal設立初期の社員たちは、その結束力もあってか、後に「ペイパル・マフィア」と呼ばれるようになりました。一方、20年前の日本では、最優秀層は官庁か大企業に就職するのが当たり前という状況でした。起業家は「うさんくさい人」で、まともな大人が選ぶ道ではないという考えが主流だったといえます。急激に変化を遂げるアメリカの状況と比較すると、変化の兆しが見えない日本では、明るい未来を思い描くことはできませんでした。実際、その後の20年間の日米の違いは時価総額上位銘柄の顔ぶれに現れています。2000年12月末時点と2020年12月末時点でTOPIX時価総額上位ランキングを見ると、いずれも通信会社、自動車メーカー、電機メーカー、メガバンクなど、いわゆる「一流大手企業」がずらりと並んでいます。一方アメリカでは、2000年の上位5社が2020年にはすべて入れ替わり、Apple、Microsoft、Amazon.com、Alphabet(Googleの持株会社)、Facebookが並んだのです。2000年当時に私が持っていた日本に対する非常に暗い見通しは、残念ながら的中してしまったといえます。しかし今、私は日本の未来について明るい見通しを持っています。それは、2000年ごろにアメリカで起きた変化と似たような動きが日本でも見られはじめているからです。近年は日本でも、ベンチャー企業が上場し、起業家が社会的にも経済的にも成功するケースを目にすることが増えています。また超優秀層の中で、大企業や官庁には目もくれず起業にチャレンジする人も目立ってきました。心強いのは、いまの若手起業家の少し上の世代に、IT業界で起業して成功した人がたくさんいることです。その中には、成功によって得た資金をベンチャーに投資して育てようとしている人がたくさんいます。このような「日本版ペイパル・マフィア」ともいえる人たちが存在感を増す中、今の若い世代は、起業に関心を持ち意欲を持ってアプローチすれば、彼らと関係を築いて情報やお金を引き出すことが可能になっているのです。この連載では、私が「日本版ペイパル・マフィア」と位置づける人々について紹介していきます。彼らがいま何を考え、どんな活動をしているのかを垣間見ることで、日本の明るい未来を一緒に感じ取っていければと思っていいます。レオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役 会長兼社長 最高投資責任者(CIO)藤野 英人(ふじの・ひでと)国内・外資大手資産運用会社でファンドマネージャーを歴任後、2003年レオス・キャピタルワークス創業。「ひふみ」シリーズ最高投資責任者(CIO)。投資啓発活動にも注力し、JPXアカデミーフェロー、東京理科大学上席特任教授、早稲田大学政治経済学部非常勤講師、叡啓大学客員教授を務める。一般社団法人投資信託協会理事。近著に『投資家みたいに生きろ』(ダイヤモンド社)、『14歳の自分に伝えたい「お金の話」』(マガジンハウス)。 <RS> 2021/09/03 15:00

ニュースカテゴリ