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注目トピックス 日本株 サンワテクノス---3Qも2ケタ増収増益、期末配当金の増配を発表 サンワテクノス<8137>は30日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.1%増の1,311.30億円、営業利益が同63.9%増の54.21億円、経常利益が同56.0%増の54.68億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同54.0%増の38.54億円となり、それぞれ過去最高を更新した。日本での売上高は前年同期比17.7%増の978.84億円、営業利益が同90.7%増の36.65億円となった。半導体関連業界向けの電機品、太陽光関連業界向けの制御機器、産業機械業界向けの制御機器、電子部品及び電子機器、輸送用機械業界向けの半導体素子、自動車関連搭載向けの電子部品、精密機器業界向けの電子機器、OA機器関連業界向けのコネクタ、食品関連業界向けの設備機器の販売が増加した。アジアでの売上高は同30.3%増の470.36億円、営業利益は同36.3%増の19.42億円となった。アジア地域では、太陽光関連業界向けの電機品、産業機械業界向け及び自動車関連搭載向けの電子部品、半導体関連業界向けの電子機器、OA機器関連業界向けの電子部品及びコネクタの販売が増加したが、半導体関連業界向けの電機品及び電子部品の販売が減少した。欧米での売上高は同17.1%増の51.79億円、営業損失は0.53億円(前年同期は0.36億円の損失)となった。欧米では、アミューズメント業界向けの電子部品、産業機械業界向け及び半導体関連業界向けの電子部品、自動車関連業界向けの設備機器の販売が増加したが、生活用品業界向けの設備機器の販売が減少した。また、輸送費高騰の影響を受け、営業損失となった。その他の売上高は同9.5%減の5.12億円、営業損失は0.24億円(同0.03億円の利益)となった。2023年3月期通期については、売上高が前期比12.7%増の1,740.00億円、営業利益が同35.3%増の65.00億円、経常利益が同28.0%増の66.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.0%増の46.50億円とする10月28日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。また、同日、株主還元方針の変更に伴い、当該基本方針および同社の業績等を総合的に勘案した結果、2023年3月期の期末配当金を1株当たり50.00円増配し、70.00円とすることを発表した。 <SI> 2023/01/31 12:37 みんかぶニュース 個別・材料 マクニカHDが大幅3日続伸、産業機器や車載向け堅調で23年3月期業績予想を上方修正  マクニカホールディングス<3132.T>が大幅高で3日続伸している。30日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を9700億円から1兆円(前期比31.3%増)へ、営業利益を510億円から570億円(同55.3%増)へ、純利益を315億円から360億円(同39.5%増)へ上方修正したことが好感されている。  製造業のDX化や各国政府主導による半導体への投資、脱炭素化によるEV化などを背景に、半導体及び電子デバイスその他事業で産業機器市場や車載市場などが堅調を維持していることが要因。また、クラウドの利活用の加速を背景に、ネットワーク事業でクラウドサービス関連商品、エンドポイントセキュリティー関連商品の導入が進むことも寄与する。  同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高7680億400万円(前年同期比37.8%増)、営業利益452億9400万円(同78.5%増)、純利益292億8900万円(同64.3%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2023/01/31 12:35 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比でもみ合い  後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比30円安前後と前場終値と比較してもみ合い圏推移。外国為替市場では1ドル=130円20銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。 出所:MINKABU PRESS 2023/01/31 12:32 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 01月31日 12時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (8040) 東京ソワール   東証スタンダード   [ 割安 ] (8793) NECキャピ   東証プライム     [ 割高 ] (9219) ギックス     東証グロース     [ 分析中 ] (4263) サスメド     東証グロース     [ 分析中 ] (9502) 中部電力     東証プライム     [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (6080) M&Aキャピ   東証プライム     [ 割安 ] (6196) ストライク    東証プライム     [ 分析中 ] (5834) SBIリーシ   東証グロース     [ 分析中 ] (7908) KIMOTO   東証スタンダード   [ 割安 ] (4594) ブライトパス・バイオ 東証グロース     [ 割高 ] 出所:MINKABU PRESS 2023/01/31 12:32 Reuters Japan Online Report Business News 中国工業部門企業利益、2022年は4%減 コロナ規制影響 [北京 31日 ロイター] - 中国国家統計局が31日発表した2022年の工業部門企業利益は、前年から4%減少して8兆4000億元(1兆2400億ドル)だった。新型コロナウイルス規制と不動産市場の低迷が影響した。 1─11月の工業部門企業利益は前年同期比3.6%減だった。21年は34.3%増加していた。 統計局は12月単月の数値は公表していない。 12月の鉱工業生産は1.3%増加し、11月の2.2%増から鈍化した。 今年の経済活動は消費や旅行需要の回復に支えられて正常化するとエコノミストは予想している。ただ、海外需要の落ち込みが製造業を圧迫する可能性があるとの指摘もある。 バークレイズのエコノミストは顧客向けノートで、今年の春節(旧正月)休暇に伴う工場の休業について「輸出企業の工場は例年よりも早く休みに入ったり、稼働再開を遅らせたりするところが多かった」と指摘した。 2023-01-31T032823Z_1_LYNXMPEJ0U03Y_RTROPTP_1_CHINA-ECONOMY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230131:nRTROPT20230131032823LYNXMPEJ0U03Y 中国工業部門企業利益、2022年は4%減 コロナ規制影響 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230131T032823+0000 20230131T032823+0000 2023/01/31 12:28 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」3位にSBIリーシ  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の31日午前11時現在で、SBIリーシングサービス<5834.T>が「売り予想数上昇」で3位となっている。  31日の東証グロース市場で、SBIリーシが急落となっており、これが売り予想数の上昇につながっているようだ。  30日の取引終了後に発表した23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結営業利益が18億7200万円となり、通期計画の42億9000万円に対する進捗率は44%にとどまった。オペレーティングリース事業において、販売を予定していたJOL(日本型オペレーティング・リース)商品で航空機の引き渡し遅延に伴い販売時期が23年1月以降にずれ込んだほか、JOLCO(購入選択権付き日本型オペレーティング・リース)商品の販売も急激な円高進行を背景に軟調に推移した。 出所:MINKABU PRESS 2023/01/31 12:26 みんかぶニュース 市況・概況 「人工知能」が9位、オープンAIになだれ込む巨額資金が暗示する未来<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10 1 パワー半導体 2 半導体 3 インド関連 4 防衛 5 グローバルニッチ 6 地方銀行 7 子育て支援 8 鉄鋼 9 人工知能 10 インバウンド  みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が9位にランクインしている。  ビッグデータの普及と合わせ、ディープラーニング(深層学習)の登場によって人工知能(AI)は近年急速な進歩を遂げた。企業のデジタライゼーションを推進するうえで重要なカギを握るのがAIであり、その市場は2030年に約88兆円規模に膨らむという試算もある。岸田首相が看板政策に掲げる「新しい資本主義」では、科学技術分野の成長戦略に力を入れる方針を明示しており、そのなかでAI技術は量子コンピューターなどと並んで中核分野に位置付けられている。  AIが人類の英知の総和を超え、その存在自体が社会に大きな影響を与える可能性がある転換点のことをシンギュラリティ(技術的特異点)というが、その歴史的なターニングポイントを迎える瞬間は2045年に訪れるとされている。最近では、そのシンギュラリティを意識させるようなAI技術の進歩が世界的にさまざまなシーンでみられる。一例を挙げれば米新興企業のオープンAIが手掛ける「ChatGPT(チャットGPT)」が話題となっており、このオープンAIにITの巨人である米マイクロソフト<MSFT>が数十億ドル規模の巨額投資を行う計画を発表、世界の耳目を集めた。  関連銘柄は多岐にわたるが、ブレインパッド<3655.T>、FRONTEO<2158.T>、メンバーズ<2130.T>、sMedio<3913.T>、フィックスターズ<3687.T>、ユーザーローカル<3984.T>、HEROZ<4382.T>、セカンドサイトアナリティカ<5028.T>、monoAI technology<5240.T>、PKSHA Technology<3993.T>、アトラエ<6194.T>、ホットリンク<3680.T>、HPCシステムズ<6597.T>などが挙げられる。 出所:MINKABU PRESS 2023/01/31 12:21 後場の投資戦略 月替わりで潮目の変化に注意 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27429.59;-3.81TOPIX;1983.19;+0.79[後場の投資戦略] 東京市場の主要株価指数は全般、膠着感の強い展開となっている。日本時間2日午前4時頃に結果判明を控えるFOMCのほか、同日の晩に開催される欧州中央銀行(ECB)定例理事会などの中央銀行イベントに加え、米供給管理協会(ISM)が発表するISM景気指数、週末の米雇用統計など重要イベントが続々と控える中、模様眺めムード極まるといった様相だ。 さて、本日は31日と、1月の最終営業日で、明日からは2月相場入りとなる。月が替わることで潮目の変化に注意したい。振り返ると、1月は多くの市場関係者の予想に反して世界の株式市場は強かった。昨年末までは世界景気の後退が懸念されていたが、中国での「ゼロコロナ政策」の緩和を受けて、年明けは急速に世界景気の底入れを先取りするかのような動きが加速した。 商品市況では、中国景気との連動性の高い鉄鉱石や銅、アルミニウムといった非鉄金属の価格が軒並み急伸し始め、関連銘柄の株価も世界的に大きく上昇した。また、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)や米ナスダック指数など、昨年厳しい売りに見舞われた米ハイテク株も、米12月雇用統計での平均時給の伸び鈍化などを受け、FRBのピボット(転換)期待が高まる中、株価が大きくリバウンドしてきた。 しかし、冷静に考えると、年末特有の節税対策売りが一巡した年明けから、昨年に売られすぎたセクター・銘柄の反発を期待したリバランスが強まったに過ぎないともいえる。実際、上述した中国景気との結びつきの強い銅、アルミニウムなどのコモディティ価格は1月末にかけて騰勢一服となってきている。1月の強かった動きが大方昨年末にかけての下落の反動に過ぎないのだとしたら、2月へと月替わりすることで、こうしたリバランスの動きも一巡すると考えるのが自然ではないだろうか。 この仮説が正しいとすると、需給面でのプラス要因が一巡してきたタイミングで、ハイテク企業やGAFAMといった米大型IT企業の決算のほか、FOMCなどの中銀イベント、ISM景気指数などの重要指標を相次いで迎えることは、相場のムード転換に繋がり得る点から懸念される。今週の一連のイベントをじっくりと消化するまでは、今は様子見に徹することが肝要だと考える。 なお、本日はHOYA<7741>、富士通<6702>、コマツ<6301>、レーザーテック<6920>、味の素<2802>などの決算が予定されている。一方、米国では建機のキャタピラー、自動車のゼネラル・モーターズ、エネルギー大手エクソン・モービル、半導体のAMDなどの決算が予定されている。米半導体企業については、今のところテキサス・インスツルメンツ、ラム・リサーチ、インテル、NXPセミコンダクターズなど、低調な決算を発表する企業が多いため、AMDの決算には特に注目したい。ほか、国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを公表する。(仲村幸浩) <AK> 2023/01/31 12:21 Reuters Japan Online Report Business News 英、G7で唯一IMF成長予想引き下げ 財務相に圧力強まる [ロンドン 31日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は31日公表した2023年の世界経済見通しで、英国の成長率を主要7カ国(G7)で唯一下方修正した。 IMFは、低迷する英経済が今年0.6%のマイナス成長に陥ると予測。昨年10月の前回予測では0.3%成長を見込んでいたが、大幅に下方修正した。 トラス前首相による「ミニ予算」発表で失った投資家の信頼を回復しようと、ハント財務相が年末に発表した増税も一因で英経済は苦戦を強いられると予想。また、英国は発電の大部分をガスに依存しているため、ロシアのウクライナ侵攻後のガス高騰で特に大きな打撃を受けており、労働者不足も足かせになっていると指摘した。 イングランド銀行(英中央銀行)は、インフレ高進リスクを回避するために政策金利を大幅に引き上げたが、これも大きな打撃となった。 IMFのチーフエコノミスト、ピエール・オリビエ・グランシャ氏は記者団に「これらの要因を全て合わせると、23年にはかなり急激な経済活動の縮小が起こるだろう」と述べた。 対照的に、22年の英経済は欧州諸国で最高水準の4.1%成長を達成する見込みだとした。 IMFのペチヤ・コエバ・ブルックス調査局長代理は、英国は米国などよりも変動金利型住宅ローンの割合が大きいため、金融政策の伝達はより即効性があり、迅速だと指摘した。 英国はG7で唯一、新型コロナウイルス禍前の経済規模を回復しておらず、欧州連合(EU)離脱が足かせになっているとみられている。 ハント財務相はIMFの報告書を受け、ほぼ全ての先進国が逆風に直面しており、IMFなどの過去の英経済見通しは暗すぎたことが証明されていると発言。「短期的な課題によって、長期的な展望が見えなくなるようなことがあってはならない」と述べた。 ハント氏は3月15日に発表する予算案で、成長加速に向けた施策を打ち出す予定だが、与党保守党からは即時減税を望む声が上がっている。 IMFは24年の英成長率を0.9%と予測。前回予測から0.3ポイント引き上げたが、なお日本、イタリアと並んでG7で最も低い水準だ。 2023-01-31T032105Z_1_LYNXMPEJ0U03T_RTROPTP_1_BRITAIN-ECONOMY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230131:nRTROPT20230131032105LYNXMPEJ0U03T 英、G7で唯一IMF成長予想引き下げ 財務相に圧力強まる OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230131T032105+0000 20230131T032105+0000 2023/01/31 12:21 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~月替わりで潮目の変化に注意 31日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は3日ぶり小反落、月替わりで潮目の変化に注意・ドル・円は軟調、130円台は維持・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>■日経平均は3日ぶり小反落、月替わりで潮目の変化に注意日経平均は3日ぶり小反落。3.81円安の27429.59円(出来高概算5億2468万株)で前場の取引を終えている。30日の米株式市場でダウ平均は260.99ドル安(−0.76%)と7日ぶり反落。今週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を直前に控える中、調整的な売りが先行。FOMCでは利上げペース減速が予想されているものの、連邦準備制度理事会(FRB)の主張通り、利上げが継続するとの思惑もくすぶり、金利上昇を警戒した売りから一段安となった。また、ハイテク株の利食い売りが相場を押し下げ、ナスダック総合指数は−1.96%と3日ぶり大幅反落。一方、米1月ダラス連銀製造業活動指数の上振れなどに伴う為替の円安・ドル高を支援要因に、日経平均は25.16円高からスタート。ただ、今週に相次いで控える主力企業決算や中央銀行イベント、重要経済指標を前に様子見ムードが強く、日経平均は27500円を手前に膠着感の強い展開が続いた。なお、午前に中国国家統計局が発表した1月製造業の購買担当者景気指数(PMI)は50.1と前月(47.0)から改善し、市場予想に一致、景況感の拡大・縮小の分岐点となる50を上回った。また、1月非製造業PMIは54.4と前月(41.6)から大幅に改善し、市場予想(52.0)も超過した。個別では、決算が好感されたところでOLC<4661>、NEC<6701>、オムロン<6645>、シンプレクスHD<4373>などが大きく上昇。業績予想を上方修正した中部電力<9502>が急伸し、他の電力株も軒並み高となっている。業績上方修正に加えて増配も発表したソシオネクスト<6526>は大幅高となり、バルカー<7995>は一時ストップ高まで買われた。一方、減益決算となったストライク<6196>、Vコマース<2491>、大東建託<1878>が急落しており、M&Aキャピ<6080>はストップ安売り気配のまま終えている。また、市場の期待に届かなかったNRI<4307>、営業利益を上方修正もデリバティブ評価損計上で経常利益を下方修正したコーエーテクモ<3635>が大きく下落。ほか、FOMCが近づくなかグロース株が利食い売りに押されており、マネーフォワード<3994>、Sansan<4443>、SREHD<2980>、インソース<6200>などが東証プライム市場の値下がり率上位に入っている。セクターでは銀行、鉱業、石油・石炭製品が下落率上位となった一方、電気・ガス、パルプ・紙、水産・農林が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の31%、対して値上がり銘柄は66%となっている。東京市場の主要株価指数は全般、膠着感の強い展開となっている。日本時間2日午前4時頃に結果判明を控えるFOMCのほか、同日の晩に開催される欧州中央銀行(ECB)定例理事会などの中央銀行イベントに加え、米供給管理協会(ISM)が発表するISM景気指数、週末の米雇用統計など重要イベントが続々と控える中、模様眺めムード極まるといった様相だ。さて、本日は31日と、1月の最終営業日で、明日からは2月相場入りとなる。月が替わることで潮目の変化に注意したい。振り返ると、1月は多くの市場関係者の予想に反して世界の株式市場は強かった。昨年末までは世界景気の後退が懸念されていたが、中国での「ゼロコロナ政策」の緩和を受けて、年明けは急速に世界景気の底入れを先取りするかのような動きが加速した。商品市況では、中国景気との連動性の高い鉄鉱石や銅、アルミニウムといった非鉄金属の価格が軒並み急伸し始め、関連銘柄の株価も世界的に大きく上昇した。また、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)や米ナスダック指数など、昨年厳しい売りに見舞われた米ハイテク株も、米12月雇用統計での平均時給の伸び鈍化などを受け、FRBのピボット(転換)期待が高まる中、株価が大きくリバウンドしてきた。しかし、冷静に考えると、年末特有の節税対策売りが一巡した年明けから、昨年に売られすぎたセクター・銘柄の反発を期待したリバランスが強まったに過ぎないともいえる。実際、上述した中国景気との結びつきの強い銅、アルミニウムなどのコモディティ価格は1月末にかけて騰勢一服となってきている。1月の強かった動きが大方昨年末にかけての下落の反動に過ぎないのだとしたら、2月へと月替わりすることで、こうしたリバランスの動きも一巡すると考えるのが自然ではないだろうか。この仮説が正しいとすると、需給面でのプラス要因が一巡してきたタイミングで、ハイテク企業やGAFAMといった米大型IT企業の決算のほか、FOMCなどの中銀イベント、ISM景気指数などの重要指標を相次いで迎えることは、相場のムード転換に繋がり得る点から懸念される。今週の一連のイベントをじっくりと消化するまでは、今は様子見に徹することが肝要だと考える。なお、本日はHOYA<7741>、富士通<6702>、コマツ<6301>、レーザーテック<6920>、味の素<2802>などの決算が予定されている。一方、米国では建機のキャタピラー、自動車のゼネラル・モーターズ、エネルギー大手エクソン・モービル、半導体のAMDなどの決算が予定されている。米半導体企業については、今のところテキサス・インスツルメンツ、ラム・リサーチ、インテル、NXPセミコンダクターズなど、低調な決算を発表する企業が多いため、AMDの決算には特に注目したい。ほか、国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを公表する。■ドル・円は軟調、130円台は維持31日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、130円半ばから130円付近に値を下げた。中国のPMIは製造業、非製造業とも50を上回る強さを示したが、日本や中国の株安でやや円買いに振れ、主要通貨を下押し。半面、ドルは130円台を維持し、底堅さも目立つ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円06銭から130円53銭、ユーロ・円は141円17銭から141円61銭、ユーロ・ドルは1.0846ドルから1.0860ドル。■後場のチェック銘柄・バルカー<7995>、ギックス<9219>の、2銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・12月有効求人倍率:1.35倍(予想:1.36倍、11月:1.35倍)・日・12月失業率:2.5%(予想:2.5%、11月:2.5%)・日・12月鉱工業生産速報値:前月比-0.1%(予想:-1.0%、11月:+0.2%)・豪・12月小売売上高:前月比-3.9%(予想:-0.2%、11月:+1.7%←+1.4%)・中・1月製造業PMI:50.1(予想:50.1、12月:47.0)・中・1月非製造業PMI:54.4(予想:52.0、12月:41.6)【要人発言】・鈴木財務相「政府・日銀の共同声明見直しの是非に関する言及は時期尚早」「政府・日銀はともに賃金上昇の重要性を認識」<国内>特になし<海外>・米連邦公開市場委員会(FOMC)(2月1日まで) <CS> 2023/01/31 12:19 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は小反落 模様眺めで方向感欠く  31日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は小反落。売り買いともに決めて欠けるなか方向感なく推移した。  債券先物は売り先行でスタート。前日の欧州中央銀行(ECB)が金融引き締めを継続するとの見方からドイツなど10年債利回りが上昇し、米長期債相場も下落(金利上昇)した流れを引き継いだ。ただ、時間外取引で米長期金利の上昇が一服していることや、日経平均株価がマイナスに転じたことが相場の下支えとなり、債券先物は切り返す場面があった。とはいえ、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)理事会など重要インベントが相次ぐことから見極めムードが広がり上値を抑えた。なお、きょうは2年債入札が実施される。  午前11時の先物3月限の終値は前営業日に比べ2銭安の146円84銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前営業日比0.005%上昇の0.480%だった。 出所:MINKABU PRESS 2023/01/31 12:17 ランチタイムコメント 日経平均は3日ぶり小反落、月替わりで潮目の変化に注意  日経平均は3日ぶり小反落。3.81円安の27429.59円(出来高概算5億2468万株)で前場の取引を終えている。 30日の米株式市場でダウ平均は260.99ドル安(−0.76%)と7日ぶり反落。今週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を直前に控える中、調整的な売りが先行。FOMCでは利上げペース減速が予想されているものの、連邦準備制度理事会(FRB)の主張通り、利上げが継続するとの思惑もくすぶり、金利上昇を警戒した売りから一段安となった。また、ハイテク株の利食い売りが相場を押し下げ、ナスダック総合指数は−1.96%と3日ぶり大幅反落。一方、米1月ダラス連銀製造業活動指数の上振れなどに伴う為替の円安・ドル高を支援要因に、日経平均は25.16円高からスタート。ただ、今週に相次いで控える主力企業決算や中央銀行イベント、重要経済指標を前に様子見ムードが強く、日経平均は27500円を手前に膠着感の強い展開が続いた。 なお、午前に中国国家統計局が発表した1月製造業の購買担当者景気指数(PMI)は50.1と前月(47.0)から改善し、市場予想に一致、景況感の拡大・縮小の分岐点となる50を上回った。また、1月非製造業PMIは54.4と前月(41.6)から大幅に改善し、市場予想(52.0)も超過した。 個別では、決算が好感されたところでOLC<4661>、NEC<6701>、オムロン<6645>、シンプレクスHD<4373>などが大きく上昇。業績予想を上方修正した中部電力<9502>が急伸し、他の電力株も軒並み高となっている。業績上方修正に加えて増配も発表したソシオネクスト<6526>は大幅高となり、バルカー<7995>は一時ストップ高まで買われた。 一方、減益決算となったストライク<6196>、Vコマース<2491>、大東建託<1878>が急落しており、M&Aキャピ<6080>はストップ安売り気配のまま終えている。また、市場の期待に届かなかったNRI<4307>、営業利益を上方修正もデリバティブ評価損計上で経常利益を下方修正したコーエーテクモ<3635>が大きく下落。ほか、FOMCが近づくなかグロース株が利食い売りに押されており、マネーフォワード<3994>、Sansan<4443>、SREHD<2980>、インソース<6200>などが東証プライム市場の値下がり率上位に入っている。 セクターでは銀行、鉱業、石油・石炭製品が下落率上位となった一方、電気・ガス、パルプ・紙、水産・農林が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の31%、対して値上がり銘柄は66%となっている。 東京市場の主要株価指数は全般、膠着感の強い展開となっている。日本時間2日午前4時頃に結果判明を控えるFOMCのほか、同日の晩に開催される欧州中央銀行(ECB)定例理事会などの中央銀行イベントに加え、米供給管理協会(ISM)が発表するISM景気指数、週末の米雇用統計など重要イベントが続々と控える中、模様眺めムード極まるといった様相だ。 さて、本日は31日と、1月の最終営業日で、明日からは2月相場入りとなる。月が替わることで潮目の変化に注意したい。振り返ると、1月は多くの市場関係者の予想に反して世界の株式市場は強かった。昨年末までは世界景気の後退が懸念されていたが、中国での「ゼロコロナ政策」の緩和を受けて、年明けは急速に世界景気の底入れを先取りするかのような動きが加速した。 商品市況では、中国景気との連動性の高い鉄鉱石や銅、アルミニウムといった非鉄金属の価格が軒並み急伸し始め、関連銘柄の株価も世界的に大きく上昇した。また、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)や米ナスダック指数など、昨年厳しい売りに見舞われた米ハイテク株も、米12月雇用統計での平均時給の伸び鈍化などを受け、FRBのピボット(転換)期待が高まる中、株価が大きくリバウンドしてきた。 しかし、冷静に考えると、年末特有の節税対策売りが一巡した年明けから、昨年に売られすぎたセクター・銘柄の反発を期待したリバランスが強まったに過ぎないともいえる。実際、上述した中国景気との結びつきの強い銅、アルミニウムなどのコモディティ価格は1月末にかけて騰勢一服となってきている。1月の強かった動きが大方昨年末にかけての下落の反動に過ぎないのだとしたら、2月へと月替わりすることで、こうしたリバランスの動きも一巡すると考えるのが自然ではないだろうか。 この仮説が正しいとすると、需給面でのプラス要因が一巡してきたタイミングで、ハイテク企業やGAFAMといった米大型IT企業の決算のほか、FOMCなどの中銀イベント、ISM景気指数などの重要指標を相次いで迎えることは、相場のムード転換に繋がり得る点から懸念される。今週の一連のイベントをじっくりと消化するまでは、今は様子見に徹することが肝要だと考える。 なお、本日はHOYA<7741>、富士通<6702>、コマツ<6301>、レーザーテック<6920>、味の素<2802>などの決算が予定されている。一方、米国では建機のキャタピラー、自動車のゼネラル・モーターズ、エネルギー大手エクソン・モービル、半導体のAMDなどの決算が予定されている。米半導体企業については、今のところテキサス・インスツルメンツ、ラム・リサーチ、インテル、NXPセミコンダクターズなど、低調な決算を発表する企業が多いため、AMDの決算には特に注目したい。ほか、国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを公表する。(仲村幸浩) <AK> 2023/01/31 12:12 Reuters Japan Online Report Business News 午前の日経平均は小反落、FOMCを控え一進一退 個別物色が活発化 [東京 31日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比3円81銭安の2万7429円59銭と、小幅に反落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や米連邦準備理事会(FRB)議長会見を日本時間の明後日未明に控える中、前日終値を挟み一進一退となった。一方、決算を手掛かりにした個別物色は活発だった。 日経平均は小高く始まった後、一時60円高に上値を伸ばした。ドル/円が前日より円安に振れていたことを支えに、輸出関連株を中心に買いが先行した。その後は徐々に上げ幅を縮小し、前日終値を挟んだ一進一退に移行した。前日の米株安や、為替がやや円高方向に揺り戻したことが重しになり、一時54円安に下落した。 FOMCなどのイベントへの警戒感がくすぶり「とりわけ、きょうとあすは動きにくい」(国内証券のストラテジスト)という。一方、決算を受けた個別物色が活発化。市場では「好決算銘柄が強さを維持しているほか、さえない決算で売られた銘柄も短期間で値を戻しており、耐性が感じられる」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との見方が聞かれた。 TOPIXは0.04%高の1983.19ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆2763億0200万円だった。東証33業種では、値上がりは電気・ガス業やパルプ・紙、水産・農林業など21業種で、値下がりは銀行業や鉱業、石油・石炭製品など12業種だった。 個別では、好決算を発表した中部電力やオリエンタルランドが買われた一方、見通しが市場予想を下回ったキヤノンは売られた。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1214銘柄(66%)、値下がりは561銘柄(30%)、変わらずは60銘柄(3%)だった。 2023-01-31T030415Z_1_LYNXMPEJ0U03K_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS-TSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230131:nRTROPT20230131030415LYNXMPEJ0U03K 午前の日経平均は小反落、FOMCを控え一進一退 個別物色が活発化 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230131T030415+0000 20230131T030415+0000 2023/01/31 12:04 個別銘柄テクニカルショット ウェッズ---2018年1月高値を意識したトレンド形成へ 強いリバウンド基調を継続するなか、前日には2020年6月以来の600円を回復してきた。いったんは達成感が意識されやすい水準ではあるものの、600円処を明確に上放れてくることにより、2018年1月高値920円を意識した長期トレンド形成が期待されてきそうだ。月足の一目均衡表では雲上限を一時突破する場面も見られ、遅行スパンは上方シグナルを発生させてきた。 <FA> 2023/01/31 12:02 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は軟調、130円台は維持 31日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、130円半ばから130円付近に値を下げた。中国のPMIは製造業、非製造業とも50を上回る強さを示したが、日本や中国の株安でやや円買いに振れ、主要通貨を下押し。半面、ドルは130円台を維持し、底堅さも目立つ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円06銭から130円53銭、ユーロ・円は141円17銭から141円61銭、ユーロ・ドルは1.0846ドルから1.0860ドル。【要人発言】・鈴木財務相「政府・日銀の共同声明見直しの是非に関する言及は時期尚早」「政府・日銀はともに賃金上昇の重要性を認識」【経済指標】・日・12月有効求人倍率:1.35倍(予想:1.36倍、11月:1.35倍)・日・12月失業率:2.5%(予想:2.5%、11月:2.5%)・日・12月鉱工業生産速報値:前月比-0.1%(予想:-1.0%、11月:+0.2%)・豪・12月小売売上高:前月比-3.9%(予想:-0.2%、11月:+1.7%←+1.4%)・中・1月製造業PMI:50.1(予想:50.1、12月:47.0)・中・1月非製造業PMI:54.4(予想:52.0、12月:41.6) <TY> 2023/01/31 12:01 注目トピックス 日本株 ノムラシステムコーポレーション---新規SAPプロジェクトを受注 ノムラシステムコーポレーション<3940>は30日、新規SAPプロジェクトを受注したと発表。同社によると、製造業向け機械部品の製造・販売を行うファクトリーオートメーション業界で国内トップクラス企業から、人事管理クラウドのSAP SuccessFactorsの導入コンサルティングプロジェクトを受注したという。 <SI> 2023/01/31 11:53 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):中部電力、バルカー、ギックスなど 中部電力<9502>:1394円(+107円)大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期経常損益は48億円の赤字となったが、7-9月期553億円の赤字から大幅に改善。通期予想は従来の1700億円の赤字から一転、600億円の黒字見通しに上方修正している。LNGスポット調達の影響緩和などが主因となっているもよう。市場コンセンサスは1400億円程度の赤字であったため、黒字予想にはポジティブサプライズ。未定としていた期末配当金は25円にするとしている。バルカー<7995>:3260円(+489円)一時ストップ高。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は65.3億円で前年同期比40.8%増となり、通期予想は従来の65億円から85億円、前期比21.9%増に上方修正している。先端産業市場における販売が想定以上となっているほか、事業構造改革や原価低減の推進効果が顕在化したもよう。年間配当金も従来の120円から150円に引き上げ。さらに、発行済み株式数の1.24%に当たる22万株を上限とした自社株買いも発表している。ソシオネクスト<6526>:8310円(+410円)大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は62.9億円で前年同期比2.7倍となり、通期予想は従来の170億円から195億円、前期比2.3倍にまで上方修正している。205億円程度のコンセンサスは依然下回っているが、累計営業利益167億円からは一段の上振れも期待できる状況となっている。Data Center & Networkの製品売上高が想定以上に拡大しているようだ。NEC<6701>:4745円(+105円)大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は432億円で前年同期比79.7%増となり、市場予想を80億円強上回っている。100億円程度の知財収益が上振れ要因で、これを除くと、ネットワークサービスは期待を下振れとなったもよう。一方、ITサービス主体のエンタープライズは上振れ、受注も好調を持続しており、評価材料につながっているようだ。OLC<4661>:21500円(+640円)大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は477億円で前年同期比2.7倍となり、市場コンセンサスを100億円以上上回っている。入園者数やゲスト単価ともに想定以上とみられる。通期予想は従来の801億円から973億円、前期比12.6倍の水準に上方修正、900億円程度の市場予想も上振れへ。なお、4月から従業員の賃金改定を実施するが、売上増や生産性改善などでカバーしていく方針としている。アクシージア<4936>:1324円(-168円)大幅に反落。東証の承認を受け、2月17日に東証グロース市場から東証プライム市場に上場区分を変更すると発表している。併せて株式売出し265万株、オーバーアロットメントによる売出し39万7400株(上限)を実施する。流通株式比率がプライム市場の新規上場基準(35%以上)を充たしていないため、株式売出しで上場基準に適合させる。売出しに伴い株式需給が悪化するとの懸念から、売り優勢となっているようだ。ギックス<9219>:1783円(+300円)ストップ高。23年6月期第2四半期累計(22年7-12月)の営業利益を前年同期比1046.7%増の1.95億円と発表している。従来から取引のある大手クライアント企業でデータインフォームドサービスの利用継続・拡大が順調に進展し、多くの案件を受注した。新規顧客開拓も並行して推進し、大幅な増益につながった。通期予想は前期比110.5%増の2.08億円で据え置いた。進捗率は93.8%に達している。ポート<7047>:1272円(+52円)大幅に4日ぶり反発。対話型AIチャットボット「ChatGPT」を活用したインサイドセールスの自動化について検証を開始すると発表している。エネルギー領域で土曜・日曜や深夜帯に寄せられるユーザーからの問い合わせに対し、ChatGPTを使った問い合わせ対応システムの提供を検証する。ChatGPTは、人工知能研究所の米OpenAIが開発した対話式の言語モデルを採用したAIシステムで、強化学習によって流暢な会話ができるとされる。 <ST> 2023/01/31 11:51 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は安値圏、やや円買いに 31日午前の東京市場でドル・円は130円10銭付近と、本日安値圏でのもみ合いが続く。日経平均株価は前日終値を小幅に下回ったほか、上海総合指数は下げに転じ、アジア株安を嫌気した円買いに振れやすい。一方、米金利は小動きとなり、ドル買いは入りづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円08銭から130円53銭、ユーロ・円は141円22銭から141円61銭、ユーロ・ドルは1.0846ドルから1.0857ドル。 <TY> 2023/01/31 11:51 Reuters Japan Online Report Business News アングル:株主対応助言業が活況、アクティビスト急増で拡大 新規参入も 山崎牧子 [東京 31日 ロイター] - 日本企業へのアクティビスト(物言う株主)の攻勢が強まっていることを背景に、上場企業の株主対応を支援するサービスが活況だ。資本政策などを株主目線で検討、説明する必要性が高まり、専門家の助言を仰ぐ企業が増加。この分野への新規参入や事業拡大が相次いでいる。 英大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(EY)の日本におけるコンサルティング部門は昨年末に、株主対応支援サービスを開始。実質株主判明調査から議決権行使シミュレーション、議決権の代理行使の勧誘、経営戦略策定まで包括的に支援する。コンサルタント20人でスタートし、数年後に100人体制を目指す。 コンサル部門のパートナー、篠原学氏は「昔は株主還元一辺倒だったアクティビストの提案が、経営戦略やガバナンスなど本質的な部分にまで踏み込むようになり、企業側も無視できなくなっている」と分析する。 2018年創業の株主対応助言専業クエストハブも、現在20人弱の体制を3年で倍増させる考えだ。株主との対立が先鋭化した有事段階の対応は証券会社などもM&A助言の一環として担っているが、同社は資本政策を含む長期的な経営戦略の策定に力を入れる。最高経営責任者(ⅭEO)の大熊将八氏によると、「東芝と大株主の対立などの報道を受けて、株主価値向上を真摯に検討する企業が増えている」という。 一方、大手信託銀行は、株主名簿の作成管理や議決権行使書の集計などの事務を行う証券代行業務を発展させる形で株主対応支援を拡充する。 三井住友信託銀行はグループ全体で20人の人員を中長期的に30人にする。みずほ証券などと合わせて現在44人体制のみずほ信託銀行は、行内15人の陣容を倍増させる方向だ。80人規模の株主対応専業子会社を持つ三菱UFJ信託銀行も「今後も強化する方針」(広報担当者)という。 海外の助言会社も日本市場での拡大を狙う。これまで国内の提携企業を通じて活動してきたモロー・ソダリは2021年に東京に自社オフィスを開設。「日本市場は我々の関心を引き付ける要素が揃っている」(インターナショナルⅭEOのクリスチャン・シーレイ氏)という。三菱UFJ信託と株主判明調査などで提携するジョージソンも「日本でもっと展開できる」(グローバルⅭEOのキャス・シドロヴィッツ氏)と意気込む。 複数の業界関係者によると、各社が事業強化を急ぐのは、元幹部によるインサイダー取引疑惑などを受けて、この分野で圧倒的首位にあるアイ・アールジャパンから一部の人材が流出し、競合他社で即戦力になっていることも一因という。同社の顧客が他社に乗り換えるケースも出ている。 アイ・アールジャパンの石垣昭之輔副社長はロイターに対し「リーディングカンパニーの責任として日々、アドバイザーとしての能力の向上が求められる中で、常に最新の情報を精査し、革新的なサービスを提供していく」と述べた。 ガバナンス改革に詳しい日本総合研究所の山田英司理事は、隆興する助言ビジネスを過渡期のサービスとみる。「資本市場の言語が分からない企業が多いために需要があるが、執行側が言語を習得するか、リテラシーのある社外取締役がアクティビストに対して方針を説明することができれば、外部機関のサービス利用は限定的になる」と指摘する。 一方、物言う株主として知られるストラテジックキャピタル代表の丸木強氏は、助言料が株主の資産から支払われると強調した上で、「取締役の保身の協力に主眼を置いて低い株価を放置するのではなく、株主価値を向上させる助言をしてほしい」と注文を付けた。 (日本語記事編集:石田仁志) 2023-01-31T025108Z_1_LYNXMPEJ0U03G_RTROPTP_1_GLOBAL-MARKETS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230131:nRTROPT20230131025108LYNXMPEJ0U03G アングル:株主対応助言業が活況、アクティビスト急増で拡大 新規参入も OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230131T025108+0000 20230131T025108+0000 2023/01/31 11:51 注目トピックス 日本株 アートネイチャー---3Q増収・2ケタ増益、連結業績予想の上方修正を発表 アートネイチャー<7823>は30日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.5%増の323.37億円、営業利益が同20.0%増の33.38億円、経常利益が同18.8%増の32.75億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同20.5%増の20.17億円となった。中期3ヵ年計画「アートネイチャーChallengeプラン」の最終年度となり、前年度同様、既存領域を拡充するとともに、新事業の領域を更に拡大し「次代を切り拓くアートネイチャー」の礎を築いていくため、「業績伸長」「新領域の開拓」「採用の強化」「人財の育成」「市場との対話」「業務の刷新」の6つの「重点チャレンジ施策」を実践してきた。男性向け売上高は前年同期比3.3%増の175.19億円となった。新商品の販売や顧客定着策の推進等を実施した結果、増収となった。女性向け売上高は同12.0%増の98.75億円となった。新商品の好調な販売や展示試着会数及び販売数の増加により増収となった。女性向け既製品の売上高は同12.4%増の36.31億円となった。入居する商業施設の来店客数増加による販売数の増加等により増収となった。2023年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比6.2%増(前回予想比0.3%増)の429.46億円、営業利益が同17.0%増(同13.0%増)の35.33億円、経常利益が同14.4%増(同11.9%増)の34.74億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同50.9%増(同7.0%増)の18.17億円となった。 <SI> 2023/01/31 11:49 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=小幅安、全般模様眺めも個別株は荒い値動き  31日前引けの日経平均株価は前営業日比3円81銭安の2万7429円59銭とわずかながら反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億2468万株、売買代金概算は1兆2763億円。値上がり銘柄数は1214、対して値下がり銘柄数は561、変わらずは60銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は売り買い交錯、日経平均は終始方向感なく2万7000円台前半の狭いレンジでもみ合った。前日の米国株市場で主要株価指数が軟調に推移したこともあり、目先利益確定の動きがみられる。FOMCを前に積極的に上値を買い進む動きはでていないが、一方で下値を売り込むような動きもみられない。個別株は決算絡みでボラティリティが高まっており、好決算銘柄と業績内容が芳しくない銘柄との明暗が激しくなっている。ただ値上がり銘柄数は1200を上回り、全体の66%を占めた。日経平均は前日終値とほぼ同水準で前場の取引を終えた。  個別ではオリエンタルランド<4661.T>が活況高となり、ソシオネクスト<6526.T>も値を飛ばした。東邦チタニウム<5727.T>も買い優勢。NEC<6701.T>が上昇し、中部電力<9502.T>も大きく買われた。バルカー<7995.T>は一時ストップ高に買われる人気となった。兼松エレクトロニクス<8096.T>も大幅高。半面、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>が軟調、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>も商いを大きく膨らませたが株価は下落した。日本電産<6594.T>、キーエンス<6861.T>なども売りに押された。ストライク<6196.T>はストップ安に売り込まれ、バリューコマース<2491.T>、大東建託<1878.T>なども大幅安。 出所:MINKABU PRESS 2023/01/31 11:47 注目トピックス 日本株 中部電力---大幅反発、今期経常損益は一転黒字見通しに上方修正 中部電力<9502>は大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期経常損益は48億円の赤字となったが、7-9月期553億円の赤字から大幅に改善。通期予想は従来の1700億円の赤字から一転、600億円の黒字見通しに上方修正している。LNGスポット調達の影響緩和などが主因となっているもよう。市場コンセンサスは1400億円程度の赤字であったため、黒字予想にはポジティブサプライズ。未定としていた期末配当金は25円にするとしている。 <ST> 2023/01/31 11:43 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:底堅い値動きか、FRBのタカ派後退に期待 (11時30分現在)S&P500先物      4,041.25(+8.75)ナスダック100先物  11,995.00(+27.00)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は40ドル高。米金利は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。30日の主要3指数は反落。緩やかに下げ幅を拡大する展開となり、ダウは260ドル安の33717ドルと7日ぶりにマイナスへ転じた。31日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ幅の縮小がほぼ織り込まれたほか、今後の引き締め一服が検討されると期待される。ただ、前週の堅調地合いにより連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定前に利益確定売りが強まった。長期金利は高止まり、幅広い売りが下げを主導した。本日は底堅い値動きか。FOMCでの政策決定待ちで、積極的な売り買いは手控えられ動意は薄い。前週の10-12月期国内総生産(GDP)は予想を上回ったとはいえ7-9月期からの成長率は低下。先行き不透明感は払しょくされておらず、明日の政策決定を見極めるムードで買いは入りづらい。一方、今月発表されたインフレ指標はいずれも伸びが鈍化し、FRBはこれまでのタカ派姿勢を後退させるとの思惑から強い売りは出にくい地合いとみる。 <TY> 2023/01/31 11:42 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=31日前引け  31日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ     42543   -19.8    14060 2. <1357> 日経Dインバ   9725   -41.2     350 3. <1579> 日経ブル2    6978   -25.1    15050 4. <1321> 野村日経平均   6006   42.7    28390 5. <1458> 楽天Wブル    5813    7.9    16535 6. <1459> 楽天Wベア    5271   -24.5    1409 7. <1360> 日経ベア2    3856   -26.6    857.5 8. <1306> 野村東証指数   1585   -21.1   2070.0 9. <1568> TPXブル    1045   -53.9    25125 10. <1552> VIX短先物    851   19.4    1197 11. <1655> iS米国株     785   224.4    378.2 12. <2038> 原油先Wブル    763   42.4    1226 13. <1547> 日興SP5百    497   82.7    5680 14. <1475> iSTPX     482   15.0    2045 15. <1369> One225    416   37.7    27420 16. <1545> 野村ナスH無    358   15.5    15750 17. <2621> iS米20H    322   21.5    1534 18. <1671> WTI原油     314   29.8    2450 19. <1320> 大和日経平均    282   -54.3    28295 20. <1365> 大和日経レバ    282   -68.8    21735 21. <1366> 大和日経Dイ    279   -48.9     914 22. <2841> iFEナ百有    272   223.8    8107 23. <2516> マザーズ      258   -45.8    594.5 24. <2632> MXナスヘ有    258   17.8    8590 25. <2840> iFEナ百無    256  1180.0    14640 26. <2563> iS米国株H    246   -64.9    253.5 27. <2842> iFEナ百ベ    232   -49.2    30580 28. <1597> MXJリート    223  3616.7   1894.0 29. <1343> 野村REIT    209   -14.7   1988.5 30. <1358> 日経2倍      208   -17.8    26105 31. <1330> 日興日経平均    202   -37.1    28400 32. <2870> iFナ百Wベ    183   57.8    55960 33. <1571> 日経インバ     178   -80.6     956 34. <2845> 野村ナスH有    162   376.5   1691.0 35. <1540> 純金信託      150   -39.5    7641 36. <1329> iS日経      149   -56.3    28540 37. <2569> 日興NQヘ有    148   -76.9   2052.5 38. <1356> TPXベア2    146   -9.3    866.7 39. <2869> iFナ百Wブ    142   -38.5    19920 40. <1489> 日経高配50    137   -46.3    44770 41. <1346> MX225     127   -68.3    28235 42. <2634> 野村SPH有    116   46.8   1970.0 43. <2558> MX米株SP    114   -44.7    15055 44. <1305> 大和東証指数    112   -75.8   2093.0 45. <1615> 野村東証銀行    111   -73.2    216.1 46. <1308> 日興東証指数    106   -58.8   2047.0 47. <2631> MXナスダク    105   -56.1    11160 48. <2625> iFETPX    95  -100.0    1986 49. <1678> 野村インド株    94   -28.8    253.8 50. <1546> 野村ダウH無    90   47.5    42850 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%) 株探ニュース 2023/01/31 11:35 みんかぶニュース 市況・概況 ◎31日前場の主要ヘッドライン ・コーテクHDが大幅4日続落、デリバティブ評価損計上で23年3月期最終利益予想を下方修正 ・オムロン上値指向が際立つ、4~12月期はEVと半導体設備向けが牽引し2ケタ増収 ・M&A総研が急騰し連日で上場来高値を更新、競合の減益決算相次ぎ資金が集中 ・シンプレクス一時10%超急騰、10~12月期営業26%増益でSBIとの資本・業務提携も材料視 ・アンジェス急反騰、NF-κBデコイオリゴDNAの慢性椎間板性腰痛症を対象とした国内開発開始 ・ギックスは大量の買い注文で値がつかず、7~12月期営業益12倍化で投資資金流れ込む ・OLCが急騰、今期業績予想の上方修正を好感 ・中部電がカイ気配スタート、23年3月期は一転最終黒字の見通し ・NECキャピはカイ気配スタートで8連騰、今期収益上方修正と配当大幅増額を好感 ・レーザーテクは強弱観対立、きょうの決算発表にマーケットの視線集まる ※ヘッドラインは記事配信時点のものです 出所:MINKABU PRESS 2023/01/31 11:34 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(前引け)=値下がり優勢、ギックスがS高  31日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数179、値下がり銘柄数292と、値下がりが優勢だった。  個別ではギックス<9219>がストップ高。エコモット<3987>、キャンバス<4575>、シンメンテホールディングス<6086>、トラース・オン・プロダクト<6696>、スポーツフィールド<7080>など9銘柄は昨年来高値を更新。ELEMENTS<5246>、アンジェス<4563>、M&A総合研究所<9552>、ANYCOLOR<5032>、シイエヌエス<4076>は値上がり率上位に買われた。  一方、テクノロジーズ<5248>、GENOVA<9341>、スマサポ<9342>が昨年来安値を更新。アクシージア<4936>、SBIリーシングサービス<5834>、pluszero<5132>、サインド<4256>、オープンワーク<5139>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2023/01/31 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=31日前引け、野村高配70、野村金融が新高値  31日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比21.9%減の949億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同21.9%減の823億円だった。  個別ではOne ETF 高配当日本株 <1494> 、NEXT 野村日本株高配当 <1577> 、NEXT 金融 <1632> が新高値。  日経平均株価が3円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金425億4300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均597億100万円を大きく下回っており低調。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が97億2500万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が69億7800万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が60億600万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が58億1300万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が52億7100万円の売買代金となった。 株探ニュース 2023/01/31 11:32 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 01月31日 11時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (8040) 東京ソワール   東証スタンダード   [ 割安 ] (8793) NECキャピ   東証プライム     [ 割高 ] (9219) ギックス     東証グロース     [ 分析中 ] (4263) サスメド     東証グロース     [ 分析中 ] (9502) 中部電力     東証プライム     [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (6080) M&Aキャピ   東証プライム     [ 割安 ] (6196) ストライク    東証プライム     [ 分析中 ] (5834) SBIリーシ   東証グロース     [ 分析中 ] (7908) KIMOTO   東証スタンダード   [ 割安 ] (4594) ブライトパス・バイオ 東証グロース     [ 割高 ] 出所:MINKABU PRESS 2023/01/31 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・31日>(前引け)=シンプレクス、ギックス、NECキャピ  シンプレクス・ホールディングス<4373.T>=急反発。30日取引終了後に発表した22年4~12月期決算は営業利益が前年同期比4%増の53億6700万円と増益を確保した。特に10~12月期で見た場合は26%増益と伸びが顕著となる。システムインテグレーションの売り上げが好調だったほか、戦略DXコンサルティングの新規案件獲得も寄与した。また、同日にSBIホールディングス<8473.T>及びSBI証券と資本・業務提携を発表しており、これも株価を刺激している。SBIがシンプレクスの発行済み株式数5.4%に相当する304万株を取得。また、2月末をメドに合弁会社を設立する予定にある。  ギックス<9219.T>=ストップ高。データ分析を駆使した業務効率化など企業のコンサルティングを手掛けるが、業績は急成長途上にある。30日取引終了後に発表した23年6月期上期(22年7~12月)決算は営業利益が1億9500万円(前年同期比11.5倍)と高変化を示しており、これを材料視する形で投資資金が集中した。昨年3月に東証グロース市場に新規上場したばかりのニューフェースだが、時価総額100億円未満の小型株で足が軽く、上値妙味を見込んだ短期資金が流れ込んでいる。  NECキャピタルソリューション<8793.T>=8連騰と異彩の上げ足。時価は20年2月以来約3年ぶりの高値圏。昨年12月下旬を境に一貫した上昇トレンドを形成、短期タームでもきょうを含めた直近12営業日で前日終値を下回ったのはわずかに1日だけと上値指向が極めて強い。同社はNEC系のリース大手で情報通信機器を主に取り扱っている。足もとの業績はリース事業、インベストメント事業いずれも好調で、会社側想定を上回って推移している。30日取引終了後に23年3月期通期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の110億円から130億円(前期比24%増)に増額したほか、年間配当も従来計画の74円に36円上乗せして110円としており、これを好感する投資資金が流入した。配当利回りは前日終値換算で4.74%に達することで、インカムゲイン狙いの買いも呼び込んでいる。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2023/01/31 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、兼松サステ、日本アビオが買われる  31日前引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数638、値下がり銘柄数502と、値上がりが優勢だった。  個別ではベルグアース<1383>、北野建設<1866>、三晃金属工業<1972>、ゲンダイエージェンシー<2411>、カネ美食品<2669>など29銘柄が昨年来高値を更新。兼松サステック<7961>、日本アビオニクス<6946>、フェローテックホールディングス<6890>、明治機械<6334>、ウェッズ<7551>は値上がり率上位に買われた。  一方、北日本紡績<3409>、HCSホールディングス<4200>、カナレ電気<5819>、OSGコーポレーション<6757>、ダイワ通信<7116>など8銘柄が昨年来安値を更新。KIMOTO<7908>、ミナトホールディングス<6862>、東映アニメーション<4816>、阿波製紙<3896>、協栄産業<6973>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2023/01/31 11:32

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