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みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比2銭安の133円37銭  債券市場で、先物3月限の前場終値は前営業日比2銭安の133円37銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 11:05 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(5):2026年3月期は、収益構造の再構築(出店・広告抑制)から再成長戦略へ *11:05JST RIZAP-G Research Memo(5):2026年3月期は、収益構造の再構築(出店・広告抑制)から再成長戦略へ ■chocoZAPの基本戦略とKPI1. chocoZAP基本戦略と現在のフェーズRIZAPグループ<2928>では、chocoZAP事業のスタートから3年間を、1年目の2023年3月期がブランド開始期、2024年3月期が新規出店加速期、2025年3月期が品質改善向上期と位置付けてきた。その結果として、2025年3月期には、通期での事業黒字化を達成した。2026年3月期は収益構造の再構築期と位置付けており、品質向上の取り組みを継続するとともにFCモデル展開やグローバル展開などの新たな出店モデルの本格展開を開始する。2. 店舗数と会員数同社では、chocoZAP事業の進捗を随時開示している。店舗数においては、2022年3月期末に16店舗(テスト店舗)、chocoZAPブランドを本格展開し始めた2022年7月に77店舗、2023年3月期末に479店舗と順調に店舗数を伸ばしてきた。2024年3月期末に1,383店舗となり、月間約75店舗のペースで出店したことになる。2025年3月期は出店ペースを落とし、月間34店舗の出店ペースとなった。急速な出店ができた背景としては、基本的に無人オペレーションであり、人材投資が伴わないビジネスモデルである点が大きく寄与している。会員数の伸び率は低下しているものの堅調である。2022年11月には10万人を突破し、2023年3月末に35万人、2023年5月に55万人、2023年11月14日には101万人となり、エニタイムフィットネス(93.5万人、2024年9月末)、カーブス(86万人、2024年11月末)を抜いてフィットネスクラブの会員数で日本一を達成した。この時点で、chocoZAPは国内フィットネス市場会員数上位5社のシェアで30%を超えている。さらに、2024年5月15日時点では120万人、2025年5月15日に135万人と順調に伸ばした。2026年3月期は、収益構造を再構築する戦略のため、出店数は37店舗(4月〜11月)と出店ペースはさらに落ちた。会員数に関しては、135万人(5月)から110.5万人(11月)に減少したが、これは、1) 株主優待無料期間終了、2) 法人トライアル会員の厳格化、3) 出店抑制、4) 広告宣伝費抑制などが要因であり、同社の戦略に沿った施策の結果である。2026年3月期の会員数は既存店における会員獲得が安定することにより横ばい予想だが、2027年3月期からは出店再開及び現在トライアル中のFC店の増加を主因に、会員数も増加傾向に戻る見通しだ。競合の観点では、chocoZAPの事業モデルの一部を模倣することはできても、無人運営エコシステムを確立していること、導入サービスがジム以外の多岐にわたっていること、全国1,800店舗を超えるスケールメリットによるコスト競争力などの様々な観点から、集客力や収益性の点でchocoZAPに追い付くのは至難の業だと弊社では考えている。RIZAPのブランドを生かして事業を軌道に乗せ、早期に「ちょいトレ市場」においてデファクトスタンダードを確立したことで、参入障壁を築いたと言えよう。3. 単月黒字化6ヶ月目の優れた収益モデル同社では、1店舗を出店してからの平均的な収支を開示している。2022年9月に開示した平均モデルでは、出店から約3ヶ月で単月黒字化し、約18ヶ月で累積投資を回収するというものだった。一般的な店舗ビジネスでは累積投資の回収期間は3~5年を目安にする場合が多く、それと比較すれば、早期回収ができる事業モデルと言える。その後ビジネスモデルの改善を積み重ねており、出店直後の投資(広告、スターターキットなど)や各種サービスを強化することで、単月黒字化が6ヶ月目、累積投資の回収期間が14ヶ月という平均モデル(2024年3月期第4四半期実績)が最新である。サブスクリプション方式であるため、退会率を一定以内に抑制できれば1店舗当たりの会員数を積み上げることで2年目以降の収益性はさらに上がることになる。既述モデルから、新規店舗(単月黒字化前店舗、出店から5ヶ月目まで)の比率が多いフェーズは損失が先行し、既存店舗(単月黒字化済み店舗、出店から6ヶ月目以降)の比率が上がると黒字となる。実際にchocoZAP事業全体の収支は、既存店比率が過半となった後の2023年12月に損益分岐点を超え、月次黒字化を達成した。2025年8月現在、出店ペースが落ち着いているため、出店から6ヶ月を超えた店舗がほとんどとなり、収益力が高まった状態である。高い収益性を実現できるビジネスモデルと言えるが、同社では、さらなる拡大を見据えて、既存店の効率運営に加え、FCモデルや共同出店、企業内出店、海外出店など様々な機会に取り組んでいる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) <HN> 2025/12/16 11:05 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前11時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前11時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は343、値下がり銘柄数は1211、変わらずは47銘柄だった。業種別では33業種中2業種が上昇。値上がりは空運、水産・農林のみ。値下がりで目立つのは非鉄金属、鉱業、証券・商品、卸売、銀行、ガラス・土石など。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 11:04 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(4):無人運営エコシステムが特徴のコンビニジム「chocoZAP」(2) *11:04JST RIZAP-G Research Memo(4):無人運営エコシステムが特徴のコンビニジム「chocoZAP」(2) ■RIZAPグループ<2928>のchocoZAP事業3. 店舗品質・顧客満足度向上策を推進2025年3月期以降は既存会員の満足度向上を推進しており、現在はその成果が顕在化してきた。chocoZAPはサブスクリプション方式であるため、会員数の増加に伴い、退会率を一定以内に抑制する重要度が高まる宿命にあり、会員の満足度向上は不可欠である。同社が打ち出す方向性は“人×DXの最適化”であり、具体的には、ちょこっとサポート導入(トレーナー配置)、コンシェルジュ導入(コールセンター)、清掃の強化、サポート会員制度導入、ちょこっとメンテナンスなど社員によるメンテナンス導入等である。2025年5月からは、品質管理担当の役割を担う「ちょこっとメンテナンス」人材を登用し、自社車両による定期巡回を行うとともに、設備修理業務やサポート会員のフォローを行うなど、品質向上の取り組みを包括的に実践する体制とした。故障・不具合対応では、QRコードを用いた故障状況の即時把握を全店で導入したため早期把握を実現し、社内外の人材を活用したメンテナンス体制を整備することでフィットネスマシン故障率を大幅に改善させた。マシン故障対応に関しては、サポートセンターの設置(2022年7月~)、故障カード導入(2023年9月~)、チェックシート導入(2023年11月~)など段階的に対応を強化してきた。2024年12月に導入されたのが、「お店の状況わかるナビ!」及び「QRコード管理」である。「お店の状況わかるナビ!」は全店舗のマシンの故障・対応状況、清掃状況、備品補充状況などが一覧できるWebページである。「QRコード管理」は各マシンに貼られたQRコードから誰でもすぐにスマホで連絡が可能であり、修理完了予定日もひと目でわかる。これらにより全国の店舗からマシンの故障状況や各種不具合等、顧客の声が即時に届く体制が整った。修繕・メンテナンス実務に関しては、ちょこっとメンテナンス(社員)やセルフメンテナンス会員などを活用して迅速に対応できるマンパワーを確保した。また、660項目に及ぶマニュアルを整備し専門業者並みの作業品質に近づけた。これらの結果として、故障率は5.90%(2024年11月末)から約4%改善し、1.89%(2025年11月時点)まで低減した。清掃に関しては、2024年1月時点では清掃頻度は1店舗当たり週12回だったが、2025年11月には週15回の水準まで向上させている。清掃業務・備品補充業務の主役となるのは、約4万人のフレンドリー会員である。同社では清掃箇所の指示や完了報告などが簡易にできるサイトを導入し、フレンドリー会員が働きやすい仕組みを整備している。顧客の評価は2025年2月は3.70点に向上したものの、2025年11月は3.31点となっており、継続的な課題と言える。同社では、清掃スコアが低調な店舗を中心に定期巡回専門スタッフによる大規模清掃を試験実施し、その効果を検証した。また、清掃クオリティの均一化に向けて、AIカメラによる清掃活動の評価や店舗環境の把握を進めている。4. ヘルステックのフル活用chocoZAPの急成長の要因として、ヘルステックの活用が不可欠である。chocoZAPアプリは、入退会、日々の入退館、混雑情報の確認、ライフログ・顧客特性からAIによる最適な運動の提案、おすすめ動画の配信、継続を支えるゲーム機能(くじ引きなど)、顧客同士のコミュニティ機能などで不可欠な存在となっている。また、各店舗に平均10台設置された監視カメラ映像をAIが解析し、「不審な行為」や「転倒」を検知した場合には、適切な対処を遅延なく行える体制が整っており、無人店舗のセキュリティ確保に大きく貢献している。また、体組成計、ヘルスウォッチ、様々な新規アプリによるライフログの蓄積は顧客サービスにおいて重要な役割を果たしている。同社は2022年6月にDX専門子会社であるRIZAPテクノロジーズ(株)を新設した。Web・UIUXデザイナー、デジタルマーケター、データアナリスト、エンジニアなどのDX人財を積極的に採用し、育成している。現在では、同社のDX人財は総勢130名超となり、ヘルステック企業としてだけでも大手に位置付けられることになる。内製化率100%となったことでナレッジ資産蓄積や開発速度の向上が成果として顕在化する。直近の取り組み成果事例としては、chocoZAP店舗の冷暖房の自動制御を同社DXチームが主導した。IoT遠隔システムを自社開発し、冷暖房を自動制御することにより、快適な店舗環境とともに、大きな節電効果(電気使用量削減率60.5%)が見込まれている。トレーニングジム業界にはない発想と専門性で、chocoZAP事業の集客や満足度向上に貢献している。5. 大きな出店ポテンシャルchocoZAPは大都市を中心に出店を加速し、現在では地方都市を含む全国に店舗網を広げ、2025年11月13日現在で1,828店舗に拡大した。都心部でのchocoZAPは、1~2km圏内に一定以上の人口があれば成立する小商圏ビジネスモデルである(コンビニエンスストアの商圏は500m前後と言われている)。また、地方都市への拡大中であり、2024年12月末時点では、既設店舗の72.6%が大都市店舗(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、福岡県)であるのに対し、27.4%はそれ以外の地方都市の店舗であり、地方都市の店舗の比率は大きく上昇している。1店舗当たりの会員数では大都市店舗を下回るものの、固定費を安く抑えられることで十分収益性が成り立つ。また、過疎地での店舗展開も実験的に行っており、人口密度(100人/km2以下)や周辺人口(店舗の500m圏内店舗周辺人口:500人以下)などの条件が不利で当初は考えられなかった地域でも採算がとれることがわかってきた。新たな立地タイプ・店舗タイプの可能性も見えてきている。洗濯・乾燥機のみ、カラオケのみなど機能を絞った店舗、高速道路店舗(「chocoZAP日本平PA(上り、E1東名高速道路)」など)、ホテル内立地(「chocoZAPホテル信濃路店」)、空港内店舗(阿蘇くまもと空港内)などである。さらに、大きなポテンシャルを秘めるのが、企業内出店である。2024年10月に同社は、初の単独企業内出店として「chocoZAPクボタ グローバル技術研究所店」をオープンした。国内企業の94.2%※は、福利厚生にフィットネス関連補助を未導入である。一方で、フィットネス補助をいち早く導入した企業では、働きやすさの評価が上がり、業績の向上が見込まれるという調査結果もある。上記事例では、chocoZAP導入により社内コミュニケーションの向上に好影響があったという評価もあった。※ 経済産業省委託事業「令和4年度ヘルスケアサービス社会実装事業(国内外での健康経営の普及促進に係る調査)報告書」(2023年3月24日)による。これらの実績及び検証から、同社では、国内のchocoZAPの出店ポテンシャルを、6,000店舗以上と想定している。また、国内のフィットネス参加率(現状4.5%)が、将来的にフィットネス先進国の米国(現状23.7%)に迫る水準(20%)になる前提で試算すると、必要フィットネス施設数は49,800、同社シェア16%(現状20%)と仮定すると約8,000店舗となり、出店余地は6,172店舗となる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) <HN> 2025/12/16 11:04 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(3):無人運営エコシステムが特徴のコンビニジム「chocoZAP」(1) *11:03JST RIZAP-G Research Memo(3):無人運営エコシステムが特徴のコンビニジム「chocoZAP」(1) ■RIZAPグループ<2928>のchocoZAP事業「chocoZAP」は、誰もが簡単に毎日の生活のなかで運動する習慣を身に付けられるように作られた、RIZAP発の運動初心者向け「コンビニジム」である。同社は2022年7月から「chocoZAP」ブランドによる店舗展開を開始しており、会員数は2023年8月に日本一、2025年5月には135万人を突破した。ボディメイク「RIZAP」の知見やノウハウを最大限に活用することに加え、RIZAPにしか提供できない独自の「5分でも結果を出せる」メソッドを低価格で実現した。また、体組成計やヘルスウォッチ、AI(人工知能)を搭載した専用アプリ、無人店舗を実現するAIカメラによる監視システム、QRコードを用いた故障状況の即時把握システムなど様々なデジタルツールを活用した事業モデルである。2026年3月期は、会員数拡大のみに依存しない収益構造を目指し、故障対応や清掃などを強化し店舗品質・顧客満足度の向上などに取り組む。会員制度の見直しや広告宣伝効率化なども行い、2025年11月の会員数は110.5万人となっている。下期からはFCを含めた出店再開にシフトする。1. トレーニング初心者対象に“ジムのバリアフリー化”を実現chocoZAP事業の対象顧客は、主に20〜60代の男女であり、筋力トレーニング(以下、筋トレ)初心者である。具体的には、フィットネスジムを現在利用していない層、日頃の運動習慣がない層、運動不足や体のだるさを感じている層、今よりも痩せたいと思っている層などである。人口規模では運動初心者が約1億人、シニア(65歳以上)が約3,600万人、女性(15〜64歳)が約3,600万人であり、対象市場は大きい。一方で筋トレ上級者は主な対象ではない。同社では「1日5分のちょいトレ健康習慣プログラム」という利用方法を推奨しており、買い物ついで、会社員の次のアポイントまでの時間や仕事終わり、といった様々なスキマ時間の利用を想定している。一般的なスポーツクラブの料金は5,000~10,000円/月であるのに対し、chocoZAP月額プランの料金は一律3,278円/月(税込)であり、業界の相場から見ると低価格である。トレーニング中上級者のしっかりトレーニングしたいという市場はレッドオーシャンと位置付けられるが、同社では「初心者のちょいトレ」というブルーオーシャンを見出したと言える。chocoZAPが急成長するなかでも、同業であるエニタイムフィットネス(運営会社Fast Fitness Japan<7092>)やカーブス(同(株)カーブスジャパン)が会員数を減らしていないことからも、新しい顧客が創出されていることがわかる。2. トレーニング以外のサービスメニューが増え、社会生活インフラとして進化chocoZAPのサービス内容には「簡単・便利」を徹底的に追求した際立った特徴がある。まず、着替えや靴の履き替えが不要であり、極端に言えば入館から5秒でトレーニングをスタートできる。また、24時間365日※全店通い放題である。必要性の少ないサービスは徹底的に割愛する割り切りもあり、店舗にはスタッフが存在せず、入退館管理やマシン操作の解説などはすべてスマホから行う。シャワールームや鍵付きロッカーもない。RIZAPのノウハウを活用し、筋トレ初心者でも扱いやすい筋トレマシン、トレッドミル(ランニングマシン)・バイク等の有酸素運動マシンを配置し、さらにセルフエステ・セルフ脱毛は追加料金なしで利用でき、大半の店舗で取り入れている(要予約、メンテナンス時間あり)。※ 一部テナント規制により24時間営業ではない店舗、休業日の店舗もある。2023年9月にchocoZAP1周年を迎えるにあたり、「セルフネイル」「セルフホワイトニング」「マッサージチェア」「デスクバイク」「ワークスペース」「ちょこカフェ※」の6種の新たなサービスをリリースし順次拡大を開始した。「セルフネイル」では、設置されたネイルプリンターで、簡単に397種類に上る豊富なデザインのネイルが楽しめる。「セルフホワイトニング」は、専用ペーストを塗ってLEDライトを照射し、ホワイトニング専用溶剤とブラッシングを併用することで歯の表面の汚れを落とし、歯を白くすることができる。いずれも、一般的には高額で時間のかかるサービスだが、chocoZAPでは、1回10分程度のスキマ時間に追加料金なしで利用できる。※ 2025年2月以降、順次サービスを終了。2024年3月には、第3弾の新サービスとして、カラオケ、洗濯・乾燥機(ランドリー)、ピラティス、セルフフォト、キッズパーク、ちょこっとサポート、医療提携の7種が追加リリースされた。同社では、「ジムを飛び出そう。」という想いの下、これまでのフィットネスジムの固定観念にとらわれず、「美容」「ライフスタイル」「エンターテインメント」などの様々な分野を取り込み、より利便性の高い「コンビニジム」へと進化させる方針だ。多様なサービスを追加料金なしで利用できるため、特に各サービスのエントリー層への普及が期待でき、一度会員になると複数のサービスを利用するため、既存会員にとってなくてはならない普遍的なサービス群に進化していると言えるだろう。新サービス導入店舗では、来館回数、利用者数、入会者数、退会率の改善率のいずれの指標でも新サービス未導入店舗を上回っており、新サービスの導入戦略が消費者の心をつかんでいることがわかる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) <HN> 2025/12/16 11:03 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(2):唯一無二の理念の下、「自己投資産業でグローバルNo.1」を目指す *11:02JST RIZAP-G Research Memo(2):唯一無二の理念の下、「自己投資産業でグローバルNo.1」を目指す ■会社概要RIZAPグループ<2928>は“「人は変われる。」を証明する”という唯一無二の理念の下、健康づくり事業を中心に、ヘルスケア・美容、ライフスタイル、インベストメントの3領域で多様な事業を展開する企業である。「自己投資産業でグローバルNo.1」をビジョンに掲げ、持株会社体制の下、M&Aを積極的に活用しながら飛躍的に成長を遂げ、上場子会社5社を含むグループ企業68社を擁するまでに成長した(2025年3月末時点)。同社を率いるのは、創業者で現 代表取締役社長の瀬戸健(せとたけし)氏である。株式上場の契機となった商品「豆乳クッキーダイエット」、2010年の自身のダイエット成功体験から着想したボディメイクの「RIZAP」のほか、「どろあわわ」「エステナード(美顔器)」などヒット商品を多数有する美容通販事業をはじめ、「RIZAP GOLF」など多くの新規事業を成功に導き、その手腕は高く評価されている。2024年6月には、誰もがウェルビーイングを実感できる社会の実現に向けて、SOMPOホールディングス<8630>と同社が資本業務提携を行った。株式は2006年に札幌証券取引所アンビシャス市場に上場している。■事業概要収益構造化を進めるヘルスケア・美容事業と構造改革で奏功するライフスタイル事業が2大事業セグメント同社の事業セグメントはヘルスケア・美容事業、ライフスタイル事業、インベストメント事業の3つである。ヘルスケア・美容事業は、運動初心者向けコンビニジム「chocoZAP」及びパーソナルトレーニングジム「RIZAP」などのRIZAP関連事業の運営、体型補整用下着、美容関連用品・化粧品・健康食品等の販売等が含まれる。創業以来の中核事業であり、全社売上収益の41.3%(2026年3月期中間期)、全社営業利益の66.6%(同)を構成する。進行期(2026年3月期)は、chocoZAP事業において、売上に依存しない収益モデルの確立に注力しており、収益性が向上している。ライフスタイル事業は、エンターテインメント商品等の小売及びリユース事業の店舗運営、インテリア雑貨、アパレル及びアパレル雑貨の企画・開発・製造・販売、スポーツ用品の販売等を手掛けている。全社売上収益の43.7%(同)と同社最大規模である。取り組んできた構造改革が奏功し黒字が定着しており、全社営業利益の8.5%(同)を構成する。インベストメント事業は、グループ会社間でのシナジーを支える機能会社群として安定的な収益創出を目指すセグメントと位置付けており、フィットネスやアパレル、宝飾品・和装小物・婦人用品の卸売販売及び意匠撚糸の製造・販売等を行う。全社売上収益の15.0%(同)、全社営業利益の24.9%(同)である。進行期(2026年3月期)はこれまでの先行投資の成果が現れ、すべてのセグメントで黒字である。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) <HN> 2025/12/16 11:02 みんかぶニュース 市況・概況 11時の日経平均は605円安の4万9562円、ファストリが67.39円押し下げ  16日11時現在の日経平均株価は前日比605.56円(-1.21%)安の4万9562.55円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は343、値下がりは1211、変わらずは47と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均マイナス寄与度は67.39円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、東エレク <8035>が45.12円、ファナック <6954>が38.61円、SBG <9984>が33.09円、フジクラ <5803>が32.09円と続いている。  プラス寄与度トップはテルモ <4543>で、日経平均を6.15円押し上げている。次いでダイキン <6367>が2.34円、バンナムHD <7832>が1.91円、塩野義 <4507>が1.40円、花王 <4452>が1.34円と続く。  業種別では33業種中31業種が下落し、上昇は空運、水産・農林の2業種のみ。値下がり1位は非鉄金属で、以下、鉱業、証券・商品、卸売、銀行、ガラス・土石と並ぶ。  ※11時0分5秒時点 株探ニュース 2025/12/16 11:01 注目トピックス 日本株 RIZAP-G Research Memo(1):2026年3月期通期は大幅増益見込みから8期ぶり復配予定 *11:01JST RIZAP-G Research Memo(1):2026年3月期通期は大幅増益見込みから8期ぶり復配予定 ■要約RIZAPグループ<2928>は“「人は変われる。」を証明する”という唯一無二の理念の下、健康づくり事業を中心に、ヘルスケア・美容、ライフスタイル、インベストメントの3領域で多様な事業を展開する企業である。「自己投資産業でグローバルNo.1」をビジョンに掲げ、持株会社体制の下、M&Aを積極的に活用しながら飛躍的に成長を遂げ、上場子会社5社を含むグループ企業68社、連結従業員数4,645名を擁するまでに成長した(2025年3月末時点)。2006年に札幌証券取引所アンビシャス市場に株式を上場しており、進行中の中期経営計画では営業利益40,000百万円(2027年3月期)を目指して「chocoZAP」事業などを積極展開している。1. 2026年3月期中間期の業績概要2026年3月期中間期は、売上収益が80,670百万円(前年同期比3.5%減)、営業利益が2,985百万円(前年同期は2,272百万円の損失)、税引前中間利益が1,307百万円(同4,263百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する中間損失が4,223百万円(同4,282百万円)となり、中間期として3年ぶりに営業黒字を達成した。2026年3月期の経営方針として「収益力の向上」を重点政策に掲げている。注力事業のコンビニジム、chocoZAP事業では、会員数の拡大に依存することなく、新規出店や広告宣伝費の抑制によるコスト最適化及び業務プロセスの効率化を積極的に推進した。その結果、RIZAP関連事業(chocoZAP含む)の売上収益は前年同期比2,967百万円減の22,118百万円となった。既存事業では、MRKホールディングス(株)やSDエンターテイメント<4650>などの増収分(同2,766百万円増)があった一方で、主要ブランドの売上が低迷した(株)アンティローザなどによる減収分(同3,813百万円減)が上回った。利益面は、chocoZAP事業における出店投資効率や集客コストの改善に加え、マシンメンテナンスの運営効率が大幅に改善したことで、収益性が向上し、全社の利益改善に大きく寄与した。全社の営業利益改善額が同5,257百万円に対して、RIZAP関連事業(chocoZAP含む)の改善額は同4,091百万円、その他の既存事業の改善額は同1,350百万円だった。2. 2026年3月期の業績見通し2026年3月期は、売上収益が172,000百万円(前期比0.5%増)、営業利益が11,000百万円(同484.3%増)、税引前当期利益が8,550百万円(前期は1,495百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益が2,000百万円(前期比657.5%増)と、期初予想どおり大幅な増益を見込んでいる。売上収益は、これまで成長のドライバーであるchocoZAP事業において、下期から新規出店を再開する計画ではあるが、上期に出店や会員増に頼らない収益構造を追求したことで、成長はやや落ち着くことが予想される。営業利益については、chocoZAP事業の収益力向上を主なドライバーとして、前期比9,118百万円増と、約6倍に飛躍する見込みだ。chocoZAP事業では、既存店の収益性が向上していることや、FCや共同出店などにより新規出店コストが低減できること、効率的な広告宣伝施策を採用可能なこと、広告事業や物販事業など店舗アセットを活用したビジネスモデルが軌道に乗ってきたことなどから、収益が出やすい状況にある。その他の既存事業に関しては、ライフスタイル事業、インベストメント事業ともに通期での営業黒字を継続する計画だ。例年の上半期は、投資が先行するために営業損失を計上してきたが、2026年3月期中間期は2,985百万円の営業黒字となり、稼ぐ力の向上が見られる。期末に向けて尻上がりに収益が高まる下期偏重の事業特性からも、予算達成の可能性は十分にあると弊社では見ている。3. 成長戦略・トピックス2025年5月にFCモデルの募集を開始し、1,000件超の問い合わせがあった。下期からは面談、現地調査、契約などを順次進めており、2025年11月時点で18社36店舗から加盟店意向表明を受けている。FC1号店は、chocoZAP安曇野穂高店(長野県)であり、2025年12月中旬に開店予定である。FCの母体となる会社は、医師が代表を務めており、地域医療の現場において“運動するきっかけ”の必要性を強く感じたことから、chocoZAP開業の検討が始まったという。また、2026年2月には、静岡県の建装業を営む企業が直営店10店舗を譲受し、FC加盟店として運営をスタートさせる。また、これまでテストマーケティング及び各国のローカライズ検証を重ねてきたchocoZAP海外店舗について、2025年10月から展開を加速。既に7店舗を構える香港に新たに5店舗を出店する計画があるほか、初出店となるタイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、韓国の5ヶ国への出店も予定している。4. 株主還元策同社は、株主への利益配分を経営の最重要課題の1つとして位置付けている。配当方針としては、株主へ安定的に増配することを基本的な方向性とし、経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況を勘案したうえで、年間配当額を決定する。2023年3月期から2025年3月期の配当は、chocoZAP事業への先行投資期間と位置付けていたことから、無配となった。2026年3月期の連結決算で黒字確保及び安定的な財務基盤構築による配当原資の確保が見込める段階になったため、期末配当金0.67円(配当性向20%)と、8期ぶりに復配を予定する。■Key Points・2026年3月期中間期は中間期として3年ぶりの営業黒字・2026年3月期の営業利益は前期比91億円増の110億円と、大幅増益を見込む・chocoZAP・FCモデルで約100店舗計画。2025年12月に1号店開店へ・chocoZAPの海外店舗が再加速。堅調な香港を中心にアジア各国へ進出・2026年3月期は8期ぶりに復配へ。期末の配当金0.67円、配当性向は20%を予定(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) <HN> 2025/12/16 11:01 注目トピックス 日本株 アセンテック---大幅反発、業績・配当予想を上方修正 *10:58JST アセンテック---大幅反発、業績・配当予想を上方修正 アセンテック<3565>は大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表、営業利益は24.8億円で前年同期比3.6倍の水準となり、通期予想は従来の22億円から27.5億円、前期比3.2倍の水準に上方修正している。仮想デスクトップソフトウェア及びサービスが想定以上に推移しているほか、クラウドインフラ事業領域の自社製品である「リモートPCアレイ」も地方自治体での導入が進んでいるようだ。年間配当金も従来計画の23円から30円に引き上げている。 <HM> 2025/12/16 10:58 みんかぶニュース 個別・材料 Hameeは大幅安、今期下方修正を嫌気  Hamee<3134.T>は大幅安。15日取引終了後、26年4月期連結業績予想について売上高を232億8500万円から216億7300万円(前期比5.3%減)へ、営業利益を20億7300万円から7億2300万円(同69.3%減)へ下方修正すると発表した。物価高による個人消費の伸び悩みや米国の関税政策をはじめとする国際経済環境の不透明感の影響に加え、同社事業を取り巻く競争環境の激化などが響いた。これが嫌気されている。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 10:57 みんかぶニュース 個別・材料 松屋フーズが3日続伸、「六厘舎」を展開する松富士を買収  松屋フーズホールディングス<9887.T>が3日続伸している。15日の取引終了後、関東を中心に「六厘舎」をはじめとするラーメンチェーンを展開する松富士(東京都千代田区)の全株式を26年1月5日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視されている。  ラーメン業態への本格進出を通じて顧客接点を拡げ、事業の持続的成長と収益性の一層の向上を目指す。取得価額は91億6000万円。なお、業績への影響は精査中としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 10:55 注目トピックス 日本株 東京ベース---大幅反落、8-10月期の利益水準は期待値に届かず *10:52JST 東京ベース---大幅反落、8-10月期の利益水準は期待値に届かず 東京ベース<3415>は大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は10.6億円で前年同期比63.8%増となり、8-10月期も2.6億円で同2.1倍の水準となっている。ただ、月次動向などから売上高成長は想定線、売上高営業利益率は、2-4月期の7.6%、5-7月期の7.8%に対して、8-10月期は4.6%に低下する格好となっている。8-10月期の利益水準は期待値を下回ったとみられているようだ。 <HM> 2025/12/16 10:52 みんかぶニュース 市況・概況 16日中国・上海総合指数=寄り付き3861.5145(-6.4064)  16日の中国・上海総合指数は前営業日比6.4064ポイント安の3861.5145で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 10:51 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、再び154円台に失速 *10:45JST 東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、再び154円台に失速 16日午前の東京市場でドル・円は155円付近に戻した後、再び154円台に失速した。同水準ではドルに買戻しが入りやすいものの、米10年債利回りの低下でドル売りが下押し。一方、日経平均株価は大幅安に変わりなく、円買いが主要通貨を圧迫する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円73銭から155円24銭、ユ-ロ・円は181円93銭から182円43銭、ユ-ロ・ドルは1.1748ドルから1.1758ドル。 <TY> 2025/12/16 10:45 みんかぶニュース 個別・材料 ホギメデが反落、カーライルから最終提案のTOB価格にサヤ寄せ  ホギメディカル<3593.T>は反落している。16日午前8時ごろ、米カーライル・グループ<CG>と取り組んでいる非公開化に向けた協議について、最終提案を受けている1株6700円をTOB(株式公開買い付け)価格とする前提で現在最終調整中と発表しており、これにサヤ寄せする動きとなっている。今回の件について、日本経済新聞電子版は15日午後3時ごろに「投資ファンドの米カーライル・グループは手術用品のホギメディカルを買収する」と報じていた。買収額が1500億円規模とみられると伝えており、前日15日はストップ高の水準となる6750円に買われた。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 10:43 みんかぶニュース 市況・概況 16日香港・ハンセン指数=寄り付き25547.92(-80.96)  16日の香港・ハンセン指数は前営業日比80.96ポイント安の25547.92で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 10:42 注目トピックス 日本株 出来高変化率ランキング(10時台)~セーラー、アセンテックなどがランクイン *10:38JST 出来高変化率ランキング(10時台)~セーラー、アセンテックなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [12月16日 10:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード   銘柄名   出来高   5日平均出来高   出来高変化率   株価変化率<7992> セーラー      3820300  34301.8  300.86% 0.1619%<3565> アセンテック    1709500  289415.58  241.36% 0.1731%<2842> iFナ100ベ   13007  34655.081  190.2% 0.0094%<5136> tripla    439700  167918.9  164.43% 0.1086%<4746> 東計電算      87600  94212.7  141.73% -0.0243%<3475> グッドコムA    1780700  887157.04  135.71% 0.1457%<3593> ホギメディ     477900  1181912.6  128.87% -0.0222%<4666> パーク24     2945500  1674943.04  127.5% 0.0627%<5535> ミガロHD     2172100  245542.32  115.87% 0.0438%<212A> フィットイージ   706900  605037.46  113.14% -0.0415%<3449> テクノフレックス  182700  143987.18  106.02% 0.0157%<4676> フジHD      1338300  2051555.64  92.95% 0.0222%<9279> ギフトHD     263600  331640  91.63% 0.0639%<3134> Hamee     275300  70502.94  89.27% -0.107%<2930> 北の達人      977500  53023.94  87.52% 0.03%<8894> REVOLUTI  1128900  34601.78  78.66% -0.035%<146A> コロンビア     110100  203249.2  76.01% 0.0236%<442A> クラシコ      76400  69160.54  73.14% -0.0039%<4658> 日本空調      812400  434386.64  71.73% 0.0059%<4446> Link-UG   1319800  786049.94  54.68% 0.1178%<5268> 旭コンクリ     39400  22956.4  48.45% 0.0121%<6470> 大豊工業      131700  64371.92  44.48% 0.0405%<435A> iF日配ロテ    340785  384597.53  43.32% -0.0178%<3547> 串カツ田中     67600  92663.62  42.65% -0.028%<3665> エニグモ      705600  191557.88  41.57% 0.056%<4917> マンダム      354300  643047.24  41.24% 0.0996%<366A> ウェルネスC    129000  157173.66  40.91% 0.0013%<3491> GATECH    538400  680347.94  40.46% -0.0518%<1434> JESCOHD   46400  47859.54  37.77% 0.0524%<6838> 多摩川HD     123700  58546.4  37.66% -0.0509%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 <CS> 2025/12/16 10:38 注目トピックス 日本株 はてな---1Qテクノロジーソリューションサービスにおける売上成長のための体制拡充を継続 *10:35JST はてな---1Qテクノロジーソリューションサービスにおける売上成長のための体制拡充を継続 はてな<3930>は12日、2026年7月期第1四半期(25年8月-10月)決算を発表した。売上高が前年同期比8.4%減の8.76億円、営業利益が同96.2%減の0.03億円、経常利益が同90.8%減の0.08億円、四半期純利益が同90.9%減の0.05億円となった。テクノロジーソリューションサービスの売上高は前年同期比6.3%減の6.67億円となった。受託サービスについては、前年同期と比べ大型の受託開発案件で成果物の納品が少なく、一過性の開発売上が減少した。保守運用サービスも、マンガビューワ「GigaViewer」搭載の案件は拡大している一方、レベニューシェア(広告・課金収益など)はボラティリティが大きい結果となった。 マンガビューワ「GigaViewer for Apps」は、「少年ジャンプ+」(サービス提供者:集英社)において、引き続き安定的に運用し、継続的な機能開発を進めている。「GigaViewer for Web」・「GigaViewer for Apps」の利便性や広告運用を含めたソリューションは、顧客から評価され、2025年11月末現在でアプリ版・Web版合計17社、搭載累計26サービスと多くのシェアを有している。加えて、戦略立案から実施、効果検証までのデジタル広告のあらゆる工程をワンストップで支援するサービス「Comic Growth powered by GigaViewer」を本格始動させ、支援範囲の拡大を進めている。「Mackerel(マカレル)」については、サーバー監視のみならず、アプリケーションソフトウェアも含めたシステム全体に対するオブザーバビリティプラットフォームに拡大すべく開発を進め、2025年5月にアプリケーション・パフォーマンス・モニタリング(APM)機能を正式リリースし、既存顧客への拡販に続き、新規顧客の獲得を目指している。コンテンツマーケティングサービスの売上高は同17.5%減の1.32億円となった。デジタルマーケティングを目的としたオウンドメディアの開設が活発化し、企業がWebサイトを保有することがスタンダードとなった昨今の市場環境において、2025年2月に「はてなブログMedia」のブランドを刷新した「はてなCMS」は、コンテンツを管理するシステムなども含め誰でも簡単に安心して使えるCMSという訴求をしてきた。その結果、運用数合計は151件(前年同期比10件の増加)となった。また、新規事業として2024年10月に正式にサービス提供を開始した、AIを活用したインタビュー分析SaaS「toitta(トイッタ)」は、生成AIを活用してインタビュー内容を的確かつ安価に整理・共有できるようになると多くの顧客候補から高い評価を受け始めており、順調に立ち上がりつつある。コンテンツプラットフォームサービスの売上高は同11.5%減の0.73億円となった。主力サービスの「はてなブログ」の登録ユーザー数は順調に増加した。一方、「はてなブログ」の個人向け有料プラン「はてなブログPro」などについては、各種SNSの普及による競争激化も相まって、契約件数や投稿数が減少したことや、広告単価の下落傾向が依然として継続していることもあり、課金売上は低調に推移した。コンテンツプラットフォームサービス上に掲載するアドネットワーク広告については、広告単価の下落などを主な要因として売上は伸び悩んだ。2026年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比1.7%増の38.59億円、営業利益が同59.7%減の1.36億円、経常利益が同56.8%減の1.46億円、当期純利益が同56.1%減の1.01億円を見込んでいる。 <NH> 2025/12/16 10:35 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:一時154円70銭台へ下落、日経平均は軟調でドル売り・円買いも  16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円00銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=182円13銭前後と同5銭程度のユーロ高・円安で推移している。  ドル円は、午前8時30分時点では155円10銭近辺で推移していたが、午前9時10分過ぎには154円73銭前後へドル安・円高が進行した。前日の米国でNYダウやナスダック指数が下落した。米株が値を下げる動きとなり、この日の日経平均株価も朝方に一時500円を超える下落となった。これを受け、低リスク通貨とされる円には買いが膨らんだ。ただ、154円台後半の水準では値頃感からのドル買い・円売りも流入し、午前10時にかけ値を戻した。今晩は米11月雇用統計や米10月小売売上高の発表が予定されており、その結果を確かめたいとの見方も強まっている。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1749ドル前後と同0.0020ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 10:35 注目トピックス 日本株 アセンテック---2026年1月期 通期連結業績予想および配当予想の修正(増配) *10:31JST アセンテック---2026年1月期 通期連結業績予想および配当予想の修正(増配) アセンテック<3565>は15日、2026年1月期(2025年2月1日-2026年1月31日)の通期連結業績予想および配当予想の修正を発表した。仮想デスクトップソフトウェアやサービスの想定以上の成長に加え、「リモートPCアレイ」が総務省の新ガイドラインに沿って地方自治体への導入が進んだことにより、業績は好調に推移している。この結果、売上高は従来予想の170.0億円から175.0億円に、営業利益は22.0億円から27.5億円に、経常利益は22.5億円から26.0億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は16.3億円から18.3億円にそれぞれ上方修正された。前回予想比の増加率は、売上高が2.9%、営業利益が25.0%、経常利益が15.6%、会社株主に帰属する当期純利益が12.3%となっている。あわせて配当予想も修正し、期末配当金を23円から30円へ増配する方針を示した。これにより年間配当金は30円となり、前期の15円から倍増する見通し。配当性向は30%を目標としており、業績に応じた株主還元の強化を図るとしている。 <NH> 2025/12/16 10:31 注目トピックス 日本株 ミガロHD---大幅続伸、記念優待の実施を発表 *10:30JST ミガロHD---大幅続伸、記念優待の実施を発表 ミガロHD<5535>は大幅続伸。株主優待の実施を発表している。26年3月末に500株以上保有している株主が対象、デジタルギフト10000円分を贈呈するとしている。DX推進事業の収益性向上などによる業績の拡大を要因としており、今回限りの実施ではあるもよう。優待利回り妙味が意識される状況となっているもよう。なお、26年3月期の業績修正も発表、営業利益は従来予想の29億円から30億円、前期比10.6%増に上方修正している。 <HM> 2025/12/16 10:30 みんかぶニュース 市況・概況 テックファム続伸、アミューズと共同で自動追従ドローン撮影サービスの実証実験を開始◇  テックファームホールディングス<3625.T>が続伸している。午前10時ごろ、アミューズ<4301.T>と共同で、自動追従ドローン撮影サービスの実証実験を開始したと発表しており、新たな映像体験サービス創出への取り組みを評価する買いが入っている。  同実証は、中国DJI製の最新ドローンポート「Dock3」を活用して行われた。アミューズは、21年に本社を山梨県の西湖に移転し、富士山麓の雄大な自然を舞台に「新しいミズアソビ文化」を提案する足漕ぎカヤック「HOBIE(ホビー)」事業を展開しているが、今回はこの西湖を実証の舞台に、「Dock3」とAI編集技術を掛け合わせた次世代の体験型コンテンツ創出に挑戦する。利用者の体験をリアルタイムに追従するドローン撮影により、迫力ある映像を自動生成することで、単なる記録映像ではなく、感情や臨場感を残す「体験価値の可視化」を目指すとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 10:30 みんかぶニュース 個別・材料 ミガロHDが大幅続伸、今期利益予想引き上げ株主優待も実施  ミガロホールディングス<5535.T>が大幅続伸している。15日の取引終了後、26年3月期の利益予想の上方修正を発表。また、今期も株主優待を実施すると開示した。業況と株主還元姿勢を評価した買いが入った。  通期の営業利益予想を前回の見通しの29億円から30億円(前期比10.6%増)に引き上げた。収益の柱であるDX不動産事業は不動産価格の上昇や堅調な需要で想定を超えて推移。DX推進事業の収益性も向上する。同時に26年3月末を基準日として500株以上を保有する株主にデジタルギフト1万円を贈呈する株主優待を実施する。売上高の予想は据え置いた。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 10:30 注目トピックス 日本株 アセンテック---第3四半期の好調を受け、通期業績予想を上方修正 *10:27JST アセンテック---第3四半期の好調を受け、通期業績予想を上方修正 アセンテック<3565>は15日、2026年1月期第3四半期累計の好調な業績を受け、通期業績予想を上方修正したと発表した。第3四半期累計の売上高は140.7億円で前年同期比51.8%増、営業利益は24.83億円で同256.8%増、経常利益は23.5億円で同177.2%増と大幅な増収増益を達成。この実績を踏まえ、通期の売上高予想は従来の170.0億円から175.0億円へ、営業利益は22.0億円から27.5億円へ、経常利益は22.5億円から26.0億円へ、親会社株主に帰属する当期純利益は16.3億円から18.3億円へそれぞれ引き上げられた。増減率は売上高で2.9%増、営業利益で25.0%増、経常利益で15.6%増、親会社株主に帰属する当期純利益で12.3%増。1株当たり当期純利益も114.05円から128.04円へ増加する見通しとなった。なお、主力製品である「リモートPCアレイ」が公共・民間の双方で堅調に推移し、出荷台数も前年同期比で150台増の277台となったことが、収益拡大に寄与した。為替差損の影響は、外国為替相場の変動により為替差損1.94億円を営業外費用として計上した。これは、Cloud Software Groupとの戦略的パートナー契約に基づく外貨建て債務に対する四半期末時点での時価評価に伴う為替差損益や、為替予約の時価評価に基づく差損益を反映したものである。 <NH> 2025/12/16 10:27 みんかぶニュース 個別・材料 ピクセルは急落、東証が上場廃止を決定  ピクセルカンパニーズ<2743.T>は急落。ストップ安水準となる前日比30円安の7円をつけた。東京証券取引所が15日、同社株の上場廃止を決定したと発表した。内部管理体制確認書の提出前で、内部管理体制などが適切に整備・運用される見込みがなくなったと認められたため。12月15日から来年1月15日まで整理銘柄に指定された後、来年1月16日付で上場廃止となる。これを受けて処分売りが出ている。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 10:25 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」4位に新都HD  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の16日午前10時現在で、新都ホールディングス<2776.T>が「売り予想数上昇」で4位となっている。  16日の東京市場で、新都HDは弱含み。先週には26年1月期第3四半期累計(2~10月)を手掛かりに動意づく場面があったものの、75日移動平均線を上回る水準では売り圧力が強く軟化。上値の重さが売り予想数上昇につながっているようだ。  2~10月期の連結売上高は前年同期比2.3倍の165億6600万円、連結営業損益が2億9300万円の黒字(前年同期は6500万円の赤字)で着地。前期に子会社化した北山商事を主軸とする金属リサイクル事業関連の収益が大幅に増加したことが寄与した。なお、通期業績予想については従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 10:25 注目トピックス 日本株 パーク24---大幅続伸、好業績見通しや大幅増配計画を好感 *10:24JST パーク24---大幅続伸、好業績見通しや大幅増配計画を好感 パーク24<4666>は大幅続伸。前日に25年10月期の決算を発表、営業利益は376億円で前期比2.9%減となり、従来予想の390億円を下振れる着地に。一方、26年10月期は415億円で同10.5%増の見通しとしており、コンセンサスも小幅に上回る水準とみられる。また、劣後ローン返済が決まるなど財務イベントをクリアできる見通しになったことで、年間配当金は前期比35円増の65円を計画するなど、大幅増配を予定している。 <HM> 2025/12/16 10:24 注目トピックス 日本株 アセンテック---3Qも2ケタ増収・大幅な増益、再度、通期連結業績予想の上方修正及び期末配当金の増配を発表 *10:23JST アセンテック---3Qも2ケタ増収・大幅な増益、再度、通期連結業績予想の上方修正及び期末配当金の増配を発表 アセンテック<3565>は15日、2026年1月期第3四半期(25年2月-10月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比51.8%増の140.73億円、営業利益が同256.8%増の24.83億円、経常利益が同177.2%増の23.51億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同188.8%増の16.86億円となった。第3四半期累計期間の売上高においては、仮想デスクトップ事業領域において、前第3四半期累計期間と比べ、新設子会社のCXJの事業開始による仮想デスクトップソフトウェアの売上が、グループの売上に加わったことや、クラウドインフラ/ゼロトラストセキュリティ事業領域も好調に推移し、大幅な増収の要因となっている。 利益面においては、増収の影響から仮想デスクトップ事業領域の売上総利益が伸びたことや、クラウドインフラ事業領域の自社製品である「リモートPCアレイ」が、総務省の新ガイドラインに沿って地方自治体での導入が進んだことで、売上、利益ともに増加している。また、Cloud Software Group, Inc.(本社:米国フロリダ州フォートローダーデール)との戦略的な資本業務提携の契約条件に沿った大型案件獲得に伴う収益もあり、大幅な増益となっている。2026年1月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高は前期比20.0%増(前回予想比2.9%増)の175.00億円、営業利益は同216.8%増(同25.0%増)の27.50億円、経常利益は同113.4%増(同15.6%増)の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同112.9%増(同12.3%増)の18.30億円としている。今年度は、利益の拡大が見込まれ、当期純利益は前期比で大幅な増益となり、過去最高益を達成する見通しとなっている。この結果、期末配当金予想を前回予想の23.00円から7.00円増配し、普通配当1株当たり30.00円とすることを発表した。 <NH> 2025/12/16 10:23 注目トピックス 日本株 フォーカスシステムズ---自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付け *10:20JST フォーカスシステムズ---自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付け フォーカスシステムズ<4662>は15日、会社法第165条第2項の規定に基づく自己株式の取得について、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を通じた買付けを実施すると発表した。取得対象は同社普通株式で、取得株式数の上限は480,000株。これは発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合で3.17%に相当する。買付けは2025年12月16日午前8時45分に、東京証券取引所のToSTNeT-3において実施される予定であり、15日の終値1,869円で買付注文を行う。同注文はその取引時間限りの注文であり、他の取引制度や取引時間の変更は行わない。また、取得結果は16日の取引終了後に公表される予定である。なお、自己株式立会外買付取引で取得した株式の総数および取得価額を差し引いた残りの上限枠(株数および金額)については、2025年12月16日から2026年3月31日までの期間において、取引一任契約に基づき立会市場での買付けを実施する予定である。 <NH> 2025/12/16 10:20 みんかぶニュース 個別・材料 フジHDは3日続伸、野村絢氏から「大規模買付行為等趣旨説明書」受領  フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>は3日続伸。15日取引終了後、村上世彰氏の長女である野村絢氏から「大規模買付行為等趣旨説明書」を受領したと発表した。趣旨説明書には、野村氏が旧村上ファンド系の投資会社らと共同でフジHD株を議決権保有割合の最大33.3%まで買い増しする意向が示されている。一方、不動産事業(都市開発・観光事業)のスピンオフや完全売却、DOE4%を下限とする配当方針を公表した場合には買い付けを行わないなどとも記載されているという。 出所:MINKABU PRESS 2025/12/16 10:18

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