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みんかぶニュース 市況・概況 本日の【増資・売り出し】銘柄 (5日大引け後 発表分) ○さくらネット <3778> [東証P] 国内外で427万株の公募増資を実施する。発行価格は6月19日から21日までのいずれかの日に決定。 [2024年6月5日] 株探ニュース 2024/06/05 18:40 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 06月05日 18時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4073) ジィ・シィ企画  東証グロース     [ 分析中 ] (3905) データセクション 東証グロース     [ 分析中 ] (2899) 永谷園HD    東証プライム     [ 割高 ] (200A) 野村日半導    東証ETF      [ 分析中 ] (4436) ミンカブ     東証グロース     [ 割安 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (7163) 住信SBIネット銀行 東証スタンダード   [ 分析中 ] (9104) 商船三井     東証プライム     [ 割高 ] (7203) トヨタ自動車   東証プライム     [ 割高 ] (6704) 岩崎通信機    東証スタンダード   [ 割高 ] (5380) 新東       東証スタンダード   [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 18:32 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:続落、終値25日線割れ *18:15JST 日経平均テクニカル:続落、終値25日線割れ 5日の日経平均は続落した。高値と安値も2日続けて前日水準を下回り、25日移動平均線割れで終了。一方、下降中の5日移動平均線が25日線を下回った。25日線は上向きをキープしたためデッドクロスではないが、短期的な地合い悪化のシグナルとして警戒が必要となろう。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は98.41%(昨日106.88%)に低下した。4月17日以降およそ1カ月半にわたって中立ゾーンの90-110%で推移しており、足元では売り買いどちらも手掛けにくい地合いにあるとみられる。 <CS> 2024/06/05 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は156円24銭まで上昇 *17:56JST 欧州為替:ドル・円は156円24銭まで上昇  5日のロンドン外為市場でドル・円は、156円08銭から156円24銭まで上昇している。値ごろ感などによる東京市場からの円売りの展開が続いているもよう。 ユーロ・ドルは、1.0870ドルから1.0876ドルでもみ合い。ユーロ・円は、169円68銭から169円92銭まで上昇している。 ポンド・ドルは、1.2771ドルから1.2778ドルで推移。ドル・スイスフランは、0.8921フランから0.8929フランで推移している。 <KK> 2024/06/05 17:56 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況 午後5時時点、156円14~15銭のドル高・円安  日銀が5日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=156円14~15銭と前日に比べ76銭のドル高・円安。ユーロは対円で1ユーロ=169円75~79銭と同55銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.0871~72ドルと同0.0018ドルのユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 17:49 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況(ドル円・午後5時) ■ドル円終値の推移           レンジ              前日比  06月05日 156円14~15銭       (△0.76)  06月04日 155円38~40銭       (▼1.73)  06月03日 157円11~13銭       (▼0.03)  05月31日 157円14~15銭       (△0.18)  05月30日 156円96~98銭       (▼0.16)  05月29日 157円12~14銭       (△0.24)  05月28日 156円88~90銭       (▼0.02)  05月27日 156円90~93銭       (▼0.14)  05月24日 157円04~06銭       (△0.28)  05月23日 156円76~77銭       (△0.36)  05月22日 156円40~41銭       (△0.18)  05月21日 156円22~24銭       (△0.49)  05月20日 155円73~74銭       (▼0.08)  05月17日 155円81~83銭       (△1.40)  05月16日 154円41~42銭       (▼1.68)  05月15日 156円09~11銭       (▼0.36)  05月14日 156円45~47銭       (△0.57)  05月13日 155円88~89銭       (△0.20)  05月10日 155円68~70銭       (▼0.14)  05月09日 155円82~84銭       (△0.50)  05月08日 155円32~34銭       (△1.21)  05月07日 154円11~12銭       (▼1.37)  05月02日 155円48~51銭       (▼2.40)  05月01日 157円88~90銭       (△1.03)  04月30日 156円85~87銭       (△0.15)  04月26日 156円70~71銭       (△1.08)  04月25日 155円62~64銭       (△0.73)  04月24日 154円89~91銭       (△0.08)  04月23日 154円81~82銭       (△0.16)  04月22日 154円65~67銭       (△0.18)  04月19日 154円47~49銭       (△0.20)  04月18日 154円27~28銭       (▼0.34)  04月17日 154円61~63銭       (△0.22)  04月16日 154円39~40銭       (△0.49)  04月15日 153円90~91銭       (△0.66)  04月12日 153円24~25銭       (△0.12)  04月11日 153円12~14銭       (△1.28)  04月10日 151円84~85銭       (▼0.06)  04月09日 151円90~91銭       (△0.03)  04月08日 151円87~88銭       (△0.54)  04月05日 151円33~35銭       (▼0.35)  04月04日 151円68~70銭       (△0.01)  04月03日 151円67~69銭       ( 0.00)  04月02日 151円67~69銭       (△0.33)  04月01日 151円34~35銭       (△0.01)  03月29日 151円33~34銭       (▼0.10)  03月28日 151円43~45銭       (▼0.27)  03月27日 151円70~72銭       (△0.38)  03月26日 151円32~34銭       ( 0.00)  03月25日 151円32~33銭       (▼0.07)  03月22日 151円39~41銭       (△0.17)  03月21日 151円22~24銭       (△0.97)  03月19日 150円25~27銭       (△1.13)                       (注:△はドル高・円安) 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 17:49 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 06月05日 17時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4073) ジィ・シィ企画  東証グロース     [ 分析中 ] (2899) 永谷園HD    東証プライム     [ 割高 ] (3905) データセクション 東証グロース     [ 分析中 ] (200A) 野村日半導    東証ETF      [ 分析中 ] (4436) ミンカブ     東証グロース     [ 割安 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (7203) トヨタ自動車   東証プライム     [ 割高 ] (7163) 住信SBIネット銀行 東証スタンダード   [ 分析中 ] (9104) 商船三井     東証プライム     [ 割高 ] (6704) 岩崎通信機    東証スタンダード   [ 割高 ] (5380) 新東       東証スタンダード   [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 17:32 みんかぶニュース 市況・概況 5日香港・ハンセン指数=終値18424.96(-19.15)  5日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比19.15ポイント安の18424.96と3営業日ぶりに反落した。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 17:28 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買戻し先行も米雇用情勢を見極め *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買戻し先行も米雇用情勢を見極め 5日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。ドルは前日の大幅安で割安感から買戻しが先行し、156円回復を目指す見通し。ただ、今晩発表の米雇用関連統計は弱い内容が予想され、ドルの一段の上昇を抑制しそうだ。前日発表された米JOLTS求人件数は予想通り前回を下回り、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測で金利安・ドル安の展開に。また、日銀の金融正常化期待が高まり円が急伸。ユーロ・ドルは1.08ドル半ばに、ドル・円は154円半ばに値を切り下げた。本日アジア市場でドル売りはいったん収束。ドル・円は割安感から買戻しが優勢となり、155円半ばまで値を戻している。ただ、円買い圧力は続きドルの上値は重い。この後の海外市場は米経済指標にらみ。今晩のADP雇用統計やISM非製造業景況指数が低調ならFRBのタカ派的な金融政策の継続への警戒を弱める。半面、景気減速懸念により売りが出やすい。ただ、7日の雇用統計は前回より強いと予想され、内容を見極める展開となる。他方、日銀は13-14日開催の金融政策決定会合で国債買入れ減額を議論するとの見方から円買いは根強いだろう。ドル・円は上値の重さが意識されそうだ。【今日の欧米市場の予定】・17:00 ユーロ圏・5月サービス業PMI改定値(予想:53.3、速報値:53.3)・17:30 英・5月サービス業PMI改定値(予想:52.9、速報値:52.9)・18:00 ユーロ圏・4月生産者物価指数(前年比予想:-5.3%、3月:-7.8%)・21:15 米・5月ADP雇用統計(予想:+17.5万人、4月:+19.2万人)・22:45 カナダ中銀が政策金利発表(0.25ポイント引き下げ予想)・22:45 米・5月サービス業PMI改定値(予想:54.8、速報値:54.8)・23:00 米・5月ISM非製造業景況指数(予想:51.0、4月:49.4) <CS> 2024/06/05 17:25 注目トピックス 経済総合 メキシコペソ円今週の予想(6月4日) サンワード貿易の陳氏(山崎みほ) *17:24JST メキシコペソ円今週の予想(6月4日) サンワード貿易の陳氏(山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『メキシコペソ円は、予想通りに与党候補が勝利したことで、押し目を形成し上昇に転じよう。経済政策は、現政権の流れを引き継ぐと思われる』と述べています。続けて、『メキシコで2日午前(日本時間同日夜)、大統領選の投票が始まった。左派与党「国家再生運動(MORENA)」のクラウディア・シェインバウム前メキシコ市長(61)が、約6割の支持率を維持するロペスオブラドール大統領の人気をてこに、当選確実となった。メキシコ初の女性大統領が誕生する。次期政権は国内で横行している犯罪や多額の財政赤字への対応が急がれる』と伝えています。そして、『選挙結果を受けて、週明け3日のメキシコペソは対ドルで約4%下落した。メキシコ大統領選挙でのシェインバウム氏の圧勝を受け、連立与党が議会で圧倒的多数を確保し、エネルギー分野などでの憲法改正を推し進めるのではないかとの観測から下落した。メキシコペソは1ドル=17.7205ペソと1カ月以上ぶりの安値を付けた』と言及しています。次に、『今後の新興国債券投資は、総合的な指数型から各国を選別することになりそうだ。投資先として選好されるのは、経済がしっかり成長しているか、改革が進められているメキシコやブラジル、トルコ、インド、ポーランドなど。今後の投資家は幅広い新興国資産をパッケージ化した指数商品よりも、個別の国ごとに投資することを望んでいるという。こうした流れの中で、大規模な資金力を有する国際的な有力債券ファンドが、幾つかの重要市場に「非常に大規模な」投資を行っているという。新興国の間でも経済動向に格差が生じつつあり、さまざまな投資家が選別的な投資を好むようになってきた』と伝えています。陳さんは、『投資資金が流入しているのは経済が好調な新興国で、メキシコやインド、ベトナムがそれに適するという。いずれもインフレが抑制され、米中貿易摩擦から恩恵を受けているという共通点がある』述べています。メキシコペソ円の今週のレンジについては、『9.25円~9.55円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月4日付「メキシコペソ円今週の予想(6月4日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ <CS> 2024/06/05 17:24 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=ISM非製造業景況感指数など注目  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、ISM非製造業景況指数などが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=155円50~156円50銭。  4日のニューヨーク市場で一時、154円50銭台までドル安・円高が進行した。しかし、この日の東京市場に移ってからはドル買いが優勢となり欧州時間に入り156円台まで値を戻している。今晩も米5月ISM非製造業景況感指数と同ADP雇用統計といった重要経済指標が発表され、その結果に一喜一憂する展開が続きそうだ。ISM非製造業景況感指数は先月の49.4に対して50.8への改善が予想されている。ADP雇用統計は先月の19.2万人増に対して17.5万人増が見込まれている。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 17:09 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は大幅高、夕方にかけて156円台 *17:04JST 東京為替:ドル・円は大幅高、夕方にかけて156円台 5日の東京市場でドル・円は大幅高。前日大幅安による割安感でドルの買戻しが先行し、早朝の154円79銭から上昇基調を強めた。円急伸の反動で円売りも優勢に。午後は米10年債利回りの上昇でドル買いがさらに強まり、156円18銭まで上値を伸ばした。・ユーロ・円は168円40銭から169円85銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0885ドルから1.0871ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値38,654.09円、高値38,656.41円、安値38,343.98円、終値38,490.17円(前日比347.29円安)・17時時点:ドル円156円10-20銭、ユーロ・円169円80-90銭【経済指標】・日・4月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+2.1%(予想:+1.8%、3月:+1.0%)・豪・1-3月期GDP:前年比+1.1%(予想:+1.2%、10-12月期:+1.6%←+1.5%)・中・5月財新サービス業PMI:54.0(予想:52.5、4月:52.5)・独・5月サービス業PMI改定値:54.2(予想:53.9、速報値:53.9)・ユーロ圏・5月サービス業PMI改定値:53.2(予想:53.3、速報値:53.3)【要人発言】・特になし <TY> 2024/06/05 17:04 みんかぶニュース 個別・材料 さくらネット、公募増資で約188億円調達  さくらインターネット<3778.T>はこの日の取引終了後、427万株の公募による新株式発行を実施すると発表した。  発行価格は6月19日から21日までのいずれかの日に決定する。調達資金約188億円(手取り概算額)は石狩データセンターの設備投資に充てる。同社は4月に新株発行登録を行い、資金調達の方法を検討していた経緯があり、今回公募増資で資金を調達することを決めたという。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 17:03 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]ナイトタイムセッション17時時点 上昇60銘柄・下落23銘柄(通常取引終値比)  6月5日のPTSナイトタイムセッション(16:30~23:59)17時時点で売買が成立したのは94銘柄。通常取引の終値比で上昇は60銘柄、下落は23銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は19銘柄。うち値上がりが15銘柄、値下がりは2銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は75円高と買われている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の5日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4593> ヘリオス      193   +33( +20.6%) 2位 <4881> ファンペップ    186   +30( +19.2%) 3位 <8918> ランド       7.7  +0.7( +10.0%) 4位 <4073> ジィ・シィ     988   +86( +9.5%) 5位 <3544> サツドラHD   923.7  +62.7( +7.3%) 6位 <3664> モブキャスト    63.8  +3.8( +6.3%) 7位 <4014> カラダノート    574   +34( +6.3%) 8位 <6236> NCHD      2220  +101( +4.8%) 9位 <3350> メタプラ       88   +4( +4.8%) 10位 <6810> マクセル      1899   +81( +4.5%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <5380> 新東       2349.5 -340.5( -12.7%) 2位 <5599> S&J       911   -75( -7.6%) 3位 <3778> さくらネット    4765  -230( -4.6%) 4位 <2767> 円谷フィHD    1480   -59( -3.8%) 5位 <4597> ソレイジア     27.4  -0.6( -2.1%) 6位 <7357> ジオコード     821   -17( -2.0%) 7位 <4893> ノイル      142.6  -2.4( -1.7%) 8位 <7043> アルー       791   -13( -1.6%) 9位 <5595> QPS研究所    2740   -33( -1.2%) 10位 <7605> フジコーポ     1768   -21( -1.2%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4042> 東ソー       2020  +26.5( +1.3%) 2位 <8253> クレセゾン     3266  +39.0( +1.2%) 3位 <9301> 三菱倉       5240   +42( +0.8%) 4位 <5714> DOWA      5667   +39( +0.7%) 5位 <6723> ルネサス      2938  +15.5( +0.5%) 6位 <9101> 郵船        4915   +24( +0.5%) 7位 <8725> MS&AD     3152  +10.0( +0.3%) 8位 <7201> 日産自      541.7  +1.6( +0.3%) 9位 <8306> 三菱UFJ     1646  +3.0( +0.2%) 10位 <7011> 三菱重       1380  +2.5( +0.2%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6920> レーザーテク   35300  -260( -0.7%) 2位 <6857> アドテスト     5228   -19( -0.4%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2024/06/05 17:03 みんかぶニュース コラム 明日の株式相場に向けて=風雲急を告げる東京市場はチャンスの塊に  きょう(5日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比347円安の3万8490円と続落。前日の欧州株市場が総じて下落。米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも上昇したのだが、取引時間中はフラフラして最後に帳尻を合わせた感じである。米長期金利の低下基調が鮮明な割には覇気がない。東京市場も米株高を好感という雰囲気ではなかった。加えて為替市場ではドルが売られ、一時1ドル=154円台の円高となるなど警戒材料も多かったが、これも円高を悪役にするだけの合理性を欠いた。取引時間中は一貫して円安方向に押し戻されていたものの、日経平均はこれには無反応だったからだ。  世界的に景気減速への警戒感が株式市場を取り巻くムードを変えている。欧州株市場ではあす6日にECB理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見を控えるが、今回の会合で0.25%の政策金利引き下げは濃厚とみられ、これがリスクオン相場の根拠となっていた。しかし、マーケットの視線の先はインフレ警戒感から景気先行き懸念の方に少しずつ向きを変えてきている印象を受ける。  「景気」が冷めてきたから「利下げ」を行うというのはいわゆるワンセットだが、後者の利下げを株高の拠りどころとするのが「金融相場」であり、前者の景気減速感を株が買えない理由として挙げるのであれば、それは「逆業績相場」の色を帯びる。本来は、逆業績相場のあとに金融相場が始まるのが常識だが、欧州はここまでの上昇プロセスで金融相場の入口をタイムマシンに乗って先取りしてしまったようなところがある。独DAXや仏CAC40が史上最高値をつけたのは5月の中旬のことであった。  そして米国ではFRBによる引き締め転換後も、七不思議といわれるほど“強い景気”を維持してきた。ようやくここにきて景気の過熱感が解消され雇用環境も減速が顕著となってきたのだが、望んでいた経済実態を目の前に「待てよ」というムードとなっている。米株市場は勝手にノーランディング・シナリオを織り込んでいたようなフシがあり、今となってはたとえ経済が軟着陸であっても着陸するのは嫌だという本音が拭えない。本当はFRBの早期利下げ観測が逃げ水のように後ろにズレ込んでいるうちが華であり、利下げのスケジュールが現実味を帯びてくると、今度は経済実態の冷え込みに株式市場が躊躇する構図である。スタグフレーションのかすかな足音をマーケットは気にしている。  もっとも、スタグフレーションという切り口であればよほど日本の方が近いポジションにいる。かつての欧米を彷彿とさせる日本の物価上昇は、需要なきコストプッシュ型インフレの典型である。きょう発表された4月の毎月勤労統計では労働者1人あたりの実質賃金は前年同月比0.7%減少、遂に25カ月連続で前年を下回ったことになる。春闘で賃金の大幅な伸びが話題となったが、それは名目賃金であって、春闘効果をもってしても物価の伸びに追い付けない現実を注視する必要がある。日銀はもはや7月にも追加利上げのカードを切るよりないという見方が広がっているが、これは物価高誘導の円安対策が主眼であって、強くない景気を冷やしてしまう誤謬を犯す可能性をはらんでいる。  個別ではレーザーテック<6920.T>への売り攻勢が凄まじかった。一時3300円を超える下落もさることながら、6000億円近い売買代金には目を見張るよりない。空売りヘッジファンドのスコーピオン・キャピタルが宣戦布告、「典型的な不正会計」というワードが衝撃的に躍った。これは同社株のみならず、疲れが見えていた半導体製造装置関連株全般にかなりの向かい風となり得る。来週末の日銀金融政策決定会合とメジャーSQ算出を控え、スコーピオンが敷いた絨毯を売り方が闊歩するような相場環境となる可能性もゼロではない。しかし、仮にここでイレギュラーな下げに見舞われた場合、それを仕込み好機に変えることができるのが、小回りの利く個人投資家の特権でもある。安全ベルトを締めながら、キャッシュポジションを高くして備えておきたい。  あすのスケジュールでは、5月の輸入車販売、5月の車名別新車販売、5月の軽自動車販売、5月のオフィス空室率など。また、午前中に6カ月物国庫短期証券の入札が予定される。海外では4月の豪貿易収支、ユーロ圏小売売上高のほか、ECB理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見が注目される。このほか、週間の米新規失業保険申請件数、1~3月の米労働生産性指数、4月の米貿易収支など。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 17:00 グロース市況 東証グロ-ス指数は大幅反落、金利低下も関心はアストロスケールに集中 *16:56JST 東証グロ-ス指数は大幅反落、金利低下も関心はアストロスケールに集中 東証グロース市場指数 802.52 -9.93 /出来高1億6694万株/売買代金1742億円東証グロース市場250指数 623.17 -8.12 /出来高1億335万株/売買代金998億円 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに大幅反落。値上がり銘柄数は171、値下り銘柄数は368、変わらずは36。 4日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は140.26ドル高(+0.36%)の38711.29ドル、ナスダックは28.38ポイント高(+0.17%)の16857.05、S&P500は7.94ポイント高(+0.15%)の5291.34で取引を終了した。景気や金利を巡る不透明感に、寄り付き後はまちまち。そののち発表されたJOLT求人件数が予想を下回り9月の利下げ期待が再燃すると、相場は上昇に転じた。ナスダックは利益確定売りと、金利低下に伴う買いが交錯したが、終盤にかけて、半導体のエヌビディアが一段高となるに連れて上昇。相場は上げ幅を拡大し終了した。 米国株は上昇したものの、足元の上昇に対する反動が先行し、グロース市場は売り優勢で取引を開始した。注目の宇宙関連事業を手掛けるアストロスケール<186A>の初値は公開価格を50.7%上回る1281円となり、その後、ストップ高となるなど商いは活況。売買代金が600億円近く膨らむなど、投資家の関心はアストロスケール一社に向かったことで、主力銘柄は利益確定の流れが優勢に。グロース市場指数、グロース250指数ともに下げ幅をじりじりと広げる展開となった。 個別では、コパ・コーポレーション<7689>、地域新聞社<2164>が引き続き売り優勢となったほか、時価総額上位銘柄では、シーユーシー<9158>、フリー<4478>、ウェルスナビ<7342>、ispace<9348>が売られた。値下がり率上位銘柄では、トラース・オン・プロダクト<6696>、レジル<176A>、コンヴァノ<6574>がランクイン。 一方、ジィ・シィ企画<4073>が連続ストップ高となったほか、データホライゾン<3628>も引き続き買われた。時価総額上位銘柄では、アドベンチャー<6030>、セーフィー<4375>、サンウェルズ<9229>が買われた。値上がり率上位銘柄では、coly<4175>、日本電解<5759>、ブレインズテクノロジー<4075>がランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数では、シーユーシー、フリー、ウェルスナビ、ispaceのほか、ライフネット<7157>、BASE<4477>も買われた。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄              |  現値| 前日比|   前比率| 1| 4073|ジィ・シィ企画       |   902|   150|    19.95| 2| 4175|coly           |  1436|   147|    11.40| 3| 4888|ステラファーマ       |   386|   35|     9.97| 4| 3628|データHR          |   719|   59|     8.94| 5| 6034|MRT             |   776|   63|     8.84| 6| 5759|日本電解           |  1015|   78|     8.32| 7| 4893|ノイルイミューン      |   145|   11|     8.21| 8| 4075|ブレインズ          |   899|   62|     7.41| 9| 5597|ブルーイノベ         |   984|   65|     7.07|10| 5842|インテグラル         |  4280|   260|     6.47|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄              |  現値| 前日比|   前比率| 1| 5244|jig.Jp         |   285|   -44|   -13.37| 2| 6696|トラースOP         |   711|   -86|   -10.79| 3| 2164|地域新聞社          |   499|   -57|   -10.25| 4| 176A|レジル             |  1450|  -160|    -9.94| 5| 4265|IGS             |   431|   -43|    -9.07| 6| 3905|データセク          |  1811|  -177|    -8.90| 7| 6574|コンヴァノ          |  1394|  -134|    -8.77| 8| 5026|トリプルアイズ       |  1320|  -119|    -8.27| 9| 7689|コパ              |   737|   -63|    -7.88|10| 7379|サーキュ           |   728|   -61|    -7.73| <FA> 2024/06/05 16:56 みんかぶニュース 市況・概況 5日中国・上海総合指数=終値3065.4034(-25.7958)  5日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比25.7958ポイント安の3065.4034と反落。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 16:36 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 06月05日 16時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4073) ジィ・シィ企画  東証グロース     [ 分析中 ] (2899) 永谷園HD    東証プライム     [ 割高 ] (3905) データセクション 東証グロース     [ 分析中 ] (200A) 野村日半導    東証ETF      [ 分析中 ] (4436) ミンカブ     東証グロース     [ 割安 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (7203) トヨタ自動車   東証プライム     [ 割高 ] (7163) 住信SBIネット銀行 東証スタンダード   [ 分析中 ] (9104) 商船三井     東証プライム     [ 割高 ] (6704) 岩崎通信機    東証スタンダード   [ 割高 ] (5380) 新東       東証スタンダード   [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 16:32 みんかぶニュース 個別・材料 JINSHDの5月既存店売上高は16カ月連続前年上回る  ジンズホールディングス<3046.T>がこの日の取引終了後、5月度の月次売上状況(速報)を発表しており、既存店売上高は前年同月比13.7%増と16カ月連続で前年実績を上回った。  引き続き店頭での接客を強化したことで、世界最高水準屈折率の両面非球面レンズ「JINS 極薄レンズ」をはじめとしたオプションレンズの装着率が上昇したことに加えて、1本でメガネにもサングラスにもなるアイウェア「JINS Switch」の機能を搭載したモデルなどをラインアップした、「Snow Peak」とのコラボレーションモデル「JINS×Snow Peak」シリーズやサングラスなどの季節性商品が売り上げを牽引した。なお、全店売上高は同15.7%増だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 16:31 みんかぶニュース 個別・材料 ヘリオス、アルフレッサと製品の販売・流通で業務提携◇  ヘリオス<4593.T>はこの日の取引終了後、アルフレッサ ホールディングス<2784.T>傘下のアルフレッサと製品の流通・販売に関する業務提携基本契約を締結すると発表した。  同契約ではヘリオスが取り扱う製品の日本国内における独占的な卸売り販売権や輸送・配送に関する権利、事業化の権利などをアルフレッサに付与する。あわせてアルフレッサとの間で、ヘリオスが発行する第1回・第2回普通社債の買い取り契約を締結した。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 16:22 みんかぶニュース 市況・概況 ヘリオス、アルフレッサと製品の販売・流通で業務提携◇  ヘリオス<4593.T>はこの日の取引終了後、アルフレッサ ホールディングス<2784.T>傘下のアルフレッサと製品の流通・販売に関する業務提携基本契約を締結すると発表した。  同契約ではヘリオスが取り扱う製品の日本国内における独占的な卸売り販売権や輸送・配送に関する権利、事業化の権利などをアルフレッサに付与する。あわせてアルフレッサとの間で、ヘリオスが発行する第1回・第2回普通社債の買い取り契約を締結した。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 16:22 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続落、東エレクやリクルートHDが2銘柄で約129円分押し下げ *16:15JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続落、東エレクやリクルートHDが2銘柄で約129円分押し下げ 5日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり57銘柄、値下がり166銘柄、変わらず2銘柄となった。4日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は140.26ドル高(+0.36%)の38711.29ドル、ナスダックは28.38ポイント高(+0.17%)の16857.05、S&P500は7.94ポイント高(+0.15%)の5291.34で取引を終了した。景気や金利を巡る不透明感に、寄り付き後はまちまち。そののち発表されたJOLT求人件数が予想を下回り9月の利下げ期待が再燃すると、相場は上昇に転じた。ナスダックは利益確定売りと、金利低下に伴う買いが交錯したが、終盤にかけて、半導体のエヌビディアが一段高となるに連れて上昇。相場は上げ幅を拡大し終了した。米国株は上昇したものの、為替の円高進行などが嫌気されて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は寄付き後に38343.98円まで下げ幅を拡大。売り一巡後は、金利低下を好感した不動産株の上昇などを支えに一段安は回避したが、25日移動平均線を下回って取引を終えた。大引けの日経平均は前日比347.29円安(-0.89%)の38490.17円となった。東証プライム市場の売買高は17億1743万株、売買代金は4兆6224億円。業種別では、保険業、鉱業、鉄鋼、海運業、非鉄金属などが下落した一方、医薬品、不動産業、情報・通信業、電気・ガス業、精密機器などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は22%、対して値下がり銘柄は75%となっている。値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約90円押し下げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、トヨタ<7203>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約81円押し上げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、テルモ<4543>、第一三共<4568>、オリンパス<7733>、ニトリHD<9843>、エーザイ<4523>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価    38490.17(-347.29)値上がり銘柄数   57(寄与度+187.16)値下がり銘柄数   166(寄与度-534.45)変わらず銘柄数    2○値上がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<9984> ソフトバンクG     9420   417  81.79<9983> ファーストリテ    40740   230  22.56<4543> テルモ        2683    57  14.78<4568> 第一三共       5575   142  13.93<7733> オリンパス      2575    63  8.24<9843> ニトリHD       17610   325  5.31<4523> エーザイ       7080   115  3.76<4578> 大塚HD        6567   104  3.40<6758> ソニーG       13435    95  3.11<4503> アステラス製薬    1595    18  2.86<8801> 三井不動産      1521    29  2.80<4519> 中外製薬       4814    27  2.65<8267> イオン        3510    63  2.06<2801> キッコーマン     1847    11  1.72<4911> 資生堂        5148    45  1.47<2871> ニチレイ       3694    89  1.45<3382> 7&iHD         2060    14  1.37<2502> アサヒGHD       5835    35  1.14<9766> コナミG       11190    35  1.14<9613> NTTデータG       2370    7  1.06○値下がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク       33540  -920 -90.23<6098> リクルートHD     7857  -397 -38.93<6920> レーザーテック    35560  -2900 -37.92<6857> アドバンテ      5247   -84 -21.97<9433> KDDI       4284   -90 -17.65<6954> ファナック      4353  -102 -16.67<7203> トヨタ自動車     3218   -80 -13.08<6146> ディスコ       57230  -1800 -11.77<7267> ホンダ        1668   -58 -11.38<6902> デンソー       2470   -80 -10.46<8015> 豊田通商       9098  -304  -9.94<6273> SMC        77100  -2870  -9.38<8766> 東京海上HD      5361  -173  -8.48<7751> キヤノン       4501  -163  -7.99<6594> ニデック       7348  -278  -7.27<7735> SCREEN     14705  -495  -6.47<6506> 安川電機       6143  -192  -6.28<6762> TDK        8237   -63  -6.18<8058> 三菱商事       3243   -62  -6.08<8001> 伊藤忠商事      7291  -175  -5.72 <CS> 2024/06/05 16:15 注目トピックス 市況・概況 5日の日本国債市場概況:債券先物は143円83銭で終了 *16:11JST 5日の日本国債市場概況:債券先物は143円83銭で終了 <円債市場>長期国債先物2024年6月限寄付143円79銭 高値143円97銭 安値143円76銭 引け143円83銭売買高総計33297枚2年 461回  0.346%5年 168回  0.561%10年 374回  0.998%20年 188回  1.831%債券先物6月限は、143円79銭で取引を開始。米国の4月JOLT(求人労働移動調査)求人件数の予想以上の鈍化を受けた金利低下にともない買いが強まり、143円76銭から143円97銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。<米国債概況>2年債は4.79%、10年債は4.35%、30年債は4.49%近辺で推移。債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.54%、英国債は4.19%、オーストラリア10年債は4.24%、NZ10年債は4.66%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・16:55 独・5月サービス業PMI改定値(予想:53.9、速報値:53.9)・17:00 ユーロ圏・5月サービス業PMI改定値(予想:53.3、速報値:53.3)・17:30 英・5月サービス業PMI改定値(予想:52.9、速報値:52.9)・18:00 ユーロ圏・4月生産者物価指数(前年比予想:-5.3%、3月:-7.8%)・21:15 米・5月ADP雇用統計(予想:+17.5万人、4月:+19.2万人)・22:45 カナダ中銀が政策金利発表(0.25ポイント引き下げ予想)・22:45 米・5月サービス業PMI改定値(予想:54.8、速報値:54.8)・23:00 米・5月ISM非製造業景況指数(予想:51.0、4月:49.4)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間) <KK> 2024/06/05 16:11 注目トピックス 市況・概況 日経VI:上昇、株価の戻り鈍く警戒感広がる *16:05JST 日経VI:上昇、株価の戻り鈍く警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は5日、前日比+0.62(上昇率3.62%)の17.77と上昇した。なお、高値は18.01、安値は17.34。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したが、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。外為市場で朝方、1ドル=155円30銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円高・水準となったことから、円高・株安が意識された。取引開始後の売り一巡後も株価の戻りは鈍く、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは終日、昨日の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2024/06/05 16:05 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇75銘柄・下落40銘柄(通常取引終値比)  6月5日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:00)が終了。15時以降に売買が成立したのは129銘柄。通常取引の終値比で上昇は75銘柄、下落は40銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は28銘柄。うち値上がりが18銘柄、値下がりは5銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は30円高となっている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の5日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4593> ヘリオス      216  +56( +35.0%) 2位 <4014> カラダノート    620  +80( +14.8%) 3位 <4881> ファンペップ    178  +22( +14.1%) 4位 <8918> ランド       7.8  +0.8( +11.4%) 5位 <3197> すかいらーく   2398.9 +146.9( +6.5%) 6位 <3967> エルテス      850  +46( +5.7%) 7位 <176A> レジル       1518  +68( +4.7%) 8位 <1489> 日経高配50   2460.1 +97.1( +4.1%) 9位 <9973> 小僧寿し      18.6  +0.6( +3.3%) 10位 <3350> メタプラ      86.3  +2.3( +2.7%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <7278> エクセディ     2180  -446( -17.0%) 2位 <7265> エイケン工業    3195  -150( -4.5%) 3位 <3778> さくらネット    4845  -150( -3.0%) 4位 <9509> 北海電       1430 -34.0( -2.3%) 5位 <4893> ノイル      141.8  -3.2( -2.2%) 6位 <4597> ソレイジア     27.5  -0.5( -1.8%) 7位 <7043> アルー       791  -13( -1.6%) 8位 <2776> 新都HD      142   -2( -1.4%) 9位 <7692> Eインフィニ   110.5  -1.5( -1.3%) 10位 <6255> エヌピーシー    1086  -13( -1.2%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4385> メルカリ      2130 +32.0( +1.5%) 2位 <5411> JFE      2287.6 +12.6( +0.6%) 3位 <8316> 三井住友FG   10145  +55( +0.5%) 4位 <6920> レーザーテク   35749  +189( +0.5%) 5位 <9101> 郵船        4910  +19( +0.4%) 6位 <3436> SUMCO     2308  +7.0( +0.3%) 7位 <7201> 日産自      541.7  +1.6( +0.3%) 8位 <4751> サイバー     969.9  +2.7( +0.3%) 9位 <5020> ENEOS    779.3  +2.1( +0.3%) 10位 <8306> 三菱UFJ    1646.4  +3.4( +0.2%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4755> 楽天グループ    827  -2.2( -0.3%) 2位 <6526> ソシオネクス    4195  -10( -0.2%) 3位 <1928> 積水ハウス     3515  -7.0( -0.2%) 4位 <7261> マツダ       1552  -2.0( -0.1%) 5位 <7012> 川重        5599   -4( -0.1%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2024/06/05 16:03 みんかぶニュース 市況・概況 5日韓国・KOSPI=終値2689.50(+27.40)  5日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比27.40ポイント高の2689.50と反発。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 16:02 注目トピックス 市況・概況 米ハイテク株安や円高進行を映して売り先行【クロージング】 *16:02JST 米ハイテク株安や円高進行を映して売り先行【クロージング】 5日の日経平均は続落。347.29円安の38490.17円(出来高概算は17億1000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク関連株が売られた流れを引き継いで、東京市場でも半導体関連株などを中心に売られた。また、円相場が一時1ドル=154円台へと円高が進んだことが輸出関連株への重荷となり、日経平均は前場終盤にかけて、38343.98円まで下げ幅を広げた。ただ、下値のめどとして意識された25日線水準を下回ってくると、押し目を拾う動きもあり、売り一巡後は下げ渋りを見せた。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、医薬品、不動産、情報通信、電力・ガスなど6業種が上昇。一方、保険、鉱業、鉄鋼、海運、非鉄金属、輸送用機器など27業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、第一三共<4568>が堅調だった半面、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、レーザーテック<6920>、アドバンテス<6857>が軟調だった。前日の米国市場の流れを受けて、東京市場でも東エレクやアドバンテスが下落したほか、空売りファンドが詐欺と指摘したレーザーテックは一時9%近く下落するなど軟調だった。また、円高進行を映してトヨタ<7203>やホンダ<7267>の輸出関連株安もあり、日経平均の下げ幅は一時500円に迫る場面もあった。また、米国の労働関連統計が約3年ぶりの低水準となり、米長期金利が低下したことで銀行や保険など金融株にも値を消す銘柄が目立った。5日の米国では、5月の米ADP雇用統計やISM非製造業景況指数が発表される。このところ市場予想を下回る経済指標が目立ち、米国の景気減速への懸念が意識されるようになってきており、これら指標を受けた為替や金利、株式など米国市場の動きには警戒が必要だろう。また、年初から円安などを背景に株高基調が続いただけに、円高進行を嫌う投資家も多く、狭いレンジ内での推移が続きそうだ。 <CS> 2024/06/05 16:02 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は156円に接近、ドル高主導で *16:01JST 東京為替:ドル・円は156円に接近、ドル高主導で 5日午後の東京市場でドル・円は一段高となり、156円に接近している。米10年債利回りの上昇でドル買いに振れ、ユーロ・ドルは安値圏。また、前日の円買いの反動で円売り優勢の展開に。ユーロ・円は朝方から1円超高い169円50銭台に値を上げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円79銭から155円92銭、ユーロ・円は168円40銭から169円58銭、ユーロ・ドルは1.0872ドルから1.0885ドル。 <TY> 2024/06/05 16:01 みんかぶニュース 個別・材料 サツドラHDの24年5月期業績は計画上振れで着地  サツドラホールディングス<3544.T>がこの日の取引終了後、集計中の24年5月期連結業績について、売上高が従来予想の950億円から955億円(前の期比9.2%増)へ、営業利益が10億円から13億5000万円(同4.5倍)へ、純利益が3億円から4億円(同4.6倍)へ上振れて着地したようだと発表した。  従来予想では、春節以降のインバウンド需要は落ち着くものと見ていたが、中国から道内への観光客の回復はまだ十分ではないものの、他のアジアの国々からの需要の高まりの継続などにより、足もとの業績が想定よりも堅調に推移していることが要因。また、電気代の単価が計画よりも下振れたことも寄与した。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/05 15:53 注目トピックス 日本株 ニーズウェル Research Memo(11):配当性向の目安を35%に引き上げ、前期比2.25円増配の9円配当を予定 *15:51JST ニーズウェル Research Memo(11):配当性向の目安を35%に引き上げ、前期比2.25円増配の9円配当を予定 ■株主還元策ニーズウェル<3992>は利益還元を経営の重要な課題の1つと位置付けており、将来の事業展開と経営体質の強化のため、必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続することを基本方針としている。2024年3月、同社は、配当予想の修正(増配)を行い、2024年4月には、株主への利益還元を強化する一環として、配当性向の目安をこれまでの30%から35%に引き上げることを決定した。この措置は、同社の財務健全性と成長への自信を反映しており、株主価値の向上を目指している。また、同社は、従業員の福利厚生及び満足度向上にも力を入れており、譲渡制限付株式報酬を521名の従業員に無償で割り当てた。加えて、2024年4月には平均3.6%、最大で25%の昇給率で定期昇給を実施し、さらに2024年度の新入社員の初任給も引き上げた。これらの人事施策は、従業員のモチベーションと会社への忠誠心を高めることを目的としている。さらに、同社は2024年5月13日に開催された臨時取締役会で、株式分割を実施することを決議した。この株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より多くの投資家にとって手が届きやすい価格を実現することを目的としている。これにより、同社株式の流動性を高め、取引量を増加させ、さらには投資家層を広げることを期待している。株式分割の具体的な内容としては、2024年5月31日を基準日とし、この日に最終的に記録された株主名簿に基づき、保有する普通株式を1株につき2株の割合で分割する予定である。配当に関しては、株式分割を考慮した新たな配当予想として、期末及び年間でそれぞれ9円(株式分割前の金額では18円)と修正した。予想配当性向は、35.1%と計算されている。この一連の措置は、同社の市場での競争力を強化し、株主価値の向上に寄与するものであり、長期的な企業成長に資するものと言える。(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞) <HN> 2024/06/05 15:51

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