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注目トピックス 日本株 AIAI Research Memo(2):保育・療育・教育の3つの「育」を一体的に提供する「AIAI三育圏」(2) *12:52JST AIAI Research Memo(2):保育・療育・教育の3つの「育」を一体的に提供する「AIAI三育圏」(2) ■要約5. 中期経営計画2023~2025の進捗は順調AIAIグループ<6557>は2023年5月にAIAIグループ中期経営計画2023〜2025を策定し、目標数値としては最終年度2026年3月期の売上高120億円〜130億円、営業利益3億円〜5億円、3ヶ年累計投資額6.8億円などを掲げた。そして計画1期目の2024年3月期に、最終年度目標値に対して売上高をほぼ達成し、営業利益を超過達成した。園児数、年間保育所等訪問支援数、社内ライセンス取得者数累計なども計画を上回る水準となり、成長戦略は順調に推移している。基本戦略として「AIAI三育圏」によるグループシナジーの最大化を図る方針に大きな変更点はない。AIAI NURSERYについては、今後市場が成熟期に突入することも念頭に置いて新規施設開設スピードを落とす形になるが、引き続きニーズ及び投資対効果の高い地域への出店を継続して利益の安定成長を推進するほか、業界再編も見据えた取り組みを推進する。一方で、障害児童施設に対するニーズが急速に高まっているため、AIAI PLUSをAIAI NURSERYに次ぐ成長の柱として育成するほか、新たなビジネスモデルとしてAIAI VISITの展開を首都圏において本格化させる方針だ。6. 安定収益フェーズへの移行を評価、成長戦略の進捗に注目同社は2024年3月期が大幅営業増益となり、中期経営計画の最終年度営業利益目標値を超過達成した。営業黒字が拡大してAIAI NURSERYを柱とする安定収益フェーズに入ったことが確認できた形であり、この点を弊社では高く評価している。また今後はAIAI NURSERYの新規施設開設のスピードが鈍化するが、一方で、発達障害児童数の増加に伴い障害児童施設に対するニーズが急速に高まっているという事業環境の変化に対応し、AIAI PLUSをAIAI NURSERYに次ぐ成長の柱として育成するほか、新たなビジネスモデルとしてAIAI VISITの展開を首都圏において本格化させる方針としている。同社の収益が新たな成長ステージに入ることが期待され、引き続き成長戦略の進捗に注目したいと弊社では考えている。■Key Points・保育・療育・教育を一体的に提供し、3つの事業のシナジー効果を最大化させる「AIAI三育圏」・特色ある独自の幼児教育プログラムや「AIAI三育圏」のシナジーが強み・2024年3月期は計画を上回る大幅増収増益で着地・2025年3月期は先行投資も考慮して営業・経常減益予想だが保守的・中期経営計画2023~2025の進捗は順調・安定収益フェーズへの移行を評価、成長戦略の進捗に注目(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) <SI> 2024/06/12 12:52 注目トピックス 日本株 AIAI Research Memo(1):保育・療育・教育の3つの「育」を一体的に提供する「AIAI三育圏」(1) *12:51JST AIAI Research Memo(1):保育・療育・教育の3つの「育」を一体的に提供する「AIAI三育圏」(1) ■要約AIAIグループ<6557>は、経営理念に「社会課題を解決し、世の中に貢献する」を掲げ、未就学期の子どもに関する事業として、東京・千葉・神奈川・大阪で保育・療育・教育の3つの「育」を一体的に提供し、3つの事業のシナジー効果を最大化させる「AIAI三育圏」を展開している。なおグループの業容の拡大や社会の環境変化を踏まえ、2024年度からグループ経営理念を改定した。1. 認可保育園AIAI NURSERYと児童発達支援施設AIAI PLUSが主力同社は東京都・千葉県・神奈川県及び大阪府で、認可保育園AIAI NURSERY、児童発達支援施設AIAI PLUSを主力として事業展開している。2024年3月期末時点の施設数はAIAI NURSERYが86施設、AIAI PLUSが20施設となっている。また、発達障害児童数が増加傾向という事業環境に対応し、職員が保育所等に訪問して療育サービス(保育所等訪問支援)を提供するAIAI VISITの展開を本格化させる。2. 特色ある独自の幼児教育プログラムや「AIAI三育圏」のシナジーが強み同社の「AIAI三育圏」の強みとしては、特色のある独自の幼児教育プログラムが高い評価を得ていること、千葉県・東京都・大阪市に集中したドミナント戦略によって効率よく展開していること、近年需要が高まっている未就学児の療育の分野においても豊富なノウハウと実績を有していること、保育・療育・教育の3つの「育」を一体的に提供する体制を自社内で構築していること、「AIAI三育圏」のシナジー効果によって高い生産性を実現していることなどがある。なお認可保育園の収益特性としては一般的に、新規施設開設時は費用先行や低在籍数・低在籍率で赤字だが、開設後3~4年目以降になると在籍数増加・在籍率上昇によって収益化(黒字化)する。AIAI PLUSはAIAI NURSERYと同じ建物で運営できるケースもあり、AIAI NURSERYに比べて投資額を抑えられることに加え、AIAI NURSERYとのシナジー効果で集客力や採用力の強化、戦略的な人員配置などにつながるメリットもある。さらにAIAI NURSERYは4月1日オープンを原則とするが、AIAI PLUSはオープン時期を自由に設定できるという柔軟性もあり、AIAI PLUSはAIAI NURSERYに比べて早期の収益化が期待できる。3. 2024年3月期は計画を上回る大幅増収増益で着地2024年3月期の連結業績は売上高が前期比9.2%増の11,818百万円、営業利益が同559.5%増の532百万円、経常利益が同111.8%増の875百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が353百万円(前期は506百万円の損失)だった。前回予想(2023年11月2日付修正値)を上回る大幅増収増益だった。2024年3月期末時点のAIAI NURSERYの合計園児在籍数は2023年3月期末比314人増加の4,792人、充足率は2ポイント上昇して95%となった。売上面では、新規施設として2023年4月1日付でAIAI NURSERYを5施設開設(うち1施設は定員数を拡大して移転)したほか、既存施設において園児数が順調に増加して充足率が上昇した。利益面は、保育士の処遇改善に伴う人件費増加などのコストアップ要因があったが、在籍数増加・充足率上昇効果に加えて、保育士の適正配置、施設運営や業務の効率化なども寄与した。なお営業外収益では補助金収入を431百万円(2023年3月期は450百万円)計上、特別損失では減損損失を363百万円(同549百万円)計上した。なお四半期別に見ると、営業利益は2023年3月期第2四半期に33百万円の黒字に転換した後、営業黒字が定着した状況となっている。4. 2025年3月期は先行投資を考慮して営業・経常減益予想だが保守的2025年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比2.4%増の12,100百万円、営業利益が同6.1%減の500百万円、経常利益が同31.5%減の600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.2%増の400百万円としている。新規開設はAIAI NURSERYが3施設及びAIAI PLUSが1施設(2024年4月1日に開設済み)の計画で、増収、営業・経常減益、最終増益予想としている。新規施設開設や既存施設における在籍数増加・充足率上昇効果により収益の拡大を目指すが、売上高については前期に比べてAIAI NURSERYの新規開設数が減少すること、2024年5月にAIAI Life Careの株式を譲渡して連結から除外することなどを考慮して小幅増収にとどまる見込みとしている。営業利益については人件費の増加、AIAI VISITの本格展開に向けた先行投資費用などを見込み、小幅減益予想としている。経常利益については、新規開設数の減少に伴って営業外収益に計上する補助金収入も減少するため減益予想としている。親会社株主に帰属する当期純利益については増益予想としている。全体として保守的な印象が強く、期末に向けて充足率上昇効果や生産性向上効果が期待できることなどを勘案すれば、弊社では会社予想に上振れの可能性があると考えている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) <SI> 2024/06/12 12:51 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位にリバーエレク  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」12日正午現在でリバーエレテック<6666.T>が「買い予想数上昇」4位となっている。  リバーエレクは前日のストップ高に続き、きょうも大口の買いが加速し100円高は連日のストップ高水準となる608円でカイ気配に張り付いている。電子機器の制御に使う水晶振動子を主力とする電子デバイスメーカー。10日取引終了後、高速通信と次世代コンピューティングの進化を加速させるために不可欠な基盤製品として、1チップオシレーター「KCRO―04」を市場投入、5月からサンプル出荷を開始したことを発表した。更に、中期経営計画も同日に発表、27年3月期に営業利益11億7000万円(24年3月期実績は800万円)を数値目標として掲げたことで、これが投機資金の琴線に触れた。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:49 みんかぶニュース 個別・材料 トヨクモが後場にカイ気配、kintone連携サービスの価格改定を材料視  トヨクモ<4058.T>が後場にカイ気配となっている。12日午前11時半、Toyokumo kintoneApp(kintone連携サービス)の価格改定を発表しており、材料視されたようだ。サーバー費用など管理コストが上昇していることなどを背景に、月額サービスでは11月利用料金より価格を引き上げる方針。各製品でおおむね20%程度改定するとしている。現在の契約状況を踏まえると、価格改定が全面的に適用となった後、月5000万円程度の売り上げ増加となるという。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:45 みんかぶニュース 個別・材料 インフォRが3日ぶり反発、「ChargeSPOT」累計DL数が1000万を突破  INFORICH<9338.T>が3日ぶりに反発している。正午ごろ、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」の累計アプリダウンロード(DL)数が1000万を突破したと発表しており、好材料視されている。  「ChargeSPOT」は18年4月にスタートしたサービス。従来のコンセントやボックス型充電器とは異なり、充電場所に縛られず、外出中に手軽に充電でき、行き先でも返却できる利便性から多くのユーザーに利用されており、日本だけではなく香港、台湾、タイ、シンガポール、マカオなどでも展開している。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:42 みんかぶニュース 市況・概況 INPEXなど石油関連株が高い、石油需要の増加見通しでWTI価格は上昇◇  INPEX<1605.T>や石油資源開発<1662.T>、ENEOSホールディングス<5020.T>といった石油関連株が高い。11日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が前日比0.16ドル高の1バレル=77.90ドルと上昇した。11日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した6月の短期エネルギー見通しで、24年の世界の石油・液化燃料の需要の見通しが従来予想から上方修正されWTI価格が上昇したことなどが好感された。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:38 みんかぶニュース 個別・材料 INPEXなど石油関連株が高い、石油需要の増加見通しでWTI価格は上昇◇  INPEX<1605.T>や石油資源開発<1662.T>、ENEOSホールディングス<5020.T>といった石油関連株が高い。11日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が前日比0.16ドル高の1バレル=77.90ドルと上昇した。11日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した6月の短期エネルギー見通しで、24年の世界の石油・液化燃料の需要の見通しが従来予想から上方修正されWTI価格が上昇したことなどが好感された。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:38 みんかぶニュース 市況・概況 エヌピーシーが4連騰で年初来高値更新、太陽光パネルのリサイクル義務化報道で思惑◇  エヌ・ピー・シー<6255.T>が4連騰で年初来高値を更新した。12日付の日本経済新聞朝刊が1面で「政府は使用済みの太陽光パネルのリサイクルを義務化する検討に入った」と報じた。2025年の通常国会にも関連法案を提出するとしている。太陽光パネルのリサイクルサービスを展開するエヌピーシーに対しては、今後の収益面での好影響を期待した買いが入ったようだ。太陽光モジュールのリユースやリサイクルに取り組むAbalance<3856.T>も高い。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:34 みんかぶニュース 個別・材料 エヌピーシーが4連騰で年初来高値更新、太陽光パネルのリサイクル義務化報道で思惑◇  エヌ・ピー・シー<6255.T>が4連騰で年初来高値を更新した。12日付の日本経済新聞朝刊が1面で「政府は使用済みの太陽光パネルのリサイクルを義務化する検討に入った」と報じた。2025年の通常国会にも関連法案を提出するとしている。太陽光パネルのリサイクルサービスを展開するエヌピーシーに対しては、今後の収益面での好影響を期待した買いが入ったようだ。太陽光モジュールのリユースやリサイクルに取り組むAbalance<3856.T>も高い。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:34 新興市場スナップショット NPC---年初来高値、「太陽光パネルのリサイクル義務化検討」報道で物色 *12:34JST <6255> NPC 1279 +39 年初来高値。一部メディアが「政府は使用済みの太陽光パネルのリサイクルを義務化する検討に入った」と報じ、買い手掛かりになっている。報道によると「埋め立て処分を減らして環境への負荷を抑える狙いがある。25年の通常国会にも関連法案を提出する」という。エヌ・ピー・シーは太陽光パネルのリユース・リサイクルを展開しており、関連銘柄として物色されているようだ。 <ST> 2024/06/12 12:34 みんかぶニュース 個別・材料 ピクスタが3日ぶり反発、他社との画像素材かぶりを回避する新たなライセンスを販売開始  ピクスタ<3416.T>が3日ぶりに反発している。午前10時ごろ、写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA」で、競合他社との画像素材かぶりを回避する新ライセンス「マーケットフリーズ」の販売を開始すると発表しており、好材料視されている。  「マーケットフリーズ」は、素材購入時から一定期間、素材利用を独占できる権利で、独占期間中は該当する素材の販売が停止され、新たな購入・利用を防ぐことができるという。素材購入者が抱える「他社との画像素材の重複利用を避けたい」という課題を解決するサービスで、「PIXTA」の利用規約に定めた使用の範囲内であれば、媒体などの使用制限なく、何度でも利用できるため、ロイヤルティーフリーの利便性を維持したまま、一定期間の独占利用が可能になることが特徴としている。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:33 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 06月12日 12時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (3042) セキュアヴェイル 東証グロース     [ 割安 ] (9432) 日本電信電話   東証プライム     [ 割安 ] (3565) アセンテック   東証スタンダード   [ 割安 ] (6666) リバーエレテック 東証スタンダード   [ 割高 ] (9552) M&A総研    東証プライム     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9432) 日本電信電話   東証プライム     [ 割安 ] (7014) 名村造船所    東証スタンダード   [ 分析中 ] (4894) クオリプス    東証グロース     [ 分析中 ] (9552) M&A総研    東証プライム     [ 分析中 ] (6255) エヌ・ピー・シー 東証グロース     [ 割高 ] 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:32 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で下げ渋る  後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比250円安前後と前場終値と比較して下げ渋っている。外国為替市場では1ドル=157円20銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:31 みんかぶニュース 為替・FX 債券:国債買いオペ、「残存期間5年超10年以下」の応札倍率2.79倍  日銀は12日、国債買いオペを実施。応札倍率は「残存期間1年超3年以下」が3.28倍、「同3年超5年以下」が1.59倍、「同5年超10年以下」が2.79倍、「同25年超」が3.53倍となった。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:30 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位にM&A総研  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の12日午前11時現在で、M&A総研ホールディングス<9552.T>が「買い予想数上昇」で4位となっている。「売り予想数上昇」でも4位にランクインしている。  この日の東京株式市場でM&A総研は反落している。政府がM&A仲介手数料の情報開示を求めると伝わったことを受け、株式市場では今後の規制強化への懸念からM&A仲介銘柄が急落する場面が今週あった。同社株も大きく下げたが、このところ下落基調が続いていただけに値ごろ感を意識する向きもあるようだ。売り買いともに投資家の思惑が錯綜している。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:28 個別銘柄テクニカルショット TDK---大幅反発で年初来高値を更新 *12:28JST <6762> TDK 8776 +410 大幅反発で年初来高値を更新。モルガンスタンレーでは、目標株価を8800円から9700円に引き上げたと観測されており、これを手掛かりとしているようだ。株価は5月14日に付けた直近安値6745円をボトムにリバウンド基調を継続。なお、長期トレンドでは2000年8月高値5733.3円から2011年10月安値801.3円(いずれも分割考慮)までの下落幅をリプレイスしたターゲットは10665円辺りとなる。 <FA> 2024/06/12 12:28 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は3日ぶり反落、ファーストリテが1銘柄で約103円分押し下げ *12:27JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は3日ぶり反落、ファーストリテが1銘柄で約103円分押し下げ 12日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり47銘柄、値下がり172銘柄、変わらず6銘柄となった。日経平均は3日ぶり反落。前日比308.46円安(-0.79%)の38826.33円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は120.62ドル安(-0.31%)の38747.42ドル、ナスダックは151.02ポイント高(+0.88%)の17343.55、S&P500は14.53ポイント高(+0.27%)の5375.32で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)や消費者物価指数(CPI)の発表を控え警戒感に売られ、寄り付き後から下落。ダウは商業用不動産などへの懸念に銀行セクターが重しとなり、終日、軟調に推移した。一方、ナスダックはアップルの上昇が支援し上昇に転じ終盤にかけて上げ幅を拡大。連日で過去最高値を更新した。米国株は高安まちまちだったが、今晩のFOMC声明発表を前に、東京市場は売り優勢で取引を開始した。週初からの上昇分を打ち消すような下げとなったが、ポジション調整が一巡した後は38800円水準でのもみ合いとなった。長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが1.000%を割り込んだことで金融株の重しとなったが、日米中銀会合ウィークのなか、積極的な売りは手控えられた。日経平均採用銘柄では、新しい中期経営計画に対する物足りなさが先行し日本製鋼所<5631>が下落したほか、国内証券会社のレポートがネガティブ視されてJR東<9020>、JR西<9021>が売られた。このほか、東宝<9602>、第一三共<4568>、王子ホールディングス<3861>、三菱地所<8802>が下落した。一方、米アップル上昇が影響してTDK<6762>、日東電工<6988>、村田製作所<6981>、アルプスアルパイン<6770>、太陽誘電<6976>などアップル関連銘柄がそろって上昇。また、資源価格上昇を受けて、ENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>、INPEX<1605>も買われた。このほか、あおぞら銀行<8304>、伊藤忠<8001>、レーザーテック<6920>が上昇した。業種別では、パルプ・紙、証券・商品先物取引業、精密機器、海運業、医薬品などが下落している一方、石油・石炭製品、鉱業の2セクターのみ上昇した。値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約103円押し下げた。同2位はリクルートHD<6098>となり、第一三共<4568>、テルモ<4543>、信越化<4063>、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはTDK<6762>となり1銘柄で日経平均を約40円押し上げた。同2位は日東電<6988>となり、ディスコ<6146>、村田製<6981>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、レーザーテック<6920>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価    38826.33(-308.46)値上がり銘柄数   47(寄与度+94.29)値下がり銘柄数   172(寄与度-402.75)変わらず銘柄数    6○値上がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<6762> TDK        8776   410  40.21<6988> 日東電工       12590   385  12.59<6146> ディスコ       61450  1060  6.93<6981> 村田製作所      3125    88  6.90<6857> アドバンテ      5450    18  4.71<6954> ファナック      4389    23  3.76<6920> レーザーテック    37240   260  3.40<8001> 伊藤忠商事      7416    72  2.35<6976> 太陽誘電       3640    64  2.09<9434> ソフトバンク     1990    36  1.18<6504> 富士電機       9488   155  1.01<6770> アルプスアルパイン  1535    31  1.00<5019> 出光興産       1089    15  0.98<6361> 荏原製作所      12285   120  0.78<5020> ENEOSHD         823    20  0.66<7911> TOPPAN     4359    39  0.64<4452> 花王         6765    18  0.59<6113> アマダ        1750    15  0.49<6103> オークマ       6685    68  0.44<7951> ヤマハ        3636    11  0.36○値下がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<9983> ファーストリテ    40640  -1060 -103.96<6098> リクルートHD     7703  -242 -23.73<4568> 第一三共       5581  -189 -18.54<4543> テルモ        2701  -65.5 -17.13<4063> 信越化        6101   -92 -15.04<7203> トヨタ自動車     3200   -54  -8.83<6758> ソニーG       13080  -260  -8.50<6367> ダイキン工業     22500  -255  -8.34<7741> HOYA       18640  -480  -7.85<9613> NTTデータG       2277  -38.5  -6.29<7832> バンナムHD      3025   -61  -5.98<8058> 三菱商事       3215   -60  -5.88<8035> 東エレク       35500   -60  -5.88<7733> オリンパス      2648  -41.5  -5.43<9766> コナミG       11025  -160  -5.23<6861> キーエンス      68850  -1590  -5.20<2801> キッコーマン     1845  -30.5  -4.99<4519> 中外製薬       4938   -40  -3.92<8031> 三井物産       7530  -115  -3.76<8015> 豊田通商       9206  -114  -3.73 <CS> 2024/06/12 12:27 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~FOMC前でポジション調整の売りが優勢 *12:26JST 後場に注目すべき3つのポイント~FOMC前でポジション調整の売りが優勢 12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は3日ぶり反落、FOMC前でポジション調整の売りが優勢・ドル・円はもみ合い、米FOMCにらみ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はリクルートHD<6098>■日経平均は3日ぶり反落、FOMC前でポジション調整の売りが優勢日経平均は3日ぶり反落。前日比308.46円安(-0.79%)の38826.33円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は120.62ドル安(-0.31%)の38747.42ドル、ナスダックは151.02ポイント高(+0.88%)の17343.55、S&P500は14.53ポイント高(+0.27%)の5375.32で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)や消費者物価指数(CPI)の発表を控え警戒感に売られ、寄り付き後から下落。ダウは商業用不動産などへの懸念に銀行セクターが重しとなり、終日、軟調に推移した。一方、ナスダックはアップルの上昇が支援し上昇に転じ終盤にかけて上げ幅を拡大。連日で過去最高値を更新した。米国株は高安まちまちだったが、今晩のFOMC声明発表を前に、東京市場は売り優勢で取引を開始した。週初からの上昇分を打ち消すような下げとなったが、ポジション調整が一巡した後は38800円水準でのもみ合いとなった。長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが1.000%を割り込んだことで金融株の重しとなったが、日米中銀会合ウィークのなか、積極的な売りは手控えられた。日経平均採用銘柄では、新しい中期経営計画に対する物足りなさが先行し日本製鋼所<5631>が下落したほか、国内証券会社のレポートがネガティブ視されてJR東<9020>、JR西<9021>が売られた。このほか、東宝<9602>、第一三共<4568>、王子ホールディングス<3861>、三菱地所<8802>が下落した。一方、米アップル上昇が影響してTDK<6762>、日東電工<6988>、村田製作所<6981>、アルプスアルパイン<6770>、太陽誘電<6976>などアップル関連銘柄がそろって上昇。また、資源価格上昇を受けて、ENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>、INPEX<1605>も買われた。このほか、あおぞら銀行<8304>、伊藤忠<8001>、レーザーテック<6920>が上昇した。業種別では、パルプ・紙、証券・商品先物取引業、精密機器、海運業、医薬品などが下落している一方、石油・石炭製品、鉱業の2セクターのみ上昇した。為替は1ドル157円10銭と小動きが続いている。時間外の米10年債利回りは4.40%水準で推移するなど小動き。東京時間13日3時のFOMC声明及び政策金利発表、同3時30分のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を見極めたいとするムードが強まっている。また、今晩21時30分には5月CPI発表も控えていることから積極的な売買を手掛ける投資家はほぼいない状況。後場は、為替、債券市場ともに様子見ムードがより強まると想定されることから、日経平均も小動き推移となろう。■ドル・円はもみ合い、米FOMCにらみ12日午前の東京市場でドル・円はもみ合いとなり、157円前半の狭いレンジ内で推移した。今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めようと、積極的な売り買いは手控えられている。米金利安の一服でドルは売りづらく、ドル・円は底堅さが意識される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は157円04銭から157円24銭、ユーロ・円は168円66銭から168円83銭、ユーロ・ドルは1.0735ドルから1.0743ドル。■後場のチェック銘柄・エスエルディー<3223>、アールエイジ<3248>など、5銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はリクルートHD<6098>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・5月国内企業物価指数:前年比+2.4%(予想:+2.0%、4月:+1.1%←+0.9%)・中・5月消費者物価指数:前年比+0.3%(予想:+0.4%、4月:+0.3%)・中・5月生産者物価指数:前年比-1.4%(予想:-1.5%、4月:-2.5%)【要人発言】・チャーマー豪財務相「経済を破壊することなくインフレと戦っている」「中国とオーストラリアの関係はより安定したものになる「中国経済は一朝一夕で回復しない」<国内>・特になし<海外>・15:00 英・4月鉱工業生産(前月比予想:-0.1%、3月:+0.2%)・15:00 英・4月貿易収支(予想:-142.00億ポンド、3月:-139.67億ポンド)・15:00 独・5月消費者物価指数改定値(前年比予想:+2.4%、速報値:+2.4%) <CS> 2024/06/12 12:26 みんかぶニュース 市況・概況 「JPX日経400」が5位に浮上、大型株優位のなか関心高まる<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10 1 データセンター 2 半導体 3 人工知能 4 親子上場 5 JPX日経400 6 地方銀行 7 ペロブスカイト太陽電池 8 生成AI 9 サイバーセキュリティ 10 半導体製造装置  みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「JPX日経400」が5位に浮上している。  新興市場の冴えない動きが目立っている。東証グロース市場250指数(旧マザーズ指数)は先月30日に602.27ポイントをつけ、コロナショックによる急落があった2020年春以来およそ4年ぶりの水準に沈んだ。新興株はPERの高い銘柄が多く内需系が主流のため、昨今の金利上昇や円安が逆風として意識されやすい。  一方、日経平均株価やTOPIXは歴史的な高値圏での推移が続いている。両指数ともコロナショック時から概ね2倍以上に値上がりしている。大型株優位の様相が強まるなか、主要企業で構成されるJPX日経インデックス400(JPX日経400)の関心が高まっているようだ。同指数は日本取引所グループ<8697.T>傘下のJPX総研と日本経済新聞社が共同で算出しており、資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点などグローバルな投資基準に求められる各要件を満たした企業が組み入れられている。  この日前引け時点の構成銘柄の値動きでは、生成AI機能のOS搭載を発表した米アップル<AAPL>の関連銘柄に位置づけられる村田製作所<6981.T>やTDK<6762.T>、太陽誘電<6976.T>が高い。ディスコ<6146.T>、ソフトバンク<9434.T>なども上昇している。一方、月次が不調だった東宝<9602.T>が大幅安。トヨタ自動車<7203.T>やソニーグループ<6758.T>、ファーストリテイリング<9983.T>が下げているほか、東京エレクトロン<8035.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>なども軟調に推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 12:20 後場の投資戦略 FOMC前でポジション調整の売りが優勢 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38826.33;-308.46TOPIX;2753.18;-23.62[後場の投資戦略] 為替は1ドル157円10銭と小動きが続いている。時間外の米10年債利回りは4.40%水準で推移するなど小動き。東京時間13日3時のFOMC声明及び政策金利発表、同3時30分のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を見極めたいとするムードが強まっている。また、今晩21時30分には5月CPI発表も控えていることから積極的な売買を手掛ける投資家はほぼいない状況。後場は、為替、債券市場ともに様子見ムードがより強まると想定されることから、日経平均も小動き推移となろう。 <AK> 2024/06/12 12:13 ランチタイムコメント 日経平均は3日ぶり反落、FOMC前でポジション調整の売りが優勢 *12:10JST 日経平均は3日ぶり反落、FOMC前でポジション調整の売りが優勢  日経平均は3日ぶり反落。前日比308.46円安(-0.79%)の38826.33円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。 11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は120.62ドル安(-0.31%)の38747.42ドル、ナスダックは151.02ポイント高(+0.88%)の17343.55、S&P500は14.53ポイント高(+0.27%)の5375.32で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)や消費者物価指数(CPI)の発表を控え警戒感に売られ、寄り付き後から下落。ダウは商業用不動産などへの懸念に銀行セクターが重しとなり、終日、軟調に推移した。一方、ナスダックはアップルの上昇が支援し上昇に転じ終盤にかけて上げ幅を拡大。連日で過去最高値を更新した。 米国株は高安まちまちだったが、今晩のFOMC声明発表を前に、東京市場は売り優勢で取引を開始した。週初からの上昇分を打ち消すような下げとなったが、ポジション調整が一巡した後は38800円水準でのもみ合いとなった。長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが1.000%を割り込んだことで金融株の重しとなったが、日米中銀会合ウィークのなか、積極的な売りは手控えられた。 日経平均採用銘柄では、新しい中期経営計画に対する物足りなさが先行し日本製鋼所<5631>が下落したほか、国内証券会社のレポートがネガティブ視されてJR東<9020>、JR西<9021>が売られた。このほか、東宝<9602>、第一三共<4568>、王子ホールディングス<3861>、三菱地所<8802>が下落した。 一方、米アップル上昇が影響してTDK<6762>、日東電工<6988>、村田製作所<6981>、アルプスアルパイン<6770>、太陽誘電<6976>などアップル関連銘柄がそろって上昇。また、資源価格上昇を受けて、ENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>、INPEX<1605>も買われた。このほか、あおぞら銀行<8304>、伊藤忠<8001>、レーザーテック<6920>が上昇した。 業種別では、パルプ・紙、証券・商品先物取引業、精密機器、海運業、医薬品などが下落している一方、石油・石炭製品、鉱業の2セクターのみ上昇した。 為替は1ドル157円10銭と小動きが続いている。時間外の米10年債利回りは4.40%水準で推移するなど小動き。東京時間13日3時のFOMC声明及び政策金利発表、同3時30分のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を見極めたいとするムードが強まっている。また、今晩21時30分には5月CPI発表も控えていることから積極的な売買を手掛ける投資家はほぼいない状況。後場は、為替、債券市場ともに様子見ムードがより強まると想定されることから、日経平均も小動き推移となろう。 <AK> 2024/06/12 12:10 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はもみ合い、米FOMCにらみ *12:03JST 東京為替:ドル・円はもみ合い、米FOMCにらみ 12日午前の東京市場でドル・円はもみ合いとなり、157円前半の狭いレンジ内で推移した。今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めようと、積極的な売り買いは手控えられている。米金利安の一服でドルは売りづらく、ドル・円は底堅さが意識される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は157円04銭から157円24銭、ユーロ・円は168円66銭から168円83銭、ユーロ・ドルは1.0735ドルから1.0743ドル。【経済指標】・日・5月国内企業物価指数:前年比+2.4%(予想:+2.0%、4月:+1.1%←+0.9%)・中・5月消費者物価指数:前年比+0.3%(予想:+0.4%、4月:+0.3%)・中・5月生産者物価指数:前年比-1.4%(予想:-1.5%、4月:-2.5%)【要人発言】・チャーマー豪財務相「経済を破壊することなくインフレと戦っている」「中国とオーストラリアの関係はより安定したものになる「中国経済は一朝一夕で回復しない」 <TY> 2024/06/12 12:03 注目トピックス 日本株 フォーバル---一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会とESG経営推進に関する連携に合意 *12:02JST フォーバル---一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会とESG経営推進に関する連携に合意 フォーバル<8275>は11日、一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会と、2024年6月6日にESG経営の普及を目指し、「ESGマーク認証制度」および「ESGアドバイザー制度」の推奨に関する連携に合意したと発表。ESG経営には多岐にわたる要件が必要とされるが、その中で中小・小規模企業の経営者が重要な要件を厳選し、持続可能な社会と企業の成長のための指針となる第三者認証(ESGマーク認証制度)を展開するSP2との連携合意に至った。この取り組みは、中小・小規模事業者が抱える社会的課題に対する認識や支援体制についての考えが一致し、「社会価値創出」を目指すフォーバルの経営理念とも親和性があり、高いシナジー効果が期待できるとしている。今回の合意では「ESGマーク認証制度」の推奨、ならびに自社におけるESGアドバイザーの育成を推進することで、中小・小規模企業のESG経営の拡大とコンサルティングサービスの向上を目指す。 <SO> 2024/06/12 12:02 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):FPパートナー、MDV、ラクスルなど *11:56JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):FPパートナー、MDV、ラクスルなど 東宝<9602>:4807円(-303円)大幅続落。前日に発表した5月の映画興行部門の興行収入がネガティブ視されているもよう。48.6億円で前年同月比40.2%減となっており、前年比マイナスに転じていた4月の同13.5%減から一段と落ち込み幅が拡大している。GW期間中でもあり、2023年は5月が最大の興行収入実績であったが、2024年5月の興行収入は今年に入って最も低水準となっている。1-5月トータルでも前年比マイナスに転じる。FPパートナー<7388>:4025円(-700円)ストップ安。一部週刊誌のオンライン記事が売り材料視されているもよう。保険会社から営業社員の採用支援と斡旋の便宜を受け、その見返りに保険商品を優先的に取り扱うという構図が、事故車をビッグモーターに紹介して保険契約を割り振られていた損保各社と同じであると指摘されているもよう。顧客本位とはかけ離れているという金融庁幹部の見方なども紹介されているようだ。ワコールHD<3591>:4165円(+205円)大幅反発。前日に提出された大量保有報告書によると、3Dインベストメントが5.13%を保有する大株主になったことが明らかになっている。保有目的としては、純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこととしている。3Dインベストメントは「物言う株主」として知られるシンガポールの投資ファンド。株主還元含めて企業価値向上に向けた施策の強化につながっていくとの思惑が先行。MDV<3902>:562円(+57円)大幅反発。SBIHDが191万100株(議決権比率5.00%)を上限とする株式の追加取得を行うと伝わっている。同社とSBIHDは20年11月に資本業務提携を締結しており、現在、SBIHDは1237万6114株、議決権比率32.42%を保有する筆頭株主となっている。追加の株式取得によって、一層の連携強化が期待されるほか、短期的な需給面でのインパクトなども想定される状況とみられる。ラクスル<4384>:984円(+70円)大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は21.9億円で前年同期比50.2%増となり、上半期の同35.7%増から一段と増益率が拡大している。3月の修正計画に対して若干上振れのペースでの推移ともなっているもよう。また、成長機会に対する投資を実行しつつも利益還元の開始が可能と判断したことで、期末に1.7円の配当を実施することも発表。M&A実施なども今後の成長期待を高めさせることにつながっているようだ。ジィ・シィ企画<4073>:979円(-68円)大幅に3日続落。一審判決で棄却されていたモビリティ(東京都港区)らとの損害賠償請求訴訟について、モビリティらが知的財産高等裁判所に控訴したと発表している。ジィ・シィ企画は21年8月にモビリティらに対して不正競争防止法等に基づき損害賠償請求を提起し、モビリティらが反訴していたが、いずれも今年3月に東京地裁で棄却されていた。ジィ・シィ企画は控訴審で自社の正当性を主張するとしている。GENDA<9166>:1712円(+84円)大幅続伸。株主優待制度を新設し、毎年1月末及び7月末に継続して6カ月以上保有する株主を対象に自社のアミューズメント施設などで利用できるクーポンを贈呈すると発表している。100株以上で年4000円分、300株以上で年1万2000円分、500株以上で年2万円分。また、25年1月期第1四半期(24年2-4月)はエンタメ・プラットフォーム事業などが伸び、営業利益が前年同期比23.2%増の20.59億円になった。通期予想は前期比30.3%増の70.00億円で維持した。イオレ<2334>:728円(-10円)反落。自社の採用支援システム「JOBOLE」がリクルートホールディングス<6098>傘下のIndeed(東京都港区)が開発・提供する求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS」との連携を開始したと発表している。イオレはIndeedのゴールドパートナーの認定を獲得している。今回の連携で、JOBOLEを導入している求人企業はIndeed PLUSと連携している求人サイトへ求人情報を掲載することが可能になる。 <ST> 2024/06/12 11:56 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=反落、米CPIとFOMC前で買い手控え  12日前引けの日経平均株価は前営業日比308円46銭安の3万8826円33銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は7億6705万株、売買代金概算は1兆6451億円。値上がり銘柄数は688、対して値下がり銘柄数は884、変わらずは74銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場はリスク回避の売りが先行した。前日の米国株市場ではNYダウは軟調だったものの後半下げ渋り、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が最高値を更新、S&P500指数も揃って最高値街道を走るなど流れは悪くなかったが、東京市場ではこれに追随する動きとはならなかった。米消費者物価指数(CPI)やFOMCの結果公表を前に買いが入りにくくなっているほか、今週末14日に日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、ポジション調整の売りがかさんだ。週末はメジャーSQ算出日とも重なり、先物主導で足もと不安定な地合いとなっている。全体売買代金も1兆6000億円台にとどまるなど低調。  個別では日立製作所<6501.T>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも軟調。キーエンス<6861.T>、ファーストリテイリング<9983.T>なども売りに押された。トヨタ自動車<7203.T>も冴えない。FPパートナー<7388.T>がストップ安に売られ、物語コーポレーション<3097.T>、東宝<9602.T>なども大幅安。半面、ディスコ<6146.T>が買い優勢、レーザーテック<6920.T>もしっかり。ローツェ<6323.T>が高く、伊藤忠商事<8001.T>も堅調。メディカル・データ・ビジョン<3902.T>が急騰、ラクスル<4384.T>、ダイダン<1980.T>も値を飛ばしている。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 11:52 注目トピックス 日本株 スマートドライブ:コネクテッドカー市場の拡大で急成長 *11:45JST スマートドライブ:コネクテッドカー市場の拡大で急成長 スマートドライブ<5137>は、車両データを活用したソリューションを提供している。主にフリートオペレーター事業とアセットオーナー事業を展開し、車両の効率的な管理やデータ分析を通じてコスト削減と生産性向上を図っている。フリートオペレーター事業は、企業が所有する車両の効率的な管理をサポートするサービスを提供する事業である。具体的には、車両の位置情報をリアルタイムで把握して運行状況を管理する車両管理サービス、ドライバーの運転行動をモニタリングして安全運転スコアリングなどを提供する、収集した運行データを分析して日報作成の自動化や利用車両の最適化を図る、アルコールチェック機能を提供することなど。直接的な車両管理や運行効率化を目的としたサービスを提供し、中小企業から大企業まで幅広く利用されている。アセットオーナー事業は、車両データを活用した新たなサービスの立ち上げやビジネスモデルの構築を支援する事業である。主なサービス内容は以下の通りである。具体的にはリース会社、自動車メーカー、保険会社などのパートナー企業と連携し、収集した車両データを活用した新サービスの開発を支援するデータ活用支援、車両管理サービスのOEM提供やデータ分析基盤やDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を行うなど。パートナー企業との協業を通じて新たなサービスを創出し、車両データの高度な活用を支援することを目的としている。物流業界における労働時間制限などの外部環境の変化、脱炭素社会の推進を背景に、同社の市場機会は拡大している。同社の成長戦略は、フリートオペレーター事業とアセットオーナー事業の両輪で進められている。短期的には新規顧客獲得と既存事業の最大化を図り、中長期的にはデータ収集・分析技術の高度化や海外展開を進める方針。全商用車約2,000万台のうち、何らかの車両管理済み車両で約100万台。同社がコアターゲットとするマーケットは、利用車両台数が数十台規模の顧客であり、当属性には約750万台~1,000万台の市場規模がある。2024年9月期は売上高で2,234百万円(前期比30.7%増)、営業利益で170百万円(前年同期は9百万円の赤字)が予想されている。第2四半期において売上高は1,070百万円(前年同期比30.4%増)、営業利益は71百万円(前年同期は37百万円の赤字)と順調な推移。通期業績予想は営業利益が上方修正され、契約者数は前年同期比40%増の1,466社、営業利益率は14%と中期目標の20%に向けて進捗している。なお、同社では業績予想とは別に、取締役の業績条件型報酬を設定しており、業績条件は2026年9月期で売上高50億円、営業利益10億円、2028年9月期で同100億円と20億円が開示されている。 <NH> 2024/06/12 11:45 注目トピックス 日本株 東宝---大幅続落、5月の興行収入の落ち込みをネガティブ視 *11:41JST 東宝---大幅続落、5月の興行収入の落ち込みをネガティブ視 東宝<9602>は大幅続落。前日に発表した5月の映画興行部門の興行収入がネガティブ視されているもよう。48.6億円で前年同月比40.2%減となっており、前年比マイナスに転じていた4月の同13.5%減から一段と落ち込み幅が拡大している。GW期間中でもあり、2023年は5月が最大の興行収入実績であったが、2024年5月の興行収入は今年に入って最も低水準となっている。1-5月トータルでも前年比マイナスに転じる。 <ST> 2024/06/12 11:41 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=12日前引け  12日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ     78707   -19.6    28265 2. <1579> 日経ブル2    7328   43.1    30190 3. <1360> 日経ベア2    5280   -22.2    355.8 4. <1458> 楽天Wブル    5269   10.6    33300 5. <1459> 楽天Wベア    4800   33.0     586 6. <1321> 野村日経平均   3302   -55.7    40540 7. <1357> 日経Dインバ   1778   -62.6     145 8. <1306> 野村東証指数   1694   -6.9   2911.0 9. <1545> 野村ナスH無   1651   23.1    30630 10. <1568> TPXブル    1624   -56.8    49510 11. <2521> 日興SPヘ有   1023  3992.0   1666.0 12. <1489> 日経高配50   1014   107.4    2366 13. <1329> iS日経     1007   -16.0    40460 14. <1358> 日経2倍      640   75.8    52540 15. <2038> 原油先Wブル    629   -41.3    2294 16. <2244> GXUテック    605   20.8    2116 17. <1365> iF日経Wブ    594   -32.9    43610 18. <1540> 純金信託      588    1.4    11005 19. <2644> GX半導日株    575   -16.5    4800 20. <1330> 日興日経平均    483   -82.1    40580 21. <2243> GX半導体     452   32.9    2015 22. <2869> iFナ百Wブ    396   92.2    42480 23. <1571> 日経インバ     374   -39.0     623 24. <1615> 野村東証銀行    374   10.3    350.5 25. <1655> iS米国株     357   -62.0    609.4 26. <2558> MX米株SP    357   -5.6    24245 27. <1320> iF日経年1    353   -47.6    40420 28. <2633> 野村SPH無    331   47.8    390.2 29. <1671> WTI原油     321   -46.1    3290 30. <2516> 東証グロース    299   -52.5    493.9 31. <1343> 野村REIT    283   18.4   1851.0 32. <1356> TPXベア2    254   -9.3    378.7 33. <1678> 野村インド株    234   -54.4    377.5 34. <1557> SPDR5百    233   71.3    84440 35. <1346> MX225     231   -56.7    40360 36. <2621> iS米20H    231   -59.8    1227 37. <2870> iFナ百Wベ    228   13.4    21505 38. <1308> 日興東証指数    212    8.2    2875 39. <2631> MXナスダク    210   17.3    21665 40. <1475> iSTPX     209   33.1    2850 41. <1366> iF日経Wベ    192   -77.5     379 42. <200A> 野村日半導     190   -13.6    2019 43. <1699> 野村原油      189   -20.3    439.7 44. <201A> iSN50     179  -100.0    201.3 45. <1457> iFTPベ     137  -100.0    3135 46. <1456> iF日経ベ     123   -75.1    2671 47. <2568> 日興NQヘ無    118   11.3    5196 48. <2036> 金先物Wブル    113   -30.7    56040 49. <2559> MX全世界株    112   -28.2    20485 50. <1348> MXトピクス    110   254.8   2877.0 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%) 株探ニュース 2024/06/12 11:35 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・12日>(前引け)=ダイダン、住友電設、GENDA  ダイダン<1980.T>=上げ足加速で4連騰と気を吐く。大型建築物の電気・通信、空調、水道などの工事を行う総合設備大手だが、空調工事が売り上げの6割を占める。そのなか、国策的な半導体インフラ拡充で国内でもデータセンター増設の動きが加速、データセンター向け案件で同社の商機が高まっている。大規模なデータセンターは単価が高く、同社にとっても業績貢献度の高い案件となっている。25年3月期はトップラインの大幅増収効果を映し、営業利益が前期比38%増の150億円と急拡大を見込む。高い収益成長力にもかかわらずPER12倍台と一段の水準訂正期待が膨らんでいる。  住友電設<1949.T>=上場来高値が射程入り。ビルや工場の内線を主体とした電気工事を手掛け、空調やプラントなどでも実績が高い。また、デジタル関連の成長分野をターゲットとする構えをみせており、生成AI市場の急成長に伴うデータセンター増設需要をビジネスチャンスとして捉えている。データセンターでは、自家用発電での対応を可能とし、監視カメラはもちろん高感度センサーによる防災システムなど顧客ニーズに合わせた設備を取り揃え需要獲得を進めている。25年3月期営業利益は前期比16%増の145億円と2ケタ成長を見込んでおり、13倍前後のPERに割高感はない。  GENDA<9166.T>=急伸。アミューズメント事業を国内外で展開しM&A戦略にも長じ業容拡大路線を走っている。11日取引終了後に発表した25年1月期第1四半期(2~4月)決算は営業利益が前年同期比23%増の20億5900万円と大幅な伸びとなり、対通期進捗率も29%強に達した。また、同日に米国でミニロケ事業を運営するNational Entertainmentを傘下に持つClaw Holdingsの全持ち分を取得し子会社化することを発表。更に、毎年1月末と7月末時点で100株以上を6カ月以上継続保有する株主を対象に、同社が展開するGiGOグループの店舗やカラオケBanBanで利用可能なクーポンを贈呈する株主優待制度の新設(25年1月から適用)も決めており、これらが株価を強く刺激する材料となっている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/12 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、サインドがS高  12日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数257、値下がり銘柄数275と、売り買いが拮抗した。  個別ではサインド<4256>がストップ高。GreenEnergy & Company<1436>、ビーブレイクシステムズ<3986>、インテグラル<5842>、GMO TECH<6026>、エヌ・ピー・シー<6255>など6銘柄は年初来高値を更新。売れるネット広告社<9235>、Green Earth Institute<9212>、データホライゾン<3628>、pluszero<5132>、ウェルスナビ<7342>は値上がり率上位に買われた。  一方、VRAIN Solution<135A>、情報戦略テクノロジー<155A>、環境フレンドリーホールディングス<3777>、雨風太陽<5616>、スカイマーク<9204>など6銘柄が年初来安値を更新。シンバイオ製薬<4582>、きずなホールディングス<7086>、AHCグループ<7083>、アスタリスク<6522>、ジィ・シィ企画<4073>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2024/06/12 11:33

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