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ホテル大手IHG、需要回復で株主還元拡大 上期利益は倍増
[9日 ロイター] - ホリデイ・インを保有するホテル経営大手IHGは9日、5億ドルの自社株買いを発表した。宿泊料金の上昇、レジャー旅行の強い需要、ビジネス滞在の回復に後押しされ、上期の利益は倍以上になった。
人々は旅行支出を増やし、より長期のホテル滞在を予約。客室の稼働率や価格が上昇する中、ホテル経営会社は恩恵を受けている。ただ、世界的な高インフレ率と生活費上昇といったリスクにも直面している。
キース・バー最高経営責任者(CEO)は「中央銀行や各国政府がインフレ対策に乗り出すなど、経済の見通しは不透明だが、われわれのビジネスモデルには引き続き自信を持っている」と述べた。
最大市場である米州では、第2・四半期の販売可能客室1室当たりの売上高(RevPAR)が新型コロナウイルス流行前の水準を3.5%上回った。
上半期(6月30日まで)の営業利益は3億6100万ドルとなり、前年同期の1億3800万ドルから増加した。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T092852+0000
2022/08/09 18:28
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東京マーケット・サマリー(9日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 134.87/89 1.0212/16 137.77/81
NY午後5時 135.00/03 1.0195/99 137.65/69
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の134円後半。米金利の低下などから売られたが、全般は手掛かり難から見送りムードが強かった。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27999.96 -249.28 28236.84 27,966.91─28,257.34
TOPIX 1937.02 -14.39 1950.32 1,935.99─1,952.95
プライム指数 996.65 -7.44 1003.85 996.13─1,004.83
スタンダード指数 992.05 -0.39 991.93 991.38─994.11
グロース指数 929.00 +12.76 915.21 913.00─929.57
東証出来高(万株) 112524 東証売買代金(億円) 28774.67
東京株式市場で日経平均は、前営業日比249円28銭安の2万7999円96銭と、反落して取引を終えた。米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控え見極めムードが強い中、決算の内容が嫌気された東京エレクトロンやソフトバンクグループといった指数寄与度の高い銘柄が大幅安となり、下落相場を主導した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが581銘柄(31%)、値下がりは1198銘柄(65%)、変わらずは59銘柄(3%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.009
ユーロ円金先(22年9月限) ───
3カ月物TB -0.115 (+0.005)
安値─高値 -0.114─-0.115
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.009%になった。前営業日から横ばい。「前日同様、取り手の調達ニーズが強い地合いが続いた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年9月限 150.65 (+0.11)
安値─高値 150.56─150.67
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.160% (-0.010)
安値─高値 0.165─0.160%
国債先物中心限月9月限は前営業日比11銭高の150円65銭と反発して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp低下の0.160%。30年利付国債入札を無難にこなして底堅く推移した。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.12─0.02
3年物 0.15─0.05
4年物 0.16─0.06
5年物 0.19─0.09
7年物 0.26─0.16
10年物 0.38─0.28
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T092711+0000
2022/08/09 18:27
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英資産運用abrdn、上期は利益が予想下回る 市場混乱で
[9日 ロイター] - 英資産運用会社abrdnが9日発表した上半期決算は、利益が予想を下回った。地政学的緊張と広範なインフレ圧力による世界市場の混乱に圧迫された。
また市場の不確実性により、収益の伸びとコスト・インカム・レシオの改善という目標達成が遅れると明らかにした。
資産運用会社は新型コロナウイルスの大流行時に運用資産が過去最高を記録した。だがインフレが高進する中で慎重な投資家がリスクの高い投資を敬遠し、資金流出が増加している。
abrdnの上半期末の運用・管理資産は5080億ポンド(6133億1000万ドル)となった。純流出が拡大し同社がまとめたアナリストの予想5220億ポンドに届かなかった。
調整後の営業利益は1億1500万ポンドと予想(1億3000万ポンド)を下回った。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T084015+0000
2022/08/09 17:40
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ドイツ経済、ウクライナ戦争で付加価値2650億ドル減=調査
[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ連邦雇用庁の付属機関である労働市場・職業研究所(IAB)は9日、ウクライナ戦争とエネルギー価格高騰で2030年までに国内で2600億ユーロ(2650億ドル)以上の付加価値が失われ、労働市場に悪影響が及ぶとの調査結果を公表した。
来年の実質国内総生産(GDP)は、欧州が平和だった場合に比べて1.7%減少し、就業者も24万人減少する見通し。
雇用は2026年まで現在の水準付近で推移する見込み。
接客業のほか、化学や金属生産などエネルギー集約型産業が特に打撃を受ける見通し。
エネルギー価格が今後2倍に上昇すれば、来年のGDPは戦争がなかった場合に比べて4%近く減少する見通し。この場合3年後の就業者は66万人減少、30年時点でも6万人減少することになる。
2022-08-09T083815Z_1_LYNXMPEI780DO_RTROPTP_1_EUROZONE-ECONOMY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220809:nRTROPT20220809083815LYNXMPEI780DO ドイツ経済、ウクライナ戦争で付加価値2650億ドル減=調査 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T083815+0000 20220809T083815+0000
2022/08/09 17:38
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英中銀、利下げに転じても国債売却継続へ=ラムスデン副総裁
[ロンドン 9日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のラムスデン副総裁は、リセッション(景気後退)により利下げを余儀なくされたとしても、英中銀は国債を段階的に売却する計画を進めるとの見解を示した。
ロイターのインタビューで、景気後退により来年は利下げが必要になるとの金融市場の見方について、予想していないが「否定はしない」と述べた。
しかしこうした状況でも国債売却による「量的引き締め」は続けられる可能性があるとし、量的引き締めのペースを維持すると中銀が伝えてきたことと整合的と述べた。
英中銀は先週、経済や金融市場の混乱により債券売却を停止するための「高いハードル」を設けると表明している。
ラムスデン氏は量的引き締めについて、金融引き締めを強化することになるが、効果は政策金利と比べて限定的で、金融市場や経済の状況によって異なるとの見方を示した。
量的引き締めにより市場のボラティリティーが高まる可能性を認識していると述べ、国債売却に市場がどう反応するかを注視していると語った。
「実際に売却すれば多少は価格が動くかもしれない」とする一方で、売却額は四半期ごとに100億ポンドであり「緩やかで予測可能だ」と述べた。
<準備預金の縮小>
量的引き締めによりバランスシートをどこまで縮小できるかとの質問に対し、金融業界からの聞き取りに基づくと、現在の中銀準備金への需要はおそらく保有額の半分よりわずかに少ない水準と述べた。
「英国債の保有量を減らすという意味で、この需要にアプローチすることになるが、何年もかかる」と指摘した。
英中銀は先週、新たに短期レポ制度(STR)を発表した。ラムスデン氏は国債売却が始まった時点で活用できるようにすると述べた。
「われわれはSTRが利用されることを望んでいる。STR(の活用)で汚名を着せられることがないよう、できる限りのことをする」語った。
2022-08-09T082057Z_1_LYNXMPEI780DH_RTROPTP_1_BRITAIN-BOE-RAMSDEN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220809:nRTROPT20220809082057LYNXMPEI780DH 英中銀、利下げに転じても国債売却継続へ=ラムスデン副総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T082057+0000 20220809T082057+0000
2022/08/09 17:20
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英中銀、おそらく一段の利上げが必要に=ラムスデン副総裁
[ロンドン 9日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のラムスデン副総裁は、インフレ圧力に対処するためおそらく政策金利を現在の14年ぶりの高水準からさらに引き上げる必要があるとの見方を示した。
ロイターのインタビューで、インフレの広がりは現在、給与の上昇や企業の価格設定に表れていると述べた。
金利が上昇し経済がリセッション(景気後退)入りすることで、インフレ率は英中銀が目標とする2%に戻ると予想されているが、ラムスデン氏はインフレ志向が強まるリスクもあると指摘。
「個人的には政策金利をさらに引き上げなければならない可能性が高いと考えている。しかし確固とした判断を下したわけではない」と述べ、金融政策委員会に向けて経済指標などを確認する考えを示した。
英中銀は先週、政策金利を1.25%から1.75%へ引き上げた。副総裁は「すでに非常に厳しい環境をさらに悪化させていることは承知している。しかしインフレが定着しないようにするために、力強く行動する必要があると判断した」と説明した。
金融市場におけるインフレ期待の低下について、中銀が物価高に対処できると家計や企業が考えている兆候であり心強いと述べた。
政策金利がピークに達するのは近いかとの質問に対し、「多くのことが変化している特別な局面にあるため、政策金利がどうなるか予想はしたくない」と指摘。「一つ言えることは、インフレ期待は依然として抑制されており、これは非常に重要なことだ」と語った。
<債券の売却>
英中銀は来月にも国債を売却し「量的引き締め」を開始する計画。中銀が経済を下支えするために利下げする必要が生じた場合に、国債売却を続けるかとの質問には、あり得るシナリオとの考えを示した。
「経済へのリスクを考えると、金利を引き上げている間に、ある時点でかなり急速な利下げが必要になる事態を否定するつもりはない」とし「量的引き締めのペースを維持したまま継続するという状況は想像できる」と述べた。
英中銀が保有する債券を売却することによる引き締め効果は「ごくわずか」との見解を示した。
また次期首相の最有力候補であるトラス外相らが英中銀のインフレ対策の実績を批判し、一部で中銀の独立性を縮小すべきとの声が出ていることに反論。ラムスデン氏は1997年に中銀が独立してから25年間、英国のインフレ率は平均2%だったと指摘した。
2022-08-09T071836Z_1_LYNXMPEI780BF_RTROPTP_1_BRITAIN-BOE-RAMSDEN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220809:nRTROPT20220809071836LYNXMPEI780BF 英中銀、おそらく一段の利上げが必要に=ラムスデン副総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T071836+0000 20220809T071836+0000
2022/08/09 16:18
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中国、信託業界への監査指示 金融安定性へのリスク測定=BBG
[9日 ロイター] - ブルームバーグは9日、事情に詳しい関係者からの話として、中国の監査機関が3兆ドル規模の信託業界に対する調査を行っていると伝えた。
中国の信託業界はシャドーバンキングの重要な部分を占めている。
ブルームバーグによると、中国国家審計署(NAO)はこの1カ月間、少なくとも20の信託会社の帳簿を検査し、金融の安定性に対するリスクを測定。
また信託会社は、開発業者への高リスク融資とその処分計画について報告するよう求められているという。
2022-08-09T071039Z_1_LYNXMPEI780AX_RTROPTP_1_CHINA-YUAN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220809:nRTROPT20220809071039LYNXMPEI780AX 中国、信託業界への監査指示 金融安定性へのリスク測定=BBG OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T071039+0000 20220809T071039+0000
2022/08/09 16:10
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日経平均は反落、東エレクやソフトバンクGが下げ主導
[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比249円28銭安の2万7999円96銭と、反落して取引を終えた。米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控え、見極めムードが強い中、決算の内容が嫌気された東京エレクトロンやソフトバンクグループといった指数寄与度の高い銘柄が大幅安となり、下落相場を主導した。
日経平均は、安く寄り付いた後も徐々に下げ幅を拡大した。心理的節目2万8000円を割り込んで一時、前営業日比282円33銭安の2万7966円91銭に下落した。前日までに4連騰していたこともあって利益確定売りが出やすかった側面もあった。
東京エレクトロンやソフトバンクGの下げが重しとなった一方、好業績や個別材料のあった銘柄への物色意欲は継続し、指数を支えた。業績見通しの上方修正などを発表したINPEXなどが買われた。市場では「セクターごとの方向感は明確でなく、個別物色がセクターの動向を左右した」(国内証券)との指摘が聞かれた。
売り一巡後は、2万8000円を挟んだ一進一退の値動きが続いた。米CPI発表後となる11日に東京市場が休場となることもあって、手控えムードになりやすかった。
市場では「前日は3月高値に接近して届かず、上値の重さが意識された。企業決算はレンジを上抜けるほどの迫力はなく、再びレンジの中に戻ってきた」(ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表取締役)との見方が聞かれた。日経平均は春先以降、概ね2万6000円から2万8000円のレンジで推移してきた。
TOPIXは0.74%安の1937.02ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比0.74%安の996.65ポイントで取引を終了した。プライム市場の売買代金は2兆8774億6700万円だった。東証33業種で、値上がりは繊維業や鉱業、石油・石炭製品など11業種で、値下がりは情報・通信業や電気機器、銀行業など22業種だった。
個別では、GMOインターネットや日産化学が大幅高。マルハニチロは年初来高値を更新した。一方、住友ゴム工業やヤマトHLDGが大幅安。日本製鋼所も売られた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが581銘柄(31%)、値下がりは1198銘柄(65%)、変わらずは59銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27999.96 -249.28 28236.84 27,966.91─2
8,257.34
TOPIX 1937.02 -14.39 1950.32 1,935.99─1,
952.95
プライム指数 996.65 -7.44 1003.85 996.13─1,00
4.83
スタンダード指数 992.05 -0.39 991.93 991.38─994.
11
グロース指数 929.00 +12.76 915.21 913.00─929.
57
東証出来高(万株) 112524 東証売買代金(億円 28774.67
)
2022-08-09T064044Z_1_LYNXMPEI780A8_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS-TSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220809:nRTROPT20220809064044LYNXMPEI780A8 日経平均は反落、東エレクやソフトバンクGが下げ主導 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T064044+0000 20220809T064044+0000
2022/08/09 15:40
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マツダ、4─6月期は195億円の営業赤字 円安で最終黒字を確保
[東京 9日 ロイター] - マツダが9日発表した2022年4─6月期連結決算は、営業利益が195億円の赤字(前年同期は261億円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う中国・上海のロックダウン(都市封鎖)の影響で部品が不足し、出荷が減少した。為替の評価益などにより最終黒字は確保した。23年3月期通期の業績予想は据え置いた。
4─6月期の営業利益に対し、出荷台数減少などで680億円、原材料高などで300億円それぞれ押し下げた。売上高は前年同期比23.2%減の6172億円、最終利益は31.8%増の149億円だった。
ロックダウンの影響で4─5月は減産を強いられたが、6月以降の生産は回復しており、今後挽回する。従来からの通期出荷計画118万台は達成する見通しという。
通期の営業利益予想は従来通りの前年比15.1%増の1200億円。アナリスト18人の予想平均値(IBESがまとめたコンセンサス予想)1296億円とほぼ同水準となっている。
通期の売上高は同21.8%増の3兆8000億円、純利益は同1.9%減の800億円をそれぞれ見込む。
2022-08-09T063856Z_1_LYNXMPEI780A5_RTROPTP_1_UKRAINE-CRISIS-COMPANIES.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220809:nRTROPT20220809063856LYNXMPEI780A5 マツダ、4─6月期は195億円の営業赤字 円安で最終黒字を確保 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T063856+0000 20220809T063856+0000
2022/08/09 15:38
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ミュンヘン再保険、第2四半期は31%減益 通期の利益目標据え置き
[フランクフルト 9日 ロイター] - 独ミュンヘン再保険が9日発表した第2・四半期決算は31%の減益となった。株式投資の評価損計上が響いた。
通期の利益予想は据え置いた。ただ予想や目標には「かなりの不透明感」があると指摘した。脆弱な経済、不安定な市場、新型コロナウイルスの流行、ウクライナ戦争が背景。
純利益は7億6800万ユーロ(7億8290万ドル)。前年同期は11億0600万ユーロ。予想の7億1900万ユーロを上回った。
今年の投資収益率の目標は2.5%超から2%超に引き下げた。
運用資産は第2・四半期に半減し9億7100万ユーロ。株安で差し引き9億0800万ユーロの評価損を計上した。
通期の純利益予想は33億ユーロ。
2022-08-09T063615Z_1_LYNXMPEI780A2_RTROPTP_1_MUNICH-RE-GROUP-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220809:nRTROPT20220809063615LYNXMPEI780A2 ミュンヘン再保険、第2四半期は31%減益 通期の利益目標据え置き OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T063615+0000 20220809T063615+0000
2022/08/09 15:36
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アサヒ、1―6月期営業利益は25%減 通期見通しは据え置き
[東京 9日 ロイター] - アサヒグループホールディングスは9日、1―6月期の連結営業利益(国際会計基準)が前年同期比25.6%減の814億円、純利益が同28.1%減の570億円になったと発表した。
22年12月期の連結営業利益は2175億円(前年比2.6%増)で計画を据え置いた。コストインフレの影響が拡大するものの、プレミアム戦略の推進、各種コストの効率化などを踏まえた。IBESがまとめたアナリスト15人の連結純利益予想の平均値は2193億円だった。
2022-08-09T063439Z_1_LYNXMPEI7809Y_RTROPTP_1_JAPAN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220809:nRTROPT20220809063439LYNXMPEI7809Y アサヒ、1―6月期営業利益は25%減 通期見通しは据え置き OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T063439+0000 20220809T063439+0000
2022/08/09 15:34
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午後3時のドルは小動き135円付近、米金利低下も手掛かり難
[東京 9日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤とほぼ変わらずの135円ちょうど付近。米金利の低下に合わせて134円半ばへ売られる場面もあったが、全般は手掛かり難から見送りムードが強かったという。
ドルは午前の取引で一時134.67円まで下落。アジア市場序盤の取引で米10年債利回りが小幅低下したことに加え、日経平均株価の下げが円高圧力を加えた面を指摘する声があった。
米10年債利回りは、日本時間早朝に2.73%付近まで低下した。5日には予想を大きく上回る雇用統計の発表後、2.68%付近から2.86%付近へ急上昇したが、その上昇幅の半分近くを帳消しとする低下になっている。
他の主要通貨も総じて横ばい。中国の7月貿易黒字が過去最大となったことを受けて、前日に買われた豪ドルも94円前半と、1週間半ぶり高値圏でもみあいだった。
市場の注目は、10日に発表される米消費者物価指数(CPI)。予想を上回る伸びとなれば米金利とドルの上昇を予想する声が多いものの「米国債の逆イールドが拡大し、ドル/円はそこまで上昇しないのではないか」(りそなホールディングス、エコノミストの村上太志氏)との見方も出ていた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 135.00/02 1.0198/02 137.69/73
午前9時現在 134.83/85 1.0196/00 137.50/54
NY午後5時 135.00/03 1.0195/99 137.65/69
2022-08-09T063310Z_1_LYNXMPEI7809V_RTROPTP_1_USA-FED-CASH.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220809:nRTROPT20220809063310LYNXMPEI7809V 午後3時のドルは小動き135円付近、米金利低下も手掛かり難 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T063310+0000 20220809T063310+0000
2022/08/09 15:33
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7月工作機械受注は前年比5.5%増、21カ月連続プラス=工作機械工業会
[東京 9日 ロイター] - 日本工作機械工業会が9日発表した7月の工作機械受注(速報値)は前年比5.5%増の1424億0400万円だった。前年比でのプラスは21カ月連続。前月比では8%減だった。
内需は前年比14.5%増(前月比11.4%減)の519億7300万円。外需は同0.9%増(前月比5.9%減)の904億3100万円。
2022-08-09T062148Z_1_LYNXMPEI7809H_RTROPTP_1_JAPAN-ECONOMY-TRADE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220809:nRTROPT20220809062148LYNXMPEI7809H 7月工作機械受注は前年比5.5%増、21カ月連続プラス=工作機械工業会 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T062148+0000 20220809T062148+0000
2022/08/09 15:21
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米ワールプール、イン・シンク・イレーターを30億ドルで買収
[8日 ロイター] - 米家電大手ワールプールは8日、米産業用自動化機器メーカーのエマソン・エレクトリック傘下のイン・シンク・イレーターを30億ドルで買収すると発表した。
キッチン用品事業を強化する。イン・シンク・イレーターはごみ処理装置や給湯器を製造。生ごみ処理装置の市場シェアは70%を超えている。
買収は現金と負債の組み合わせで行う。好調な買い替えサイクルと長期的な米住宅産業の強さがイン・シンク・イレーターの追い風になると説明している。
買収は第4・四半期に完了する見通し。エマソンは事業構造を簡素化できる。
2022-08-09T060136Z_1_LYNXMPEI7808A_RTROPTP_1_USA.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220809:nRTROPT20220809060136LYNXMPEI7808A 米ワールプール、イン・シンク・イレーターを30億ドルで買収 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T060136+0000 20220809T060136+0000
2022/08/09 15:01
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森永乳、200万株の自己株を消却へ 発行済株式の4.01%
[東京 9日 ロイター] - 森永乳業は9日、発行済株式総数の4.01%にあたる200万株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は8月16日。
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2022/08/09 14:25
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米スナップ、レイオフを計画=報道
[8日 ロイター] - 写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営する米スナップがレイオフを計画していると、ニュースサイト「ザ・バージ」が8日、関係筋の話として報じた。
計画は初期段階にあり、人員削減の規模は現時点で不明という。バージによると、スナップの従業員数は6000人超。
スナップはロイターに対しコメントを控えた。
金利上昇やインフレ高進、欧州のエネルギー危機を背景に世界的に景気が減速する中、企業の間では人員削減や採用縮小の動きが出ている。
スナップのエバン・シュピーゲル最高経営責任者(CEO)は5月に従業員に宛てたメモで、今年の採用ペースを減速させる方針を明らかにし、一連の問題に言及した。
先月の第2・四半期決算発表では状況が厳しいとして見通しを示さず、株価が25%急落した。
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2022/08/09 13:29
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30年債落札、三菱UFJMS証1825億円・野村証699億円=市場筋
[東京 9日 ロイター] - 市場関係者の推計によると、30年利付国債入札における大口落札先は以下の通り。
三菱UFJモルガン・スタンレー証1825億円、野村証699億円、大和証571億円、みずほ証547億円、バンク・オブ・アメリカ517億円、シティグループ証400億円、ソシエテ・ジェネラル証321億円、岡三証267億円、SMBC日興証190億円、クレディ・アグリコル証90億円、東海東京証50億円、SBI証7億円──など。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T042419+0000
2022/08/09 13:24
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中国製テスラ車、7月販売は大幅減 設備改修で=業界団体
[上海 9日 ロイター] - 中国乗用車協会(CPCA)は9日、米電気自動車(EV)大手テスラの7月の中国製自動車販売台数が2万8217台になったと発表した。上海工場の生産ライン改修に伴い生産が一時中断したため、前月の7万8906台から3分の2近く減少した。
7月の中国からの輸出は1万9756台、6月は968台だった。
テスラは通常、四半期初めに多くの車を輸出し、終盤には国内販売に重点を置く。
CPCAによると、7月の中国乗用車販売台数は前年比20.1%増の184万台。電気自動車(EV)は全体の26.4%を占め、117.3%増加した。
比亜迪(BYD)がEV販売をけん引し、16万3042台を納車。プラグインハイブリッド車が販売台数の半分以上を占めた。
上海蔚来汽車(NIO)、小鵬汽車(シャオペン)、理想汽車(リ・オート)はそれぞれ、1万0052台、1万1524台、1万0422台だった。
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2022/08/09 13:15
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午前の日経平均は反落、模様眺め 東エレクとSBGが下げ先導
[東京 9日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比239円89銭安の2万8009円35銭と、反落した。10日発表の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとのムードが強く、模様眺めとなっている。そうした中で、決算の内容が嫌気された東京エレクトロン、ソフトバンクグループが大幅安となり、下げ相場を先導した。
8日の米国株式市場はほぼ変わらずで終了。日本株にとって方向性を示す材料とはならず、市場参加者の関心はCPIに向いている。
米CPIの発表を控え全般的に手掛かり難となる一方、11日が休場となることから日本株は商いが薄く見送りムードが強い状態となった。好決算を発表した銘柄は引き続き物色されているものの、全体を押し上げるまでには至っていない。反対に、指数寄与度が大きい東エレクとソフトバンクGが厳しい下げを演じたことで、日経平均は終始マイナスで推移した。
市場では「米CPI発表後の米長期金利とナスダックの動きを見極めたいとのムードがある中で、きょうはソフトバンクGと東エレクの2銘柄が厳しい下げが目を引いた。日経平均もの下落もほとんどこの2銘柄によるものと言えるのではないか」 (野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声が聞かれる。
また「高校野球開催中の相場は閑散になるというアノマリーそのものの相場。材料以前の問題として参加者が少なく、目先は方向感が定まらないのではないか」(国内証券)という。
TOPIXは0.73%安で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆5718億1300万円だった。東証33業種では、ゴム製品、輸送用機器、電気機器などが値下がりする一方、鉱業などが高い。
個別では、東京エレクトロン、ソフトバンクグループが下げたほかは、ソニーグループなど主力銘柄に軟調なものが目立つ。半面、INPEXが好決算を材料に上昇、ファーストリテイリングもしっかりだった。
プライム市場の騰落数は、値上がりが555銘柄(30%)に対し、値下がりが1203銘柄(65%)、変わらずが79銘柄(4%)だった。
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2022/08/09 12:04
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エアバス、7月の納入46機に減少 エンジン不足で完成に遅れ
[パリ 8日 ロイター] - 欧州の航空機大手エアバスは8日、今年7月の機体引き渡しが46機で、前月の60機や前年同月の47機からも減ったと発表した。同社は先月、サプライチェーン問題でエンジン機材不足が続き、機体完成に遅延が出ていると表明。今年の納入予測を720機から700機に下方修正していた。
1─7月の引き渡し機は343機。このうちA350機2機はアエロフロート・ロシア航空向けだったが、ロシアのウクライナ侵攻に伴う西側制裁で納入できなくなった。このことから受注を取り消し、代わりに8日、トルコ航空に売却したことを発表した。
エアバスは先月、中国の複数の国営航空から約300機の大型注文が入ったと発表している。英ファンボローの国際航空ショーでほかにも数機の発注が非公式にあったもようだ。
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2022/08/09 11:51
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米UPS、伊ボミ・グループを買収 ヘルスケア分野の物流強化
[8日 ロイター] - 米宅配大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は8日、ヘルスケア関連の物流サービスを手掛けるイタリアのボミ・グループを買収すると発表した。冷凍・冷蔵輸送が必要な医薬品の配送能力を強化する。買収額は非公表だが、関係筋によると5億─10億ドルとみられる。
宅配各社は新型コロナウイルスのワクチン接種を世界的に支援するため、温度管理を必要とするサプライチェーンの拡充を図っており、保健医療分野の物流を重視している。
新型コロナのパンデミック(世界的大流行)で弾みがついた電子商取引のブームは、行動制限の緩和を受けて一服している。UPSは宅配取扱量の減少を穴埋めするため、利ざやの高い事業に注力している。
同社はボミ買収により、温度の影響を受けやすい医薬品の保管に利用される温度管理倉庫が14カ国で約350カ所増えると見込んでいる。また、次世代医薬品やバイオ治療薬の配送に関連して出荷を迅速化し、生産の柔軟性を高めることが可能になるとしている。
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2022/08/09 11:34
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中国企業の米上場減、中南米企業誘致で穴埋めへ=ナスダック幹部
[サンパウロ 8日 ロイター] - 米ナスダック市場運営会社の世界資本市場担当幹部、ボブ・マックーイ氏はロイターのインタビューで、中国企業が今年上場を取りやめた分の少なくとも一部を中南米企業が穴埋めする可能性があるとの期待を示した。
マックーイ氏は先週、ブラジルのサンパウロを訪れ、米上場の可能性のある複数のブラジル企業と意見交換し、証券会社主催の投資イベントにも参加した。
同氏はインタビューで、「2022年にサンパウロに出向くのは、08年に中国を訪ねたときの想い出を彷彿とさせる」と語り、中南米には興味深い企業がたくさんあるとも述べた。
中国企業の米国上場問題を巡って米中の規制当局はそれぞれ一段と神経をとがらせている。外国企業の監査法人を米公開会社会計監督委員会が検査するとの米規定があるのに対し、中国政府は海外上場企業への規制を強化。同委員会の検査を拒否する中国企業が米国で上場廃止になる可能性も出ている。
米国での中国企業上場は昨年29社あったが、今年はこれまでのところゼロ。一方で中南米企業の昨年の米上場は20社だったが、今年は今のところ4社にとどまっている。ただ、先週にはナスダック市場に中南米のIT企業が上場。昨年6月にはブラジル上場企業がナスダック市場に上場替えしている。
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2022/08/09 11:21
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米タイソンフーズ、4─6月は利益が予想下回る 供給制約を警告
[8日 ロイター] - 米食肉加工大手タイソン・フーズが8日発表した4─6月期決算は、調整後利益が市場予想を下回った。供給制約や高額な牛肉への需要減退についても警告し、株価は8%超下落した。
同社は、供給や労働力の制約により加工食品や鶏肉の全ての注文を満たすことはできなかったと説明。幹部によると、工場の人員が新型コロナウイルス禍前の水準を依然下回っているほか欠勤者も出ており、生産量が制限されている。
4─6月の販売量は1.9%減、7月2日までの9カ月間では1%減少した。ソーセージなど加工食品部門の販売量は4─6月が8.5%減、9カ月間では5.5%減となった。
生鮮肉部門トップは、鶏肉と牛肉に対する消費者の需要はなお堅調だが、高級ステーキの代わりに比較的安価な肉を購入する動きが一部で見られると述べた。同社は豚肉需要の減少も報告した。
4─6月の牛肉価格は1.2%下落。鶏肉価格は20.1%上昇した。飼料コストなど物価高の影響を相殺するため値上げを実施した。
調整後の1株利益は1.94ドルで、市場予想の1.98ドルを下回った。
売上高は135億ドルと、前年同期の124億8000万ドルから増加。予想の132億5000万ドルも上回った。
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2022/08/09 10:09
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米バリューアクト、トレンドマイクロ株8.7%保有 「経営陣へ助言」
[東京 9日 ロイター] - 米投資会社のバリューアクト・キャピタルは9日、トレンドマイクロ株約8.7%を保有していると発表した。5日時点で5%超の株式を取得した。
9日に関東財務局へ提出した大量保有報告書によると、保有目的は純投資に加え、「経営陣への助言又は状況に応じて重要提案等を行うこと」。
バリューアクトは発表文で「経営陣が会社の成長、ビジネスモデル及び業界でのリーダーシップをより高めるよう会社を変革するにあたって、経営陣のパートナーとなる」とコメントしている。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220809T004723+0000
2022/08/09 09:47
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ソフトバンクG株が大幅安、巨額赤字を嫌気 強弱対立との見方も
[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で、ソフトバンクグループ(SBG)が4%を超える大幅安となっている。2023年3月期第1・四半期(4─6月期、国際会計基準)の最終損益が3兆1627億円の赤字だったと8日発表した。赤字は2四半期連続で、四半期の赤字額としては過去最大となった。
松井証券の窪田朋一郎投資メディア部長は同社株の見通しについて「強弱感が対立しそうだ」とみている。「業績悪化はある程度織り込まれているほか、自社株買いも発表し株主への一定の配慮を示した。信用買い残は整理されてきており、投げ売りする投資家も少ないのではないか」という。
一方、株式相場の先行きは不透明で、ユニコーン企業のエグジットがしやすい環境とはまだいえないとも指摘している。
同社株は個人投資家による保有が多く、下げが深まれば投資マインドに悪影響が及びかねないが「もともとボラティリティが高い銘柄なので5%程度であれば驚くほどの下げではない」(窪田氏)との見方もある。
SBGは、世界的な金利上昇を受けた株安で、新興企業などに投資するビジョン・ファンド(SVF)の投資損失が2兆9191億円に膨らんだほか、円安で国内会社の米ドル建て純負債が増加し、為替差損8200億円を計上した。前年同期の最終損益は7615億円の黒字だった。
同時に発行済み株式の6.3%にあたる1億株、4000億円を上限とする自己株の取得枠を新たに設定した。取得した自己株式は消却する予定。
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2022/08/09 09:43
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豪中銀、デジタル通貨研究プロジェクト開始 経済効果に焦点
[シドニー 9日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)は9日、中銀デジタル通貨(CBDC)の導入について1年間の研究プロジェクトを開始すると発表した。潜在的な経済効果に焦点を当てる。
プロジェクトでは、CBDCの発行により可能となる革新的な使用事例やビジネスモデルを特定し、技術面や法律、規制上の検討事項について理解を深めることを目指す。
小規模な試験的CBDCを開発し、限定された環境で運用する。
CBDCを活用して家計や企業に革新的で付加価値のある決済サービスをいかに提供できるかを示す具体的な事例について業界から案を募るという。
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2022/08/09 09:21
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寄り付きの日経平均は反落、ソフトバンクG軟調で相場の重し
[東京 9日 ロイター] -
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比12円40銭安の2万8236円84銭と、反落してスタートした。一時、プラス圏に浮上したが再びマイナス転化し、方向感のない値動きとなっている。軟調な決算発表を受けて指数寄与度の大きいソフトバンクグループが2%超安で推移し、日経平均を45円ほど押し下げている。昨日決算発表を行った東京エレクトロンは売り気配。
トヨタ自動車やホンダなど自動車株は軟調に推移している一方、指数寄与度の大きいファーストリテイリングは小幅高となっている。
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2022/08/09 09:15
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米パランティア、第2四半期は予想外の赤字 通年見通し下方修正
[8日 ロイター] - 米ビックデータ分析大手のパランティア・テクノロジーズが8日発表した第2・四半期決算は予想外の赤字となった。通年の売上高予想を下方修正したことから株価は15%下落した。
調整後の1株当たり損益は0.01ドルの赤字。特別買収目的会社(SPAC)投資などが響いた。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は0.03ドルの黒字だった。
売上高は26%増の4億7300万ドルだった。
アレクサンダー・カープ最高経営責任者(CEO)は、一部の政府契約時期が不透明で収益予想を調整する必要があったと説明した。
売上高の約40%を占める海外事業は外国為替相場の影響を受けたという。
通年売上高は19億─19億0200万ドルと予想。伸び率は約23%になるとし、従来の30%から下方修正した。アナリスト予想は19億6000万ドル。
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2022/08/09 09:10
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香港金融当局が市場介入、29.8億香港ドル買い入れ
[香港 9日 ロイター] - 香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は香港ドルが対米ドルの取引バンドを超えて下落するのを防ぐため、米取引時間に29億7500万香港ドル(3億7899万米ドル)を市場から買い入れた。
香港ドルは1ドル=7.75─7.85香港ドルの取引バンド内で米ドルに連動するペッグ制を採用している。
HKMA報道官は9日、民間銀行がHKMAに保有する決済性預金口座残高は10日に1261億9800万香港ドルに減少すると述べた。
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2022/08/09 08:38
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ニュースメディアの米アクシオス、コックスへの身売りに合意
[8日 ロイター] - 米ニュースメディア運営のアクシオスは、米メディア大手コックス・エンタープライゼズへの身売りに合意した。この取引でアクシオスの価値は5億2500万ドルと評価された。事情に詳しい関係者が8日明らかにした。
アクシオスは今年の予想売上高が1億ドル強で、身売り金額はその5倍程度に相当するという。
アクシオスは、ニュースサイト「ポリティコ」の創業に関わったジム・バンデハイ氏らが2017年に立ち上げた。政治・ビジネス関連ニュースの速報で知られる。
コックスは一族経営のコングロマリットで、オハイオ州で「デイトン・デイリー・ニュース」などの新聞を保有している。アクシオス買収は事業の多様化に寄与するとしている。
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2022/08/09 08:09