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モスクワ取引所、担保としてのドル利用上限引き下げへ
[モスクワ 8日 ロイター] - モスクワ取引所は8日、取引の担保として受け入れるドルの上限を引き下げると発表した。ロシアに制裁を科している国の通貨への依存度を低下させることが狙い。
15日から担保に占めるドルの比率を50%から25%に引き下げる。
ロシア当局は、ドルや「非友好的」な国の通貨を個人や法人が保有することに懸念を示し、代替通貨や資産に変えるよう呼びかけている。
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2022/08/09 08:06
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米歳出歳入法案、インフレ抑制や財政赤字削減効果=格付け大手
[ワシントン 8日 ロイター] - 格付け機関のムーディーズ・インベスターズ・サービスとフィッチ・レーティングスは8日、米上院が7日に可決した歳出・歳入法案について、中期的にインフレ率を引き下げ、財政赤字を削減するとの見方を示した。
米上院は7日、4300億ドル規模の「インフレ抑制法案」を可決した。気候変動対策、薬価引き下げ、一部の法人税引き上げなどが盛り込まれており、民主党が今年の中間選挙で議会の多数維持を目指す中、バイデン大統領にとって大きな勝利となった。
ムーディーズの上級副社長マダビ・ボキル氏は法案について「今年や来年」にインフレを引き下げるものではないと指摘。法案により生産性の向上が見込めるが、2─3年先になるとの見方を示した。
フィッチのシニアディレクター、チャールズ・セビル氏は、インフレ抑制効果があると指摘した上で、「ただインフレへの影響は比較的小さく、中長期的には悪化し始める」と述べた。
ボキル氏は財政赤字への影響については、高齢者向け公的医療保険「メディケア」コストの削減と税制変更により、歳出削減になるとの見方を示した。
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2022/08/09 08:05
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米ボーイング787、数日中に納入再開 安全性基準満たす
[ワシントン 8日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は8日、米ボーイングの中型機「787ドリームライナー」の納入が数日以内に再開されるとの見通しを明らかにした。必要な検査・修正が行われ、安全性認証基準が満たされたため。
消息筋によると、再開後初めて787が納入されるのはアメリカン航空。FAAが8日遅くか9日に納入を承認し、早ければ10日に引き渡しが行われる。FAAの検査官が問題を見つければ、納入が遅れる可能性もある。
FAAは2020年9月、787の一部機体で製造上の欠陥を調査していると発表。またFAAが検査方法に懸念を示したため、ボーイングは21年5月に787の納入を停止した。
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2022/08/09 07:42
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エヌビディア売上高、前四半期比19%減の見通し ゲーム部門低調
[8日 ロイター] - 米半導体大手のエヌビディアは8日、ゲーム市場の減速が響き、第2・四半期の売上高が前四半期比19%減の約67億ドルになるという見通しを示した。
リフィニティブのまとめた市場予想は81億ドル。
ゲーム部門の売上高は前四半期比44%減の20億4000万ドルと予想した。
低調な見通しを受け、エヌビディアの株価は約6.3%安で取引を終えた。
第2・四半期決算は24日に発表される。
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2022/08/09 07:25
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米ノババックス、通年見通し大幅下方修正 コロナワクチン需要低迷
[8日 ロイター] - 米バイオ医薬品会社ノババックスは8日、自社で開発した新型コロナウイルスワクチンの需要低迷を受け、通年の売上高見通しを大幅に下方修正した。
ノババックスは2022年の売上高は20億─23億ドルになると予想。従来の40億─50億ドルから下方修正した。
これを受け、取引終了後の時間外取引で株価は32%下落している。
ノババックスは300万回分のワクチンを販売。第2・四半期(6月30日まで)の売上高は5500万ドルと、第1・四半期の5億8600万ドルから急減した。
米疾病対策センター(CDC)は7月、ノババックス製ワクチンの18歳以上への使用の推奨すると発表。ノババックスのワクチンは従来型の「組み換えタンパク」型ワクチンで、「メッセンジャーRNA(mRNA)」のような新技術を利用するワクチンに懐疑的な人たちの間で接種が進む可能性があると当局は期待していた。ただ米政府のデータによると、米国でのノババックス製ワクチンの接種回数は7381回にとどまっている。
ノババックスの株価は年初から60%を超えて下落している。
2022-08-08T222247Z_1_LYNXMPEI770TH_RTROPTP_1_NOVAVAX-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808222247LYNXMPEI770TH 米ノババックス、通年見通し大幅下方修正 コロナワクチン需要低迷 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T222247+0000 20220808T222247+0000
2022/08/09 07:22
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NY外為市場=ドル下落、米CPIに注目
[ニューヨーク 8日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが下落し、好調な米雇用統計を受けた先週5日の上昇分が一部解消された。市場では10日発表の米消費者物価指数(CPI)が注目されている。
7月の雇用統計が好調だったことで、連邦準備理事会(FRB)はインフレ対応に利上げを継続できるとの見方が市場で台頭。楽観的な見方は8日に入っても続いていたが、その後は企業決算などに市場の注目がシフトする中、ドルは失速。シルバー・ゴールド・ブルの外為・貴金属リスクマネジメント担当ディレクター、エリック・ブレガー氏は「ドルは幅広い通貨に対し軟調になった」と述べた。
午後の取引で主要6通貨に対するドル指数は106.43と、0.2%安。先週5日には10日ぶりの高値となる106.930を付けていた。
市場は10日発表の7月の米CPIに注目。アナリストは前年同月比の伸び率は8.7%と、前月の9.1%から鈍化したと予想している。
MUFGの為替アナリスト、デレク・ハルペニーとリー・ハードマンは顧客向けメモで「堅調な米経済指標のほか、米地区連銀総裁のタカ派的な発言がドル相場の支えになってきた」と指摘。マネックス・ヨーロッパの外為分析責任者、サイモン・ハーベイ氏は「ドルは下落したものの、米短期金融市場ではハト派的な値戻しは見られていないため、CPIを受けたドル上昇のハードルは低い」と述べた。
リスク心理を反映しやすい豪ドルとニュージーランドドルは対米ドルで上昇。
ドルは対円で0.12%安の134.835円。
ユーロは0.07%安の1.01865ドル。
英ポンドは0.02%高の1.2075ドル。
ドル/円 NY午後4時 135.06/135.09
始値 134.84
高値 135.11
安値 134.37
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0192/1.0193
始値 1.0191
高値 1.0221
安値 1.0185
2022-08-08T204828Z_1_LYNXMPEI770SD_RTROPTP_1_GLOBAL-ECONOMY-DOLLAR.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808204828LYNXMPEI770SD NY外為市場=ドル下落、米CPIに注目 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T204828+0000 20220808T204828+0000
2022/08/09 05:48
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米国株式市場=ほぼ変わらず、金融引き締め懸念で エヌビディアが安い
[8日 ロイター] - 米国株式市場はほぼ変わらず。先週末に発表された堅調な米雇用統計は、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制に向けた引き締めを継続するという見方を支えた。
半導体大手エヌビディアが下落。売上高に関する警告が嫌気された。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 32832.54 +29.07 +0.09 32877.36 33109.96 32769.10
前営業日終値 32803.47
ナスダック総合 12647.06 -10.50 -0.08 12703.72 12855.16 12597.75
前営業日終値 12657.56
S&P総合500種 4141.34 -3.85 -0.09 4155.93 4186.62 4128.97
前営業日終値 4145.19
ダウ輸送株20種 14652.44 +51.39 +0.35
ダウ公共株15種 1015.12 +1.16 +0.11
フィラデルフィア半導体 3004.78 -48.61 -1.59
VIX指数 21.39 +0.24 +1.13
S&P一般消費財 1300.29 +3.84 +0.30
S&P素材 487.64 +2.65 +0.55
S&P工業 812.20 -0.62 -0.08
S&P主要消費財 773.78 -0.50 -0.06
S&P金融 558.72 -1.01 -0.18
S&P不動産 275.68 +1.93 +0.71
S&Pエネルギー 560.62 +2.74 +0.49
S&Pヘルスケア 1534.48 +3.45 +0.23
S&P通信サービス 195.51 +0.72 +0.37
S&P情報技術 2549.16 -22.61 -0.88
S&P公益事業 377.53 +0.45 +0.12
NYSE出来高 6.05億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 28140 - 100 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 28125 - 115 大阪比
2022-08-08T201925Z_1_LYNXMPEI770RV_RTROPTP_1_USA-STOCKS-JPMORGAN-FUND.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808201925LYNXMPEI770RV 米国株式市場=ほぼ変わらず、金融引き締め懸念で エヌビディアが安い OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T201925+0000 20220808T201925+0000
2022/08/09 05:19
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欧州市場サマリー(8日)
[8日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。中国と米国の堅調な経済指標を受けて景気後退への懸念が和らぎ、景気に敏感な石油・ガス銘柄や銀行株が上昇したのが相場を押し上げた。FTSE100種指数は終値として2カ月ぶりの高値を付けた。中型株で構成するFTSE250種指数は0.33%上昇。
米雇用統計や中国の貿易統計が堅調だったことで原油価格が上昇し、ともに石油大手のシェルは0.5%、BPは1.3%それぞれ上げた。
金属と鉄鉱石の価格も上がり、ともに資源大手の英アングロ・アメリカンは1.8%、リオ・ティントは0.6%それぞれ上昇。
政策金利に敏感なFTSE350種銀行株指数も0.65%上げた。
他の個別銘柄では、人材採用仲介業のページ・グループが7.2%安。展開している市場の一部で7月に「採用までの時間がやや遅くなった」と明らかにしたのが嫌気された。
ファッション小売業のジュールズ・グループは33.3%と急騰。小売りのネクストから約1500万ポンド(約1811万ドル)の出資を受ける可能性について交渉していると発表したのが材料視された。
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。先週末は米雇用統計が好調だったことで米連邦準備理事会(FRB)による大幅な利上げ観測が再燃して売られていたが、8日は買い戻しが優勢となった。今週発表される米国のインフレ指標に注目が移っている。
特に景気に敏感なSTOXX欧州600種金融サービス株指数、自動車・部品株指数がそれぞれ1.75%、2.10%上昇したのが相場をけん引した。
8月のユーロ圏投資家センチメント指数は前月から小幅上昇にとどまり、景気後退の懸念を払拭するには上昇幅が小さ過ぎた。
個別銘柄では、デンマークのビール大手カールスバーグが1.5%上昇。ウクライナでの事業を再開し、欧州とアジアで業績が好調なため2022年通年の増益率予想を引き上げたのが好感された。
ドイツのエネルギー技術企業、シーメンス・エナジーは1.0%安。ロシア事業の整理に伴う2億ユーロ(2億400万ドル)が響き、22年の純損失が拡大すると述べた。
イタリアの主要株価FTSE・MIB指数0.62%高。格付け会社ムーディーズは5日、イタリアの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げていた。
<ユーロ圏債券> 国債利回りが低下した。ただ、イタリア国債はムーディーズによる格付け見通し引き下げを受け軟調だった。
先週5日は予想以上に力強かった米雇用統計を受け、ユーロ圏でも国債利回りが上昇。この日は、薄商いで値動きが拡大されたことに加え、台湾情勢を巡る地政学懸念の高まりを背景に安全資産としての債券に買いが入ったことも、利回り低下の要因になった。
独10年債利回りは約6ベーシスポイント(bp)低下の0.896%。仏10年債利回りとオランダ10年債利回りも低下した。
イタリア国債はアンダーパフォームし、10年債利回りは3.03%近辺と、ほぼ横ばい。ただ、独伊10年債利回り格差は210bp近辺と、警戒が必要とされる水準を大きく下回っている。
格付け会社ムーディーズは5日、政治環境により構造改革の実施が妨げられるリスクが高まっているとして、イタリア格付見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。格付けは「Baa3」に据え置いた。
<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード
ユーロ/ドル 1.0204 1.0208
ドル/円 134.73 134.98
ユーロ/円 137.50 137.79
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード
STOXX欧州600種 438.93 +3.21 +0.74 435.72
FTSEユーロファースト300種 1724.73 +11.72 +0.68 1713.01
ユーロSTOXX50種 3757.22 +31.83 +0.85 3725.39
FTSE100種 7482.37 +42.63 +0.57 7439.74
クセトラDAX 13687.69 +113.76 +0.84 13573.93
CAC40種 6524.44 +52.09 +0.80 6472.35
<金現物> 午後 コード
値決め 1784.05
<金利・債券>
米東部時間13時51分
*先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード
3カ月物ユーロ 99.62 0.00 99.62
独連邦債2年物 109.83 +0.05 109.78
独連邦債5年物 127.15 +0.25 126.90
独連邦債10年物 156.71 +0.77 155.94
独連邦債30年物 183.70 +1.60 182.10
*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード
独連邦債2年物 0.429 -0.028 0.474
独連邦債5年物 0.668 -0.043 0.713
独連邦債10年物 0.892 -0.051 0.893
独連邦債30年物 1.118 -0.037 1.159
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T194001+0000
2022/08/09 04:40
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米消費者の短期インフレ期待急低下、支出の伸び予想軟調=NY連銀
[8日 ロイター] - ニューヨーク連銀が8日発表した7月の調査によると、米消費者の1年先と3年先のインフレ期待が共に大きく低下した。連邦準備理事会(FRB)のインフレ対応の効果が出ている可能性がある。
1年先インフレ期待(中央値)は6.2%と、前月から0.6%ポイント低下し、2月以来の低水準を付けた。3年先のインフレ期待は3.2%と、0.4%ポイント低下。昨年4月以来の低水準となる。
1年先インフレ期待については、ガソリンと食料の価格上昇率予想が大きく低下したことで押し下げられた。
家計消費支出の伸びの予想中央値は6.9%と、1.5%ポイント低下。過去最高だった5月から2カ月連続で低下し、2月以来の低水準となった。低下幅は調査開始以来最大。年齢、教育水準、所得水準を問わず幅広い層で低下した。
労働市場関係では、1年後の失業率が現在よりも高くなると予想した人の割合が40.2%と、0.2%ポイント低下。失業する確率の平均値もわずかに低下した。一方、向こう1年間に自主的に離職する確率の平均値は19.5%と、前月の18.6%から上昇。労働市場に対する信頼感を反映している可能性がある。
調査はインターネット上で1300世帯を対象に実施された。
2022-08-08T161540Z_1_LYNXMPEI770MD_RTROPTP_1_USA-ECONOMY-WHITE-HOUSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808161540LYNXMPEI770MD 米消費者の短期インフレ期待急低下、支出の伸び予想軟調=NY連銀 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T161540+0000 20220808T161540+0000
2022/08/09 01:15
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米ファイザー、グローバル・ブラッドを54億ドルで買収
[8日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは8日、血液疾患治療薬を手がける同業のグローバル・ブラッド・セラピューティクスを54億ドルで買収すると発表した。
1株当たり68.50ドルを支払う。これはグローバル・ブラッド株の5日の終値より7.3%高く、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが買収の事前協議を報じる前の4日の終値を42.7%を上回る。
グローバル・ブラッドは鎌状赤血球症治療薬「オキシブリタ」を抱えており、ファイザーは買収によって希少疾患治療薬事業を強化する。
ファイザーは、ドイツのバイオテクノロジー企業ビオンテックと共同開発した新型コロナウイルスのワクチンの世界展開後、売上高は大幅な伸びを示した。売上高は昨年以降に減速したものの、新型コロナワクチンの売り上げで潤沢な資金を得たファイザーは買収を模索してきた。
オキシブリタは米国で2019年、12歳以上の患者を対象にした経口の鎌状赤血球症の治療薬として初めて承認され、昨年12月にはより低年齢の患者への適用が認められた。
鎌状赤血球症は遺伝性の血液疾患で、米国では7万─10万人が罹患していると推定されている。
グローバル・ブラッドの22年第1・四半期の売上高は5520万ドルだった。
グローバル・ブラッドの株価は、今回の買収発表後に4.5%上昇した。
2022-08-08T151328Z_1_LYNXMPEI770L2_RTROPTP_1_PFIZER-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808151328LYNXMPEI770L2 米ファイザー、グローバル・ブラッドを54億ドルで買収 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T151328+0000 20220808T151328+0000
2022/08/09 00:13
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ロシア中銀、「非友好国」投資家向けに新たな証券取引規制発表
[8日 ロイター] - ロシア中央銀行は8日、「友好国」の投資家がモスクワ株式市場で取引を再開できるようにする措置に「非友好国」が便乗するのを防ぐ措置を発表した。
ロシアの預託・登録機関が、「友好国」を含む外国の取引相手から受け取った証券の取引執行を6カ月間禁止すると発表した。
モスクワ証券取引所は5日、ロシアのウクライナ侵攻を巡りロシアに制裁を科していない「友好的」な国の投資家について、約半年ぶりに取引を再開する方針を発表した。
しかしその後、取引ができるようになるのはデリバティブ市場のみで主要株式市場は対象外と説明。本格的な再開がいつになるかは明らかにしなかった。
限定的な再開についてアナリストは、取引を禁止されている米英欧など「非友好国」の投資家が、「友好国」向けの緩和措置を巧みに利用して保有するロシア株を売却する可能性があるとの懸念が理由とみている。
2022-08-08T111623Z_1_LYNXMPEI770E9_RTROPTP_1_RUSSIA-BUSINESS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808111623LYNXMPEI770E9 ロシア中銀、「非友好国」投資家向けに新たな証券取引規制発表 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T111623+0000 20220808T111623+0000
2022/08/08 20:16
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リシュモン、アクティビスト提案の取締役候補への反対推奨
[チューリヒ 8日 ロイター] - 「カルティエ」などを傘下に持つスイスの高級ブランド、リシュモンは、9月7日に開催する年次株主総会でアクティビスト(物言う株主)の英投資会社ブルーベル・キャピタル・パートナーズが提案した取締役候補を否決するよう株主に推奨した。
ブルーベルは、リシュモンに宝飾品・腕時計分野に集中するよう要求。イタリアの高級ブランド、ブルガリの元トップでブルーベルの共同創業者のフランチェスコ・トラパニ氏を取締役候補に擁立した。
さらにリシュモンの取締役会改革として、最低人数を6人に増やし、A株(上場株)、B株(非上場株)それぞれの株主を代表する取締役の構成を均等にするよう求めている。
リシュモンは「慎重に検討した結果、取締役会はブルーベルの候補者をA株株主の代表として取締役に選任することに反対するよう勧告する」と述べ、代わりに社外取締役のウェンディ・ルハベ氏を提案した。
取締役会の改革案も反対を推奨した。
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T100040+0000
2022/08/08 19:00
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ユーロ圏投資家センチメント、8月は小幅上昇 なお景気後退の恐れ
[ベルリン 8日 ロイター] - 調査会社センティックスが8日発表した8月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス25.2と、前月のマイナス26.4から小幅な上昇にとどまった。
ロイターがまとめた市場予想はマイナス24.7だった。
センティックスのマネジングディレクター、マンフレッド・ヒューブナー氏は発表文で「ユーロ圏の経済状況は依然として厳しい」との見方を示し、わずかな上昇では危機が去った兆候と受け止めることはできないと指摘した。
「ユーロ圏の景気後退の可能性はまだ高い」と述べ、消費者信頼感の弱さ、インフレ、エネルギー価格高を理由に挙げた。
現況指数はマイナス16.3へ小幅上昇した。前月はマイナス16.5と2021年3月以来の低水準だった。期待指数もマイナス33.8と小幅な改善にとどまった。
ドイツでは総合指数がマイナス24.4へ低下し、20年5月以来の低水準となった。
調査は1262人の投資家を対象に4日─6日に実施した。
2022-08-08T095955Z_1_LYNXMPEI770BX_RTROPTP_1_EUROPE-BANKS-ECONOMY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808095955LYNXMPEI770BX ユーロ圏投資家センチメント、8月は小幅上昇 なお景気後退の恐れ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T095955+0000 20220808T095955+0000
2022/08/08 18:59
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東京マーケット・サマリー(8日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 134.98/00 1.0207/11 137.79/83
NY午後5時 134.97/00 1.0181/85 137.41/45
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の134円後半。前週末に米雇用統計の結果を受けてドルが買われた流れを引き継ぎドルは一時135.58円まで上昇、5日高値を小幅に上抜け7月28日以来1週間半ぶり高値を付けた。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28249.24 +73.37 28050.09 28,047.08─28,279.12
TOPIX 1951.41 +4.24 1939.98 1,939.55─1,951.53
プライム指数 1004.09 +2.21 998.33 998.16─1,004.14
スタンダード指数 992.44 -0.07 992.33 989.91─993.37
グロース指数 916.24 -12.60 922.21 910.80─923.49
東証出来高(万株) 112335 東証売買代金(億円) 27090.18
東京株式市場で日経平均は、前営業日比73円37銭高の2万8249円24銭と、4日続伸して取引を終えた。好業績企業を買う流れが続いた。好調な米雇用統計を受けて米金融引き締めの加速が再び意識される一方、日経平均は節目の2万8000円台を維持し、投資家の買い安心感につながっているとの指摘もあった。
プライム市場の騰落数は、値上がり894銘柄(48%)に対し、値下がりが867銘柄(47%)、変わらずは77銘柄(4%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.009
ユーロ円金先(22年9月限) ───
3カ月物TB -0.120 (+0.002)
安値─高値 -0.120─-0.120
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで前営業日と同水準のマイナス0.009%になった。「取り手の調達ニーズが強い地合いが続いた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年9月限 150.54 (-0.16)
安値─高値 150.40─150.57
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.170% (+0.010)
安値─高値 0.175─0.165%
国債先物中心限月9月限は前営業日比16銭安の150円54銭と反落して取引を終えた。米国市場で金利が上昇した流れが波及し、10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp上昇の0.170%。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.13─0.03
3年物 0.15─0.05
4年物 0.17─0.07
5年物 0.19─0.09
7年物 0.27─0.17
10年物 0.39─0.29
OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T095104+0000
2022/08/08 18:51
Reuters Japan Online Report Business News
ソフトバンクG、発行済株式の6.3%・4000億円上限に自社株買い
[東京 8日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)は8日、発行済み株式の6.3%にあたる1億株、4000億円を上限とする自己株の取得枠を設定した。取得期間は9日から23年8月8日。
同社は昨年11月、最大1兆円の自己株取得を決議し、7月末までに7048億円を取得しているが、この自己株式取得期間が終了した後も、自己株取得を継続できるように、新たに枠を設定した。取得した自己株式は消却する予定。
2022-08-08T083717Z_1_LYNXMPEI770AI_RTROPTP_1_SOFTBANK-GROUP-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808083717LYNXMPEI770AI ソフトバンクG、発行済株式の6.3%・4000億円上限に自社株買い OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T083717+0000 20220808T083717+0000
2022/08/08 17:37
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テスラ、インドネシアのニッケル製品購入 50億ドル=報道
[ジャカルタ 8日 ロイター] - 米電気自動車大手テスラは、インドネシアのニッケル加工会社からバッテリー材料を購入する約50億ドルの契約を締結した。インドネシア政府高官が8日、CNBCインドネシアに明らかにした。
インドネシアはテスラに対し国内に生産施設を建設するよう働きかけている。ジョコ大統領は今年、投資拡大に向け同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)と協議した。
ルフット・パンジャイタン海洋・投資担当調整相は「テスラと継続的に交渉を続けているが、同社はインドネシアの素晴らしい2つの製品の購入を開始した」とし、テスラがスラウェシ州モロワリのニッケル加工会社と5年間の契約を締結したことを明らかにした。
2022-08-08T081043Z_1_LYNXMPEI7709P_RTROPTP_1_TESLA-BITCOIN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808081043LYNXMPEI7709P テスラ、インドネシアのニッケル製品購入 50億ドル=報道 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T081043+0000 20220808T081043+0000
2022/08/08 17:10
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キリンHD、通期純利益予想を上方修正 中国合弁売却益500億円
[東京 8日 ロイター] - キリンホールディングスは8日、2022年12月期(国際会計基準)の連結純利益見通しを1340億円に上方修正した。従来予想は1145億円だった。中国合弁、華潤麒麟飲料の株式売却益約500億円などが利益を押し上げる。
通期の売上収益は1兆9900億円(従来予想1兆9500億円)、事業利益も1720億円(同1660億円)に上方修正する。当初見込んでいなかったミャンマーでのビール事業の実績や、為替円安の影響を反映した。
通期予想の前提となる期中の平均予想為替レートを1ドル113円から126円に、1豪ドル82円から90円に見直した。
2022-08-08T080702Z_1_LYNXMPEI7709K_RTROPTP_1_KIRIN-STRATEGY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808080702LYNXMPEI7709K キリンHD、通期純利益予想を上方修正 中国合弁売却益500億円 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T080702+0000 20220808T080702+0000
2022/08/08 17:07
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日経平均は4日続伸、好業績銘柄に買い 2万8000円維持で安心感
[東京 8日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比73円37銭高の2万8249円24銭と、4日続伸して取引を終えた。好業績企業を買う流れが続いた。好調な米雇用統計を受けて米金融引き締めの加速が再び意識される一方、日経平均は節目の2万8000円台を維持し、投資家の買い安心感につながっているとの指摘もあった。
日経平均は反落してスタートした後、一進一退の展開が続いた。その後は徐々に上げ幅を拡大して一時、2万8279円12銭の高値を付けた。買い一服後は伸び悩んだものの底堅さは維持した。好決算を発表した企業への物色がみられたほか、業種別では鉱業、石油・石炭製品などの上昇が目立った。米雇用統計後、米長期金利は再び上昇傾向となっているが、ハイテク株が崩れる雰囲気はみられなかった。
先週末に公表された米雇用統計は市場予想を大きく上回り、米景気後退懸念はいったん和らいだ。一方で、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め加速も再び意識されているという。
ソニーフィナンシャルグループのシニアエコノミスト・渡辺浩志氏は、足元の市場は景気動向そのものよりも、金融政策がどれだけ景気を冷やすかという点に注目していると指摘し、「良好な雇用統計もマーケットは素直に喜べない状況だ」と話した。
ただ、単月の雇用指標だけでは今後の金融引き締めペースを明確に織り込むのは難しいとの見方も聞かれ、「マーケットは米消費者物価指数(CPI)などを確認してから次の利上げ幅を見極めていくのではないか」(国内信託銀行)という。米CPI公表までは様子見姿勢が強まる可能性があるとの受け止めもあった。
TOPIXは0.22%高の1951.41ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は0.22%高の1004.09ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は2兆7090億1800万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業や石油・石炭製品、金属製品など22業種で、値下がりは保険業や海運業、パルプ・紙など11業種だった。
個別では、東京エレクトロン、第一三共、スズキが堅調。指数寄与度の大きいソフトバンクグループ、ファーストリテイリングは小幅高だった。好決算を発表したレーザーテックや三井松島産業は大きく値上がりした。
プライム市場の騰落数は、値上がり894銘柄(48%)に対し、値下がりが867銘柄(47%)、変わらずは77銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28249.24 +73.37 28050.09 28,047.08─2
8,279.12
TOPIX 1951.41 +4.24 1939.98 1,939.55─1,
951.53
プライム指数 1004.09 +2.21 998.33 998.16─1,00
4.14
スタンダード指数 992.44 -0.07 992.33 989.91─993.
37
グロース指数 916.24 -12.60 922.21 910.80─923.
49
東証出来高(万株) 112335 東証売買代金(億円 27090.18
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2022-08-08T063200Z_1_LYNXMPEI7707C_RTROPTP_1_GLOBAL-MARKETS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808063200LYNXMPEI7707C 日経平均は4日続伸、好業績銘柄に買い 2万8000円維持で安心感 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T063200+0000 20220808T063200+0000
2022/08/08 15:32
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SBG、4─6月期は3.16兆円の最終赤字 投資損失2.91兆円
[東京 8日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)が8日に発表した2023年3月期第1・四半期(4─6月期、国際会計基準)の最終損益は3兆1627億円の赤字となった。前年同期は7615億円の黒字だった。ビジョン・ファンドの投資損失が2兆9191億円に膨らんだほか、円安により、国内会社の米ドル建て純負債が円ベースで増加し、為替差損8200億円を計上した。
同社は通期業績予想を非開示としている。
2022-08-08T062925Z_1_LYNXMPEI77075_RTROPTP_1_FORMLABS-FUNDING.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808062925LYNXMPEI77075 SBG、4─6月期は3.16兆円の最終赤字 投資損失2.91兆円 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T062925+0000 20220808T062925+0000
2022/08/08 15:29
Reuters Japan Online Report Business News
午後3時のドルは135円前半で堅調、一時1週間半ぶり高値
[東京 8日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル高/円安の135円前半。前週末の米雇用統計でドルが買われた流れを引き継ぎ、東京でも一時135.58円まで上昇。5日高値を小幅に上抜け、7月28日以来1週間半ぶり高値をつけた。
週明けのドルは135円前半で取引が始まり、底堅い展開が続いた。米雇用統計で急上昇した米10年債利回りは、アジア市場でも2.8%台と半月ぶり高水準を維持。実需の買いに加え「ドルの下値を支える一因になった」(外銀)という。
米雇用統計は労働参加率が前月から0.1%低下したことを除くと、大半の項目が予想を上回り、過去分も上昇修正されるなど、極めて好調な結果となった。市場では、9月連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ幅は0.75%になるとの見方が一気に広がり、米金利とドルが急上昇した。
しかし、同時に発表された家計調査によると、7月の労働力人口は前月比6万3000人の減少。6月の35万3000人減からは大きく持ち直したものの、労働市場の縮小が継続していることを示唆した。
バークレイズでは、この家計調査の結果は、他の経済指標が示す足元の景気減速と「より整合的だ」と指摘。事業所調査である非農業部門の雇用者数は大幅に増加したが「経済の基調的な強さについて、過剰な推論を導くことには慎重だ」と分析している。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 135.20/22 1.0185/89 137.72/76
午前9時現在 135.05/07 1.0171/75 137.37/41
NY午後5時 134.97/00 1.0181/85 137.41/45
2022-08-08T062213Z_1_LYNXMPEI7706Z_RTROPTP_1_GLOBAL-FOREX.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808062213LYNXMPEI7706Z 午後3時のドルは135円前半で堅調、一時1週間半ぶり高値 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T062213+0000 20220808T062213+0000
2022/08/08 15:22
Reuters Japan Online Report Business News
ポルシェ家とピエヒ家、独VWの管理強化へ=関係筋
[ハンブルク 8日 ロイター] - 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の経営権を保有するポルシェ家とピエヒ家は、今後、管理体制を強化し、戦略的な決定で発言権を高める意向。複数の関係筋が明らかにした。
退任するヘルベルト・ディース最高経営責任者(CEO)の下で社内が激変したため、事態の収拾を図ることを望んでいるという。
次期CEOに選ばれたオリバー・ブルーメ氏は、ポルシェ家とピエヒ家が「望ましい候補」としていた人物。同氏は子会社のポルシェAGの新規株式公開(IPO)を進める見通しだが、IPOが実現すれば両家はポルシェAG株に再び直接出資することが可能になる。
両家は現在、VWの議決権の過半を握る持ち株会社ポルシェSEの経営権を保有している。
DWSの企業統治専門家ヘンドリック・シュミット氏は、IPOについて「ポルシェの支配を一段と強化するという両家の意向を満たすものだ」と指摘。IPOが計画通りに進めば、両家はポルシェAGの株主として拒否権を発動することが可能になる。
2022-08-08T061950Z_1_LYNXMPEI7706O_RTROPTP_1_VOLKSWAGEN-PORSCHE-HLDG.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808061950LYNXMPEI7706O ポルシェ家とピエヒ家、独VWの管理強化へ=関係筋 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T061950+0000 20220808T061950+0000
2022/08/08 15:19
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印の格安航空アカサ、西部ムンバイ・アーメダバード間で商業運航開始
[ムンバイ 7日 ロイター] - インドの新興格安航空アカサ・エアは7日、商業運航を開始した。マハラシュトラ州ムンバイから隣州グジャラート州アーメダバードへと西部の商業都市2か所を結ぶ路線で、これから毎週運航させる。
アカサは「インドのウォーレン・バフェット」として知られる実業家が既存の国内格安航空の元幹部らと設立。米ボーイング機を既に計72機発注しており、他の国内格安航空と今後、市場を競い合う。
インド政府統計によると、今年上半期に国内便搭乗客数は5700万人超と前年同期から238%増加し、航空業界は急速に回復している。
2022-08-08T060509Z_1_LYNXMPEI77069_RTROPTP_1_AKASA-INDIA-AIRLINES.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808060509LYNXMPEI77069 印の格安航空アカサ、西部ムンバイ・アーメダバード間で商業運航開始 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T060509+0000 20220808T060509+0000
2022/08/08 15:05
Reuters Japan Online Report Business News
世界のM&A、7月は前年比60%減の2118億ドル=リフィニティブ
[東京 8日 ロイター] - リフィニティブが集計した2022年7月のM&A(企業の買収・合併)実行額は、世界で前年比60.2%減の2118億6150万ドルとなった。セクターでは、エネルギー電力やヘルスケア、ハイテクが多かった。
地域別では、米国が前年比84.6%減の414億6160万ドル、欧州が同10.0%減の949億2870万ドル、アジア太平洋地域(日本除く)は同63.5%減の463万2750万ドル、日本は同30.7%減の16億9230万ドルとなった。
特別買収目的会社(SPAC)を通じたM&Aは、前年比94.0%減の59億6180万ドルとなった。
2022年の累計では、世界は前年比27.6%減の2兆3522億8150万ドルとなっている。米国は39.8%減の9621億2070万ドル、欧州が同4.5%減の6279億9640万ドル、アジア太平洋地域(日本除く)は同16.4%減の5345億0090万ドル、日本は同12.0%減の457億0630万ドル、SPACは同83.7%減の712億0470万ドル。
<7月のM&A>
実行額 件数
世界 211861.5(-60.2%) 2916(-49.5%)
米国 41461.6(-84.6%) 539(-59.6%)
欧州 94928.7(-10.0%) 1072(-45.1%)
アジア 46327.5(-63.5%) 753(-53.3%)
日本 1692.3(-30.7%) 244(-18.4%)
SPAC 5961.8(-94.0%) 10(-65.5%)
(実行額の単位は百万ドル)
*カッコ内は前年同月比の増減率、減少は─で表示。
*SPACはSPACを通じたM&A
*出所:リフィニティブ、LSEGビジネス
2022-08-08T052945Z_1_LYNXMPEI77050_RTROPTP_1_GLOBAL-MARKETS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808052945LYNXMPEI77050 世界のM&A、7月は前年比60%減の2118億ドル=リフィニティブ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T052945+0000 20220808T052945+0000
2022/08/08 14:29
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世界のIPO、7月は前年比79%減の92億ドル=リフィニティブ
[東京 8日 ロイター] - リフィニティブが集計した2022年7月のIPO(新規株式公開)調達額は世界で前年比79.6%減の92億4940万ドルとなった。セクターではハイテクや食品・生活雑貨、金融が多かった。
地域別では、米国が前年比100%減の100万ドル、欧州が同92.0%減の4億5800万ドル、アジア太平洋地域は同60.8%減の84億9790万ドル、日本は同69.7%減の6600万ドルとなった。
2022年の累計では、世界は前年比68.8%減の815億9490万ドルとなっている。米国が同95.9%減の29億4870万ドル、欧州が同92.1%減の44億9070万ドル、アジア太平洋地域は同44.5%減の594億8110万ドル、日本は同79.9%減の6億6310万ドルとなった。
<7月のIPO>
調達額 件数
世界 9249.4(-79.6%) 108(-52.0%)
米国 1.0(-100.0%) 1(-97.8%)
欧州 458.0(-92.0%) 15(-57.1%)
アジア 8497.9(-60.8%) 78(-31.6%)
日本 66.0(-69.7%) 5(-28.6%)
(調達額の単位は百万ドル)
*カッコ内は前年同月比の増減率、減少は─で表示。
*重複上場などは除く
*出所:リフィニティブ、LSEGビジネス
2022-08-08T052727Z_1_LYNXMPEI7704X_RTROPTP_1_MEXICO-FOREX.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808052727LYNXMPEI7704X 世界のIPO、7月は前年比79%減の92億ドル=リフィニティブ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T052727+0000 20220808T052727+0000
2022/08/08 14:27
Reuters Japan Online Report Business News
現状判断DIは前月比-9.1ポイントの43.8=7月景気ウオッチャー調査
[東京 8日 ロイター] - 内閣府が8日に発表した7月の景気ウオッチャー調査で、景気の現状判断DIは43.8となり、前月比9.1ポイント低下した。
内閣府は、景気ウオッチャー調査の判断の表現を「持ち直しに足踏みがみられる」に修正した。前回は「緩やかに持ち直している」だった。
2022-08-08T051923Z_1_LYNXMPEI7704R_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-JAPAN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808051923LYNXMPEI7704R 現状判断DIは前月比-9.1ポイントの43.8=7月景気ウオッチャー調査 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T051923+0000 20220808T051923+0000
2022/08/08 14:19
Reuters Japan Online Report Business News
カーライルのリーCEOが任期残して退任、理由は不明
[7日 ロイター] - 米投資ファンド大手カーライル・グループは7日、キューソン・リー最高経営責任者(CEO)が今年末までの任期を数カ月残して退任したと明らかにした。
リー氏(56)とCEO契約を更新しないことで合意したと説明したが、理由は明かさなかった。
後任を探す間、ビル・コンウェイ共同創業者が暫定CEOを務めるとした。
コンウェイ氏は、リー氏の退任発表後に世界の従業員に宛てたメモで、主要幹部で構成するCEO室を設置したと述べ、クリス・フィン最高執行責任者(COO)が年末に予定していた引退を先延ばしして加わったとした。ロイターがメモを確認した。
リー氏は米投資会社ウォーバーグ・ピンカスを経て、2013年にプライベート・エクイティ担当副最高投資責任者(CIO)としてカーライルに入社。17年に共同CEOに昇格し、20年に単独CEOになった。
2022-08-08T051340Z_1_LYNXMPEI7704N_RTROPTP_1_MILKEN-CONFERENCE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808051340LYNXMPEI7704N カーライルのリーCEOが任期残して退任、理由は不明 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T051340+0000 20220808T051340+0000
2022/08/08 14:13
Reuters Japan Online Report Business News
百度、中国初の完全無人運転ロボタクシー免許取得 重慶と武漢で
[北京 8日 ロイター] - 中国の検索エンジン大手、百度(バイドゥ)は8日、南西部の重慶市と中部の武漢市の2都市から公道で完全無人運転のロボタクシーサービスを提供する許可を8日付で取得したと発表した。
百度は、中国の自動運転関連政策における「転換点」になると述べた。
両都市にまず5台配備する。武漢で午前9時から午後5時まで、重慶で午前9時30分から午後4時30分まで指定区域内で運行する。
百度は4月、トヨタ自動車が出資する自動運転技術のスタートアップ企業ポニー・エーアイとともに北京市からロボタクシー運行許可を取得したと発表し、すでにサービスを提供している。北京市の場合は、運転席に人を乗せなくてよいが、非常時に手動介入する人を助手席に配置しなければならない。
2022-08-08T045920Z_1_LYNXMPEI7704F_RTROPTP_1_BAIDU-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808045920LYNXMPEI7704F 百度、中国初の完全無人運転ロボタクシー免許取得 重慶と武漢で OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T045920+0000 20220808T045920+0000
2022/08/08 13:59
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ヘッジファンド運用、株高で7月はプラス 年初来でなお低迷
[ニューヨーク 5日 ロイター] - 情報サービス会社HFRが5日発表したヘッジファンドの7月の運用成績は、株式市場の上昇が寄与してプラスとなり、年初来の損失を縮小させた。
主要ヘッジファンドの動向を示す加重総合指数は7月は1.65%上昇。年初来では4.1%低下となった。
ケネス・ハインツ社長は、株式相場の回復でハイベータ戦略主導で15カ月ぶりの強い上昇を達成したと述べた。
株式ヘッジファンド指数は2.89%上昇。S&P総合500種指数の月間上昇率(9.11%)を下回った。年初来では9.2%の低下。
債券、通貨、金利、株式、商品など幅広い資産を取引するマクロヘッジファンド指数は1.07%低下。3カ月連続のマイナスとなったものの、年初来では7.36%上昇で最も成績が良い。
ハインツ氏によると、各ファンドは資本維持だけでなく、マクロ経済状況の急な変化を捉える方向でポジション形成している。
2022-08-08T042433Z_1_LYNXMPEI7703W_RTROPTP_1_USA-STOCKS-FED.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808042433LYNXMPEI7703W ヘッジファンド運用、株高で7月はプラス 年初来でなお低迷 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T042433+0000 20220808T042433+0000
2022/08/08 13:24
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中国7月大豆輸入、前月比9.1%減 需要低迷で
[7日 ロイター] - 中国税関総署が7日発表した統計によると、中国の7月の大豆輸入は788万トンと、前年比で9.1%減少した。国内の消費や大豆圧砕マージンが低迷したことが背景にある。
前月比でも4.5%減少した。
大豆価格は今年、中国の主要な供給元であるブラジルの生産と輸出が天候不順の悪影響を受けたため、急騰した。
また、深セン、上海、武漢などの都市で新型コロナウイルス対策の規制が敷かれたため、需要が減少した。
農業コンサルタント会社、上海JCインテリジェンスのアナリスト、ローザ・ワン氏はコロナ対策のロックダウン(都市封鎖)で消費が抑えられ、大豆ミールを飼料として使う養豚業者が赤字となる中、豚の飼育数を減らしたと指摘。
圧砕マージンの低迷と輸入価格の上昇も圧砕業者の購入量を下押ししたという。
1─7月の中国の大豆輸入は5417万トンで、前年同期比5.9%減となった。
2022-08-08T031020Z_1_LYNXMPEI77038_RTROPTP_1_CHINA-SOYBEANS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808031020LYNXMPEI77038 中国7月大豆輸入、前月比9.1%減 需要低迷で OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T031020+0000 20220808T031020+0000
2022/08/08 12:10
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午前の日経平均は小幅続伸、個別物色が支え 米利上げ警戒は重し
[東京 8日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比65円22銭高の2万8241円09銭と小幅に続伸した。好調な米雇用統計を受けて連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを継続するとの懸念が再燃した一方、好決算を手掛かりに業績堅調な銘柄が物色された。
日経平均は反落でスタートし、一時、前営業日比128円79銭安の2万8047円08銭円に下落した。短時間で持ち直しプラスに転換、約80円高に上値を伸ばした。その後は、前営業日終値を挟んで一進一退となった。
総じてグロース(成長)株が弱く、TOPIXグロース指数が0.31%安だった。同バリュー指数は0.39%高。
決算などを手掛かりに、個別銘柄が物色された。好決算を発表したバンダイナムコホールディングスがしっかりだったほか、半導体製造装置関連が強弱まちまちとなる中、レーザーテックは大幅高となった。
市場では「米雇用統計で強い数字が確認されFRBによる利上げ加速が連想されるところだが、これまで過度に悲観になっていた相場の反動が続いた」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成取締役)との声が聞かれた。
TOPIXは0.05%高の1948.16ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆4465億4700万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業や石油・石炭製品、金属製品など20業種で、値下がりは保険業やパルプ・紙、海運業など13業種だった。
個別では、三井松島HLDGがストップ高となり、年初来高値を更新。ラウンドワンも年初来高値を更新したほか、スズキが買われた。一方、エムスリーやコナミグループ、東京海上HLDGは軟調だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが781銘柄(42%)、値下がりは964銘柄(52%)、変わらずは90銘柄(4%)だった。
2022-08-08T030253Z_1_LYNXMPEI77035_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS-TSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220808:nRTROPT20220808030253LYNXMPEI77035 午前の日経平均は小幅続伸、個別物色が支え 米利上げ警戒は重し OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220808T030253+0000 20220808T030253+0000
2022/08/08 12:02