みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
日金銭は急反落、第1四半期営業益41%減で上半期計画進捗率46%
日本金銭機械<6418.T>が急反落し、年初来安値を更新した。同社は3日取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比41.0%減の2億7500万円となり、上半期計画6億円に対する進捗率が45.8%にとどまったことがネガティブ視されているようだ。
売上高は同6.3%増の63億8600万円で着地した。主力製品の紙幣識別機ユニット及びプリンターユニットの需要は旺盛だったが、利益面では電子部材の不足に伴う価格高騰や輸送費の増加などが影響した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 09:32
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BASE急伸、上期増収・営業赤字縮小を評価
BASE<4477.T>は急伸。3日の取引終了後に1~6月期(上期)決算を発表。売上高が前年同期比11.5%増の53億6000万円、営業損益が前年同期から赤字幅縮小となる2億8700万円の赤字で着地しており、これを評価した買いが集まっている。
主力のBASE事業、オンライン決済サービスを提供するPAY.JP事業とも流通総額が増加。特にPAY.JP事業の伸びが顕著で全体を押し上げた。販管費の抑制も寄与した。なお、通期見通しに変更はない。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 09:31
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古河電が大幅続落、北米向け減収や中国回復鈍化で4~6月期赤字転落
古河電気工業<5801.T>が大幅続落。3日の取引終了後に4~6月期(第1四半期)決算を発表。営業損益が前年同期の黒字から27億7900万円の赤字に転落しており、これを嫌気した売りが出ている。
売上高は前年同期比5.3%減の2464億1400万円だった。インフラ部門が北米の顧客の在庫調整やプロジェクト遅延による減収、中国景気の回復鈍化などを受けて大きく落ち込み、全体の足を引っ張った。生産性改善や販売価格の適正化により、電装エレクトロニクス部門の収益は改善した。なお、通期の増収増益見通しは据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 09:26
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GMOテックがS高カイ気配、23年12月期業績及び配当予想を上方修正
GMO TECH<6026.T>がストップ高の3410円水準でカイ気配となっている。3日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を60億円から62億円(前期比13.6%増)へ、営業利益を3億5000万円から5億円(同2.2倍)へ、最終利益を2億8000万円から3億6500万円(前期2億9500万円の赤字)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を125円47銭から165円59銭へ引き上げたことが好感されている。
アフィリエイトサービスにおいて既存大口顧客の失注があったことで、上期の売り上げ水準は低下したものの、前期に行った人材への投資やアフィリエイトサービスの取引先開拓のための投資などの効果が実現してきており、粗利率の高い新規案件が積み上がっていることが要因。特にストック型収益のMEOサービスが安定して顧客数を増加させ、下期も順調に推移すると見込まれることも寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高28億4900万円(前年同期比14.7%増)、営業利益3億300万円(同35.7%増)、最終利益2億4300万円(前年同期2億400万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 09:23
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シグマクシス急騰で6カ月ぶり年初来高値、4~6月期営業7割増益を好感
シグマクシス・ホールディングス<6088.T>は全般軟調地合いのなかカイ気配スタート、1300円台を気配値のまま一気に駆け上がり、前日比129円高の1427円で寄りついた。1月27日につけた年初来高値1409円奪回し、約6カ月ぶりに新値街道に突入した。経営コンサルティングビジネスを展開するが、戦略立案から開発、実行までワンストップで対応できる優位性を持ち、人工知能(AI)を活用した高付加価値案件で実績が高い。4日取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(23年4~6月)決算は営業利益が前年同期比70%増の10億7500万円と急拡大した。金融をはじめ旺盛な企業の投資ニーズを背景にコンサル事業が好調で収益を押し上げている。これを材料視する形で投資資金の攻勢が加速している。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 09:21
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日東紡がカイ気配切り上げ、低誘電ガラス需要回復鮮明で今期は一転最終増益の見通し
日東紡績<3110.T>がカイ気配を切り上げている。3日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しをこれまでの25億円から45億円(前期比62.3%増)に上方修正した。減益予想から一転して最終増益の見込みとなったことが好感されたようだ。今期の売上高予想は900億円から920億円(同5.1%増)に上方修正した。第1四半期の業績動向を踏まえて、業績予想に織り込んだ。
4~6月期の売上高は前年同期比14.8%減の202億9700万円、最終利益は同77.9%減の10億5900万円だった。原繊材事業ではスマートフォン向けの需要低迷などを背景に減収・営業赤字となり、前年同期に固定資産売却に伴って計上した特別利益の反動も出た。半面、電子材料向けのグラスファイバーは低誘電ガラスの需要回復が鮮明となり、データセンター向けが好調に推移した。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 09:19
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ジャパンエンがカイ気配で25日線上放れ、4~6月期営業益2.3倍化で通期業績上振れ期待
ジャパンエンジンコーポレーション<6016.T>が寄り付き大口の買い注文にカイ気配スタートとなり、25日移動平均線を一気に上放れてきた。同社は船舶用ディーゼル機関の専業メーカーだが、足もとの業績は絶好調に推移している。3日取引終了後に発表した23年4~6月期決算は営業利益が前年同期比2.3倍の2億2800万円と急拡大、対通期進捗率も46%に達した。24年3月期営業利益は前期比13%増の5億円予想と2ケタ成長を見込んでいるが、一段の業績上振れ期待が高まっている。これを受けて目先上値を見込んだ買いを呼び込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/04 09:09
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BASE、「PAY.JP」伸び顕著で上期増収・営業赤字縮小
BASE<4477.T>はこの日の取引終了後、1~6月期(上期)決算を発表。売上高は前年同期比11.5%増の53億6000万円、営業損益は前年同期から赤字幅縮小となる2億8700万円の赤字となった。
主力のBASE事業、オンライン決済サービスを提供するPAY.JP事業とも流通総額が増加。特にPAY.JP事業の伸びが顕著で全体を押し上げた。販管費の抑制も寄与した。なお、通期見通しに変更はない。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 17:46
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ツバキナカの上期業績は計画を上回って着地
ツバキ・ナカシマ<6464.T>がこの日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、売上高が従来予想の390億円から395億6000万円(前年同期比3.4%増)へ、営業利益が12億円から18億9000万円(同39.8%増)へ、純利益が2億5000万円から9億1000万円(同2.3倍)へ上振れて着地したようだと発表した。
会社側によると売上高はほぼ従来予想通りとなったものの、上期に計上予定だった不動在庫評価減のグローバルでの定義見直し及び標準原価改定による原価切り替えの影響、オランダスタンピング部品工場の閉鎖に伴う一部費用などが遅延していることが要因としている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 16:54
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品川リフラが24年3月期業績及び配当予想を上方修正し1株から5株への株式分割も発表
品川リフラクトリーズ<5351.T>がこの日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を1400億円から1440億円(前期比15.2%増)へ、営業利益を120億円から142億円(同30.9%増)へ、純利益を120億円から140億円(同68.5%増)へ上方修正し、あわせて中間配当予想を110円から160円へ引き上げた。
原燃料・電力費の高騰を踏まえた販売価格の改定を進めたことに加えて、海外事業の成長推進、販売構成差、継続的なコストダウンの成果などにより、上期業績が計画を上回る見通しであることが要因としている。なお、期末配当予想は引き続き未定としている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高366億7000万円(前年同期比23.6%増)、営業利益35億9900万円(同40.7%増)、純利益69億4100万円(同3.6倍)だった。
また、9月30日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家がより投資しやすい環境を整えることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的としている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 16:42
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任天堂の第1四半期営業利益は82%増で着地
任天堂<7974.T>がこの日の取引終了後、第1四半期(4~6月)連結決算を発表しており、売上高4613億4100万円(前年同期比50.0%増)、営業利益1854億4100万円(同82.4%増)、純利益1810億1900万円(同52.1%増)となった。
「ニンテンドースイッチ」の販売台数は前年同期比13.9%増の391万台となった一方、ソフトウエア販売本数は同26.1%増の5221万本となった。5月に発売した「ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム」が1851万本と順調な滑り出しとなったほか、4月に公開された映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の興行収入が業績を押し上げた。また、映画の効果もあって「マリオ」関連タイトルも好調に推移した。
24年3月期通期業績予想は、売上高1兆4500億円(前期比9.5%減)、営業利益4500億円(同10.8%減)、純利益3400億円(同21.4%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 16:21
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花王が23年12月期利益予想を下方修正
花王<4452.T>がこの日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、営業利益を1200億円から600億円(前期比45.5%減)へ、純利益を880億円から410億円(同52.3%減)へ下方修正した。
既存ビジネスでの予想に変更はなく、売上高は1兆5800億円(同1.9%増)の従来見通しを据え置いたものの、約600億円の構造改革費用を計上する見通しであることが利益を押し下げるという。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高7385億2800万円(前年同期比0.6%増)、営業利益259億円(同51.7%減)、純利益166億2400万円(同57.3%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 16:11
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FフォースGが26万株を上限とする自社株買いを発表
フィードフォースグループ<7068.T>がこの日の取引終了後、上限を26万株(発行済み株数の1.01%)、または2億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は8月7日から8月10日までで、東京証券取引所の自己株式立会外取引(ToSTNeT-3)による買い付けにより取得する。なお、取得した全自社株は8月31日付で消却する予定だ。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 15:51
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コーテクHDが3日ぶり反発、国内有力証券では目標株価2900円に引き上げ
コーエーテクモホールディングス<3635.T>が3日ぶりに反発。岩井コスモ証券は2日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を2700円から2900円に引き上げた。同社の第1四半期(4~6月)の連結経常利益は営業外収益として有価証券売却益を計上したこともあり前年同期比61.6%増の146億8700万円となり業績上振れ期待を高める着地となった。第2四半期以降は家庭用ゲームソフトの期待作「フェイト/サムライレムナント」などの発売効果もあり、24年3月期の同利益は会社予想の405億円(前期比1.5%増)に対して同証券では510億円への増額修正を見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 14:57
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Aimingが急伸、7~9月期の業績底入れ見通しを材料視
Aiming<3911.T>が急伸した。2日の取引終了後、23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表。売上高は90億2700万円、営業利益は4億1900万円となった。同社は前期末から連結財務諸表を作成しており、決算短信に前年同期と比較した増減率の記載はない。直近3カ月間の4~6月期では、売上高は38億6800万円、営業損益は1億5700万円の赤字となった。一方で同社は、第3四半期(7~9月)の業績予想に関し、売上高が60億7100万円、営業損益が1億700万円の赤字となる見通しを示しており、業績の底入れを期待した買いが集まった。
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか バトル・クロニクル(ダンクロ)」のサービス開始や、「ドラゴンクエストタクト」3周年イベントによる売り上げ増加を見込む。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 14:45
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テレ東HD大幅続落、広告出稿減で4~6月期減収減益
テレビ東京ホールディングス<9413.T>が大幅続落。2日の取引終了後に発表した4~6月期(第1四半期)決算は、売上高が前年同期比4.6%減の349億2800万円、営業利益が同63.6%減の10億8500万円だった。減収減益となったことが嫌気され、売られている。
主力の地上波放送で、広告主からの出稿減を背景にスポット収入が落ち込んだことが響いた。地上波放送を含む地上波・BS放送事業のほか、アニメ・配信事業も減収減益だった。なお、投資有価証券売却益の計上により、純利益ベースでは減益率が縮小した。通期の増収増益見通しは据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 14:26
みんかぶニュース 個別・材料
ベースフードが3日続伸、香港最大級ECモールでの完全栄養パンの販売数量増加を材料視
ベースフード<2936.T>が3日続伸。この日、1食に必要な33種類の栄養素がすべて摂取できる完全栄養パン「BASE BREAD」について、香港最大級のECショッピングモールでの販売再開から約1年で、累計販売数が10万袋を突破したと発表。これを材料視した買いが集まったようだ。
同社は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で香港展開を一時休止していたが、22年5月に販売を再開した。今年2月には単月の販売数量が1万5000袋を突破。毎月平均で約1万4000袋のペースで推移している。香港での好調な販売を受け、同社は今年5月からアリババ<BABA>が運営する越境ECプラットフォームでも販売を開始。今後は米国展開も視野に入れているとしている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 14:11
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湖池屋はS高、第1四半期営業益3.2倍で通期計画進捗率44%超
湖池屋<2226.T>が後場急動意。ストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社はきょう午後1時15分ごろ、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比3.2倍の8億4700万円となり、通期計画19億円に対する進捗率は44.6%となった。
売上高は同26.9%増の128億9900万円で着地。前期に大型リニューアルを実施した「コイケヤポテトチップス」をはじめとした大半のブランドの販売が好調だった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 14:10
みんかぶニュース 個別・材料
QBNHDが高い、7月既存店売上高16.6%増で伸び率拡大
キュービーネットホールディングス<6571.T>が高い。同社は2日取引終了後、7月度の既存店売上高(速報値)が前年同月比16.6%増になったと発表。6月度の伸び率(11.7%増)から拡大したことが好感されているようだ。
既存店の来店客数が同3.5%増と、2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが寄与した。なお、全店ベースの売上高は同14.2%増となった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 13:58
みんかぶニュース 個別・材料
ABCマートが3日ぶり反発、7月既存店増収基調の継続を好感
エービーシー・マート<2670.T>が3日ぶりに反発した。2日の取引終了後に7月度概況について開示した。既存店売上高は前年同月比24.2%増と増収基調を継続しており、業況を好感した買いが入ったようだ。
既存店の客数は同11.7%増、客単価は同11.2%増だった。全店ベースの売上高は同24.4%増となった。都心部の路面店や商業施設を中心に好調に推移した。猛暑が続いたことで夏物商品の販売が伸びたという。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 13:44
みんかぶニュース 個別・材料
ダイセルは一段安、第1四半期営業益30%減で上半期計画進捗率43%
ダイセル<4202.T>が後場一段安となっている。同社はきょう午後1時20分ごろ、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比29.8%減の91億1800万円となり、上半期計画210億円に対する進捗率が43.4%にとどまったことが嫌気されているようだ。
売上高は同2.2%増の1308億200万円となった。販売価格の是正や為替の効果などが増収につながったものの、販売数量の減少や定期修繕費など費用の増加が利益面の重荷となった。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 13:42
みんかぶニュース 個別・材料
日清食HD、国内即席めん事業「値上げ後も数量維持」で4~6月期最終86%増益
日清食品ホールディングス<2897.T>が後場に上げ幅を拡大した。この日、24年3月期第1四半期(4~6月期)の連結決算を発表し、最終利益は前年同期比86.3%増の140億3100万円となった。大幅増益となったほか、通期計画のレンジの上限(445億円)に対し、進捗率は第1四半期ながら約32%と順調な滑り出しとなった。これを受け、業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。
売上収益は同11.5%増の1664億7000万円だった。海外事業は米国などで損益改善が進み、国内の即席めん事業は6月の価格改定実施後も数量を維持した。日清ヨークと湖池屋も引き続き好調だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 13:36
みんかぶニュース 個別・材料
カカクコムが急落、「食べログ」広告宣伝費かさみ4~6月期最終13%減益
カカクコム<2371.T>が急落し、3月16日につけた年初来安値に迫る場面があった。この日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比9.6%増の153億6200万円と増収となったが、最終利益は同12.5%減の36億5100万円となった。主力のインターネット・メディア事業において、「食べログ」では経済活動の正常化に伴う外食需要の高まりで、ネット予約人数は前年同期比48.9%増加した。一方、食べログと「求人ボックス」における広告宣伝投資などの増加が利益を押し下げる要因となった。人流回復を背景とした業績回復が期待されていたなか、最終減益となったことが失望売りを促す要因となったようだ。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 13:24
みんかぶニュース 個別・材料
旭化成は一時4%超安、上期営業益46%減に下方修正
旭化成<3407.T>は後場に入り、一時4%を超える下げをみせた。午後0時30分ごろ、4~9月期(上期)業績予想の下方修正を発表。営業利益を前年同期比46.4%減の460億円(従来予想515億円)としており、これが嫌気された。
マテリアル部門の経営環境の改善が弱いため。通期予想については今回据え置き、上期決算発表時に見直しを行う予定としている。同時に発表した4~6月期決算は売上高が前年同期比2.9%減の6507億3900万円、営業利益が同55.9%減の217億9100万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 13:21
みんかぶニュース 個別・材料
トヨタは4日ぶり反落、高値警戒感台頭もアナリストからは強気評価
トヨタ自動車<7203.T>は4日ぶり反落。同社は1日に発表した第1四半期(4~6月)決算内容が好感され翌2日には上場来高値を更新したが、きょうは高値警戒感も台頭するなか一服状態となっている。ただ、アナリストからは強気評価が出ており一段の上昇期待も膨らんでいる。岩井コスモ証券は2日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに目標株価を2600円から2850円に引き上げた。第1四半期の連結営業利益は前年同期比93.7%増の1兆1209億円だった。半導体不足の改善や円安効果により1兆円超えを達成した。会社側は24年3月期の同利益は3兆円(前期比10.1%増)で据え置いたが、同証券では業績の進捗や足もとの生産状況などを踏まえれば計画を上回る業績達成確度は高まった、と指摘し3兆6000億円への増額修正を予想。25年3月期の同利益は3兆9000億円と一段の増益を見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 13:18
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東武は反発、鉄道・ホテル堅調で4~6月期最終81%増益 中間期計画を超過
東武鉄道<9001.T>は反発。1日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。最終利益は前年同期比80.8%増の162億8900万円と、中間期の計画(155億円)を上回り、株価の支援材料となった。
売上高は前年同期比13.2%増の1573億7500万円だった。鉄道の輸送人員の増加や、外国人観光客の増加に伴うホテルの稼働率と客単価の上昇、東京スカイツリーの入場者数の回復などが寄与した。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 13:05
みんかぶニュース 個別・材料
三井倉HDが高い、今期営業益・配当予想の上方修正が買いを誘発
三井倉庫ホールディングス<9302.T>が高い。2日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期業績予想を見直した。今期の営業利益の見通しを200億円から215億円(前期比17.2%減)に上方修正したほか、年間配当予想も134円から142円に増額しており、買いを誘った。
前期の年間配当は189円だった。今期の売上高の見通しは2800億円から2730億円(同9.3%減)に見直した。海上・航空運賃の単価が想定以上に下落し、売上高を押し下げる。半面、運賃仕入れコストのコントロールによる営業利益率の改善や、家電物流の取り扱いが想定を上回ったことなどがプラス要因となり、上期(4~9月)の業績予想を修正した。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 12:57
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郵船が後場に急伸、上限16.7%の自社株買いをサプライズ視
日本郵船<9101.T>が後場に急伸した。この日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、取得総数8500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の16.7%)、取得総額2000億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これがポジティブ・サプライズと受け止められた。
あわせて今期の年間配当予想をこれまでの120円から130円に増額修正した。前期の配当は株式分割を考慮したベースで520円だった。通期の業績予想も修正し、最終利益の見通しは2000億円から2200億円(前期比78.3%減)に引き上げた。売上高の見通しは2兆3000億円から2兆1700億円(同17.1%減)に引き下げた。定期船や航空運送、物流セグメントの経常損益見通しを下方修正する一方、不定期専用船では自動車やエネルギー事業が堅調に推移するとみて上方修正した。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 12:46
みんかぶニュース 個別・材料
ヤマハ大幅安、今期純利益予想の下方修正を嫌気
ヤマハ<7951.T>が大幅安。2日の取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来予想の4700億円(前期比4.1%増)を据え置いた一方、純利益を420億円から385億円(同0.8%増)へ下方修正しており、これが嫌気され売られている。
デジタルピアノのエントリーモデルの販売回復遅れや想定為替レートの見直しによる影響を織り込んだ。同時に発表した4~6月期決算は、売上高が1061億9600万円(前年同期比0.3%増)、純利益が67億2100万円(同21.8%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 12:38
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イリソ電子が4連騰、円安効果で今期は一転経常増益の見通し
イリソ電子工業<6908.T>が4連騰。2日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、経常利益の見通しを75億5000万円から82億円(前期比7.0%増)に上方修正した。経常利益は減益予想から一転して増益の計画となり、6期ぶりに最高益を更新する見込みとなったことが好感されたようだ。
今期の売上高は550億円から570億円(同7.7%増)に予想を引き上げた。為替が想定よりも円安方向で推移しており、想定レートを見直して業績予想に反映させた。4~6月期の売上高は前年同期比4.8%増の124億9600万円、経常利益は同21.7%減の16億2500万円だった。車載市場向けが伸長した半面、新たな統合基幹業務システム(ERP)に関連する費用の増加が利益の圧迫要因となった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/03 12:33