みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
三菱マ、金属事業や高機能製品の減少で4~6月期最終益80%減
三菱マテリアル<5711.T>はこの日の取引終了後、4~6月期決算を発表。売上高は前年同期比14.2%減の3626億6000万円、最終利益は同79.6%減の49億1800万円と大幅な減収減益で着地した。
銅・パラジウム価格の下落やエネルギーコストの増加などで、主力の金属事業が落ち込んだ。また、自動車向けや半導体関連の製品を販売する高機能製品事業、超硬製品を手掛ける加工事業もそれぞれ減収減益となり、全体業績を押し下げた。前年同期に持ち分変動利益があった反動も出た。なお、通期の増収・最終増益見通しは据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 16:32
みんかぶニュース 個別・材料
JMDCが24年3月期利益予想を上方修正
JMDC<4483.T>がこの日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を76億円から88億円(前期比48.5%増)へ、純利益を53億円から65億円(同52.3%増)へ上方修正した。
今年6月にユニケソフトウェアリサーチ及びその管理目的会社を譲渡したことに伴い、売上高は350億円から330億円(同18.7%増)へ下方修正した。ただ、足もとで主力のヘルスビッグデータ事業において取引先健康保険組合数、利活用先である製薬企業及び保険会社の1顧客あたりの年間取引額が増加していることや、遠隔医療事業において遠隔読影サービスを利用する医療機関数が引き続き拡大していること、ユニケソフトウェアリサーチの譲渡益などを計上することから上方修正した。
なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高66億9800万円(前年同期比16.0%増)、営業利益25億4600万円(同2.4倍)、純利益20億4000万円(同2.7倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 16:01
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イフジ産業が24年3月期利益及び配当予想を上方修正
イフジ産業<2924.T>がこの日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を16億3600万円から17億9800万円(前期比14.1%増)へ、純利益を11億1900万円から14億4000万円(同28.9%増)へ上方修正し、あわせて中間16円・期末20円の年36円としていた配当予想を中間26円・期末20円の年46円とした。
調味料関連事業が順調に推移する一方、液卵関連事業で鶏卵の供給不足の解消が進み鶏卵相場が下降し、また販売数量が想定よりも減少することが見込まれるため、売上高は248億6500万円(同19.0%増)の従来見通しを据え置いた。ただ、上期に販売価格の改定及び原料調達コストや製造コストの増加に対応するためのさまざまな施策を講じたことが寄与し、利益は従来予想を上回る見通しという。
なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高69億9700万円(前年同期比54.7%増)、営業利益7億4400万円(同85.5%増)、純利益6億9500万円(同2.5倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 15:46
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JRCの上場初日は980円で取引を終える
きょう東証グロース市場に新規上場したJRC<6224.T>は、午前9時9分に公開価格1110円を88円(7.9%)下回る1022円で初値をつけた。9時23分には1056円をつけたものの、その後は弱含みで推移し、午後2時46分には953円の安値をつけた。引けにかけてはやや盛り返し980円で初日の取引を終えた。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 15:06
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菱製鋼が急落、4~6月期純利益の低進捗に懸念
三菱製鋼<5632.T>が急落。8日の取引終了後に発表した4~6月期決算は、純利益が前年同期比92.0%減の3300万円で着地した。通期計画(30億円)に対する進捗率が低いことから、業績懸念が台頭したようだ。
ばね事業の増収が寄与し、売上高は同3.5%増の412億8800万円となった。一方、特殊鋼鋼材事業の落ち込みや材料市況の上昇などにより、利益は押し下げられた。前年同期に為替差益や特別利益があった影響も出た。通期見通しに変更はない。
あわせて、子会社の繰延税金資産の取り崩し処理に誤りが判明したため、過年度の有価証券報告書の訂正報告書を提出したと発表した。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 14:36
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森永乳が後場に急騰、値上げ効果発揮し4~6月期経常益49%増で着地
森永乳業<2264.T>が後場に急騰した。この日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常利益は前年同期比49.0%増の104億9900万円で、通期計画に対する進捗率は約51%に上った。業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。
売上高は同7.2%増の1397億3800万円、最終利益は東京工場跡地の売却による特別利益の計上があって、同18倍の529億4200万円だった。アイスやヨーグルトなどの値上げ効果や、高付加価値商品の拡大などが奏功した。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 14:29
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アキレスが後場下げ幅を拡大、24年3月期業績予想を下方修正
アキレス<5142.T>が後場下げ幅を拡大している。午後2時ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を840億円から825億円(前期比0.5%減)へ、営業利益を10億円から収支均衡(前期7億1300万円の赤字)へ、最終利益を12億円から4億円(同12億400万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
上期の半導体や医療・医薬関連製品で在庫調整局面が継続したことにより、売上高が想定を下回る見通しであることに加えて、原材料価格やエネルギーコストの高止まり、円安に伴う仕入れコストの上昇の影響などが利益を圧迫する。
なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高185億9600万円(前年同期比2.8%減)、営業損益4億3500万円の赤字(前年同期5700万円の赤字)、最終損益1億8200万円の赤字(同1億3300万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 14:21
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ユニオンツルは大幅反発、23年12月期業績予想を上方修正
ユニオンツール<6278.T>は大幅反発している。8日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を243億円から247億円(前期比15.1%減)へ、営業利益を35億円から41億円(同33.8%減)へ、純利益を26億円から31億円(同38.0%減)へ上方修正したことが好感されている。
電子機器業界全体の需要の落ち込みによる在庫調整の影響から、稼働率の低下を強いられるなか、グループ生産体制の最適化とコントロールに注力し、生産効率の改善に努めた結果、上期に予想を上回る原価低減効果を得られたことが要因。また、為替相場が円安で推移したことも寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高123億1800万円(前年同期比19.6%減)、営業利益20億4800万円(同41.8%減)、純利益16億2000万円(同37.8%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 14:11
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シュッピンが続急伸、カメラ好調で4~6月期好発進・7月売上高16%増を評価
シュッピン<3179.T>が続急伸した。8日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の単体決算は、経常利益が前年同期比5.2%減の8億1800万円となったが、中間期の計画に対する進捗率は約55%と順調なスタートとなった。売上高は同5.0%増の113億1600万円だった。あわせて発表した7月の月次売上高は前年同月比15.8%増と2ケタの伸びを示しており、業績の上振れ期待を高めたようだ。
4~6月期はECと免税の売上高が前年同期を上回った。事業別ではカメラが大きく伸び、時計の減収を補った。7月もカメラの成長が続いたほか、時計事業も売上高が回復。免税売上高は高い伸びをみせた。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 14:06
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新日本空調が後場急落、第1四半期営業利益は26%減
新日本空調<1952.T>が後場急落している。午後1時30分ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高214億8700万円(前年同期比1.4%減)、営業利益4億6000万円(同25.5%減)、純利益4億8900万円(同28.3%減)と減収減益となったことが嫌気されている。
国内新築及びリニューアルの大型案件や海外の新築大型案件などを獲得し受注高は437億5800万円(前年同期比46.8%増)となったものの、国内の新築で一部案件の期ずれがあり減収となった。また、人的資本への投資拡大も利益を圧迫した。
24年3月期通期業績予想は、売上高1230億円(前期比9.6%増)、営業利益77億円(同8.1%増)、純利益57億円(同1.8%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 13:52
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スズキに強気評価、国内有力証券は目標株価6300円に引き上げ
スズキ<7269.T>に強気評価が出ている。岩井コスモ証券は8日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに目標株価を6000円から6300円に引き上げた。インド、欧州、日本での四輪車販売台数増加や円安効果で第1四半期(4~6月)の業績が好調だったことを受け、同社では24年3月期の連結営業利益を3300億円から3600億円(前期比2.7%増)に増額修正した。同証券では半導体不足の改善による生産回復や日本での価格改定効果などにより、3800億円への一段の増額修正を予想している。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 13:51
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SBSHDは続伸、上期営業利益は71%増
SBSホールディングス<2384.T>は続伸している。午後1時ごろに発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高2226億6600万円(前年同期比2.7%増)、営業利益142億4200万円(同70.7%増)、純利益81億8600万円(同4.3倍)となり、大幅増益となったことが好感されている。
光熱費高騰に加えて海上コンテナ運賃の下落などが物流事業収益の伸長を妨げる要因となったものの、不動産事業で前期は第4四半期に実施した物流不動産の流動化を今期は第1四半期に実施したことなどが寄与した。
23年12月期通期業績予想は、売上高4570億円(前期比0.3%増)、営業利益228億円(同4.4%増)、純利益120億円(同2.3%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 13:39
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THKが続落、23年12月期業績予想を下方修正
THK<6481.T>が続落している。8日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を3600億円から3450億円(前期比12.4%減)へ、営業利益を300億円から210億円(同39.1%減)へ、純利益を224億円から160億円(同24.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
国内外の各地域における産業機器事業の足もとの受注が、想定を下回っていることが要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高1855億9300万円(前年同期比0.6%減)、営業利益164億7100万円(同21.2%減)、純利益120億4200万円(同16.2%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 13:22
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三菱重は4日続伸、国内有力証券は目標株価8500円に引き上げ
三菱重工業<7011.T>は4日続伸。岩井コスモ証券は8日、同社株の投資判断の「A」を継続するとともに、目標株価を6300円から8500円に引き上げた。第1四半期(4~6月)の連結純利益は前年同期比2.8倍の531億8700万円で着地。事業別では、GTCC(ガスタービン・コンバインドサイクル発電プラント)、航空エンジン、製鉄機械、物流機器、冷熱が好調に推移。火力事業における一時費用の縮小もあり大幅増益となった。24年3月期の同利益は前期比45.6%増の1900億円を見込むが、同証券では1960億円への増額を予想。政府が進める防衛産業基盤強化策による受注拡大や収益性の改善も評価している。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 13:17
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大栄環境は後場上げ幅拡大、4~6月期最終益の中間期進捗率60%で業績上振れ期待
大栄環境<9336.T>が後場に上げ幅を拡大した。この日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。最終利益は30億1400万円で中間期計画に対する進捗率は60%に上り、業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。
売上高は176億400万円だった。廃棄物処理・資源循環部門では、廃棄物の受入量が増加し、大型案件やインフラ開発案件の受注も寄与した。同社は前期の第1四半期に連結財務諸表を作成しておらず、決算短信の連結業績に前年同期比の増減率の記載はない。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 13:11
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タカラバイオが急落、上期業績予想を下方修正
タカラバイオ<4974.T>が急落している。8日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を228億円から194億円(前年同期比40.5%減)へ、営業利益を21億円から11億円(同89.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
受託、遺伝子医療はほぼ計画通りに推移しているものの、海外での試薬や機器の販売が低調なことが要因という。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高533億円(前期比31.8%減)、営業利益80億円(同61.1%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高91億7600万円(前年同期比34.9%減)、営業利益4億2300万円(同90.7%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 13:11
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鹿島が後場急上昇、国内建設順調に進捗し第1四半期営業利益は32%増
鹿島<1812.T>が後場急上昇している。正午ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高5834億7100万円(前年同期比16.8%増)、営業利益248億9100万円(同31.9%増)となり、大幅営業増益となったことが好感されている。
国内建設事業の順調な進捗に加えて、国内関係会社の開発事業などにおいてホテル運営事業やアスファルト合材販売事業が回復したことなどが牽引役となった。また、建設受注高は安定的な公共投資に加えて製造業、非製造業ともに企業の設備投資意欲が高い状況が続いたことや、米国における大型工事の受注などから、第1四半期としては過去最高の8018億円(前年同期比62.6%増)となった。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高2兆4800億円(前期比3.7%増)、営業利益1420億円(同15.0%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 13:04
みんかぶニュース 個別・材料
DICが後場に急落、欧州向け顔料製品低迷で今期業績・配当予想を下方修正
DIC<4631.T>が後場に急落した。この日、23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しは170億円から40億円(前期比77.3%減)に下方修正した。年間配当予想も100円から80円(同20円減配)に減額しており、ネガティブ・サプライズとなったようだ。
今期の売上高は1兆1000億円から1兆600億円(同0.6%増)に見通しを引き下げた。顔料製品は主要市場である欧州で景気減速の影響を背景に出荷が減少。自動車向けはサプライチェーンの余剰在庫が解消しきれない状況が続いており、影響を業績予想に反映した。1~6月期の売上高は前年同期比1.2%減の5153億1100万円、最終利益は同93.1%減の9億9700万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 12:52
みんかぶニュース 個別・材料
ニコンが急反落、4~9月期業績予想の下方修正を嫌気
ニコン<7731.T>が急反落した。8日の取引終了後、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、上期(4~9月)の業績予想を下方修正しており、嫌気されたようだ。上期の売上収益は3350億円から3250億円(前年同期比12.7%増)、最終利益の見通しは170億円から120億円(同36.4%減)に見通しを引き下げた。精機事業における半導体露光装置のサービスの減収と、一部装置の据え付け完了が下期に後ろ倒しになる見込みとなったことを織り込んだ。通期では映像事業の販売予想の引き上げなどを背景に、売上収益予想のみ前回の見通しを50億円増額修正し、6700億円(前期比6.7%増)とした。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 12:40
みんかぶニュース 個別・材料
アシックスが上場来高値を更新、23年12月期業績及び配当予想を上方修正
アシックス<7936.T>が4連騰し上場来高値を更新している。8日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を5100億円から5500億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を370億円から460億円(同35.3%増)へ、純利益を200億円から250億円(同25.7%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各22円の年44円から中間25円・期末30円の年55円(前期40円)へ引き上げたことが好感されている。
カテゴリーではコアパフォーマンススポーツ、スポーツスタイル及びオニツカタイガー、地域では日本地域、中華圏地域、東南・南アジア地域で販売が引き続き順調に推移する見通しであることに加えて、為替レートを1ドル=125円から135円へ、1ユーロ=132円から145円へ見直したことも寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高2900億7900万円(前年同期比28.9%増)、営業利益336億1000万円(同75.4%増)、純利益247億9600万円(同82.8%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 12:37
みんかぶニュース 個別・材料
雪印メグが4連騰、価格改定浸透で第1四半期は営業利益32%増
雪印メグミルク<2270.T>が4連騰し年初来高値を更新している。午前11時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1501億8500万円(前年同期比6.3%増)、営業利益52億5900万円(同32.1%増)、純利益35億8800万円(同2.7倍)と大幅増益で着地したことが好感されている。
販売数量は想定を下回って推移したものの、乳製品、飲料・デザート類で4月に実施した価格改定が浸透した。また、エネルギー価格などの影響が想定よりも緩和傾向にあることなども寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高6160億円(前期比5.4%増)、営業利益140億円(同7.2%増)、純利益95億円(同4.1%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 11:28
みんかぶニュース 個別・材料
光ビジネスが大幅3日続伸、23年12月期利益予想を上方修正
光ビジネスフォーム<3948.T>が大幅高で3日続伸している。8日の取引終了後、23年12月期の単独業績予想について、営業利益を10億円から14億円(前期比28.9%減)へ、純利益を7億円から8億4000万円(同34.0%減)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は95億円(同20.8%減)の従来見通しを据え置いたものの、新型コロナウイルスの給付金関係の業務が前年を上回る水準で推移したことに加えて、原材料価格やエネルギー価格の高騰のもと、製品価格の見直しと内製比率の向上を図っていることが寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高55億1100万円(前年同期比15.1%減)、営業利益10億4800万円(同10.7%減)、純利益5億9600万円(同18.0%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 11:17
みんかぶニュース 個別・材料
レゾナックが大幅続伸、今期65円配予想と最終赤字幅縮小の見通しが株価刺激
レゾナック・ホールディングス<4004.T>が大幅続伸した。8日の取引終了後に23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終損益の赤字幅の見通しをこれまでの460億円から370億円(前期は307億9300万円の黒字)に修正した。未定としていた年間配当予想は前期と横ばいの65円としたことも買い安心感をもたらし、株価を刺激する材料となったようだ。
1~6月期の売上高は前年同期比6.1%減の6161億2600万円、最終損益は198億1700万円の赤字(前年同期は326億1200万円の黒字)だった。半導体の生産調整やデータセンター需要の低迷を背景に、半導体・電子材料セグメントが大幅な減収となったほか、原油価格の下落によるケミカルセグメントの減収も響き、売上高は計画を下回った。半面、為替差益の影響などを背景に、最終損益は計画を上振れて着地した。通期の業績見通しは上期の実績を反映し、売上高は1兆3400億円から1兆2700億円(前期比8.8%減)に予想を引き下げている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 11:16
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ハピネットが急反発、主力の玩具事業好調で第1四半期は大幅増収増益
ハピネット<7552.T>が急反発している。8日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高822億9900万円(前年同期比33.4%増)、営業利益21億8000万円(同89.9%増)、純利益14億5900万円(同76.9%増)と大幅な増収増益となったことが好感されている。
主力の玩具事業で、BANDAI SPIRITSの「一番くじ」をはじめとしたくじ商品や「ポケモンカードゲーム」などのトレーディングカードが引き続き好調に推移したほか、「ガンダムシリーズ」のプラモデルなどホビー商品の販売が拡大した。また、ビデオゲーム事業で「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」や「ファイナルファンタジー16」などのヒット商品があったことなども寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高3100億円(前期比0.9%増)、営業利益60億円(同2.7%増)、純利益37億円(同3.9%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 11:04
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タムロンが反発、ミラーレスカメラ用交換レンズの販売好調で23年12月期業績予想を上方修正
タムロン<7740.T>が反発している。8日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を700億円から710億円(前期比11.9%増)へ、営業利益を115億円から125億円(同13.2%増)へ、純利益を83億7000万円から94億円(同12.6%増)へ上方修正したことが好感されている。
上期に主力の写真関連事業で新商品やミラーレスカメラ用交換レンズの販売が好調に推移したことに加えて、車載カメラ用レンズや医療用レンズなどモビリティ&ヘルスケア、その他事業が好調に推移し、上期として過去最高益を更新したことが要因。また、コストダウンや生産性向上の原価低減推進効果などにより売上総利益率が向上していることや想定為替レートを1ドル=130円から137円へ、1ユーロ=138円から152円へ見直したことも寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高327億5200万円(前年同期比3.3%増)、営業利益64億7700万円(同14.2%増)、純利益53億2900万円(同16.7%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 10:53
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NISSHAがマド開け急伸、上期黒字確保と今期最終益予想の上方修正を材料視
NISSHA<7915.T>がマドを開けて急伸した。8日の取引終了後、23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表し、最終損益がこれまでの見通しの11億円の赤字から8億100万円の黒字(前年同期は79億300万円の黒字)に上振れて着地した。あわせて、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しを10億円から20億円(前期比80.3%減)に引き上げており、買いを誘う要因となった。
1~6月期の売上高は830億500万円(前年同期比5.9%減)だった。巣ごもり需要の一巡やサプライチェーンでの在庫調整を背景に、タブレットなどに向けた製品需要が弱含みで推移した。半面、メディカルテクノロジー事業の開発製造受託(CDMO)の製品需要は堅調だった。上期の為替差益の発生を受け、通期の税引き前利益と最終利益の予想を上方修正した。売上高と営業利益はこれまでの予想通りに推移する見込みとしている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 10:39
みんかぶニュース 個別・材料
カナミックNが急反発、第3四半期は大幅な増収増益で着地
カナミックネットワーク<3939.T>が急反発している。8日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年10月~23年6月)連結決算が、売上高26億6000万円(前年同期比63.5%増)、営業利益8億500万円(同29.0%増)、純利益5億5300万円(同31.7%増)と大幅増収増益となったことが好感されている。
既存顧客のストック部分をベースに継続的な新規顧客の獲得を続けた結果、主力のカナミッククラウドサービス事業が伸長した。また、22年5月にアーバンフィットを完全子会社化したことも寄与した。
なお、23年9月期通期業績予想は、売上高36億円(前期比43.8%増)、営業利益11億5000万円(同19.4%増)、純利益8億円(同16.7%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に介護業界大手のニチイホールディングス(東京都千代田区)が介護システムとしてカナミッククラウドサービスを採用したと発表しており、これも好材料視されている。ニチイHD子会社のニチイ学館の介護拠点で採用される。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 10:32
みんかぶニュース 個別・材料
木村工機がS高カイ気配、第1四半期営業利益5.7倍
木村工機<6231.T>はカイ気配でスタートした後も気配値を切り上げ、ストップ高の3220円水準でカイ気配となっている。8日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)単独決算で、売上高31億1600万円(前年同期比32.9%増)、営業利益6億2700万円(同5.7倍)、純利益4億5500万円(同6.2倍)と大幅な増収増益となったことが好感されている。
産業分野における設備投資意欲の高まりから、夏場の暑熱対策案件が大幅に増加したことに加えて、オフィスビルなどによる省エネ意識の高まりから熱回収外調機の導入が進んだことが貢献した。また、生産工程の見直しや部品調達の多様化によりコスト低減を図ったことや独自製品の出荷が集中したことなども寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高124億円(前期比6.0%増)、営業利益15億8000万円(同0.5%増)、純利益10億7000万円(同3.2%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 10:31
みんかぶニュース 個別・材料
ミズノが続急騰、海外向けゴルフ・サッカー伸長し4~6月期営業41%増益で過去最高
ミズノ<8022.T>が続急騰。4000円台に乗せ、18年5月の高値をうかがう展開となっている。8日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、営業利益が前年同期比40.8%増の53億4400万円で過去最高となった。通期計画に対する進捗率は約36%と順調な滑り出しとなり、業績の上振れを期待した買いを集めたようだ。
売上高は同23.8%増の571億7600万円と大幅な増収となった。国内では野球やサッカー、バレーボールなど競技スポーツ品の販売が幅広く好調に推移。海外市場ではゴルフ品が引き続き堅調だったほか、欧州や韓国、東南アジア地域でサッカー品の販売が拡大した。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 10:20
みんかぶニュース 個別・材料
大阪ソーダはストップ高カイ気配、業績悪織り込み済みで空売り買い戻しが意外高を演出
大阪ソーダ<4046.T>がストップ高となる1000円高は6650円でカイ気配に張り付いている。基礎化学品・機能化学品メーカーで、エポキシ樹脂原料では業界トップシェアを誇る。8日取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(23年4~6月)決算は営業利益が前年同期比46%減の28億700万円と大幅減益となった。工場の製造設備不具合などの影響がトップラインを減少させ利益の押し下げ圧力となっているが、一方で製品価格の上昇が収益を下支えしている。市場では「足もとの業績悪は事前に織り込みが進んでいたが、上期計画に対する進捗率をみる限り思ったより悪くないことが判明した。株式需給面では一部外資系証券経由の(貸株調達に伴う)空売りがかさんでおり、品薄株ということもあってこのショートカバーが株価に押し上げ圧力をもたらしている」(ネット証券マーケットアナリスト)としている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/09 10:08