みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
CVSベイは異彩の逆行高、インバウンド恩恵期待で信用規制の解除を受け押し目買いも
シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687.T>は逆行高。800円台前半のもみ合いを続けていたが、きょうは全体地合い悪に逆行し大幅高となった。同社は千葉や東京をテリトリーにホテルやマンションの管理事業を展開するが、訪日外国人観光客の急増を背景に宿泊施設へのニーズが高まっており、収益機会の拡大につながっている。24年2月期は営業利益段階で前期比3.9倍の3億1400万円予想と急回復する見通し。株価は7月中旬にマドを開けて急速に上放れたが、7月19日にザラ場974円の高値をつけてからは目先筋の売りに押され、調整局面に移行していた。きょうは一気に買い優勢に傾いた。東証がきょうの売買分から信用取引の臨時措置を解除、日証金も増担保金徴収措置を解除日にあたり、これは株価面ではポジティブ材料となっている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/16 09:11
みんかぶニュース 個別・材料
ひらまつが反発、7月売上高は8.8%増
ひらまつ<2764.T>が反発している。15日の取引終了後に発表した7月度の月次速報(単体)で全社売上高が前年同月比8.8%増と増収基調が続いたことが好感されている。
連日の猛暑や円安、物価高などの懸念があるものの、夏休みシーズンが始まり、外食需要及び国内旅行需要を取り込む施策が功を奏し、レストラン、ブライダル、ホテルの全ての事業で増収となったという。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/16 09:11
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デュアルTがウリ気配スタート、24年6月期は大幅減益を見込む
デュアルタップ<3469.T>がウリ気配スタートとなっている。15日の取引終了後に発表した24年6月期連結業績予想で、売上高90億円(前期比4.3%増)、営業利益1億8000万円(同41.4%減)、純利益3000万円(同84.4%減)と大幅減益を見込むことが嫌気されている。
大型物件の在庫を持ち合わせていないことに加えて、本社移転費用などが発生することが利益を圧迫するという。ただ会社側によると、固定費用の軽減により25年6月期以降は大幅に改善されるとしている。
なお、同時に発表した23年6月期決算は、売上高86億2700万円(前の期比19.8%減)、営業利益3億700万円(同6.1倍)、純利益1億9200万円(同3.3倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/16 09:08
みんかぶニュース 個別・材料
富士製薬がカイ気配スタート、「レナリドミド」の製造販売承認で収益貢献を期待
富士製薬工業<4554.T>がカイ気配スタート。15日の取引終了後、抗造血器悪性腫瘍剤「レナリドミド」の製造販売承認を取得したと発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。
レナリドミドは台湾のLotus Pharmaceuticalとの資本・業務提携契約に基づき、同社から導入した初の医薬品。富士製薬は抗がん剤のラインアップ強化につなげる。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/16 09:05
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デジプラ、CB・新株予約権発行を発表
デジタルプラス<3691.T>はこの日の取引終了後、豪マッコーリー・バンクを割当先とする第三者割当により、第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)と行使価額修正条項付き第11回・第12回新株予約権を発行すると発表した。
希薄化率は議決権ベース(6月末時点)で最大24.97%。調達資金約6億8655万円(手取り概算額)は、フィンテック事業の開発資金や運転資金に充てる。あわせて、金融商品取引法による届け出の効力発生を条件として、割当先との間で同CB・新株予約権に関する買い取り契約(ターゲット・イシュー・プログラム)を締結するとした。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 16:53
みんかぶニュース 個別・材料
エムアップが10万株を上限とする自社株買いを発表
エムアップホールディングス<3661.T>がこの日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。上限を10万株(発行済み株数の0.27%)、または1億5000万円としており、取得期間は8月16日から8月31日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能とするほか、株主還元の拡充や資本効率の向上を図ることが目的としている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 15:42
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ヌーラボが続伸、第1四半期営業利益は黒字転換で計画を超過し着地
ヌーラボ<5033.T>が続伸している。14日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高8億3900万円(前年同期比32.1%増)、営業利益9700万円(前年同期2000万円の赤字)、最終利益9400万円(同1700万円の赤字)となり、黒字転換したことが好感されている。
1月に主力サービスである、プロジェクト管理ツール「Backlog」の料金改定を実施したことが寄与した。また、全社人件費の抑制や開発進捗によるソフトウェア資産化額の増加などによるコスト圧縮効果もあり、利益ベースでは計画を超過して着地したという。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高34億9600万円(前期比29.2%増)、営業利益2億1800万円(同2.2倍)、最終利益1億6600万円(同88.7%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 14:36
みんかぶニュース 個別・材料
NSWは新値追い、栃木県産業技術センターが「RealWear」を導入
NSW<9739.T>が新値追いとなっている。同社はきょう、自社の産業用スマートグラス「RealWear(Navigator520)」が、栃木県産業技術センター(宇都宮市)に新設された「スマートマルチマテリアル化支援拠点」で行われる県内中小企業向け支援に使用するサービスとして導入されたと発表。これが新たな買い手掛かりとなっているようだ。
RealWearのディスプレーは片目タイプで軽量なため利用しやすく、機器の堅牢性が高いため不特定多数の人が使用する上でも安心して活用できるといった点が評価されたもよう。同拠点では今後、同機器を技術習得支援用やデジタル技術体験用として活用していくという。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 14:29
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エニマインドが6日ぶり急反発、6月中間期最終益は通期計画を上回る水準で着地
AnyMind Group<5027.T>が6日ぶりに急反発した。14日の取引終了後に発表した23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算は、売上収益が前年同期比31.6%増の143億100万円、最終利益が同66.9%増の8700万円となった。中間期ながら最終利益は通期の計画を上回る水準で着地し、ポジティブ視されたようだ。
主力のマーケティング部門では、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」が安定した成長を示した。インバウンド需要の回復も寄与したという。会社側は下期偏重の季節性などを考慮し、通期の業績予想を据え置いたものの、営業利益以下の項目について通期での計画上振れの可能性が高いとの見解を示している。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 14:24
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平山が急反発、24年6月期は34%営業増益で5円増配へ
平山ホールディングス<7781.T>が急反発している。14日の取引終了後に発表した24年6月期連結業績予想で、売上高343億円(前期比8.3%増)、営業利益12億円(同34.3%増)、純利益7億円(同27.5%増)と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比5円増の30円を予定していることが好感されている。
国内生産の回復によりインソーシング・派遣事業の受注が堅調なことに加えて、これに対する新卒の配属が順調に進み生産に寄与していることが業績を牽引する見通し。また、今年7月グループに加わった平山GL社(旧ブリヂストングリーンランドスケープ社)の寄与も見込む。
なお、23年6月期決算は、売上高316億7400万円(前の期比13.2%増)、営業利益8億9300万円(同29.1%増)、純利益5億4900万円(同34.1%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 14:15
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クリアルが大幅続伸、第1四半期は大幅増収増益で着地
クリアル<2998.T>が大幅続伸し上場来高値を更新している。14日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高56億1600万円(前年同期比2.0倍)、営業利益3億2200万円(同2.8倍)、純利益2億1500万円(同3.2倍)と大幅増収増益となったことが好感されている。
不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」でレジデンスと物流施設ファンドを償還・売却したほか、個人向け不動産投資運用サービス「CREAL PB」、プロ向け不動産ファンド事業「CREAL PRO」についても案件を着実に積み上げたことが寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高260億円(前期比58.2%増)、営業利益7億7000万円(同40.7%増)、純利益4億8000万円(同42.8%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 14:07
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ツナグGHDは反発、第3四半期営業益2.3倍で通期計画進捗率96%超
ツナググループ・ホールディングス<6551.T>が反発している。同社は14日取引終了後、23年9月期第3四半期累計(22年10月~23年6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.3倍の3億8700万円となり、通期計画4億円に対する進捗率が96%超に達していることが好感されているようだ。
売上高は同19.7%増の111億8800万円で着地。飲食業・小売業・物流業へのサービス提供に注力したことが売り上げ増につながった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 13:54
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ノバレーゼがS安、上期営業利益は66%減
ノバレーゼ<9160.T>がストップ安の380円に売られ、上場来安値を更新している。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算で、営業利益が2億7900万円(前年同期比65.8%減)と大幅減益で着地したことが嫌気されている。
前年同期にあったまん延防止等重点措置などの制限がなくなったことで、売上高は82億5100万円(同16.8%増)と2ケタ増収となったものの、前年同期に計上した雇用調整助成金2億4500万円や、営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金2億2900万円などの助成金がなくなったことから営業利益は減益となった。また、新規出店に伴う消耗品費などの販管費の増加や上場関連費用の発生なども響いた。
なお、23年12月期通期業績予想は、売上高201億1400万円(前期比16.8%増)、営業利益30億8200万円(同11.0%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 13:49
みんかぶニュース 個別・材料
日本郵政が大幅反発、上限1935億円分の自社株買いインパクトを期待
日本郵政<6178.T>が大幅反発した。同社は14日の取引終了後、5月15日に開示していた自己株式取得に関し、8月15日から2024年3月31日の間に実施すると発表した。5月時点で取得総数3億4600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の10.0%)、取得総額3000億円を上限とし、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT─3)と立会市場での取引による買い付けを併用する方針を示していた。このうち1億307万3600株について今回、取得総額約1065億2700万円でToSTNeT─3による買い付けを実施したと8月15日午前に発表。残りの約1934億7300万円に関しては24年3月31日までの間、立会市場における取引により取得する予定という。今後の株式需給面での好影響を期待した買いが入り、株価の支えとなったようだ。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 13:39
みんかぶニュース 個別・材料
Aパーチェスが続伸、23年12月期業績及び配当予想を上方修正
アルファパーチェス<7115.T>が続伸している。14日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を486億円から500億円(前期比12.7%増)へ、営業利益を9億5000万円から11億円(同5.5%増)へ、純利益を6億7700万円から7億6000万円(同7.9%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を18円から20円へ引き上げたことが好感されている。
MRO事業に関する工具、消耗品、安全用品、修繕部品、文房具などの間接材の市場が製造業の堅調持続、オフィスや商業施設への人流の回帰などにより安定した成長を持続していることに加えて、FM(ファシリティ・マネジメント)事業に関する国内商業施設向けサービス市場で、アフターコロナの人流回復やインバウンド需要の回復を見込んだビジネスホテルなどの大型改装案件が急回復し、ドラッグストア向けの改装案件も増加していることが要因としている。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、前年同期は非開示のため前年同期との比較はできないものの、売上高249億3200万円、営業利益6億300万円、純利益4億1700万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 13:21
みんかぶニュース 個別・材料
ハナツアーJが年初来高値更新、インバウンド回復で1~6月期好決算
HANATOUR JAPAN<6561.T>が4連騰。5月17日の高値2463円を上回り、年初来高値を更新した。中国による日本向け団体旅行の解禁を受けてインバウンド関連である同社に物色が向かうなか、好決算発表を手掛かりに一段と上げ足を強めている。
同社が14日取引終了後に発表した1~6月期決算は、売上高が前年同期比4.0倍の22億2100万円、営業損益が前年同期の赤字から2億1500万円の黒字に転換して着地した。韓国をはじめとするインバウンド回復を追い風に、旅行やバス事業、ホテル運営が好調だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 13:09
みんかぶニュース 個別・材料
ハイブリッドがS安、23年9月期業績予想を下方修正
ハイブリッドテクノロジーズ<4260.T>がストップ安の596円に売られている。14日の取引終了後、23年9月期の連結業績予想について、売上高を32億1900万円から29億円(前期比20.4%増)へ、営業利益を4億円から2億5300万円(同12.1%減)へ、純利益を3億3900万円から1億4600万円(同41.4%減)へ下方修正し、営業増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。
ドル建てで売り上げ計上しているストックサービスにおいて、潜在顧客との契約交渉が長期化し、通期の売り上げ収益の基点となるストックサービス案件の獲得に遅れが生じたことに加えて、子会社2社の株式取得に関連する一時費用の計上などが利益を圧迫したという。
同時に発表した第3四半期累計(22年10月~23年6月)決算は、売上高20億7700万円(前年同期比21.6%増)、営業利益1億6100万円(同34.4%減)、純利益8700万円(同59.3%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 13:08
みんかぶニュース 個別・材料
Kラーニングは一時S高、第2四半期営業は赤字縮小で上振れ着地
KIYOラーニング<7353.T>が一時ストップ高まで買われた。同社は14日取引終了後、23年12月期第2四半期累計(1~6月)の単独決算を発表。営業損益は1億2600万円の赤字(前年同期は4億200万円の赤字)となり、従来予想の2億5400万円の赤字から上振れたことが好感されているようだ。
売上高は前年同期比36.0%増の17億300万円(従来予想は16億2000万円)で着地。個人向け資格取得事業(スタディング事業)で現金ベースの売り上げが伸びたほか、コストコントロールの実施により費用が当初想定を下回ったことが主な要因だとしている。なお、通期業績予想については売上高37億700万円(前期比30.2%増)、営業損益は1億200万円の黒字(前期は1億8300万円の赤字)とする従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 12:57
みんかぶニュース 個別・材料
ロボペイは続落、23年12月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
ROBOT PAYMENT<4374.T>は朝高スタートもその後マイナスに転じている。14日の取引終了後、23年12月期の単独業績予想について、売上高を20億6800万円から21億円(前期比21.3%増)へ、営業利益を1億100万円から1億4000万円(前期5800万円の赤字)へ、最終利益を6900万円から9600万円(同2900万円の赤字)へ上方修正し、朝方はこれを好感する動きがあったものの、材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。
ペイメント事業・フィナンシャルクラウド事業の両事業の新規顧客獲得が順調なことに加えて、既存顧客のアクティビティの増加もあり、リカーリング収益の積み上がりが好調に推移していることが要因。また、各種費用を抑制していることも寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高10億2900万円(前年同期比24.2%増)、営業利益1億300万円(前年同期200万円)、最終利益7100万円(同収支均衡)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 12:56
みんかぶニュース 個別・材料
カヤックが年初来安値を更新、上期営業利益は41%減
カヤック<3904.T>が急反落し年初来安値を更新している。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高81億1300万円(前年同期比1.9%増)、営業利益4億300万円(同41.2%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
収益への影響が大きいゲームエンタメ事業のハイパーカジュアルゲームで、広告配信の大部分を担う外部のシステムアップデートに伴い、一時的に広告単価コントロールが不調となったことが響いたという。なお、23年12月期通期業績予想は、売上高182億円(前期比10.3%増)、営業利益13億5000万円(同11.4%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 12:51
みんかぶニュース 個別・材料
ドラフトが急反騰、23年12月期業績及び配当予想を上方修正
ドラフト<5070.T>が急反騰し年初来高値を更新している。14日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を100億円から105億円(前期比26.7%増)へ、営業利益を4億8000万円から7億8000万円(同7.2倍)へ、最終利益を3億円から4億5000万円(同21.4倍)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を5円から6円へ引き上げたことが好感されている。
コロナ禍からの回復基調が鮮明となるなか、高いデザイン性・企画力を有するデザイン事業への需要が想定よりも高まっており、なかでもデザイン・設計単独プロジェクトなど利益率の高い案件獲得が進んでいることが要因としている。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高39億500万円(前年同期比25.8%増)、営業損益9600万円の赤字(前年同期1億円の赤字)、最終損益1億1200万円の赤字(同9900万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 12:33
みんかぶニュース 個別・材料
ヘッドウォがS安ウリ気配、エンジニア単価高騰・不採算案件対応で4~6月期営業赤字
ヘッドウォータース<4011.T>がストップ安の水準となる前営業日比3000円安の8190円でウリ気配となった。14日の取引終了後に発表した23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比79.3%増の11億5800万円、最終損益が3000万円の黒字(前年同期は800万円の赤字)となった。直近3カ月間の4~6月期は、売上高が前四半期(1~3月)を下回り、営業赤字に転落。業績のモメンタム鈍化を警戒した売りが膨らんだ。不採算案件の対応に伴う営業機会損失の発生が売上高の鈍化につながった。パートナーの活用を進めるなかで、エンジニアの単価高騰が重なり粗利益率が低下した。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 11:24
みんかぶニュース 個別・材料
フロンテオが大幅続落、第1四半期営業損益は赤字幅が拡大
FRONTEO<2158.T>が大幅続落している。14日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高14億7300万円(前年同期比30.2%減)、営業損益5億7300万円の赤字(前年同期1億6700万円の赤字)、最終損益4億5300万円の赤字(同3億4500万円の赤字)となり、前年同期に比べて赤字幅が拡大していることが嫌気されている。
eディスカバリサービスで大型案件の受注が低調に推移したことに加えて、前期に行った戦略的な非AIビジネスの削減によりリーガルテックAI事業の売上高が減少した。一方のAIソリューション事業では、ライフサイエンスAI分野で標的分子探索の受託ビジネスへのビジネスモデルシフト中であることが響いた。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高82億円(前期比13.6%増)、営業利益2億円(前期13億6100万円の赤字)、最終利益5000万円(同17億100万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 11:16
みんかぶニュース 個別・材料
ミナトHDが急反発、メモリー需要減も4~6月期過去最高益を好感
ミナトホールディングス<6862.T>が急反発した。14日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比18.7%減の49億1800万円となった一方で、最終利益は同6.1倍の9億1100万円となり、過去最高益となった。半導体メモリー需要の低迷が響くなかにあって、収益性の向上を好感した買いが株価を押し上げたようだ。
デジタルデバイス事業は減収減益となったが、利益率の高い自社ブランドのメモリーモジュール製品の販売が下支えした。デジタルエンジニアリング事業では、ROM書き込みサービスでの売り上げ増加に伴って稼働率が上昇。両事業の営業利益率が向上した。ICTプロダクツ事業は営業黒字に転じた。
更に、連結子会社のクレイトソリューションズの売却に伴う特別利益12億7900万円を計上。取引先で携帯端末事業のFCNT(神奈川県大和市)が民事再生手続き開始の申し立てを行ったことに伴って発生した特別損失2億5900万円を補った。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 11:09
みんかぶニュース 個別・材料
ギフティが大幅続伸、自治体・法人向け好調で上期営業利益は通期計画上回る
ギフティ<4449.T>が大幅続伸している。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高35億8400万円(前年同期比56.6%増)、営業利益10億900万円(同3.8倍)と大幅な増収増益となり、営業利益が通期計画を上回ったことが好感されている。
自治体や法人における高いギフト需要が継続しており、なかでも「giftee for Business」「地域通貨」が好調に推移した。なお、23年12月期通期業績予想は、売上高67億8800万円(前期比43.7%増)、営業利益8億1300万円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 11:07
みんかぶニュース 個別・材料
JMCがS高カイ気配、上期営業利益2.1倍
JMC<5704.T>がストップ高の780円水準でカイ気配となっている。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)単独決算が、売上高17億5900万円(前年同期比36.0%増)、営業利益2億9900万円(同2.1倍)、純利益1億8800万円(同63.1%増)と大幅増収増益となったことが好感されている。
3Dプリンター事業で、前期から製作仕掛中であった大口案件の納品に加えて、試作業界の景況感の回復、展示会や催事の再開による受注機会が増加した。また鋳造事業で、自動車メーカー各社及びTier1(ティアワン)部品メーカーを中心とした国内外のEV関連や、FA協働ロボット関連の試作及び開発の受注も堅調だった。
なお、23年12月期通期業績予想は、売上高33億7000万円(前期比14.0%増)、営業利益4億2000万円(同19.6%増)、純利益2億6000万円(同5.0%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 10:46
みんかぶニュース 個別・材料
メドレーがS高、人材プラットフォーム好調で23年12月期業績予想を上方修正
メドレー<4480.T>がストップ高の5490円に買われている。14日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を191億5000万円から198億円(前期比39.6%増)へ、営業利益を16億3000万円から22億5000万円(同74.4%増)へ、純利益を11億8000万円から20億円(同96.5%増)へ上方修正したことが好感されている。
主に人材プラットフォーム事業が好調に進捗していることに加えて、予備費用を含めた販管費が下振れる見通しであることが要因としている。なお、第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高107億700万円(前年同期比52.3%増)、営業利益24億2000万円(同90.3%増)、純利益18億8400万円(同94.4%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 10:38
みんかぶニュース 個別・材料
デルソーレがS高カイ気配、業務用分野伸長し24年3月期業績予想を上方修正
デルソーレ<2876.T>がストップ高の497円水準でカイ気配となっている。14日の取引終了後、24年3月期の単独業績予想について、売上高を171億円から175億円(前期比3.6%増)へ、営業利益を1億8000万円から8億円(同91.5%増)へ、純利益を1億2000万円から4億8000万円(同58.4%増)へ上方修正したことが好感されている。
食品事業で外食需要の回復や家庭用市場の積極的な開拓を進めたことや、外食事業でオフィス立地店舗の集客の回復などを背景に売上高が伸長した。また、食品事業の価格改定効果に加え、主要販売先である業務用分野が好調に推移し、生産効率の向上などによる原価低減が進展したことも寄与する。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高45億8100万円(前年同期比13.8%増)、営業利益4億1200万円(同2.5倍)、純利益2億7100万円(同94.3%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 10:34
みんかぶニュース 個別・材料
シノプスが3連騰、クラウド売上高伸長し上期営業利益2.2倍
シノプス<4428.T>が3連騰している。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)単独決算が、売上高8億2700万円(前年同期比28.1%増)、営業利益1億3700万円(同2.2倍)、純利益8900万円(同2.1倍)と大幅増益となったことが好感されている。
主力の需要予測・自動発注サービス「sinops」は、既存ユーザーへのクロスセルが牽引役となるクラウド売上高を伸ばしたほか、パッケージも大型スーパーの新規受注などで好調に推移した。クラウドサービスの展開加速のための人材強化に伴う製造部門の人件費や外注費の増加、クラウド利用店舗拡大に伴う通信費の増加などが利益を圧迫したものの増収効果が吸収した。
なお、23年12月期通期業績予想は、売上高17億6600万円(前期比21.4%増)、営業利益2億5000万円(同11.4%増)、純利益1億6100万円(同5.0%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 10:31
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明治海が急動意で年初来高値に肉薄、インバウンドによる商機拡大に期待
明治海運<9115.T>が急動意、一時5.6%高の740円まで駆け上がり2月27日につけた743円の年初来高値更新を指呼の間に捉える場面があった。本業は海運会社だが、ホテルやレストラン、ゴルフ場などを北海道から沖縄まで広範囲に展開しているのが特徴。インバウンド需要が同社の業績に強力な追い風となるが、足もと中国の団体旅行解禁に伴い商機が一段と広がっている。PBR0.6倍台と株価指標面でも割安感があり、値動きの軽さに着目した投資マネーの流入を誘っている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/15 10:29