みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧

みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は1111、値下がり銘柄数は478、変わらずは56銘柄だった。業種別では33業種中29業種が上昇。値上がり上位に石油・石炭、銀行、証券・商品など。値下がりで目立つのはサービス、空運、陸運など。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 13:07 みんかぶニュース 市況・概況 13時の日経平均は373円高の3万6815円、ファストリが79.44円押し上げ  15日13時現在の日経平均株価は前日比373.39円(1.02%)高の3万6815.82円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1119、値下がりは473、変わらずは51と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を79.44円押し上げている。次いで東エレク <8035>が55.90円、SBG <9984>が34.72円、中外薬 <4519>が20.10円、ファナック <6954>が11.77円と続く。  マイナス寄与度は18.34円の押し下げでリクルート <6098>がトップ。以下、テルモ <4543>が9.94円、アドテスト <6857>が7.06円、信越化 <4063>が6.05円、キーエンス <6861>が5.92円と続いている。  業種別では33業種中29業種が値上がり。1位は石油・石炭で、以下、銀行、証券・商品、非鉄金属と続く。値下がり上位にはサービス、空運、陸運が並んでいる。  ※13時0分11秒時点 株探ニュース 2024/08/15 13:01 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位にAIクロス  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」15日正午現在でAI CROSS<4476.T>が「買い予想数上昇」5位となっている。  AIクロスは大量の買い注文に商いが成立せず、300円高はストップ高水準の1490円でカイ気配に張り付いたままの状況となっている。ショートメッセージサービス(SMS)の配信サービスを主力展開し、人工知能(AI)を使った解析サービスでも実績が高い。14日取引終了後に発表した24年12月期上期(24年1~6月)決算では営業利益が前年同期比43%増の2億1500万円と急拡大を示し、株主優待制度の導入も発表した。毎年12月末と6月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、1万5000円分のQUOカードをそれぞれ贈呈するというもので、これを受け物色人気が集中した。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 12:55 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の上げ幅が400円突破  日経平均株価の上げ幅が400円を突破。12時32分現在、438.63円高の3万6881.06円まで上昇している。 株探ニュース 2024/08/15 12:33 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で一段高  後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比430円高前後と前場終値と比較して一段高。外国為替市場では1ドル=147円40銭台の推移。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 12:32 みんかぶニュース 市況・概況 「蓄電池」が20位にランク、再生可能エネの普及拡大に欠かせない必須アイテム<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10 1 防災 2 円高メリット 3 好配当 4 半導体 5 ディフェンシブ 6 JPX日経400 7 半導体製造装置 8 防衛 9 TOPIXコア30 10 人工知能  みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「蓄電池」が20位となっている。  再生可能エネルギーの普及が社会的課題となるなか、電力の需給調整に欠かせない蓄電池への注目度が一段と高まっている。次世代電池の本命といわれる「ペロブスカイト太陽電池」や「浮体式洋上風力発電」などの社会実装に向けた取り組みが追い風となりそうだ。  蓄電池とは、繰り返しの充電・放電が可能な電池のことで、リチウムイオン電池やナトリウム硫黄(NAS)電池などがあり、電極間でイオンの移動や化学反応を起こし充放電する。世界的に脱炭素社会の実現に向けて再生可能エネの拡大機運が高まっているが、太陽光や風力といった発電は天候に左右されやすく、導入を進めるためには電力の需給をコントロールできる蓄電池の普及が必要不可欠だ。  直近では三菱HCキャピタル<8593.T>が6日、グループの三菱HCキャピタルエナジーとサムスン物産(韓国ソウル市)が系統用蓄電池事業に関する合弁契約を締結したと発表。今後、両社が出資する特別目的会社(SPC)を通じ、北海道電力<9509.T>管内の系統用蓄電池事業を推進していくという。  また、シナネンホールディングス<8132.T>は7月31日、東京都環境公社の「系統用大規模蓄電池導入促進事業助成金」を活用して蓄電池事業に参入すると発表。KDDI<9433.T>は7月10日、東京電力ホールディングス<9501.T>などと2025年度下期から蓄電池事業を開始することを明らかにしている。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 12:20 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」3位に日精蝋  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の15日午前11時現在で、日本精蝋<5010.T>が「買い予想数上昇」で3位となっている。  この日の東京株式市場で日精蝋はストップ高カイ気配。同社は14日取引終了後、24年12月期連結業績予想について売上高を223億円から215億円(前期217億400万円)へ、純利益を4億8000万円から13億円(同12億2100万円の赤字)へ修正した。足もと売上高が順調に推移した一方、利益面では構造改革の成果が表れてきたことや経費削減を徹底したことが寄与した。  純利益の大幅な上方修正が好感され、きょうの同社株には物色人気が集中。これを受けて買い予想数が増加したようだ。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 11:52 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=続伸、欧米株高引き継ぎ次第高の展開に  15日前引けの日経平均株価は前営業日比366円32銭高の3万6808円75銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は8億8843万株、売買代金概算は2兆2284億円。値上がり銘柄数は1153、対して値下がり銘柄数は445、変わらずは47銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は朝方は日経平均が前日終値近辺で売り物をこなしていたが、次第に下値を切り上げる展開となった。前日の欧州株市場が総じて高く、米国株市場でも7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を受けNYダウが続伸、フシ目の4万ドル大台を回復するなどリスク選好の地合いとなったことから、東京市場でもセンチメントが強気に傾いている。朝方発表された24年4~6月期GDP速報値が2四半期ぶりに増加に転じたことも好感されている。前引け時点で値上がり銘柄数は全体の70%を占めた。  個別ではレーザーテック<6920.T>、ディスコ<6146.T>が大きく上値を追ったほか、三菱重工業<7011.T>も商いを膨らませ上値追い。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクも値を飛ばしている。ソフトバンクグループ<9984.T>も高く、ソシオネクスト<6526.T>も物色人気。アイスタイル<3660.T>、ベース<4481.T>が急騰した。半面、リクルートホールディングス<6098.T>が安く、ソニーグループ<6758.T>も冴えない。キーエンス<6861.T>も利食われた。プラスアルファ・コンサルティング<4071.T>、Sun Asterisk<4053.T>が急落、テスホールディングス<5074.T>なども大幅安。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 11:47 みんかぶニュース 市況・概況 小型株シフトと非M7底値拾いで上昇堅持 (4) 【シルバーブラットの「S&P500」月例レポート】 ●個別銘柄  ○電気自動車EVメーカーのテスラは、納車台数の減少率が低下したと発表しました。テスラの株価は7月に24.5%上昇し、年初来でもプラスに転じて3.8%上昇となりました。マグニフィセント・セブンのすべての銘柄が年初来で上昇しています。  ○航空機メーカーのボーイングは、墜落事故により合計で346人が死亡した前737MAXの刑事事件(2018年と2019年)において有罪を認め、2億4400万ドルの罰金を支払い、今後3年間で4億5500万ドルを安全性とコンプライアンスプログラムの改善に充てることで合意しました。  ○エネルギー企業のシェルは、シンガポールの製油所売却とオランダのバイオ燃料プラントに関連し、最大20億ドルの税引後減損を見込んでいると発表しました。  ○アマゾンのプライムデー(2日間)は、売上高が2023年のプライムデー比で11%増加し、過去最高の142億ドルを記録しました。 ●配当金  ○米国の銀行は、米連邦準備制度理事会(FRB)のストレステスト(健全性審査)での良好な結果を受けて、配当を増額し、自社株買いプログラムの期間と規模を拡大しました。   ⇒主だったところでは、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ゴールドマン・サックス・グループ、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、ウェルズ・ファーゴなどが配当金を増額しました。  ○2024年7月の配当支払額は前年同月比9.0%増となりました。6月は同15.1%増、5月は同1.5%増でした。年初来では5.3%増加しています。   ⇒7月の配当支払金は前年同月の1株当たり4.29ドルから4.68ドルに増加し、支払総額も前年同月の358億1000万ドルから392億6000万ドルに増加しました。  ○2024年7月は、増配が32件、配当開始が1件、減配が0件で、配当停止は0件でした。2023年7月は、増配が32件、配当開始が2件で、減配が3件、配当停止は0件でした。   ⇒年初来では、増配が214件、配当開始が6件、減配が9件、配当停止が0件となっています。2023年の同期間は、増配が221件、配当開始が7件、減配が15件で、配当停止は4件でした。   ⇒2023年通年では、増配が348件、配当開始が11件、減配が26件、配当停止が4件ありました。2022年は、増配が377件、配当開始が7件、減配が5件で、配当停止はありませんでした。  ○7月の増配率の中央値は、6月の2.62%から5.66%に上昇しました(5月は6.12%でした)。年初来では6.67%(6月末時点は6.78%、5月末時点は6.78%)となっています。7月の平均増配率は6月の8.46%から9.24%に上昇し(5月末時点は7.05%)、年初来では8.48%(6月末時点は8.32%。いずれも2倍以上になった銘柄を除く)となりました。2023年の年間の増配率の中央値は7.01%(2022年と2021年はともに8.33%)、平均値は8.68%(同11.80%、同11.76%)でした。  ○2024年の配当に関して、予想は増加となっており、年間の増配率は1936年以降の平均である5.79%を上回る見通しです。この予想では、アルファベットによる新たな配当(年間配当額を86億6000万ドル押し上げ)、米銀による最近の増配(FRBがストレステストを通じて認可)、米連邦公開市場委員会(FOMC)による2024年第3四半期末時点での利下げ開始に加えて(注:9月18日のFOMCによる政策決定までに、第3四半期の配当の全てが発表され、ほとんどが支払い済みとなるうえ、第4四半期の配当支払いへの影響は限られる見通し)、景気の大幅な減速は回避され、インフレ再燃への懸念は限定的(だが高まりつつある)で、政府の財政政策の大きな調整はない(政策とインセンティブの継続を予想)ことを織り込んでおり、2024年の実際の1株当たり配当支払額は、2023年から約6%増加すると予想しています(2023年は前年比5.05%増、2022年は同10.80%増)。これにより2024年の現金配当は、15年連続の増加と13年連続の過去最高の更新が見込まれます。   ⇒注目すべき点として、2024年第3四半期と2024年第4四半期の配当支払い額は、過去最高の更新が予想されます(現在の過去最高は2023年第4四半期)。 ●インデックス・レビュー ◇S&P 500指数  7月のS&P500指数 は月初に日中と終値での史上最高値を更新し、5500と5600の大台を突破しました。しかし、経済指標から消費支出がなお好調なこととならんでインフレの鈍化が示され、9月の0.25%の利下げの予想確率が100%に近づく中でも、下落基調に転じました。市場では資金を大型株から小型株に移す動きが生じました。背景には、小型株は利下げと支出動向の継続からより大きな恩恵を受けるとの認識に加え、時価総額の大きいパフォーマンス上位銘柄のリスク/リターンのトレードオフには大きく偏りがあるとの見方がありました(こうした見方からパフォーマンス上位銘柄は下落)。その後、S&P500指数は月初からの上昇分を失い(小型株は上昇)、前月比の騰落率はマイナス圏に落ち込みましたが、最終的に、「その他493銘柄」に対する底値拾いの動きが広がり、株価は値を戻しました。S&P500指数は月の最終日に、FRB(の利下げ予想)を材料に1.58%上昇しました。結論としてS&P500指数は7月に1.13%の上昇を記録しましたが、相場の変動が大きくなり、短期トレーダー(とデイトレーダー)にとって大きな損益を生じる機会となりました。  S&P500指数は7月前半に終値での史上最高値を7回更新しました(年初来では38回、2023年はゼロ)。最高値を最後に更新したのは7月16日(5667.20。日中の史上最高値は5669.67)で、S&P500指数は同日末時点で、月初来3.79%、年初来18.90%上昇していました。しかし7月17日以降、市場の認識と経済の状況が変化し、大型株から小型株へと投資先を移す動きが、特に情報技術セクター(マグニフィセント・セブンを含む)で顕著となりました。その後、S&P500指数は4.72%下落し、月初からの騰落率はマイナス圏に落ち込見ました(1.12%下落)。しかし、再び買い戻す動きが強まり(底値買いも見られました)、市場は押し上げられました。S&P500指数は月の最終日に1.58%の力強い上昇を記録しました(市場に優しいFRBに対する期待感も一役買いました)。最終的に7月のS&P500指数は1.13%上昇(配当込みのトータルリターンはプラス1.22%)となり、2024年に入って2度目の月間騰落率がマイナスとなる事態を回避しました(4月の騰落率は4.16%の下落、配当込みのトータルリターンはマイナス4.08%)。なお、6月は3.47%上昇(同プラス3.59%)、5月は4.80%上昇(同プラス4.96%)で、過去3ヵ月間の騰落率は9.66%上昇となりました(同プラス10.05%)。  年初来では15.78%上昇となり(同プラス16.70%)、年率換算では28.26%上昇(同プラス29.99%)に相当します。また、年初来で値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の差が広がり、値上がり銘柄数が363銘柄、値下がり銘柄数が137銘柄となりました(6月末時点の年初来では、値上がり銘柄数が301銘柄、値下がり銘柄数が200銘柄)。  7月の日中ボラティリティ(日中の値幅を安値で除して算出)は6月の0.77%から0.95%に上昇しました。年初来では0.84%となっています。なお、2023年通年は1.04%、2022年は1.83%、2021年は0.97%、2020年は1.51%でした(長期平均は1.42%)。7月の出来高は、6月の前月比1%増加の後に、同9%減少し(営業日数調整後)、前年同月比では3%減少となりました。2024年7月までの12ヵ月間では前年同期比7%減少しています。2023年通年では前年比1%減で、2022年通年では同6%増でした。  7月は1%以上変動した日数は22営業日中6日(上昇が4日、下落が2日)となりました。S&P500指数は2022年12月以来となる1日で2%以上の下落(7月24日に2.32%下落)を記録しました。6月は1%以上変動した日数は19営業日中1日(上昇が1日、下落はなし)でした。年初来では、1%以上変動した日数は27日(上昇が18日、下落が9日)で、2%以上変動した日数は2日(上昇は1日[2月22日の2.11%上昇]、下落は1日)でした。2023年通年は、1%以上変動した日数が250営業日中63日(上昇が37日、下落が26日)、2%以上変動した日数が2日(上昇が1日、下落が1日)でした。7月は22営業日中9日で日中の変動率が1%以上となり、2%以上変動した日はありませんでした。対して6月は1%以上の変動が19営業日中4日で、2%以上変動した日はありませんでした。年初来では、42日で日中の変動率が1%以上となり、2%以上変動した日数は2日ありました。2023年通年では1%以上の変動が113日、2%以上の変動が13日で、3%以上の変動はありませんでした(直近で3%以上の変動があったのは2022年11月30日)。2022年は1%以上の変動が218日、2%以上の変動が89日、3%以上の変動が20日でした(4%以上の変動が4日、5%以上の変動が1日)。  7月は値上がり銘柄数が増加し、値下がり銘柄数を上回りました。7月の値上がり銘柄数は364銘柄(平均上昇率は8.19%)と、6月の201銘柄(同5.20%)から増加しました。7月の10%以上上昇した銘柄数は116銘柄(同14.89%)と、6月の29銘柄(同15.67%)から増加し、6銘柄(6月はゼロ)が25%以上上昇しました。一方、7月の値下がり銘柄数は139銘柄(平均下落率は5.63%)と、6月の301銘柄(同4.28%)から減少しました。7月の10%以上下落した銘柄数は22名柄(同16.58%)と6月の21銘柄(同15.76%)から増加し、4銘柄が25%以上下落しました(6月は1銘柄)。 年初来では、値上がり銘柄数は363銘柄(平均上昇率は17.32%)で、238銘柄(同23.75%)が10%以上上昇し、79銘柄が25%以上上昇しました。一方、値下がり銘柄数は137銘柄(平均下落率は11.69%)で、64銘柄(同19.54%)が10%以上下落し、12銘柄が25%以上下落しました。2023年通年では、値上がり銘柄数は322銘柄で、値下がり銘柄数は179銘柄でした。10%以上上昇した銘柄数は248銘柄、10%以上下落した銘柄数は85銘柄でした。143銘柄が25%以上上昇し、20銘柄が25%以上下落しました。 [執筆者] ハワード・シルバーブラット S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス シニア・インデックス・アナリスト ※このレポートは、英文原本から参照用の目的でS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(SPDJI)が作成したものです。SPDJIは、翻訳が正確かつ完全であるよう努めましたが、その正確性ないし完全性につきこれを保証し表明するものではありません。英文原本についてはサイトをご参照ください。 [免責事項] 著作権(C) 2024年 S&Pグローバルの一部門であるS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLC。不許複製、Standard & Poor's、S&P、S&P 500、は、S&Pの一部門であるスタンダード・アンド・プアーズ・フィナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商標です。LATIXX、MEXICO 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⇒労働参加率は事前予想通り、5月の62.5%から6月は62.6%に上昇しました(4月は62.7%、3月は62.7%、2月、1月と2023年12月は62.5%、11月は62.8%、10月は62.7%、9月は62.8%)。   ⇒6月の週平均労働時間は予想通り5月から変わらずの34.3時間となりました(4月は34.3時間、3月は34.4時間、2月は34.3時間、1月は34.2時間、2023年12月は34.3時間、11月は34.4時間、10月は34.3時間、9月は34.4時間)。   ⇒6月の平均時給は市場予想通り、前月比0.3%増(前月の34.91ドルから35.00ドルに増加)となりました(5月は同0.4%増、4月は同0.2%増、3月は同0.3%増、2月は同0.2%増、1月は同0.5%増、2023年12月、11月は同0.4%増、10月は同0.2%増、9月は同0.3%増)。    →前年同月比では市場予想通りに3.9%増に低下し、5月の同4.1%増を下回りました(4月は同4.0%増、3月は同4.1%増、2月は同4.3%増、1月は同4.4%増、2023年12月は同4.0%増、11月は同4.0%増、10月は同4.0%増、9月は同4.2%増)。  ○5月のJOLTS(求人労働異動調査)によると、求人数は814万人(市場予想は790万人)でした。4月は当初発表の805万9000人から791万9000人に下方修正されました。   ⇒6月のJOLTSでは、求人数は818万4000人(市場予想は800万人)でした。5月は当初発表の814万人から823万人に上方修正されました。  ○2024年第2四半期の雇用コスト指数は、前期比1.0%上昇との市場予想に対し、同0.9%上昇となりました。前年同期比では4.1%上昇でした。  ○失業保険継続受給件数(季節調整済み)は、前月の183万9000件から185万1000件に増加しました。   ⇒2024年7月3日発表の週間新規失業保険申請件数:23万8000件(当初の発表通り)   ⇒2024年7月11日発表の週間新規失業保険申請件数:22万2000件   ⇒2024年7月18日発表の週間新規失業保険申請件数:24万3000件   ⇒2024年7月25日発表の週間新規失業保険申請件数:23万5000件 ●企業業績  ○時価総額の57.6%に相当する308銘柄が2024年第2四半期の決算発表を終え、そのうちの242銘柄(78.6%)で営業利益が予想を上回り、305銘柄中187銘柄(61.3%)で売上高が予想を上回りました。   ⇒2024年第2四半期の営業利益は前期比で3.2%増、前年同期比では2.8%増が見込まれています。   ⇒売上高は前期比で2.4%増、前年同期比では4.6%増となる見通しです。   ⇒2024年第2四半期の営業利益率は、2024年第1四半期の11.58%を上回る一方、2023年第2四半期の11.87%を下回る11.67%になると予想されます(1993年以降の平均は8.83%、過去最高は2021年第2四半期の13.54%)。   ⇒2024年第2四半期中に株式数の減少によってEPSが大きく押し上げられた発表済みの銘柄の割合は12.5%となっています。この割合は、2023年第1四半期は13.1%、2023年第2四半期は16.3%でした。  ○2024年通年の利益は前年比10.8%増が見込まれており、この予想に基づく2024年の予想株価収益率(PER)は23.3倍となっています。  ○2025年通年の利益は前年比17.2%増が見込まれており、予想PERは19.9倍となっています。 ※「小型株シフトと非M7底値拾いで上昇堅持 (4)」へ続く 株探ニュース 2024/08/15 11:41 みんかぶニュース 市況・概況 小型株シフトと非M7底値拾いで上昇堅持 (2) 【シルバーブラットの「S&P500」月例レポート】  ○7月の主なデータ   ⇒S&P500指数 は7月に7回最高値を更新しました(終値での最高値は5667.20、取引時間中の最高値は5669.67)。6月の最高値更新回数は7回、5月は2回となり(4月は下落して5000を割り込み、下値を試す場面もありました)、年初来では38回最高値を更新したことになります。7月はS&P500指数が乱高下しましたが、最終的には上昇して月を終えました(1.13%上昇)。6月は3.47%上昇、5月は4.80%の大幅上昇、4月は全面安の展開となり4.16%下落しました。7月は22営業日のうち14営業日で上昇しました(6月は19営業日のうち12営業日で上昇)。また、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を6月以上に大きく上回りました(値上がり銘柄数が364銘柄となったのに対し、値下がり銘柄数は139銘柄。6月は値上がり銘柄数が201銘柄、値下がり銘柄数は301銘柄でした)。また、出来高は前月比10%減、前年同月比では4%減となりました。    →7月は11セクターのうち9セクターが上昇しました。6月は5セクターが上昇、5月は10セクターが上昇しました。7月のパフォーマンスが最高となったのは不動産で、7.12%上昇しました(年初来では2.68%上昇。2021年末比では20.45%下落)。パフォーマンスが最低だったのはコミュニケーション・サービスで、4.16%下落しました(同20.85%上昇。同11.15%上昇)。   ⇒S&P500指数は7月に1.13%上昇して、5522.30で月を終えました(配当込みのトータルリターンはプラス1.22%)。6月は3.47%上昇(同プラス3.59%)して5460.48、5月は4.80%上昇(同プラス4.96%)して5277.51で月を終えました。過去3ヵ月間では9.66%上昇(同プラス10.05%)、年初来では15.78%上昇(同プラス16.69%)、過去1年間では20.34%上昇(同プラス22.15%)となりました。2023年通年は24.23%上昇(同プラス26.29%)、2022年通年は19.44%下落(同マイナス18.11%)でした。    →7月にS&P500指数は終値での過去最高値を7回更新しました。6月は7回、5月は2回(4月は0回、3月は8回、2月は8回、1月は6回)でした。年初来での最高値更新回数は38回となりました。2023年の最高値更新回数は0回、2022年は1回、2021年は70回でした(過去最高は1995年の77回)。    →コロナ危機前の2020年2月19日の高値からは63.08%上昇(同プラス75.01%)となっています。  ○米国10年国債利回りは6月末の4.39%から4.04%に低下して月を終えました(2023年末は3.88%、2022年末も3.88%、2021年末は1.51%、2020年末は0.92%、2019年末は1.92%、2018年末は2.69%、2017年末は2.41%)。30年国債利回りは6月末の4.55%から4.31%に低下して取引を終えました(同4.04%、同3.97%、同1.91%、同1.65%、同2.30%、同3.02%、同3.05%)。  ○英ポンドは6月末の1ポンド=1.2643ドルから1.2859ドルに上昇し(同1.2742ドル、同1.2099ドル、同1.3525ドル、同1.3673ドル、同1.3253ドル、同1.2754ドル、同1.3498ドル)、ユーロは6月末の1ユーロ=1.0713ドルから1.0824ドルに上昇しました(同1.0838ドル、同1.0703ドル、同1.1379ドル、同1.2182ドル、同1.1172ドル、同1.1461ドル、同1.2000ドル)。円は6月末の1ドル=160.94円から150.00円に上昇し(同141.02円、同132.21円、同115.08円、同103.24円、同108.76円、同109.58円、同112.68円)、人民元は6月末の1ドル=7.2673元から7.2193元に上昇しました(同7.1132元、同6.9683元、同6.3599元、同6.6994元、同6.9633元、同6.8785元、同6.5030元)。  ○7月末の原油価格は3.7%下落し、6月末の1バレル=81.51ドルから同78.49ドルとなりました(2023年末は同71.31ドル、2022年末は同80.45ドル)。米国のガソリン価格(EIAによる全等級)は7月に1.2%上昇しました(現在1ガロン=3.598ドル、6月末は3.557ドル、2023年末は同3.238ドル、2022年末は同3.203ドル、2021年末は同3.375ドル)。2020年末から原油価格は62.1%上昇し(2020年末は1バレル=48.42ドル)、ガソリン価格は54.4%上昇しました(2020年末は1ガロン=2.330ドル)。   ⇒2024年6月時点のEIAの報告によると、ガソリン価格の内訳は、55%が原油、18%が販売・マーケティング費、15%が精製コスト、12%が税金となっています。  ○金価格は6月末の1トロイオンス=2335.50ドルから上昇し、2492.20ドルで7月の取引を終えました(2023年末は2073.60ドル、2022年末は1829.80ドル、2021年末は1901.60ドル、2020年末は1520.00ドル、2019年末は1284.70ドル、2018年末は1305.00ドル)。  ○VIX恐怖指数は6月末の12.44から16.36に上昇して7月を終えました。月中の最高は19.36、最低は10.62でした(2022年末は21.67、2021年末は17.22、2020年末は22.75、2019年末は13.78、2018年末は16.12)。   ⇒同指数の2023年の最高は30.81、最低は11.81でした。   ⇒同指数の2022年の最高は38.89、最低は16.34でした。   ⇒同指数の2021年の最高は37.51、最低は14.10でした。   ⇒同指数の2020年の最高は85.47、最低は11.75でした。  ○目標株価は引き続き上昇しています。S&P500指数に対する市場関係者の1年後の目標株価は2023年11月から8ヵ月連続で上昇しており、現在値から10.8%上昇の6119となっています(6月末時点では9.4%上昇の5972、5月末時点では5890)。それ以前の目標値は、9ヵ月連続の低下から11ヵ月連続の上昇を経て、2023年11月まで2ヵ月連続で低下していました。ダウ平均の目標株価も3ヵ月連続の上昇から2ヵ月連続の低下を経て、7月は8ヵ月連続での上昇となり、現在値から8.0%上昇の4万4097ドルとなっています(6月末時点では10.3%上昇の4万3158ドル、5月末時点では4万2955ドル)。 ●米国経済  ○6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.6となりました。速報値および事前予想は51.7でした。  ○6月のISM製造業景気指数は48.5となりました。事前予想は49.1、5月は48.7でした。  ○6月のサービス業PMIは55.3となりました。事前予想は55.1、5月は54.8でした。  ○6月のISM非製造業景気指数は48.8となりました。事前予想は53.0、5月は53.8でした。  ○7月のPMI速報値は、製造業が6月の51.6から49.5に低下しました(市場予想は51.6)。サービス業は6月の55.3から56.0に上昇しました(同55.0)。  ○6月の個人所得は前月比0.2%増となりました。事前予想は同0.4%増でした。5月は当初発表の同0.5%増から同0.4%増に下方修正されました。個人消費は予想通りの前月比0.3%増となりました。5月は当初発表の同0.2%増から同0.4%増に上方修正されました。6月の個人消費支出(PCE)価格指数は、市場予想通りの前月比0.1%上昇となりました(5月は同横ばい)。前年同月比では2.5%上昇となり、5月の同2.6%上昇を下回りました。  ○6月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%低下し、4年ぶりの低下となりました。市場は同0.1%上昇を予想していました(5月は同横ばい)。前年同月比では3.0%上昇となり、5月の同3.3%上昇から伸びが鈍化しました。食品とエネルギーを除いたコアCPIは、前月比0.1%上昇(5月は同0.2%上昇)、前年前月比では3.3%上昇となり、5月の同3.4%上昇から伸び率が低下しました。  ○6月の生産者物価指数(PPI)は、市場予想の前月比0.1%上昇に対し、同0.2%上昇となりました。5月は当初発表の同0.2%低下から同横ばいに上方修正されました。前年同月比では2.6%上昇となり、5月の同2.4%上昇(当初発表の同2.3%上昇から上方修正)を上回る伸びとなりました。コアPPIは前月比0.4%上昇(市場予想は同0.2%上昇)、前年同月比では3.0%上昇(市場予想および5月は同2.3%上昇)となりました。  ○2024年第2四半期のGDP成長率速報値は、市場予想の前期比年率2.0%に対し、同2.8%となり、第1四半期の同1.4%から加速しました。   ⇒第2四半期の個人消費支出(PCE)は、市場予想の前期比年率1.9%増に対して同2.3%増となりました(第1四半期は同1.4%増)。  ○5月の建設支出は市場が前月比0.3%増を見込んでいたのに対し、同0.1%減となりました。4月は当初発表の同0.1%減から同0.3%増に上方修正されました。前年同月比では6.4%増となり、4月の同7.6%増から伸びが鈍化しました。  ○6月の小売売上高は前月比横ばいとなりました。事前予想は同0.3%減でした(5月同0.1%増)。自動車を除く小売売上高は、事前予想の同0.1%増に対して同0.4%増となりました(5月は同0.1%減)。  ○5月の製造業受注は市場予想の前月比0.2%減に対して同0.5%減となりました。4月は当初発表の同0.7%増から同0.4%増に下方修正されました。  ○6月の耐久財受注は市場予想の前月比0.3%増に対して同6.6%減となりました(5月は同0.1%増)。  ○5月の卸売在庫は予想通り前月比0.6%増となりました。4月は当初発表の同0.1%増から同0.2%増に上方修正されました。   ⇒6月の卸売在庫(速報値)は予想通りの前月比0.2%増となりました。  ○5月の企業在庫は市場予想の前月比0.4%増に対して同0.5%増となりました。4月は当初発表の同0.3%増から同0.4%増に上方修正されました。  ○6月の小売り在庫(速報値)は前月比0.7%増となりました。5月は当初発表の同0.7%増から同0.6%増に下方修正されました。  ○6月の鉱工業生産指数は市場予想の前月比0.3%上昇に対し、同0.6%上昇となりました(5月は同0.9%上昇)。   ⇒設備稼働率は78.8%に上昇しました。5月は当初発表の78.7%から78.5%に下方修正されました。  ○5月の貿易収支の赤字額は751億ドルとなりました。4月は745億ドルでした。  ○6月の輸入物価指数は事前予想が前月比0.1%低下であったのに対し、同横ばいとなりました。5月は当初発表の同0.4%低下から同0.2%低下に上方修正されました。前年同月比では1.6%上昇となりました(5月は同1.4%上昇)。輸出物価指数は市場予想が前月比0.1%低下であったのに対し、同0.5%低下しました。5月は当初発表の同0.6%低下から同0.7%低下に下方修正されました。前年同月比では0.7%上昇となりました(5月は同0.5%上昇)。  ○6月の財の貿易収支は968億ドルの赤字となりました。輸入は前月比0.7%減(5月も同0.7%減)、輸出は同2.5%増でした。5月の輸出は当初発表の同2.7%減から同1.8%減に上方修正されました。  ○7月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報値は66.0に低下しました。市場予想は6月の68.2を上回る68.5でした。1年先のインフレ期待は2.9%となり、5月の3.0%から低下しました。   ⇒7月のミシガン大学消費者信頼感指数の確報値は66.4となり、速報値の66.0を上回りました。1年先のインフレ期待は速報値から変わらず2.9%となりました。  ○6月の景気先行指数は、市場予想が前月比0.3%低下だったのに対し、同0.2%の低下となりました。5月は当初発表の同0.5%低下から同0.4%低下に上方修正されました。  ○民間調査機関コンファレンスボードが発表した7月の消費者信頼感指数は市場予想の99.5に対して100.3となりました。6月は当初発表の100.4から97.8に下方修正されました。 ※「小型株シフトと非M7底値拾いで上昇堅持 (3)」へ続く 株探ニュース 2024/08/15 11:40 みんかぶニュース 市況・概況 小型株シフトと非M7底値拾いで上昇堅持 (1) 【シルバーブラットの「S&P500」月例レポート】 S&P500月例レポートでは、S&P500の値動きから米国マーケットの動向を解説します。市場全体のトレンドだけではなく、業種、さらには個別銘柄レベルでの分析を行い、米国マーケットの現状を掘り下げて説明します。 ●THE S&P 500 MARKET:2024年7月 個人的見解:資産配分の見直しと利食い売りを背景に市場のボラティリティが上昇。7月のS&P 500指数の上昇率は1.13%、年初来では15.78%上昇 ●インデックスの動き  7月前半の株式市場は年初来の上昇基調が持続し(なお、2023年は24.23%上昇し、配当込みのトータルリターンはプラス26.29%)、最高値の更新が続きました(7月の最高値更新回数は7回、年初来では38回。2023年は0回)。7月16日が最後の最高値更新となりましたが(終値での最高値は5667.20、取引時間中の最高値は5669.67)、その時点でS&P500指数 の月初からの上昇率は3.79%、年初来では18.90%でした。しかし、翌日の7月17日以降、市場の潮目と経済環境が変化し、大型株から小型株へと投資先を移す動きが、特に情報技術セクター(マグニフィセント・セブン銘柄:M7を含む)で顕著となりました。その後、S&P500指数は4.72%下落して、月初からの騰落率がマイナスに落ち込みました(1.12%下落)。しかし、再び買い戻す動きが強まり(底値買いも見られました)、市場は押し上げられました。S&P500指数は月の最終日に1.58%の力強い上昇を記録しました(市場に優しいFRB:米連邦準備制度理事会に対する期待感も一役買いました)。  最終的に7月のS&P500指数は1.13%上昇(配当込みのトータルリターンは1.22%)となり、2024年に入って2度目の月間騰落率がマイナスとなる事態を回避しました(4月の騰落率は4.16%の下落、配当込みのトータルリターンはマイナス4.08%)。なお、6月は3.47%上昇(同プラス3.59%)、5月は4.80%上昇(同プラス4.96%)で、過去3ヵ月間の騰落率は9.66%上昇となりました(同プラス10.05%)。年初来では15.78%上昇となり(同プラス16.70%)、年率換算にすると28.26%上昇(同プラス29.99%)に相当します。  7月は値上がり銘柄数が364銘柄に増え、値下がり銘柄数が139銘柄に減少しました(6月末時点での年初来では、値上がり銘柄数が301銘柄に対し、値下がり銘柄数は200銘柄)。また、7月は22営業日のうち14営業日で上昇しました(6月は19営業日のうち12営業日で上昇。年初来では146営業日のうち82営業日で上昇)。さらに11セクターのうち9セクターが上昇しました(6月は5セクターが上昇)、出来高は前月比10%減(営業日数調整後)、前年同月比では4%減となりました。  S&P500指数の時価総額は7月に5360億ドル増加(6月は1兆5460億ドル増加)して、46兆3790億ドルとなりました。年初来では6兆3400億ドル増加しました。2023年は7兆9060億ドルの増加、2022年は8兆2240億ドルの減少でした。   ⇒ダウ・ジョーンズ工業株価平均(ダウ平均)は7月に3回最高値を更新しました(年初来では22回。終値での最高値は4万1198.08ドル、取引時間中の最高値は4万1221.98ドル)。また、7月中に初めて終値で4万ドル台と4万1000ドル台を突破しました。最高値からの下落幅も限定的で(株価加重型の算出方法を採用しており、マグニフィセント・セブン銘柄の構成比率が限定的なため)、7月は4.41%上昇して(配当込みのトータルリターンは4.51%)、4万0842.79ドルで月を終えました。6月は1.12%上昇して(同プラス1.23%)3万9118.86ドル、また5月は2.30%上昇して(同プラス2.58%)3万8686.32ドルで月を終えました。  過去3ヵ月間の騰落率は8.00%上昇(同プラス8.53%)、年初来では8.37%上昇(同プラス9.52%)、過去1年間では14.86%上昇(同プラス17.22%)となっています。2023年は13.70%の上昇(同プラス16.18%)、2022年は8.78%の下落(同マイナス6.86%)でした。  ○7月の日中ボラティリティ(日中の値幅を安値で除して算出)は、0.95%と6月の0.77%から上昇し、年初来では0.84%となっています。なお、2023年通年は1.04%、2022年は1.83%、2021年は0.97%、2020年は1.51%でした(長期平均は1.42%)。  ○7月の出来高は、6月の前月比1%増加の後に、同10%減少し(営業日数調整後)、前年同月比では4%減少となりました。2024年7月までの12ヵ月間では前年同期比7%減少しています。2023年通年では前年比1%減で、2022年通年では同6%増でした。  ○7月は1%以上変動した日数は22営業日中6日(上昇が4日、下落が2日)で、2022年12月以来となる1日で2%の下落(7月24日に-2.32%)を記録しました。6月は1%以上変動した日数は19営業日中1日(上昇が1日、下落はなし)でした。年初来では、1%以上変動した日数は27日(上昇が18日、下落が9日)で、2%以上変動した日数は2日(2月22日に2.11%の上昇が1日、下落が1日)でした。2023年通年は、1%以上変動した日数が250営業日中63日(上昇が37日、下落が26日)、2%以上変動した日数が2日(上昇が1日、下落が1日)でした。7月は22営業日中9日で日中の変動率が1%以上となり、2%以上変動した日はありませんでした。対して6月は1%以上の変動が19営業日中4日で、2%以上変動した日はありませんでした。  年初来では、42日で日中の変動率が1%以上となり、2%以上変動した日数は2日ありました。2023年通年では1%以上の変動が113日、2%以上の変動が13日で、3%以上の変動はありませんでした(直近で3%以上の変動があったのは2022年11月30日)。2022年は1%以上の変動が219日、2%以上の変動が89日、3%以上の変動が20日でした(4%以上の変動が4日、5%以上の変動が1日)。  過去の実績を見ると、7月は60.4%の確率で上昇し、上昇した月の平均上昇率は4.89%、下落した月の平均下落率は3.24%、全体の平均騰落率は1.70%の上昇となっています。2024年7月のS&P500指数は1.13%の上昇でした。  8月は57.3%の確率で上昇し、上昇した月の平均上昇率は3.89%、下落した月の平均下落率は3.90%、全体の平均騰落率は0.64%の上昇となっています。  今後の米連邦公開市場委員会FOMCのスケジュールは、2024年は9月17日-18日、11月6日-7日、12月17日-18日、2025年は1月28日-29日となっています。 ●主なポイント  ○7月の市場は1.13%上昇(配当込みのトータルリターンはプラス1.22%)となり、6月(3.47%上昇、同プラス3.59%)と5月(4.80%上昇、同プラス4.96%)の力強い上昇基調を持続しました。終値での最高値を月内に7回更新し(終値での最高値は5667.20、取引時間中の最高値は5669.67)、初めて終値で5500台と5600台を突破しました。過去3ヵ月では9.66%上昇(同プラス10.05%)となりました。また、年初来では15.78%上昇(同プラス16.69%)となり、年率換算すると28.26%上昇(同プラス29.99%)に相当します。経済指標の力強さ(予想を上回る消費者物価指数:CPIと小売売上高の増加)と、市場で9月の初回利下げ観測(0.25%)が強まったこと(市場が織り込む利下げ確率は87%)を背景に、市場では資産を小型株に振り向ける動きが見られ、力強く上昇していた大型株に小型株のパフォーマンスが追い付いていく展開となりました。反対に、(昨年から今年にかけて)大きく値上がりした大型株や情報技術セクター(マグニフィセント・セブン銘柄を含む)に利食い売りが入り、S&P500指数に対する売り圧力が高まりました。   ⇒マグニフィセント・セブン銘柄は、時価総額の大きさから市場全体や株価指数に与える影響が大きいため、グループとして見た場合、引き続き重要です。これら7銘柄のS&P500指数の年初来上昇率に占める割合は52%となっています。7月は7銘柄の株価は平均1.18%下落しました(17.28%上昇したテスラを除くと3.82%の下落)。一方で、指数構成銘柄の平均騰落率は4.36%上昇となっています。 ※「小型株シフトと非M7底値拾いで上昇堅持 (2)」へ続く 株探ニュース 2024/08/15 11:40 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=15日前引け  15日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ    104221   -23.8    24160 2. <1321> 野村日経平均   13295   -24.1    37910 3. <1360> 日経ベア2    9635   -15.2    355.2 4. <1458> 楽天Wブル    9412   -28.1    28515 5. <1459> 楽天Wベア    5108   -23.1     583 6. <1357> 日経Dインバ   5082   -59.0     145 7. <1579> 日経ブル2    4788   -26.9    259.4 8. <1306> 野村東証指数   2902   -46.2   2710.0 9. <1365> iF日経Wブ   1908   -44.7    37240 10. <1329> iS日経     1801   46.1    38000 11. <1615> 野村東証銀行   1484   54.6    326.8 12. <1545> 野村ナスH無   1347   -7.6    28480 13. <1456> iF日経ベ    1283   -20.5    2694 14. <1330> 日興日経平均   1259   -32.5    37950 15. <1489> 日経高配50   1200   -9.8    2236 16. <1655> iS米国株    1021   34.5    580.5 17. <1540> 純金信託     1019   -50.6    10975 18. <2644> GX半導日株    872   -41.6    3920 19. <2244> GXUテック    836   -12.5    2033 20. <1346> MX225     777    1.8    37950 21. <1568> TPXブル     767   -75.7    423.8 22. <2558> MX米株SP    693   -30.8    23190 23. <1366> iF日経Wベ    685   -47.5     365 24. <2621> iS米20H    669   29.4    1289 25. <1580> 日経ベア      650   -6.9   1681.0 26. <2243> GX半導体     650   -27.1    1757 27. <1320> iF日経年1    635   -28.1    37770 28. <1678> 野村インド株    604   -13.7    360.1 29. <1563> グロースコア    597  1118.4    2007 30. <1488> iFREIT    547   -8.8    1791 31. <1305> iFTP年1    512   190.9   2738.5 32. <2516> 東証グロース    500    0.8    468.2 33. <1571> 日経インバ     464   -25.5     633 34. <1343> 野村REIT    463   43.8   1854.0 35. <1356> TPXベア2    420   -37.5    370.5 36. <1358> 日経2倍      420   -18.4    45240 37. <1671> WTI原油     340    2.1    3105 38. <2631> MXナスダク    326   -29.6    20225 39. <2840> iFEナ百無    298   751.4    26070 40. <2038> 原油先Wブル    267   -43.9    1907 41. <2563> iS米国株H    246   39.0    313.0 42. <2633> 野村SPH無    219   -32.2    373.1 43. <2870> iFナ百Wベ    209   -3.2    21435 44. <2648> 野村米十債H    206  20500.0    3814 45. <2568> 日興NQヘ無    182   22.1    4842 46. <1326> SPDR      174    7.4    33510 47. <1475> iSTPX     159   -66.1    267.1 48. <1632> 野村金融      159   117.8    26370 49. <2559> MX全世界株    152   -44.1    19565 50. <200A> 野村日半導     150   -39.8    1701 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%) 株探ニュース 2024/08/15 11:35 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(前引け)=値上がり優勢、ペルセウス、ファーストAがS高  15日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数316、値下がり銘柄数228と、値上がりが優勢だった。  個別ではペルセウスプロテオミクス<4882>、ファーストアカウンティング<5588>、リファインバースグループ<7375>がストップ高。データセクション<3905>、アクリート<4395>、オムニ・プラス・システム・リミテッド<7699>は一時ストップ高と値を飛ばした。フルッタフルッタ<2586>、グランディーズ<3261>、アンビション DX ホールディングス<3300>、ボードルア<4413>、モダリス<4883>など7銘柄は年初来高値を更新。ビリングシステム<3623>、TWOSTONE&Sons<7352>、Waqoo<4937>、HPCシステムズ<6597>、Chordia Therapeutics<190A>は値上がり率上位に買われた。  一方、Birdman<7063>がストップ安。モンスターラボホールディングス<5255>は一時ストップ安と急落した。ナイル<5618>、マーソ<5619>、インバウンドテック<7031>、スポーツフィールド<7080>など5銘柄は年初来安値を更新。トレンダーズ<6069>、インバウンドプラットフォーム<5587>、ライスカレー<195A>、グリーンモンスター<157A>、unerry<5034>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2024/08/15 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=15日前引け、野村東証銀行が4.14%高  15日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比26.0%減の1858億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同25.8%減の1615億円だった。  目立った値動きではNEXT 東証銀行業株価指数 <1615> が4.14%高、NEXT 銀行 <1631> が3.91%高、WisdomTree アルミニウム上場投資信託 <1692> が3.78%高、NEXT エネルギー資源 <1618> が3.26%高と大幅な上昇。  日経平均株価が366円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1042億2100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1513億5500万円を大きく下回っており低調。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が132億9500万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が96億3500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が94億1200万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が51億800万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が50億8200万円の売買代金となった。 株探ニュース 2024/08/15 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・15日>(前引け)=AIクロス、壽屋、ビリングシス  AI CROSS<4476.T>=異色人気にカイ気配。同社株は時価総額50億円と超小型株の範疇に入るが、朝方から50万株を優に超える大量の買い注文が入り、1490円ストップ高カイ気配で張り付いている。ショートメッセージサービス(SMS)の配信サービスを主力展開し、人工知能(AI)を使った解析サービスでも実績を重ねている。業績は好調に推移しており、14日取引終了後に発表した24年12月期上期(24年1~6月)決算では営業利益が前年同期比43%増の2億1500万円と急拡大を示した。対通期進捗率も72%に達している。また、株主還元に取り組む姿勢を明示し、同日に株主優待制度の導入を発表した。毎年12月末と6月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、1万5000円分のQUOカードをそれぞれ贈呈するというもので、これがポジティブサプライズとなり、投資資金が強く誘導する格好となった。  壽屋<7809.T>=大幅高で7連騰。同社は14日取引終了後、25年6月期通期の単独業績予想を公表。営業利益は前期比2.6%増の17億円を見込み、期末一括配当計画を前期比5円増配の40円としていることが好感されているようだ。売上高は同3.8%増の170億円を予想。自社IP(知的財産)で「アルカナディア」などのプロモーション活動を積極的に行いコンテンツの更なる認知度向上を図るほか、プラモデルやフィギュアに続く新領域の確立を目指して研究開発活動を推進するとしている。  ビリングシステム<3623.T>=切り返し急。前日までの直近2営業日で460円あまりの急落をみせていたが、足もとで動きを一変させている。ネット決済支援サービスを展開しており、スマートフォン決済アプリ「PayB(ペイビー)」が収益高成長の原動力となっている。14日取引終了後、24年12月期上期(24年1~6月)決算を発表、営業利益は前年同期比91%増の3億600万円と急拡大した。特に4~6月期は前年同期比2.7倍という高変化で、これを評価する買いを呼び込んでいる。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、マリオンがS高  15日前引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数879、値下がり銘柄数497と、値上がりが優勢だった。  個別ではマリオン<3494>がストップ高。ワイエスフード<3358>、ビート・ホールディングス・リミテッド<9399>は一時ストップ高と値を飛ばした。中外鉱業<1491>、巴コーポレーション<1921>、ウェルネット<2428>、ヒビノ<2469>、ペッパーフードサービス<3053>など21銘柄は年初来高値を更新。石井鐵工所<6362>、ユニバーサル園芸社<6061>、ビーグリー<3981>、ぷらっとホーム<6836>、タカトリ<6338>は値上がり率上位に買われた。  一方、ズーム<6694>がストップ安。タカギセイコー<4242>、ロココ<5868>は年初来安値を更新。ウルトラファブリックス・ホールディングス<4235>、デルソーレ<2876>、テクニスコ<2962>、JALCOホールディングス<6625>、テリロジーホールディングス<5133>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2024/08/15 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均15日前引け=4日続伸、366円高の3万6808円  15日前引けの日経平均株価は4日続伸。前日比366.32円(1.01%)高の3万6808.75円で前場の取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1152、値下がりは444、変わらずは47と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。  日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を52.96円押し上げ。次いでSBG <9984>が40.41円、東エレク <8035>が39.72円、中外薬 <4519>が23.15円、レーザーテク <6920>が15.30円と続いた。  マイナス寄与度は15.89円の押し下げでリクルート <6098>がトップ。以下、信越化 <4063>が6.87円、ソニーG <6758>が5.56円、テルモ <4543>が5.49円、キーエンス <6861>が4.35円と並んだ。  業種別では33業種中31業種が上昇し、下落はサービス、陸運の2業種のみ。値上がり率1位は石油・石炭で、以下、銀行、証券・商品、非鉄金属、輸送用機器、海運と続いた。 株探ニュース 2024/08/15 11:31 みんかぶニュース 市況・概況 ◎15日前場の主要ヘッドライン ・海運株の上昇目立つ、高配当株の見直し買いとコンテナ船の運賃市況上昇が追い風 ・ファーストAがS高、経理DX向け製品好調で1~6月期経常利益87%増 ・すかいらーく大幅続伸、価格改定効果で24年12月期業績・配当予想を増額修正 ・ペッパーが急騰、24年12月期業績予想の上方修正と「継続企業の前提に関する注記」解消を好感 ・ネットプロはS高カイ気配、未払い率良化などで25年3月期利益予想を上方修正 ・AIクロスが異色人気、好決算発表プラス株主優待導入でポジティブサプライズ ・アイスタイルがカイ気配のまま上昇、25年6月期最高益更新計画を評価 ・寿屋は7日続伸、25年6月期営業益予想3%増で5円増配へ ・フロンテオに大量の買い注文、25年3月期営業利益大幅増額受け上げ足加速 ・ビリングシスが切り返し急、今上期営業9割増益達成で投資資金呼び込む ※ヘッドラインは記事配信時点のものです 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 11:30 みんかぶニュース 市況・概況 三菱UFJなどメガバンクが大幅高、GDP市場予想上振れし利上げシナリオ意識◇  三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>がそろって大幅高となっている。内閣府が15日朝に発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)の速報値は年率換算で前期比プラス3.1%となり、2四半期ぶりのプラス成長となった。個人消費が前期比1.0%増と堅調ぶりを示している。株式市場が落ち着きを取り戻しつつあるなか、賃金と物価の好循環の達成確度が高まり、日銀が利上げに一段と踏み切りやすくなったとの見方が出るなか、8月に入ってからの全体相場の急落で割安感が強まった銀行株に買い向かう姿勢がみられている。東証の業種別指数で銀行業の上昇率は4%を超え、上昇率で上位に入っている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 11:30 みんかぶニュース 市況・概況 感染症関連株が動意、「エムポックス」WHOが緊急事態宣言◇  プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>や川本産業<3604.T>など感染症関連に位置づけられる銘柄が動意づいている。アフリカで流行しているウイルス感染症「エムポックス(サル痘)」について、世界保健機関(WHO)は14日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。  これを受け、遺伝子検査装置や試薬を手掛け、エムポックスウイルスのPCR検査キットを販売した実績があるバイオ関連企業のPSSに思惑的な買いが流入。同ウイルスは接触感染に加え飛沫感染することもあるため、マスクを手掛ける川本産業にも物色が向かったようだ。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 11:19 みんかぶニュース 市況・概況 海運株の上昇目立つ、高配当株の見直し買いとコンテナ船の運賃市況上昇が追い風◇  日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>など大手をはじめ海運株への投資資金流入が目立つ。業種別騰落でも海運セクターは値上がり率上位に食い込んでいる。全体相場が戻りに転じるなか、配当など株主還元に積極的な企業を拾う動きが活発化している。そのなか、郵船と商船三井は配当利回りが5%を上回る水準でインカムゲイン狙いの買いが入りやすいほか、PBRやPERなど主要株価指標でも割安感が強く株価も出直り色を強めている。外部環境もばら積み船の運賃市況は低水準が続いているが、コンテナ船の運賃市況は中東情勢の緊迫化を背景に再び高騰しており、収益上乗せ要因としてポジティブ視されている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 11:12 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前11時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前11時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は1098、値下がり銘柄数は498、変わらずは49銘柄だった。業種別では33業種中30業種が上昇。値上がり上位に石油・石炭、銀行、証券・商品など。値下がりはサービス、陸運、化学のみ。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 11:09 みんかぶニュース 市況・概況 11時の日経平均は272円高の3万6714円、ファストリが41.19円押し上げ  15日11時現在の日経平均株価は前日比272.35円(0.75%)高の3万6714.78円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1097、値下がりは496、変わらずは50と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を41.19円押し上げている。次いでSBG <9984>が38.44円、東エレク <8035>が27.95円、中外薬 <4519>が22.16円、KDDI <9433>が11.96円と続く。  マイナス寄与度は18.73円の押し下げでリクルート <6098>がトップ。以下、信越化 <4063>が9.32円、ソニーG <6758>が6.87円、テルモ <4543>が6.54円、アドテスト <6857>が4.97円と続いている。  業種別では33業種中30業種が上昇し、下落はサービス、陸運、化学の3業種にとどまっている。値上がり率1位は石油・石炭で、以下、銀行、証券・商品、海運、非鉄金属、輸送用機器と続いている。  ※11時0分4秒時点 株探ニュース 2024/08/15 11:01 みんかぶニュース 市況・概況 15日中国・上海総合指数=寄り付き2844.2005(-6.4534)  15日の中国・上海総合指数は前営業日比6.4534ポイント安の2844.2005で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 10:52 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位にロココ  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の15日午前10時現在で、ロココ<5868.T>が「売り予想数上昇」で5位となっている。  15日の東京市場で、ロココは大幅安で上場来安値を更新。14日取引終了後に24年12月期通期の連結業績予想を下方修正したことがネガティブ視されているようだ。  売上高予想は従来の77億9300万円から77億1100万円(前期比7.5%増)、営業利益予想は4億8700万円から3億5000万円(同27.0%減)に引き下げた。受託開発の受注時期のずれや顧客の方針転換に伴う計画案件の一部失注などの発生が影響するという。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 10:51 みんかぶニュース 市況・概況 15日香港・ハンセン指数=寄り付き17008.21(-105.15)  15日の香港・ハンセン指数は前営業日比105.15ポイント安の17008.21で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 10:42 みんかぶニュース 市況・概況 JTOWERはS高カイ気配、米企業が1株3600円でTOB◇  JTOWER<4485.T>はストップ高カイ気配。14日取引終了後、米国のデジタルインフラ投資会社ディジタルブリッジ・グループ<DBRG>が管理・運営するディービーピラミッドホールディングスから、非公開化を目的としたTOBを受けたことを明らかにした。TOB価格は1株3600円で、これにサヤ寄せする格好となっている。  買い付け予定数は2105万5142株(下限1247万7600株、上限設定なし)、買い付け期間は8月15日から10月10日まで。TOB成立後にJTOWER株は上場廃止となる予定で、これを受け東京証券取引所は14日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。資本・業務提携先の日本電信電話<9432.T>、KDDI<9433.T>とはTOB成立後も業務提携関係を維持するという。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 10:28 みんかぶニュース 市況・概況 <注目銘柄>=キッセイ、過活動膀胱治療薬など伸びる  キッセイ薬品工業<4547.T>は7月30日、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比32.2%増の21億5800万円となり、上半期計画の15億円を超過した。  過活動膀胱治療薬「ベオーバ錠」、潰瘍性大腸炎治療薬「カログラ錠」、顕微鏡的多発血管炎・多発血管炎性肉芽腫症治療薬「タブネオスカプセル」、慢性特発性血小板減少性紫斑病治療薬「タバリス錠」、透析患者におけるそう痒症治療薬「コルスバ静注透析用シリンジ」などの売り上げが伸長した。上半期及び通期業績予想は従来の見通しで据え置いており、保守的といえそうだ。  また、日足チャートで25日移動平均線と75日移動平均線とのゴールデンクロスが実現していることにも注目。3~5月に上値を抑えられた3700円ラインの突破に期待したい。(参) 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 10:14 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前10時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は1013、値下がり銘柄数は566、変わらずは66銘柄だった。業種別では33業種中28業種が上昇。値上がり上位に銀行、石油・石炭、証券・商品など。値下がりで目立つのはサービス、建設、化学など。 出所:MINKABU PRESS 2024/08/15 10:13

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