みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
10日の株式相場見通し=強弱観対立のなかも頑強な値動きか
10日の東京株式市場は、強弱観対立で方向感の定まらないなかも根強い買いが続き、日経平均株価は3万8000円近辺で売り物をこなす地合いが想定される。前日の欧州株市場は高安まちまちの展開だったが、ドイツの主要株価指数であるDAXは続落し、フランスのCAC40も小幅ながら反落となった。ロンドンで開かれている米国と中国の閣僚による貿易協議の行方を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせた。一方、米国株市場では売り買い交錯のなか、NYダウが前の日の終値とほぼ同水準で引ける形となった。マーケットの関心が高い米中閣僚級協議については、中国のレアアース規制や米国の半導体規制などが議題に上がっているとみられ、交渉に進展が見られるのかどうかが注目されるなか、売りも買いも積極的な売買は避けられた。ただ、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は上値を指向した。また、半導体関連は貿易交渉を経て輸出規制が緩むことへの期待の方が勝ったようで、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>などをはじめ上昇する銘柄が多く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も2%高と反発した。一方、年次開発者会議を開催したアップル<AAPL>は、端末の新機能などを発表したが市場の反応は薄く売り物に押された。東京市場では、前日の米国株市場が方向感に乏しく、外国為替市場でも1ドル=144円台でもみ合う展開が続いていることから様子見ムードが強まりそうだ。下値では押し目買いが入り底堅いものの、上値を積極的に買い進む動きも見込みにくく、前日と同様に比較的狭いゾーンでの往来が予想される。
9日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比1ドル11セント安の4万2761ドル76セントと小反落。ナスダック総合株価指数は同61.28ポイント高の1万9591.23だった。
日程面では、きょうは5月のマネーストック、5月の工作機械受注額、5月の全米自営業者連盟(NFIB)中小企業楽観指数など。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/10 08:00
みんかぶニュース 市況・概況
10日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
08:01 英・BRC(小売連合)小売売上高調査
08:50 日・マネーストック
09:30 豪・ウエストパック消費者信頼感指数
10:30 豪・NAB(ナショナルオーストラリア銀行)企業景況感指数
15:00 英・失業率
15:00 英・失業保険申請件数
※日・工作機械受注額
※日・閣議
※米・3年物国債入札
○決算発表・新規上場など
決算発表:グリーンエナ<1436>,柿安本店<2294>,アスカネット<2438>,Rフィールド<2910>,ファーマF<2929>,アールエイジ<3248>,ポールHD<3657>,ジャストプラ<4287>,ユークス<4334>,VNX<4422>,トビラシステム<4441>,トミタ電機<6898>,浜木綿<7682>,ミロク<7983>,シルバライフ<9262>,ReYuu<9425>,スバル<9632>
出所:MINKABU PRESS
2025/06/10 07:50
みんかぶニュース 市況・概況
シカゴ日経平均先物 大取終値比 115円高 (6月9日)
シカゴ日経225先物 (円建て) 38225 ( +115 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 38230 ( +120 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/06/10 07:48
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【新規公開(IPO)】仮条件情報 (9日大引け後 発表分)
※6月24日、東証スタンダード市場に上場予定のプリモGHD <367A> [東証S]、25日、東証プライム市場に上場予定の北里コーポ <368A> [東証P]、26日、東証グロース市場に上場予定のエータイ <369A> [東証G]は6日、仮条件を発表した。
●プリモグローバルホールディングス <367A>
上場市場:東証スタンダード市場
上場予定日:6月24日
事業内容:ブライダルジュエリーの企画・販売
仮条件:2060円~2150円
想定発行価格:2235円
上場時発行済み株式数:874万7143株
売り出し:646万6800株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限97万株
ブックビルディング期間:6月9日~13日
公開価格決定日:6月16日
申込期間:6月17日~20日
受渡期日:6月24日
主幹事:みずほ証券、SMBC日興証券
●北里コーポレーション <368A>
上場市場:東証プライム市場
上場予定日:6月25日
事業内容:不妊治療に関する医療機器等の製造販売
仮条件:1300円~1340円
想定発行価格:1220円
上場時発行済み株式数:4000万株
売り出し:1400万株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限210万株
ブックビルディング期間:6月10日~13日
公開価格決定日:6月16日
申込期間:6月17日~20日
受渡期日:6月25日
主幹事:野村證券、SMBC日興証券
●エータイ <369A>
上場市場:東証グロース市場
上場予定日:6月26日
事業内容:永代供養墓の企画・建立・運営・販売代行を行う永代供養墓
募集代行業務及びその他関連業務
仮条件:1480円~1510円
想定発行価格:1480円
上場時発行済み株式数:420万4000株
公募:20万4000株
売り出し:120万株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限21万0600株
ブックビルディング期間:6月11日~17日
公開価格決定日:6月18日
申込期間:6月19日~24日
払込日:6月25日
主幹事:大和証券
[2025年6月9日]
株探ニュース
2025/06/09 19:35
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (9日大引け後 発表分)
○ベステラ <1433> [東証P]
発行済み株式数の13.91%にあたる144万株の自社株を消却する。消却予定日は7月15日。
○ココナラ <4176> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の4.41%にあたる105万株(金額で3億9480万円)を上限に、6月10日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
○イチネンHD <9619> [東証P]
発行済み株式数の2.06%にあたる50万株の自社株を消却する。消却予定日は6月23日。
[2025年6月9日]
株探ニュース
2025/06/09 19:20
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【増資・売り出し】銘柄 (9日大引け後 発表分)
○ANAPHD <3189> [東証S]
ネットプライス事業再生合同会社など2先を割当先とする1188万0100株の第三者割当増資(公正発行)を実施する。発行価格は968円。
○ANAPHD <3189> [東証S]
QL有限責任事業組合など3先を割当先とする2050万株の第三者割当増資(有利発行)を実施する。発行価格は250円。
[2025年6月9日]
株探ニュース
2025/06/09 18:40
みんかぶニュース 市況・概況
【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株高を好感し3万8000円台回復 (6月9日)
日経平均株価
始値 38028.71
高値 38178.01
安値 38018.22
大引け 38088.57(前日比 +346.96 、 +0.92% )
売買高 13億4745万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆4616億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、終値で3万8000円台を回復
2.寄り付きに3万8000円台にのせ、終始キープ
3.米雇用統計は予想上回り、センチメント改善
4.米中首脳会談後、貿易摩擦への警戒感が緩和
5.値上がり銘柄は全体の5割で、売買代金は低調
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比443ドル高と3日ぶりに反発した。米雇用統計が市場予想を上回ったことから米労働市場を巡る懸念が後退し買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、主力銘柄を中心にリスク選好の地合いで、日経平均株価は3万8000円台を回復した。買い一巡後は上値が重くなったものの、下値では買いが活発で終始3万8000円台をキープした。
9日の東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って大きく買われたことを受け、リスクを取る動きが強まった。米国株市場ではトランプ米大統領と習近平中国国家主席の電話会談を経て、米中摩擦への警戒感がひと頃より和らいでいる。また、前週末に発表された5月の米雇用統計は事前コンセンサスを上回る内容であったことから、米経済減速への懸念も緩和され、投資家のセンチメント改善に貢献した。米株高に追随して、日経平均は寄り付きでフシ目の3万8000円台を回復し、一時400円以上上昇する場面もあったが、その後は戻り売りに上値を押さえられた。売買代金上位の主力銘柄に買いが目立ったものの、全体ではまちまちで値上がり銘柄数はプライム市場の50%を占めるにとどまっている。売買代金は3兆4000億円台と低調だった。
個別では、売買代金トップのアドバンテスト<6857>が大きく買われたほか、ディスコ<6146>も高い。フジクラ<5803>が堅調、ソフトバンクグループ<9984>も値を上げた。ソシオネクスト<6526>も買いを集めた。サンリオ<8136>が物色人気となり、大塚ホールディングス<4578>が大幅高となった。エイチームホールディングス<3662>、エターナルホスピタリティグループ<3193>、テラスカイ<3915>、ブレインパッド<3655>などが値を飛ばした。
半面、トヨタ自動車<7203>、三菱商事<8058>が冴えず、メルカリ<4385>が売られた。エムスリー<2413>が大きく利食われたほか、キオクシアホールディングス<285A>、SCREENホールディングス<7735>なども下落した。井関農機<6310>が大幅安となり、双葉電子工業<6986>も大きく水準を切り下げた。メドピア<6095>が値を下げ、カナモト<9678>も下値を探った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、リクルート <6098>、中外薬 <4519>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約226円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はエムスリー <2413>、オリンパス <7733>、トレンド <4704>、京セラ <6971>、セブン&アイ <3382>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約24円。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)その他製品、(3)銀行業、(4)電気機器、(5)情報・通信業。一方、下落率の上位5業種は(1)倉庫・運輸、(2)建設業、(3)小売業、(4)卸売業、(5)陸運業。
■個別材料株
△リベラウェア <218A> [東証G]
「ガイアの夜明け」に出演予定。
△エターナルG <3193> [東証P]
販管費増で第3四半期は営業減益もアク抜け感強まる。
△メタプラ <3350> [東証S]
ビットコイン保有計画の上方修正を材料視。
△エイチーム <3662> [東証P]
今期経常益予想の増額修正評価と暗号資産評価益への期待。
△CINC <4378> [東証G]
「TikTok Shop」の導入・運用支援を開始。
△大塚HD <4578> [東証P]
シベプレンリマブのフェーズ3試験で良好な結果を発表。
△モダリス <4883> [東証G]
SOLVEFSHDと戦略的提携を締結。
△CAPITA <7462> [東証S]
株主優待制度を導入へ。
△フジコーポ <7605> [東証P]
宇佐美鉱油が2830円でTOB。
△SBG <9984> [東証P]
ナスダック高と傘下のアーム上昇受け買い戻し。
▼みらいWKS <6563> [東証G]
人材・地方創生事業の計画下振れで今期は一転経常減益。
▼カナモト <9678> [東証P]
好決算発表も出尽くし感が強まる展開に。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)フジコーポ <7605>、(2)エイチーム <3662>、(3)エターナルG <3193>、(4)テラスカイ <3915>、(5)ブレインP <3655>、(6)ソシオネクス <6526>、(7)野村マイクロ <6254>、(8)アインHD <9627>、(9)MARUWA <5344>、(10)Dmミックス <7354>。
値下がり率上位10傑は(1)井関農 <6310>、(2)双葉電 <6986>、(3)メドピア <6095>、(4)エムスリー <2413>、(5)カナモト <9678>、(6)マーケットE <3135>、(7)ミガロHD <5535>、(8)マーベラス <7844>、(9)エイチワン <5989>、(10)古河機金 <5715>。
【大引け】
日経平均は前日比346.96円(0.92%)高の3万8088.57円。TOPIXは前日比16.08(0.58%)高の2785.41。出来高は概算で13億4745万株。東証プライムの値上がり銘柄数は814、値下がり銘柄数は738となった。東証グロース250指数は748.76ポイント(3.12ポイント高)。
[2025年6月9日]
株探ニュース
2025/06/09 18:22
みんかぶニュース 市況・概況
9日香港・ハンセン指数=終値24181.43(+388.89)
9日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比388.89ポイント高の24181.43と反発した。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/09 17:44
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇104銘柄・下落93銘柄(東証終値比)
6月9日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは218銘柄。東証終値比で上昇は104銘柄、下落は93銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は40銘柄。うち値上がりが16銘柄、値下がりは19銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は20円高となっている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の9日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6666> リバーエレク 500 +80( +19.0%)
2位 <3559> PバンCOM 556 +80( +16.8%)
3位 <3907> シリコンスタ 1205 +173( +16.8%)
4位 <4378> CINC 751 +100( +15.4%)
5位 <1433> ベステラ 1283 +164( +14.7%)
6位 <3856> Aバランス 670 +76( +12.8%)
7位 <3664> モブキャスト 37 +4( +12.1%)
8位 <4883> モダリス 114.6 +8.6( +8.1%)
9位 <7897> ホクシン 134.6 +9.6( +7.7%)
10位 <4427> エデュラボ 555 +38( +7.4%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4720> 城南進研 200 -36( -15.3%)
2位 <9348> アイスペース 533 -61( -10.3%)
3位 <9421> エヌジェイ 524 -55( -9.5%)
4位 <3541> 農業総研 353 -27( -7.1%)
5位 <7856> 萩原工業 1410.2 -62.8( -4.3%)
6位 <8918> ランド 7.7 -0.3( -3.7%)
7位 <4591> リボミック 88 -3( -3.3%)
8位 <2134> 北浜CP 23.3 -0.7( -2.9%)
9位 <2301> 学情 1680.1 -48.9( -2.8%)
10位 <143A> イシン 1266 -35( -2.7%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6501> 日立 4136.4 +24.4( +0.6%)
2位 <9501> 東電HD 373.4 +2.2( +0.6%)
3位 <8001> 伊藤忠 7539 +43( +0.6%)
4位 <4208> UBE 2219.6 +11.1( +0.5%)
5位 <3099> 三越伊勢丹 2183.7 +10.7( +0.5%)
6位 <9532> 大ガス 3660.9 +17.9( +0.5%)
7位 <3382> セブン&アイ 2216 +10.0( +0.5%)
8位 <8591> オリックス 3103 +10.0( +0.3%)
9位 <9502> 中部電 1695 +5.0( +0.3%)
10位 <6752> パナHD 1541 +4.0( +0.3%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6594> ニデック 2708.3 -16.7( -0.6%)
2位 <7269> スズキ 1691.8 -9.7( -0.6%)
3位 <2432> ディーエヌエ 2645.5 -14.5( -0.5%)
4位 <6762> TDK 1528.9 -7.6( -0.5%)
5位 <7751> キヤノン 4270.9 -21.1( -0.5%)
6位 <2413> エムスリー 2080 -7.5( -0.4%)
7位 <6479> ミネベア 1890 -6.5( -0.3%)
8位 <7974> 任天堂 12040 -40( -0.3%)
9位 <6920> レーザーテク 14850 -40( -0.3%)
10位 <7011> 三菱重 3460 -9.0( -0.3%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/06/09 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=6月メジャーSQ週は上値トライか
週明け9日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比346円高の3万8088円と続伸。前週末の米株高と外国為替市場での円安進行を受け、朝方からリスクオンの地合いとなり、寄り付きでフシ目の3万8000円台を回復。その後も頑強な値動きに終始した。日中の値幅は160円と小さく、その意味では起伏の乏しい相場で上値も重かったとは言えるのだが、累積売買代金が突出して多い3万8000円大台近辺で目先筋の利食いを丹念にこなし切り、一度も3万7000円台に押し戻される場面が見られなかったことは、日本株に対する強腰の資金の存在を暗示している。
今週は週末13日にメジャーSQ算出を控えている。先物主導で荒れた値動きも覚悟するところだが、市場関係者は「今回は下値を目指して売り仕掛けを狙うよりも、買いで入って踏み上げを狙う動きの方が起こりやすいのではないか」(中堅証券ストラテジスト)という意見も聞かれる。米中貿易摩擦については、依然として落としどころは見えないが、中国側がレアアース輸出規制について、既に一定数量の適正な申請を許可しているという報道もなされており、態度を軟化させる動きが垣間見える。きょうロンドンでベッセント財務長官、ラトニック商務長官、グリアUSTR代表の3者が、中国側の何立峰副首相をはじめとする中国閣僚と交渉に臨むが、マーケットはとりあえずこの結果を見極めたいという場面。しかし、そうしたなかも資金の米国一極集中からグローバル分散化の流れの中で、相対的に出遅れが目立つ日本株へのシフトが静かに進んでいる可能性はある。
総論はともかく、相場の中身をみる限り個別株のテーマ物色が花盛りとなってきた。三菱重工業<7011.T>など防衛関連の主力どころは全体相場の上げ潮に乗り切れず、きょうのところは上値の重さが意識されたが、防衛というテーマは色褪せることなく今後も波状的に物色の矛先が向きそうだ。その場合、人気を博している局面はむしろポジション調整の売りを優先し、逆におとなしい場面で拾っておくのが基本戦略となる。例えばIHI<7013.T>。同社株の信用倍率は0.79倍であり、日証金では逆日歩がついた状態だ。空売りしたくなるのが人情だが、実際は逆で5月以降に買い戻しを強要する形で上値指向を加速させた。
また、三菱重が大株主に入っている銘柄への物色人気に火が付いたが、これもシリーズ化する気配がある。前週は三菱製鋼<5632.T>などが突然変異的な急騰を演じた。この流れをにらみ、新たにマークしておきたい銘柄が三社電機製作所<6882.T>だ。電源機器メーカーとして高い競争力を有しパワー半導体でも高実績を誇るが、実は防衛省との取引実績も豊富でバックアップ用電源を納入している。そして意外と見逃されているが、同社の実質筆頭株主が三菱重である。配当利回り4.7%前後と非常に高く、しかもPBRは0.4倍台に過ぎない。急騰を演じた菱製鋼と業態は違うものの同じような人気素地を内包している。
前週末から宇宙開発関連については残念ながらispace<9348.T>の月面着陸失敗による売り攻勢圧力が、広範に及んでしまった。しかし、そうしたなか「宇宙」から溢れ出た投資マネーが近い次元に位置する「量子」に還流するという状況となった。きょうのテラスカイ<3915.T>やブレインパッド<3655.T>の動きはその象徴で、プライム市場で値上がり率上位に顔を出したが、これを横目に“次の銘柄”にもアンテナを高めておく。量子コンピューター関連で、今はまだ動きの乏しい銘柄としては、BlueMeme<4069.T>、インテリジェント ウェイブ<4847.T>などに目を配っておきたい。
このほか「半導体」「AI」「防衛」「仮想通貨」など、テーマ買いの目抜き通りではないが、株高街道を走り続けている銘柄群が不動産関連の一角である。駅前を中心に都市再開発の勢いが凄まじい。最終局面にある渋谷再開発に続く案件が、新宿、八重洲、品川など次から次へと動き出している。これはインバウンド効果によってもたらされた影響も大きいと思われるが、日銀が今後利上げに向かうというシナリオが取り沙汰されても、不動産再開発の流れは止まらない。銘柄的にはきょうはアグレ都市デザイン<3467.T>が急動意をみせたが、コスモスイニシア<8844.T>なども強い動きで引き続き目が離せない。このほか、ディア・ライフ<3245.T>のもみ合いにも着目してみたい。
あすのスケジュールでは、5月のマネーストックが朝方取引開始前に日銀から開示される。また、午後3時以降に5月の工作機械受注額が日本工作機械工業会から発表される。海外では米3年物国債の入札が予定されている。また、5月の全米自営業者連盟(NFIB)中小企業楽観指数が発表される。このほか、タシケント国際投資フォーラムがこの日から12日までの日程で、ウズベキスタンで開催される。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/06/09 17:30
みんかぶニュース 市況・概況
9日中国・上海総合指数=終値3399.7716(+14.4137)
9日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比14.4137ポイント高の3399.7716と5日続伸。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/09 16:51
みんかぶニュース 市況・概況
明日の【信用規制・解除】銘柄 (9日大引け後 発表分)
○学びエイド <184A> [東証G]
東証と日証金が10日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
○レナ <4889> [東証G]
東証と日証金が10日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
[2025年6月9日]
株探ニュース
2025/06/09 16:50
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1256銘柄・下落1251銘柄(東証終値比)
6月9日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2599銘柄。東証終値比で上昇は1256銘柄、下落は1251銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが119銘柄、値下がりは102銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は25円安となっている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の9日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7897> ホクシン 143.8 +18.8( +15.0%)
2位 <3559> PバンCOM 540 +64( +13.4%)
3位 <1433> ベステラ 1260 +141( +12.6%)
4位 <4893> ノイル 188 +12( +6.8%)
5位 <1788> 三東工業 4355 +225( +5.4%)
6位 <2315> CAICAD 69.3 +3.3( +5.0%)
7位 <3071> ストリーム 119 +5( +4.4%)
8位 <2892> 日食品 3400 +140( +4.3%)
9位 <3350> メタプラ 1599 +55( +3.6%)
10位 <4592> サンバイオ 3537 +117( +3.4%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3246> コーセーRE 612 -49( -7.4%)
2位 <4238> ミライアル 1174 -84( -6.7%)
3位 <8918> ランド 7.7 -0.3( -3.7%)
4位 <7856> 萩原工業 1423 -50( -3.4%)
5位 <7709> クボテック 228.9 -6.1( -2.6%)
6位 <2134> 北浜CP 23.4 -0.6( -2.5%)
7位 <5017> 富士石油 286 -7( -2.4%)
8位 <304A> フォルシア 2029 -46( -2.2%)
9位 <4571> ナノMRNA 124.2 -2.8( -2.2%)
10位 <7111> INEST 41.1 -0.9( -2.1%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6305> 日立建機 4403 +35( +0.8%)
2位 <6103> オークマ 3834.5 +19.5( +0.5%)
3位 <1605> INPEX 2000 +9.5( +0.5%)
4位 <2413> エムスリー 2097.1 +9.6( +0.5%)
5位 <5301> 東海カーボン 1012 +4.5( +0.4%)
6位 <8331> 千葉銀 1315.1 +5.1( +0.4%)
7位 <7911> TOPPAN 3637.9 +13.9( +0.4%)
8位 <8766> 東京海上 6247.1 +22.1( +0.4%)
9位 <6302> 住友重 2947.7 +10.2( +0.3%)
10位 <1721> コムシスHD 3293.9 +10.9( +0.3%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5802> 住友電 2980.1 -36.9( -1.2%)
2位 <6504> 富士電機 6547.9 -32.1( -0.5%)
3位 <3289> 東急不HD 1034 -5.0( -0.5%)
4位 <7205> 日野自 447.6 -2.0( -0.4%)
5位 <9843> ニトリHD 14273.5 -61.5( -0.4%)
6位 <1803> 清水建 1610.6 -6.4( -0.4%)
7位 <8035> 東エレク 23766 -89( -0.4%)
8位 <6506> 安川電 3151.9 -11.1( -0.4%)
9位 <6479> ミネベア 1890 -6.5( -0.3%)
10位 <7731> ニコン 1401.5 -4.5( -0.3%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/06/09 16:33
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(大引け)=346円高、米株高に追随し3万8000円台回復
9日の東京株式市場は主力銘柄を中心にリスク選好の地合いで、日経平均は3万8000円台を回復した。買い一巡後は上値が重くなったものの、下値では買いが活発で終始3万8000円台をキープした。
大引けの日経平均株価は前営業日比346円96銭高の3万8088円57銭と続伸。プライム市場の売買高概算は13億4745万株、売買代金概算は3兆4616億円。値上がり銘柄数は814、対して値下がり銘柄数は738、変わらずは78銘柄だった。
きょうの東京市場は前週末の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って大きく買われたことを受け、リスクを取る動きが強まった。米国株市場ではトランプ米大統領と習近平中国国家主席の電話会談を経て、米中摩擦への警戒感がひと頃より和らいでいる。また、前週末に発表された5月の米雇用統計は事前コンセンサスを上回る内容であったことから、米経済減速への懸念も緩和され、投資家のセンチメント改善に貢献した。米株高に追随して、日経平均は寄り付きでフシ目の3万8000円台を回復し、一時400円以上上昇する場面もあったが、その後は戻り売りに上値を押さえられた。売買代金上位の主力銘柄に買いが目立ったものの、全体ではまちまちで値上がり銘柄数はプライム市場の50%を占めるにとどまっている。売買代金は3兆4000億円台と低調だった。
個別では、売買代金トップのアドバンテスト<6857.T>が大きく買われたほか、ディスコ<6146.T>も高い。フジクラ<5803.T>が堅調、ソフトバンクグループ<9984.T>も値を上げた。ソシオネクスト<6526.T>も買いを集めた。サンリオ<8136.T>が物色人気となり、大塚ホールディングス<4578.T>が大幅高となった。エイチームホールディングス<3662.T>、エターナルホスピタリティグループ<3193.T>、テラスカイ<3915.T>、ブレインパッド<3655.T>などが値を飛ばした。
半面、トヨタ自動車<7203.T>、三菱商事<8058.T>が冴えず、メルカリ<4385.T>が売られた。エムスリー<2413.T>が大きく利食われたほか、キオクシアホールディングス<285A.T>、SCREENホールディングス<7735.T>なども下落した。井関農機<6310.T>が大幅安となり、双葉電子工業<6986.T>も大きく水準を切り下げた。メドピア<6095.T>が値を下げ、カナモト<9678.T>も下値を探った。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/09 16:15
みんかぶニュース 市況・概況
9日韓国・KOSPI=終値2855.77(+43.72)
9日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比43.72ポイント高の2855.77と4日続伸。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/09 16:06
みんかぶニュース 市況・概況
明日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
08:01 英・BRC(小売連合)小売売上高調査
08:50 日・マネーストック
09:30 豪・ウエストパック消費者信頼感指数
10:30 豪・NAB(ナショナルオーストラリア銀行)企業景況感指数
15:00 英・失業率
15:00 英・失業保険申請件数
※日・工作機械受注額
※日・閣議
※米・3年物国債入札
○決算発表・新規上場など
決算発表:グリーンエナ<1436>,柿安本店<2294>,アスカネット<2438>,Rフィールド<2910>,ファーマF<2929>,アールエイジ<3248>,ポールHD<3657>,ジャストプラ<4287>,ユークス<4334>,VNX<4422>,トビラシステム<4441>,トミタ電機<6898>,浜木綿<7682>,ミロク<7983>,シルバライフ<9262>,ReYuu<9425>,スバル<9632>
出所:MINKABU PRESS
2025/06/09 16:00
みんかぶニュース 市況・概況
PバンCOM、ロームとAIソリューションでエコシステムパートナー契約◇
ピーバンドットコム<3559.T>はこの日の取引終了後、センサーのデモ機開発支援サービス「gene(ジーン)」を通じて、ローム<6963.T>との間でオンデバイスAIソリューション「Solist-AI」のエコシステムパートナー契約を締結したと発表した。これにより、エッジAIの迅速な試作・評価環境の構築を支援するという。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/09 15:59
みんかぶニュース 市況・概況
明日の決算発表予定 ファーマF、ReYuuなど18社 (6月9日)
6月10日の決算発表銘柄(予定)
■取引時間中の発表
◆第2四半期決算:
<4441> トビラシステ [東S]
◆第3四半期決算:
<2929> ファーマF [東P]
■引け後発表
◆第1四半期決算:
<9632> スバル [東S]
■発表時間未確認 ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻
◆本決算:
<1436> グリーンエナ [東G] (前回15:30)
<2294> 柿安本店 [東P] (前回15:30)
<2438> アスカネット [東G] (前回15:30)
<2910> Rフィールド [東P] (前回15:00)
◆第1四半期決算:
<2217> モロゾフ [東P] (前回15:30)
<3657> ポールHD [東P] (前回16:00)
<4287> ジャストプラ [東S] (前回15:30)
<4334> ユークス [東S] (前回15:45)
<6898> トミタ電機 [東S] (前回16:00)
◆第2四半期決算:
<3248> アールエイジ [東S] (前回15:30)
<7983> ミロク [東S] (前回15:30)
<9425> ReYuu [東S] (前回16:00)
◆第3四半期決算:
<4422> VNX [東G] (前回15:30)
<7682> 浜木綿 [東S] (前回15:30)
<9262> シルバライフ [東S] (前回16:00)
合計18社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース
2025/06/09 15:41
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=9日大引け、全銘柄の合計売買代金1678億円
9日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比18.3%増の1678億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同19.3%増の1339億円だった。
個別では上場インデックスファンド日経ESGリート <2566> 、スマートESG30総合(ネットリターン) <2071> 、NEXT FUNDS S&P 500 半導体 <346A> 、NZAM REIT指数 <1595> 、グローバルX S&P500 キャッシュフロー <356A> など18銘柄が新高値。中国H株ベア上場投信 <1573> 、NZAM 上場投信 ドイツ国債 7-10 <2091> 、東証REITインバースETF <2094> が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きでは純パラジウム上場信託(現物国内保管型) <1543> が5.06%高、WisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> が3.57%高、NEXT FUNDS FTSEブルサ・マレーシア <1560> が3.41%高と大幅な上昇。
日経平均株価が346円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金774億7600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金は790億9000万円で、やや下回った。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が137億9500万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が76億8300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が74億6900万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が70億200万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が68億3800万円の売買代金となった。
株探ニュース
2025/06/09 15:35
みんかぶニュース 市況・概況
東証グロース(大引け)=値上がり優勢、データセク、シリコンスタがS高
9日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数358、値下がり銘柄数209と、値上がりが優勢だった。
個別ではデータセクション<3905>、シリコンスタジオ<3907>、かっこ<4166>、CINC<4378>、EduLab<4427>など6銘柄がストップ高。エムビーエス<1401>、イシン<143A>、学びエイド<184A>、MFS<196A>、豆蔵デジタルホールディングス<202A>など46銘柄は年初来高値を更新。モダリス<4883>、Liberaware<218A>、ラクサス・テクノロジーズ<288A>、ELEMENTS<5246>、ブルーイノベーション<5597>は値上がり率上位に買われた。
一方、ispace<9348>がストップ安。SAAFホールディングス<1447>、イントランス<3237>、みらいワークス<6563>、ステムセル研究所<7096>は年初来安値を更新。マーソ<5619>、Synspective<290A>、トランザクション・メディア・ネットワークス<5258>、AeroEdge<7409>、PostPrime<198A>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2025/06/09 15:33
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=9日大引け
9日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 77476 14.3 25010
2. <1357> 日経Dインバ 13795 -12.7 11125
3. <1360> 日経ベア2 7683 8.9 273.2
4. <1458> 楽天Wブル 7469 26.7 29600
5. <1579> 日経ブル2 7002 61.0 269.1
6. <1321> 野村日経平均 6838 89.7 39910
7. <1540> 純金信託 6500 109.6 14495
8. <1320> iF日経年1 4398 564.4 39730
9. <1459> 楽天Wベア 3498 -6.4 448
10. <1306> 野村東証指数 2858 26.3 2957.0
11. <1655> iS米国株 1687 138.3 624.2
12. <1330> 日興日経平均 1399 230.7 39900
13. <1678> 野村インド株 1255 285.0 350.6
14. <1568> TPXブル 1134 0.5 476.2
15. <1369> One225 1099 4126.9 38480
16. <1365> iF日経Wブ 912 -18.9 38460
17. <2254> GX中国EV 862 183.6 885
18. <1542> 純銀信託 848 -50.1 15450
19. <2036> 金先物Wブル 721 104.8 93350
20. <1545> 野村ナスH無 720 -35.5 31720
21. <1326> SPDR 676 40.5 44140
22. <1346> MX225 655 177.5 39620
23. <1671> WTI原油 642 116.2 2809
24. <1476> iSJリート 607 114.5 1803
25. <2516> 東証グロース 595 -54.5 588.3
26. <2038> 原油先Wブル 562 100.0 1310
27. <1329> iS日経 559 -25.6 3965
28. <318A> VIXETF 558 -25.5 967.8
29. <1489> 日経高配50 535 -12.4 2253
30. <316A> iFFANG 525 -37.3 1897
31. <2644> GX半導日株 522 93.3 1698
32. <1541> 純プラ信託 513 8.7 5080
33. <1343> 野村REIT 472 23.9 1877.5
34. <2621> iS米20H 461 75.3 1077
35. <1615> 野村東証銀行 425 -79.3 409.6
36. <1328> 野村金連動 392 46.3 11510
37. <1305> iFTP年1 383 345.3 2987.5
38. <2869> iFナ百Wブ 372 33.8 46370
39. <1358> 日経2倍 370 32.1 47260
40. <2243> GX半導体 368 132.9 1736
41. <1366> iF日経Wベ 361 33.2 281
42. <2244> GXUテック 347 7.8 2369
43. <2870> iFナ百Wベ 313 -27.4 14485
44. <2840> iFEナ百無 312 134.6 1810
45. <2558> MX米株SP 306 72.9 24805
46. <314A> iSゴールド 273 41.5 227.5
47. <1557> SPDR5百 264 183.9 86360
48. <2865> GXNカバコ 255 44.1 1043
49. <1356> TPXベア2 248 -47.8 272.6
50. <1571> 日経インバ 229 275.4 568
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%)
株探ニュース
2025/06/09 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均9日大引け=続伸、346円高の3万8088円
9日の日経平均株価は前週末比346.96円(0.92%)高の3万8088.57円と続伸し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は814、値下がりは736、変わらずは77。
日経平均プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を102.45円押し上げ。次いでSBG <9984>が73.24円、東エレク <8035>が20.46円、リクルート <6098>が15.37円、中外薬 <4519>が14.37円と続いた。
マイナス寄与度は7.3円の押し下げでエムスリー <2413>がトップ。以下、オリンパス <7733>が4.59円、トレンド <4704>が4.32円、京セラ <6971>が4.12円、セブン&アイ <3382>が3.39円と並んだ。
業種別では33業種中22業種が値上がり。1位は医薬品で、以下、その他製品、銀行業、電気機器が続いた。値下がり上位にはパルプ・紙、鉄鋼、金属製品が並んだ。
株探ニュース
2025/06/09 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・9日>(大引け)=グリッド、エターナルG、大塚HDなど
グリッド<5582.T>=急伸。電力の需給計画や海運の配船など人工知能(AI)を使って最適なプランを提供する計画最適化事業を展開するが、2017年に量子アルゴリズムの研究を開始し、その後特許申請も行うなど量子コンピューター分野への積極的な取り組みで知られる。35年前後には誤り訂正(FTQC)機能が量子コンピューターで実用化されると見込まれるなか、同社はAIと量子コンピューターの両軸をもつベンチャーとしてのポジションを前面に押し出していく構えで、株式市場でも注目度がにわかに高まっている。業績も好調で24年6月期は営業76%増益を達成、25年6月期は前期比10%増の4億円を計画している。
エターナルホスピタリティグループ<3193.T>=急動意。前週末6日の取引終了後に発表した第3四半期累計(24年8月~25年4月)連結決算は、営業利益が20億2500万円(前年同期比25.0%減)と減益で着地したが、アク抜け感から買いが流入しているようだ。既存店売上高が同5.1%増となったほか、新規出店による直営店店舗数の純増により売上高は338億2200万円(同9.4%増)となった。ただ、海外進出に伴う開業準備費用、賃金引き上げや店舗スタッフの充足率の向上による人件費の増加、政府による電気・ガス料金に関する支援の打ち切りによる光熱費の高騰などの影響で販管費が膨らんだ。なお、25年7月期通期業績予想は、売上高453億3500万円(前期比8.2%増)、営業利益30億3600万円(同6.5%減)の従来見通しを据え置いている。
大塚ホールディングス<4578.T>=大幅高で6日ぶりに反発。前週末6日の取引終了後、子会社である大塚製薬が開発中の成人のIgA腎症治療薬シベプレンリマブについて、フェーズ3(VISIONARY)試験の中間解析結果を、現地時間6日にオーストリアのウィーンで開催された欧州腎臓学会(ERA)で発表。投与9カ月後の24時間尿におけるuPCR(尿蛋白/クレアチニン比)が、プラセボ群と比較して、統計学的に有意かつ臨床的に意義のある51.2%の減少を示したとしたことが好感されている。なお、同件による25年12月期業績予想への影響はないとしている。
エクサウィザーズ<4259.T>=3日ぶり大幅反発。前週末6日取引終了後、出光興産<5019.T>に対し、海外の原油を輸送する配船計画を高度化するオペレーションモデルと最適化システムを開発・提供したと発表した。4月から外航船配船のタンカーを対象に段階的に運用を始めているという。あわせて東京都中央区と生成AIの活用による業務効率化などの実証実験に関する連携協定書を締結したと発表。更に週明け9日の朝方、CRO(医薬品開発業務受託機関)事業を手掛けるイーピーエス(東京都新宿区)と共同で、AIによる診断系SaMD(ソフトウェア医療機器)の特徴を生かした開発効率の高い臨床開発スキームを構築したことを明らかにした。相次ぐリリースを材料視した買いが入っている。
テラスカイ<3915.T>=上げ足強め3000円突破。米セールスフォース<CRM>や、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が展開するAWS(アマゾンウェブサービス)のクラウド導入支援ビジネスで需要開拓を進め、業績は飛躍的な成長局面にある。NTTデータと資本・業務提携を締結し成長戦略に磨きをかける一方、量子コンピューター分野でも業界では先駆的存在。量子コンピューターのアルゴリズム開発を手掛けるQuemixを傘下に擁しており、Quemixは5月中旬にホンダ<7267.T>と共同で世界初の「量子状態を読み出す新技術」の開発に成功したことを発表し注目を集めた。前週末の米国株市場では量子コンピューターのシステム開発や関連アプリサービス開発を手掛けるD―ウェイブクアンタム<QBTS>が13%超の急騰をみせるなど量子コンピューター関連株に投資マネーが向かっており、東京市場でもこの流れに乗って、同関連最右翼のテラスカイやエヌエフホールディングス<6864.T>などが急動意する形となっている。
ブレインパッド<3655.T>=急反発。前週末の米国株市場では量子コンピューターの象徴株となっているD-ウェイブクアンタム<QBTS>が13%超の急騰をみせるなど、量子コンピューターのテーマ買いの動きが再燃している。米エヌビディア<NVDA>が量子コンピューター分野での研究に積極的に乗り出しているが、同社のジェンスン・ファンCEOはスーパーコンピューターの連携運用などに興味を抱いているもようで、関連銘柄を再び刺激しているようだ。東京市場でも量子コンピューター領域で活躍が期待される銘柄に物色の矛先が向いている。そのなか、ブレインPはAI技術を活用したビッグデータ解析やシステム開発を武器に法人向けコンサルティングサービスを展開するが、量子技術に関する論文のレビューなどでも定評があり、近い将来には量子技術を実装したAIソリューション実現で重要な役割を担う企業との見方が支配的だ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/09 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(大引け)=値上がり優勢、ETS・G、ビートがS高
9日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数773、値下がり銘柄数580と、値上がりが優勢だった。
個別ではETSグループ<253A>、ビート・ホールディングス・リミテッド<9399>がストップ高。メタプラネット<3350>、エス・サイエンス<5721>、CAPITA<7462>は一時ストップ高と値を飛ばした。美樹工業<1718>、日本電技<1723>、田辺工業<1828>、植木組<1867>、テノックス<1905>など103銘柄は年初来高値を更新。アルメタックス<5928>、日本興業<5279>、イー・ロジット<9327>、クボテック<7709>、エヌエフホールディングス<6864>は値上がり率上位に買われた。
一方、ジョルダン<3710>、ファブリカホールディングス<4193>、近鉄百貨店<8244>、GFA<8783>が年初来安値を更新。進学会ホールディングス<9760>、テイツー<7610>、アツギ<3529>、ランドネット<2991>、城南進学研究社<4720>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2025/06/09 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後3時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後3時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は819、値下がり銘柄数は745、変わらずは65銘柄だった。業種別では33業種中21業種が上昇。値上がり上位に医薬品、電気機器、銀行、情報・通信など。値下がりで目立つのは金属製品、鉄鋼、パルプ・紙など。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/09 15:03
みんかぶニュース 市況・概況
15時の日経平均は353円高の3万8095円、アドテストが112.83円押し上げ
9日15時現在の日経平均株価は前週末比353.57円(0.94%)高の3万8095.18円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は819、値下がりは740、変わらずは67。
日経平均プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を112.83円押し上げている。次いでSBG <9984>が66.66円、リクルート <6098>が17.96円、ファストリ <9983>が15.17円、中外薬 <4519>が14.57円と続く。
マイナス寄与度は8.14円の押し下げでエムスリー <2413>がトップ。以下、トレンド <4704>が4.32円、京セラ <6971>が4.12円、三菱商 <8058>が3.74円、オリンパス <7733>が3.59円と続いている。
業種別では33業種中21業種が値上がり。1位は医薬品で、以下、電気機器、銀行、情報・通信と続く。値下がり上位には金属製品、鉄鋼、パルプ・紙が並んでいる。
※15時0分11秒時点
株探ニュース
2025/06/09 15:01
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」1位にアイスペース
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の9日午後2時現在で、ispace<9348.T>が「売り予想数上昇」で1位となっている。
引き続き同社の月面着陸船「レジリエンス」の月面着陸失敗と、それに伴う株価急落が売り予想数の上昇につながっているようだ。同社の月面着陸船は6日未明、月面への着陸を試みたものの、その後通信が確立できない状態となった。同日午前8時55分には、同社は通信の回復が見込まれず、月面着陸の確認が困難であり、ミッションの終了を判断したと発表した。
これを受けて、同社株には月面着陸の成功を期待していた投資家からの処分売りが殺到。6日はストップ安配分となったが、週明けの9日もその後、一度も寄ることなくストップ安の594円水準でウリ気配となっている。ただ、連日のストップ安となれば、4月7日につけた年初来安値555円も意識されることから、「買い予想数上昇」でも4位となっている。
なお、同社にとって月面着陸の挑戦は2回目。マイルストーンのうち、月面着陸を完了させる「Success9」を達成できなかったため、一部の顧客からの売り上げとして最大2億3800万円を計上できない可能性があると公表したものの、26年3月期業績予想を直ちに修正すべき規模の影響はないとしている。また、Success9の未達については保険範囲に含まれておらず、保険金の受領は見込んでいないとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/09 14:23
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後2時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後2時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は768、値下がり銘柄数は799、変わらずは62銘柄だった。業種別では33業種中20業種が上昇。値上がり上位に医薬品、電気機器、サービス、情報・通信など。値下がりで目立つのは金属製品、鉄鋼、パルプ・紙など。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/09 14:03
みんかぶニュース 市況・概況
14時の日経平均は367円高の3万8108円、アドテストが111.76円押し上げ
9日14時現在の日経平均株価は前週末比367.09円(0.97%)高の3万8108.70円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は766、値下がりは796、変わらずは64。
日経平均プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を111.76円押し上げている。次いでSBG <9984>が67.26円、ファストリ <9983>が24.75円、リクルート <6098>が20.06円、東エレク <8035>が15.97円と続く。
マイナス寄与度は8.58円の押し下げでエムスリー <2413>がトップ。以下、オリンパス <7733>が4.52円、トレンド <4704>が3.33円、三菱商 <8058>が3.29円、日立建機 <6305>が2.76円と続いている。
業種別では33業種中20業種が値上がり。1位は医薬品で、以下、電気機器、サービス、銀行と続く。値下がり上位には金属製品、鉄鋼、パルプ・紙が並んでいる。
※14時0分15秒時点
株探ニュース
2025/06/09 14:01
みんかぶニュース 市況・概況
丸善CHIはしっかり、インプレスと読み放題サービスの合弁会社設立◇
丸善CHIホールディングス<3159.T>はしっかり。前週末6日取引終了後、インプレスホールディングス<9479.T>傘下のインプレスと合弁会社「テックリブ」を設立したと発表した。パソコン・IT関連書籍を発行するインプレスと、書籍の販売や図書館運営を手掛ける丸善CHIが両社のノウハウを生かし、ITエンジニアのスキル習得を後押しする読み放題サービスを推進する。インプレスの取り扱い書籍だけでなく、他の複数出版社の書籍も提供するという。サービス開始は今秋を予定している。
なお、インプレスホールディングスはスクイズアウトによる非公開化を発表しており、7月28日付で上場廃止となる見通し。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/09 13:30