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【投資部門別売買動向】海外勢が7週連続で買い越す一方、信託銀と個人が売り越す (8月第2週)
●海外勢が7週連続で買い越す一方、信託銀と個人が売り越す
東証が17日に発表した8月第2週(7日~10日)の投資部門別売買動向(現物)によると、為替の円安進行やインバウンド関連など内需株への買いで日経平均株価が前週末比280円高の3万2473円と2週ぶりに上昇したこの週は、海外投資家が7週連続で買い越した。買越額は1799億円と前週の188億円から急拡大した。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で3週ぶりに買い越した。買越額は4679億円だった。前週は4050億円の売り越しだった。現物と先物の合算でも3週ぶりに買い越し、買越額は6478億円だった。自社株買いが中心とみられる事業法人は6週連続で買い越し、買越額は1430億円だった。
一方、年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行は3週連続で売り越し、売越額は2719億円と前週の1822億円から拡大した。個人投資家は2週ぶりに売り越し、売越額は2395億円だった。前週は2661億円の買い越しだった。
日経平均が2週ぶりに反発する中、海外投資家が7週連続で買い越す一方、信託銀行と個人投資家が売り越した。
■投資部門別売買代金差額 (8月7日~10日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全51社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
8月 ―――
第2週 1,799 ▲2,719 ▲2,395 [ ▲1,983 ▲411 ] 32,473円 ( +280 円)
第1週 188 ▲1,822 2,661 [ ▲370 3,032 ] 32,192円 ( -566 円)
7月 ―――
第4週 738 ▲944 ▲1,303 [ ▲1,918 614 ] 32,759円 ( +454 円)
第3週 197 472 126 [ ▲1,018 1,144 ] 32,304円 ( -87 円)
第2週 2,793 ▲2,603 1,801 [ 582 1,219 ] 32,391円 ( +2 円)
第1週 313 ▲386 3,687 [ 858 2,828 ] 32,388円 ( -800 円)
6月 ―――
第4週 3,041 ▲1,331 ▲1,027 [ ▲1,745 718 ] 33,189円 ( +407 円)
第3週 ▲3,604 ▲4,074 3,446 [ 305 3,141 ] 32,781円 ( -924 円)
第2週 6,414 ▲821 ▲5,777 [ ▲6,351 573 ] 33,706円 ( +1440 円)
第1週 9,854 ▲535 ▲4,819 [ ▲4,998 179 ] 32,265円 ( +740 円)
5月 ―――
第5週 5,352 ▲7,344 388 [ ▲1,095 1,484 ] 31,524円 ( +607 円)
第4週 3,816 ▲2,421 ▲442 [ ▲1,922 1,479 ] 30,916円 ( +107 円)
第3週 7,476 ▲936 ▲9,273 [ ▲8,124 ▲1,149 ] 30,808円 ( +1420 円)
第2週 5,658 ▲1,473 ▲3,054 [ ▲3,310 255 ] 29,388円 ( +230 円)
第1週 1,602 ▲346 ▲2,815 [ ▲2,247 ▲567 ] 29,157円 ( +301 円)
4月 ―――
第4週 1,458 ▲994 ▲1,049 [ ▲1,872 823 ] 28,856円 ( +292 円)
第3週 2,760 ▲622 ▲2,577 [ ▲2,953 376 ] 28,564円 ( +70 円)
第2週 10,494 ▲2,170 ▲4,230 [ ▲3,430 ▲799 ] 28,493円 ( +975 円)
第1週 6,796 ▲4,032 2,103 [ ▲313 2,416 ] 27,518円 ( -523 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2023/08/19 06:50
みんかぶニュース 市況・概況
今週の【早わかり株式市況】大幅反落、中国景気不安と米利上げ懸念でリスク回避の地合い
■今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり大幅反落、1000円超安に
2.円安進行、インバウンド株に追い風となる場面も
3.中国の景気減速懸念高まる、幅広い銘柄に売り
4.米利上げ長期化への懸念も、FOMC議事要旨受け
5.「恒大集団」破産申請、中国景気の先行き不安一段と
■週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比1022円(3.1%)安の3万1450円と、2週ぶりに下落した。
今週は中国景気の減速懸念が高まり、終始リスクオフの地合いを余儀なくされた。為替市場で円安が進んだものの相場の下支え効果は限定的だった。日経平均の下げ幅は週間で1000円を超えた。
前週金曜の祝日に伴う3連休明け14日(月)の東京株式市場は、リスク回避ムードの強い地合いとなった。前週末の欧州株市場が全面安だったほか、米国株市場でもハイテク株が安く、この流れを引き継いだ。日経平均は400円を超える大幅な下げをみせた。15日(火)は買い戻しが入り反発。前日の米株高を受け東京市場でも半導体関連など主力株中心にリバウンド狙いの買いが流入、為替市場での円安進行を追い風に輸出株やインバウンド関連株にも物色が広がった。買い一巡後は戻り待ちの売りを浴びるなど上値の重さも意識された。16日(水)は再び大幅安。中国景気の減速懸念がにわかに高まり、中国株や香港株が下げた。東京市場でも景気敏感株をはじめ幅広い銘柄が売られ、投資家のリスクオフ姿勢が強まった。プライム市場の値下がり銘柄数は全体の8割近くに達した。17日(木)も日経平均は下落。引き続き中国景気減速への警戒感が意識され、相場の重石となった。前日に公表された7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で追加利上げの可能性が示唆されたことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化への懸念も高まった。18日(金)も引き続き軟調な展開に。中国不動産大手、恒大集団が米国で破産申請したとの報道を受け、中国景気に対する先行き不安が一段と高まった。日経平均は3日続落し、3万1000円台前半まで水準を切り下げた。
■来週のポイント
来週は中国不動産バブルの崩壊、米長期金利の上昇が市場にどの程度影響を与えるのか見極めることが第一になる。特にジャクソンホール会議におけるパウエル米FRB議長の講演は最大の焦点となるだろう。日経平均の自律反発は難しく、外部要因に振らされる展開になりそうだ。
重要イベントとしては、国内では特になし。海外では21日に発表される中国人民銀の8月最優遇貸出金利、23日に発表される米国7月新築住宅販売件数、24~26日のジャクソンホール会議と同会議で25日に予定されるパウエルFRB議長の講演に注視が必要だろう。
■日々の動き(8月14日~8月18日)
【↓】 8月14日(月)―― 大幅反落、半導体株を中心にリスク回避の売り優勢
日経平均 32059.91( -413.74) 売買高15億5700万株 売買代金 3兆6668億円
【↑】 8月15日(火)―― 反発、米株高や円安でリスク選好の買い優勢
日経平均 32238.89( +178.98) 売買高12億8372万株 売買代金 3兆0675億円
【↓】 8月16日(水)―― 大幅反落、欧米株安・中国懸念で3万2000円割れ
日経平均 31766.82( -472.07) 売買高13億3114万株 売買代金 3兆1410億円
【↓】 8月17日(木)―― 続落、米株安や中国景気減速が懸念され売り継続
日経平均 31626.00( -140.82) 売買高13億7326万株 売買代金 3兆2976億円
【↓】 8月18日(金)―― 3日続落、米金利上昇や中国不安で売り優勢
日経平均 31450.76( -175.24) 売買高11億9796万株 売買代金 2兆8832億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種すべてが下落
(2)下落率トップは前週大幅高のINPEX <1605> など鉱業
(3)輸出株はオリンパス <7733> など精密機器、ダイキン <6367> など機械、日産自 <7201> など自動車が急落
(4)内需株は菱地所 <8802> など不動産、OLC <4661> などサービス、SGHD <9143> など陸運が大きく売られた
(5)日本製鉄 <5401> など鉄鋼、住友鉱 <5713> など非鉄、川崎汽 <9107> など海運といった景気敏感株も安い
(6)金融株も軟調。クレセゾン <8253> などその他金融、SBI <8473> など証券、楽天銀 <5838> など銀行が大幅安
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(5) インバウンド ── インバウンド完全復活へ、中国人団体客のカムバックで狙える妙味株7選
2(1) インド
3(43) ホテル ── 中国の団体旅行解禁で追い風強まる
4(4) 人工知能
5(7) 半導体製造装置
※カッコは前週の順位
株探ニュース
2023/08/19 06:40
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (18日引け後 発表分)
8月18日引け後に、株主優待制度について新設や拡充、変更、廃止を発表した銘柄を取り上げた。
■記念優待 ――――――――――――
日本エコシステム <9249> [東証S] 決算月【9月】 8/18発表
創立25周年記念株主優待を実施。23年9月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、一律2500円分のクオカードを贈呈する。
■変更 ――――――――――――――
ナフコ <2790> [東証S] 決算月【3月】 8/18発表
9月末を基準日とする株主優待はUCギフト券の贈呈だったが、これをUCギフト券(保有株数に応じて500~2500円分)とナフコ買物券(同1000~5000円分)の選択制に変更する。
株探ニュース
2023/08/18 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (18日大引け後 発表分)
○横田製 <6248> [東証S]
発行済み株式数(自社株を除く)の1.07%にあたる2万株(金額で2200万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月21日から12月22日まで。
○アイリック <7325> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の2.4%にあたる20万株(金額で1億6000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月21日から24年2月20日まで。
○バイセル <7685> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の2.06%にあたる30万株(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月21日から11月13日まで。
○ハマキョウ <9037> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の0.27%にあたる5万株(金額で2億0350万円)を上限に、8月21日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
[2023年8月18日]
株探ニュース
2023/08/18 19:20
みんかぶニュース 市況・概況
来週の株式相場に向けて=中国不動産危機は訪れるのか
18日の東京株式市場は中国市場に一喜一憂する値の荒い展開となった。朝方に日経平均株価が350円安と大幅安に売られたが、その後値を戻し一時プラス圏に浮上した。しかし、午後にかけ再び売り直され結局175円安で引けた。
「前場の段階では中国・上海総合指数や香港ハンセン指数が底堅くスタートし、市場には安心感が広がった。ただ午後にかけ上海と香港市場が下げ相場となると、東京市場も先物に先導される形で売りが膨らんだ」(市場関係者)という。
市場の関心を集めたのが中国不動産大手、恒大集団が17日に米国で破産法の適用申請を行ったことだ。恒大集団の経営不安は以前から話題となっており、新鮮味はないが「負債総額48兆円」という巨額さが改めて嫌気されたようだ。
更に、新たな懸念要因となっている中国の不動産最大手、碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)に問題が飛び火することが警戒された。同社も恒大集団と同様に行き詰まるようなら、中国不動産危機という言葉がいよいよ現実味を帯びてくる。「不動産大手が次々と経営危機に陥る状況となると、どうしても日本のバブル崩壊を思い出してしまう」(アナリスト)との声も少なくない。
15年に人民元安を契機としたチャイナショックの急落があった。「8年前は急性のショックだったが、今回は慢性的なものにみえる。もし状況が深刻化するようなら、今回の方が問題の根は深いかもしれない」(同)という。中国や香港市場の動向をしばらくは注視する展開となりそうだ。
中国情勢を横目に睨みながら、来週は米国動向がポイントとなる。最大の焦点は24~26日に開催される国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」。なかでも25日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による講演に関心が集中している。同議長の発言がタカ派的なものになるか、あるいはハト派的と捉えられるか。市場が好感する結果となれば、相場のトレンドは再び上向きに変わることも予想される。また、23日に予定されている米半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算も市場にインパクトを与えそうだ。
相場の物色は、やや手掛かり材料難となるなか、出遅れの低PBR株でアイシン<7259.T>のような自部品株、七十七銀行<8341.T>のような地銀株などに見直し余地がありそうだ。
上記以外のイベントでは、米国では来週は22日に7月中古住宅販売件数、23日に同新築住宅販売件数、24日に同耐久財受注の発表が予定されている。21日にズーム<ZM>、22日に住宅関連のトール・ブラザーズ<TOL>などの決算が発表される。日本では25日に8月東京都区部消費者物価指数(CPI)が公表される。来週の日経平均株価の予想レンジは3万900~3万2000円前後。(岡里英幸)
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 17:54
みんかぶニュース 市況・概況
18日香港・ハンセン指数=終値17950.85(-375.78)
18日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比375.78ポイント安の17950.85と6日続落した。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 17:29
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時時点 上昇26銘柄・下落51銘柄(通常取引終値比)
8月18日のPTSナイトタイムセッション(16:30~23:59)17時時点で売買が成立したのは84銘柄。通常取引の終値比で上昇は26銘柄、下落は51銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は22銘柄。うち値上がりが3銘柄、値下がりは17銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は10円安となっている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の18日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6573> アジャイル 1310 +190( +17.0%)
2位 <6029> アトラG 347.9 +38.9( +12.6%)
3位 <4388> エーアイ 1185.5 +120.5( +11.3%)
4位 <4418> JDSC 980 +87( +9.7%)
5位 <9348> アイスペース 1513 +99( +7.0%)
6位 <4011> ヘッドウォ 9740 +550( +6.0%)
7位 <3076> あいHD 2320 +120( +5.5%)
8位 <7685> バイセル 3850 +160( +4.3%)
9位 <4636> T&K 1394.9 +33.9( +2.5%)
10位 <3150> グリムス 2479 +47( +1.9%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3856> Aバランス 5920 -1000( -14.5%)
2位 <6731> ピクセラ 1.8 -0.2( -10.0%)
3位 <4657> 環境管理 553 -47( -7.8%)
4位 <9263> ビジョナリー 92 -5( -5.2%)
5位 <9439> MHグループ 223.4 -11.6( -4.9%)
6位 <2402> アマナ 348 -14( -3.9%)
7位 <6047> Gunosy 523 -14( -2.6%)
8位 <6550> ユニポス 219.8 -5.2( -2.3%)
9位 <4934> Pアンチエイ 1360.5 -30.5( -2.2%)
10位 <8202> ラオックス 321 -7( -2.1%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5201> AGC 4821 +48( +1.0%)
2位 <2503> キリンHD 1993 +3.0( +0.2%)
3位 <1605> INPEX 1950 +1.5( +0.1%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5406> 神戸鋼 1655 -9.0( -0.5%)
2位 <4568> 第一三共 4139.2 -20.8( -0.5%)
3位 <9005> 東急 1770.7 -8.8( -0.5%)
4位 <6098> リクルート 4727.7 -23.3( -0.5%)
5位 <7267> ホンダ 4403 -17( -0.4%)
6位 <9434> SB 1610 -6.0( -0.4%)
7位 <5020> ENEOS 510 -1.7( -0.3%)
8位 <9101> 郵船 3760 -8( -0.2%)
9位 <8306> 三菱UFJ 1092.4 -2.1( -0.2%)
10位 <4689> ZHD 404 -0.6( -0.1%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Marketより取得
株探ニュース
2023/08/18 17:03
みんかぶニュース 市況・概況
18日中国・上海総合指数=終値3131.9530(-31.7863)
18日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比31.7863ポイント安の3131.9530と反落。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 16:44
みんかぶニュース 市況・概況
18日韓国・KOSPI=終値2504.50(-15.35)
18日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比15.35ポイント安の2504.50と6日続落。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 16:42
みんかぶニュース 市況・概況
【↓】日経平均 大引け| 3日続落、米金利上昇や中国不安で売り優勢 (8月18日)
日経平均株価
始値 31321.26
高値 31644.89(11:13)
安値 31275.25(09:01)
大引け 31450.76(前日比 -175.24 、 -0.55% )
売買高 11億9796万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆8832億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は175円安と3日続落、中国の景気不安に警戒感
2.朝安後に一時プラス圏に浮上も、後場に入り再び下げ幅拡大
3.中国不動産大手、恒大集団の米破産法申請の影響が警戒される
4.安川電機、ファストリ、ダイキンなど中国関連株が売り優勢に
5.アドテストや東エレク、ソシオネクスなど半導体関連株は堅調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比290ドル安と3日続落した。米長期金利の上昇からハイテク株や消費関連株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は3日続落。中国景気に対する不安が台頭するなか、相場は軟調に推移した。
この日の早朝に中国不動産大手、恒大集団が米連邦破産法15条の適用を申請したことが伝わった。中国不安に加え、米長期金利の上昇などを背景に前日のNYダウが下落したこともあり、この日の東京市場は朝方から売りが優勢の展開。日経平均は一時350円安に売られた。ただ、売り一巡後は値を戻し前場には一時プラス圏に浮上する場面があった。しかし、後場に入ってからは香港ハンセン指数や中国・上海総合指数が値を下げるなか再び売りに押される展開となった。中国関連株が軟調だった。その一方で半導体関連株は底堅く推移した。
個別銘柄ではトヨタ自動車<7203>や日本郵船<9101>、神戸製鋼所<5406>が安い。ファーストリテイリング<9983>やダイキン工業<6367>、安川電機<6506>、ファナック<6954>などの中国関連株が値を下げた。三越伊勢丹ホールディングス<3099>や資生堂<4911>、日本航空<9201>などインバウンド関連株も軟調だった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や東京海上ホールディングス<8766>など金融株も売られた。
半面、アドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>、ソシオネクスト<6526>など半導体関連株が高く、ソフトバンクグループ<9984>が値を上げた。三菱商事<8058>や三菱重工業<7011>、商船三井<9104>が買われた。キーエンス<6861>やニデック<6594>、エンプラス<6961>がしっかり。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、バンナムHD <7832>、三菱商 <8058>、SBG <9984>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約42円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、ダイキン <6367>、信越化 <4063>、第一三共 <4568>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約79円。
東証33業種のうち上昇は卸売業、パルプ・紙、石油石炭製品の3業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)海運業、(2)非鉄金属、(3)保険業、(4)精密機器、(5)ガラス土石製品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)電気・ガス業、(2)小売業、(3)建設業、(4)陸運業、(5)空運業。
■個別材料株
△DDグループ <3073> [東証P]
7月既存店売上高3割増と高水準。
△PAコンサル <4071> [東証P]
「タレントパレット」の機能強化で値ごろ感着目。
△Aバランス <3856> [東証S]
決算発表日の前倒しを発表で安心感。
△ヘッドウォ <4011> [東証G]
生成AI用プラットフォームの新サービス開始。
△アクシス <4012> [東証S]
27年12月期に営業利益15億円以上を目指す中計評価。
△エーアイ <4388> [東証G]
中国のアイフライテックと協業契約を締結。
△JDSC <4418> [東証G]
DM発送代行会社を22億円で買収。
△東和薬品 <4553> [東証P]
「厚労省が後発薬普及に金額目標新設」との報道。
△T&K <4636> [東証P]
ベインキャピタルによるTOB価格にサヤ寄せ。
△ノバレーゼ <9160> [東証S]
株主優待制度の導入予定発表を好感。
▼エレメンツ <5246> [東証G]
ファンドからの資金調達で潜在的な希薄化を懸念。
▼ダイキン <6367> [東証P]
SMBC日興証券が目標株価を引き下げ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)T&K <4636>、(2)円谷フィHD <2767>、(3)さくらネット <3778>、(4)エンプラス <6961>、(5)東和薬品 <4553>、(6)Jマテリアル <6055>、(7)テスHD <5074>、(8)三桜工 <6584>、(9)住友理工 <5191>、(10)DDグループ <3073>。
値下がり率上位10傑は(1)ギフティ <4449>、(2)ミダックHD <6564>、(3)住友林 <1911>、(4)オンワード <8016>、(5)ブレインP <3655>、(6)メドレー <4480>、(7)Gunosy <6047>、(8)H2Oリテイ <8242>、(9)コシダカHD <2157>、(10)力の源HD <3561>。
【大引け】
日経平均は前日比175.24円(0.55%)安の3万1450.76円。TOPIXは前日比15.77(0.70%)安の2237.29。出来高は概算で11億9796万株。東証プライムの値上がり銘柄数は334、値下がり銘柄数は1448となった。東証マザーズ指数は714.39ポイント(6.73ポイント安)。
[2023年8月18日]
株探ニュース
2023/08/18 16:27
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇37銘柄・下落36銘柄(通常取引終値比)
8月18日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:00)が終了。15時以降に売買が成立したのは84銘柄。通常取引の終値比で上昇は37銘柄、下落は36銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は8銘柄。うち値上がりが4銘柄、値下がりは3銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は30円高となっている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の18日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7177> GMO-FH 766 +89( +13.1%)
2位 <6819> 伊豆シャボ 300 +34( +12.8%)
3位 <4052> フィーチャ 1200 +99( +9.0%)
4位 <9348> アイスペース 1520 +106( +7.5%)
5位 <3076> あいHD 2329 +129( +5.9%)
6位 <7859> アルメディオ 447.7 +21.7( +5.1%)
7位 <6093> エスクロAJ 145 +7( +5.1%)
8位 <2876> デルソーレ 505 +21( +4.3%)
9位 <9603> HIS 2099 +86( +4.3%)
10位 <4475> HENNGE 1037 +41( +4.1%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <9439> MHグループ 220 -15( -6.4%)
2位 <6731> ピクセラ 1.9 -0.1( -5.0%)
3位 <6327> 北川精機 638 -22( -3.3%)
4位 <4657> 環境管理 585 -15( -2.5%)
5位 <2402> アマナ 353 -9( -2.5%)
6位 <3777> FHTHD 43 -1( -2.3%)
7位 <2388> ウェッジHD 131.1 -2.9( -2.2%)
8位 <4934> Pアンチエイ 1361 -30( -2.2%)
9位 <5103> 昭和HD 45.1 -0.9( -2.0%)
10位 <9973> 小僧寿し 18.7 -0.3( -1.6%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4661> OLC 5045 +17( +0.3%)
2位 <9432> NTT 162.6 +0.3( +0.2%)
3位 <1605> INPEX 1950 +1.5( +0.1%)
4位 <7203> トヨタ 2350 +1.0( +0.0%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4751> サイバー 872.2 -7.5( -0.9%)
2位 <9501> 東電HD 582 -0.8( -0.1%)
3位 <8306> 三菱UFJ 1093 -1.5( -0.1%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Marketより取得
株探ニュース
2023/08/18 16:03
みんかぶニュース 市況・概況
笹徳印刷、9月22日東証スタンダード市場に新規上場
笹徳印刷<3958.T>が9月22日に東証スタンダード市場に新規上場する。上場に際して50万株の公募と125万3900株の売り出し、上限26万3000株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。主幹事は東海東京証券。公開価格決定日は9月13日。同社は紙器及び包装資材パッケージの企画設計、印刷、加工のほか、パッケージングや印刷物に関するフルフィルメント(受託・配送管理)サービス、コンテンツマネジメントサービスなどを手掛ける。名証メイン市場にも同時に新規上場する。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 16:00
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(大引け)=175円安と3日続落、中国景気不安で売り膨らむ
18日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落。中国景気に対する不安が台頭するなか、相場は軟調に推移した。
大引けの日経平均株価は前日比175円24銭安の3万1450円76銭。プライム市場の売買高概算は11億9796万株。売買代金概算は2兆8832億円と細った。値上がり銘柄数は334と全体の約18%、値下がり銘柄数は1448、変わらずは53銘柄だった。
この日の早朝に中国不動産大手、恒大集団が米連邦破産法15条の適用を申請したことが伝わった。中国不安に加え、米長期金利の上昇などを背景に前日のNYダウが290ドル安と下落したこともあり、この日の東京市場は朝方から売りが優勢の展開。日経平均株価は一時350円安に売られた。ただ、売り一巡後は値を戻し前場には一時プラス圏に浮上する場面があった。しかし、後場に入ってからは香港ハンセン指数や中国・上海総合指数が値を下げるなか再び売りに押される展開となった。中国関連株が軟調だった。その一方で半導体関連株は底堅く推移した。
個別銘柄ではトヨタ自動車<7203.T>や日本郵船<9101.T>、神戸製鋼所<5406.T>が安い。ファーストリテイリング<9983.T>やダイキン工業<6367.T>、安川電機<6506.T>、ファナック<6954.T>などの中国関連株が値を下げた。三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>や資生堂<4911.T>、日本航空<9201.T>などインバウンド関連株も軟調だった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や東京海上ホールディングス<8766.T>など金融株も売られた。
半面、アドバンテスト<6857.T>や東京エレクトロン<8035.T>、ソシオネクスト<6526.T>など半導体関連株が高く、ソフトバンクグループ<9984.T>が値を上げた。三菱商事<8058.T>や三菱重工業<7011.T>、商船三井<9104.T>が買われた。キーエンス<6861.T>やニデック<6594.T>、エンプラス<6961.T>がしっかり。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 15:46
みんかぶニュース 市況・概況
ファーストアカウンティング、9月22日東証グロース市場に新規上場
ファーストアカウンティング<5588.T>が9月22日に東証グロース市場に新規上場する。上場に際して47万3600株の公募と10万3000株の売り出し、上限8万6400株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。主幹事は大和証券。公開価格決定日は9月13日。同社は会計分野に特化したAIソリューション事業を展開する。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 15:44
みんかぶニュース 市況・概況
来週の決算発表予定 INV、ホテルリート、タカショーなど (8月21日~25日)
■8月21日~25日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
● 8月21日――――――――――――
発表予定の企業はございません。
● 8月22日――――――――――――
発表予定の企業はございません。
● 8月23日――――――――――――
発表予定の企業はございません。
● 8月24日―――――――――――― 2銘柄 発表予定
<8963> INV [東R]
<8985> ホテルリート [東R]
● 8月25日―――――――――――― 2銘柄 発表予定
<4707> キタック [東S]
<7590> タカショー [東P]
※決算発表予定は変更になることがあります。
★「株探」では、決算発表を【リアルタイム】で配信します。
株探ニュース
2023/08/18 15:40
みんかぶニュース 市況・概況
来週の主なマーケットイベント
◎経済統計・イベントなど
◇8月21日
15:00 独・生産者物価指数
※フィリピン市場が休場
◇8月22日
17:00 ユーロ・経常収支
23:00 米・中古住宅販売件数
23:00 米・リッチモンド連銀製造業指数
◇8月23日
16:15 仏・製造業購買担当者景気指数(速報値)
16:15 仏・非製造業購買担当者景気指数(速報値)
16:30 独・製造業購買担当者景気指数(速報値)
16:30 独・非製造業購買担当者景気指数(速報値)
17:00 ユーロ・製造業購買担当者景気指数(速報値)
17:00 ユーロ・非製造業購買担当者景気指数(速報値)
17:30 英・製造業購買担当者景気指数(速報値)
17:30 英・非製造業購買担当者景気指数(速報値)
20:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数
22:45 米・製造業購買担当者景気指数(速報値)
22:45 米・非製造業購買担当者景気指数(速報値)
22:45 米・総合購買担当者景気指数(速報値)
23:00 米・新築住宅販売件数
23:00 ユーロ・消費者信頼感(速報値)
※米・20年物国債入札
◇8月24日
08:50 日・対外対内証券売買契約等の状況
15:45 仏・企業景況感指数
21:30 米・耐久財受注
21:30 米・新規失業保険申請件数
21:30 米・失業保険継続受給者数
※米・カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議,26日まで)
◇8月25日
08:30 日・東京都区部消費者物価指数
08:50 日・企業向けサービス価格指数
10:20 日・3カ月物国庫短期証券の入札
15:00 独・四半期GDP(改定値)
17:00 独・IFO企業景況感指数
23:00 米・ミシガン大学消費者態度指数(確報値)
23:05 米・パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が講演
※日・閣議
◎決算発表・新規上場など
○8月23日
※海外企業決算発表:エヌビディア
○8月25日
決算発表:キタック<4707>,タカショー<7590>
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 15:30
みんかぶニュース 市況・概況
明日の決算発表予定 該当銘柄なし (8月18日)
8月21日の決算発表銘柄(予定)
該当銘柄はございません。
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース
2023/08/18 15:11
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=18日大引け、全銘柄の合計売買代金2093億円
18日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比12.6%減の2093億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同15.5%減の1712億円だった。
個別ではMAXIS NYダウ上場投信 <2241> が新高値。グローバルX eコマース-日本株式ETF <2627> 、iシェアーズ 気候リスク調整世界国債 <2853> 、iシェアーズ 米国債 3-7年 ETF(為替ヘッジあり) <2856> 、NEXT FUNDS ブルームバーグ・フランス国債 <2246> 、iシェアーズ米ドル建て新興国債券ETF(為替ヘッジあり) <2622> など7銘柄が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きでは国際のETF VIX短期先物指数 <1552> が3.41%高と大幅な上昇。
日経平均株価が175円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金937億9600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金は937億2400万円で、同水準の商いとなった。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が199億3600万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が110億7200万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が104億3400万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が101億3100万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が87億6000万円の売買代金となった。
株探ニュース
2023/08/18 15:05
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・18日>(大引け)=円谷フィHD、PAコンサル、住友理工など
円谷フィールズホールディングス<2767.T>=急伸。SBI証券が17日、円谷フィHDの目標株価を3600円から3820円に引き上げた。投資判断は「買い」を継続した。コンテンツ&デジタル事業における中国の売上高について、24年3月期第1四半期(4~6月)は物足りない印象としながらも、ライセンスビジネス体制の再構築や、オンタイムでの収益認識への変更といった一過性の要因が響いたと指摘。7~9月期の収益モメンタムは大きく改善すると予想する。同証券は25年3月期の円谷フィHDの営業利益予想を179億4100万円から191億3600万円に引き上げた。
プラスアルファ・コンサルティング<4071.T>=反転攻勢の兆し。18日、人事情報管理システム「タレントパレット」に関し、ヘルスケア管理機能を強化したと発表。同システムの導入企業の拡大への期待が膨らんだようだ。株価は16日に年初来安値をつけていたとあって、値ごろ感に着目した買いも集まった。一般健診データに加えて、有機溶剤や特定化学物質など10種類の特殊健診のデータ管理と労働基準監督署への報告用集計に対応できるようにした。
住友理工<5191.T>=大幅高で年初来高値更新。同社は住友電工系の自動車用防振ゴム世界大手。1日に発表した4~6月期決算は経済回復や主要顧客の生産台数増加、円安の影響により、大幅増収・最終黒字転換で着地。決算とあわせ、24年3月期通期見通しの上方修正も発表した。好業績見通しを受けて株価の上昇圧力が強まるなか、きょうは東海東京調査センターの格上げを手掛かりに上昇している。
エーアイ<4388.T>=急反発でストップ高。同社は17日取引終了後、中国のアイフライテックと協業契約を締結したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。この契約は、第19回世界陸上競技選手権大会(ハンガリー・ブタペスト)のオフィシャルイベントサプライヤーであるアイフライテックに日本語音声合成エンジン「AITalk」の提供などを実施するもので、今後アイフライテックの提供する製品・サービスで活用される見込みだという。
ヘッドウォータース<4011.T>=投資資金の攻勢加速でストップ高。前日はリバウンド狙いの買いが集中し1000円高はストップ高に買われる人気となったが、きょうも目先筋の売りを吸収し、カイ気配で水準を切り上げる展開となっている。同社は人工知能(AI)を活用したソリューションビジネスを手掛け、生成AI分野にも積極展開を図っている。17日取引終了後、日本マイクロソフトが提供する「Azure OpenAI Service」を独自データ学習させるための生成AI活用プラットフォーム「SyncLect Generative AI」サービスを開始したことを発表、足もとの株価を強く刺激する格好となっている。
DDグループ<3073.T>=3日ぶり大幅反発。「わらやき屋」など居酒屋をはじめ複数の業態の飲食店を運営するほか、ホテルや不動産事業にも展開する。訪日外国人観光客の急増に伴うインバウンド消費の恩恵もあり、業績は回復色が鮮明だ。同社が17日取引終了後に発表した、7月の既存店売上高は前年同月比29.4%増と3割近い伸びを達成、今年度は3月から高水準の売り上げが続いている。これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金が流入した。株価は右肩上がりの25日移動平均線を再び上回る水準に上昇、もみ合い離脱に期待が高まっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 15:03
みんかぶニュース 市況・概況
東証グロース(大引け)=値下がり優勢、ヘッドウォ、エーアイがS高
18日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数199、値下がり銘柄数317と、値下がりが優勢だった。
個別ではヘッドウォータース<4011>、エーアイ<4388>、JDSC<4418>、アジャイルメディア・ネットワーク<6573>がストップ高。アマナ<2402>、jig.jp<5244>は一時ストップ高と値を飛ばした。プレミアアンチエイジング<4934>、ポーターズ<5126>、JMC<5704>、識学<7049>など6銘柄は年初来高値を更新。Unipos<6550>、Laboro.AI<5586>、GENDA<9166>、クラスターテクノロジー<4240>、メディアシーク<4824>は値上がり率上位に買われた。
一方、ITbookホールディングス<1447>、アクセルマーク<3624>、駅探<3646>、デジタルプラス<3691>、メディア工房<3815>など45銘柄が年初来安値を更新。モンスターラボホールディングス<5255>、Aiming<3911>、日本スキー場開発<6040>、ギックス<9219>、HANATOUR JAPAN<6561>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2023/08/18 15:03
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=18日大引け
18日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 93796 -19.7 18580
2. <1357> 日経Dインバ 19936 -8.3 251
3. <1360> 日経ベア2 11072 -9.2 610.2
4. <1459> 楽天Wベア 10434 -24.9 1007
5. <1458> 楽天Wブル 10131 12.9 21855
6. <1321> 野村日経平均 8760 -14.3 32340
7. <1579> 日経ブル2 6987 -10.9 19870
8. <1306> 野村東証指数 5507 40.7 2313.5
9. <1552> VIX短先物 2339 9.4 758
10. <1320> iF日経年1 1944 -4.2 32210
11. <1655> iS米国株 1834 160.9 456.8
12. <1545> 野村ナスH無 1735 34.6 21605
13. <1346> MX225 1590 110.6 32440
14. <2631> MXナスダク 1554 62.6 15360
15. <1547> 日興SP5百 1503 301.9 6940
16. <1365> iF日経Wブ 1300 -13.4 28680
17. <2516> マザーズ 1208 -14.2 553.9
18. <1568> TPXブル 1205 -71.9 32300
19. <1489> 日経高配50 1138 -28.5 53320
20. <2621> iS米20H 1133 -46.7 1319
21. <1366> iF日経Wベ 1075 6.5 650
22. <1571> 日経インバ 1045 -21.7 809
23. <1540> 純金信託 946 111.6 8410
24. <1671> WTI原油 892 8.4 2862
25. <1329> iS日経 890 -20.9 32460
26. <2870> iFナ百Wベ 874 36.1 36310
27. <2558> MX米株SP 785 85.1 18270
28. <2842> iFEナ百ベ 748 67.3 24790
29. <1305> iFTP年1 715 47.1 2339.0
30. <2869> iFナ百Wブ 662 37.3 28035
31. <1308> 日興東証指数 637 106.8 2287
32. <2038> 原油先Wブル 585 -43.6 1777
33. <2563> iS米国株H 570 -10.5 265.2
34. <1343> 野村REIT 567 89.6 1985.5
35. <1358> 日経2倍 531 -13.0 34500
36. <1330> 日興日経平均 517 -54.3 32380
37. <1356> TPXベア2 484 2.5 639.0
38. <2244> GXUテック 483 866.0 1298
39. <2568> 日興NQヘ無 448 -16.3 3673
40. <2840> iFEナ百無 382 -15.1 19945
41. <2521> 日興SPヘ有 381 51.8 1427.0
42. <1398> SMDリート 378 -8.5 1903.0
43. <1367> iFTPWブ 368 -18.0 25070
44. <1678> 野村インド株 334 -26.3 299.5
45. <1456> iF日経ベ 305 70.4 3475
46. <1557> SPDR5百 296 23.8 63420
47. <1597> MXJリート 290 58.5 1907.5
48. <1475> iSTPX 283 -4.4 2290
49. <1580> 日経ベア 279 -23.6 2147.5
50. <1397> SMD225 267 184.0 31710
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%)
株探ニュース
2023/08/18 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均18日大引け=3日続落、175円安の3万1450円
18日の日経平均株価は前日比175.24円(-0.55%)安の3万1450.76円と3日続落し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は333、値下がりは1448、変わらずは53と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均マイナス寄与度は38.63円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、ダイキン <6367>が14.4円、信越化 <4063>が11.18円、第一三共 <4568>が8.84円、リクルート <6098>が6.4円と並んだ。
プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を18.98円押し上げ。次いで東エレク <8035>が14.23円、バンナムHD <7832>が3.15円、三菱商 <8058>が2.88円、SBG <9984>が2.85円と続いた。
業種別では33業種中30業種が下落し、上昇は卸売、パルプ・紙、石油・石炭の3業種にとどまった。値下がり1位は電気・ガスで、以下、小売、建設、陸運、空運、医薬品と並んだ。
株探ニュース
2023/08/18 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(大引け)=値下がり優勢、Aバランス、アトラGがS高
18日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数382、値下がり銘柄数873と、値下がりが優勢だった。
個別ではAbalance<3856>、アトラグループ<6029>がストップ高。デルソーレ<2876>は一時ストップ高と値を飛ばした。フジ日本精糖<2114>、ワイズテーブルコーポレーション<2798>、神栄<3004>、東和フードサービス<3329>、アクシス<4012>など18銘柄は年初来高値を更新。ニチリョク<7578>、ジー・スリーホールディングス<3647>、テクニスコ<2962>、グッドライフカンパニー<2970>、ノバレーゼ<9160>は値上がり率上位に買われた。
一方、ピクセラ<6731>が一時ストップ安と急落した。カネコ種苗<1376>、ウエストホールディングス<1407>、CDS<2169>、クエスト<2332>、アスモ<2654>など54銘柄は年初来安値を更新。久世<2708>、ジャパンエンジンコーポレーション<6016>、ジェイ・エスコムホールディングス<3779>、ラオックスホールディングス<8202>、クルーズ<2138>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2023/08/18 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位にGMB
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の18日午後2時現在で、GMB<7214.T>が「買い予想数上昇」で1位となっている。
引き続き14日に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、売上高223億8400万円(前年同期比11.9%増)、営業利益4億8300万円(同2.9倍)と大幅増益となったことが買い予想数の上昇につながっているようだ。
韓国を中心に、冷却装置部品で電動ウォーターポンプやインテグレーテッド・サーマル・モジュール、電動オイルポンプなどの電動化対応製品の開発と販路拡大を進めたことが奏功した。また、新車用部品市場で等速ジョイントの販売が増加したことも寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高945億円(前期比8.4%増)、営業利益22億円(同2.7%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 14:50
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位にjig.jp
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」18日午後1時現在でjig.jp<5244.T>が「買い予想数上昇」4位となっている。
18日の東証グロース市場でjig.jpが大幅に7日続伸。14日の取引終了後に24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。営業利益は4億5300万円で着地し、通期の計画(9億9200万円)に対する進捗率は約46%に上った。ライブ配信事業「ふわっち」が好調に推移している。この決算を好感し翌15日に株価はストップ高に買われるなど連日の急騰に沸いている。過熱感も出ているが、市場には一段の上昇期待が強い。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 14:27
みんかぶニュース 市況・概況
百貨店などインバウンド株が一転軟調に、中国経済の先行き不安で◇
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>やエイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>など百貨店株をはじめ、一連のインバウンド関連株が軟調な動きに転じている。中国不動産大手「恒大集団」の破産報道を受けて同国経済の先行き不安が増すなか、中国からの訪日客需要の回復に影響が出るとの懸念が高まっている。直近、中国の日本向け団体旅行解禁を手掛かりにインバウンド関連株が物色人気となっていただけに、その盛り上がりに水を差された格好だ。百貨店株のほか、寿スピリッツ<2222.T>、HANATOUR JAPAN<6561.T>、ラオックスホールディングス<8202.T>などが売られている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 14:22
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後2時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後2時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は327、値下がり銘柄数は1452、変わらずは55銘柄だった。業種別では33業種中2業種が上昇。値上がり上位に石油・石炭など。値下がりで目立つのは電気・ガス、小売、建設、陸運、空運、医薬品など。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 14:03
みんかぶニュース 市況・概況
14時の日経平均は193円安の3万1432円、ファストリが36.6円押し下げ
18日14時現在の日経平均株価は前日比193.93円(-0.61%)安の3万1432.07円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は321、値下がりは1452、変わらずは60と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均マイナス寄与度は36.6円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、ダイキン <6367>が15.42円、信越化 <4063>が12.37円、第一三共 <4568>が9.96円、中外薬 <4519>が6.91円と続いている。
プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を19.66円押し上げている。次いで東エレク <8035>が14.74円、テルモ <4543>が3.52円、SBG <9984>が3.05円、三菱商 <8058>が2.13円と続く。
業種別では33業種中31業種が下落し、上昇は石油・石炭、海運の2業種のみ。値下がり1位は電気・ガスで、以下、小売、建設、陸運、空運、医薬品と並ぶ。
※14時0分14秒時点
株探ニュース
2023/08/18 14:01
みんかぶニュース 市況・概況
大王紙が反発、値上げ浸透のバリュー株として製紙株に資金が向かう◇
大王製紙<3880.T>が反発。北越コーポレーション<3865.T>や王子ホールディングス<3861.T>、日本製紙<3863.T>など製紙関連株が頑強な動きとなっている。米長期金利の上昇を受けグロース株からバリュー株に資金がシフトしやすい地合いとあって、低PBRセクターである「パルプ・紙」は東証の業種別指数の上昇率で上位となっている。この日、総務省が発表した7月の全国消費者物価指数(CPI)に関して、総合指数の上昇に寄与した品目の1つとなったトイレットペーパーは、前年同月比14.8%の上昇となった。値上げ浸透による業績押し上げ効果が改めて意識される要因にもなったようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 13:24
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後1時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は379、値下がり銘柄数は1407、変わらずは48銘柄だった。業種別では33業種中5業種が上昇。値上がり上位に海運、石油・石炭など。値下がりで目立つのは小売、電気・ガス、建設、医薬品、陸運など。
出所:MINKABU PRESS
2023/08/18 13:03