みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧

みんかぶニュース 市況・概況 【↓】日経平均 大引け| 3日続落、金利上昇で主力株中心に売り優勢 (9月11日) 日経平均株価 始値  32690.54 高値  32746.14(09:05) 安値  32391.69(14:10) 大引け 32467.76(前日比 -139.08 、 -0.43% ) 売買高  12億9346万株 (東証プライム概算) 売買代金  3兆1365億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は3日続落、朝高後に値を消し下値模索続く  2.米株市場はNYダウが続伸も、株高の流れ引き継げず  3.日銀の超緩和政策に変更思惑、全体株価の重荷となる  4.国内10年債利回り上昇、半導体主力株などに売り波及  5.銀行株高でTOPIXはプラス、値下がり数は全体の5割 ■東京市場概況  前週末の米国市場では、NYダウは前日比75ドル高と続伸した。8月の米CPIの発表を来週に控えて様子見姿勢が強まる中、ハイテク株が買い戻され指数を押し上げた。  週明けの東京市場では、前週末の欧米株高を受け朝方は高く始まったものの、その後は売りに押され日経平均株価は下値を探る動きとなった。  11日の東京市場は、前週後半の地合いを引き継ぎ売り優勢となった。前週の米国株市場でNYダウが小幅ながら続伸したことを受け、前場取引開始前の時点で先物が高く、外国為替市場でも円安が進んでいたこともあって、朝方は買いが先行した。しかし、その後はすぐに売りに押される展開を強いられた。日銀の金融政策修正への思惑から10年債利回りが上昇、これを嫌気して半導体の主力株などに売りがかさんだ。為替も円高方向に押し戻され、投資家マインドを冷やす格好に。一方、銀行株がメガバンクをはじめ一斉高に買われたことでTOPIXは小幅ながらプラス圏で着地している。個別株も値上がりより値下がり銘柄数の方が多かったとはいえ、プライム市場全体の51%と約半分にとどまった。  個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連の主力株が総じて売られたほか、キーエンス<6861>も大きく値を下げた。川崎汽船<9107>、三菱重工業<7011>も利食われた。三井不動産<8801>、三菱地所<8802>など不動産株への売りが優勢となっている。gumi<3903>はストップ安となった。HEROZ<4382>、ベステラ<1433>、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>も大幅安。クミアイ化学工業<4996>の下げも目立つ。  半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが買われ、ソフトバンクグループ<9984>も高い。ソニーグループ<6758>がしっかり、日立製作所<6501>も堅調。フリービット<3843>、アイル<3854>がストップ高、JMDC<4483>も一時値幅制限いっぱいに買われた。アルトナー<2163>が急騰、池田泉州ホールディングス<8714>、富山第一銀行<7184>、山梨中央銀行<8360>など地銀株も高い。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、NTTデータ <9613>、エーザイ <4523>、ソニーG <6758>、セコム <9735>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約64円。うち50円はSBG1銘柄によるもの。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、ファストリ <9983>、リクルート <6098>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約145円。  東証33業種のうち上昇は13業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)保険業、(3)鉱業、(4)証券商品先物、(5)電気・ガス業。一方、下落率の上位5業種は(1)不動産業、(2)海運業、(3)サービス業、(4)機械、(5)電気機器。 ■個別材料株 △安江工務店 <1439> [東証S]  競争力強化に向けオフィスリフォーム事業を開始。 △アルトナー <2163> [東証P]  技術者人材ニーズ旺盛で2~7月期営業28%増益。 △くら寿司 <2695> [東証P]  5~7月期の営業黒字確保をポジティブ視。 △クロスプラス <3320> [東証S]  2~7月期営業2.5倍増益。 △フリービット <3843> [東証P]  5~7月期営業利益が9割超の伸び。 △アイル <3854> [東証P]  24年7月期の連続最高益・増配予想を好感。 △カーリットH <4275> [東証P]  24年3月期通期の営業益予想を上方修正。 △JMDC <4483> [東証P]  オムロン <6645> が1株5700円でTOB実施。 △jig.jp <5244> [東証G]  東証が信用取引に関する臨時規制を解除。 △日本スキー <6040> [東証G]  今期も最高益更新見通し。 ▼ベステラ <1433> [東証P]  今期営業益予想引き下げを嫌気。 ▼gumi <3903> [東証P]  5~7月期の営業赤字転落を嫌気。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)フリービット <3843>、(2)アイル <3854>、(3)JMDC <4483>、(4)アルトナー <2163>、(5)池田泉州HD <8714>、(6)山梨銀 <8360>、(7)富山第一銀 <7184>、(8)千葉興 <8337>、(9)北洋銀 <8524>、(10)八十二 <8359>。  値下がり率上位10傑は(1)gumi <3903>、(2)HEROZ <4382>、(3)ベステラ <1433>、(4)JIA <7172>、(5)エイチーム <3662>、(6)FPパートナ <7388>、(7)クミアイ化 <4996>、(8)シーイーシー <9692>、(9)芝浦 <6590>、(10)円谷フィHD <2767>。 【大引け】  日経平均は前日比139.08円(0.43%)安の3万2467.76円。TOPIXは前日比1.46(0.06%)高の2360.48。出来高は概算で12億9346万株。東証プライムの値上がり銘柄数は822、値下がり銘柄数は944となった。東証マザーズ指数は736.05ポイント(14.20ポイント安)。 [2023年9月11日] 株探ニュース 2023/09/11 18:20 みんかぶニュース 市況・概況 11日香港・ハンセン指数=終値18096.45(-105.62)  11日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比105.62ポイント安の18096.45と4日続落した。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 17:29 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]ナイトタイムセッション17時時点 上昇48銘柄・下落39銘柄(通常取引終値比)  9月11日のPTSナイトタイムセッション(16:30~23:59)17時時点で売買が成立したのは99銘柄。通常取引の終値比で上昇は48銘柄、下落は39銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は17銘柄。うち値上がりが8銘柄、値下がりは5銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は68円高と買われている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の11日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <2375> ギグワークス   317.9  +63.9( +25.2%) 2位 <3494> マリオン      2083  +400( +23.8%) 3位 <4499> スピー       3755  +700( +22.9%) 4位 <1382> ホーブ       4635  +700( +17.8%) 5位 <7776> セルシード    469.4  +33.4( +7.7%) 6位 <8986> 大和証券リビ   122000  +8200( +7.2%) 7位 <2134> 燦キャピタル     30   +2( +7.1%) 8位 <8918> ランド       8.5  +0.5( +6.2%) 9位 <3843> フリービット    1520   +89( +6.2%) 10位 <3399> 山岡家       3770  +200( +5.6%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <1436> フィット     842.2 -126.8( -13.1%) 2位 <6731> ピクセラ      2.7  -0.3( -10.0%) 3位 <4760> ALPHA     1900  -170( -8.2%) 4位 <2929> ファーマF     1420  -125( -8.1%) 5位 <3475> グッドコムA    860   -65( -7.0%) 6位 <4275> カーリットH    916   -53( -5.5%) 7位 <9241> FLネット     1884   -98( -4.9%) 8位 <7527> システムソフ     77   -3( -3.7%) 9位 <7692> Eインフィニ    161   -5( -3.0%) 10位 <4883> モダリス      146   -4( -2.7%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <8304> あおぞら銀     3063  +26.0( +0.9%) 2位 <8750> 第一生命HD    3030  +20.0( +0.7%) 3位 <8308> りそなHD     875  +5.1( +0.6%) 4位 <2503> キリンHD     2064  +8.5( +0.4%) 5位 <5401> 日本製鉄      3550  +11.0( +0.3%) 6位 <5406> 神戸鋼       2031  +3.5( +0.2%) 7位 <9201> JAL       2980  +2.5( +0.1%) 8位 <8411> みずほFG     2582  +0.5( +0.0%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4911> 資生堂       5600   -50( -0.9%) 2位 <6954> ファナック     4043   -10( -0.2%) 3位 <7203> トヨタ       2592  -3.0( -0.1%) 4位 <8001> 伊藤忠       5695   -6( -0.1%) 5位 <7201> 日産自       629  -0.3( -0.0%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Marketより取得 株探ニュース 2023/09/11 17:03 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=高配当株のバリュー・スマッシュ相場  週明け11日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比139円安の3万2467円と3日続落となった。息を止めたまま全力疾走を続けられないのは人間も相場も一緒である。目を見張るような連騰の後はそれに見合う形で、肩で息をする場面も訪れる。直近の相場に当てはめれば8月21日から9月6日まで12勝1敗、特に8月28日から9月6日まで8連騰と気を吐いたわけだが、その反動が前週後半からきょうまでの3営業日続落、合計770円あまりの下落となって顕在化した。トレンドが上向きであっても、騰落レシオやサイコロジカルラインなどテクニカル指標が明らかに過熱している時には、いったん立ち止まる勇気も必要である。  米国では長期金利の先高観が改めて取り沙汰され、既視感の漂う警戒ムードが醸成されているが、日本でも外国為替市場で円安の進行を背景として、鉄壁のハト派路線を貫いていた植田日銀総裁にいよいよ揺らぎが見え始めてきた。現状の物価高は覆うべくもなく、たとえ現状は賃金上昇を伴わないインフレであっても、デフレ環境が続いていると強弁することは既に難しくなっている。  読売新聞の植田日銀総裁のインタビューで、植田氏は「賃金上昇を伴う持続的な物価上昇に確信が持てた段階になれば、マイナス金利の解除を含め、いろいろなオプションがある」と語ったという。この場合の“いろいろなオプションがある”というのは付け足しであり、マイナス金利というワードの緩衝材に使われているが、端的に言ってしまえば大規模緩和策の本丸であるマイナス金利解除が近いということを宣言しているようなものだ。続けて植田氏は「(具体的な時期は不明だが)来春の賃上げを含め、年末までに(物価の上昇傾向を裏付ける)十分な情報やデータが揃う可能性はゼロではない」とした。まどろっこしい表現ながら、これまでの来年の春闘の結果を見て云々という論調を修正し、それよりも時間軸が早まっていることを示唆したといえる。これを受けきょうは銀行など金融株を買い、ハイテクや不動産などを売る動きが鮮明となった。ただし、バックミラーに映った景色はあくまで軌跡であって、その延長線上に果実が落ちているとは言い切れない。  投資の果実として分かりやすいのは未来に委ねるキャピタルゲインよりは確実なインカムゲイン、企業から株主への配当である。当面は、9月末に向けた配当権利取りの動きを絡め上げ潮に乗っている高配当株に照準を合わせておくのが期待値の高い投資手法といえる。  きょうは銀行以外では高配当株の一角が買われた。9日の株探トップ特集「高配当・駆け込み買い」最強リストとして紹介されていた6銘柄はすべて年間4%を超える配当利回りで9月末の株主を対象に配当を行う企業だが、エスケーエレクトロニクス<6677.T>をはじめ全銘柄が上昇して引けている。エスケーエレは前週後半の全般波乱含みの下げ相場でも上昇、きょうも含め3日連続の逆行高となった。  同特集で紹介されていなかった銘柄の中から、同様の条件に当てはまる銘柄を探すと、まずFPG<7148.T>が挙げられる。9月決算期企業で期末一括配当、23年9月期は65円60銭の配当実施を予定し、配当利回りは4.55%だ。不動産ファンドは海外案件が開花し、営業最高益更新が濃厚とみられる。  このほか、独立系自動車部品メーカーでシートを手掛けるタチエス<7239.T>、Vベルト大手の三ツ星ベルト<5192.T>、橋梁大手の宮地エンジニアリンググループ<3431.T>、車載向けコネクターで高い商品競争力を誇るケル<6919.T>などが挙げられる。  あすのスケジュールでは、5年国債の入札が午前中に行われるほか、午後には地銀協会長の記者会見が予定されている。また、IPOが1社予定されており、東証グロース市場にライズ・コンサルティング・グループ<9168.T>が新規上場する。海外では8月の英失業率のほか欧州経済研究センター(ZEW)の独景気予測調査に注目度が高い。米国では10年国債の入札が行われる。また、アップル<AAPL>の新製品発表が予定されており、マーケットの関心を集めそうだ。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 17:00 みんかぶニュース 市況・概況 11日中国・上海総合指数=終値3142.7790(+26.0599)  11日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比26.0599ポイント高の3142.7790と反発。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 16:47 みんかぶニュース 市況・概況 泉州電が株式売り出しを発表、自社株買いも実施へ◇  泉州電業<9824.T>は11日の取引終了後、100万株の売り出しと、上限15万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表した。  政策保有株式の見直しの動きが広がるなか、筆頭株主であるSWCC<5805.T>から売却の意向を確認した。売出価格は9月20日から22日までのいずれかの日に決定する。SWCCの議決権保有割合は11.28%から5.64%に低下する。  あわせて泉州電は、取得総数27万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.52%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。取得期間は10月10日から2024年4月30日までとする。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 16:27 みんかぶニュース 市況・概況 11日韓国・KOSPI=終値2556.88(+9.20)  11日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比9.20ポイント高の2556.88と反発。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 16:23 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇44銘柄・下落34銘柄(通常取引終値比)  9月11日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:00)が終了。15時以降に売買が成立したのは89銘柄。通常取引の終値比で上昇は44銘柄、下落は34銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は11銘柄。うち値上がりが6銘柄、値下がりは4銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は25円高となっている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の11日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4499> スピー       3905  +850( +27.8%) 2位 <8001> 伊藤忠       6701 +1000( +17.5%) 3位 <3246> コーセーRE    891  +54( +6.5%) 4位 <8918> ランド       8.5  +0.5( +6.2%) 5位 <4174> アピリッツ     1132  +62( +5.8%) 6位 <8142> トーホー      3990  +160( +4.2%) 7位 <2134> 燦キャピタル    28.7  +0.7( +2.5%) 8位 <3804> システムディ    1400  +28( +2.0%) 9位 <7361> HCH       2845  +50( +1.8%) 10位 <1783> アジアGHD    48.8  +0.8( +1.7%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <1436> フィット      820  -149( -15.4%) 2位 <2009> 鳥越粉       600  -68( -10.2%) 3位 <2929> ファーマF     1412  -133( -8.6%) 4位 <3475> グッドコムA    852  -73( -7.9%) 5位 <7707> PSS       297  -25( -7.8%) 6位 <6731> ピクセラ      2.8  -0.2( -6.7%) 7位 <9241> FLネット     1850  -132( -6.7%) 8位 <3350> メタプラ      21.1  -0.9( -4.1%) 9位 <2198> アイケイケイ   643.9 -19.1( -2.9%) 10位 <9262> シルバライフ   1157.2 -18.8( -1.6%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <8001> 伊藤忠       6701 +1000( +17.5%) 2位 <8306> 三菱UFJ     1268  +4.0( +0.3%) 3位 <9432> NTT      171.5  +0.4( +0.2%) 4位 <9984> SBG       6624  +13( +0.2%) 5位 <8802> 菱地所       1925  +3.0( +0.2%) 6位 <7203> トヨタ       2596  +1.0( +0.0%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6723> ルネサス     2327.6  -1.9( -0.1%) 2位 <9107> 川崎汽      5173.1  -2.9( -0.1%) 3位 <9434> SB       1713.8  -0.7( -0.0%) 4位 <5411> JFE      2239.5  -0.5( -0.0%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Marketより取得 株探ニュース 2023/09/11 16:03 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=139円安、国内金利上昇を警戒し3日続落  11日の東京株式市場は、前週末の欧米株高を受け朝方は高く始まったものの、その後は売りに押され日経平均は下値を探る動きとなった。  大引けの日経平均株価は前営業日比139円08銭安の3万2467円76銭と3日続落。プライム市場の売買高概算は12億9346万株、売買代金概算は3兆1365億円。値上がり銘柄数は822、対して値下がり銘柄数は944、変わらずは69銘柄だった。  きょうの東京市場は前週後半の地合いを引き継ぎ売り優勢となった。前週の米国株市場でNYダウが小幅ながら続伸したことを受け、前場取引開始前の時点で先物が高く、外国為替市場でも円安が進んでいたこともあって、朝方は買いが先行した。しかし、その後はすぐに売りに押される展開を強いられた。日銀の金融政策修正への思惑から10年債利回りが上昇、これを嫌気して半導体の主力株などに売りがかさんだ。為替も円高方向に押し戻され、投資家マインドを冷やす格好に。一方、銀行株がメガバンクをはじめ一斉高に買われたことでTOPIXは小幅ながらプラス圏で着地している。個別株も値上がりより値下がり銘柄数の方が多かったとはいえ、プライム市場全体の51%と約半分にとどまった。  個別では、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置関連の主力株が総じて売られたほか、キーエンス<6861.T>も大きく値を下げた。川崎汽船<9107.T>、三菱重工業<7011.T>も利食われた。三井不動産<8801.T>、三菱地所<8802.T>など不動産株への売りが優勢となっている。gumi<3903.T>はストップ安となった。HEROZ<4382.T>、ベステラ<1433.T>、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>も大幅安。クミアイ化学工業<4996.T>の下げも目立つ。  半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクが買われ、ソフトバンクグループ<9984.T>も高い。ソニーグループ<6758.T>がしっかり、日立製作所<6501.T>も堅調。フリービット<3843.T>、アイル<3854.T>がストップ高、JMDC<4483.T>も一時値幅制限いっぱいに買われた。アルトナー<2163.T>が急騰、池田泉州ホールディングス<8714.T>、富山第一銀行<7184.T>、山梨中央銀行<8360.T>など地銀株も高い。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 15:50 みんかぶニュース 市況・概況 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 09:30 豪・ウエストパック消費者信頼感指数 10:30 日・5年物利付国債の入札 10:30 豪・NAB(ナショナルオーストラリア銀行)企業景況感指数 15:00 英・失業保険申請件数 15:00 英・失業率 18:00 ユーロ・ZEW(欧州経済研究センター)景況感調査 18:00 独・ZEW(欧州経済研究センター)景況感調査 ※日・閣議 ○決算発表・新規上場など 決算発表:学情<2301>,テンポスHD<2751>,サトウ食品<2923>,ストレジ王<2997>,神戸物産<3038>,菊池製作<3444>,日東網<3524>,JMHD<3539>,SCAT<3974>,神島化<4026>,ラクスル<4384>,リッジアイ<5572>,ウエスコHD<6091>,巴工業<6309>,ベストワン<6577>,トラースOP<6696>,三井ハイテク<6966>,さくらさく<7097>,サンオータス<7623>,オービス<7827>,ウイルコHD<7831>ほか ※東証グロース上場:ライズ・コンサルティング・グループ<9168> 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 15:30 みんかぶニュース 市況・概況 明日の決算発表予定 神戸物産、三井ハイテクなど22社 (9月11日) 9月12日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算  ■発表時間未確認  ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻   ◆本決算:    <3269> アドバンスR [東R] (前回16:30)    <3539> JMHD [東P]   (前回16:00)   ★<4384> ラクスル [東P]   (前回15:00)    <5572> リッジアイ [東G]  (前回15:30)    <6091> ウエスコHD [東S] (前回16:00)    <6577> ベストワン [東G]  (前回12:30)    <7097> さくらさく [東G]  (前回15:00)   ◆第1四半期決算:    <2751> テンポスHD [東S] (前回16:00)    <2923> サトウ食品 [東S]  (前回15:00)    <3444> 菊池製作 [東S]   (前回16:30)    <3524> 日東網 [東S]    (前回16:00)    <4026> 神島化 [東S]    (前回15:00)    <7623> サンオータス [東S] (前回15:00)   ◆第2四半期決算:    <2997> ストレジ王 [東G]  (前回15:00)    <6696> トラースOP [東G] (前回16:00)   ★<6966> 三井ハイテク [東P] (前回15:30)   ◆第3四半期決算:    <2301> 学情 [東P]     (前回15:00)   ★<3038> 神戸物産 [東P]   (前回15:30)    <3974> SCAT [東S]   (前回15:05)    <6309> 巴工業 [東P]    (前回16:00)    <7827> オービス [東S]   (前回15:00)    <7831> ウイルコHD [東S] (前回15:00)   合計22社 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。 株探ニュース 2023/09/11 15:11 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=11日大引け、全銘柄の合計売買代金1888億円  11日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比22.6%減の1888億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同25.7%減の1549億円だった。  個別ではNEXT 電力・ガス電力・ガス <1627> 、NEXT 銀行 <1631> 、MAXIS JAPAN設備・人材積極投資企業200 <1485> 、NEXT 金融 <1632> 、WisdomTree ガソリン上場投資信託 <1691> など8銘柄が新高値。国際のETF VIX短期先物指数 <1552> 、投資家経営者一心同体ETF <2082> 、NEXT FUNDS 日本成長株アクティブ <2083> 、グローバルX チャイナEV&バッテリー <2254> 、グローバルX eコマース-日本株式ETF <2627> が新安値をつけた。  日経平均株価が139円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金952億7100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金は995億6600万円で、やや下回った。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が162億8300万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が81億4800万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が76億1500万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が75億1000万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が71億3900万円の売買代金となった。 株探ニュース 2023/09/11 15:05 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・11日>(大引け)=カーリットH、セルシード、フリービットなど  カーリットホールディングス<4275.T>=後場急伸し年初来高値更新。同社はきょう午後2時ごろ、24年3月期通期の連結業績予想修正を発表し、営業利益の見通しを従来の27億円から31億5000万円(前期比19.3%増)に上方修正したことが好感されたようだ。業務改善や原価低減が進んでいることなどが主な要因。なお、売上高予想は従来通り380億円(同5.5%増)で据え置いている。  セルシード<7776.T>=ストップ高で底値離脱鮮明。午前10時30分ごろ、再生医療向け自動細胞培養装置の商業化に向けた開発に関し、ローツェ<6323.T>子会社のローツェライフサイエンスと協働すると発表。これが買い材料視されている。セルシードが保有する培養容器や培養条件に関する専門性と基本技術を活用し、培養工程の最適化や、細胞の成長と品質の安定化に寄与していく。両社はこれまで動物細胞を用いた自動化の検討を重ねてきた経緯があり、今回の協働に合わせて「ヒト同種軟骨細胞シート」の培養自動化も実施する予定としている。  フリービット<3843.T>=急速人気にストップ高。ネット接続サービス事業を展開、NTTドコモと提携し業容拡大に向けた取り組みを進めている。足もとの業績は好調に推移しており、前週末8日取引終了後に発表した23年5~7月期決算は営業利益が前年同期比93%増の16億6400万円と急拡大しており、これを材料視する形で投資資金が流入した。今期予想PERは9倍前後と株価指標面からも割安感があり、水準訂正を期待した買いを呼び込んでいる。  くら寿司<2695.T>=3日ぶり大幅反発。前週末8日の取引終了後に発表した23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算は、営業損益が3億7600万円の赤字(前年同期は3億8200万円の赤字)となった。一方、直近3カ月間の5~7月期では営業黒字を確保しており、業績のモメンタム回復を期待した買いが集まったようだ。第3四半期累計の売上高は前年同期比15.1%増の1550億6700万円だった。5~7月期では17%の増収となっている。コロナ禍の収束を背景とする人流回復に加え、適正価格で商品提供に努めたことも収益改善に寄与した。  ハイレックスコーポレーション<7279.T>=急反発で年初来高値更新。同社は8日取引終了後、23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算を発表。営業損益が14億6800万円の黒字(前年同期は32億8200万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。売上高は前年同期比20.0%増の2197億700万円で着地。半導体の供給不足などの緩和に伴う自動車メーカーの生産増加が追い風となったほか、利益面では原価低減や生産性向上、経費削減などの合理化が寄与した。なお、通期業績予想については売上高2851億円(前期比11.5%増)、営業損益は31億円の黒字(前期は48億5600万円の赤字)とする従来見通しを据え置いている。  アルトナー<2163.T>=上げ足強め一気に高値更新。機械・電子機器設計やソフトウェア開発など技術者派遣で業界を先駆しており、業績は15年1月期以降大幅増収増益を継続中で、成長力の高さを際立たせている。近年は企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のなかで技術者ニーズも高まっており、同社の足もとの業績も非常に好調な状態が続いている。8日取引終了後に発表した24年1月期上期(23年2~7月)業績は営業利益が前年同期比28%増の8億8200万円と3割近い伸びを達成しており、これをポジティブ評価する買いが集中した。また好業績を背景に今期年間配当を上方修正、従来計画の64円から69円50銭に増額しており、これも株高を後押ししている。  ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 15:04 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(大引け)=値下がり優勢、イメージ情報、セルシードがS高  11日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数124、値下がり銘柄数400と、値下がりが優勢だった。  個別ではイメージ情報開発<3803>、セルシード<7776>、フューチャーリンクネットワーク<9241>がストップ高。トラストホールディングス<3286>、アズーム<3496>、霞ヶ関キャピタル<3498>、アプリックス<3727>、エコモット<3987>など11銘柄は年初来高値を更新。日本スキー場開発<6040>、ユニフォームネクスト<3566>、海帆<3133>、jig.jp<5244>、フィット<1436>は値上がり率上位に買われた。  一方、エッジテクノロジー<4268>、GENDA<9166>がストップ安。JIG-SAW<3914>、サインド<4256>、ワンキャリア<4377>、Amazia<4424>、窪田製薬ホールディングス<4596>など26銘柄は年初来安値を更新。テクノロジーズ<5248>、クリアル<2998>、INTLOOP<9556>、Institution for a Global Society<4265>、ブロードエンタープライズ<4415>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2023/09/11 15:03 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=11日大引け  11日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ     95271   -24.6    19800 2. <1357> 日経Dインバ   16283   -8.5     233 3. <1459> 楽天Wベア    8148   -32.6     939 4. <1360> 日経ベア2    7615   -27.2    569.2 5. <1321> 野村日経平均   7510   -21.7    33410 6. <1458> 楽天Wブル    7139   -30.0    23285 7. <1579> 日経ブル2    6212   -39.4    21165 8. <1568> TPXブル    2426   -43.1    35940 9. <1306> 野村東証指数   1911   -55.8   2444.5 10. <1615> 野村東証銀行   1887   154.3    271.4 11. <2840> iFEナ百無   1860  20566.7    20915 12. <1489> 日経高配50   1728   -13.6    58160 13. <2038> 原油先Wブル   1358   42.9    2095 14. <1305> iFTP年1   1244   336.5   2471.0 15. <1655> iS米国株    1244   29.6    470.5 16. <1552> VIX短先物   1190   16.7     609 17. <1571> 日経インバ    1146   -56.5     782 18. <1545> 野村ナスH無   1099   64.5    22705 19. <1330> 日興日経平均   1086   -4.3    33450 20. <1366> iF日経Wベ    934   -10.9     607 21. <2516> マザーズ      910   90.0    568.2 22. <2869> iFナ百Wブ    860   105.7    30280 23. <2080> PBR1解消    815   -6.8    1002 24. <2621> iS米20H    800   32.0    1318 25. <1329> iS日経      757   -50.2    33550 26. <1540> 純金信託      754   12.0    8586 27. <1365> iF日経Wブ    683   -50.5    30540 28. <2558> MX米株SP    673   32.7    18810 29. <1678> 野村インド株    632   49.1    313.5 30. <2870> iFナ百Wベ    623   -4.9    33330 31. <1320> iF日経年1    581   -51.6    33290 32. <2846> 野村ダウH有    552  4918.2   1921.5 33. <2568> 日興NQヘ無    506   66.4    3859 34. <1671> WTI原油     474   -56.4    3130 35. <1308> 日興東証指数    461   -50.2    2414 36. <1358> 日経2倍      459   -39.8    36720 37. <1367> iFTPWブ    430   -39.1    27885 38. <1356> TPXベア2    423   -23.0    570.3 39. <2085> MX高配日ア    405   32.8    498.4 40. <1476> iSJリート    395   50.2    1951 41. <1475> iSTPX     379   -47.8    2415 42. <2631> MXナスダク    379   -11.0    16135 43. <1580> 日経ベア      372   36.3   2074.5 44. <2084> 野村A高配     349   -36.8    1987 45. <1346> MX225     306   -59.4    33500 46. <1343> 野村REIT    294   -17.9   2034.0 47. <1557> SPDR5百    267   -40.9    65360 48. <2557> SMDトピク    262   235.9   2381.5 49. <2842> iFEナ百ベ    247   -1.6    23770 50. <1699> 野村原油      233   -28.3    412.2 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%) 株探ニュース 2023/09/11 15:02 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均11日大引け=3日続落、139円安の3万2467円  11日の日経平均株価は前週末比139.08円(-0.43%)安の3万2467.76円と3日続落し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は822、値下がりは945、変わらずは68。  日経平均マイナス寄与度は64.05円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、アドテスト <6857>が41円、ファストリ <9983>が16.27円、リクルート <6098>が15.15円、ダイキン <6367>が8.81円と並んだ。  プラス寄与度トップはSBG <9984>で、日経平均を50.02円押し上げ。次いでNTTデータ <9613>が4.15円、エーザイ <4523>が3.76円、ソニーG <6758>が3.05円、セコム <9735>が2.54円と続いた。  業種別では33業種中12業種が値上がり。1位は銀行で、以下、保険、鉱業、証券・商品が続いた。値下がり上位には不動産、海運、サービスが並んだ。 株探ニュース 2023/09/11 15:02 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(大引け)=値下がり優勢、ホーブ、マリオンがS高  11日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数577、値下がり銘柄数726と、値下がりが優勢だった。  個別ではホーブ<1382>、マリオン<3494>、アルファ<4760>、新東<5380>、タツミ<7268>など7銘柄がストップ高。安江工務店<1439>、桂川電機<6416>、ソレキア<9867>は一時ストップ高と値を飛ばした。ホクリヨウ<1384>、岐阜造園<1438>、藤田エンジニアリング<1770>、田辺工業<1828>、植木組<1867>など94銘柄は年初来高値を更新。トレーディア<9365>、日本テレホン<9425>、クオンタムソリューションズ<2338>、ハイレックスコーポレーション<7279>、テクノマセマティカル<3787>は値上がり率上位に買われた。  一方、ネポン<7985>がストップ安。出前館<2484>、アルファグループ<3322>、ファブリカコミュニケーションズ<4193>、ウルトラファブリックス・ホールディングス<4235>、ミライアル<4238>など12銘柄は年初来安値を更新。ランドネット<2991>、ユークス<4334>、石井表記<6336>、かんなん丸<7585>、ランシステム<3326>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2023/09/11 15:02 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位にgumi  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」11日午後2時現在でgumi<3903.T>が「買い予想数上昇」1位となっている。  11日の東証プライム市場でgumiはストップ安の水準となる前営業日比100円安の466円をつけた。前週末8日の取引終了後、24年4月期第1四半期(5~7月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比37.2%減の26億8900万円。営業損益は6億4200万円の赤字(前年同期は1億6300万円の黒字)となった。新規タイトル「アスタータタリクス(アスタタ)」やブロックチェーンゲームへの先行投資がかさみ、損益を押し下げた。今期の配信スケジュールに関しても、一部協業タイトルの配信を延期した。これらを嫌気した売りが膨らみ株価は急落したものの、テクニカル分析上で短期的な反発機運が高まったとの見方が台頭し、買い予想数の上昇につながったようだ。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 14:51 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」4位に北国FHD  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」11日午後1時現在で北國フィナンシャルホールディングス<7381.T>が「売り予想数上昇」4位となっている。  11日の東証プライム市場で北国FHDが急反発。9日付の読売新聞インタビューで日銀の植田和男総裁が、「マイナス金利の解除後も物価目標の達成が可能と判断すれば、(解除を)やる」と発言。これを受け、この日の10年債利回りが上昇。金利上昇に伴う利ザヤ拡大期待から株式市場では銀行株が上昇した。北国FHDは石川県を地盤とする地銀で24年3月期の連結純利益は前期比25.8%増の110億円と最高益が予想されるなど、業績は堅調。株価は連結PBRで0.5倍台の水準にあり割安さが指摘されているが、足もとの上昇で高値警戒感も強まっている。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 14:38 みんかぶニュース 市況・概況 エレメンツが高い、オリコカード申し込み時の本人確認に自社サービス導入◇  ELEMENTS<5246.T>が高い。エレメンツがこの日、オリエントコーポレーション<8585.T>が提供するクレジットカードの申し込み時の本人確認において、生体認証技術を活用したオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」を導入すると発表した。これを手掛かりに買われている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 14:17 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の下げ幅が200円を超える  日経平均株価の下げ幅が200円を超えた。14時10分現在、214.00円安の3万2392.84円まで下落している。 株探ニュース 2023/09/11 14:11 みんかぶニュース 市況・概況 ノーリツ鋼機が3日ぶり急反発、オムロンによるJMDC株へのTOBで応募契約締結◇  ノーリツ鋼機<7744.T>が3日ぶりに急反発し、2004年5月以来の高値水準をつけた。前週末8日の取引終了後、オムロン<6645.T>によるJMDC<4483.T>へのTOB(株式公開買い付け)に応募する契約を締結したと発表した。資本効率の向上や投資資金の確保につながると受け止めた投資家の買いを集める要因となったようだ。  TOB応募に伴って、ノーリツ鋼機は23年12月期の単体決算において投資有価証券売却益を計上する。一方、連結決算は国際会計基準(IFRS)を適用している。JMDCの株式は「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に分類しており、連結決算では同売却益の計上はなく、当期利益の影響は軽微としている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 14:09 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後2時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後2時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は681、値下がり銘柄数は1086、変わらずは68銘柄だった。業種別では33業種中12業種が上昇。値上がり上位に銀行、保険など。値下がりで目立つのは不動産、サービス、機械、海運、電気機器など。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 14:04 みんかぶニュース 市況・概況 14時の日経平均は167円安の3万2439円、東エレクが63.54円押し下げ  11日14時現在の日経平均株価は前週末比167.10円(-0.51%)安の3万2439.74円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は691、値下がりは1079、変わらずは65と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均マイナス寄与度は63.54円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、アドテスト <6857>が39.65円、ファストリ <9983>が18.3円、リクルート <6098>が18.2円、ダイキン <6367>が7.79円と続いている。  プラス寄与度トップはSBG <9984>で、日経平均を28.26円押し上げている。次いでエーザイ <4523>が4.91円、セコム <9735>が3.90円、テルモ <4543>が3.39円、ソニーG <6758>が3.39円と続く。  業種別では33業種中12業種が値上がり。1位は銀行で、以下、保険、電気・ガス、鉱業と続く。値下がり上位には不動産、サービス、機械が並んでいる。  ※14時0分10秒時点 株探ニュース 2023/09/11 14:01 みんかぶニュース 市況・概況 ペプドリが年初来安値を更新、放射性医薬品事業巡り40億円の対価支払いが確定◇  ペプチドリーム<4587.T>が3日続落し、年初来安値を更新した。前週末8日の取引終了後、富士フイルムホールディングス<4901.T>傘下の富士フイルム富山化学から取得した放射性医薬品事業に関し、富士フイルムに対して条件付対価として40億円の支払いが確定したと発表。費用発生の発表に反応した売りが出たようだ。  24年4月までに、脳内アミロイドベータプラーク可視化を行うPET診断薬であるアミヴィッドに関して軽度認知障害への適応拡大が日本国内で承認された場合、40億円の条件付対価が発生することとなっていた。ペプドリの23年12月期の業績予想にはすでに織り込まれているという。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 13:47 みんかぶニュース 市況・概況 OATアグリは小動き、産総研・凸版と新しいゲノム編集技術を共同開発◇  OATアグリオ<4979.T>は小動き。前週末8日の取引終了後、グループ関連会社のインプランタイノベーションズが、産業技術総合研究所、凸版印刷<7911.T>と共同で植物における新しいゲノム編集技術の開発に成功したと発表した。  今回開発に成功したゲノム編集技術「ウイスカー超音波RNP法」は、植物細胞に孔(あな)を開けるために使われる「針状結晶(ウイスカー)」と超音波を活用し、ゲノム編集ツールを植物へ導入するというもの。ゲノム編集作物のより効率的な作製を可能にすることが期待されるという。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 13:45 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は635、値下がり銘柄数は1125、変わらずは75銘柄だった。業種別では33業種中10業種が上昇。値上がり上位に銀行、保険など。値下がりで目立つのは不動産、機械、サービス、海運、繊維製品など。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 13:04 みんかぶニュース 市況・概況 13時の日経平均は159円安の3万2447円、東エレクが64.05円押し下げ  11日13時現在の日経平均株価は前週末比159.34円(-0.49%)安の3万2447.50円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は638、値下がりは1129、変わらずは68と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均マイナス寄与度は64.05円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、アドテスト <6857>が29.82円、ファストリ <9983>が17.28円、リクルート <6098>が17.08円、ダイキン <6367>が8.81円と続いている。  プラス寄与度トップはSBG <9984>で、日経平均を26.23円押し上げている。次いでテルモ <4543>が6.10円、セコム <9735>が4.24円、NTTデータ <9613>が3.39円、ソニーG <6758>が3.05円と続く。  業種別では33業種中10業種が値上がり。1位は銀行で、以下、保険、電気・ガス、鉱業と続く。値下がり上位には不動産、機械、サービスが並んでいる。  ※13時0分4秒時点 株探ニュース 2023/09/11 13:01 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位に商船三井  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」11日正午現在で商船三井<9104.T>が「売り予想数上昇」2位となっている。  商船三井は4日続落。きょうは全般相場がリスク回避の地合いとなるなか、バリュー株の代表格として買われていた同社株にも目先筋の利益確定の売りが続いている。ただ、配当利回りは4.3%と高く、9月中間期末に110円配(通期ベースでは180円)が計画されており、下値では押し目買いの動きも観測される。きょうは朝方に高い場面もあった。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 12:47 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で下げ幅広げる  後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比120円安前後と前場終値と比較して下げ幅を広げている。外国為替市場では1ドル=146円40銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。 出所:MINKABU PRESS 2023/09/11 12:32

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