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みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は急反発 リスク回避ムード続く 長期金利1.355%で推移  11日の債券市場で、先物中心限月6月限は急反発した。トランプ米政権の関税政策と対中強硬姿勢を受けて投資家心理が冷え込んだ状態にあり、リスク性資産の株式から債券に資金を移す目的の買いが優勢となった。半面、読売新聞オンラインが11日早朝に自民、公明両党が消費税の減税を政府に求める検討に入ったと報じた。財政負担の増大と国債増発リスクが意識されたことは円債相場の上値を圧迫した。午後は高値圏でもみ合いを続けた。  米長期金利は時間外取引において4.4%台で高止まりした。米国債に対しては引き続き換金目的の売りが広がり、金利が上昇する可能性があるとの警戒感が続いた。円債市場では中期債の利回りに低下圧力が掛かった一方、超長期債利回りが上昇。利回り曲線(イールドカーブ)はスティープ化した。日本の財政悪化リスクは超長期債や長期債を中心に重荷となった。  先物6月限は寄り付きの140円61銭を安値として、午後に一時141円18銭まで上昇。その後は伸び悩むなど、不安定な動きをみせた。  先物6月限は前営業日比79銭高の141円07銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は午後3時過ぎの時点では1.355%で推移。この日は1.335%~1.365%の範囲で上下動した。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/11 15:33 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、後場終値は前営業日比79銭高の141円07銭  債券市場で、先物6月限の後場終値は前営業日比79銭高の141円07銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/11 15:13 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:143円60銭前後で推移、警戒感強く戻り限定的  11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円60銭前後と前日の午後5時時点に比べて2円65銭程度のドル安・円高となっている。  前日の米市場では米中貿易戦争の激化懸念からリスク回避の動きが再燃し、株安・債券安(金利上昇)・ドル安のトリプル安が進んだことが投資家心理を冷え込ませた。米資産からの逃避が意識されるなか、この日の東京市場でもドル売りが活発化。日経平均株価が急反落して始まるとドル円相場の下げに拍車がかかり、午前9時30分ごろには一時142円88銭まで下押した。その後はドル売りがいったん収束したものの、米国の高関税政策を巡る警戒感は強く戻りは限定的だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1284ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0260ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円04銭前後と同80銭弱のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/11 15:12 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は急反発、リスク回避姿勢続く 長期金利1.345%で推移  11日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は急反発した。米国の関税政策が世界経済にダメージをもたらすとの警戒感は根強く、前日の米国市場で主要株価指数は急反落した。米国の債券価格も下落(金利は上昇)した。米国での不安定なマーケット環境が改めて意識されるなか、投資家のリスク許容度が低下し、円債の買い需要が拡大した。  ホワイトハウスは中国の輸入品に対する関税が125%ではなく、145%だと明らかにした。対中強硬姿勢が鮮明となるなか、NYダウは10日に一時2000ドルを超す下落となった。米債券市場では30年債入札が好調な結果となり、一定の安心感をもたらしたものの、米国債に買い向かう姿勢は広がらず軟化し、米長期金利は上昇した。一方、円債市場で先物6月限は一時141円11銭まで買われた。  先物6月限は前営業日比60銭高の140円88銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は1.345%で推移。時間外取引で米長期金利に上昇圧力が掛かったことなどを背景に、一時1.365%まで水準が切りあがる場面があった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/11 11:16 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比60銭高の140円88銭  債券市場で、先物6月限の前場終値は前営業日比60銭高の140円88銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/11 11:06 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:一時142円80銭台に軟化、投資家のリスク回避姿勢強まる  11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円36銭前後と前日の午後5時時点に比べて2円90銭程度のドル安・円高となっている。  10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円45銭前後と前日に比べ3円30銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米中の貿易戦争激化が懸念されるかたちで、一時144円02銭まで軟化した。  トランプ米政権の関税政策を巡って投資家のリスク回避姿勢が再び強まっており、この日の東京市場もドルを売って低リスク通貨とされる円を買う動きが優勢となっている。日経平均株価が急反落して始まるとドル円相場は一段安となり、午前9時30分ごろには142円88銭まで下押した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1310ドル前後と前日に比べて0.0285ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円14銭前後と同90銭弱のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/11 10:12 みんかぶニュース 為替・FX 米外為市場サマリー:米中摩擦激化が警戒され一時144円00銭台に軟化  10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円45銭前後と前日と比べて3円30銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円80銭前後と同10銭弱のユーロ安・円高だった。  トランプ米大統領が9日に一部の国や地域に対する上乗せ関税を90日間停止することを表明し、米国の関税強化が世界経済を下押しするとの過度な警戒感は薄れたが、米中貿易摩擦の激化懸念が根強いことからドルを売って低リスク通貨とされる円を買う動きが再び強まった。トランプ米大統領は9日に対中関税を125%に引き上げる方針を示していたが、米ホワイトハウスは10日、中国に対する追加関税の税率が合計で145%になると発表。中国は10日に米国の輸入品に84%の関税を発動しており、米中の対立が深まることが懸念された。この日に発表された3月の米消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したこともドル売りに拍車をかけ、ドル円相場は一時144円02銭まで軟化した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1201ドル前後と前日に比べて0.0250ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/11 07:57 みんかぶニュース 為替・FX ◎10日のNY為替 ドル・円:144円45銭(9日終値:147円76銭) ユーロ・円:161円80銭(同:161円88銭) ユーロ・ドル:1.1201ドル(同:1.0949ドル) 出所:MINKABU PRESS 2025/04/11 07:52 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況 午後5時時点、146円26~28銭のドル高・円安  日銀が10日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=146円26~28銭と前日に比べ73銭のドル高・円安。ユーロは対円で1ユーロ=161円27~31銭と同98銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1026~28ドルと同0.0012ドルのユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 17:51 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況(ドル円・午後5時) ■ドル円終値の推移           レンジ              前日比  04月10日 146円26~28銭       (△0.73)  04月09日 145円53~54銭       (▼1.86)  04月08日 147円39~40銭       (△1.60)  04月07日 145円79~80銭       (▼0.48)  04月04日 146円27~29銭       (▼0.97)  04月03日 147円24~27銭       (▼2.41)  04月02日 149円65~67銭       (△0.03)  04月01日 149円62~64銭       (△0.49)  03月31日 149円13~15銭       (▼1.25)  03月28日 150円38~40銭       (▼0.16)  03月27日 150円54~55銭       (△0.14)  03月26日 150円40~42銭       (▼0.32)  03月25日 150円72~73銭       (△1.09)  03月24日 149円63~65銭       (△0.32)  03月21日 149円31~33銭       (△0.04)  03月19日 149円27~29銭       (▼0.56)  03月18日 149円83~84銭       (△0.98)  03月17日 148円85~88銭       (△0.13)  03月14日 148円72~75銭       (△0.91)  03月13日 147円81~82銭       (▼0.78)  03月12日 148円59~60銭       (△1.68)  03月11日 146円91~93銭       (▼0.67)  03月10日 147円58~60銭       (▼0.09)  03月07日 147円67~68銭       (▼0.69)  03月06日 148円36~38銭       (▼1.09)  03月05日 149円45~47銭       (△0.11)  03月04日 149円34~36銭       (▼0.83)  03月03日 150円17~18銭       (▼0.26)  02月28日 150円43~45銭       (△1.17)  02月27日 149円26~28銭       (▼0.27)  02月26日 149円53~54銭       (△0.26)  02月25日 149円27~29銭       (▼1.29)  02月21日 150円56~58銭       (△0.40)  02月20日 150円16~18銭       (▼1.49)  02月19日 151円65~67銭       (▼0.40)  02月18日 152円05~06銭       (△0.18)  02月17日 151円87~89銭       (▼0.86)  02月14日 152円73~75銭       (▼1.54)  02月13日 154円27~29銭       (△0.58)  02月12日 153円69~71銭       (△1.52)  02月10日 152円17~18銭       (△0.34)  02月07日 151円83~85銭       (▼0.74)  02月06日 152円57~59銭       (▼0.76)  02月05日 153円33~35銭       (▼1.99)  02月04日 155円32~34銭       (▼0.29)  02月03日 155円61~64銭       (△0.96)  01月31日 154円65~66銭       (△0.12)  01月30日 154円53~55銭       (▼0.76)  01月29日 155円29~31銭       (▼0.55)  01月28日 155円84~87銭       (▼0.02)  01月27日 155円86~89銭       (△0.49)  01月24日 155円37~39銭       (▼1.23)  01月23日 156円60~62銭       (△0.56)  01月22日 156円04~06銭       (△0.37)                       (注:△はドル高・円安) 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 17:51 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=リスク回帰の動き続くか  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、リスク資産に回帰する動きが続くかどうかが注目される。予想レンジは1ドル=145円00銭~148円50銭。  トランプ米大統領は9日午後、同日に発動した相互関税について一部の国と地域で90日間の一時停止を許可する考えを示した。米国の関税強化が世界経済を下押しするとの警戒感が和らぐなか、同日のニューヨーク市場でドル円相場は一時148円27銭まで急伸した。ただ、米政権が5日に課した10%の一律関税は維持されているほか、中国に対しては追加関税を125%に引き上げるとしており、米関税政策を巡る不透明感は残ったまま。米中の貿易戦争が激しさを増せば、低リスク通貨とされる円が再び買われやすくなるだろう。  一方、日本時間今晩に発表される3月の米消費者物価指数(CPI)でインフレ鈍化が示された場合、景気停滞とインフレが同時に起こる「スタグフレーション」の懸念が後退し、ドルが買われる可能性も。このほかの注目材料としては、前週分の米新規失業保険申請件数や3月の米財政収支、米連邦準備理事会(FRB)副議長候補のボウマン理事が米上院の指名公聴会で証言などがある。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 17:16 みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は大幅反落、米関税の一部停止で売り圧力  10日の債券市場で、先物中心限月6月限は大幅反落。トランプ米大統領が一部の国や地域に対する上乗せ関税を90日間停止すると表明したことで、リスク回避で積み上がっていた買い持ち高を解消する動きが出た。  米国の関税強化が世界経済を下押しするとの警戒感が和らぐなか、安全資産志向が巻き戻されて日米の株式市場が急伸したことから国内金利に上昇圧力がかかった。ただ、米政権が5日に課した10%の一律関税は維持されているほか、中国に対しては追加関税を125%に引き上げるとしており、米関税政策を巡る不透明感は払しょくされていない。この日の時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことも国内債の下支えとなり、債券先物は朝方に一時139円89銭まで軟化したあとは下げ渋る動きとなった。午後に入ると、財務省が実施した5年債入札が順調な結果となったことを手掛かりとした買いが流入。一定の需要が確認できたことが安心感につながり、先物は午後0時40分すぎに140円88銭まで値を戻す場面があった。とはいえ、大きく振れる相場展開が続いていることから積極的には動きにくいほか、市場動向が落ち着けば日銀が追加利上げに動きやすくなるとの思惑などもあって買いは続かなかった。なお、5年債入札の結果は小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が4銭と前回(3月10日)の7銭から縮小し、応札倍率は3.84倍と前回の3.17倍を上回った。  先物6月限の終値は、前日比1円06銭安の140円28銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時1.400%に上昇し、午後3時時点では前日比0.095%高い1.370%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 15:51 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:一時146円40銭台へ軟化、米相互関税への警戒感根強い  10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=146円60銭前後と前日午後5時時点に比べ1円00銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=161円05銭前後と同70銭強のユーロ高・円安で推移している。  ドル円は、午前9時時点では147円40銭前後で推移していたが、午後にかけてドル売り・円買いが優勢な展開となり、午後2時30分過ぎには一時146円45銭近辺まで軟化した。9日にトランプ米大統領が相互関税の上乗せ分について一部の国・地域に関して90日間の停止を発表。これを受け、ニューヨーク市場では148円台までドルは買われる場面があった。しかし、その後は利益確定のドル売りが優勢となった。相互関税に関しては、10%の一律関税は発動されており、中国とは関税の報復合戦の様相を呈していることから、依然として世界景気の悪化懸念は強く、ドルは戻り売りの状況となっている。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0985ドル前後と同0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 15:36 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、後場終値は前営業日比1円6銭安の140円28銭  債券市場で、先物6月限の後場終値は前営業日比1円6銭安の140円28銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 15:07 みんかぶニュース 為替・FX 債券:5年債入札、テールは4銭で応札倍率3.84倍  10日に実施された5年債入札(第178回、クーポン1.0%)は、最低落札価格が100円25銭(利回り0.947%)、平均落札価格が100円29銭(同0.938%)となった。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は4銭で、前回(3月10日)の7銭から縮小。応札倍率は3.84倍となり、前回の3.17倍を上回った。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 13:25 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は大幅反落、リスク回避姿勢和らぐ  10日の債券市場で、先物中心限月6月限は大幅反落。トランプ米大統領が相互関税の上乗せ部分について、一部の国・地域で90日間停止すると表明したことでリスク回避姿勢が和らいだ。  関税強化による世界経済への懸念が後退するなか、安全資産志向が巻き戻されて日経平均株価が急反発した半面、債券には売りが先行した。ただ、米政権が5日に課した10%の一律関税は維持されているほか、対中強硬姿勢を崩していないなど不透明要因も多く、債券先物は朝方に一時139円89銭まで軟化したあとは下げ渋り。この日の時間外取引で米長期金利が低下したことも国内債の支援材料となり、午前9時40分ごろには140円71銭まで値を戻す場面があった。とはいえ、きょうは財務省が5年債入札を実施するほか、円安が再燃すれば日銀の追加利上げ観測が再び強まるとの見方もあって買いは続かなかった。  午前11時の先物6月限の終値は、前日比1円03銭安の140円31銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時1.400%に上昇し、その後は前日比0.070%高い1.345%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 11:46 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比1円3銭安の140円31銭  債券市場で、先物6月限の前場終値は前営業日比1円3銭安の140円31銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 11:13 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:警戒感残り一時146円60銭台に上げ幅縮小  10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円72銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円20銭程度のドル高・円安となっている。  9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円76銭前後と前日に比べ1円50銭程度のドル高・円安で取引を終えた。貿易戦争の激化観測から144円00銭まで軟化する場面があったものの、トランプ米大統領が一部の国・地域に対して相互関税の上乗せ部分の一時停止を許可したと発表すると一時148円27銭まで急伸した。  関税強化が世界経済を下押しするとの懸念が和らぐなか、この日の東京市場のドル円相場もドル買い・円売りが先行した。ただ、米政権が5日に課した10%の一律関税は維持されているほか、対中強硬姿勢を崩していないことから市場には警戒感が残っている様子。日経平均株価が急反発しているもののドル円相場の反応は限定的で、午前9時50分過ぎには146円68銭まで上げ幅を縮小した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0986ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円20銭前後と同90銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 10:15 みんかぶニュース 為替・FX 米外為市場サマリー:相互関税の一部停止を受け148円20銭台に急伸する場面も  9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円76銭前後と前日と比べて1円50銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円88銭前後と同1円60銭程度のユーロ高・円安だった。  この日にトランプ米政権が相互関税の第2弾を発動したことで貿易摩擦の悪化や世界経済の先行き不透明感が強まったほか、ベッセント米財務長官が最近の円高について「自然な流れだ」と発言したことなどが影響し、ドル円相場は144円00銭と約半年ぶりのドル安・円高水準をつける場面があった。ただ、トランプ米大統領が相互関税の上乗せ部分について、一部の国・地域で90日間停止することを表明すると過度な警戒感が後退。リスク回避の巻き戻しが広がるなか、NYダウなど米主要株価指数が急上昇するとともにドル円相場は一時148円27銭まで急伸した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0949ドル前後と前日に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 07:54 みんかぶニュース 為替・FX ◎9日のNY為替 ドル・円:147円76銭(8日終値:146円27銭) ユーロ・円:161円88銭(同:160円29銭) ユーロ・ドル:1.0949ドル(同:1.0958ドル) 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 07:50 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況 午後5時時点、145円53~54銭のドル安・円高  日銀が9日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=145円53~54銭と前日に比べ1円86銭のドル安・円高。ユーロは対円で1ユーロ=160円29~33銭と同71銭のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1014~16ドルと同0.0091ドルのユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/09 17:48 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況(ドル円・午後5時) ■ドル円終値の推移           レンジ              前日比  04月09日 145円53~54銭       (▼1.86)  04月08日 147円39~40銭       (△1.60)  04月07日 145円79~80銭       (▼0.48)  04月04日 146円27~29銭       (▼0.97)  04月03日 147円24~27銭       (▼2.41)  04月02日 149円65~67銭       (△0.03)  04月01日 149円62~64銭       (△0.49)  03月31日 149円13~15銭       (▼1.25)  03月28日 150円38~40銭       (▼0.16)  03月27日 150円54~55銭       (△0.14)  03月26日 150円40~42銭       (▼0.32)  03月25日 150円72~73銭       (△1.09)  03月24日 149円63~65銭       (△0.32)  03月21日 149円31~33銭       (△0.04)  03月19日 149円27~29銭       (▼0.56)  03月18日 149円83~84銭       (△0.98)  03月17日 148円85~88銭       (△0.13)  03月14日 148円72~75銭       (△0.91)  03月13日 147円81~82銭       (▼0.78)  03月12日 148円59~60銭       (△1.68)  03月11日 146円91~93銭       (▼0.67)  03月10日 147円58~60銭       (▼0.09)  03月07日 147円67~68銭       (▼0.69)  03月06日 148円36~38銭       (▼1.09)  03月05日 149円45~47銭       (△0.11)  03月04日 149円34~36銭       (▼0.83)  03月03日 150円17~18銭       (▼0.26)  02月28日 150円43~45銭       (△1.17)  02月27日 149円26~28銭       (▼0.27)  02月26日 149円53~54銭       (△0.26)  02月25日 149円27~29銭       (▼1.29)  02月21日 150円56~58銭       (△0.40)  02月20日 150円16~18銭       (▼1.49)  02月19日 151円65~67銭       (▼0.40)  02月18日 152円05~06銭       (△0.18)  02月17日 151円87~89銭       (▼0.86)  02月14日 152円73~75銭       (▼1.54)  02月13日 154円27~29銭       (△0.58)  02月12日 153円69~71銭       (△1.52)  02月10日 152円17~18銭       (△0.34)  02月07日 151円83~85銭       (▼0.74)  02月06日 152円57~59銭       (▼0.76)  02月05日 153円33~35銭       (▼1.99)  02月04日 155円32~34銭       (▼0.29)  02月03日 155円61~64銭       (△0.96)  01月31日 154円65~66銭       (△0.12)  01月30日 154円53~55銭       (▼0.76)  01月29日 155円29~31銭       (▼0.55)  01月28日 155円84~87銭       (▼0.02)  01月27日 155円86~89銭       (△0.49)  01月24日 155円37~39銭       (▼1.23)  01月23日 156円60~62銭       (△0.56)  01月22日 156円04~06銭       (△0.37)  01月21日 155円67~70銭       (▼0.31)                       (注:△はドル高・円安) 出所:MINKABU PRESS 2025/04/09 17:48 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=米債券市場の動向などを注視  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、依然として米相互関税を巡る動向が注視されそうだ。予想レンジは1ドル=144円80~146円00銭。  米国は中国に対して50%の追加関税を課し、合計で104%とした。これに対して、中国の対応が注目され、米国に対抗措置を取った場合、引き続き相場は値の荒い展開となることも想定される。米市場の動向なども目が離せず、今晩のNYダウなどの展開が関心を集めている。特に、足もとでの米長期債利回りの上昇基調が続くようなら、為替相場ではドル買い要因となることも考えられ、リスクオフ姿勢との綱引きとなる展開もあり得そうだ。今晩は3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表される。バーキン・リッチモンド連銀総裁が講演を行う。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/09 17:35 みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は反発、現物債との連動性薄れ乱高下 長期金利一時1.355%に上昇  9日の債券市場で、先物中心限月6月限は反発した。トランプ米政権による相互関税が日本時間同日午後1時1分に発動した。世界経済に打撃をもたらすとの警戒感が広がった一方で、時間外取引で米金利が急上昇(債券価格が急低下)し、円債市場での長期債、超長期債の利回りに強い上昇圧力を掛けた。先物と現物債の連動性が薄れ、相場は乱高下した。  先物は午前中に141円56銭まで買われたが、この日実施された日銀の国債買い入れオペのうち、中期債ゾーンの「残存期間1年超3年以下」の応札倍率が4.69倍、超長期ゾーンの「同10年超25年以下」は3.71倍とともに高い水準となり、債券の保有ニーズの乏しさが示唆された。日銀オペの結果公表後の午後に先物は一時140円25銭まで急落。日中値幅は1円31銭となった。  直近で米長期金利は急ピッチな上昇をみせていたが、時間外取引では4.5%台に乗せる場面があった。一部で中国による米国債の売り観測が出ている。米国で予定されている国債入札を巡る警戒感も強く、円債市場ではきょう午前の段階で超長期債金利が急上昇していた。  午後の取引時間中には、日本の財務省と金融庁、日銀が午後4時から国際金融資本市場に関する情報交換会合を開催すると伝わった。先物に対してはショートカバーが入り、再びプラス圏に浮上した。  先物6月限は前営業日比30銭高の141円34銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は午後3時過ぎ時点では1.270%で推移。1.250%に低下した後、一時1.355%に急上昇する場面があった。新発40年債利回りは一時3.170%に上昇し、過去最高を記録した。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/09 15:37 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:一時144円50銭台に下落、米相互関税の発動でリスク回避も  9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=145円10銭前後と前日午後5時時点に比べ2円30銭弱の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=160円51銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高で推移している。  ドル円は、午前9時時点では145円80銭前後で推移していたが、午前11時30分過ぎに145円90銭台まで上昇した後は、ドル売り・円買いが強まる展開。午後1時20分過ぎには144円58銭をつけ、4日の144円54銭に並ぶ水準まで円高が進んだ。米国の相互関税が発動され、日経平均株価が一時1700円を超す下落となるなか、リスク回避のドル売り・円買いが膨らんだ。ただ144円台後半の水準では下値にドル買いが流入し、午後3時にかけ145円台に値を戻している。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1061ドル前後と同0.0130ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/09 15:34 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、後場終値は前営業日比30銭高の141円34銭  債券市場で、先物6月限の後場終値は前営業日比30銭高の141円34銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/09 15:06 みんかぶニュース 為替・FX 債券:国債買いオペ、「残存期間5年超10年以下」の応札倍率2.10倍  日銀は9日、国債買いオペを実施。応札倍率は「残存期間1年超3年以下」が4.69倍、「同5年超10年以下」が2.10倍、「同10年超25年以下」は3.71倍だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/09 12:15 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物急反発、超長期債売られ長期金利は一時1.285%に上昇  9日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は急反発した。米国の相互関税が同日中に発動する予定であるほか、トランプ政権が中国に対し合計104%の関税を課す方針も伝わった。世界経済に対するダメージが警戒されるなかで、安全資産とされる国債の買い需要が拡大した。  日銀は9日、「残存期間1年超3年以下」と「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」を対象とする3本の定例の国債買い入れオペを通告した。オファー額は3月31日に示した予定額と同額となった。円債市場では先物価格は上昇したものの、超長期の20年債や30年債への売り圧力が高まった。先物も午前の取引終了後にかけて上げ幅を縮小する展開となった。  先物6月限は前営業日比36銭高の141円40銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.015ポイント高い1.280%で推移。この日は1.250%に低下した後、上昇に転じて一時1.285%をつけた。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/09 11:19 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比36銭高の141円40銭  債券市場で、先物6月限の前場終値は前営業日比36銭高の141円40銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/09 11:15 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:一時145円10銭台に軟化、低リスク通貨とされる円買い優勢  9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円41銭前後と前日の午後5時時点に比べて2円00銭弱のドル安・円高となっている。  8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円27銭前後と前日に比べ1円60銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米ホワイトハウス報道官が「中国に対する104%の関税を9日に発動させる」と述べたことなどが影響し、リスクオフのドル売り・円買いで一時145円90銭台に軟化した。  きょうはトランプ政権が相互関税の第2弾として国・地域別の上乗せ関税を発動する予定で、この日の東京市場でも低リスク通貨とされる円に買いが入りやすくなっている。日経平均株価が急反落するなか、ドル円相場は午前9時40分すぎに145円14銭まで下押す場面があった。なお、日銀の植田和男総裁は9日の衆院財務金融委員会で、米国の関税政策を受けて内外の経済・物価を巡る不確実性が高まったとし、政府と緊密に連携して市場や国内の経済・物価への影響を十分注視し、適切に政策判断していく考えを示した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1015ドル前後と前日に比べて0.0090ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=160円17銭前後と同80銭強のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/09 10:20

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