みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・20日>(大引け)=北川精機、電子材料、メイコーなど
配信日時:2026/02/20 15:32
配信元:MINKABU
北川精機<6327.T>=異彩放つ大幅高で7連騰。連日の上場来高値更新と青空圏を舞い上がる展開をみせている。プリント基板の真空プレス機の製造・販売を主力展開するが、その商品シェアは世界屈指であり、海外売上高が国内を上回るグローバル企業として海外投資家からの視線も熱い。とりわけAIデータセンター投資が世界的に加速するなか、AIサーバー向け高性能プリント基板材料である銅張積層板(CCL)の需要が急拡大していることが強力な追い風となっている。同社はこのCCL成形用真空大型プレス機で抜群の競争力を有し、世界トップシェアを確保している。26年6月期の経常利益は前期比44%増の8億6000万円と過去最高を更新する見通し。更に、同社には株式需給面からも思惑がある。それは物言う株主として名を馳せる香港系ヘッジファンドのリム・アドバイザーズが積極的に同社株を買い増す動きを継続していることで、直近データでは昨年10月14日(報告書提出義務発生日)時点で18.24%に達している。これが、ここ最近のAIデータセンター関連として開花した同社株の人気素地と共鳴して、株価に強力な浮揚効果を与えている。
日本電子材料<6855.T>=続急騰。今月12日につけた上場来高値8720円を再び視界に捉える可能性が意識されている。半導体検査用プローブカードの専業メーカー大手で抜群の競争力で世界でも屈指。AIデータセンターの建設ラッシュで、AIサーバー向けGPU(画像処理半導体)が爆発的な伸びを示したが、これとセットで搭載されるHBM(高帯域幅メモリー)の需要も急増している。「HBM向けプローブカードは(他の商品と比べて)数量・単価ともに高水準」(ネット証券アナリスト)であり、このHBM向けが好調を極め、同社の業績押し上げに貢献している。今月上旬に26年3月期業績の増額を発表し、営業利益は従来予想の48億円予想から65億円(前期比41.8%増)に大幅に上乗せされた。4期ぶりのピーク利益更新となるが、AIデータセンター関連の案件が本格寄与するのはこれからで、中期的に一段の業績飛躍が期待できるという見方もあるようだ。株価はその後複数回のストップ高を交え、短期間で時価総額を8割も増加させたが、その過程でゴールドマン・サックス経由の執拗な空売りが観測されており、結果的にその踏み上げによって上げ足が再加速する格好となった。
メイコー<6787.T>=3連騰で上場来高値更新。上値追いに拍車がかっている。モルガン・スタンレーMUFG証券が19日、メイコーの目標株価を1万2700円から2万3200円に引き上げた。投資判断は「オーバーウェート」を維持している。ベトナム拠点の活用により、LEO(低軌道衛星通信)受信用アンテナ基板やメモリーモジュール基板などを軸とした業績拡大を想定。中期的にはAI GPUサーバー向けの受注獲得も見込まれるとする。同証券はメイコーの27年3月期営業利益予想を308億円(従来は273億円)に見直した。
CYBERDYNE<7779.T>=上昇加速で新値街道快走。同社は装着型のロボットスーツ「HAL」の開発を手掛ける。マーケットで昨年終盤に「フィジカルAI」への関心が急速に高まるなか、関連銘柄の一角として同社株にも投資資金が流入し、足もと強力な上昇トレンドを形成している。今月12日に発表した第3四半期累計(25年4~12月)連結決算では、最終損益が1億9000万円の黒字(前年同期3億8400万円の赤字)に転換して着地した。前期にドイツ子会社を売却した影響があったものの、投資有価証券評価益が寄与する形で黒字を確保した。株価は400円台回復を視野に入れる展開で、22年以来の高値圏に浮上している。
大崎電気工業<6644.T>=上値指向強め昨年来高値を更新。19日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、最終利益を36億円から52億円(前期比48.4%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を18円から28円へ引き上げ年間配当予想を45円(前期22円)としたことが好感されている。第3四半期に、海外計測制御事業における中東・アフリカ地域からの撤退に伴う事業撤退損20億4000万円を特別損失として計上する一方、第4四半期に不動産の売却による固定資産売却益約60億円を特別利益として計上することが要因。なお、売上高980億円(同0.9%増)、営業利益58億円(同1.7%増)は従来見通しを据え置いている。同時に、上限を150万株(自己株式を除く発行済み株数の3.36%)、または25億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>=物色人気に大幅高。20日付の日刊工業新聞が、「ハーモニック・ドライブ・システムズは米国で減速機やアクチュエーターを増産する」と報じ、材料視された。記事によると、6~7月をメドにマサチューセッツ州の米国工場の生産能力を現在比5割増の1万5000台に引き上げる。フィジカルAI搭載ロボットや手術用ロボット、半導体製造装置向けの需要増に対応するという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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