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学情 Research Memo(2):求職者と企業のニーズに合わせた質の高いマッチングを実現(1)
配信日時:2026/02/06 11:32
配信元:FISCO
*11:32JST 学情 Research Memo(2):求職者と企業のニーズに合わせた質の高いマッチングを実現(1)
■学情<2301>の事業概要
1. 主な商品
同社では、大学・短大・専門学校の新卒者、第二新卒者及び20代・30代の転職希望者に対する企業PR・情報提供サービス業務及び各種採用コンサルティング業務、人材紹介を、以下の商品を中心に展開している。
a) 「Re就活」
「Re就活」は、20代専門の転職サイトである。登録会員の93.3%が20代で、そのうちの75.2%が初めての転職という会員構成である。基本属性や経験、志向性など詳細な検索とアプローチが可能であり、企業にとって効率的なサービスを提供している。キャリア採用市場においては、少子高齢化、若年層の減少、労働に対する価値観の変化(人材流動化)、IT・DXの加速などにより若手人材の採用ニーズが拡大し、人材マッチングニーズも多様化・細分化している。そうしたなかで「Re就活」は、企業・求職者双方のニーズに対応する形で機能のアップデートを継続的に実施して、登録会員数及び導入企業数の増加を図っている。近年では、生成AIを活用した自己PR作成機能やスカウトメール作成機能をリリースした。2017年のフルリニューアル以降、会員数は堅調に増加し、2025年10月には280万人を超え、計画を1年前倒しで達成した。また、7年連続で「20代が選ぶ20代向け転職サイト」第1位(2019年~2025年(株)東京商工リサーチ調査)を獲得した。
b) 「Re就活30」「Re就活テック」
「Re就活30」と「Re就活テック」は企業から直接ヘッドハンティングを受けることができる「ダイレクトリクルーティングサービス」である。「Re就活30」は、20代後半から30代の年収600万円以上のハイキャリア人材に特化し、2024年10月にサービスを開始した。会員数は、計画比2.3倍となる2.0万人を突破した。90.4%が28歳〜35歳で、そのうち、初めてまたは2回目の転職に挑戦する会員が半数以上を占めており、新しい価値創造に取り組んでいる。「Re就活テック」は、ITエンジニア経験者の採用に特化したサービスで、2023年5月に市場投入した。2025年5月にアップグレードを実施し、「Re就活30」のプラットフォームにおいて「ITエンジニア経験5年以上の即戦力人材」の採用サービスに生まれ変わった。DXが進むなか、経験豊富なIT人材需要は拡大しており、これに対応している。同プラットフォームは、操作性と効果性の高いヘッドハンティング機能を搭載し、選考打診や応募前に相互理解を深める「カジュアル面談」等のメニューもあり、メディアを使った、年収に応じた成功報酬型のサービスであり、企業にとってはリスクのない採用活動が可能である。「Re就活」の会員資産を活用して事業を展開できることが、競争優位の1つとなっている。
c) 「Re就活エージェント」
「Re就活エージェント」は、「Re就活」のデータベースと連携した20代専門の転職エージェントサービスである。キャリアアドバイザーが、20代の仕事観やキャリア観のトレンドに加え、求職者1人ひとりのニーズや関心を踏まえて丁寧に対応している。また、求人企業の魅力、社風、仕事内容などを的確に訴求した質の高いマッチングによって、入社後の定着率は9割を超える。年収に応じた成功報酬型のサービスであり、企業にとってはリスクのない採用活動が可能である。また、東京・名古屋・京都・大阪・福岡の大都市圏を中心に、全国の勤務地に対応した人材紹介を行っている点も特長である。
d) イベント(転職博・就職博など)
同社は、日本で初めて合同企業セミナーを開催した企業であり、直接面談を通じて、求職者と企業が出会う機会を提供している。キャリア採用(経験者採用)における「転職博」や新卒学生をターゲットとした「就職博」を、東京、名古屋、京都、大阪、福岡などの主要都市で定期的に開催している。採用企業にとっては、採用ターゲットや選考期間、入社時期、インターンシップ開催時期などに応じて最適なタイミングで出展できることに加え、企業の雰囲気や声を直接届けることで、ミスマッチの少ない採用を実現できるメリットがある。
「転職博」では、来場者数の約90%を20代が占め、その転職と第二新卒採用ニーズに対応する。「Re就活」と連携しており、スカウトメールや求人案内を活用して事前に出展告知できるほか、その後の選考日程の調整も可能となっている。効率的な母集団形成や応募者対応の工数が削減につながり、選考や内定承諾者への対応など重要な業務に集中することができる。
「就職博」は来場数日本最大級のイベントであり、大学4年生対象及び3年生以下のインターンシップ対象を開催している。「Re就活キャンパス」と連携し、出展告知によって面談数の最大化を図れるほか、シームレスな選考活動が可能になっている。就職活動早期化によって新卒採用の主戦場は、4年生対象からインターンシップ対象に移行しつつあり、同社ではインターンシップ対象のイベント開催数を増やしている。就職博シリーズは、「Career Design Forum」「Super Business Forum」「就活サポートmeeting」など多様なラインナップを有している。
また、Web上でのイベント開催にも注力しており、キャリア採用向けの「Re就活TV」や新卒学生向けの「Web就職博」を展開している。「Re就活TV」では企業紹介動画を発信し、認知向上や応募促進につなげている。「Web就職博」は、従来は接点を持ちにくかった学生との出会いを創出する仕組みである。双方向のコミュニケーションが可能であり、求職者と採用企業の接触頻度や情報交換の質を高めている。
e) Re就活キャンパス
「Re就活キャンパス」は新卒就職サイトとして、学生の詳細なプロフィール情報をもとに企業側からアプローチできるスカウト機能と、学生側からのエントリーを募る広告掲載型機能を併せ持つハイブリッド型プラットフォームである。会員数は60万人超、求人数は約1万件超と、需給のバランスが取れたサイトである。
同サービスは、1995年に日本初のインターネット就職情報サイトとしてスタートし、2013年の朝日新聞社との業務提携によるコンテンツの充実、2019年のフルリニューアルを経て、2025年3月にブランドリニューアルを実施した。大学生全学年を対象とし、「学年」ではなく「就職活動準備の進捗度」に応じた情報提供を行い、学生から支持されている。企業側においてスキル・能力を重視する傾向にあり、成長意欲が高く、早期戦力化が見込める学生との出会いを創出している。同サイトでも、継続的に機能のアップデートを行っており、AIがプレエントリーにつながりやすい企業を推薦する機能や、生成AIがエントリーシートや自己PRの作成を支援する機能も提供している。
また、公式YouTubeチャンネル「就活チャンネル powered by Re就活キャンパス」を運営し、就職活動に役立つコンテンツを発信している。「就職活動の進め方」「人事のホンネ」「面接での評価基準」など、自己分析や企業理解を深めるために役立つ情報を通じて学生の就職活動を支援しており、チャンネル登録者数2.10万人に達している(2025年12月現在)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 渡邉 俊輔)
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1. 主な商品
同社では、大学・短大・専門学校の新卒者、第二新卒者及び20代・30代の転職希望者に対する企業PR・情報提供サービス業務及び各種採用コンサルティング業務、人材紹介を、以下の商品を中心に展開している。
a) 「Re就活」
「Re就活」は、20代専門の転職サイトである。登録会員の93.3%が20代で、そのうちの75.2%が初めての転職という会員構成である。基本属性や経験、志向性など詳細な検索とアプローチが可能であり、企業にとって効率的なサービスを提供している。キャリア採用市場においては、少子高齢化、若年層の減少、労働に対する価値観の変化(人材流動化)、IT・DXの加速などにより若手人材の採用ニーズが拡大し、人材マッチングニーズも多様化・細分化している。そうしたなかで「Re就活」は、企業・求職者双方のニーズに対応する形で機能のアップデートを継続的に実施して、登録会員数及び導入企業数の増加を図っている。近年では、生成AIを活用した自己PR作成機能やスカウトメール作成機能をリリースした。2017年のフルリニューアル以降、会員数は堅調に増加し、2025年10月には280万人を超え、計画を1年前倒しで達成した。また、7年連続で「20代が選ぶ20代向け転職サイト」第1位(2019年~2025年(株)東京商工リサーチ調査)を獲得した。
b) 「Re就活30」「Re就活テック」
「Re就活30」と「Re就活テック」は企業から直接ヘッドハンティングを受けることができる「ダイレクトリクルーティングサービス」である。「Re就活30」は、20代後半から30代の年収600万円以上のハイキャリア人材に特化し、2024年10月にサービスを開始した。会員数は、計画比2.3倍となる2.0万人を突破した。90.4%が28歳〜35歳で、そのうち、初めてまたは2回目の転職に挑戦する会員が半数以上を占めており、新しい価値創造に取り組んでいる。「Re就活テック」は、ITエンジニア経験者の採用に特化したサービスで、2023年5月に市場投入した。2025年5月にアップグレードを実施し、「Re就活30」のプラットフォームにおいて「ITエンジニア経験5年以上の即戦力人材」の採用サービスに生まれ変わった。DXが進むなか、経験豊富なIT人材需要は拡大しており、これに対応している。同プラットフォームは、操作性と効果性の高いヘッドハンティング機能を搭載し、選考打診や応募前に相互理解を深める「カジュアル面談」等のメニューもあり、メディアを使った、年収に応じた成功報酬型のサービスであり、企業にとってはリスクのない採用活動が可能である。「Re就活」の会員資産を活用して事業を展開できることが、競争優位の1つとなっている。
c) 「Re就活エージェント」
「Re就活エージェント」は、「Re就活」のデータベースと連携した20代専門の転職エージェントサービスである。キャリアアドバイザーが、20代の仕事観やキャリア観のトレンドに加え、求職者1人ひとりのニーズや関心を踏まえて丁寧に対応している。また、求人企業の魅力、社風、仕事内容などを的確に訴求した質の高いマッチングによって、入社後の定着率は9割を超える。年収に応じた成功報酬型のサービスであり、企業にとってはリスクのない採用活動が可能である。また、東京・名古屋・京都・大阪・福岡の大都市圏を中心に、全国の勤務地に対応した人材紹介を行っている点も特長である。
d) イベント(転職博・就職博など)
同社は、日本で初めて合同企業セミナーを開催した企業であり、直接面談を通じて、求職者と企業が出会う機会を提供している。キャリア採用(経験者採用)における「転職博」や新卒学生をターゲットとした「就職博」を、東京、名古屋、京都、大阪、福岡などの主要都市で定期的に開催している。採用企業にとっては、採用ターゲットや選考期間、入社時期、インターンシップ開催時期などに応じて最適なタイミングで出展できることに加え、企業の雰囲気や声を直接届けることで、ミスマッチの少ない採用を実現できるメリットがある。
「転職博」では、来場者数の約90%を20代が占め、その転職と第二新卒採用ニーズに対応する。「Re就活」と連携しており、スカウトメールや求人案内を活用して事前に出展告知できるほか、その後の選考日程の調整も可能となっている。効率的な母集団形成や応募者対応の工数が削減につながり、選考や内定承諾者への対応など重要な業務に集中することができる。
「就職博」は来場数日本最大級のイベントであり、大学4年生対象及び3年生以下のインターンシップ対象を開催している。「Re就活キャンパス」と連携し、出展告知によって面談数の最大化を図れるほか、シームレスな選考活動が可能になっている。就職活動早期化によって新卒採用の主戦場は、4年生対象からインターンシップ対象に移行しつつあり、同社ではインターンシップ対象のイベント開催数を増やしている。就職博シリーズは、「Career Design Forum」「Super Business Forum」「就活サポートmeeting」など多様なラインナップを有している。
また、Web上でのイベント開催にも注力しており、キャリア採用向けの「Re就活TV」や新卒学生向けの「Web就職博」を展開している。「Re就活TV」では企業紹介動画を発信し、認知向上や応募促進につなげている。「Web就職博」は、従来は接点を持ちにくかった学生との出会いを創出する仕組みである。双方向のコミュニケーションが可能であり、求職者と採用企業の接触頻度や情報交換の質を高めている。
e) Re就活キャンパス
「Re就活キャンパス」は新卒就職サイトとして、学生の詳細なプロフィール情報をもとに企業側からアプローチできるスカウト機能と、学生側からのエントリーを募る広告掲載型機能を併せ持つハイブリッド型プラットフォームである。会員数は60万人超、求人数は約1万件超と、需給のバランスが取れたサイトである。
同サービスは、1995年に日本初のインターネット就職情報サイトとしてスタートし、2013年の朝日新聞社との業務提携によるコンテンツの充実、2019年のフルリニューアルを経て、2025年3月にブランドリニューアルを実施した。大学生全学年を対象とし、「学年」ではなく「就職活動準備の進捗度」に応じた情報提供を行い、学生から支持されている。企業側においてスキル・能力を重視する傾向にあり、成長意欲が高く、早期戦力化が見込める学生との出会いを創出している。同サイトでも、継続的に機能のアップデートを行っており、AIがプレエントリーにつながりやすい企業を推薦する機能や、生成AIがエントリーシートや自己PRの作成を支援する機能も提供している。
また、公式YouTubeチャンネル「就活チャンネル powered by Re就活キャンパス」を運営し、就職活動に役立つコンテンツを発信している。「就職活動の進め方」「人事のホンネ」「面接での評価基準」など、自己分析や企業理解を深めるために役立つ情報を通じて学生の就職活動を支援しており、チャンネル登録者数2.10万人に達している(2025年12月現在)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 渡邉 俊輔)
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