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<動意株・28日>(大引け)=藤倉化、中村超硬、マクアケなど
配信日時:2026/01/28 15:32
配信元:MINKABU
藤倉化成<4620.T>=物色人気加速。前日に70円高の688円と値を飛ばしたが、きょうも買い気は衰えず一時ストップ高に買われる異彩人気となった。ここにきて、株価が1000円未満の中低位株に投機性の強い短期資金が相次いで流入する状況となっている。基本的にはモメンタム相場の色彩が強いが、そのなか、同社株はPBR0.5倍台と会社解散価値の半値水準に放置されていることから、株高修正余地の大きさに期待した買いを引き寄せている。樹脂系コーティング材で世界的シェアを有するほか、導電性樹脂材料など電子材料を手掛けていることもポイント。データセンター関連の象徴株として物色人気に沸いているフジクラ<5803.T>が筆頭株主だが、電子材料分野におけるプリンテッドエレクトロニクスでフジクラに貢献するなど、事業分野でも一部連携している。今後はコーティング事業分野での連携も模索していくことが予想され、業容拡大への思惑が募る。
中村超硬<6166.T>=思惑人気にストップ高。同社は超硬合金加工による工具や部品などを提供するが、半導体向けダイヤモンドワイヤでは人工ダイヤを使った高技術が礎となっている。日米関税合意に基づく総額5500億ドルの対米投融資に関して、人工ダイヤモンドを米国内で生産する計画が有力候補に挙がっていると伝わるなか、株価が強く刺激される格好となった。同様の観点でテクニスコ<2962.T>にも大口の買い注文がなだれ込み、きょうは5日ぶりに切り返しストップ高と気を吐いている。テクニスコは人工ダイヤを使った高熱伝導素材のシルバーダイヤを開発し、同社の主力商品であるヒートシンク(放熱板)製造に活用している。同社が提供するヒートシンクは、膨大な電力を消費するAIデータセンターの熱問題解消で重要な役割を担う。
マクアケ<4479.T>=ストップ高。27日の取引終了後、26年9月期第1四半期(10~12月)の単独決算を発表した。売上高が14億6300万円(前年同期比49.2%増)、営業利益が3億3400万円(同3.3倍)だったとしており、好業績を評価した買いが殺到している。同社はクラウドファンディングのプラットフォーム「Makuake」を運営している。10~12月は家電やガジェットを中心とした大型案件の創出により取扱高が大幅に増えた。通期計画は据え置いた。営業利益の通期計画(4億円)に対する進捗率は84%と高水準であるものの、一般流通促進フェーズにおける新サービスの機能強化へ投資を進める。第2四半期累計(25年10月~26年3月)の決算発表時に、投資の実行状況と効果を踏まえ精度の高い通期業績予想を開示する予定だ。
アテクト<4241.T>=商いを膨らませ急動意。マド開け大陽線を形成し26日に上ヒゲでつけた昨年来高値619円をブレーク、新値街道に再突入している。半導体保護資材(スペーサーテープ)で世界シェア7割というグローバルニッチトップ。業績も26年3月期は2ケタ営業増益を見込むが、上期時点の進捗率から一段の上方修正が見込まれている。半導体関連は米国株市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が史上最高値を更新するなど、投資対象として改めて物色人気化しており、東京市場にもその流れが波及しつつある。そのなか、半導体周辺でニッチトップの実力を持つ同社株にも投資資金が食指を動かしている。
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478.T>=続急伸で新高値。技術専門書籍を出版する翔泳社のほか、コンテンツマーケティング支援やソフトウェア・ネットワーク事業、人材派遣などにも展開する。26年3月期は減収減益を見込むが足もとの収益動向は好調で、27日取引終了後に発表した決算発表で25年10~12月期の営業利益が前年同期比74%増の2億900万円と大幅な伸びを達成した。また、今期の年間配当を従来計画の3円50銭から4円に増額した。更に発行済み株式数の4.49%相当の70万株、金額ベースで2億5000万円を上限とした自社株買いを実施することも発表。併せて2月27日付で80万株を消却することも開示しており、これらを材料視する買いが集中した。
カプコン<9697.T>=急反発。27日の取引終了後に発表した第3四半期累計(4~12月)連結決算が、売上高1153億1500万円(前年同期比29.8%増)、営業利益543億200万円(同75.1%増)、純利益388億8500万円(同68.6%増)と大幅な増収増益となったことが好感されている。主力のデジタルコンテンツ事業で、シリーズ最新作の発表による期待感の高まりなどを背景に「バイオハザード RE:4」や「バイオハザード ヴィレッジ」などの過去作が伸長。また、「ストリートファイター6」が6月の「ニンテンドースイッチ2」への移植販売などにより収益に貢献し、同事業の販売本数は前年同期比13.5%増の3464万本となった。また、アミューズメント施設事業でクレーンゲーム専門店など新業態の出店効果があったほか、アミューズメント機器事業で新作及びリピート販売が好調に推移したことも寄与。その他事業で積極的なIPの認知度拡大に努めたことも奏功した。なお、会社側では第3四半期は通期計画に対して順調に進捗しているとして、従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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