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サンマルクHD Research Memo(5):2026年3月期通期は上方修正して大幅増収・大幅営業増益予想
配信日時:2025/12/25 11:35
配信元:FISCO
*11:35JST サンマルクHD Research Memo(5):2026年3月期通期は上方修正して大幅増収・大幅営業増益予想
■今後の見通し
● 2026年3月期通期連結業績予想の概要
サンマルクホールディングス<3395>の2026年3月期通期の連結業績予想については、2025年11月13日付で上方修正して売上高が前期比24.1%増の88,000百万円、のれん等償却前営業利益が同71.5%増の7,185百万円、営業利益が同37.2%増の5,000百万円、経常利益が同25.0%増の4,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.5%減の2,300百万円としている。中間期の業績が計画を上回ったことを踏まえ、前回予想(2025年5月13日付の期初公表値、売上高81,000百万円、のれん等償却前営業利益6,685百万円、営業利益4,500百万円、経常利益4,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,000百万円)に対して売上高を7,000百万円、のれん等償却前営業利益を500百万円、営業利益を500百万円、経常利益を400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を300百万円それぞれ上方修正し、前期比大幅増収、大幅営業・経常増益予想としている。なお親会社株主に帰属する当期純利益については前期の繰延税金資産計上が剥落するため減益だが、前回予想比では減益幅が縮小する。
中間期と同様に既存店売上高の好調、牛カツ業態の通期寄与(前期は第4四半期より新規連結)に加え、価格適正化や店舗オペレーション効率化など収益性改善施策の進展により、コストの増加やのれん及び商標権の償却(年約22億円)を吸収する。計画の前提として既存店売上高は中間期と同水準、店舗展開は期初計画どおり新規出店が30~35店舗、退店が25~30店舗、設備投資額は新規出店や既存店改装で3,720百万円、減価償却費は2,492百万円としている。店舗展開は不採算店整理がおおむね完了したため出店超に転じる見込みだ。なおインバウンド需要の多い牛カツ業態に関する同社の国別の状況に関する分析としては、中国以上に韓国や香港の動向が影響を与えているという認識であり、中国からのインバウンド需要減少の影響は比較的軽微の見込みとしている。
修正後の通期予想に対する中間期の進捗率は売上高が49.5%、のれん等償却前営業利益が48.1%、営業利益が47.3%、経常利益が46.9%、親会社株主に帰属する当期純利益が45.6%である。また下期のスタートとなる2025年10月の既存店売上高は既存業態が同107.2%、M&A業態が同109.1%と順調(中間期実績は既存業態が同106.7%、M&A業態が同107.1%)である。積極的な事業展開により通期ベースでも好業績が期待できるだろうと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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● 2026年3月期通期連結業績予想の概要
サンマルクホールディングス<3395>の2026年3月期通期の連結業績予想については、2025年11月13日付で上方修正して売上高が前期比24.1%増の88,000百万円、のれん等償却前営業利益が同71.5%増の7,185百万円、営業利益が同37.2%増の5,000百万円、経常利益が同25.0%増の4,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.5%減の2,300百万円としている。中間期の業績が計画を上回ったことを踏まえ、前回予想(2025年5月13日付の期初公表値、売上高81,000百万円、のれん等償却前営業利益6,685百万円、営業利益4,500百万円、経常利益4,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,000百万円)に対して売上高を7,000百万円、のれん等償却前営業利益を500百万円、営業利益を500百万円、経常利益を400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を300百万円それぞれ上方修正し、前期比大幅増収、大幅営業・経常増益予想としている。なお親会社株主に帰属する当期純利益については前期の繰延税金資産計上が剥落するため減益だが、前回予想比では減益幅が縮小する。
中間期と同様に既存店売上高の好調、牛カツ業態の通期寄与(前期は第4四半期より新規連結)に加え、価格適正化や店舗オペレーション効率化など収益性改善施策の進展により、コストの増加やのれん及び商標権の償却(年約22億円)を吸収する。計画の前提として既存店売上高は中間期と同水準、店舗展開は期初計画どおり新規出店が30~35店舗、退店が25~30店舗、設備投資額は新規出店や既存店改装で3,720百万円、減価償却費は2,492百万円としている。店舗展開は不採算店整理がおおむね完了したため出店超に転じる見込みだ。なおインバウンド需要の多い牛カツ業態に関する同社の国別の状況に関する分析としては、中国以上に韓国や香港の動向が影響を与えているという認識であり、中国からのインバウンド需要減少の影響は比較的軽微の見込みとしている。
修正後の通期予想に対する中間期の進捗率は売上高が49.5%、のれん等償却前営業利益が48.1%、営業利益が47.3%、経常利益が46.9%、親会社株主に帰属する当期純利益が45.6%である。また下期のスタートとなる2025年10月の既存店売上高は既存業態が同107.2%、M&A業態が同109.1%と順調(中間期実績は既存業態が同106.7%、M&A業態が同107.1%)である。積極的な事業展開により通期ベースでも好業績が期待できるだろうと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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