注目トピックス 日本株
株式会社アイキューブドシステムズ×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)
配信日時:2025/12/05 10:55
配信元:FISCO
*10:55JST 株式会社アイキューブドシステムズ×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)
アイキューブドシステムズ<4495>
■アイキューブドシステムズ 坂田様
現時点で値上げの予定はありませんが、クロスセルについては積極的に進めていく方針です。具体的には、当社CLOMOの販売チャネルを活用してワンビ社の製品を提供するなど、販路共有に向けた取り組みを進めています。
また、ワンビ社をグループに迎え入れた狙いはクロスセルだけにとどまりません。当社は長年、スマートフォンやタブレットといったモバイル端末向けサービスの開発に注力してきました。一方、ワンビ社はWindows PC向けサービスの開発において豊富な経験と実績を持っています。CLOMOがPC資産管理市場へ本格的に進出するためには、Windows PC向け機能の強化が不可欠です。そのため、ワンビ社の知見を取り入れることで、開発のスピードを加速させたいと考えています。
●DAIBOUCHOU
このパッケージは種類が別々になっているのでしょうか。それとも、1つのパッケージとして、パソコンにもモバイル機器にも対応する形になっているのでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
ワンビ社の製品をCLOMOのラインナップに加える形で、サービス全体の対応範囲を広げています。そのため、パソコン向け機能も含めた幅広い対応が可能になっています。
●DAIBOUCHOU
つまり、CLOMOのラインナップとしては、パソコン用はワンビ社のパッケージを利用する形という理解でよいでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい、そのとおりです。
●DAIBOUCHOU
よく分かりました。ありがとうございます。
次に、増収率についてですが、直近では20%前後と非常に高い水準です。一方で、利益率はあまり増えていない印象です。これは販管費の増加が主な要因だと思いますが、今後も販管費は増加し、利益率の上昇は見込みにくい状況でしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
利益率については、中長期的には高めていきたいと考えていますが、現状は売上の成長を優先する段階です。資料にも示しておりますが、CLOMO事業の収益構造上、売上の増加とコストの増加は必ずしも比例しません。スケールメリットを享受しやすいビジネスモデルであることが当社の強みです。
一方で、PC資産管理市場への進出やM&Aなど、非連続的な成長に向けた事業投資が必要な時期でもあります。そのため、現時点では利益についても、前年同額以上を確保できるよう意識しつつ、まずは売上の成長を重視している状況です。
●DAIBOUCHOU
つまり、売上の増加を優先しつつ、利益が増えてきた分は販管費に充てるというイメージで、利益率はほぼ一定を想定しているという理解でよいでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい、そのとおりです。まずは売上の成長を重視し、中長期的に価値につながるものであれば、投資として費用をかけていきたいと考えています。
●DAIBOUCHOU
株主の立場から少し気になるのは、大規模な先行投資などで減益になるような可能性ですが、そのようなケースは想定されていないのでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
現時点では前年以上の利益を確保できるように進めています。ただし、もし大きな投資などで影響が出そうな場合には、適切に株主の皆様へ情報を共有し、コミュニケーションを取っていきたいと考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど、わかりました。ありがとうございます。
次に、NTTドコモグループに関してですが、2026年3月に3G通信サービスの終了が予定されています。また、同社が提供する旧式のMDM「あんしんマネージャー」も、同時期にサービス提供を終了する予定です。
御社がOEM提供する新型「あんしんマネージャーNEXT」への切り替えが進んでいる状況ですが、この切り替えによる業績への影響については、追い風と考えてよいでしょうか。どの程度の期待が持てるでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい、ありがとうございます。お話にありました3G通信サービスの終了およびOEM先の旧サービス終了については、いずれもCLOMO事業の売上成長に大きく寄与すると見込んでおり、今期の業績予想にも影響を織り込んでおります。
特に「あんしんマネージャー」のサービス終了による影響は大きいと考えております。資料の図にも示しておりますが、2026年3月に向けて、CLOMOがOEM提供する「あんしんマネージャー NEXT」への契約切り替えがさらに進む見通しです。
第1四半期の決算発表時点では顧客の増加は前四半期と同程度でしたが、サービス終了間際に切り替えを行うお客様も多いため、第2四半期、第3四半期にかけて顧客数はさらに増加していくと考えております。
●DAIBOUCHOU
御社のOEMではない「あんしんマネージャー」の既存のお客様が、そのまま御社のお客様になる、という理解でよろしいでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
すべてのお客様が「あんしんマネージャーNEXT」に切り替わるわけではありませんが、多くのお客様に当社のサービスをご利用いただけると考えております。
●DAIBOUCHOU
では、ドコモの純正MDMは、御社がOEM提供する「あんしんマネージャーNEXT」ということになるのですね。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい、その通りです。
●DAIBOUCHOU
理解しました。特にこだわりがないお客様であれば、自然にドコモの純正MDM、つまり御社がOEM提供するサービスに乗り換える形になるわけですね。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい。その流れは、3月に向けてさらに加速するのではないかと見込んでおります。
●DAIBOUCHOU
ただ、3G通信サービスをまだ利用しているお客様は、法人でもどれくらいいるのかイメージが湧きにくいのですが、まだ一定数いらっしゃるのでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい、数字上でもまだ相当数いらっしゃいます。ただ、3G通信サービスは間もなく終了しますので、これを機に乗り換えが進むと考えております。
●DAIBOUCHOU
では、3G通信サービスの切り替えと同時に、MDMも「あんしんマネージャーNEXT」に移行するわけですね。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい、その通りです。
株式会社アイキューブドシステムズ×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)に続く
<MY>
■アイキューブドシステムズ 坂田様
現時点で値上げの予定はありませんが、クロスセルについては積極的に進めていく方針です。具体的には、当社CLOMOの販売チャネルを活用してワンビ社の製品を提供するなど、販路共有に向けた取り組みを進めています。
また、ワンビ社をグループに迎え入れた狙いはクロスセルだけにとどまりません。当社は長年、スマートフォンやタブレットといったモバイル端末向けサービスの開発に注力してきました。一方、ワンビ社はWindows PC向けサービスの開発において豊富な経験と実績を持っています。CLOMOがPC資産管理市場へ本格的に進出するためには、Windows PC向け機能の強化が不可欠です。そのため、ワンビ社の知見を取り入れることで、開発のスピードを加速させたいと考えています。
●DAIBOUCHOU
このパッケージは種類が別々になっているのでしょうか。それとも、1つのパッケージとして、パソコンにもモバイル機器にも対応する形になっているのでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
ワンビ社の製品をCLOMOのラインナップに加える形で、サービス全体の対応範囲を広げています。そのため、パソコン向け機能も含めた幅広い対応が可能になっています。
●DAIBOUCHOU
つまり、CLOMOのラインナップとしては、パソコン用はワンビ社のパッケージを利用する形という理解でよいでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい、そのとおりです。
●DAIBOUCHOU
よく分かりました。ありがとうございます。
次に、増収率についてですが、直近では20%前後と非常に高い水準です。一方で、利益率はあまり増えていない印象です。これは販管費の増加が主な要因だと思いますが、今後も販管費は増加し、利益率の上昇は見込みにくい状況でしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
利益率については、中長期的には高めていきたいと考えていますが、現状は売上の成長を優先する段階です。資料にも示しておりますが、CLOMO事業の収益構造上、売上の増加とコストの増加は必ずしも比例しません。スケールメリットを享受しやすいビジネスモデルであることが当社の強みです。
一方で、PC資産管理市場への進出やM&Aなど、非連続的な成長に向けた事業投資が必要な時期でもあります。そのため、現時点では利益についても、前年同額以上を確保できるよう意識しつつ、まずは売上の成長を重視している状況です。
●DAIBOUCHOU
つまり、売上の増加を優先しつつ、利益が増えてきた分は販管費に充てるというイメージで、利益率はほぼ一定を想定しているという理解でよいでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい、そのとおりです。まずは売上の成長を重視し、中長期的に価値につながるものであれば、投資として費用をかけていきたいと考えています。
●DAIBOUCHOU
株主の立場から少し気になるのは、大規模な先行投資などで減益になるような可能性ですが、そのようなケースは想定されていないのでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
現時点では前年以上の利益を確保できるように進めています。ただし、もし大きな投資などで影響が出そうな場合には、適切に株主の皆様へ情報を共有し、コミュニケーションを取っていきたいと考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど、わかりました。ありがとうございます。
次に、NTTドコモグループに関してですが、2026年3月に3G通信サービスの終了が予定されています。また、同社が提供する旧式のMDM「あんしんマネージャー」も、同時期にサービス提供を終了する予定です。
御社がOEM提供する新型「あんしんマネージャーNEXT」への切り替えが進んでいる状況ですが、この切り替えによる業績への影響については、追い風と考えてよいでしょうか。どの程度の期待が持てるでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい、ありがとうございます。お話にありました3G通信サービスの終了およびOEM先の旧サービス終了については、いずれもCLOMO事業の売上成長に大きく寄与すると見込んでおり、今期の業績予想にも影響を織り込んでおります。
特に「あんしんマネージャー」のサービス終了による影響は大きいと考えております。資料の図にも示しておりますが、2026年3月に向けて、CLOMOがOEM提供する「あんしんマネージャー NEXT」への契約切り替えがさらに進む見通しです。
第1四半期の決算発表時点では顧客の増加は前四半期と同程度でしたが、サービス終了間際に切り替えを行うお客様も多いため、第2四半期、第3四半期にかけて顧客数はさらに増加していくと考えております。
●DAIBOUCHOU
御社のOEMではない「あんしんマネージャー」の既存のお客様が、そのまま御社のお客様になる、という理解でよろしいでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
すべてのお客様が「あんしんマネージャーNEXT」に切り替わるわけではありませんが、多くのお客様に当社のサービスをご利用いただけると考えております。
●DAIBOUCHOU
では、ドコモの純正MDMは、御社がOEM提供する「あんしんマネージャーNEXT」ということになるのですね。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい、その通りです。
●DAIBOUCHOU
理解しました。特にこだわりがないお客様であれば、自然にドコモの純正MDM、つまり御社がOEM提供するサービスに乗り換える形になるわけですね。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい。その流れは、3月に向けてさらに加速するのではないかと見込んでおります。
●DAIBOUCHOU
ただ、3G通信サービスをまだ利用しているお客様は、法人でもどれくらいいるのかイメージが湧きにくいのですが、まだ一定数いらっしゃるのでしょうか。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい、数字上でもまだ相当数いらっしゃいます。ただ、3G通信サービスは間もなく終了しますので、これを機に乗り換えが進むと考えております。
●DAIBOUCHOU
では、3G通信サービスの切り替えと同時に、MDMも「あんしんマネージャーNEXT」に移行するわけですね。
■アイキューブドシステムズ 坂田様
はい、その通りです。
株式会社アイキューブドシステムズ×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)に続く
<MY>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況
