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ニッポンインシュア株式会社:2025年9月期通期決算説明会文字起こし(4)
配信日時:2025/12/03 10:54
配信元:FISCO
*10:54JST ニッポンインシュア株式会社:2025年9月期通期決算説明会文字起こし(4)
ニッポンインシュア<5843>
まず、売上増加に直結するKPIとして「初回保証契約件数」と「初回保証料契約単価」があります。
【初回保証契約件数】
新規取扱店の拡大や既存取引先でのシェア拡大により、契約件数は堅調な推移を維持しています。
今後も積極的な営業活動を通じて、さらなる契約件数の増加を目指してまいります。
【初回保証料契約単価】
契約単価も上昇しております。ニーズに合わせた付帯商品やカスタマイズ商品、また居住用、事業用の成約賃料の上昇も単価上昇の要因になっております。
引き続き、市場動向を注視し、適切な対応を続けてまいります。
続いて、収益確保のためのKPIである「求償債権発生率」と「求償債権回収率」についてご説明いたします。
【求償債権発生率】
発生率は前年同期比で微増していますが、これは支払委託型契約の増加や口座登録の不備など、初期遅延が主な要因です。支払い能力自体に問題があるケースは多くありません。
SMSやWEB請求、自動音声案内などの督促ツールを活用し、即時回収に努めてまいります。
【求償債権回収率】
契約件数が増加する中で、回収率は高い水準を維持しています。1ヶ月以内の滞納はシステムを活用して迅速に対応し、2ヶ月以上の長期滞納には人による交渉や訪問を行うなど、状況に応じて人とシステムを使い分けております。
このように、売上面では契約件数の安定的な推移と単価上昇が寄与し、収益面では効率的な回収体制により収益確保を実現しています。信用情報を活用した審査や、入居者の支払履歴分析による早期督促も、長期滞納リスクの抑制に繋がっております。今後も、これらのKPIを注視しながら、持続的な成長と企業価値向上に取り組んでまいります。
続いて、当期業績と配当についてです。
第3四半期の決算説明時に、業績予想の上方修正、及びそれに伴い1株当たり16円への期末配当予想の報告をさせていただきました。2025年9月期の結果としましては、皆様のご支援と当社の堅実な業績で、当期は予想を上回る結果になりました。
その業績に伴い1株当たり19円の配当を報告させていただきます。
これは、皆様のご支援と当社の堅実な業績の結果で、そのお陰で当期は配当を増加し、株主の皆様に対する還元を一層強化してまいります。
続いて、2026年9月期の業績予想と配当予想になります。
売上高 :前期比113.3%の4,233百万円
営業利益 :前期比116.4%の883百万円
経常利益 :前期比114.5%の887百万円
当期純利益 :前期比116.8%の617百万円
1株当たり当期純利益:218円59銭
配当予想 :1株当たり22円
を予想として報告いたします。
2026年9月期の予想につきましては、取引会社ごとのこれまでの状況を踏まえつつ、市場動向も考慮しながら予想を策定しております。当社の強みでもある「不動産管理会社との強固なコネクション」を活かし、日頃から密にコミュニケーションを取りながら現場の動向や市場の変化について積極的に情報収集を行っています。こうした体制により、変化の兆しを見逃さず、柔軟に対応できるよう努めてまいります
配当に関しては、業績拡大のための投資を見据えるとともに、継続的な配当を行うため、年1回の期末配当として配当性向 10%以上を目標とすることを基本方針としております。
今後も、持続的な成長と企業価値の向上を目指し、全社一丸となって取り組んでまいります。
引き続き、皆さまのご支援とご期待にお応えできるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ここからは当社の成長戦略になります。
成長戦略としては大きく3つ挙げており、
1つ目は、主要都市を中心とした事業展開
2つ目は、システム活用によるコストリーダーシップ戦略
3つ目に、人材育成による接客技術の向上
になります。
まず最初に、事業展開です。
【事業展開方針】
事業展開の方針として、今後も主要都市への出店を計画しております。主要都市を中心に展開する理由は、人口が多く賃料相場も高いため、売上単価が向上するからです。また、開設した支店から近隣の県もカバーする体制を維持しております。
今後も営業活動の強化とエリア拡大を図り、顧客満足度の向上とパートナー企業との連携を深め、更なる成長を目指してまいります。
【強み】
また、当社は不動産管理会社から生まれた家賃債務保証会社としての強みを活かし、ニーズに合わせてカスタマイズした商品の提案や、柔軟なサポートで信頼関係を強化し、保証サービスの長期的な継続利用につなげてまいります。
【システム ー 差別化】
システム面では、顧客管理システム「クラウドインシュア」の利便性を、状況に応じて継続的に向上させております。これにより、競合他社との差別化を図り、管理会社との連携を強化し、顧客ロイヤリティの向上にも努めてまいります。
当社は家賃債務保証業界では後発で小規模ながらも、競合他社からシェアを獲得してきた実績があります。既存支店でのシェア拡大と新規出店によるエリア拡大を継続的に行い、更にシェアの拡充を目指してまいります。
今後も、ニーズに合わせた多様な商品プランで契約件数を増加させ、高い回収率を維持して損金を減らし、収益を確保してまいります。
ニッポンインシュア株式会社:2025年9月期通期決算説明会文字起こし(5)に続く
<MY>
まず、売上増加に直結するKPIとして「初回保証契約件数」と「初回保証料契約単価」があります。
【初回保証契約件数】
新規取扱店の拡大や既存取引先でのシェア拡大により、契約件数は堅調な推移を維持しています。
今後も積極的な営業活動を通じて、さらなる契約件数の増加を目指してまいります。
【初回保証料契約単価】
契約単価も上昇しております。ニーズに合わせた付帯商品やカスタマイズ商品、また居住用、事業用の成約賃料の上昇も単価上昇の要因になっております。
引き続き、市場動向を注視し、適切な対応を続けてまいります。
続いて、収益確保のためのKPIである「求償債権発生率」と「求償債権回収率」についてご説明いたします。
【求償債権発生率】
発生率は前年同期比で微増していますが、これは支払委託型契約の増加や口座登録の不備など、初期遅延が主な要因です。支払い能力自体に問題があるケースは多くありません。
SMSやWEB請求、自動音声案内などの督促ツールを活用し、即時回収に努めてまいります。
【求償債権回収率】
契約件数が増加する中で、回収率は高い水準を維持しています。1ヶ月以内の滞納はシステムを活用して迅速に対応し、2ヶ月以上の長期滞納には人による交渉や訪問を行うなど、状況に応じて人とシステムを使い分けております。
このように、売上面では契約件数の安定的な推移と単価上昇が寄与し、収益面では効率的な回収体制により収益確保を実現しています。信用情報を活用した審査や、入居者の支払履歴分析による早期督促も、長期滞納リスクの抑制に繋がっております。今後も、これらのKPIを注視しながら、持続的な成長と企業価値向上に取り組んでまいります。
続いて、当期業績と配当についてです。
第3四半期の決算説明時に、業績予想の上方修正、及びそれに伴い1株当たり16円への期末配当予想の報告をさせていただきました。2025年9月期の結果としましては、皆様のご支援と当社の堅実な業績で、当期は予想を上回る結果になりました。
その業績に伴い1株当たり19円の配当を報告させていただきます。
これは、皆様のご支援と当社の堅実な業績の結果で、そのお陰で当期は配当を増加し、株主の皆様に対する還元を一層強化してまいります。
続いて、2026年9月期の業績予想と配当予想になります。
売上高 :前期比113.3%の4,233百万円
営業利益 :前期比116.4%の883百万円
経常利益 :前期比114.5%の887百万円
当期純利益 :前期比116.8%の617百万円
1株当たり当期純利益:218円59銭
配当予想 :1株当たり22円
を予想として報告いたします。
2026年9月期の予想につきましては、取引会社ごとのこれまでの状況を踏まえつつ、市場動向も考慮しながら予想を策定しております。当社の強みでもある「不動産管理会社との強固なコネクション」を活かし、日頃から密にコミュニケーションを取りながら現場の動向や市場の変化について積極的に情報収集を行っています。こうした体制により、変化の兆しを見逃さず、柔軟に対応できるよう努めてまいります
配当に関しては、業績拡大のための投資を見据えるとともに、継続的な配当を行うため、年1回の期末配当として配当性向 10%以上を目標とすることを基本方針としております。
今後も、持続的な成長と企業価値の向上を目指し、全社一丸となって取り組んでまいります。
引き続き、皆さまのご支援とご期待にお応えできるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ここからは当社の成長戦略になります。
成長戦略としては大きく3つ挙げており、
1つ目は、主要都市を中心とした事業展開
2つ目は、システム活用によるコストリーダーシップ戦略
3つ目に、人材育成による接客技術の向上
になります。
まず最初に、事業展開です。
【事業展開方針】
事業展開の方針として、今後も主要都市への出店を計画しております。主要都市を中心に展開する理由は、人口が多く賃料相場も高いため、売上単価が向上するからです。また、開設した支店から近隣の県もカバーする体制を維持しております。
今後も営業活動の強化とエリア拡大を図り、顧客満足度の向上とパートナー企業との連携を深め、更なる成長を目指してまいります。
【強み】
また、当社は不動産管理会社から生まれた家賃債務保証会社としての強みを活かし、ニーズに合わせてカスタマイズした商品の提案や、柔軟なサポートで信頼関係を強化し、保証サービスの長期的な継続利用につなげてまいります。
【システム ー 差別化】
システム面では、顧客管理システム「クラウドインシュア」の利便性を、状況に応じて継続的に向上させております。これにより、競合他社との差別化を図り、管理会社との連携を強化し、顧客ロイヤリティの向上にも努めてまいります。
当社は家賃債務保証業界では後発で小規模ながらも、競合他社からシェアを獲得してきた実績があります。既存支店でのシェア拡大と新規出店によるエリア拡大を継続的に行い、更にシェアの拡充を目指してまいります。
今後も、ニーズに合わせた多様な商品プランで契約件数を増加させ、高い回収率を維持して損金を減らし、収益を確保してまいります。
ニッポンインシュア株式会社:2025年9月期通期決算説明会文字起こし(5)に続く
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