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パパネッツ Research Memo(4):主力の2事業で2ケタ成長を実現し、増収増益(1)
配信日時:2025/11/25 11:04
配信元:FISCO
*11:04JST パパネッツ Research Memo(4):主力の2事業で2ケタ成長を実現し、増収増益(1)
■パパネッツ<9388>の業績動向
1. 2026年2月期中間期の業績概要
2026年2月期中間期の業務概要は、売上高2,971百万円(前年同期比11.6%増)、営業利益363百万円(同28.7%増)、経常利益356百万円(同26.1%増)、中間純利益238百万円(同29.0%増)と、増収増益を達成した。主力の管理会社サポート事業では、建物・レンタルコンテナの巡回サービスが堅調に推移し、クライアント数・パートナー数ともに拡大した。インテリア・トータルサポート事業では、ホテル向け家具販売やハウスメーカー向け販売支援が伸長し、両事業で2ケタ成長を実現した。全社的なDX推進とサービス品質の維持が収益拡大を支えた。
(1) 事業別売上高
2026年2月期中間期の事業別売上高は、管理会社サポート事業が2,257百万円(前年同期比11.5%増)、インテリア・トータルサポート事業が698百万円(同11.9%増)、その他事業が15百万円(同8.9%増)となった。主力の管理会社サポート事業では、建物及びレンタルコンテナの定期巡回サービスが前年同期比18.0%増と好調で、クライアント数・パートナー数の増加により安定成長を実現している。インテリア・トータルサポート事業では、ホテルやハウスメーカー向けの家具製造・販売が好調に推移し、特にコントラクト案件が同70.2%増と大幅に伸長した。両事業のバランス成長により、全体として堅調な収益拡大を維持している。
(2) 「建物定期巡回サービス」における対象物件数
2026年2月期中間期における建物定期巡回サービスの対象物件数は22,150棟となり、前期末比11.5%増と堅調に拡大した。内訳は賃貸住宅が18,821棟(前期末比1,682棟増)、レンタルコンテナが3,329棟(同602棟増)であり、両分野とも順調に増加した。特にレンタルコンテナ巡回は前期末比22.1%増と高い伸びを示し、安定した収益基盤を形成している。クライアント数の増加に加え、パートナー体制の強化や不動産巡回管理システム「じゅん君」の活用による業務効率化が、サービス拡大を後押しした。これにより、管理会社サポート事業全体の成長をけん引している。
(3) サービス別売上高
2026年2月期中間期のサービス別売上高は、建物定期巡回サービス422百万円(前年同期比10.5%増)、レンタルコンテナ点検サービス349百万円(同28.8%増)と堅調に推移し、管理会社サポート事業全体の成長をけん引した。一方、マンスリーマンションサポートサービスは994百万円(同18.0%減)となったが、これはインバウンド需要の一時的な減少による影響である。ただし、国内でのマンスリーマンション開発は依然として拡大傾向にあり、既存クライアントからの大型案件の受注や新築着工件数の増加が下支えとなっている。下期には需要の持ち直しと安定成長が見込まれる。また、インテリア・トータルサポート事業の全国ツーマン配送ネットワークサービス(パパネット)は354百万円(同6.6%増)と堅調に推移し、全体としてバランスの取れた事業成長を実現している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山 博詞)
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1. 2026年2月期中間期の業績概要
2026年2月期中間期の業務概要は、売上高2,971百万円(前年同期比11.6%増)、営業利益363百万円(同28.7%増)、経常利益356百万円(同26.1%増)、中間純利益238百万円(同29.0%増)と、増収増益を達成した。主力の管理会社サポート事業では、建物・レンタルコンテナの巡回サービスが堅調に推移し、クライアント数・パートナー数ともに拡大した。インテリア・トータルサポート事業では、ホテル向け家具販売やハウスメーカー向け販売支援が伸長し、両事業で2ケタ成長を実現した。全社的なDX推進とサービス品質の維持が収益拡大を支えた。
(1) 事業別売上高
2026年2月期中間期の事業別売上高は、管理会社サポート事業が2,257百万円(前年同期比11.5%増)、インテリア・トータルサポート事業が698百万円(同11.9%増)、その他事業が15百万円(同8.9%増)となった。主力の管理会社サポート事業では、建物及びレンタルコンテナの定期巡回サービスが前年同期比18.0%増と好調で、クライアント数・パートナー数の増加により安定成長を実現している。インテリア・トータルサポート事業では、ホテルやハウスメーカー向けの家具製造・販売が好調に推移し、特にコントラクト案件が同70.2%増と大幅に伸長した。両事業のバランス成長により、全体として堅調な収益拡大を維持している。
(2) 「建物定期巡回サービス」における対象物件数
2026年2月期中間期における建物定期巡回サービスの対象物件数は22,150棟となり、前期末比11.5%増と堅調に拡大した。内訳は賃貸住宅が18,821棟(前期末比1,682棟増)、レンタルコンテナが3,329棟(同602棟増)であり、両分野とも順調に増加した。特にレンタルコンテナ巡回は前期末比22.1%増と高い伸びを示し、安定した収益基盤を形成している。クライアント数の増加に加え、パートナー体制の強化や不動産巡回管理システム「じゅん君」の活用による業務効率化が、サービス拡大を後押しした。これにより、管理会社サポート事業全体の成長をけん引している。
(3) サービス別売上高
2026年2月期中間期のサービス別売上高は、建物定期巡回サービス422百万円(前年同期比10.5%増)、レンタルコンテナ点検サービス349百万円(同28.8%増)と堅調に推移し、管理会社サポート事業全体の成長をけん引した。一方、マンスリーマンションサポートサービスは994百万円(同18.0%減)となったが、これはインバウンド需要の一時的な減少による影響である。ただし、国内でのマンスリーマンション開発は依然として拡大傾向にあり、既存クライアントからの大型案件の受注や新築着工件数の増加が下支えとなっている。下期には需要の持ち直しと安定成長が見込まれる。また、インテリア・トータルサポート事業の全国ツーマン配送ネットワークサービス(パパネット)は354百万円(同6.6%増)と堅調に推移し、全体としてバランスの取れた事業成長を実現している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山 博詞)
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