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パパネッツ Research Memo(1):2025年3月に福岡証券取引所Q-Boardに上場
配信日時:2025/11/25 11:01
配信元:FISCO
*11:01JST パパネッツ Research Memo(1):2025年3月に福岡証券取引所Q-Boardに上場
■要約
パパネッツ<9388>は、全国の不動産管理会社、マンスリーマンション運営会社、ハウスメーカー、不動産流通会社を対象に、幅広いサポート業務を提供する「御用聴きカンパニー」として事業を展開している。同社は、2025年3月に福岡証券取引所(以下、福証)Q-Boardへ上場し、さらなる成長基盤を確立した。主力は、不動産管理会社向けの「管理会社サポート事業」と、ハウスメーカー・ディベロッパー向けの「インテリア・トータルサポート事業」の2本柱である。前者では、賃貸住宅やレンタルコンテナの定期巡回・清掃・報告業務を全国のパートナーと連携して代行し、不動産巡回管理システム「じゅん君」により業務効率化を実現している。後者では、家具の製造・販売・配送・設置までを一貫して行い、ホテルやモデルルーム向けコントラクト案件にも対応している。DX推進と全国ネットワークによる高品質なサービスを強みとし、企業のノンコア業務を支援する「御用聴きカンパニー」として成長を続けている。
1. 2026年2月期中間期の業績概要
2026年2月期中間期の業績概要は、売上高が2,971百万円(前年同期比11.6%増)、営業利益が363百万円(同28.7%増)、経常利益が356百万円(同26.1%増)、中間純利益が238百万円(同29.0%増)だった。主力の管理会社サポート事業は前年同期比11.5%の増収、インテリア・トータルサポート事業も同11.9%と堅調に推移し、両事業の2ケタ成長が業績をけん引した。特に建物・コンテナ巡回や家具製造販売が好調で、顧客継続率100%を維持するなど、高いサービス品質が業績拡大に寄与した。
2. 2026年2月期の業績見通し
2026年2月期の業績見通しは、売上高が5,663百万円(前期比5.5%増)、営業利益が455百万円(同23.3%増)、経常利益が433百万円(同17.7%増)、当期純利益が284百万円(同11.2%増)を見込んでいる。上期時点で売上・利益ともに順調に進捗しており、通期計画の達成が見込まれる。主力の管理会社サポート事業では、建物・レンタルコンテナ巡回サービスの安定成長とマンスリーマンション支援事業の拡大が継続している。インテリア・トータルサポート事業では、ハウスメーカー向け家具販売支援やホテル向けコントラクトが伸長しており、引き続き2事業のシナジーで成長を見込む。下期は基幹システム改修や採用強化、PR施策などへの投資を通じて、将来の成長基盤を一層強化する方針である。
3. 成長戦略
同社の成長戦略は、管理会社サポート事業とインテリア・トータルサポート事業の両輪による収益拡大と、テクノロジー活用による効率化を軸としている。主力の不動産巡回管理システム「じゅん君」の機能強化や基幹システムの改修を進め、全国のパートナーと連携した業務品質の向上を図る。また、ハウスメーカー向け家具販売支援や配送ネットワーク拡充によりシナジーを高め、BtoBに加えてBtoC領域への展開も視野に入れる。さらに、PR・採用活動を強化し、人財育成とブランド認知の向上を通じて、持続的な成長基盤の確立を目指す。
■Key Points
・2025年3月、福証Q-Boardに上場
・2026年2月期中間期の業績は増収増益。管理会社サポート事業、インテリア・トータルサポート事業の両事業の2ケタ成長が業績をけん引
・2026年2月期の業績見通しは引き続き堅調な推移を見込み、基幹システム改修や採用強化及びPR施策などへの投資を通じて、将来の成長基盤を一層強化する
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山 博詞)
<HN>
パパネッツ<9388>は、全国の不動産管理会社、マンスリーマンション運営会社、ハウスメーカー、不動産流通会社を対象に、幅広いサポート業務を提供する「御用聴きカンパニー」として事業を展開している。同社は、2025年3月に福岡証券取引所(以下、福証)Q-Boardへ上場し、さらなる成長基盤を確立した。主力は、不動産管理会社向けの「管理会社サポート事業」と、ハウスメーカー・ディベロッパー向けの「インテリア・トータルサポート事業」の2本柱である。前者では、賃貸住宅やレンタルコンテナの定期巡回・清掃・報告業務を全国のパートナーと連携して代行し、不動産巡回管理システム「じゅん君」により業務効率化を実現している。後者では、家具の製造・販売・配送・設置までを一貫して行い、ホテルやモデルルーム向けコントラクト案件にも対応している。DX推進と全国ネットワークによる高品質なサービスを強みとし、企業のノンコア業務を支援する「御用聴きカンパニー」として成長を続けている。
1. 2026年2月期中間期の業績概要
2026年2月期中間期の業績概要は、売上高が2,971百万円(前年同期比11.6%増)、営業利益が363百万円(同28.7%増)、経常利益が356百万円(同26.1%増)、中間純利益が238百万円(同29.0%増)だった。主力の管理会社サポート事業は前年同期比11.5%の増収、インテリア・トータルサポート事業も同11.9%と堅調に推移し、両事業の2ケタ成長が業績をけん引した。特に建物・コンテナ巡回や家具製造販売が好調で、顧客継続率100%を維持するなど、高いサービス品質が業績拡大に寄与した。
2. 2026年2月期の業績見通し
2026年2月期の業績見通しは、売上高が5,663百万円(前期比5.5%増)、営業利益が455百万円(同23.3%増)、経常利益が433百万円(同17.7%増)、当期純利益が284百万円(同11.2%増)を見込んでいる。上期時点で売上・利益ともに順調に進捗しており、通期計画の達成が見込まれる。主力の管理会社サポート事業では、建物・レンタルコンテナ巡回サービスの安定成長とマンスリーマンション支援事業の拡大が継続している。インテリア・トータルサポート事業では、ハウスメーカー向け家具販売支援やホテル向けコントラクトが伸長しており、引き続き2事業のシナジーで成長を見込む。下期は基幹システム改修や採用強化、PR施策などへの投資を通じて、将来の成長基盤を一層強化する方針である。
3. 成長戦略
同社の成長戦略は、管理会社サポート事業とインテリア・トータルサポート事業の両輪による収益拡大と、テクノロジー活用による効率化を軸としている。主力の不動産巡回管理システム「じゅん君」の機能強化や基幹システムの改修を進め、全国のパートナーと連携した業務品質の向上を図る。また、ハウスメーカー向け家具販売支援や配送ネットワーク拡充によりシナジーを高め、BtoBに加えてBtoC領域への展開も視野に入れる。さらに、PR・採用活動を強化し、人財育成とブランド認知の向上を通じて、持続的な成長基盤の確立を目指す。
■Key Points
・2025年3月、福証Q-Boardに上場
・2026年2月期中間期の業績は増収増益。管理会社サポート事業、インテリア・トータルサポート事業の両事業の2ケタ成長が業績をけん引
・2026年2月期の業績見通しは引き続き堅調な推移を見込み、基幹システム改修や採用強化及びPR施策などへの投資を通じて、将来の成長基盤を一層強化する
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山 博詞)
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