注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~個別の材料を手掛かりとした物色~
配信日時:2025/11/17 08:51
配信元:FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~個別の材料を手掛かりとした物色~
17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■個別の材料を手掛かりとした物色
■三菱UFJ、2Q 経常利益 0.6%減 1兆7466億円
■前場の注目材料:日本製鋼所、鋳鍛鋼品の生産増強、室蘭で火力・原発向け
■個別の材料を手掛かりとした物色
17日の日本株市場は、前週の急落に対する自律反発が意識されそうだ。14日の米国市場はNYダウが309ドル安、ナスダックは30ポイント高だった。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が後退するなかで、売り先行で始まった。ただ、売り一巡後にAI関連の一角が買い戻されており、ナスダック指数はプラス圏を回復している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の50430円、円相場は1ドル=154円50銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買い先行で始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時49690円まで売られる場面もみられたが、売り一巡後の切り返しによって上昇に転じている。支持線として意識されている25日線を上回って終えており、調整一巡感が意識されそうだ。もっとも、先週末の大幅な下げによって需給状況はやや悪化傾向にあると考えられ、自律反発の域は脱せないだろう。戻り待ち狙いの売りも控えていると考えられ、次第にこう着感が強まることになりそうだ。
日経平均株価は上向きで推移する25日線を支持線としたトレンドを継続しており、25日線に接近する局面では押し目狙いのスタンスに向かわせよう。ただ、足もとで調整が強まっているソフトバンクG<9984>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の底入れを見極めたいところであり、積極的なリバウンドは期待しにくい面はある。先週末にはキオクシアHD<285A>がストップ安で終えている。連日でストップ安をつけてくるようだと、センチメントを冷ますことになるだろう。
また、今週は19日にエヌビディアの決算が予定されている。決算を受けた市場の反応に注目が集まるなかでは、短期的な売買にとどまりそうである。そのため、個別の材料を手掛かりとした物色に向かわせやすいと考えられよう。決算では14日の取引終了後に発表したところでは、三井住友<8316>、みずほ<8411>、かんぽ生命保険<7181>、オ-プンH<3288>、電通グループ<4324>、山口FG<8418>、Aiロボティクス<247A>、堀場製<6856>、プラスアルファ<4071>、レオパレス21<8848>、エムアップ<3661>、ブシロード<7803>、DIT<3916>、バンクオブイノベ<4393>、ミガロHD<5535>などの動向が注目される。
■三菱UFJ、2Q 経常利益 0.6%減 1兆7466億円
三菱UFJ<8306>が発表した2026年3月期第2四半期の連結業績は、経常収益が前年同期比0.5%増の6兆8937億7500万円、経常利益は同0.6%減の1兆7466億7500万円だった。あわせて2026年3月期の連結純利益を2兆円から前期比13%増の2兆1000億円になる見通しだと発表した。さらに、2500億円、発行済み株式総数の1.08%にあたる1億3000万株を上限とする自社株買いを実施すると発表した。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(22900.59、+30.23)
・シカゴ日経225先物は上昇(50430、+100)
・VIX指数は低下(19.83、-0.17)
・米原油先物相場は上昇(60.09、+1.40)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・日本製鋼所<5631>鋳鍛鋼品の生産増強、室蘭で火力・原発向け
・AGC<5201>ペロブスカイト太陽電池の量産技術開発・実証、パナHDなどと連携
・三菱電機<6503>独社と合弁、DC冷却向け圧縮機開発
・トヨタ自<7203>燃料タンク内に超電導モーター、水素エンジン車に搭載
・ミツバ<7280>インドで30年度売上高700億円、車の増産追い風
・MonotaRO<3064>保護具製販で新会社、三光化学工業から承継
・三菱重工<7011>エタノール脱水分離システム効率化、米社と実証
・ユニオンツール<6278>新潟に配線板ドリル新工場、27年めど
・NTT<9432>NTT東西、VPN一括運用、高速で安定・安全通信
・三菱電機<6503>ESG情報開示で欧に対応、世界統一システム導入
・旭有機材<4216>30年度売上高1200億円へ、半導体・鋳型に注力
・東レ<3402>日本バイリーン株全持ち分売却、独社に170億円
・マツオカコーポレーション<3611>インドネシアに新工場、年300万枚の衣類縫製
・リファインバースG<7375>鹿島など6社で、建設現場の廃プラを油に、回収・再利用実証
・大幸薬品<4574>新中計、28年度売上高85億円、「正露丸」増産
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7-9月期国内総生産速報値(予想:前期比年率-2.4%、前回:+2.2%)
<海外>
・特になし
<ST>
■個別の材料を手掛かりとした物色
■三菱UFJ、2Q 経常利益 0.6%減 1兆7466億円
■前場の注目材料:日本製鋼所、鋳鍛鋼品の生産増強、室蘭で火力・原発向け
■個別の材料を手掛かりとした物色
17日の日本株市場は、前週の急落に対する自律反発が意識されそうだ。14日の米国市場はNYダウが309ドル安、ナスダックは30ポイント高だった。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が後退するなかで、売り先行で始まった。ただ、売り一巡後にAI関連の一角が買い戻されており、ナスダック指数はプラス圏を回復している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の50430円、円相場は1ドル=154円50銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買い先行で始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時49690円まで売られる場面もみられたが、売り一巡後の切り返しによって上昇に転じている。支持線として意識されている25日線を上回って終えており、調整一巡感が意識されそうだ。もっとも、先週末の大幅な下げによって需給状況はやや悪化傾向にあると考えられ、自律反発の域は脱せないだろう。戻り待ち狙いの売りも控えていると考えられ、次第にこう着感が強まることになりそうだ。
日経平均株価は上向きで推移する25日線を支持線としたトレンドを継続しており、25日線に接近する局面では押し目狙いのスタンスに向かわせよう。ただ、足もとで調整が強まっているソフトバンクG<9984>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の底入れを見極めたいところであり、積極的なリバウンドは期待しにくい面はある。先週末にはキオクシアHD<285A>がストップ安で終えている。連日でストップ安をつけてくるようだと、センチメントを冷ますことになるだろう。
また、今週は19日にエヌビディアの決算が予定されている。決算を受けた市場の反応に注目が集まるなかでは、短期的な売買にとどまりそうである。そのため、個別の材料を手掛かりとした物色に向かわせやすいと考えられよう。決算では14日の取引終了後に発表したところでは、三井住友<8316>、みずほ<8411>、かんぽ生命保険<7181>、オ-プンH<3288>、電通グループ<4324>、山口FG<8418>、Aiロボティクス<247A>、堀場製<6856>、プラスアルファ<4071>、レオパレス21<8848>、エムアップ<3661>、ブシロード<7803>、DIT<3916>、バンクオブイノベ<4393>、ミガロHD<5535>などの動向が注目される。
■三菱UFJ、2Q 経常利益 0.6%減 1兆7466億円
三菱UFJ<8306>が発表した2026年3月期第2四半期の連結業績は、経常収益が前年同期比0.5%増の6兆8937億7500万円、経常利益は同0.6%減の1兆7466億7500万円だった。あわせて2026年3月期の連結純利益を2兆円から前期比13%増の2兆1000億円になる見通しだと発表した。さらに、2500億円、発行済み株式総数の1.08%にあたる1億3000万株を上限とする自社株買いを実施すると発表した。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(22900.59、+30.23)
・シカゴ日経225先物は上昇(50430、+100)
・VIX指数は低下(19.83、-0.17)
・米原油先物相場は上昇(60.09、+1.40)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・日本製鋼所<5631>鋳鍛鋼品の生産増強、室蘭で火力・原発向け
・AGC<5201>ペロブスカイト太陽電池の量産技術開発・実証、パナHDなどと連携
・三菱電機<6503>独社と合弁、DC冷却向け圧縮機開発
・トヨタ自<7203>燃料タンク内に超電導モーター、水素エンジン車に搭載
・ミツバ<7280>インドで30年度売上高700億円、車の増産追い風
・MonotaRO<3064>保護具製販で新会社、三光化学工業から承継
・三菱重工<7011>エタノール脱水分離システム効率化、米社と実証
・ユニオンツール<6278>新潟に配線板ドリル新工場、27年めど
・NTT<9432>NTT東西、VPN一括運用、高速で安定・安全通信
・三菱電機<6503>ESG情報開示で欧に対応、世界統一システム導入
・旭有機材<4216>30年度売上高1200億円へ、半導体・鋳型に注力
・東レ<3402>日本バイリーン株全持ち分売却、独社に170億円
・マツオカコーポレーション<3611>インドネシアに新工場、年300万枚の衣類縫製
・リファインバースG<7375>鹿島など6社で、建設現場の廃プラを油に、回収・再利用実証
・大幸薬品<4574>新中計、28年度売上高85億円、「正露丸」増産
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7-9月期国内総生産速報値(予想:前期比年率-2.4%、前回:+2.2%)
<海外>
・特になし
<ST>
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