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【首相就任で期待大!】高市銘柄2社の解説!今大注目の国防を担う防衛・国際インフラ銘柄を紹介!!
配信日時:2025/10/17 18:17
配信元:FISCO
*18:17JST 【首相就任で期待大!】高市銘柄2社の解説!今大注目の国防を担う防衛・国際インフラ銘柄を紹介!!
フィスコアナリストチャンネル(YouTube)で最新動画をUPしました!
今回は高市総裁の首相就任で成長が期待される「高市銘柄」2銘柄を徹底解説します。
ぜひYouTube動画本編もご覧ください!
--------------------------<以下、動画の内容>----------------------------
フィスコアナリストチャンネルより、高市氏が新総裁に就任したこと(10月4日)を受け、株式市場が急騰した(6日)中で注目される「高市銘柄」の中から、今後成長が期待される2銘柄を解説します。
高市氏が総理大臣になった際に積極的に進めると見られる政策は、「大胆な危機管理投資」「経済安全保障」「積極財政」通信インフラの国内化です。
1. 安全保障とニッチトップ:豊和工業<6203>
1社目は豊和工業です。同社は工作機械、特殊車両、建材、そして火工事業の4つの事業ポートフォリオを構築しています。
豊和工業の火器事業は、防衛省向けの「20式小銃」を手掛ける国内唯一の小銃メーカーとしての地位を確立しています。これは国の安全保障に直結し、参入障壁が極めて高い事業であり、長期的に安定した受注が見込めます。また、高い品質を誇るスポーツライフルをアメリカ向けに輸出している点も特徴です。さらに、特殊車両事業では、路面清掃車で国内トップシェアを誇っています。
直近の第1四半期決算では、売上高が前年同期比で2桁増加し、営業利益も大幅増益を達成しました。この増益の主要因は、火器事業における防衛省向け装備品の納入数増加です。同社は中期経営計画において、工作機械事業の収益構造改革を進めつつ、防衛装備品の安定供給体制強化を重点施策に掲げています。同社は成長投資と株主還元に積極的で、配当性向30%を目途とする方針を掲げています。同社はPBRが0.9倍台と、まだ割安水準にあることも注目ポイントです。
2. 国際インフラと経済安全保障:IPS2社目はIPSです。同社は国際通信インフラ事業を主力とし、主に日本とフィリピンで事業を展開し、海底ケーブルの運用も手掛けています。
フィリピンの通信業界は長年大手2社による寡占状態でしたが、IPSは国際・国内回線を接続し、その大手2社に次ぐ3番目の国際データ通信キャリアとなりました。フィリピンは英語が公用語であり、世界のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)拠点となっているほか、人口動態から高い経済成長が期待されています。また、フィリピン政府が通信インフラの普及を重点策としているため、同社の事業はフィリピン国内の国策にも合致しており、追い風を受けています。
同社は、日本・フィリピン・シンガポールを結ぶ新たな国際海底ケーブル共同建設事業に参画することを発表しており、パートナー企業としてメタ、ソフトバンク、NECが関わっています。このプロジェクトは、AIインフラの整備や経済安全保障上の強化への貢献も期待されています。ただし、この大規模プロジェクトの売上計上は、建設進捗基準の適用により2028年3月以降となる点には留意が必要です。フィリピンは米中対立などの地政学的リスクを背景にデータセンター投資が活発化しており、IPSは国際通信ハブとして戦略的な意味を持っています。
今回ご紹介した2銘柄は、国策の追い風を受け、中長期的な企業価値向上シナリオを描きやすい企業として注目したい銘柄です。
<FA>
今回は高市総裁の首相就任で成長が期待される「高市銘柄」2銘柄を徹底解説します。
ぜひYouTube動画本編もご覧ください!
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フィスコアナリストチャンネルより、高市氏が新総裁に就任したこと(10月4日)を受け、株式市場が急騰した(6日)中で注目される「高市銘柄」の中から、今後成長が期待される2銘柄を解説します。
高市氏が総理大臣になった際に積極的に進めると見られる政策は、「大胆な危機管理投資」「経済安全保障」「積極財政」通信インフラの国内化です。
1. 安全保障とニッチトップ:豊和工業<6203>
1社目は豊和工業です。同社は工作機械、特殊車両、建材、そして火工事業の4つの事業ポートフォリオを構築しています。
豊和工業の火器事業は、防衛省向けの「20式小銃」を手掛ける国内唯一の小銃メーカーとしての地位を確立しています。これは国の安全保障に直結し、参入障壁が極めて高い事業であり、長期的に安定した受注が見込めます。また、高い品質を誇るスポーツライフルをアメリカ向けに輸出している点も特徴です。さらに、特殊車両事業では、路面清掃車で国内トップシェアを誇っています。
直近の第1四半期決算では、売上高が前年同期比で2桁増加し、営業利益も大幅増益を達成しました。この増益の主要因は、火器事業における防衛省向け装備品の納入数増加です。同社は中期経営計画において、工作機械事業の収益構造改革を進めつつ、防衛装備品の安定供給体制強化を重点施策に掲げています。同社は成長投資と株主還元に積極的で、配当性向30%を目途とする方針を掲げています。同社はPBRが0.9倍台と、まだ割安水準にあることも注目ポイントです。
2. 国際インフラと経済安全保障:IPS2社目はIPSです。同社は国際通信インフラ事業を主力とし、主に日本とフィリピンで事業を展開し、海底ケーブルの運用も手掛けています。
フィリピンの通信業界は長年大手2社による寡占状態でしたが、IPSは国際・国内回線を接続し、その大手2社に次ぐ3番目の国際データ通信キャリアとなりました。フィリピンは英語が公用語であり、世界のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)拠点となっているほか、人口動態から高い経済成長が期待されています。また、フィリピン政府が通信インフラの普及を重点策としているため、同社の事業はフィリピン国内の国策にも合致しており、追い風を受けています。
同社は、日本・フィリピン・シンガポールを結ぶ新たな国際海底ケーブル共同建設事業に参画することを発表しており、パートナー企業としてメタ、ソフトバンク、NECが関わっています。このプロジェクトは、AIインフラの整備や経済安全保障上の強化への貢献も期待されています。ただし、この大規模プロジェクトの売上計上は、建設進捗基準の適用により2028年3月以降となる点には留意が必要です。フィリピンは米中対立などの地政学的リスクを背景にデータセンター投資が活発化しており、IPSは国際通信ハブとして戦略的な意味を持っています。
今回ご紹介した2銘柄は、国策の追い風を受け、中長期的な企業価値向上シナリオを描きやすい企業として注目したい銘柄です。
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