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トリプルアイズ---25年8月期は2ケタ増収で着地、AIソリューション事業の売上高・利益が順調に推移
配信日時:2025/10/17 14:23
配信元:FISCO
*14:23JST トリプルアイズ---25年8月期は2ケタ増収で着地、AIソリューション事業の売上高・利益が順調に推移
トリプルアイズ<5026>は15日、2025年8月期連結決算を発表した。売上高が前期比29.6%増の57.14億円、EBITDAが同32.3%増の2.98億円、営業損失が0.61億円(前期は0.38億円の利益)、経常利益が同25.9%増の0.59億円、親会社株主に帰属する当期純損失が3.43億円(同0.76億円の利益)となった。
AIソリューション事業の売上高は前期比51.1%増の46.26億円、セグメント利益は同112.9%増の0.59億円、EBITDAは1.53億円となった。AIインテグレーションに関しては、商流改善や単価上昇による社員1人当たり月平均売上の増加、ビジネスパートナー粗利率が改善した。また、2024年9月に資本業務提携したゲームカード・ジョイコホールディングス社より、DX/AI案件開発/保守業務の受注が拡大し、業務提携が順調に進行中となっている。さらに、AI導入を要件定義からサポートする月額制のAI開発サービス「AIラボ」が安定的に受注を拡大しており、建設・製造・飲食業界を中心に拡がっている。AIラボ案件からAI請負案件に繋がる事例が増加しており、同社AI技術へのニーズは高く、RAG開発、LLMO開発、行動分析AIなど幅広く対応している。また2026年8月期に向けてAI開発案件、各種請負案件など新規受注が順調に進捗している。AIプロダクトに関しては、LINE WORKSの1次代理店となり営業活動を開始した。「アルろくfor LINE WORKS」「きんろくfor LINE WORKS」の営業活動を強化し新規受注が順調に進捗している。大手自動車メーカー工場にて、AI顔認証勤怠管理システムを追加設置開始し、また2026年8月期に向けて太陽光発電事業所向けAI監視カメラサービスの新規受注が順調に進捗している。エンジニアリングに関しては、高稼働率を維持し、単価は向上しているが、臨時賞与0.32億円の支給や、人数減が当初の想定を上回り、第3四半期は利益水準が低下しているが、当第4四半期以降は案件増により請負工数が増加したため、営業損益は黒字に回復し、今後も黒字継続見込みとなっている。
GPUサーバー事業の売上高は同20.3%減の11.01億円、セグメント損失は165千円(前期は0.19億円の利益)、EBITDAは1.44億円となった。生成AIを開発するITベンダーやAI開発者向けに特化したGPUサーバーである「GPU Server for AI」及びデータセンターに関する研究開発を拡大しており、データセンターではコンテナ型データセンターの販売に向けて、AI企業や計算力販売会社との提携に向けて、研究開発の実施や実証実験の準備を進めており、販売強化のための専用LPを公開した。クラウドサービス上に情報保存することにリスクを感じている企業や公的セクターに対して、機密データをローカルで処理し管理するシステムや同社従来のクラウドプラットフォームを活用することにより柔軟性の高いハイブリッドクラウドシステムも提供している。また、アーカンソー州には海外3拠点目となるデータセンターを新設した。テモナ<3985>のグループ会社であるサブスクソリューションズが提供するサブスク型ファイナンスサービスの取り扱いを開始し、初期費用を抑えた暗号資産マイニング機器やGPUサーバーの購入が可能となった。当第4四半期においては、AI開発用途向けGPUサーバーの販売が本格化し、8月単月で1.05億円の粗利が計上されたものの、令和7年度税制改正の影響によりマイニングマシンの販売が減少し、また、暗号資産相場が堅調に推移したため、暗号資産評価益0.14億円を営業外収益に計上したが、経常損失は0.41億円で着地した。
2026年8月期通期の連結業績予想については、売上高が58.37億円、営業利益が0.81億円、親会社株主の所有者に帰属する当期利益は0.36億円を見込んでいる。2026年8月期より国際財務報告基準(以下IFRS)を任意適用することを決定したため、IFRSに基づき算出している。このため、日本基準を適用していた2025年8月期の実績値に対する増減率は記載していない。
<AK>
AIソリューション事業の売上高は前期比51.1%増の46.26億円、セグメント利益は同112.9%増の0.59億円、EBITDAは1.53億円となった。AIインテグレーションに関しては、商流改善や単価上昇による社員1人当たり月平均売上の増加、ビジネスパートナー粗利率が改善した。また、2024年9月に資本業務提携したゲームカード・ジョイコホールディングス社より、DX/AI案件開発/保守業務の受注が拡大し、業務提携が順調に進行中となっている。さらに、AI導入を要件定義からサポートする月額制のAI開発サービス「AIラボ」が安定的に受注を拡大しており、建設・製造・飲食業界を中心に拡がっている。AIラボ案件からAI請負案件に繋がる事例が増加しており、同社AI技術へのニーズは高く、RAG開発、LLMO開発、行動分析AIなど幅広く対応している。また2026年8月期に向けてAI開発案件、各種請負案件など新規受注が順調に進捗している。AIプロダクトに関しては、LINE WORKSの1次代理店となり営業活動を開始した。「アルろくfor LINE WORKS」「きんろくfor LINE WORKS」の営業活動を強化し新規受注が順調に進捗している。大手自動車メーカー工場にて、AI顔認証勤怠管理システムを追加設置開始し、また2026年8月期に向けて太陽光発電事業所向けAI監視カメラサービスの新規受注が順調に進捗している。エンジニアリングに関しては、高稼働率を維持し、単価は向上しているが、臨時賞与0.32億円の支給や、人数減が当初の想定を上回り、第3四半期は利益水準が低下しているが、当第4四半期以降は案件増により請負工数が増加したため、営業損益は黒字に回復し、今後も黒字継続見込みとなっている。
GPUサーバー事業の売上高は同20.3%減の11.01億円、セグメント損失は165千円(前期は0.19億円の利益)、EBITDAは1.44億円となった。生成AIを開発するITベンダーやAI開発者向けに特化したGPUサーバーである「GPU Server for AI」及びデータセンターに関する研究開発を拡大しており、データセンターではコンテナ型データセンターの販売に向けて、AI企業や計算力販売会社との提携に向けて、研究開発の実施や実証実験の準備を進めており、販売強化のための専用LPを公開した。クラウドサービス上に情報保存することにリスクを感じている企業や公的セクターに対して、機密データをローカルで処理し管理するシステムや同社従来のクラウドプラットフォームを活用することにより柔軟性の高いハイブリッドクラウドシステムも提供している。また、アーカンソー州には海外3拠点目となるデータセンターを新設した。テモナ<3985>のグループ会社であるサブスクソリューションズが提供するサブスク型ファイナンスサービスの取り扱いを開始し、初期費用を抑えた暗号資産マイニング機器やGPUサーバーの購入が可能となった。当第4四半期においては、AI開発用途向けGPUサーバーの販売が本格化し、8月単月で1.05億円の粗利が計上されたものの、令和7年度税制改正の影響によりマイニングマシンの販売が減少し、また、暗号資産相場が堅調に推移したため、暗号資産評価益0.14億円を営業外収益に計上したが、経常損失は0.41億円で着地した。
2026年8月期通期の連結業績予想については、売上高が58.37億円、営業利益が0.81億円、親会社株主の所有者に帰属する当期利益は0.36億円を見込んでいる。2026年8月期より国際財務報告基準(以下IFRS)を任意適用することを決定したため、IFRSに基づき算出している。このため、日本基準を適用していた2025年8月期の実績値に対する増減率は記載していない。
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