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FB Research Memo(2):2026年4月期第1四半期も増収増益の継続により上々のスタート(2)
配信日時:2025/10/17 13:02
配信元:FISCO
*13:02JST FB Research Memo(2):2026年4月期第1四半期も増収増益の継続により上々のスタート(2)
■業績動向
3.中長期戦略の方向性
フリービット<3843>の2年目に入っている中期経営計画「SiLK VISION 2027」(2025年4月期~2027年4月期)については、5G/web3時代の到来やその先の6Gを見据え、2021年からスタートした10ヶ年計画の第2ステージである。これまで通信インフラ事業で培ってきた技術的優位性に加え、技術的変化への対応により、「web3型Platformers Maker」として進化し、複雑化する社会課題の解決と持続的な成長を実現する方針だ。web3の時代においては、これまでのように巨大なITプラットフォーマーに委ねるのではなく、様々なプラットフォーマーが分散された状態で社会を前に進めるような未来を創出するために、新設のプラットフォーマーを支援する高付加価値型事業への転換を目指す。
「SiLK VISION 2027」では、これまで創出してきた各種シード事業※1の社会実装に加え、既存事業の成長に合わせたM&A戦略の実行、業務提携による戦略ポートフォリオの拡大に取り組む。併せて、「Trusted Web」※2の概念に則った事業展開を推進し、既存の高収益化ビジネスから高PER化に向けて、最終的には通信生まれのweb3実装企業への転換(カテゴリーチェンジを含む)につなげる考えだ。2025年7月23日には、創業以来20年以上にわたり構想・開発を続けてきた完全web3実装型の技術基盤「Portfolia(ポートフォリア)」※3の概要を公表し、技術構造や特徴・社会実装例などとともに、今後の目指す方向性を示した。
※1 「トーンモバイル」におけるユーザー協力型実証実験「TONE Labo」等を通じて、「TONE Care」(健康相談や「スマホ使い過ぎ相談」などの5GHealthstyle領域)の開発及びテストの実施や「TONE Coin」(web3及びブロックチェーン)関係の開発及びテストの実施など、5G/web3を見据えた各種サービスの開発などに取り組んできた。
※2 インターネット上のデータのやり取りにおいて、データの信頼性を確保する仕組みを構築する構想。同社は「信用の所在地」の追求という表現で、自らの存在価値を高める方向性を示している。
※3 「Portfolia」とは、これまでの中央集権型インターネットの抱える社会課題(たとえば、クラウドサーバー依存とデータセンター問題、個人情報の集中とプライバシーリスク、エコシステムの囲い込みと検閲など)に対する「アンチテーゼ」として存在し、サーバーレス及び個人情報を取得しない設計といった持続可能なプラットフォーマー構築への進化に向けた象徴的なものである。同社では、すべてのプロダクト群への実装を行い、利用者の利便性向上のみならず、運営者の劇的な費用削減を目指す考えだ。
最終年度となる2027年4月期の数値目標として、売上高63,000~70,000百万円、営業利益8,000百万円(年平均成長率13%)を掲げている。売上高目標がレンジ形式となっているのは、サービスをソフトウェアで提供するか、ハードウェアも組み合わせた形で提供するかの違いにより変動するためである。また、最終年度には総還元性向30%を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<HN>
3.中長期戦略の方向性
フリービット<3843>の2年目に入っている中期経営計画「SiLK VISION 2027」(2025年4月期~2027年4月期)については、5G/web3時代の到来やその先の6Gを見据え、2021年からスタートした10ヶ年計画の第2ステージである。これまで通信インフラ事業で培ってきた技術的優位性に加え、技術的変化への対応により、「web3型Platformers Maker」として進化し、複雑化する社会課題の解決と持続的な成長を実現する方針だ。web3の時代においては、これまでのように巨大なITプラットフォーマーに委ねるのではなく、様々なプラットフォーマーが分散された状態で社会を前に進めるような未来を創出するために、新設のプラットフォーマーを支援する高付加価値型事業への転換を目指す。
「SiLK VISION 2027」では、これまで創出してきた各種シード事業※1の社会実装に加え、既存事業の成長に合わせたM&A戦略の実行、業務提携による戦略ポートフォリオの拡大に取り組む。併せて、「Trusted Web」※2の概念に則った事業展開を推進し、既存の高収益化ビジネスから高PER化に向けて、最終的には通信生まれのweb3実装企業への転換(カテゴリーチェンジを含む)につなげる考えだ。2025年7月23日には、創業以来20年以上にわたり構想・開発を続けてきた完全web3実装型の技術基盤「Portfolia(ポートフォリア)」※3の概要を公表し、技術構造や特徴・社会実装例などとともに、今後の目指す方向性を示した。
※1 「トーンモバイル」におけるユーザー協力型実証実験「TONE Labo」等を通じて、「TONE Care」(健康相談や「スマホ使い過ぎ相談」などの5GHealthstyle領域)の開発及びテストの実施や「TONE Coin」(web3及びブロックチェーン)関係の開発及びテストの実施など、5G/web3を見据えた各種サービスの開発などに取り組んできた。
※2 インターネット上のデータのやり取りにおいて、データの信頼性を確保する仕組みを構築する構想。同社は「信用の所在地」の追求という表現で、自らの存在価値を高める方向性を示している。
※3 「Portfolia」とは、これまでの中央集権型インターネットの抱える社会課題(たとえば、クラウドサーバー依存とデータセンター問題、個人情報の集中とプライバシーリスク、エコシステムの囲い込みと検閲など)に対する「アンチテーゼ」として存在し、サーバーレス及び個人情報を取得しない設計といった持続可能なプラットフォーマー構築への進化に向けた象徴的なものである。同社では、すべてのプロダクト群への実装を行い、利用者の利便性向上のみならず、運営者の劇的な費用削減を目指す考えだ。
最終年度となる2027年4月期の数値目標として、売上高63,000~70,000百万円、営業利益8,000百万円(年平均成長率13%)を掲げている。売上高目標がレンジ形式となっているのは、サービスをソフトウェアで提供するか、ハードウェアも組み合わせた形で提供するかの違いにより変動するためである。また、最終年度には総還元性向30%を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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