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FB Research Memo(1):2026年4月期第1四半期も増収増益の継続により上々のスタート(1)
配信日時:2025/10/17 13:01
配信元:FISCO
*13:01JST FB Research Memo(1):2026年4月期第1四半期も増収増益の継続により上々のスタート(1)
■業績動向
フリービット<3843>は、法人向けにインターネットビジネスやMVNO(仮想移動体通信事業者)向け事業支援(MVNE※)サービス、集合住宅向けインターネットサービス、インターネット広告、個人向けインターネット接続やモバイルなどのサービスを提供しており、事業は「5Gインフラ支援事業」「5G生活様式支援事業」「企業・クリエイター5G DX支援事業」の3つにセグメントされている。
※ MVNOの支援事業者。
1. 2026年4月期第1四半期の業績概要
2026年4月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比14.2%増の15,177百万円、営業利益が同15.3%増の1,687百万円、経常利益が同13.7%増の1,650百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同30.6%増の1,062百万円と増収増益となり、上々のスタートを切った。売上高は3事業がいずれも順調に伸長した。利益面では、「企業・クリエイター5G DX支援事業」における成長投資が利益を圧迫したものの、「5Gインフラ支援事業」及び「5G生活様式支援事業」による収益の押し上げにより増益となった。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益の伸び率が特に大きいのは、(株)ギガプライズの100%子会社化(議決権)(2025年3月18日TOB成立)に伴って利益の100%を取り込んだことによる。
事業別の業績は以下のとおり。
1)「5Gインフラ支援事業」は、売上高が前年同期比12.7%増の2,869百万円、セグメント利益が同53.3%増の498百万円と増収増益となった。MVNEサービスの規模拡大が増収に寄与した。利益面では、人材強化等による教育費増はあったものの、増収による収益の押し上げにより大幅な増益となった。
2)「5G生活様式支援事業」は、売上高が同11.3%増の6,918百万円、セグメント利益が同19.3%増の917万円と増収増益となった。集合住宅向けIPS(5G Homestyle)の提供戸数が拡大した。利益面でも同サービスの伸びにより、web3関連プロジェクトへの投資等に関わる費用増をカバーし増益となった。
3)「企業・クリエイター5G DX支援事業」は、売上高が同15.7%増の5,973百万円、セグメント利益が同27.2%減の271百万円と増収減益となった。売上高は、アフィリエイト事業やEC関連事業を中心に拡大した。一方、減益となったのは、アフィリエイト事業の売上拡大に向けた原価増や成長を企図した先行投資等によるものであるが、通期での増収増益に向けた進捗をしている。
2. 2026年4月期の業績見通し
2026年4月期の業績については期初予想を据え置き、売上高を前期比8.9%増の60,000百万円、営業利益を同3.7%増の6,100百万円、経常利益を同10.3%増の5,770百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同27.3%増の3,500百万円と増収増益を見込んでいる。また、2026年4月期の期末配当については、前期比11円増となる1株当たり41円を予定している。
売上高は、引き続きMVNEサービス(5Gインフラ支援事業)や集合住宅向けインターネットサービス(5G生活様式支援事業)、アフィリエイトサービス(企業・クリエイター5G DX支援事業)など各事業の主力サービスが好調に推移する見通しだ。これにより、推進中の中期経営計画「SiLK VISION 2027」で掲げる年平均成長率(7~10%)を達成すると見られる。利益面では、「SiLK VISION 2027」の最終年度の目標達成に向けた成長投資及び事業構造改革に取り組むものの、増収による収益の底上げやグループ一体となったシナジー創出により増益を確保する想定である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<HN>
フリービット<3843>は、法人向けにインターネットビジネスやMVNO(仮想移動体通信事業者)向け事業支援(MVNE※)サービス、集合住宅向けインターネットサービス、インターネット広告、個人向けインターネット接続やモバイルなどのサービスを提供しており、事業は「5Gインフラ支援事業」「5G生活様式支援事業」「企業・クリエイター5G DX支援事業」の3つにセグメントされている。
※ MVNOの支援事業者。
1. 2026年4月期第1四半期の業績概要
2026年4月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比14.2%増の15,177百万円、営業利益が同15.3%増の1,687百万円、経常利益が同13.7%増の1,650百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同30.6%増の1,062百万円と増収増益となり、上々のスタートを切った。売上高は3事業がいずれも順調に伸長した。利益面では、「企業・クリエイター5G DX支援事業」における成長投資が利益を圧迫したものの、「5Gインフラ支援事業」及び「5G生活様式支援事業」による収益の押し上げにより増益となった。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益の伸び率が特に大きいのは、(株)ギガプライズの100%子会社化(議決権)(2025年3月18日TOB成立)に伴って利益の100%を取り込んだことによる。
事業別の業績は以下のとおり。
1)「5Gインフラ支援事業」は、売上高が前年同期比12.7%増の2,869百万円、セグメント利益が同53.3%増の498百万円と増収増益となった。MVNEサービスの規模拡大が増収に寄与した。利益面では、人材強化等による教育費増はあったものの、増収による収益の押し上げにより大幅な増益となった。
2)「5G生活様式支援事業」は、売上高が同11.3%増の6,918百万円、セグメント利益が同19.3%増の917万円と増収増益となった。集合住宅向けIPS(5G Homestyle)の提供戸数が拡大した。利益面でも同サービスの伸びにより、web3関連プロジェクトへの投資等に関わる費用増をカバーし増益となった。
3)「企業・クリエイター5G DX支援事業」は、売上高が同15.7%増の5,973百万円、セグメント利益が同27.2%減の271百万円と増収減益となった。売上高は、アフィリエイト事業やEC関連事業を中心に拡大した。一方、減益となったのは、アフィリエイト事業の売上拡大に向けた原価増や成長を企図した先行投資等によるものであるが、通期での増収増益に向けた進捗をしている。
2. 2026年4月期の業績見通し
2026年4月期の業績については期初予想を据え置き、売上高を前期比8.9%増の60,000百万円、営業利益を同3.7%増の6,100百万円、経常利益を同10.3%増の5,770百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同27.3%増の3,500百万円と増収増益を見込んでいる。また、2026年4月期の期末配当については、前期比11円増となる1株当たり41円を予定している。
売上高は、引き続きMVNEサービス(5Gインフラ支援事業)や集合住宅向けインターネットサービス(5G生活様式支援事業)、アフィリエイトサービス(企業・クリエイター5G DX支援事業)など各事業の主力サービスが好調に推移する見通しだ。これにより、推進中の中期経営計画「SiLK VISION 2027」で掲げる年平均成長率(7~10%)を達成すると見られる。利益面では、「SiLK VISION 2027」の最終年度の目標達成に向けた成長投資及び事業構造改革に取り組むものの、増収による収益の底上げやグループ一体となったシナジー創出により増益を確保する想定である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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