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概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶり反発、原油・レアルが同時高
配信日時:2025/09/11 10:06
配信元:FISCO
*10:06JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶり反発、原油・レアルが同時高
【ブラジル】ボベスパ指数142348.70 +0.52%
10日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比730.41ポイント高(+0.52%)の142348.70で引けた。日中の取引レンジは141,611.77-143,181.59となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格と通貨レアルの同時高が好感され、資源銘柄を中心に買いは広がった。また、インフレ率の鈍化なども指数の支援材料。一方、成長率の鈍化観測や米国の高関税政策などが引き続きマイナス材料視された。
【ロシア】MOEX指数 2914.26 -0.74%
10日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比21.70ポイント安(-0.74%)の2914.26となった。日中の取引レンジは2,912.5-2,938.36となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、イスラエル軍がカタールの首都ドーハを攻撃したことなど地政学リスクの高まりなども警戒された。一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。また、インフレ率の鈍化も利下げ期待を高めた。
【インド】SENSEX指数 81425.15 +0.40%
10日のインド株式市場は小幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比323.83ポイント高(+0.40%)の81425.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同104.50ポイント高(+0.42%)の24973.10で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をやや縮小させた。米金利の低下や米利下げ期待の高まりが、外資の流出懸念を後退させた。また、この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示したこともインド株の支援材料。内部要因では、物品・サービス税(GST)適用率の引き下げが消費の拡大につながるとの指摘が好感された。また、世帯の四半期支出が2025年平均で33%増加したとの報告も小売りなどの物色手掛かりとなった。
【中国】上海総合指数は3812.22 +0.13%
10日の中国本土市場は反発。主要指標の上海総合指数が前日比4.93ポイント高(+0.13%)の3812.22ポイントで引けた。
きょう10日午前中に発表された8月の物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.4%と前月の横ばいから下落に転じた。デフレ懸念の高まりを受け、当局による追加景気刺激策への期待が強まった。他方、8月に急伸してきた銘柄を中心に利益確定売りが広がり、指数は一時下げに転じる場面もあった。通信やソフトウエア関連が買われる一方、酒造や大手銀行株が軟調となり、相場は方向感を欠きつつも政策期待に支えられる形で小幅高にとどまった。
<AK>
10日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比730.41ポイント高(+0.52%)の142348.70で引けた。日中の取引レンジは141,611.77-143,181.59となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格と通貨レアルの同時高が好感され、資源銘柄を中心に買いは広がった。また、インフレ率の鈍化なども指数の支援材料。一方、成長率の鈍化観測や米国の高関税政策などが引き続きマイナス材料視された。
【ロシア】MOEX指数 2914.26 -0.74%
10日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比21.70ポイント安(-0.74%)の2914.26となった。日中の取引レンジは2,912.5-2,938.36となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、イスラエル軍がカタールの首都ドーハを攻撃したことなど地政学リスクの高まりなども警戒された。一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。また、インフレ率の鈍化も利下げ期待を高めた。
【インド】SENSEX指数 81425.15 +0.40%
10日のインド株式市場は小幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比323.83ポイント高(+0.40%)の81425.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同104.50ポイント高(+0.42%)の24973.10で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をやや縮小させた。米金利の低下や米利下げ期待の高まりが、外資の流出懸念を後退させた。また、この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示したこともインド株の支援材料。内部要因では、物品・サービス税(GST)適用率の引き下げが消費の拡大につながるとの指摘が好感された。また、世帯の四半期支出が2025年平均で33%増加したとの報告も小売りなどの物色手掛かりとなった。
【中国】上海総合指数は3812.22 +0.13%
10日の中国本土市場は反発。主要指標の上海総合指数が前日比4.93ポイント高(+0.13%)の3812.22ポイントで引けた。
きょう10日午前中に発表された8月の物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.4%と前月の横ばいから下落に転じた。デフレ懸念の高まりを受け、当局による追加景気刺激策への期待が強まった。他方、8月に急伸してきた銘柄を中心に利益確定売りが広がり、指数は一時下げに転じる場面もあった。通信やソフトウエア関連が買われる一方、酒造や大手銀行株が軟調となり、相場は方向感を欠きつつも政策期待に支えられる形で小幅高にとどまった。
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