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東京為替:ドル・円は軟調、ドル売り優勢

配信日時:2025/05/22 17:11 配信元:FISCO
*17:11JST 東京為替:ドル・円は軟調、ドル売り優勢 22日の東京市場でドル・円は軟調。日米財務相会談で為替に関して議論しなかったとの見方から円売りが先行し、一時144円39銭まで上昇。ただ、米国の財政・景気悪化への懸念が強まり、ドル売り優勢の展開に。午後は一段安で143円00銭まで値を下げた。
・ユーロ・円は163円41銭から161円81銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.1311ドルから1.1344ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値36,931.89円、高値37,100.45円、安値36,855.83円、終値36,985.87円(前日比313.11円安)
・17時時点:ドル・円142円90-00銭、ユーロ・円161円90-00銭
【要人発言】
・野口日銀審議委員
「国債買い入れの規模縮小はある程度当然」
「来年度以降の国債購入は従来計画と大きく変えることは恐らくない」
「むやみに動かず現状を注視していく」
「(経済・物価の見通し)想定より早く元の軌道に戻る可能性」
・米財務省
「前回の会談と同様に為替の水準については議論されなかった」
「現時点でのドル円はファンダメンタルズを反映しているとの認識を再確認」
「為替レートは市場で決定されるべきとの共通認識を再確認」
・加藤財務相
「G7では米関税措置の不確実性を減らしていくことなどを議論」
「米財務長官との協議では為替は市場で決まることを確認」
「為替の過度な変動は経済に悪影響との認識も共有」
「米財務長官と為替水準については議論していない」
「為替レートは市場において決定されるべき」
「無秩序な動きは経済・金融に悪影響」
「為替の水準についての議論は行っていない」
「米格下げ、直接、米国債云々という話は出ていない」
【経済指標】
・日・3月コア機械受注:前月比-13.0%(予想:-1.7%、2月:+4.3%)
・独・5月製造業PMI:48.8(予想:49.0、4月48.4)
・独・5月サービス業PMI:47.2(予想:49.6、4月49.0)
・独・5月IFO企業景況感指数:87.5(予想:87.4、4月86.9)
・ユーロ圏・5月製造業PMI:49.4(予想:49.0、4月49.3)


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