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今週の【早わかり株式市況】4週ぶり反発、米景気減速懸念で波乱も底堅く
配信日時:2025/03/15 06:40
配信元:MINKABU
■今週の相場ポイント
1.日経平均は4週ぶり反発、一時3万5000円台も
2.前週末の雇用統計が弱く米景気減速に警戒感
3.リスク回避で日本株波乱含みに、円高も逆風
4.売り一巡後は底堅さ発揮、ウ停戦報道も後押し
5.根強い日銀利上げ観測、底堅い一方で上値重い
■週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比165円(0.4%)高の3万7053円と、4週ぶりに上昇した。
今週は週末時点の相場水準だけを見れば、前週末とほぼ変わらず堅調さを保ったように見受けられるが、途中、一時的に波乱地合いに遭遇した。米国景気に対する弱気な見方が広がったことが背景にある。日経平均は一時3万5000円台まで下落する場面があった。
10日(月)の東京株式市場は上昇。前週末の米国株市場では、同日発表された2月雇用統計の内容が市場予想に届かない弱い内容となり、米景気減速への警戒感から取引前半は軟調に。ただ、後半はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が景気への強気な見方を示し、これを手掛かりに上昇に転換。この流れを引き継ぎ、週明けの日本株も底堅く推移した。11日(火)は波乱含みの地合い。日経平均は一時1000円を超える急落となった。米景気失速への懸念が根強く続き、リスク回避ムードが高まった。為替市場でドル安・円高が進み、輸出セクターを中心に逆風環境が強く意識されたことも下げを助長した。ただ、売り一巡後は下げ渋り、底堅さを発揮した。12日(水)は小反発。強弱観対立のなか、狭いレンジでのもみ合いながらプラス圏に浮上して着地した。前日に行われた米国とウクライナの政府高官による会談で、米国が提示した30日間の停戦案をウクライナが受け入れたことが報じられ、これが相場の後押しとなった。13日(木)は小反落。朝方大きく上昇して始まるも、その後は値を消す展開に。取引時間中に伝わった植田日銀総裁の発言を受けて追加利上げ観測が高まり、為替が円高方向に振れて先物主導の売りを誘発した。14日(金)は反発。引き続き米景気懸念が意識された。日銀の追加利上げ観測も根強く、相場の重荷となった。朝安後プラス圏に切り返したが、積極的に上値を追う動きは限られた。
■来週のポイント
来週は18~19日に米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合が開催される“中銀ウィーク”となるため、日米の金利動向には目を配っておきたい。また、引き続き米国の関税政策を巡る発言等に振らされるリスクも念頭に置く必要があるだろう。
重要イベントとしては、国内では前述の日銀会合のほか、21日朝に発表される2月全国消費者物価指数が注目される。海外では米FOMCのほか、17日に発表される中国2月の鉱工業生産と小売売上高および不動産開発投資、中国1-2月固定資産投資、米国2月小売売上高、18日に発表される米国2月の住宅着工件数と鉱工業生産、20日に発表される中国3月最優遇貸出金利、米国2月コンファレンス・ボード景気先行指数に注視が必要だろう。
■日々の動き(3月10日~3月14日)
【↑】 3月10日(月)―― 反発、半導体株が買われ3万7000円台を回復
日経平均 37028.27( +141.10) 売買高17億0350万株 売買代金 4兆1743億円
【↓】 3月11日(火)―― 反落、一時3万6000円割れも後場急速に下げ渋る
日経平均 36793.11( -235.16) 売買高22億4466万株 売買代金 5兆4820億円
【↑】 3月12日(水)―― 小反発、停戦案受け入れ好感しプラス圏維持
日経平均 36819.09( +25.98) 売買高18億8712万株 売買代金 4兆4630億円
【↓】 3月13日(木)―― 小反落、朝高も日銀総裁発言で後場に値を消す
日経平均 36790.03( -29.06) 売買高17億7519万株 売買代金 4兆4162億円
【↑】 3月14日(金)―― 反発、半導体関連が買われ3万7000円台回復
日経平均 37053.10( +263.07) 売買高19億1685万株 売買代金 4兆8369億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、19業種が値上がり
(2)上昇率トップは楽天銀 <5838> など銀行。金融株は東京海上 <8766> など保険も高いが、野村 <8604> など証券は売られた
(3)輸出株はまちまち。ディスコ <6146> など機械、ノーリツ鋼機 <7744> など精密機器が値上がりもトヨタ <7203> など自動車は値下がり
(4)内需株もまちまち。モノタロウ <3064> など小売、JT <2914> など食料品が買われた反面、リクルート <6098> などサービスは下落率トップ
(5)INPEX <1605> など鉱業、出光興産 <5019> など石油、フジクラ <5803> など非鉄といった資源株が堅調
(6)ディフェンシブ株は東電HD <9501> など電気・ガス、西武HD <9024> など陸運が高い
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) 防衛
2(3) 円高メリット
3(4) ディフェンシブ
4(5) 半導体 ── エヌビディアなど米半導体株崩落でリスクオフ加速
5(2) 下水道
※カッコは前週の順位
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