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東京株式(大引け)=279円安と4日ぶり反落、円高進行受け売り先行に
配信日時:2025/02/07 16:07
配信元:MINKABU
7日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反落。為替の円高進行が警戒されるなか、全体相場は売りが先行した。
大引けの日経平均株価は前日比279円51銭安の3万8787円02銭。プライム市場の売買高概算は21億6458万株。売買代金概算は4兆5765億円となった。値上がり銘柄数は751と全体の約45%、値下がり銘柄数は827、変わらずは62銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが125ドル安と3日ぶりに反落。7日の1月米雇用統計の発表を控え、利益確定売りが膨らんだ。また、日銀による追加利上げ観測が浮上し円高が進むなか、この日の日経平均株価は下落してスタートした。特に、午前9時過ぎには1ドル=150円90銭台に円高が加速。この円高を嫌気する格好で日経平均株価は前日に比べ300円強下落した。日経平均株価への寄与度の大きい東京エレクトロン<8035.T>が下落したことも響いた。その後、為替が151円台に値を戻すと日経平均株価の下落幅は縮小した。ただ、今晩は米雇用統計に加え、石破首相とトランプ米大統領による初の日米首脳会談が予定されていることから後場にかけ様子見姿勢も強まった。業種別では精密機器や不動産、輸送用機器などが下落し、鉄鋼や海運が上昇した。
個別銘柄では、IHI<7013.T>や三菱重工業<7011.T>、フジクラ<5803.T>が安く、レーザーテック<6920.T>やソフトバンクグループ<9984.T>が売られた。トヨタ自動車<7203.T>やソニーグループ<6758.T>、任天堂<7974.T>が軟調。三井不動産<8801.T>やフジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が下落した。
半面、ディスコ<6146.T>やアドバンテスト<6857.T>が高く、川崎重工業<7012.T>がしっかり。日産自動車<7201.T>や三菱自動車工業<7211.T>は値を上げた。キーエンス<6861.T>や日本郵船<9101.T>、日本製鉄<5401.T>が高い。決算内容が好感されたFOOD & LIFE COMPANIES<3563.T>が急伸し、メルカリ<4385.T>がストップ高に買われた。
出所:MINKABU PRESS
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