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【↓】日経平均 大引け| 小反落、一時最高値更新も利益確定売りが優勢 (7月5日)

配信日時:2024/07/05 16:23 配信元:MINKABU
日経平均株価 始値  41009.36 高値  41100.13(09:04) 安値  40746.89(12:43) 大引け 40912.37(前日比 -1.28 、 -0.00% ) 売買高  16億3561万株 (東証プライム概算) 売買代金  4兆0288億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は1円安と6日ぶりに小反落、後場に値を下げる  2.前日の米国市場は独立記念日で休場も欧州株式市場は堅調  3.日経平均はザラ場で最高値更新も利益確定売りに押される  4.三菱UFJや三井住友FG、みずほFGといった銀行株が軟調  5.三菱重や川重、リクルート、三越伊勢丹などが買い優勢の展開 ■東京市場概況  前日の米国市場は、独立記念日の祝日で休場。  東京市場では、日経平均株価は6日ぶりに小幅反落。前日に日経平均やTOPIXが最高値を更新した流れを引き継ぎ、午前中は値を上げて推移したが、後場に入り軟調な値動きとなった。  前日の米株式市場は独立記念日で休場だったが、欧州株式市場が上昇したことが好感され、日経平均は値を上げてスタート。一時4万1100円まで上昇し、3月22日につけたザラ場の史上最高値(4万1087円75銭)を上回った。ただ、日経平均は過去5日間で1500円を上回る上昇を演じてきただけに、利益確定売りも出やすく後場に入りマイナス圏に転じた。為替が1ドル=160円50銭台まで円高が進んだことや今晩は米6月雇用統計の発表が予定されていることも積極的な買いを手控えさせる要因として働いた。後場の日経平均は一時160円超の下落となったが引けにかけ下げ幅は縮小した。  個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といった銀行株が安く、ディスコ<6146>やレーザーテック<6920>も値を下げた。トヨタ自動車<7203>や日立製作所<6501>も軟調で、日本郵船<9101>や三菱商事<8058>、JT<2914>が下落した。  半面、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>が高く、東京エレクトロン<8035>やSCREENホールディングス<7735>が値を上げた。ファーストリテイリング<9983>やリクルートホールディングス<6098>、楽天グループ<4755>がしっかり。三越伊勢丹ホールディングス<3099>が急伸した。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、リクルート <6098>、ファストリ <9983>、中外薬 <4519>、三越伊勢丹 <3099>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約122円。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、トヨタ <7203>、ホンダ <7267>、TDK <6762>、ディスコ <6146>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約80円。  東証33業種のうち上昇は6業種。上昇率の上位5業種は(1)サービス業、(2)医薬品、(3)その他製品、(4)小売業、(5)不動産業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)輸送用機器、(3)電気・ガス業、(4)非鉄金属、(5)鉄鋼。 ■個別材料株 △住友林 <1911> [東証P]  SMBC日興証券が投資判断格上げ。 △ドーン <2303> [東証S]  エクシオG <1951> と業務提携。 △トーメンデバ <2737> [東証P]  サムスン電子4~6月期大幅増益で関心が向かう。 △キユーピー <2809> [東証P]  24年11月期業績及び配当予想を上方修正。 △ユーグレナ <2931> [東証P]  世界初の藻類の品種改良技術を確立。 △三越伊勢丹 <3099> [東証P]  SMBC日興証券が目標株価を引き上げ。 △ダイドー <3205> [東証S]  27年3月期まで年間100円配当計画公表。 △G-FAC <3474> [東証G]  ウナギ稚魚生産コスト低減の研究成果伝わり思惑買い。 △ジェイドG <3558> [東証G]  連結子会社のマガシークの進捗を好感。 △INC <7078> [東証G]  SHAKE社と包括的パートナー契約。 ▼シンワワイズ <2437> [東証S]  子会社で不適切会計の疑い。 ▼ホンダ <7267> [東証P]  損保大手などによる株式売り出しを承認。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)コクサイエレ <6525>、(2)ユーグレナ <2931>、(3)タナベCG <9644>、(4)三越伊勢丹 <3099>、(5)キユーピー <2809>、(6)Ubicom <3937>、(7)ミガロHD <5535>、(8)アトラエ <6194>、(9)トーメンデバ <2737>、(10)ネットプロ <7383>。  値下がり率上位10傑は(1)アークス <9948>、(2)オンワード <8016>、(3)ラウンドワン <4680>、(4)ネオジャパン <3921>、(5)バイタルKS <3151>、(6)高砂香 <4914>、(7)セレス <3696>、(8)三井E&S <7003>、(9)日金銭 <6418>、(10)新日本科学 <2395>。 【大引け】  日経平均は前日比1.28円(0.00%)安の4万0912.37円。TOPIXは前日比14.29(0.49%)安の2884.18。出来高は概算で16億3561万株。東証プライムの値上がり銘柄数は303、値下がり銘柄数は1314となった。東証グロース250指数は657.45ポイント(3.53ポイント高)。 [2024年7月5日] 株探ニュース

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