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東京株式(大引け)=1円安と6日ぶりに小幅反落、一時ザラ場最高値を上回る

配信日時:2024/07/05 15:39 配信元:MINKABU
 5日の東京株式市場で日経平均株価は6日ぶりに小幅反落。前日に日経平均株価やTOPIXが最高値を更新した流れを引き継ぎ、午前中は値を上げて推移したが、後場に入り軟調な値動きとなった。  大引けの日経平均株価は前日比1円28銭安の4万912円37銭。プライム市場の売買高概算は16億3561万株。売買代金概算は4兆288億円となった。値上がり銘柄数は303と全体の約18%、値下がり銘柄数は1314、変わらずは28銘柄だった。  前日の米株式市場は独立記念日で休場だったが、欧州株式市場が上昇したことが好感され、日経平均株価は値を上げてスタート。一時4万1100円まで上昇し、3月22日につけたザラ場の史上最高値(4万1087円75銭)を上回った。ただ、日経平均株価は過去5日間で1500円を上回る上昇を演じてきただけに、利益確定売りも出やすく後場に入りマイナス圏に転じた。為替が1ドル=160円50銭台まで円高が進んだことや今晩は米6月雇用統計の発表が予定されていることも積極的な買いを手控えさせる要因に働いた。後場の日経平均株価は一時160円超の下落となったが引けにかけ下げ幅は縮小した。  個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>といった銀行株が安く、ディスコ<6146.T>やレーザーテック<6920.T>も値を下げた。トヨタ自動車<7203.T>や日立製作所<6501.T>も軟調で、日本郵船<9101.T>や三菱商事<8058.T>、JT<2914.T>が下落した。  半面、三菱重工業<7011.T>や川崎重工業<7012.T>が高く、東京エレクトロン<8035.T>やSCREENホールディングス<7735.T>が値を上げた。ファーストリテイリング<9983.T>やリクルートホールディングス<6098.T>、楽天グループ<4755.T>がしっかり。三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が急伸した。 出所:MINKABU PRESS

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