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和田興産 Research Memo(8):主力の分譲マンション販売では、2025年2月期竣工物件の8割以上が契約済み
配信日時:2024/05/17 15:08
配信元:FISCO
*15:08JST 和田興産 Research Memo(8):主力の分譲マンション販売では、2025年2月期竣工物件の8割以上が契約済み
■和田興産<8931>の今後の見通し
2. 事業セグメント別見通し
事業別には以下のように計画している。
(1) 分譲マンション販売
売上高について、前期比0.8%減の29,700百万円を計画している。2025年2月期の引渡戸数は同56戸減の630戸であるが、戸当たり平均価格は同3百万円増の47百万円の見通しだ。引渡戸数は減少するものの、販売単価の上昇により概ね前期並みの売上高を計画している。新規エリアとなる大阪府堺市に「ワコーレ北花田レジデンス」を2023年8月に発売。総戸数54戸、OsakaMetro御堂筋線「北花田」駅徒歩10分の好立地で、契約も好調に進捗しており、2025年3月引渡予定である。
竣工予定物件は、棟数14棟、総戸数643戸であるが、2024年2月末時点の契約戸数は539戸、契約率は83.8%に達している。さらに、地域別の仕入済未発売プロジェクト数は、神戸市で20棟:915戸、阪神間で9棟:262戸、明石市~姫路市で7棟:391戸、大阪府で6棟:209戸に達しており、同事業が今後も同社の業績を牽引する見通しである。
(2) 戸建て住宅販売
売上高について、前期比9.1%増の2,200百万円を計画している。2025年2月期の引渡戸数は同6戸増の54戸を計画している。「ワコーレノイエ須磨妙法寺クラステラス」は、神戸市須磨区で、総区画数8区画、神戸市営地下鉄「妙法寺」駅徒歩7分の好立地で、開放的な立地条件を生かして「スカイバルコニー」を全邸に採用している。さらに、地震の揺れを軽減する木造住宅用制震装置「マモリー」も採用している。
(3) その他不動産販売
売上高について、前期比9.4%増の4,000百万円を計画している。販売用収益物件の売却が好調で、仕入・開発にも注力する。開発中物件は、木造収益物件が8プロジェクト:87戸、鉄骨収益物件が58プロジェクト:823戸、RC収益物件が2プロジェクト:94戸で、合計68プロジェクト:1,004戸である。また、2025年2月期の販売予定物件は、木造収益物件が1プロジェクト:3戸、鉄骨収益物件が14プロジェクト:234戸、合計15プロジェクト:237戸である。そのなかで、神戸市長田区の「ワコーレヴィータ蓮池町」は、総戸数9戸で、山陽電鉄「西代」駅徒歩4分の好立地である。全邸が日当たりの良い南向きであり、届け物の受取りに便利な宅配ボックスを設置している。
(4) 不動産賃貸収入
売上高について、前期比2.7%減の3,100百万円を計画している。引き続き高稼働率維持により、安定収益を確保する。前期実績では、賃貸収入構成比は、住居73.4%、店舗・事務所等21.6%、駐車場3.1%、トランクルーム他1.9%であった。また前期末時点の稼働率は住居97.8%、店舗・事務所等97.4%、駐車場89.8%であった。そのなかで、「ワコーレヴィータ森北町」は、神戸市東灘区にあり、総戸数27戸で、JR「甲南山手」駅徒歩9分の好立地である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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2. 事業セグメント別見通し
事業別には以下のように計画している。
(1) 分譲マンション販売
売上高について、前期比0.8%減の29,700百万円を計画している。2025年2月期の引渡戸数は同56戸減の630戸であるが、戸当たり平均価格は同3百万円増の47百万円の見通しだ。引渡戸数は減少するものの、販売単価の上昇により概ね前期並みの売上高を計画している。新規エリアとなる大阪府堺市に「ワコーレ北花田レジデンス」を2023年8月に発売。総戸数54戸、OsakaMetro御堂筋線「北花田」駅徒歩10分の好立地で、契約も好調に進捗しており、2025年3月引渡予定である。
竣工予定物件は、棟数14棟、総戸数643戸であるが、2024年2月末時点の契約戸数は539戸、契約率は83.8%に達している。さらに、地域別の仕入済未発売プロジェクト数は、神戸市で20棟:915戸、阪神間で9棟:262戸、明石市~姫路市で7棟:391戸、大阪府で6棟:209戸に達しており、同事業が今後も同社の業績を牽引する見通しである。
(2) 戸建て住宅販売
売上高について、前期比9.1%増の2,200百万円を計画している。2025年2月期の引渡戸数は同6戸増の54戸を計画している。「ワコーレノイエ須磨妙法寺クラステラス」は、神戸市須磨区で、総区画数8区画、神戸市営地下鉄「妙法寺」駅徒歩7分の好立地で、開放的な立地条件を生かして「スカイバルコニー」を全邸に採用している。さらに、地震の揺れを軽減する木造住宅用制震装置「マモリー」も採用している。
(3) その他不動産販売
売上高について、前期比9.4%増の4,000百万円を計画している。販売用収益物件の売却が好調で、仕入・開発にも注力する。開発中物件は、木造収益物件が8プロジェクト:87戸、鉄骨収益物件が58プロジェクト:823戸、RC収益物件が2プロジェクト:94戸で、合計68プロジェクト:1,004戸である。また、2025年2月期の販売予定物件は、木造収益物件が1プロジェクト:3戸、鉄骨収益物件が14プロジェクト:234戸、合計15プロジェクト:237戸である。そのなかで、神戸市長田区の「ワコーレヴィータ蓮池町」は、総戸数9戸で、山陽電鉄「西代」駅徒歩4分の好立地である。全邸が日当たりの良い南向きであり、届け物の受取りに便利な宅配ボックスを設置している。
(4) 不動産賃貸収入
売上高について、前期比2.7%減の3,100百万円を計画している。引き続き高稼働率維持により、安定収益を確保する。前期実績では、賃貸収入構成比は、住居73.4%、店舗・事務所等21.6%、駐車場3.1%、トランクルーム他1.9%であった。また前期末時点の稼働率は住居97.8%、店舗・事務所等97.4%、駐車場89.8%であった。そのなかで、「ワコーレヴィータ森北町」は、神戸市東灘区にあり、総戸数27戸で、JR「甲南山手」駅徒歩9分の好立地である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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