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午前:債券サマリー 先物は大幅続落、長期金利は約5カ月ぶり高水準

配信日時:2024/04/11 12:33 配信元:MINKABU
 11日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は大幅続落。10日に発表された3月の米消費者物価指数(CPI)が強い内容だったことを受け、米長期金利が大きく上昇したことが影響した。  米3月CPIが市場予想から上振れしたことで、前日の米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期が後ずれするとの見方が強まった。米長期金利は一時4.56%と昨年11月中旬以来の高水準をつけ、この流れが東京市場に波及するかたちで国内債は売りが先行。一段の円安進行を抑えるため日銀が追加利上げに動くとの思惑も債券売りにつながり、先物は一時144円60銭まで下押した。その後は下げ渋ったものの、きょう財務省が実施する20年債入札の結果を見極めたいとした戻りは限定的だった。  午前11時の先物6月限の終値は、前日比46銭安の144円66銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.040%上昇の0.835%と約5カ月ぶりの水準で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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