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午後:債券サマリー 先物は反落、日銀植田総裁発言も重荷 長期金利0.795%に上昇
配信日時:2024/04/10 15:13
配信元:MINKABU
10日の債券市場で先物中心限月6月限は反落した。米ブルームバーグ通信が日本時間9日夜、25日~26日に開かれる日銀の金融政策決定会合に関し、24年度の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)の見通しの上方修正について議論する公算が大きい、と報じた。これを受けて、早期の日銀による追加利上げの観測が広がり、金利の上昇(債券価格の下落)を見込んだ投資家の売りを促した。
この日は財務省による利付国債の入札や日銀による定例の国債買い入れオペなど需給イベントがなく、日本時間の今晩には米3月消費者物価指数の公表を控えており、積極的な売買が手控えられやすい地合いにあった。前日の米国市場で長期債券相場が上昇(金利が低下)したとあって、先物は朝方にプラス圏で推移する場面があったが、買いは続かなかった。
取引時間中には日銀の植田和男総裁による国会での発言も伝わった。植田総裁は、基調的な物価上昇率が見通し通りに上昇していくのであれば、緩和の度合いを縮小するのが適切になるとの考えを示した。金融政策に関する発言に対し、タカ派的と受け止めた投資家も存在し、円債相場には重荷となった。
先物6月限は前営業日比13銭安の145円12銭で取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.010%高い0.795%に上昇した。
出所:MINKABU PRESS
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