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午前:債券サマリー 先物は反落、日銀追加利上げ観測広がり長期金利0.790%に上昇

配信日時:2024/04/10 11:16 配信元:MINKABU
 10日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反落した。日銀の追加利上げの思惑が広がったことが重荷となった。一方、前日の米国市場で長期債相場が上昇(金利が低下)したこともあって、下値を模索する姿勢は限られた。  米ブルームバーグ通信が日本時間9日夜、日銀が25日~26日に開く金融政策決定会合に関し、24年度の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)の見通しの上方修正を議論する公算が大きい、と報じた。これを受けて日銀の追加利上げ観測が広がり、金利の上昇(債券価格の下落)を見込んだ投資家による債券売りが促される形となった。  半面、原油相場の上昇が一服し、前日の米国市場では長期金利が低下した。これを支えに、円債市場で債券先物は朝方にプラス圏で推移する場面があった。  先物6月限は前営業日比10銭安の145円15銭で午前の取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は同0.005%高い0.790%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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